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佐原さんComments
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三寒四温というのは、春先の今頃の天候のことかと思っていたが、冬のことだという。いや、もともとは冬の天候変化のことなのだが、最近は春先の変化に使われるようになっているというのが実情らしい。
その三寒四温である。一週間周期で天候は変化するのである。先週の金デモも雨で、今週もまた雨である。先週は暖かい雨だったが、今日は少し寒い。雨も気温も「三寒四温」そのものである。


勾当台公園野音ステージで集会。(2015/4/10 18:12~16)
日中から降り続くこの雨では参加者は多くならないだろうと予想して、集会は野外音楽堂の屋根付きステージで始まった。ステージの上は明るくて、この上に乗ってしまうと、暗い周囲の様子はよく見えない。
このままの人数でデモに行くのかと思っていたが、集会が終わる頃には野音のベンチの向こう、樹々の下に傘が並んでいた。先週よりもきつい雨降りなのに、参加人数は先週を上回る50人になっていた。

フリートーク。(2015/4/10 18:11~28)
開会の挨拶は、高浜原発3、4号機の再稼働差し止め仮処分申し立ての決定が4月14日午後2時に福井地裁で行われるとの報告で始まった。大飯原発の再稼働を禁止した樋口英明裁判長ということもあって期待が膨らむ。
再稼働を目論む多くの原発に対してなされている再稼働差し止め、運転差し止めの訴訟に大きな影響をもたらすという意味ではきわめて重要な仮処分についての決定となるだろう。
最初のスピーカーは沖縄出身の人で、オール沖縄で自公に全勝した選挙から基地問題、反原発へと話が展開した。
また、政府や東電の責任を問う福島裁判ではふたたび検察が不起訴処分としたことを受けて、準備を進めていた新たな訴訟はいったん中止することになったという報告もなされた。
4月25日にせんだいメディアテークで上映される河合弘之監督の映画『日本と原発』は全席完売という報告もあった。もっと大勢の人に見てもらいたいということで、あらたな 上映実行委員会
が立ち上がって5月24日に同じ場所で再上映されるという報告もあった。
私にもスピーチの指名があって、慌ててしまった。何も考えていなかったのだが、2、3日前に読んだフェイスブックの記事を思い出してその話をした。2013年5月24日の河北新報に 次のような記事 が載っていたという。
日本赤十字社は23日、原子力災害で被災地に派遣される医師や看護師らに関し、活動範囲を警戒区域外にするほか、累積被ばく線量の上限を1ミリシーベルト(千マイクロシーベルト)とする「救護活動基準」を発表した。東京電力福島第一原発事故では放射線の安全基準がなく、事故直後、救護活動を十分にできなかった教訓から策定した。
1mSv/年という値は、一般人の累積の被ばく線量限度である。日本赤十字社の医師や看護師らが職業人として被災地で救護活動を行うのであれば、「放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律」が定める放射線作業従事者と考えられ、その被ばく線量限度は50mSvが適用されてもいいはずだ。
にもかかわらず、自分たちの線量限度を1mSvと定めたことは、高く評価されていい。法で定める50mSvというのは、けっしてその線量までの被曝が安全だと主張しているのではない。職業的な利益を伴うことと引き換えた場合の受忍限度であるに過ぎないのだから、1mSvと定めて自らの健康、生命を守ることはきわめて正しい判断なのだ。
法で定めた放射線取扱主任者(医師にはこの資格が与えられる)の資格を有する医師としての専門家集団が、累積の被ばく線量限度を1mSv/年と定めたことは広く知られるべきだ。福島ばかりではなく、かなりの医師が放射線被曝を問題視せずに多くの住民の被爆を看過している現状からも、このことはとても重要だ。
急な指名でしどろもどろながら、おおむねそんな話をした。放射線作業従事者としての仕事もし、第一種の放射線取扱主任者として放射線の安全管理にも携わった身としては、私(たち)が職業人として被爆したよりも高い線量に曝されている福島の人々のことがとても心配になる。
職業的な被爆だから50mSvまで浴びていい、などという安全管理などないのだ。どんな場合でも可能な限り被爆しないこと、ゼロ被爆こそ放射線安全管理がめざしていることだ。そういった意味では、福島は無法状態だとしか思えないのである。

春雨で煙る街へ。(2015/4/10 18:38、40)
野音のステージを降りて、樹の下に集まっていた人たちを加えて、デモは出発した。デモが始まる頃には、という期待も外れて雨は弱くも強くもならず、降り続いている。
勾当台公園を出て、銀杏並木(葉はないが銀杏である)を市役所前に向かうが、ビル灯りや車のライトで見える遠景は雨で煙っている。濡れた路面が光を反射している様子はそれなりにきれいなのだが……

アーケードのない一番町。(2015/4/10 18:47、48)
定禅寺通りから一番町に入るのだが、ここから広瀬通りまでは道の中央にアーケードがない。道の真ん中を歩くデモは、ずっと傘の列である。両脇のアーケード下を行く通行人は傘を畳んでいて、傘の集団のデモはいっそう引き立つような気がする(気がするだけだが)。

アーケードの下の一番町。(2015/4/10 18:55、59)
広瀬通りを越えれば、全面にアーケードの屋根がかかっている。たいがいの人は傘を畳んだが、何人かはそのままである。傘がたくさん開いているときは大勢のデモに見えたが、傘を畳むと疎らな感じになる。「集団的着ぶくれ」である。

降り続く青葉通り。(2015/4/10 19:10)
青葉通りに出ると、路面に反射する光がとても賑やかな景色を作っている。車の通行状態で反射光が急変して、突然風景が変わったように見えたりして、カメラを構える身としては少し楽しい。
先頭を行く脱原発カーのライトは、雨粒をはっきりと照らし出している。そこだけを見ると雨足が強まったようにも見えるが、実際は同じ調子で降り続いているだけだ。
さて、一週間後のデモも「三寒四温」に悩まされるのだろうか。それまでには、高浜原発の再稼働差し止め仮処分決定判決で出ていて、大飯原発の運転差し止め判決以来の 吉報で賑わう集会やデモ であって欲しい。
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