1馬力子持ちFIRE 雑記

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リーマン人生の過半を三菱金曜会企業に捧げ、
現在は資本の過半を三菱グループ企業に捧ぐ、
元三菱リーマン。
1馬力/妻子持ち/賃貸で40代半ばにFIRE済。
アイコンは佐渡赤石。

大都会の真ん中に棲む世捨て人の雑記。

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2021.04.08
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カテゴリ: 読書のこと
読書日記です。
『歴史の大局を見渡す』
(ウィル・デュラント他)

​​​ ​​​

人類の遺産の創造とその記録
​​​​​​
未来は決して偶然起こるのではない。
それは常につくられてきたのである。

『​ パラダイムシフト ​』で紹介されて
いたので手に取ってみました。

歴史に関する本というと、
学生の頃に読んだ『歴史とは何か』
(E・H・カー)以来です。

『歴史とは何か』は、
「歴史とは現在と過去の対話である」
という文章が有名ですね。


だったので、読み通せるか心配でしたが、
杞憂でした。

非常に読みやすい(が考えさせられる)
エッセイ13編でした。




  「現在は過去の集積にほかならない。
  過去に目を向けることで現在を理解
  することが可能になる」(P12)

2.第2章 歴史と地球
  宇宙の中でとらえると人の歴史は
  ほんのわずかな時間にすぎない。
  そこで歴史からまず学べることは、
  人は謙虚であるべきということで
  ある。(P15)
  ⇒日々の悩みなんて、こう考えると
   ちっぽけなものです。 

3.第3章 生物学と歴史
  歴史から得られる生物学的教訓は、
  まず、人生は競争だということで
  ある。(P22)
  第二の生物学的教訓は、人生は
  淘汰だということである。(P24)
  人を自由にすると不平等が
  幾何級数的に拡大する。(P25)

  ⇒今日の自由主義経済下に
   おける格差の本質的な原因
   でしょうか。

5.第5章 人の性質と歴史
  人の性質は歴史の中でどれくらい
  変わったのだろうか。…。歴史を
  みるかぎり、人間の行動にはほとんど
  変化がない。…。手段や方法は
  変わっても、動機や目的は同じまま
  である。(P47)
  ⇒だからこそ、歴史は繰り返すの
   でしょうか。

6.第8章 経済学と歴史
  「人を管理できる人は、ものしか
  管理できない人を管理する。お金を
  管理できる人はすべてを管理する」。
  (P81)
  ⇒ということで、銀行が経済
   ピラミッドの頂点に上り詰めたと
   ありますが、今なら「情報を
   管理できる人はすべてを管理
   する」でしょうか。

7.第8章 経済学と歴史
  富の集中はごく自然な避けようの
  ないことで、暴力的、あるいは
  平和的再配分によってときどき
  緩和される。
  この視点からとらえると、
  経済史とは、富の集中と強制的
  再配分という収縮・弛緩を
  繰り返す社会的有機体のゆっくり
  とした心臓の鼓動であると
  いえよう。(P86)
  ⇒今は弛緩期にあると思いますが、
   どういった再配分になるのか。
   平和的再配分の道はあるのか。
   非常に考えさせられます。

8.第13章 進歩は本物か
  歴史とは、遺産の創造とその記録
  と言える。進歩とは、豊かな遺産を
  築いて守り、伝え、使うことで
  ある。(P160)
  ⇒人類の進歩に繋がるインパクト
   のある仕事を成し遂げたい
   ですね。

分量的にも読みやすいエッセイですが、
非常に考えさせられることが多い一冊
です。

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Last updated  2021.05.31 16:48:35
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