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帷子の家檜のいい匂い
2014年10月31日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。明日からの三連休は雨模様のようで今朝の気温も先日と打って変わって14度と10度近い差があります。さて前回、正しい暖房と言いましたがそれについての私の考え世の中にはいろんな法律があってドイツやアメリカではアパートのオーナーはその住居の室温を冬季に18度とか20度以上にしなければならない法律があるとこちらのブログにもご紹介されています。人の居るリビングだけでなく全室その温度にする必要があるわけですから廊下が寒いとかトイレやバスが寒いなんてことは無いわけでヒートショックあるとすれば寒い外から帰ってきた時ぐらいでしょうか(^_^)自然派と称する工務店の中には室内は寒いほうが体が鍛えられるとか健康になって子供のためにはいいなどと言われることもありますがアメリアやヨーロッパのアパートの住人が風邪をひきやすいとかひ弱だなどと聞いたことはありません。体を鍛えるには外で運動するのが一番家はその疲れを癒す場所であると考えれば外で運動して、家の中でも寒い思いをして体を鍛える?というのは私にはクエスチョンであります。美濃地方では11月から4月の半ばまでが暖房期ほぼ6ヶ月あります。この期間、家の中の室温をどこでも18度できれば20度以上にすることが家の中でヒートショックを起こさせないつまり健康に暮らせる正しい暖房と考えます。さて、家中20度以上にするどの部屋もです。同時に考えなければならないのはその費用20度の室温を維持するための暖房費も考えなければ意味がありません。どんなスカスカ住宅でもガンガンストーブを焚けば20度以上になりますがその費用もガンガン上がります。ドイツのパッシブハウスの基準では暖房負荷が15kwh/m2以下と規定しています。(その他にも規定がありますが今回は暖房)つまりガンガンストーブを焚けないんですね。そんなことをすればこの数字をすぐに超えてしまいます。金額で出てないのは為替の問題や暖房に使うエネルギーがガスや灯油、電気と様々なので国ごとのあるいは家庭ごとの比較ができないためkwhでしたら灯油もガスも変換できます。エアコンで暖房する家も灯油で暖房する家もガスで暖房する家もkwhというひとつのものさしで比較できます。それが15kwh/m2100m2、30坪の家なら15x100で1500kwhということになります。既にEUではエネルギーパスといって家の性能を数値化して消費者に示すことが義務化されています。つまり、あなたが来年家を建てるとしてその家で冬季に全室20度以上にしたときどのぐらいの暖房費が必要か明示しなければならないという法律です。EUで家を建てる人はその数値をみて比較検討ということになりますから暖かい家などという日本でよく使われる抽象的な文言では誰も家を買いません。正しい暖房とは冬季に家の中のどの部屋も20度以上に保たれていること。同時に消費していい熱量はパッシブハウスで基準で行けば15kwh/m2日本でも2030年ごろにはそれが標準になると思われます。
2014年10月31日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。今朝は冷え込みましたね。名古屋の今朝の気温が7.5度とかリビングに降りてくると肌寒いということで早速エアコンのスイッチを入れましたが気になって気温を見ると18.6度、湿度は45%です。この温度ならそんなに寒く感じなくてもとも思うのですが体が慣れていないのかもしれません。母屋の廊下に出ると明らかに寒い(^_^)気温は11.8度 湿度は67%湿度が異なりますがこれは温度によって空気中に存在できる水蒸気の割合が異なることからくるもので相対湿度といいます。それに対し絶対湿度はgで表わされて両方共、空気1kgに含まれる水蒸気の量は6gほどで同じです。事務所の外の気温はどうでしょう、名古屋が7.5度なら5度くらいかと思ったのですが・・・・3.5度名古屋より空気が澄んで放射冷却の影響が大きいようですね。はっきり言って寒い!さて、美濃地方で今朝暖房のスイッチを入れた方新築の方でもかなり存在すると思いますが私が入っている百年の家projectではヒートショックゼロ月間というのをやります。ヒートショックをゼロにするには、正しい暖房を知っておくことが必須でも正しい暖房って何?それに正しい暖房したらいくらかかるの?まさか、暖房つけっぱなしにして目が飛び出るくらいの電気代の請求が来たら・・うちは寒くてエアコンだけでは無理灯油のストーブが欠かせないから灯油代も?最低限の燃費で部屋の温度が18度以下にならないようにするというのがひとつの指針ドイツのパッシブハウスやスイスのミネルギーハウスなど床面積あたりの暖房消費エネルギーを規定しています。簡単に言えば室温18度以上に保つために使っていいお金(エネルギー)の上限を規定しているわけです。ということは家自体の質を上げなければそれは実現できませんし太陽光パネルだけでどうこう出来るものではありません。今建てられている家でそしてパネルを載せてる家でそれを実現できる家はほとんどないでしょうでもあと何年かするとそういう時代が日本でも来ます。国交省はそのロードマップ(行程表)まで作っているのですから。2020年と言えば、あとわずか6年後2030年は16年後今建てられている家よりかなり高性能な家になります。16年といえば35歳で家を建てれば50歳今朝の気温で暖房しなければならないかパジャマのまま朝食を食べれるか健康に暮らすためには暖かい家は必須です。もちろん、低燃費で。
2014年10月29日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。昨日は法事で高山駅の改札を出ると先日の京都と同じく随分な人出です。古い町並みの上三之町はご覧の状態で京都の錦小路に負けません。ただ、聞いてみると流行っているのは飲食店とホンマもんを扱うお店いいものにはそれ相応の対価を出すけど~風のものはxだそうで本物しか残っていかない時代になっているようです。さて、法事の後のお斎はこちら洲さきと書いてあります。宗和流本膳崩で上のHPの写真でご紹介されてる料理であります。いつもは料理のご紹介ですが本日はその周辺のお話し。こちらはビールグラス一見、何の変哲もないビールグラスのように見えます。でもとても薄くて軽い強く握れば割れてしまうような錯覚に陥ります。酒飲みの方はお分かり頂けると思いますがお酒でもビールでも器によって味が異なります。缶ビールを缶から直接飲んだ時の味と器に注いで飲んだ時の味を思い浮かべればわかりますし、お酒に燗をして器を変えて飲んでみるとその違いがよくわかります。こちらのグラスはもともと電球を作っていた硝子メーカーのものひとつのお値段は信じてもらえないかもしれません(^_^)洗う時もしまう時も注意が必要で特に内側を拭くときに注意が必要です。グラスを割るのはこの内側をひねりながら拭くときで怪我もしやすいです。美味しいお酒やビールを楽しみたい方には必需品かもしれませんね、オンラインショップもありますから興味のある方は一度お訪ね下さい、それなりの価格がしますけど。洲さきのような料亭は敷居が高いと思われるかもしれませんが外国の女性が一人でふらりと入って食べていかれる場合も多いとかお昼のお値段もHPに出ていますから料理も器も雰囲気も建物も楽しみたい方にはお手頃かと思われます。京都で同じような場所で同じような食事をしようとすればこちらの倍以上はしますから。もう一つこちらは袴にお銚子が入ってます。中にはこのように柿の葉が敷いてあります。季節感を出すためのものという意味もありますが袴は春慶塗で漆が塗ってありますからとてもデリケート熱い燗をしたお銚子をそのまま載せれば跡が付きますから袴を保護しなければなりません。このお銚子をうっかりお膳の上におけばやはり同じように跡がつきますから注意が必要です。もちろんお膳が置いてあるテーブルも漆塗りお酒に酔ってついうっかり置いたりすれば周りから注意されます。(^_^)器や料理、雰囲気も含めてそれなりの体験が京都の半額以下でできますから高山はお勧めスポットです。
2014年10月27日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。二日ほど所要で京都に行ってきました。相変わらずの人出で8月末に行った時と変わりません。日本で唯一成功を実感できるアベノミクスであります。錦小路に初日の夕方に行くと上のような人出夕方だから当たり前の人出かと思い平日の午後ならと二日目の午後にも検証のため行きましたが全く同じような人手で外国の観光客も数多くいました。紅葉シーズン前でこの人出ですから来月になったらどうなることかアベノミクスの片鱗を感じたい方には京都は最高の街であります。そんな錦小路の中にある「有次」包丁と料理道具の専門店ですがここもこの人出ですから強気の商売が可能でキャッシュオンリー、カード不可店内も外国人が3割ほどいてみな刃物を買って行きます。もっともネットで購入できますから行けない方はそちらで買えます。そんな店内の奥にひっそりとあるのがこれ槍(やり)カンナお値段は64.800円普段皆さんが見慣れている台の付いたかんなを台鉋(だいかんな)と言いますがこの形の台鉋が出るまでは槍カンナで仕上げをしてました。もちろん法隆寺に代表される古い神社仏閣も全て槍カンナが使われています。私は使えませんが気持ちが動きます・・・さて、今回の京都訪問で気づいたのが板貼りの外壁が意外にチープシックだったことこちらをご覧下さい。こちらもこのような板張りの外壁の建物が町中のいたるところにあります。それもそこそこ古い建物に多いのです。それに比べこちらの下見板張りは上の板張りに比べて材料も手間も余分にかかっています。折立の家両者とも現在の基準から言えば板の内側には防火のための材料が必要になりますから防水、防火ともに性能としては変わりがありませんからデザインや見た目の違いとなります。京都のような街で町中の古い建物も含めて多く見られるということは時間という審判を受けているわけで広く受け入れられていることを示しています。手間や材料は随分違ってきますが機能とデザインという観点から見ればこれもひとつの選択肢と考えられます。それに傷んだ場合の補修の容易さということを考えれば、この京都のチープシックな板壁はある意味クールこの板張り古い家の改装や使い方次第では新築住宅でも使えそうで今回の京都訪問の収穫のひとつでした。
2014年10月24日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。10日ほど前は台風の暴風雨圏内に入っていたのに一昨日はエアコンで暖房していた美濃地方です。朝の最低気温も10度を割ってましたからそれなりに寒いのですが台風が過ぎて1週間で暖房は人生初の体験でした。我が家のように築100年ほどの家なら仕方がありませんがここ10年以内に造られた家で暖房されたとしたらその家の断熱性能には眉に唾を付ける必要があります。恐らく、多くの家で暖房をしていたと思いますが・・・2020年には断熱性能の基準が義務化されますからひょっとして、一昨日暖房していた家は既存不適格の家になるかもしれません。さて、先日Lixilの担当者が新しいサッシの商品説明に来ました。従来のLixilのサッシのカタログには熱貫流率などいくら探しても出てませんでしたがこのカタログには一番目につくところにデカデカと出てますね(^_^)来年1月に発売する高性能サッシERSTERXの事前説明ですが発売の2ヶ月以上前に商品説明に来るのは初めてのことLixilもそこそこ気合が入っているようです。三協はスマージュYKKもAPW430といった高性能サッシを出しています。Lixilは最大手ながらいつも後出しジャンケンこの体質をいつもいじっているのですがなかなか治りません(^_^)本来なら業界のリーディングカンパニーなのですからリスクを負って最初に出すべきところ同業他社の動向を見てからというわけです。戦略と言えば聞こえがいいのですが日本の窓の新しい時代を先頭に立って切り開いていくという気概が微塵も見られません。いきおい、担当者にはそのような話からはいりますから少々居心地が悪いようですがそれでもご覧の写真のような性能のサッシですから私の辛辣な言葉にもメゲズ明るい顔をしておりました。「それでも田原さん、性能のいいサッシはいいですよ」とこちらの思いを見透かされています。そんなこと、言われんでもわかっとるわ。性能的にいいのはOK後はコストパフォーマンスや納期ざっと聞いた説明だけでは判断しかねるところもあり結論は実際に販売されてからになりそうです。ちなみに他の工務店や設計事務所の反応を聞くと実はうちが初めてでまだ全く回っていないとのこと最初に来たのはLixilにいつも辛辣なことを言っていたからかもしれません。シャノンは北海道という地域ブランド的なところがありましたがこれで三協、YKK、Lixilと日本の大手サッシメーカー3社の高性能サッシが出揃うことになります。どの社も見据えているのは2020年の省エネ基準の義務化「窓」後進国ニッポンの汚名を返上できるかはひとえに実務者の意識と消費者の支持Lixilの担当者に岐阜で一番売れてるのはまだデュオPG?と聞いたところ昨年からサーモスになったとのこと少しづつですがいい方向に進んでいるようにみえますがLow-Eのペアガラス、アルミ樹脂複合のサーモスの熱貫流率は3.49アルミだと4.07ですから道のりはまだ遥か先と言っていいでしょう。日本の窓の性能の最高基準が韓国や中国の最低基準と同じなのですから。お上の基準なんてあてにはなりません。
2014年10月22日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。週末はMOKスクールで大阪講義は桜設計集団の安井昇さんと佐藤孝浩さんそれに日影良孝さん安井先生と佐藤先生は同じ桜設計集団の方で防火と構造がご専門日影先生は「手のひらに太陽の家」プロジェクトで震災の支援をされています。安井先生は防火の専門家でいろんな建物に火をつけて実験されていて最近は筑波でも下呂でも3階建ての木造校舎に火をつけていました(^_^)「燃やし系」の安井さんと言われているとか・・住宅を専門に造る工務店や設計者にとって防火性能に関する法規や基準の知識は必須項目ですがここ数年で随分変化しています。変化しているということはどんどん変わっているということで意外に知らない設計者もいたりします。以前、火災保険の話をしましたが法律的には住んでいる地区によって4つに分かれます。防火地区準防火地区22条地域無指定上にあがるほど規制が厳しくなって外壁やサッシ、軒裏などに使う資材が防火の認定が取れてるものを使うことになります。市街地の場合は22条地域か準防火地域がほとんどで建物の密集地なら防火地域の場合もあります。そんな中で木造住宅を建てる時に例えば美濃市の古い町並みや岐阜市内でも昔の面影を残す街並みの中に家を建てる場合以前は木材を外部に出すことはできませんでした。例えば木材が現しの軒裏であったり、柱が外に出ている真壁の家であったり木製の玄関扉であったりこれらは伝統的な日本建築には欠かせないものですがそのような家を準耐火建築物として作ることはできませんでした。リフォームで改修するか醜悪なビルやコンクリート鉄骨で建てる以外はなかったのですが今ではいろんな告示や大臣認定で準防火地域で木造の準耐火建築物を造ることが可能になっています。古い町並みにあった木材が外に現れている建物をです。と言っても防火は大原則ですからいろんな火災実験を通して個別の大臣認定をとっていくという考えただけでも手間と暇とお金がかかるやりかたで可能にされています。火災は出さない、もらわないが基本で木造ということに火災に弱いのではとお考えになる方も多くいますがそれはあたっているともあたっていないとも言えます。きちんとした防火対策が取られた木造は火災にも対応できます。ヨーロッパやアメリカでは木造のビルや共同住宅が随分建てられていることからもお分かり頂けると思います。コンクリートや鉄ではなく唯一、再生可能な資源である木の可能性は今後ますます大きくなっていくでしょう。岐阜や各務原、美濃市や高山、古川と言った古い町並みのある地域で昔ながらの趣のある伝統的な木造住宅を建てることが可能になっています。街中の古い家で一旦は新築を検討しても防火上の問題で諦めた方そのまま我慢して住み続けている方には朗報かと思います。講義の行われた大阪木材仲買会館木造の3階建て(一部コンクリート造)この建物もいろんな工夫で木造を可能にしています設計施工:竹中工務店ところで岐阜県で一番醜悪な建物は高山の古い町並みにあるNTTのビル鉄塔は昨年解体されましたが建物はそのまま今年の8月には京都で屋外看板が一斉に撤去されてとても気持ちのいい町並みになりましたが高山のNTTビル、いつ引っ越してくれるかとても気になります。
2014年10月19日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。今朝は11度ちょっと、もうすこしで10度を切りそうな美濃地方です。今朝の予報では明日は冷え込むとか今シーズン初の一桁温度になりそうです。これからの季節脱衣室やお風呂が寒くなります。昨年の中日新聞では入浴で急死した方が一万7千人随分、多くの方が亡くなっていますが統計数字はなくなっている方だけですから後遺症の残った方はこの数倍はいると思われます。交通事故で亡くなった方の数字(同4千3百人 25年度)と比較すればその多さがご理解いただけます。交通事故では2時間で一人ですから浴室でなくなる方は30分に一人ということになります。入浴はある意味日本独特の習慣諸外国は中国も含めシャワーが中心で肩までお湯に浸かるという習慣がありません。冷えた体を入浴で暖める。とても気持ちのいいものですが裏返し言えば家の中で冷えてしまった体を入浴で暖める。その勢いで布団に入らなければ寒さを強く感じてしまうということでしょうか脱衣室、廊下も含め室内が快適な温度であれば「冷えた体を入用で暖める」という感覚は強くは起こらないと思われます。ちなみに諸外国の入浴中に亡くなった方の統計もあります。日本が突出していることがわかります。10万人あたり18.34ということは1億人で18000人ですから12年前の2001年の統計とほぼ変わりなし。日本の脱衣室、お風呂の温熱環境が10年以上前と変わっていないことを示しています。10年前ですら新築のお風呂はほぼユニットバスになっています。以前の冷たいタイルのお風呂はほぼ作られていないのに数字が減少していないことを考えなければなりません。次世代基準の家でもお風呂や脱衣室は寒いのです。健康寿命を維持するためにも脱衣室やお風呂を暖める工夫が必要です。
2014年10月17日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。台風が去ってからは少し気温が下がったようで夜は肌寒く感じるようになりました。ということでいよいよ、暖房の季節の到来です。さて、先週、新住協のオープンセミナーの案内が新しいQPEXとともに送られてきました。オープンセミナーなので会員以外の方も対象で誰でも受講できます。講師は新住協の代表理事の鎌田先生テーマは「更に進化した超省エネ住宅設計手法」副題は「外壁は200mm断熱時代に突入!」副題の方がインパクトがありますが多くの方には20cmの厚みの断熱材なんてどこか遠い国の話にしか聞こえないでしょうね。でも、そんな方も暖かい家に住みたいなと心が惹かれます。冬の寒さに対してストレスのない生活がしたい・・誰もがせめて自分の家の中にいるときぐらい暖かく過ごしたいものです。しかし、実際は今までは家の断熱性能が追いついていませんでした。その多くは実務者(設計者、工務店、HM)の研究不足によるもので資材メーカーの対応も後手に回ったものでした。つまり、冬の家の中は寒いのが当たり前というのが常識でホテルのように寒さに対してストレスがないなんていうのは考えられませんでした。でも、もしホテルに宿泊して部屋が寒かったり、お風呂や脱衣室が冷えていたとしたら恐らく、サービスが悪いと感じたり二度と泊まらないと考えるかもしれません。レストランや美容室、ファミレスでさえあなたが顧客として訪れたとき寒さにストレスを感じることは恐らくありません。なぜ、ご自分の家では寒いのが当たり前なのかを考える必要があります。廊下もトイレも、脱衣室もお風呂も一歩部屋を出ればそこはかな~り寒い部屋・・それが普通?家中が暖かい家に住んだ経験が無いので想像できないというのが本当のところではないでしょうか。それと、今でさえ暖房費がかかるのにそんなことを(家中を暖かかくする)すれば一体いくらの暖房代になるか経済的にもそんな無駄使いはできないだから頭の先から家中暖かくするなんて発想は頭の片隅にさえ浮かんできませんでした。でもそれは先ほどお話したようにいままで実務者の研究不足で断熱性が悪い家しか作られていなかったからとしたら・・美濃地方と同じくらいの寒さの北関東では新住協の会員が数多く新築や断熱改修で200mmの断熱の家を作っています。紙太材木店でも今建築中の粟野の家では220mm来月着手する美濃加茂の家では現状の建物の外に100mmの断熱を付加します。もちろんそれに伴いサッシもより性能のよいものに交換することになります。こちらの書店ではお目にかかれませんがこんな雑誌もあって住んでいる人の感想もいろいろ出ています。今回の鎌田先生の副題「外壁は200mm断熱時代に突入!」がどこか遠い国の話ではなく日本で、それも気候も美濃地方と変わらない北関東で当たり前のように建てられているのがこの雑誌を読むとわかります。今回の講演は平日の昼間ですから一般の方は時間的な制約もあるかもしれません、内容も一部実務者向けのものもありますが暖かい家に住みたいと思われる方は参加しても損はありません、難しい話の時は寝ていればいいのですから。2014年11月19日(水)13:30~17:00名古屋国際会議場 2号館名古屋市熱田区熱田西町1番1号受講費(3000円)
2014年10月15日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。三連休の最終日いかがお過ごしでしょうか?台風が近づいてますから行楽気分には程遠いのが実情かもしれません。実は今日は亡き父の法事数日前からどうしよう、などと家人と相談してましたが「運が良かった父」という根拠のない一言で強行することになりました。平穏無事に終わってくれることを願うばかりであります。さて、可児市の古い農家の改装現場耐震補強の基礎工事も出来上がり丹羽大工さん親子が汗を流しています。お風呂もトイレも新しくなりますから仮設のものも設置してあります。一週間ほどでしたらスーパー銭湯なんて手もありますが工事には3ヶ月近くかかりますから工事中の生活の質はどうしても低下してしまいます。アパートにお引越しをお願いする場合もありますが出来るだけお客様には経済的な負担を軽くしてあげたいのと同時に工事中の生活も一定水準を維持したい。工事の規模や内容、お客様の年齢や生活スタイルなど個々のお客様に合わせて検討しなければなりません。ところで、今回のリノベーション工事にも薪ストーブを使います。前回の折立の家でも薪ストーブを使いましたがその時の薪ストーブはベルギー製のドブレ760株式会社メトス HPより最高出力は13.0kW(11,180kcal/h)ですから暖房能力の目安は54~129m2 (33~78畳)断熱性の条件により違いますが気密と断熱をセオリー通りしてありますからこの一台で家中暖かくなります。(40坪ありますけど)1階の脱衣室にも暖かい空気を送り込む工夫がしてありますから寒くなるのが楽しみな家です。今回の西帷子の家ではご主人が探されたアグニ株式会社岡本 HPよりこれも最高出力は11,520kcal/hですからドブレと同じ能力があります。このストーブの特徴は針葉樹も燃やせることと日本製であること、それにクリーンバーンと触媒のハイブリッド燃焼形式じつはお隣の関市で作っているんですね。創業が永禄3年(西暦1560年)という鋳物屋さんが作ってます。古い民家のリノベーションをする場合常に考えなければならないのは温熱環境つまり暖房器具に何を使うか。断熱材や気密度合い、サッシの性能、伝統的な和のデザインなど様々な項目を検討し温熱環境を改善しなければなりません。再生したけど昔のままの寒い家では喜びも半減してしまいます。お寺の本堂のような家でも大容量の出力の暖房機を使えば暖かくなりますが燃費も相当なものになってしまいます。その点、薪ストーブであればどんなスカスカ住宅でもそこそこ暖かくなります。でもこれははっきり言えば趣味の世界誰でもお使いになれるものではありません。薪集めが趣味薪割りが楽しい斧に興味があるチェーンソーが好き etc・・ワイルドな生活スタイルが苦にならない人向けの暖房機一般の方全てには当てはまりません。でも薪がふんだんに手に入る環境の方は一度試してみてもいいかもしれません。特にアグニは針葉樹つまり建築の端材でも燃やせますからより多くの人に薪ストーブをグッと身近にしてくれました。来月末には完成予定ですから設置したらまたご報告しますね、暖かいですよ~もちろんあなたの家にも取り付けできますよ(^_^)
2014年10月13日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。今週も週末の連休は台風養生父の法事も連休中にありますから早めの準備が無難ですがその時間が取れるか疑問であります。(要領が悪いだけかも・・)さて、APWから逃げていく暖かさ熱貫流率とも言いますがカタログ値では0.91(遮蔽型)これは相当いい数字なんですが本当か?と眉に唾を付ける悪い癖があります。プリウスも公称30km/Lですが実際に乗ってみるとどうやったらそんな数字が出るんだ?(中には超えてる人もいますけど)プリウスのように給油の度に確認できればいいのですがサッシから逃げていく暖かさは確認のしようがありません。ということで計算となります。一口に「サッシ」から逃げていく暖かさと言ってしまってますがサッシはあたりまえですが、ガラスとフレームからできています。フレームはガラスの周りの枠と建物本体に取り付けてある枠があります。ガラスとフレームは材質が異なるわけで当然フレームから逃げていく暖かさとガラスから逃げていく温かさは同じ材質ではありませんから異なります。でもちょっと待ってください。ガラスの面積とフレームの面積って当然ガラスの面積の方が広いけど・・実は面積あたりになおすとガラスよりフレームから逃げていく熱の方がとっても多い両者の材質にもよりますから一概に言えませんがほぼ同じくらいと思っていただいていいでしょう。そう、同じくらいなんです。ということは小さいサッシ(幅40cm、高さ1m)のガラスとフレームの割合と大きなサッシ(幅1.6m、高さ2m)のそれとは全くことなることになります。そうなるとカタログに出ている数値はどれなんだ?実は、サッシ毎の熱貫流率を調べてくれる便利なサイトがこちらにあります。リビングアメニティ協会のサイトでこれを使うと家の窓ごとの熱貫流率が出てきます。ほとんどのメーカーのサッシに対応してますからご自分の家のすべてのサッシの個々の数値がわかりますお時間のある方はトライしてみてください。さてAPWの熱貫流率のカタログ値(遮熱型)は0.9このサイトで計算してみると小さなサッシではガラスとフレームの割合ではフレームの割合の方が大きくなりますからW405 H970の片開きサッシでは熱貫流率は1.31う~ん0.91よりかなり悪いですね。W1690 H2230の掃出しサッシではどうでしょう1.05小さなサッシよりグンと数字が良くなっていますが0.91よりは悪いいろんな種類のサッシがとガラスがありますからなかなかカタログ通りとはいきません。しかし少なくとも今日本で市販されてるサッシの中では最高峰の性能のサッシのひとつであることに変わりはありません。美濃地方で一番売れてるアルミに樹脂が貼ってあるようなデュオPGのペアガラスサッシなど足元にも及ばない性能であることは確かです。本日はかなりオタクっぽい話でしたが(^_^;)家から逃げていく熱の50%はサッシからですから暖かい家に住もうと思えばサッシの性能が大きく左右します。断熱材より先ずサッシを考えるのが暖かい家への第一歩です。
2014年10月10日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。台風の動きが気になります。数年前にも何周か続けて台風が接近したことがありましたが台風養上(足場に取り付けてあるあるネットを片方に寄せて縛る)とその復旧でてんやわんやになったことを覚えています。19号が日本の遥か彼方で逸れてくれることを祈るばかりです。さて、サッシのお話前回のブログでは前置きが長くなってしまって本題にたどり着けませんでした。冬に暖房して家を温めるとその家から逃げていく熱は床、壁、天井(屋根)、換気、窓(サッシ)から逃げていきますがその半分はサッシから20畳のLDKで暖房してもほぼ同じように暖かさはいろんなところから逃げていきます。でもサッシから半分と覚えておくとサッシの重要性がわかります。YKKが出しているAPW430のカタログサッシの性能はいくつもありますが(耐風性、気密性、水密性、遮音性、断熱性etc)住宅中級者の方(既にいろいろご自分でお調べになってる方)に見ていただきたいのは熱貫流率上のYKKのカタログにも大きく熱貫流率 0.91W/m2・K(日射遮蔽型)と出てます。これは1時間あたり1m2あたりサッシの内側と外側で1度の温度差があるときどれだけ熱が逃げていくかを示したもの。真冬に外が1度、室内が20度として幅が1.6mで高さが2mのサッシなら窓面積は3.2m2これで計算すると0.91(熱貫流率)x3.2(窓面積)x19(温度差)x1(時間)=55.3wこの窓からは1時間に55.3wの熱が逃げていくことを示しています。夕方帰宅してから寝るまでの6時間なら55.6x6時間=331.8w家中の窓の面積を足したら32m2つまり10倍の面積なら331.8x10=3318w=3.3kw20度の温度を維持しようとするとサッシから逃げていく熱の対策として3.3kwの熱を何らかの方法で入れる必要があります。APWなのでこれぐらいの数値で済みますが美濃地方で一番売れてるペアガラス、デュオPGだと熱貫流率は4.654.65/0.91=5.1ですから3.3kwの5.1倍で16.8KW6時間でこれだけの熱を入れる必要がありますから16.8/6=2.8ちょうど定格能力2.8kWのエアコン1台をいれておく必要があります。もちろん家からは先ほどお話ししたように床、壁、天井屋根、換気でも熱が逃げていきますからそれぞれからどれくらいの熱が逃げていくか計算して暖房器具の能力を見極める必要があります。ようやくここで本題でカタログの熱貫流率は本当に正しいのか?上の計算もYKKのAPW430で0.91デュオPGで4.65と計算してますが本当かなぁ今までメーカーのカタログ数値には辛酸を舐めてきましたから素直に信じることができません(^_^;)ということで検証ですが本日は時間が尽きてしまいましたm(._.)m最近なかなか早く起きれなくて・・続きは次回乞う、ご期待!
2014年10月08日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。台風養上すると来ないししないと来るなんとかの法則ですがそんなことは気にせず、可能性があるなるするのが基本ということで週末は現場やら自宅の台風養上ずぶ濡れで悪寒すら感じました。今現在、養生のおかげか雨も風もほとんど無いことに感謝しなければなりません。連子格子の内側は昔ながらのガラス窓なので外側に合板を固定します。さて、暖かい家をお望みなら断熱材より先ずサッシ。その理由はいつもこのブログをお読みの方はご理解頂けると思いますがもう一度お伝えすると家から暖房した熱の逃げていく割合は窓からが50%残りが床、壁、天井面積の割合から言えば床、壁、天井の面積を100とすると窓の面積は10%程度そこから50%の熱が逃げていきますから断熱材に何を使うかとか厚さをどうするかよりサッシを高性能なものにしたほうが遥かに効果があります。効果がある上にコストパフォーマンスもいいのが嬉しいところ。現場発泡の吹付ウレタンも高性能GWも断熱性能の熱伝導率は同じ0.035w/m2・K金額はHGW(高性能GW)に比べウレタン吹付は倍性能自体は同じで金額は倍ですからCPはよくないということを覚えておいてください。壁の厚さは軸組の在来工法であれば105mmか120mm2x4であれば89mmか138mm断熱材の性能は厚さに比例しますからこの壁の厚さの中にどんな断熱材を入れるかで断熱性能が変わってきますが壁を厚くしようとすると値段もグンと上がります。実は壁を厚くするよりサッシを高性能化する方がグンとお安くできます。壁を厚くするのにプラス50万円では足りませんがサッシの高性能化にプラス50万円なら家の性能はグンと上がります。つまり、とても暖かい家になるのです。なんといっても一般に使われてるサッシのペアガラスの断熱性能は厚さ1cmの断熱材と同じ断熱性能しかないのですから。厚さ1cmの断熱材と言ったら吹けば飛んでいきますね・・・・それがサッシの断熱性です。壁の10分の1しか断熱性がありません。これから家を建てようとされる方はデザインや間取りも大切ですがサッシの性能をきちんと調べておくと寒いということで損はしません。もっとも、私の言う寒いは真冬に素足でパジャマを着て家中どこでも寒さを感じずに行けるということが基準になります。そんな家に住みたいと思うのは今ではごく普通のこととなりましたし多くの方がそのような生活をしていますがそんな方は皆さんそれなりにサッシの性能についてお調べになっています。今日はサッシの熱貫流率についてもう一歩踏み込んだお話の予定でしたが前フリが長くなりすぎました。次回はあてにならないサッシのカタログに出ているU値の予定です。
2014年10月06日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。どんよりした曇り空、週末の台風の進路が気になります。南の方で進路を変えてくれることを願うばかりであります。さて、当社では初めてQ値1を切る住宅(0.85)となった粟野の家にサッシが搬入されました。YKKのAPW430先日、サッシの納入店に聞いたら岐阜県内でAPW430の出荷はこの物件の前にリフォームで一件だけとかまだまだ性能の良いサッシに対する認識は一般の方だけでなく、実務者の間でも相当低いようです。何よりも県内で一番売れてるサッシはLixilのデュオPGはっきり申し上げてこのサッシの熱貫流率は4.65W/m2・K部屋側にお情けの樹脂があるだけでペアガラスでアルミ樹脂サッシという大仰な名前を付けてます。サッシの性能はいろいろありますが基本はどれだけ熱を逃がさないかに付きます。デュオPGの熱貫流率は4.65各国の基準は下記の通り表の中で各国の国名の下にUw値が出てます。これが熱貫流率でどれだけの熱がサッシから逃げていくかを示しています。当然逃げていく熱は少ないほど室内は暖かいわけですがご覧のとおり、日本は4.7、フランスは2.1です。しかも各国はこの数字が最低基準でこの数値以下を義務化してますが日本は推奨値、義務化されてもいません・・・で、大手のサッシメーカーは性能の低いサッシで濡れ手に粟の大儲け?とここでいつものLixil批判でもありません。消費者側にも問題があります。安ければいいペアガラスならどれも同じガラスやサッシの性能なんて気にしたこともなくてただ、ペアガラスならそれでいいという考えに問題があります。メーカーとしても、消費者の意識がそのレベルではいくら世界に通用するようないいサッシを出しても誰も買わない。問題にするのは金額だけ。それならお望みのとおりの製品を作りましょう、最低ラインのサッシを出来るだけ安く。輸出なんて、性能が最低でどの国も買ってくれません、そんな最低なサッシが一番売れているのが日本の現状。大手のHMのサッシでも熱貫流率は2~2.4これから50年住む家です。サッシから逃げていく熱の量は家全体の50%断熱材が入っている壁や天井、床の面積より窓の面積は遥かに少ないのに50%もの熱がサッシから逃げていきます。断熱材云々よりサッシの性能の方がどれだけ暖かい家に貢献するか少し考えてみればお分かりになります一度取り付ければサッシを交換するには外壁の仕上材をはがさねければなりませんから簡単に取替はできません。暖かい家がいい、結露にはもうこりごりと多くの方が言われます。寒い家、結露の原因の多くはサッシの性能の低さによるものですから家をお建てになる方はそこのところをお調べになる必要があります。間違ってもHMの営業担当者の言うことを鵜呑みにしてはいけません。大手のHMのサッシでさえ世界基準で見れば最低性能なのですから。粟野の家の壁付加断熱で壁の厚さは25cmあります。今月着工する長期優良住宅化リフォームの家もAPW430を使います。住宅の新築をお考えの方はサッシの性能には十分な配慮をする必要があります。10年(40代)、20年(50代)先を考えれば少々高くても、損はしません。
2014年10月03日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。気持ちのいい朝です。でも、週末には台風が来そうな気配で落ち着きませんん。先週の台風は大きく逸れてくれましたが今回はどうなるか注視していく必要があります。さて、火災保険戸建住宅に住んでいる方は必ず入る必要がありますがひとつ覚えておかなければならないのはお隣からの出火でご自分の家が全焼してしまってもお隣に損害賠償の請求はできません。ということでご自分の家はご自分の責任で守る必要があります。ということで火災保険なのですが値上がりします。一昔前は住宅ローンを組むとその返済期間に合わせて長期の火災保険に入ることがローンの貸出条件でしたから30年分一括契約で一括支払いが普通木造住宅であれば資金計画に80万ぐらいの予算を組んでおく必要がありました。しかし、今は最短1年からでもOKで期間は問わず、火災保険に入っていることが条件となると長期は割引率が高いのが魅力ですが当初の資金計画に100万近い金額は重荷ということで最近は下の表のような状況長期だと3割近くの割引率になりますがそちらではなく2年以下の契約が6割近くとなっています。これで行けば毎年契約更改となりますから割引はありません。値上げの理由は最近の自然災害の多発による保険料支払いの増加台風も大型化してますし、集中豪雨も想像できない雨量で降ってきます。ひょうや竜巻もありますね。それと以前は降雪による被害が火災保険でカバーされることをご存知ない方が多かったのが最近では誰もが知るようになっとこともあります。値上がり幅は3.5%程度同時に10年を越える長期契約も廃止資金的に余裕のある方は今年中に割引幅の大きい30年長期のご契約がお勧めです。値上げまでにはまだ少し時間がありますから保険会社にいろいろ試算してもらうと火災保険の勉強にもなります。
2014年10月01日
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