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2005年11月10日
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カテゴリ: マジです
 10月の終わり頃、【にがい涙の大地から】と言う映画を観ました。

 第二次世界大戦が終結する頃、旧日本軍(関東軍)がいい加減に処理した、というより隠蔽した、細菌兵器や爆弾などによって、
戦後何年もしてから負傷などし、今現在も苦しんでいる、中国の人達の姿を淡々と記録した、
日本人女性(海原友子)監督の手になる、ドキュメンタリー映画です。

 爆弾で負傷した父の入院・死亡で、多額の借金ができ、夢を諦めて学校を中退し、働きづめの女性。
細菌爆弾が入ったドラム缶の、中身の成分の調査に関わり、10分以上続く咳に悩まされ、夜も寝られなくなった、お医者さん。
漁をしていた時に、網に引っかかったドラム缶のせいで、全身が膿で腐り、免疫力・体力がなくなり働けなくなった、漁師さん。
そして、けがをしたり、病気になったりした人達の、妻達――。

 みんな、普通に、真面目に、生きてきた人達です。

〈病気〉と言っても、治療法もなく、ただ辛いだけ日々を、過ごしているのです。

 だから、日本政府を相手取り、裁判を起こしました。
「勝訴」を勝ち取った喜びもつかの間、2日後には、控訴されました。
 彼らは何処まで傷つけられ、いつまで苦しめば良いのでしょう?

 『戦後60年』と言いますが、まだまだ戦争が終わっていない人がいます。
終わったはずの戦争に、苦しめられている人もいます。





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最終更新日  2005年11月13日 00時33分07秒
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