引き続き、願掛け自粛中につき、覚書のみ。
『 姿なき殺人 』
1999 英 原題 『 Absent Friends 』
ギリアン・リンスコット 著
加地 美知子 訳
第一次世界大戦終結直後、英国。
しかし有力候補を始めとして次々と謎の殺人が ・・・・
CWA最優秀歴史ミステリー賞受賞作。
ミステリ要素としては、まあまあかなぁ。
一次大戦が欧州に残した傷跡やその時代の英国の雰囲気がよく分かって面白かったです。
また、婦人参政権のために闘うってどういうことなのかも垣間見たような。
選挙前夜、ポニーの弾く馬車を選挙カーとして、白いありきたりのろうそくを掲げての行進シーン。
「
子供時代に誰もが経験する、あのとてつもない幸福感が胸に突き上げてくるのを覚えた。
幸運であれば大人になってからもときどき経験することのある、自分は今、まさしく自分の
望む場所にいる、まさしく自分のやりたいことをやっていると実感したときに突き上げてくる
あの幸福感だ。
」 ( 抜粋 )
といっても、英国風フーダニット ( = Who’s done it ? ) の粋は出ず ( 恐らく意識的に )、
軽いタッチの小説でした。
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