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他の星(バ・スウ)から来た宇宙人イレムは、地球に降り立ち姿を人間に変えた。性別の無いバ・スウの生物のイレムは、男性となる。そして降り立った所は、神戸だった。感情を持たず、単体での生き方をするバ・スウの生物から見て、人間の感情や団体生活(家族単位など)の研究のためにやってきた。そこで、偶然殺人事件を目撃(?)し、犯人を追及し始めるイレム。不思議な造りの天文館に集まる人々。流星群をみる3日間の行事にイレムも参加する。そこで、次々に起きる異常な殺人事件。参加者には、どんな繋がりがあるのだろうか?皆、憎しみを抱えている・・・・密室トリックか?イレムの正体は?謎が明かされていき、反転する事実・・・人の心に棲みつく悪魔と天使。***************************最初の方は、宇宙の説明とか・・例えば「全天星座観測教室」「相対性理論」とか、聞いただけで頭が痛くなりそうな言葉が次々と出てきて、苦手かな~とか思ったけど、後半 面白くなってきました=☆宇宙には興味があっても、全く知識の無い私。そういう難しい所は、さらっと読み飛ばしました。後半の逆転、逆転・・・人の心・・・・面白かったです=☆
2004/11/29
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第8回鮎川哲也賞受賞作品(1997年平成9年)阪神大震災をモチーフに・・・「それまで」・・・不幸にも両親を亡くし、親戚の家で寂しく育った少年。一歳のときに神戸の戦災で両親を亡くした者。在日韓国人で食堂を経営する代々の在日者の不幸。動物虐待の少年。母親からの虐待を受けて育った母子家庭の少年の、同類感を見出した奈々子への異様な執着。「そのとき」それぞれの状況での震災=通りすがりの同じ震災者に、生き埋めになった人を助けるのを手伝ってもらったばかりに起きる 後々の悲劇。そして、奇妙な殺人事件。「それから」食べ物も暖かいものも なかなか手に入れられない被災地。ライフラインの復旧も時間が掛かっている。やっと携帯テレビで見てみると、解説者が のんきに「これが東京だったら大変でした」と言っている。今!そういう問題ではないはず!!なのに・・・民間のボランティアや、自衛隊に助けられる。役所の対応は非常に遅く、ちょっと違う。。。そして、次々に起きる殺人=奈々子の亡霊か??誰が犯人か??例の**は、誰なのか??どんなトリックだったのか???***************************谺健二さんは、阪神大震災の被災者。こんな風に娯楽読物にすることは、どうか?とも思われたが、2年半で風化していってる今日。読まれた方が、今一度あの出来事について考えを巡らしてくれれば・・・との思いからの執筆。
2004/11/28
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上巻から。。。。雪に閉ざされた龍臥邸に、8年前のあの事件の関係者が、再び集まった。石岡和己、犬坊里美、そして加納道子。雪中から発見された行き倒れの死体と、衆人環視の神社から、神隠しのように消えた巫女の謎!貝繁村に伝わる「森孝魔王」の伝説との不思議な符号は、何を意味するのか!幻想の龍臥亭事件が、いま、その幕を開ける<著者のことば>8年ぶりの再訪。龍臥邸は、さらに奥深い謎を隠していた。亭で出会った青年に昔の自分を見た石岡は、ついに長い低迷の闇を抜けて甦ります。ぼくは二十年苦しんだ。眠れなくて、眠れなくて、辛い夜を幾晩泣いたかしれない。だからぼくも、今君をとめなくてはならない、君を犯罪者にするわけにはいかない。吹雪の中、心を通わせ合う孤独な男たち。異邦の騎士再び。下巻。。。「この頭部、足部を森孝の具足に葬れ」血だまりに浮かぶ生首と切断された片足。発見された第三の死体が、龍臥亭を恐怖の底に叩き落とした。そして、旧日本軍の研究所で行われていた肉体縫合の悪魔的な実験。百年の時空を越えて、伝説の魔王が甦るー。<著者のことば>自身の利益の為でなく、自己の名誉や栄光の為でもなく、ただのおじさんであっても、体が悪くても、かつて愛した者のため、人知れず一命を賭けていく。それが男というものの姿です。そして雑踏の片隅で彼が息絶えた時、吹雪の伝説は猛然と甦ります。この世のものとも思えぬ幻想の一夜。伝承の伝える通りに甦る魔王。男たちの純情が胸を揺さぶります。***************************本の帯に書かれているものを、そのまま紹介しました。私があらすじを書いて、ネタバレになってもいけませんので・・・「占星術殺人事件」や「異邦の騎士」と勿論「龍臥亭事件」を思い出しました。石岡先生は、龍臥亭事件に継ぎ、ここでも頑張りました=!他の作品では、ちょっと情けない石岡先生ですが、この本では男らしい石岡先生が描かれてます。島田荘司さんらしく、村社会の厳しさが書かれています。
2004/11/19
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翔悟は、大学受験に2度失敗し、自分の意思で放送関係の専門学校に通い始めた。エリートの父は、翔悟へ有名大学への進学を望んでいた。その為に、父との仲がギクシャクする。放送関係の学校も、翔悟が学びたいと思うものと講義内容が違っていた。むしゃくしゃする翔悟・・・・そんな時、やくざ風の2人と喧嘩になり、殴り飛ばして帰ってきた。仕返しが怖い=!当分家から出ないほうが良いと思いながら、翌日 魔がさすように新宿歌舞伎町へ・・・その時、異変が!デジタル時計の数字が段々減っていってる。カウントダウン???そして0:00になった時!気がつくとそこは、なんかダサい歌舞伎町。2003年から1980年の歌舞伎町に居た。タイムスリップ=====翔悟が生まれる3年前に来ていた。若き日の父に出会い、タイムスリップのことも親子だという事も伏せて、友人になり居候する。ここからが本題ですが、ネタバレになるし 楽しいので読んでみてください。険悪な父と子が理解しあい、時代が違うという事の不都合の面白味。なんといっても1980年が懐かしく楽しめます。1980年は、ジョン・レノンが殺害された年です・・・・
2004/11/18
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哲さんからお勧めいただいた本です。短編8話。短いコミック集で、笑えます・・・1988年の作品ですから、ちょっと古いけど。「永遠のジャック&ベティ」昔の中学校の英語の教科書に出てきたジャック&ベティが三十数年後に再会した。という設定。会話が口語体でなくて堅い・・・・笑えます。「ワープロ爺さん」爺さんがワープロを初めて使った書いた手紙・・・「冴子」爺さんが日記を付け始めた。幾つになっても若い女性には興味が・・・「インパクトの瞬間」インパクトの瞬間ヘッドは回転する・・???「四畳半料理の拘泥」料理が苦手な私は、読み飛ばし・・「ナサ二エルとフローレッタ」映画のパンフレット風・・・・・本当かと思って読んでたら、「デンスケ」ん?「アジャパー天国」んんー???騙された~~(笑)です。「大江戸花見侍」時代劇でおなじみの方たちの総出演「栄光の一日」短歌を作る老人がテレビ出演する事に・・・家族や周りの者たちは、同じ話を何度となくされて、非常に迷惑・・・でも、言えない。
2004/11/17
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短編4話。「踊る手なが猿」新宿西口地下街にあるケーキ屋のガラスケースの上にすわっている猿の人形。この猿に結ばれている赤いリボンが時によって位置を移動するのが気に掛かる。「Y字路」元ホステスの三田瑛子は、御曹司との結婚を控えていた。そんな時、帰宅したうちに見知らぬ男の死体が・・・・婚約者に相談するが・・・「赤と白の殺意」幼い頃、過ごした軽井沢。でも、何故か大人になった今、軽井沢に行きたくない。記憶の奥底に何かが引っかかっている。殺人事件をみたのか? それとも自ら起こしたのか???「暗闇団子」都立高の敷地から江戸時代の墓地が?その樽形の棺に男女の人骨と、密封された小壷が入っていた。***************************「踊る手なが猿」と「Y字路」は、女性の恋や恋愛に対する普通の”あさはかさ”というか・・・トリックがみものです。「赤と白の殺意」は、”記憶の奥底”に何か引っかかる・・・って事、違う意味でも皆 思い当たる事があったりして。それが、もしや殺人??だったら怖い=「暗闇団子」は、花魁の素顔、けなげさ。。。
2004/11/16
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皆さん、結構すべての字から始まる著書をお書きになってらっしゃる=(凄い!)私は3つ書けなかったので、その空欄の「ね」「ぬ」「る」を埋めるべく検索して読了しようと思います。なんか、3つ抜けてるというのも気持ち悪いですし。。。それで「ね」は、猫のゆりかごさんお勧めの勿論「猫のゆりかご」を読もうと思ってます。「る」は、検索したら海外もので「ルビー」という10年前位のミステリがあったので、読んでみようと思います。あと「ぬ」だわさぁ~~~~~~これは、皆さんのHP回りしてチョイスさせてもらいますね。後3冊ですが、その前に読まなきゃいけない本も有るので今年中に読了しますね。何かお勧めが有りましたら教えてくださいね。
2004/11/14
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本の好きな方たちがやってる真似てみましたが、難しい。どうしても出てこない字もあるし、同じ字でどちらにしようかと迷ったり。。。結構、行の最初の字は沢山ありすぎて困りました。作家さんも一人づつにしてみました。「あ」アイルランドの薔薇・・・・・・石持浅海「い」イン・ザ・プール・・・・・・・奥田英朗「う」海のある奈良に死す・・・・・・有栖川有栖「え」冤罪者・・・・・・・・・・・・折原一「お」王妃の離婚・・・・・・・・・・佐藤賢一「か」カリスマ・・・・・・・・・・・新堂冬樹「き」狐闇・・・・・・・・・・・・・北森鴻「く」クラインの壷・・・・・・・・・岡嶋二人「け」幻夜・・・・・・・・・・・・・東野圭吾「こ」子盗り・・・・・・・・・・・・海月ルイ「さ」サンタクロースのせいにしよう・若竹七海「し」十角館の殺人・・・・・・・・・綾辻行人「す」すばらしい新世界・・・・・・・池澤夏樹「せ」世界の終わり、あるいは始まり・歌野晶午「そ」蒼穹の昴・・・・・・・・・・・浅田次郎「た」太平洋の薔薇・・・・・・・・・笹本稜平「ち」地底獣国の殺人・・・・・・・・芦川拓「つ」月の見える窓・・・・・・・・・新野剛志「て」ディール・メイカー・・・・・・服部真澄「と」ドナウの旅人・・・・・・・・・宮本輝「な」涙はふくな、凍るまで・・・・・大沢在昌「に」西の魔女が死んだ・・・・・・・梨木香歩「ぬ」????????????「ね」????????????「の」脳男・・・・・・・・・・・・・首藤瓜於「は」ハルビン・カフェ・・・・・・・打海文三「ひ」ピュ-トル大帝の妃・・・・・・河島みどり「ふ」プラネタリュウムのふたご・・・いしいしんじ「へ」辺境、近境・・・・・・・・・・村上春樹「ほ」ぼくのキャノン・・・・・・・・池上永一「ま」満州ハルビンの雷鳴・・・・・・佐藤吉彦「み」三たびの海峡・・・・・・・・・帚木蓬生「む」室町少年倶楽部・・・・・・・・山田風太郎「め」メルカトルと美袋にための殺人・麻耶雄高「も」模造人間・・・・・・・・・・・北川歩美「や」柔らかな頬・・・・・・・・・・桐野夏生「ゆ」幽霊人命救助隊・・・・・・・・高野和明「よ」陽気なギャングが地球を回す・・伊坂幸太郎「ら」ラッフルズホテル・・・・・・・村上龍「り」流星ワゴン・・・・・・・・・・重松清「る」???????????「れ」レオナルドのユダ・・・・・・・服部まゆみ「ろ」ロシア幽霊軍艦事件・・・・・・島田荘司「わ」ワイルドソウル・・・・・・・・垣根涼平「ん」??????????・という訳で、「ん」を除けば、「ぬ」「ね」「る」がどうしても出てこない・・・というか読んでないのでしょうねぇ~。一人の作家に絞ったので、これはアレ?って思うものもいくつか有ります。まぁ~良しとしてください。
2004/11/13
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小悪党の八神は、ガラにもなく骨髄移植のドナー登録をしていた。そして、その移植提供をする日が明後日になっていた。その矢先、知人のホストの家に行くと彼が殺されていた。そして自分を追ってくる者たち・・・・次々に起きる殺人事件。(殺人衝動の冷却期間を置きながら、3箇所以上の場所で殺人を繰り返すのが連続殺人犯。一箇所にとどまって4名以上の人間を殺すのが大量殺人犯。2箇所以上の場所で次々に人を殺していくのが興奮持続殺人犯。)今回は、3番目の犯罪者。その殺され方は、カルトがかっていた。魔女狩りが行われていたヨーロッパで、イングランドに「グレイヴディッガー」が出現した。グレイヴディッガー・・・・墓堀人(蘇る死者)惨殺な殺され方をした者たちは、何故か皆 骨髄移植のドナー登録をしていた。逃げて何とか移植の為の病院にたどり着きたい八神。カルト的だけでなく、警察 公安内部まで出てくる大掛かりな大作。誰が何の為に八神を狙うのか?どうして彼の居場所がすぐに解かるのか?何の為のどういう組織なのか?そして真犯人は?**************************二転三転する面白さ、ちょっと軽くした部分の楽しさ・・・・展開の面白さに一気読みです☆!!^^
2004/11/10
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地味な果波は、昔プレイボーイだったライターの夏樹修平と結婚し、幸せに暮らしていた。「快適暮らし本」という本がベストセラーになった修平は、莫大な印税が入り、それを頭金してマンションを購入した。結婚3年目・・・それの本のパーティの後に、マンションを果波にプレゼントした。その夜、2人は本当の意味での満足でかつ幸せな夜の営みを迎えた。。。。。無防備にも・・・・・その夜、果波は==(受胎した)==と感じた。一方、磯貝祐次は産婦人科から、今は精神科で勤務していた。近年増加している受診希望者に対応しきれなくなっていた。不妊に悩む戸川麻衣子は、義母や周囲の軋轢で強いうつ状態になっていた。戸川麻衣子は、自殺未遂・・・・夏樹果波は妊娠し、夫婦で話し合い・・・中絶を選んだ。マンションは頭金を払ったばかり・・・修平はフリー。果波の契約社員として収入も頼り。果波は、本当は子供を産みたかったが、夫の修平に従う。が!!!=中絶に病院に向かい、その処置をしようとした途端!!異変が!!!悪霊に取り憑かれたのか????もしくは、精神異常か???磯貝に受診。これは精神的な病気だと言う。しかし、腑に落ちない事柄ばかりが続く。************************中絶問題と不妊に悩む女性。女性の大きな問題。男性は、やはり心底では その痛みが解からないようだ。精神的な問題と悪霊・・・・これは叉 難しい=真実がみえない・・・・
2004/11/09
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阪神大震災の前夜、雅也は資金繰りを苦にして自殺した父の”お通や”をしていた。その晩、最後まで一人残った叔父は、昔の借用証書を雅也に見せ、「保険金の残りから返して欲しい」と言った。その直後の朝方の阪神大震災=お通やをしている雅也の家も全壊に近い・・・雅也は生き延び、その時叔父は家屋の下敷きになりながらも生きていた・・!!が!雅也は、ふっと(魔が差したのか、機転を利かせたのか・・)叔父を殴打して息の根をとめた=!!その時!!後ろに一人の女性が居た!!その女性・新海美冬と雅也の二人三脚(?)の人生が始まる。美冬の才知に優れた生き方=そして、のし上がっていく雅也はコツコツ暗く静かに生き・・・・刑事として鼻の効く加藤刑事の執念の捜査。**************************以前の作品「白夜行」と同じタイプの作品です。この本を”えぐい”と言う方、”すっごく面白い”と言う方に分かれましたが、これも同じだと思います。分厚い本なのに、一気に読めます。
2004/11/08
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大阪の安治川は、3年ぶりにネパールへ来た。そこでの物語。アジカワは、イエティの発見者として、今でもこのネパールでは有名人だった。3年前にここネパールで”イエティ”を捕獲した安治川。3年前、33歳の安治川はまだ学生で、ネパール語を専攻していた。山歩きの趣味と伏せて、ヒマラヤのトレッキングを年に一、二度やっていた。3年前、わざと遠回りをしてインドから陸路でネパールに入った。そのバスで、”イエティ”一人(?)一匹(?)がバスに乗り込んできた・・・・そして鍵を閉め捕獲した。大型の”サル”?”オランウータン”????安治川は、なんとなくこの一匹のイエティを”センセー”と心で呼んでいた。3年後の今、その"センセー”に会うと、センセーは、言葉も話すし、人も心も読み取れた。イエティは、自分の出来る仕事(つりでの魚・・etc)は、それを自然に分け与えるようになっている。だから、人に与えられないで与えてもらうばかりの時の”悲しさ”や”苦しみ”もある。究極の自然・・・愛・・・信頼・・・・「愛しすぎれば相手を傷つける事、信頼しすぎればあなたを駄目にしてしまうこと。知っていましたか。」***************************イエティの自然体、純粋さ・・・・地球・・・・種族存続の為の いろいろな戦い=大自然には、人間の現代学では 計り知れないものが沢山ありそうです・・・ライチが、けなげではかない。。。。センセーのボス的な思量が読み進んで解かりました=
2004/11/06
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