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一か月以上もブログを更新していなかった。ブログを書いていないなあという思いはいつも心のどこかでくすぶっていたが、何か気ぜわしく時が過ぎてしまった。どんどんのんびりとなっていく老後の暮らしのはずが、終活拡大路線を採用したせいでたぶん能力を越えて忙しい(と感じている)のである。
半年ほど前から新しい終活として好きな詩や短歌をおさらいておくということを始めた。まず、明治以降の詩、短歌、俳句で読まずに漏れているものを探すのである。年金暮らしなので、本はすべて図書館だよりである。明治以降に出版された歌集を集めた「現代短歌全集」は全17巻のうち13巻まで読み終えた。全12巻の『鑑賞現代俳句全集』は何とか全巻を読み終えた。詩については仙台市の七つの図書館の蔵書をネットで調べて借り出している(予約すると2,3日後に一番近い図書館で借り出すことができる)。
そんなこともあって、家にいるときは本を読むことに時間をさいてしまってブログを書く時間が犠牲になっているのである。終活カメラの方は、ぽつぽつと実行できている。そのひとつが一週間に一度は出かける図書館通いとカメラ散歩の合体である。ただ往復するだけではもったいないのでカメラ持参で出かけるのである。6冊ほどの返す本(借りた本)とカメラを背負うとずっしり来るが、こちらは筋トレ散歩の一部と考えれば何でもないのである。
私が通う仙台市民図書館は、市の中央部、自宅から徒歩で15分ほどの定禅寺通り(春日町)にある。その近辺はだいぶ歩き回っていていい被写体がまだまだあるとはとても思えないのだが、時間が違う、季節が違う、カメラマンの年は増えている、条件が違うのだから同じ被写体を撮ることには意味が十分にあるだろうと(開き直って)考えることにしている。
図書館裏の細道に出て、図書館が入っているせんだいメディアテークの建物のガラス壁に映るビルの景色が1枚目となった。そこから細道をたどりながら東に向かった。想像通り、シャッターを押す被写体をなかなか見つけられず宮城県庁裏の道(上杉一丁目)をぐるりと回って定禅寺通りを西に戻った。



定禅寺通りには4列の欅の並木があって、「杜の都」というキャッチコピーが指しているのは市街地の中ではたぶんここではないかという気がする。もっとも市街地からちょっと西へ進めば山また山、緑一面となってそれを「杜」と言ってしまえばそれまでだが………。
欅並木の新緑が最も美しい季節なのだが、どのようにとってもその感じが出なくて諦めかけたが、夾雑物なしで欅の緑だけ取ろうと(いくぶんやけ気味で)数回シャッターを押した。



図書館前を過ぎて西公園に向かう(といっても帰り道なのだが)。公園前の歩道に射す弱い日の感じが気に入って前後の写真を撮った。歩きなれた舗道の写真を撮りたいと思うこともあるのだとひそかに(自分に)感心しながら公園に入った。大きな常緑樹(ヒマラヤシーダーのような針葉樹)の幹の配列を楽しんでからちょっとした植え込みの中のツツジを見つけた。とっくに季節がすぎて咲き残りの花があるだけだったが、なにかその小さな花にとても愛しい感覚が湧くのだった。







カメラの収穫は多くなかったが、図書館の本を借り出し、思いバッグを背負っての街歩きという終活3点セットになったことで良しとする。
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