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今日は、恵子と賢浩の通う音楽学校のコンサートがあった。演奏するのは、各楽器からソロ、もしくはデュオ、トリオなど一組ぐらいで、賢浩は客席でみているだけだった。恵子が演奏したのは、「The Bag-Pipe Player - Mazurka Op.19 Nr.2」で、Henryk Wieniawskiの作品。私も恵子もこの作曲家を知らなかった。恵子のバイオリンの先生は、去年から替わって、現在はポーランド出身の若い女性。先生の話によると、ポーランドではとても有名な作曲家で、ショパンと並ぶほどだとか・・。ショパンの名のついたピアノの国際コンクールがあるが、バイオリンでは、ヘンリク・ヴェニャフスキ国際バイオリンコンクールというのもとても有名なのだそうだ。ニコちゃんがおなかがすいたとうるさいので、休憩時に賢浩とニコちゃんに、それぞれ、ジュースとバター・ブレッツェル(パン)を買ってあげた。家に帰ってから、「今日のコンサートで、何が一番良かった?」と聞いたら、「コーラ」と即答された・・・今週の水曜日、恵子は、10月にする職業研修に応募した病院の面接がある。私が車で送って行ってもいいのだけど、一人で通うことができない場所で研修するのは無理だし、どれだけ自立しているかということもチェック項目になる・・と学校で言われているそうだ。だから、わたしの知り合いのように、子供の面接に同行し、同席するというのは、ありえないよ、と言われた。電車で行くのは問題ないのだが、とにかく田舎なので、電車の本数が少ないし、バスとの乗り継ぎも良くない。それで、土曜日、実際にどれぐらい時間がかかるか、行ってみた。私は、その病院に一度いったことがあるが、タクシーで玄関に横付けだったので、あまりよく覚えていない。実際に行ってみたら、病院というよりは、療養所という感じだった。緑に囲まれ、花壇に色とりどりの花が咲き、建物も、中世の館みたいだし、あちこちにベンチがあり、いろいろな人が思い思いに、日向ぼっこをしたり、散歩をしたりしていた。すぐ近くにはショッピングセンターや工場が立ち並ぶ地域にありながら、小川を隔てたら、別世界が広がっていた。この病院は、神経系統専門の病院で、恵子は脳神経の働きに興味があるので、ここに応募した。脳神経外科で研修できたらいいな、と思っていたようだが、実際に病院を見て、どちらかというと老人ホームのような感じだったので、「私は、看護にはあまり興味がないから、そういう研修になるのなら、薬局でしようかな・・・」などと言い出した。たぶん、この病院の患者さんには、アルツハイマーとか痴呆症の人も多いのだと思う。私は、自分がここで検査をするように送られて、そのとき、たくさんの交通事故の急患が運ばれてくるのを目にした。それで、普通の病院のように考えていたが、よく考えると、ここは、いわゆる「精神病院」と言うことなのだろう。面接通知の手紙には、「守秘義務」について書かれた用紙も同封されており、それにサインして持参するよう指示もあった。恵子は、医者になりたいわけではなく、脳のメカニズムなどを研究する職業に興味があるようだ。あまり、対人関係には向いていないとは、私も思う。しかし、そういう方向に進みたいのであれば、どのような研修になるかわからないが、こういう病院で1週間過ごさせてもらう機会をもらうのは、薬局で研修するより、ずーっと得ることが大きいのではないかと思う。でも、恵子は、ちょっとショックを受けているように見えた。やはり、下調べにきておいてよかったと思う。
2011年05月29日
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昨日は、ニコちゃんの虫歯の治療のため歯医者に行った。先週も行って、まずは1本治療した。恥ずかしい話、ニコちゃんはまだ4歳なのに、5本も虫歯がある。奥歯が虫歯になっているのは1年ぐらい前から知っていたのだけど、歯医者さんも、ニコちゃんが小さすぎて治療できない、と言って、放置していた。しかし、歯医者さんを変えたら、すぐに直したほうがいいということで、一本づつ治療していくことになった。どうやって治療するのかな、と思っていたが、大人の治療の仕方とは全然違った。まず、あの嫌な音のするドリルを使わない。かぎ針の変形したようなもので、虫歯を削っていくというか、穴を開けていくというか、そんな作業をしていた。神経が通っていないのか、ニコちゃんは痛がるそぶりも見せない。ノズルからお水が出てくる器具と、口の中にたまった水を吸い取る器具も使ったのだが、まず、ニコちゃんの手のひらにノズルから水を出し、それを吸い取るということを実演してみせ、子供に興味をもたせるようにしていた。歯につめるものを、「魔法のクリーム」と呼んだり、歯に青色の光線を当てるのも手鏡でみせて、「魔法の光がお口を照らしているよ。」といったり、治療中も、「歯に宝物を隠す穴を開けているからね。」などとずーっと話しかけてくれていた。治療が終わったら、おもちゃまでもらえるし、待合室にもいろんなおもちゃが置いてあるし、ニコちゃんは、すっかり歯医者が大好きになってしまった。まあ、あと3回も通わないといけないから、愚図られるよりも都合がいいけど、虫歯になっても大丈夫と思われるのも困るなー。昨日、ドイツ語コースで、ニコちゃんがZeckenにかまれた話をしたら、ナイジェリア出身のクラスメートに、「塩を振ると、いっぱつでZeckenがとれるよ。」と言われた。もう一人のナイジェリア人のクラスメートも、「油を塗ってもすぐに取れるよ。」と教えてくれた。ナイジェリアでは、Zeckenは珍しくないそうで、見つけたら、塩を振る、というのが鉄則なのだそうだ。今日、賢浩は英語のテストがあった。前々からわかっていることなのに、まったくテスト勉強というものをしない。先週は、宗教のテストがあり、今日、それが返された。賢浩の成績は、4+。平均より少し悪いそうだが、4なんて成績を普通にとってくる賢浩が信じられない。恵子なんて、2-3という成績をとったら、ショックで寝込んでしまうほどなのに、賢浩は、「この前は、4-5だったから、良くなった。」と悪びれないし落ち込まない。もっと反省して欲しい。恵子は、6月にケンブリッジ検定(CAE)を受けるのだが、先日テスト時間や場所の詳細が送られてきた。口頭試験は、6月17日で、リストもはいっていた。試験時間は、二人一組で、1組あたり20分の割り当てになっていた。12人の名前が書いてあったが、11人が女性。やっぱりこういうテストって、女性の受験者が多いのだなー。
2011年05月27日
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今日は、ギムナジウムが休校。Abitur(高等学校卒業試験)の口答試験があるので、休みなんだって。それで、恵子は、友達と、Europa Parkという人気の高い遊園地に出かけた。電車で行くので、朝5時15分に駅集合。朝、4時から起床していた。明日は通常通り、朝7時半から午後5時半まで授業なのに、大丈夫なのか・・・と心配になる。5人で出かけたのだけど、3人はちょっと離れたところに住んでいて、5時15分に駅に来ることができないので、Jちゃんの家に泊まることにしたそうだ。恵子も泊まりたがったが、はっきり言って、我が家が一番駅に近い。わざわざJちゃんの家に泊まる意味がわからない。Jちゃん家は、お兄さんが大学生で下宿しているので、一人っ子状態。でも、うちは、手がかかる男と子が二人もいるから、気軽に泊まって、とはいえない。イースターホリデーでも別の子の家に泊まっていたので、私にしてみれば、「また、友達の家に泊まるの?」という感じ。 いつも、「みんな集まるのに・・・・」と言われ、しぶしぶ了承していたが、「ママは、はっきりいって、よその家に泊まるのはあまりいいことだとは思っていない。今回は必要性を感じないから、認めない。」と言った。「他の子の家は大丈夫なのに、なんで私だけ・・・」と不満たらたらだったが、「それぞれの家にはそれぞれの決まりがある。」と一刀両断した。そういうわけで、賢浩も学校は休み。ニコちゃんとママだけが通常運転。ニコちゃんを着替えさせている時に、ニコちゃんのわきの下に、黒いものがあるのに気づいた。よく見たら、Zeckenと呼ばれる小さい虫だった。このZecken、日本では、マダニとか言われているらしいが、南ドイツには、たくさん生息していて、森に行くときは注意するように言われる。しかし、森だけではなくて、庭にもいる。昨日、ニコちゃんは、近所の子と庭で遊んでいたので、そのとき、さされたのだろう。急いで毛抜きで抜こうとしたが、体だけが取れて、頭が残ってしまった。針で取ろうとしたのだけど無理で、医者にとってもらうことにした。医者は、「6-8週間は、気をつけて様子を見てください。発症したらすぐに来てください。ペニシリンを処方します。」と言った。Zeckenにさされると、ひどいときは死亡するらしい。子供たち3人とも予防接種を受けているが、私は受けていない。予防接種を受けていても、発症することはあるが、それほど重くならないそうだ。しかし、何をもって発症というのかが実はよくわからない。実は、夫も先週庭仕事をしていてZecken にさされた。でも、それは指で簡単に取れたし、その後何事も起こらなかった。ニコちゃんも元気だったので、医者にとってもらったあと、幼稚園に連れて行った。私は、そのまま学校に行った。ところが、10時ぐらいに、幼稚園から電話があって、ニコちゃんが吐いたので、迎えに来て欲しいと言われたそうだ。運よく、賢浩が家にいたので、迎えにいってくれた。私は、朝、1時間後れで行ったのだけど、子供だけで家にいさせるのは心配だったので、帰りもいつもより早く学校を出た。家に帰ってから、賢浩に事情を聞いて、びっくりした。でも、普通に、お昼ご飯を食べたり、アイスを食べたり、いつもと変わりないように見える。幼稚園で吐いたことがZeckenと関係あるのかどうかわからないが、他の理由は見当たらない。やっぱりZeckenって恐ろしいな、と思った。
2011年05月25日
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先週末、夫が「ニコちゃんのSの発音はTHの発音になっている。気づいてる?」と言った。私は全くそんなこと気に留めていなかった。「Smith」さんは、日本語で表記すれば、スミスさんになる。日本人にしてみれば、発音上、SもTHも大差ない。RとLの区別が難しいのと一緒。RとLは、自分が発音する時は気をつけるけど、発音を聞き分けることは、本当に私には難しい。単語をつづっているときも、いまだに、どっちだっけ?と迷うことが良くある。しかし、授業中に発音を直されるのは、意外にも、「U」。私は、聞き分けられるし、言い分けられていると自分では思っているが、どうやらわたしの「U」は「Uウムラウト」と聞こえるらしい。クラスの皆に、牛の鳴き声のサウンドだよ、「Muh」(ムー)と言ってごらんよ、と言われた。私は、ムーと鳴いているつもりが、ミューのように聞こえるらしい。「日本語では、牛はなんて鳴くの?」ときかれたので、「モー」といったら、皆に笑われた。そんなにおかしいかな??家で、恵子にわたしの発音を聞いてもらたっら、「ママのUは、Uの前にJがついているように聞こえる。」と言われた。でも、恵子は、「あのね、ドイツ人のUと日本人のUは全然違うと思うよ。だって、友達に日本の歌を教えてあげた時に、「う」というのが日本人の「う」のようには言えないなーって思ったもの。」と言っていた。恵子の友達は、空手を習っているのだけど、そこの教室では、日本の用語を使っている。でも、「SENSEI」は、「せんせい」ではなく、ドイツ式に、「せんざい」と読んでしまっているようで、コーチのことを、みんな「せんざい、せんざい」と呼んでいるそうだ。それを聞いて、恵子は大笑いしていた。そのほか、諸手突きというわざがあるそうだが、これも、MOROTETSUKI をドイツ語読みしていて、モロテが、日本人の発音と全然違い、全く別物のように聞こえるらしい。恵子は、英語でもドイツ語でも日本語でも、ネイティブのような発音で話せる。小さい頃から外国語に触れるのは、こういう小さな発音の違いが身につくことが一番の利点なのだろうな、と思った。ところで、最近、朝の通勤電車でお友達ができた。前から、同じ電車になるので、顔は知っていたが、話したことはなかった。一度、おはようございます、と挨拶を交わしたら、そこから、話をするようになった。すごく感じのいい人で、老人介護士として、隣町の老人ホームで働いているそうだ。私よりもちょっと年配の方で、長男はすでに結婚して、お孫さんもいるそうだ。末のお嬢さんは、15歳だそうだ。「子供がいるから、夜や土日は働けないから、8時から15時の勤務にしてもらっている。」と言っていた。だから、小さいお子さんがいらっしゃるのかと思っていたら、15歳というので、ちょっとびっくり。私が、子供が職業研修で面接を受けることになった、と話したら、「私の娘もしたわよ。ママ、一緒についてきて、って言われたから、面接についていった。」と話してくれた。彼女は、娘さんの面接時、一緒に面接の部屋に入って、横に座って、助け舟を出してあげた、と言ったので、びっくり。それは、ちょっと過保護では・・・と思った。それとも、ドイツではそれが当たり前なのだろうか???私は、恵子を独りで行かせるつもりだったが、電車とバスの乗り継ぎになるし、やっぱり車で送っていってあげるべきなのかな?と考え直している。
2011年05月19日
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私のドイツ語コースも終盤にさしかかり、あと3週間半でドイツ語の授業は終わる。そのあと、4週間の職業研修を受けることになっている。研修先は自分で探すのだが、私はその努力をしていない。クラスメートは、自分で電話をかけたり、お店に飛び込みでお願いしたり、いろいろ努力をしている。でも、私には、お店にいきなりはいって、「研修をさせてもらえませんか?」なんて聞く勇気はない。恵子も、10月に1週間の職業研修を受けなくてはいけなくて、先日、地元の薬局から受け入れ承諾の電話をもらった。その薬局には、電話をして、研修できるかどうか聞いただけ。「応募書類を持っていきましょうか?」と聞いたら、「何もいらない。」と言われたそうだ。恵子の第1志望は病院だった。そこには、「とりあえず、履歴書等の必要書類を送ってくれ。」と言われ、郵送した。しかし、3週間たっても返事がなく、それであきらめて薬局になったわけ。ところが、今週になって、その第一志望の病院から電話があり、「面接に来てください。」と言われた。そして、今日になり、面接日程の詳細が書かれた手紙とその病院独自の応募書類が郵送されてきた。すごく本格的なので、びっくりした。地元の薬局とはすごい違いだ。面接は6月1日。恵子にとっては、初めての経験。なんか、私までドキドキする。たった1週間の無償の研修なのに、やっぱり病院で研修するのは、身元がしっかりしていないと困るのだろう。地元の薬局の場合、電話で学校名を言っただけで大丈夫だったのは、きっと受け入れに慣れているからなのだろうな。恵子は「もう、本当に英語の授業がつまらなくて、英語が嫌いになりそうだよ。」と相変わらずぼやいている。ケンブリッジAGの先生が、「私は、来期、12年生を受け持つ予定だから、あなたは、わたしの授業に出てもいいわよ。私が他の先生にかけあってあげるわ。」と言ってくれたらしい。このケンブリッジAGだが、10年生以上が対象。恵子は特別に参加させてもらっている。最初は、教室が満室になるぐらいたくさん参加者がいたのに、どんどん減っていって、昨日は、3人だけだったそうだ。先生も恵子が6月に試験を受けることを知っていて、昨日は、スピーキングの練習をしてくれたそうだ。先生からのアドバイスは、写真を見て話す時に、写真ばかり見て、相手を見ていないのは良くない、ということと、相手が言葉に詰まっていたら、助け舟を出してあげるのもポイントにつながる、ということだったそうだ。口答試験は、筆記の3週間前から1週間後にあるそうで、もういつあってもおかしくない状況。せっかく高い遅延料金を払ってまで申し込んだのだから、合格して欲しいな。本人も、受かれば、もしかしたら、来期以降の英語の授業が免除になるかもしれない、というその1点だけでがんばっているように思える。以前、夫は、休日になると、恵子と賢浩に「おーい、中国語を勉強するぞー!」と声をかけ、子供たちからブーイングを浴びていた。ところが、最近、自ら、中国語を勉強したいな、と思うようになってきたようだ。夏休みにアメリカに住む義姉のところに1ヶ月お邪魔するのだが、ITのサマーキャンプのほかに、義姉が中国人の家庭教師を見つけてきてくれた。恵子は、贅沢にも、夏休み中に中国語の個人レッスンも受けることができるのだ。賢浩も、「僕も習いたいなー」なんて言い出す。「お金が無駄だから、やめなさい」と思わず本音を言ってしまった。せっかくやる気になったのに、いけない親だとは思うが、賢浩の勉強熱が続くとは思わない。それに、賢浩も、サマーキャンプのほか、空手のレッスンも受ける予定になっている。ところで、賢浩が中国語を急に習いたいと言い出したのは、今日、担任に、「お父さんが中国人なのに、なんで中国語が話せないの?」と聞かれたことも影響しているようだ。今日、ドイツ語の時間、先生に、「何ヶ国語はしゃべれるのか?」と聞かれたそうだ。「3カ国語」と答え、英語とドイツ語と日本語ができると言うと、「中国語はできないのか?」と聞かれたらしい。もしかして、恵子もそういうことを言われたことがあるのかもしれない。
2011年05月18日
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恵子は、9月に10年生に進級するが、10年生は、「職業研修」を1週間受けなくてはいけない。研修先は自分で見つけなくてはいけない。恵子は、病院の脳神経外科での研修を希望し、履歴書などの応募書類を送ったが2週間たっても何の音沙汰もない。恵子は、現在13歳。クラスメートの話だと、病院での研修は、16歳以上に限られるらしい。10月だから、10年生って、ほとんどの子が15歳だと思う。だから、10年生の研修を病院でできる子はかなり限られてしまうようだ。それで、恵子は病院での研修をあきらめたようで、近所の薬局に昨日電話をしていた。「現在、ギムナジウムの9年生だが、10月に1週間の研修をさせてもらえるか?」と聞いたところ、「こちらから連絡します。」と言われたようだ。今日、留守電に、「お宅の娘さんの研修を受け入れます。」というメッセージが入っていて、恵子はほっとしていた。10月の研修先を5月になっても見つけられていないというのは、かなりまずい状態だったらしい。うーむ・・・私は来月しなくてはいけないのに、2件断られたら、もうやる気をなくしてしまった。恵子は、将来、医薬関係に進みたいようだ。でも、ITにも興味があって、今年はアメリカでITのサマーキャンプに参加する。恵子を見ていると、若くて、将来の夢があって、いいなーと思う。ところで、恵子は、明日、ストラスブルグに行く。学校のクラブ活動のオーケストラで、EU議事堂で演奏するからだ。その前に、議事堂内をガイド付きで見学させてももらえるそうだ。ストラスブルグはフランスだけど、ドイツとの国境沿いだし、朝8時ごろバスで出発し、夕方5時ぐらいに帰ってくる予定。恵子たちの学校のオーケストラは、別に取り立ててうまいわけではない。演奏したいという学校は、どこでもやらせてもらえるのだろうか??基準がよくわからないのだけど、すごくいい経験になると思う。私もついていきたいぐらいだ。
2011年05月11日
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昨日は母の日。ニコちゃんは幼稚園で作った飾りをプレゼントしてくれた。幼稚園で習った歌も歌ってくれた。恵子は、前日の夜にケーキを焼いてくれた。夕飯の片づけが終わったあと、「ママは、台所に入ってこないでね。」と言われた。台所から、「うわー、どうしよう」「あー、間違った。」「もー、やだー」などという声が聞こえてきて、悪戦苦闘している様子が伝わってきた。私とニコちゃんは先に寝てしまったのだけど、台所から夫と恵子の口論が聞こえてきて、目が覚めた。恵子が、「私が何かしようとすると、いつも怒られる。そんなのフェアじゃない。もうやる気なくすよ。」と叫んで、大声で泣きながら自分の部屋に閉じこもった。恵子の嗚咽が聞こえてくるので、部屋のドアの前で、「恵ちゃんの優しい気持ちはわかっているから、泣かないで。」と慰めたけど、泣き止む様子はなかった。台所に行ったら、夫が壁や床を掃除していた。「料理をするのはいいが、後片付けが全然なっていない。チョコレートがあちこち飛んで、こびりついて落ちないよ。使ったものを洗ったようだけど、バターがくっついてて、全部ギトギト。全部僕がやり直さなくては行けないんだよ。」と怒り心頭のようだった。結局は私も手伝い、夜中に夫と二人で台所掃除。恵子が作ってくれたのは、すごく手の込んだケーキで、チョコレートコーティングの上に、バタークリームを搾り出し(恵子は生クリームが嫌い)、模様や「ママへ」という文字を書いてくれていた。うちには搾り出しの器具がなかったので、自分のお小遣いでそれも購入したようだ。見た目も良かったし、おいしいケーキだった。本当に優しい子だと思う。ここのところ、20度を越える夏のような日が続いている。日曜日は、夫が子供たちを山の上の泉(?)に連れて行って、水遊び。夕方、子供たちが庭で遊んでいた。私は台所にいたのだけど、恵子の、「ニコちゃん、やめてー!」という叫び声が何度か聞こえ、そのうち、恵子が泣きながらまた部屋に駆け込んだ。どうしたのかと思って、庭に出たら、恵子が大切に育てている花や\野菜を引っこ抜いてしまったようだ。20株ほどあったのに、2株になってしまっていた。もちろんニコちゃんを怒った。ニコちゃんも大泣き。ニコちゃんのそういういたずらはこれが初めてではないのだけど、言い聞かせても言い聞かせても、やめない。恵子も賢浩も、いつもニコちゃんには泣かされている。それで、ニコちゃんを怒るとニコちゃんが泣き出すし、もう、本当に疲れる。子供たちの歳が離れていると、大変なことも多い。
2011年05月09日
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わたしの毎日は、かなりマンネリ化している。午前中はドイツ語コースに通い、午後は、嵐のコンサート映像を飽きもせずに見たりして、必要最小限の家事だけをしている。自分でも、ここまで嵐が好き(厳密に言えば、そのうちのメンバーの一人)なんて、すごいなーと思う。現在、恵子のPCを借りているのだけど、恵子が私専用のログインパートを作ってくれた。恵子の壁紙は名探偵コナンなのだけど、「ママのは、嵐の壁紙にすることもできるよ。」と言ってくれた。しかし、さすがに恥ずかしいので、「そんなくだらないことしなくていいよ、」とかっこつけてしまった。でも、こないだ、車で嵐のCDをかけていたら、子供達は誰も聞かないで、アニメの主題歌を合唱していた。恵子自身は、嵐というか日本の芸能人には全く興味がないようだ。私が嵐にはまっているのと同じぐらい、恵子はアニメにはまっていて、PCの取り合いになってしまう。昨日、洗濯機の中から、恵子のi-podが出てきた。ポケットに入れたまんまだったのをそのまま私が洗濯機に突っ込んでしまったようだ。「ママは、いちいちポケットの中身を確認しないって前から言ってるよね。」と一言冷たく言って、恵子に壊れたi-podを渡した。かわいそうだとは思ったけど、やっぱり自己責任だと思う。わたしの通っているドイツ語コースには、旧ソ連出身者が多い。授業中もロシア語が飛び交っている。クラスメートの一人が、「5月9日は授業は休みですか?」と質問した。「もちろん、普段どおりです。」と先生が答えたら、「その日は、第2次大戦のヨーロッパ戦線の終戦日で、旧ソ連邦では、お祭りの日です。」とロシア人たちが説明してくれた。でも、ドイツでは、毎年、終戦記念日は日本ほどは話題にならないような気がする。先月も、ロシア人が、「4月12日は祝日にならないのか?」と聞いた。その日は、ガガーリンが初めて有人宇宙飛行に成功した日で、今年は特に50周年ということで、ロシアでは盛大に行事が行われたらしい。それで、授業を休みにできないのか?と聞いていた。ダメもとで、あの手この手で授業をなくそうとしているので面白い。来月から、研修をしなくてはいけない。クラスの半分はすでに研修先を見つけている。その大半は、老人ホーム。私は、オフィスでしたくて、近場で、日本へ雑貨を輸出している会社があったので、そこでさせてもらいたいなーと思っていた。しかし、なかなか電話がかけられなくて、先生に助けを求めたら、「もっと自分に自信を持って。研修できますか?って一言聞けばいいだけでしょ。ドイツでは当たり前のことだから、誰も驚かないわよ。」と言われた。それで、電話での想定問答を紙に書き出し、先生に添削してもらった。万全な体制で臨んだら、「うちでは、研修生をとってません。」の一言で終わり。会話は1分で終了。3日間ぐらいかけて、想定問答集を作ったのに・・・・・クラスメートに紹介してもらった日本企業の関連会社は、ちょっとうちから離れているのだけど、とりあえずそこにも問い合わせてみたら、やはり研修生を取っていないといわれ、撃沈。私にできることって、あるのだろうか???
2011年05月05日
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