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チリ セントラルヴァレー サンタ・ヘレナ・アルパカ・スパークリング・ブリュットNV Santa Helena Alpaca Sparkling Brut サンタヘレナ社 Santa Helena シャルドネ、セミヨン(?) 割合不明 アルコール分12.5% 輸入:アサヒビール株式会社 購入価格:855円色は薄い黄色。香りはレモン、ライム、パイナップル、粉砂糖、新鮮なレタス?味は苦味と薄い甘味。余韻に薄い苦味と苦味を伴う甘味。まあまあ飲み易い。柑橘に甘い果実の香りでシンプルに香りをまとめる。甘味の感覚がかなり明確に出る。酸味が弱いが、そこは柑橘香と炭酸の勢いで押し切る。下手に味わうよりも、ほぼガブ飲み用。 温度上昇(?)で甘味の出方が下品に(わざとらしく)なってきた。(室温24℃、湿度62%) 時間経過で泡の勢いも落ち、粗を隠し切れなくなってるのも有るかな。 この甘味が飲み易さを構成する主軸なのだが、長所にも短所にもなってる。総合的には、よくある安スパークリング。抜栓直後はそれなりに見所も有ったが、かなり早い段階で弱体化。5人位で最初の乾杯用~食前酒にするつもりならそんなに悪くないが、食中酒には頼りない。甘味のコントロールを冷温と炭酸の勢いに委ねてるので、時間経過に決定的に弱い。ガッチガチに冷やして、なるべく多人数でサッと消費するのがオススメ。辛口安カヴァのウイスキー・ハイボール感も、あれはあれで食中酒としてはアリなんだよな。先日のパソス・デ・オロの方が飲み易さという点では大きく変わらず、しかし味に乱れも無く、安定感が有った。この辺は好みと目的の問題も有るか・・。料理はとにかく塩の味が大切。酸味の補填もいいけど、ワインの甘味を牽制するためにも、塩の味が重要になる。味だけなら、食パンにオリーブオイルと塩胡椒とかでも十分役目を果たせる。魚よりも肉。野菜やチーズよりも肉。豚の小間切れのしゃぶしゃぶに塩胡椒が適任だろう。値段相応。相応だが、780円位でも納得。抜栓直後なら950円位と思わない事もなかった。でもまぁ、1000円(980円)の壁はまず超えない。★楽天検索 アルパカ ブリュット★楽天扱い約17件 810円~1166円 平均900円前後1000円以上したら、買う意味は特に無い。まだ同価格帯のスペイン・カヴァの方がオススメ。せめて900円以下でなければ、選択肢に入らないね。
2018/07/06
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チリ マウレヴァレー レセルヴァ・ピノグリージョ2016 Reserva PinotGrigio シエラ・バトゥコ Sierra Batuco ピノグリージョ100% アルコール分13.5% 輸入:コストコホールセールジャパン株式会社 購入価格:880円色はやや薄い金色。香りはオレンジ、蜂蜜、パイナップル、リンゴ?ローレル?味は甘味を伴う苦味と薄い酸味。余韻に苦味と酸味。お、結構香り出るなぁ。味はシンプルだがちゃんと酸が出てるし、香りに影響されたのか甘味の雰囲気も見える。余韻も酸味の勢いが生きてる。結構美味いかも。控えめに言ってガブ飲み向け、だがじっくり飲んでもそこそこ。香りと味の連携が取れてて、味の流れとバランスが整ってる。香りに誘導された酸が柱であり命。フルーティーさとボディーがここで決まる。50分程度の時間経過(温度上昇)でも変化は軽微。(室温25℃、湿度56%)思ったよりも香りの柑橘の存在感が強いね。オレンジの風味のするジャスミンティーみたいな感じ。この酸味と苦味感を同時に楽しまないと、美味さが分かりにくいかも。香り抜きなら、味自体は大人し目の水っぽいイメージ。ワインよりもお茶が好きな人が気に入るワインかな。水っぽさは有るが悪い水っぽさでもなくて、これはこれでお茶の旨味感に近い味わい。香りに誘導された酸が柱と書いたけど、むしろ酸はメインだが同時にオマケでもある。白ワインとしての形をつくるための酸味であって、このワインのウリ(主体)としてはあまり必要でもなさそう。 開栓80分程で香り出力減退。 こうなると香りに支えられてた酸味も弱り、お茶っぽさが図らずも(?)メインに。 よりオレンジフレーバーのジャスミンティーに柑橘果汁を少量絞ったものに近い方向に。 こういうもの、と分かってるなら決して悪くない。 やはり酸が無いなら無いで、フルーティーなお茶っぽい雰囲気のまま飲める。魚より肉かな。塩の味を何とか足せれば、ワインの甘味を引き出せると思う。塩焼き鶏、生ハム、チーズ&クラッカー、もちろんオイル系パスタもOK。むしろ呼び水的に甘味を足してやってもアリだな。生ハムメロンとか、チーズタルトとか。これは値段以上。1000円を狙える。場合によってはそれ以上も。これがイタリア産で約1000円だったら、1000円相応だが1280円狙える、と書いたかもしれない。同価格の、柑橘香だけが取り柄の下手(平坦?)なシャルドネよりも明らかに上。
2017/10/20
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チリ アナケナ・バードマン・ソーヴィニヨンブラン2015 Anakena BirdMan SauvignonBlanc アナケナ・ニュー・ランズ・ワイナリー Anakena New Lands Wines ソーヴィニヨンブラン100% ステンレスタンク発酵 アルコール分12.5% 輸入:アコレード・ワインズ・ジャパン株式会社 :購入価格:645円色は薄い黄色。香りはグレープフルーツ、レモン、甘くないパイナップル、新鮮なキャベツ、塩水?灰?味は薄い苦味と薄い酸味。余韻に苦味と薄く酸味を伴う薄い甘味。まあまあ・・か?とりあえず柑橘香は有り、味に酸味も有る。余韻にほんのり甘味も出して、それなりにバランス感も見えた。最初の一口はちょっと美味しいかも!?と思ったが、その勢いで二口目を飲むと異様に薄い味に。香りは柑橘感を出して南国果実にちょっぴり青臭い感じで、要素要素は一応正統派ソーブラ。グレープフルーツの皮を齧った様な酸味と苦味が出てきたら、余韻が煙の様に消える。何だろ?・・・決して不味くはないしバランスも悪くないんだけど、とにかく味が「浅い」。余韻が妙にフワっフワで、一歩間違えれば酒入りの「苦い水」。最初の一口の酸味だけが長所。コップに氷入れて飲んでも平気なガブ飲み向け傾向。 開栓30分弱(温度上昇)で苦味が強まってきた。(室温25℃、湿度60%) 元の味の勢いが弱いので、少し苦味が強まる位は問題無い。 全体のバランスは維持継続。これはこれで安定してるんだろう。 冷えてた方が良いけど、多少温度が上がっても、特に気にはならない。総合的には、ごく普通の安チリ白。ワンコイン以下の安いシャルドネボトルやらと比べると、品種の特徴の分だけ酸味が明確で、その点は白ワインとして良い部分と思える。しかし最初の一口は美味かったけど、もう そこがピーク。グラス1杯が飽きずに飲める限界点。酸味だけが特長なので、それだけを活かせる料理が必要。意外と(?)和食には合わなくもない。塩・醤油・味噌の味とは問題無く合う。端麗辛口ジャンルの日本酒の代わりになれるかもしれない白ワイン。ほぼ同価格以下の安イタリアと比べると、酸味より苦味が最初に来るタイプかな。苦味の次に酸味が出るので、野菜の甘酢漬けや、苦味を和らげる油を用いたカルパッチョ等が適任。魚の刺身にオリーブオイル+醤油(orバルサミコ酢)に紫蘇の葉たっぷりでもOK。値段以下。これはワンコイン(丁度500円)で存在感を示すべきワイン。これで650円弱なら、もう150円位足して別(ボルドーやスペイン)の安旨ソーブラワイン買った方が良いかも。品種にこだわらないのなら、キンタ・ラス・カブラス・シャルドネの方が安くて美味いと思う。モーン・スーン、キンタ・ラス・カブラス等、この価格以下でも美味いチリの白が有るので、あえてこのチリワインを選ぶ理由というのは「ソーヴィニヨンブラン」のワインという点だけ。自分の場合、懐かしさも手伝って「アナケナ」という点にも魅かれて買ってみたが、見事にズッコケたw。★楽天検索 アナケナ バードマン★楽天扱い3件 うきうきワインで719円 双六屋で745円 京橋ワインで777円精々、気が向いたらどうぞ、位にしかススメられない。ワンコインワインのワンランク以上は上でないといけない価格だと思うが、出来の良いワンコインワインよりも頼りない部分が多い。
2017/07/10
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近場のセブンイレブンで安く売ってた チリ カチャポアルヴァレー Cachapoal Valley キンタ・ラス・カブラス・シャルドネ2015 Quinta Las Cabras Chardonnay ヴィーニャ(ヴィニャ)・ラ・ローサ VLR S.A (Vina La Rosa) シャルドネ100% アルコール分13% 輸入:東亜商事株式会社 購入価格:412円(514円の店舗改装の為の整理特価20%off)色はやや薄い黄色。香りはレモン、パイナップル、蜂蜜、洋梨、ヨーグルト?バナナチップス?味は苦味と薄い酸味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。軽い味。格相応に軽薄だけど、香りに意外と出力があって、ただ軽いだけで終わらない感じ。苦味の出方も程々で、バランスも良い。香りの甘味で苦味を抑え、香りの果実香で酸味も補填。味だけだといかにも安チリらしい雰囲気だが、香りとコンビを組むとワンランク上の味に。 開栓10分弱(温度上昇)で、味の拡がり方が少々粗くなった。 冷温で苦味の張りが維持されてる内はバランス感が有ったが、流石に値段なりかな。 美味しく飲める温度帯は大分狭い。 開栓20分程で、酸味と苦味に伸びが出てきた。 苦味が口内に残り易い感じになったが、酸味の勢いも有るからか、 これはこれで悪くない。むしろ最初の変化時よりもイイ感じにボリューム向上。 余韻の伸びは短くなったが、果実の厚みでカバー。甘くないリンゴジュースっぽい味に。味は時間で変わるが、香りはほぼ変化無し。冷温ガッチリが無難だが、多少の上昇にも耐性を見せる。食中のグラスワインに1~2杯飲むのには充分。安いけど、安いなりに出来る事をきちんと やり切ってる。魚のソテーとか、白身の肉に合う。サラダやテリーヌ等にも問題無い。意外とパスタ類には合わなそう。イタリア系と違って塩と油との味が上手く噛み合わない。ナッツやドライフルーツ類には まあまあ合う。値段以上。780円クラスを狙える。コンビニでも買えるワンコイン強レベルのワインにしては、思ったより上出来。★楽天検索 カブラス シャルドネ★楽天扱い約5件 500円~754円 平均630円前後600円未満なら十分。550円未満ならもう立派。コンビニで買えるチリワインとしては、ファミリーマートで買ったアルボラーダ・シャルドネよりもワンランク上。
2017/06/16
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チリ クリコヴァレー エスピリトゥ・デ・チリ・グラン・レゼルヴァ・シャルドネ2015 Espiritu de Chile Gran Reserva Chardonnay エスピリトゥ・デ・チリ Espiritu de Chile シャルドネ100% アルコール分13% 輸入:コルドンヴェール株式会社 購入価格:720円(3本で2160円)色は薄い金色。香りは薄いレモン、パイナップル、粉砂糖、水菜、ミント、生姜?シロップ?味は苦味と薄い甘味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。ん~、・・普通?とりあえず最低限の果実感に甘い雰囲気と野菜感(ハーブという程の良い香りではない)味はやや薄めで酸味は控えめ。余韻も味の延長でシンプルに。まあまあ飲み易い。水っぽいとまではいかないちょっとギリギリのところで留まり、ワインらしさをキープ。チリの安シャルドネの中ではそれなりに上出来。とはいえ、酸味が無い、ミネラルが無い、味わいが平べったい。価格を考えると「まぁこんなもんか」と理解出来るとこだが、よくある安チリとしか思わない。こういうのは、コップに氷入れてガブ飲みでもいいんじゃないかな。 抜栓15分弱(温度上昇)でボディがヌベっとだらしなくなってきた。(室温22℃、湿度52%) 冷温で何とか張りを保てていた甘味や苦味がいかにも安っぽい感じに。 これは思った以上に美味しく飲める温度帯狭いぞ。冷温キープ推奨。総合的には、普通のチリの安シャルドネ。注いですぐにサッと飲めればそんなに悪くないが、温度が上がってくると値段なりにイマイチな感じに。一応、突出の無い万人向けのバランス感は有る。良くも悪くも、自分の出来る範囲でやれる仕事を精一杯やってる。で、その「出来る範囲のやれる仕事」が狭過ぎたのが残念。料理はオイル系パスタとか、イタリアの安白に合わせる様なイメージ。正直、あんまり料理を引き立てる様な動きは期待出来ない。それでも塩と油の味はいいとして、下手にワイン側に酸味を補填しようとしても上手くいかない。値段相応・・かな。冷蔵庫から出して注いだ直後は一瞬「意外と1000円狙える?」な気がしなくもなかったが、時間が経つごとに「・・そうでもねぇな」と思い直した。最初の一杯は1000円で納得しないことはなかったが、トータルでは720円って言われても納得。【5,000円以上送料無料】エスピリトゥ デ チリ グランレゼルヴァ シャルドネ 750ml価格:1058円(税込、送料別) (2016/11/15時点)まあ1000円。普通。1000円で買って損したとは思わないだろうが、720円で買えたからと言って特に得したとか思わない。。
2016/11/14
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コンビニのワゴンセール漁り品 チリ DOマウレヴァレー アルボラーダ(アルボラダ)・シャルドネ2014 Alborada Chardonnay ヴィニャ・エル・アロモ Vina El Aromo シャルドネ100% アルコール分13.5% 輸入:ワールドリカープランニング株式会社 購入価格:476円(680円のアウトレット特価)色は薄い黄色。香りはレモン、パイナップル、塩水、メロンの皮?セロリ? 開栓10分弱で柚子の皮、塩水、玉ねぎ、レタス、シロップ?味は薄い酸味と薄い苦味。余韻に薄い甘味と薄い苦味。香りは意外と果実感が有り、薄めの味にアクセントをくれる。もちろん酸味は(薄いなりにも)きちんと感じられ、飲み応えと飲み易さを両立。余韻は苦味が伸び易いかもだが、その伸びも割とすぐ消える。まあ、良くも悪くも水っぽい感じ。飲み易さと引き換えの薄さだが、同時に香りのトロピカルな雰囲気で、味の果実感が引き出されてる。こうなると逆に香りの果実感を活かす為にわざと薄く仕上げた?とか思えてくる。(←これは考え過ぎww) 開栓10分程で香りから甘い雰囲気が抜け、味に薄さが目立つ様に。 でも元の味が薄いから、そんなに大きな影響は無いかな。(室温23℃、湿度55%) これはこれで、甲州ワイン的な薄味ワインの雰囲気。 意外と温度上昇による変化は軽微かも。安いなりに、キッチリ仕事はしてるチリ白。水代わりにガブ飲みする用の、突出の無い、水っぽいなりに好バランス。酸味と苦味が程々に出てて、香りもすぐに飲むならまあまあ。コンビニで売るレベルのチリのシャルドネとしては充分な味わい。甲州やソアーヴェの様な、薄さを活かすタイプの白ワインなので、料理もシンプルな味付けのものが望ましい。素朴で淡泊な食材を塩の味で飾った様な、穏やかな味に合うと思う。ベビーチーズ程度の味の強さでも、ワインの勢いとぶつかるかも。粘りを感じる食感だと、ワインが邪魔される!?値段相応。相応だが、ワンコインのチリワインレベルの働きは十二分に出来てる。コンビニのワゴンセールの品だが、元の680円でもそれなりに納得したと思う。
2016/05/20
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チリ ヴィニャ(ビニャ)・マイポ・レセルヴァ・ビトラル(ヴィトラル)・シャルドネ2015 Vina Maipo Reserva Vitral Chardonnay ヴィニャ・マイポ社 Vina Maipo シャルドネ100%(リマリヴァレー産とセントラル(マイポ)ヴァレー産?) ステンレスタンクとオーク樽で熟成6ヶ月 アルコール分13.5% 輸入:サントリーワインインターナショナル株式会社 購入価格:907円色は薄い黄色。香りはレモン、パイナップル、シロップ、レタス、新玉ねぎ?洋梨?味は苦味と甘味を伴う酸味。余韻に薄い苦味と甘味。 抜栓30分程で苦味と薄い酸味。余韻に苦味。やや薄め。ミネラル感はほぼ無し。口当たりの苦味を抜けたらフルーティーな果実感を出し、余韻も甘味で締める。香りも甘やかで、味の甘味感を後押し。苦味基調だが、苦味の後の酸味の方が目立ち易く、全体は甘酸っぱい雰囲気。余韻の甘味の出力も伸びる苦味感より強めに出てて、飲み易さは有る。まあまあ普通のシャルドネ。 抜栓15分程(温度上昇)で苦味が口内に拡がり易くなり、締まりとキレが悪くなる。 香りもちょっと青臭い感じが強まり、フルーティーな雰囲気が減退。 冷温維持推奨。なんなら冷やしたグラスに注いでもいい。 抜栓30分程で酸味が大幅に後退。(室温22℃ 湿度47%) 苦味が支配的になり、酸味の勢いも大きく減退。味が細くなる感じ。 香りに関しては出力は落ちてるが、内容的には大きくは変わらず。 さらなる温度上昇も少なからず影響有ると思うので、 こうなったら氷入れて飲んでもいいかもしれない。温度変化に意外と(?)敏感で、少量注いでサッと飲む、グラスワイン向け。最初のフルーティーさは少し感心したが、伸びは無いし、苦味の出方がやっぱり安い。時間経過での変化は早いし、やっぱり普通のチリのシャルドネだな。ツナサラダとか、あっさりしつつも自前で塩味の効いた料理に向いてる。イタリアの白に近い感じで、オイル系パスタ、カプレーゼやアンチョビーのブルスケッタとか。とりあえず、値段相応。約1000円弱のレベル。1000円の壁は超えないところ。★楽天検索 マイポ ビトラル★楽天扱い約4件 993円~1112円 平均1080円な~んか、半端なんだよなー。良い部分は有るんだけど、その良い部分を活かし切れてない惜しい部分が拭えない。900円と言われて納得はいくけど、600円と言われても納得いく、その意味ではちょっぴり高価いw。コスパのみで言えば、600円前後位の割り切ったチリ白の方が上だろう。例えば、以前飲んだモーン・スーンは安いなりの良さを、もっと活かせてた。
2016/04/24
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チリ マウレヴァレー モーンスーン・ソーヴィニヨンブラン・シャルドネ2015 Moonsoon SauvignonBlanc Chardonnay ヴィニャ・ティナハス(ティナハース) Vina Tinajas フアン・イグナシオ・メーナ(醸造) Juan Ignacio Mena ソーヴィニヨンブラン、シャルドネ 割合不明 アルコール分12% 輸入:ネスコジャパン株式会社 購入価格:430円色は薄い黄色。香りはレモン、シトラス、ミント、青草、塩水、シロップ?味は苦味と甘味を伴う酸味。余韻に薄い苦味と薄い酸味。結構悪くないかも。適飲温度10~12℃と書かれてて、大体その位の温度で開けたが、程々の苦味と適度な甘味感。酸味の勢いがちょっと弱いが、そこは香りの柑橘感で出来る範囲でサポート。ソーヴィニヨンブランの強さをシャルドネで抑える感じの構成で、香りはソーヴィニヨンブランの雰囲気が強い。で、味はソーブラの苦味や酸味の流れを平坦なシャルドネで包む事で、上手くバランスを取る。メモリーズ・シャルドネに近いコスパ感の味わいを感じる。(流石にメモリーズ程の苦味の張りと締まりではないが)多分、冷え過ぎて(と言っても8℃位のよくあるスッキリ系白ワイン向けの温度で)いたら苦味感が目立ち過ぎて水っぽい味わいになってたかも。安白ワインにとっては微妙に高めの温度が、このワインには良い感じ。 15分程の時間経過(ほぼ温度上昇)で香り出力減退。内容自体は変わらず。(室温20℃、湿度40%) 味もちょっと酸味が落ちて、苦味が不必要に拡がり気味。 適温の範囲が狭いが、安ワインだし想定内。グラスワインで1杯持ち堪える分は大丈夫。総評としては、やっぱり悪くない。普通に飲んでもおよそ予想と期待通りに。適温でタイミングが合えば予想も期待も上回る動きを見せる。変に酸っぱ苦いだけで終わる様なよくある安チリとは明らかにバランス感覚が違う。冷えていれば水代わりにサラダなり魚なり大体何でも。適温なら鶏肉や野菜のコンソメ煮込み位には対応出来る味のふくらみを見せる。ワンコイン未満のチリにしては意外な程の実力と活躍を見せてくれる。430円なら値段以上。適温ならコノスルのヴァラエタル白と充分闘えるレベル。充分500円以上、最大700円前後はイケる。モーンスーン ソーヴィニヨンブラン シャルドネ 750ml MOON SOON SAUVIGN…価格:498円(税込、送料別)楽天では永島人美商店きみ のみ 赤はいくつか店が有るが納得のお値段。この価格のワインに期待する役割は問題無く果たせる。
2016/03/21
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チリ リマリヴァレー カッシェロ・デル・ディアブロ・レセルヴァ・プリヴァダ(プリバダ)・ソーヴィニヨンブラン2014 Casillero del Diablo Reserva Privada SauvignonBlanc コンチャ・イ・トロ社 Concha Y Toro ソーヴィニヨンブラン100% ステンレスタンク発酵 ステンレスタンク熟成(PDF) アルコール分13.5% 輸入:メルシャン株式会社 購入価格:1496円(2138円の特価30%off)色は非常に薄い黄色。香りはグレープフルーツの皮、塩水、小麦粉、粉砂糖、ペパーミント、セロリの葉? 開栓10分程でグレープフルーツ、青草、白胡椒、セージ、キャベツ、青リンゴ?ローズマリー?味は苦味と酸味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。香り出力はイマイチ。内容も標準的。でも味は澄んだ感じで結構綺麗。余韻の薄い甘味感が澄んだ味にほんのりアクセントを加える。美味いと言えば美味い。苦味も酸味もバランス良く、品種の特徴も見え易く、余韻も全体を支えてくれる。特に味も余韻も苦味の出方が綺麗で、丁寧につくられてるのが分かる。 開栓10分強(温度上昇)で香り出力が大きく向上。(室温21℃、湿度35%) 温度が低過ぎると、香りが出にくくなる。 香りが出てくると、味の強調もハッキリしてくる。温度が上がると、澄んだ味に苦味が伸び易くなり、綺麗さに陰りが。この苦味自体はしつこいものではなく、言う程イヤな感じもしないが、割と口内に残り易い。ソーヴィニヨンブラン特有の青臭い香りがこの傾向を強めてる(?)総合的には、良い意味で普通のソーヴィニヨンブランワイン。ちょっと温度高めの方が味や香りがしっかりしてて悪くない。(低温時のスッキリ感も好きだが)人によっては、この綺麗さに飲み応えの物足りなさを覚える人もいそうだが、品種とつくりを考えればこれは仕方なし。ソーヴィニヨンブランだし、こういうもの。料理は何でもいいな。スッキリ爽やかタイプの白ワインなので、あまり油っこいものでなければ大体大丈夫。酸味の少し効いたサラダや魚介系マリネが無難。鶏肉のソテーも良し。1500円前後で値段相応。2000円超は流石にやり過ぎと思うが、ニュージーランドの1680円弱位のソーブラよりも香りがうるさくなく、味のバランスも整ってて綺麗さは上。「チリ」の「少し気合の入った」「ソーヴィニヨンブラン」が飲みたい人向け。楽天では扱い無し。有っても、通常価格だとリピートする気にはならない。この価格のソーヴィニヨンブランならロワールやニュージーランドのちょっと良いボトルが買えてしまう。品種やブランドを気にしないのなら、モンテス・リミテッド や コノスル・20バレル等のライバルが同価格帯にひしめいてる。そう考えると このディアブロ・プリヴァダ、割と立ち位置微妙だなw。
2016/03/18
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主にシェリー酒に使われる、ペドロヒメネス種を用いた白ワイン。ぶるたま311さんの記事で、存在は知っていた。ワンコイン以下のノンヴィンテージのチリ、さて どんなもんか!? チリ プードゥ・シャルドネ・ペドロヒメネスNV Pudu Chardonnay PedoroJimenez コンチャ・イ・トロ Vina Concha Y Toro シャルドネ55% ペドロヒメネス45% アルコール分12.5% 輸入:メルシャン株式会社 購入価格:480円色は薄い黄色。香りはパイナップル、グレープフルーツ、リンゴ、ピーナッツ、塩水、生木、小麦粉?キャベツの葉?味は苦味と薄く甘味を伴う酸味。余韻に酸味と薄い苦味。南国系果実の香りから、安シャルドネの流れに入る香り。水っぽい味わいは有れど、ペドロヒメネスが活躍してるのか、薄い甘味と酸の伸びが見える。もっと水っぽさが目立つはずの、ワンコインのNVチリ白にしては、結構主張を感じられる味。果実的な香りが甘味をそれなりに支え、バランスを取る。価格なりではあるが、味の浅さと薄さは流石に香りでカバー出来てない。だが、ただの安シャルドネと比べれば、まだ特徴と勢いが生まれ、飲み応えは有る。 15分程度の時間経過(温度上昇)で、果実味が薄れてきた。 苦い水 に近い雰囲気に。 冷温キープ推奨。氷入れて飲んでもアリだな。もっとシェリー酒っぽい雰囲気が有るのかな?と思ったが、そうでもなかった。だがチリの安シャルドネに少し特徴が付いた事で、ガブ飲みワインとしてはそれなりに楽しい。凝った事をしてないと言うか、ワンコインレベルの実力以上の事をしてない感じが上手くいってる。酸味と甘味を共通点に、トマト系の簡単な料理に合うと思う。野菜を使い、脂肪分が控えめのものが最適。南部イタリアの白ワインに、ほんのり甘味の雰囲気を乗せたのに近い雰囲気。値段相応。ワンコインの安チリ白としては、まあまあ上出来。同価格同国の白と比べると変化が有って面白さが有った気がする。300ml弱残しで冷蔵庫保存し次の日(開栓23時間程度経過)香りは大差無し。味は苦味と薄い酸味。余韻に苦味。酸味が大幅後退。苦味メインのドライで平坦な味に。安いボルドーかロワールの白の温度が上がったヤツを軽く冷やし直したみたいな雰囲気。温度上昇で苦味が口内で無駄に拡がる様に。冷温をがっちりキープ出来れば、冷たさで味の張りを保てると思うが、温度が上がるともう値段の壁(水っぽさ、地力の弱さ)が感じられてくる。2日目も値段相応。同じ相応でも、初日は(珍しさ抜きに)もう少し面白さが有った。しかし2日目は悪い意味で値段なりの安チリ。初日で飲み切るのが良し。★楽天検索 プードゥ シャル★楽天扱い2件 ビッグボスで525円 WINE-Rで540円まあ、良くも悪くもワンコインレベル。価格以上の要求をしなければ、それなりに働きを期待出来る。これがフランスなら680円とかにはなりそうだが、チリだから500円台以下で収められてる(?)。
2015/09/22
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チリ リマリヴァレー(?) SBX(スベルカソー)・ブリュットNV SBX(SuBercaseauX) Brut コンチャ・イ・トロ Vina Concha Y Toro シャルドネ87% ピノノワール13% シャルマ方式 アルコール分12% 輸入:ドウシシャ株式会社 購入価格:537円色は薄い黄色。香りはレモン、粉砂糖、シロップ、リンゴ、グレープフルーツ、ビスケット、胡桃?味は苦味と酸味。余韻に苦味を伴う酸味と薄い甘味。あ、結構美味い。細やかな泡の割に勢いが有り、苦味の張りがきちんと送り出されてる。余韻の果実感も香りと共に存在感を出し、バランスを上手に演出。味の突出も無く あっさりした味だが、余韻の苦味が意外とハッキリ残る。セパージュに忠実な感じで、ブラン・ド・ブラン的な味わいの中で飲み応えを感じられる雰囲気に。 抜栓30分弱(多分 温度上昇?)で味の苦味が強まってきた。(室温21℃、湿度53%) 味を支える苦味感が上手くバランスを維持出来なくなり、安っぽさで出てきた。 早めに飲み切るのを推奨か・・・!?総合的には上出来のスパークリング。時間経過(温度上昇)で味に乱れが生じたが、この価格の泡物にはよくある事。少なくとも、同じコンチャ・イ・トロのサンライズ・スパークリングよりは確実に上。抜栓直後なら綺麗な味で、温度が上がっても氷入れるなりすればガブ飲みスパークリングとしては充分に活躍可能。料理はあまり凝った物じゃない方が良いな。最初の乾杯用の口直しにグジェールみたいなものであれば問題無いが、魚介系は旨味にワインが気圧されるかも。鶏ハムとかアンチョビーの様なシンプルな塩味のものに相性良し。値段以上。これは充分1000円以上クラスの出来。800円以下で購入出来るなら、変なカヴァとかより かなりコスパ高い。★楽天検索 スベルカソー ブリュット★楽天扱い約12件 699円~1382円 平均1080円前後800円以下ならお買い得。1000円前後なら普通。1300円以上ならその他大勢に深く埋もれる。
2015/05/03
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チリ キンタ・ラス・カブラス・シャルドネ・ブリュットNV Quinta Las Cabras Chardonnay Brut VLR S.A (ヴィニャ・ラ・ローサ Vina La Rosa) シャルドネ100% アルコール分12% 輸入:東亜商事株式会社 購入価格:784円色は薄い黄色。香りはレモン、グレープフルーツ、粉砂糖、石灰、水菜、白胡椒?味は苦味と薄い酸味。余韻に苦味と薄い甘味。分かり易いスッキリ系。強くない苦味を基調に酸を追わせ、余韻で軟着陸。香りの柑橘感で、味出力を気休め程度に補強。泡の勢いは緩やかで、飲み易さ重視。苦味も酸味も淡い出方で、しつこくない。一応ブラン・ド・ブランという事なので、この澄んだ味わいがウリなのはよく分かる。泡はともかく、酸の勢いが弱いので、飲み応えは薄いかもしれない。味のしっかりしたスパークリングを飲みたい人には物足りなさが出ると思う。味とは関係無いが、このシンプルなラベルデザインは嫌いじゃないよw。 抜栓40分程(ほぼ温度上昇?)で、それほど強くもなかった炭酸の勢いがさらに弱く。 こうなるとチリの安シャルドネにちょっと泡要素が乗っただけ、 みたいな安っぽさが出てくるかな。炭酸の強さに頼った、ただ辛いだけのスパークリングよりはずっと美味い。ブラン・ド・ブランの、澄んだスパークリングが飲みたい人にとっては、割と良い感じかも。時間経過で泡が弱ると安っぽくなるが、別に元の味に高級感が有ったわけではないし、そこは特に気にするほど悪くない。料理はやはりアブラの効いたものかな!?ワインの淡い味に甘味を補填出来るものが望ましい。揚げ物の南蛮漬けか、何か甘酢餡かけみたいな、酸味と甘味を両方摂取出来る油の乗った料理が有れば最適。値段相応。相応だが、上手くいけば880円以上を狙える。流石に1000円の壁は超えないが、変な1000円カヴァよりも高汎用・万人向けな部分が見られる。楽天では扱い店舗は無いが、やむなし。スパークリングワインとしては普通。おそらく「シャルドネ100%」というのだけが重要な点。そこに興味の無い飲み手にとっては、普通のチリの安泡の一つ。
2015/03/27
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チリ リマリヴァレー Limary Valley カミノ・ディ・ティエラ・スパークリング・ブリュットNV Camino de Tierra Sparkling Brut ヴィニャ・カミノ・レアル Vina Camino Real 和田ロイシンベルト恒多(共同開発) ペドロヒメネス100% アルコール分12% 輸入:三菱食品株式会社 購入価格:784円色は黄色がかった金色。香りはオレンジ、レモン、レタス、ラムネ、沈丁花、シナモン?味は甘味を伴う苦味と酸味。余韻に甘味と苦味を伴う酸味。悪くない。穏やかな泡と大人しい果実感。余韻も甘酸っぱい雰囲気が薄く残る。香りの柑橘感がうるさくないのが良い。そのおかげで酸味や苦味感に偏るのを防げてる気がする。ペドロヒメネスといえばシェリー酒とかポートワインに使う葡萄だったっけ?イメージ的に半辛口シェリー酒のソーダ割りっぽい。温度が上がると、余韻の苦味がちょっと乱れてくるな。フルーティーな味わいが崩れて安っぽさが目立ってくる。元の泡や酸が決して強いものではないので、苦味の出しゃばりを制御するのはツラいとこだろう。冷温をガッチリキープ推奨。(飲み頃温度が6~8℃らしいので、このスポットの狭さは当然予測出来る特徴か) 90分弱経過したとこで氷を入れてみた。 味の崩れてないスプリッツァーみたいな感じ。 これは基本的にガブ飲み向け。食前酒に使うには冷蔵庫から出した直後のみ有効だろう。総合的には上出来のスパークリング。1000円程度のスペイン・カヴァと比べて、酸の弱さに物足りなさを覚える人はいそうだが、その分 万人向けの飲み易さに特化したと思えば、充分良い仕事出来てる。温度上昇に大分弱いので、ほぼ最初の乾杯用か食前酒向き。スペイン系の、塩と油を使った料理ならかなり良い相性と思う。バーニャ・カウダ、シーフードを用いたアヒージョ、生ハムにトリュフフレーバーオイルと粉チーズ等。前菜に出す様な小料理とよく合う。今回アンチョビーと胡桃、茹でた鶏胸肉スライスにバターロールをツマミにしたが、アンチョビーの塩の味が一番しっくりきた。値段以上。980円クラスを狙える。グラス内でもボトル内でも、抜栓60分以上経過しても泡持ちがとても良いから、ガブ飲み向けには一定以上の存在感を感じられる。★楽天検索 カミノ ティエラ スパーク★楽天扱い約3件 1080円~1099円 平均1000円前後1000円なら可も無く不可も無く。まぁ普通。
2015/03/26
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チリ セントラル・ヴァレー アリアンサ・シャルドネ2013 Alianza Chardonnay 作り手不明 (ヴィニャ・モランデ?) Vina Morande(?) シャルドネ100% アルコール分13% 輸入:ノルレェイク・インターナショナル株式会社 購入価格:409円色は薄い黄色。香りはレモン、粉砂糖、パイナップル、ライムの皮、大根おろし、塩水?バニラ?味は苦味と酸味。余韻に苦味と薄い甘味。そんなに期待してなかった割には悪くないな。柑橘主体でやや青臭い雰囲気の香りに、安いなりにミネラル感を持った苦味。余韻の甘味でソフトに着地し、酸や苦味感を包む。苦味の張りが綺麗で、メモリーズ・シャルドネを彷彿させる完成度の高い出来。香りが弱めの酸味を支える様な出方と内容で、味と香りのコンビもいい。ワインの地力は価格なりの弱さなものの、その弱さをカバーするつくりが為されてる。 何となく予想はしてたけど、温度が上がると苦味の締まりが急激に悪くなるな。 冷蔵庫から出して15分もしない内に苦味の出方が鈍くなる。(室温25℃、湿度55%) 苦味がヌベっと口内に拡がる様になり、いかにもな安チリにランクダウン。 ガッチリ冷温キープ推奨、または最初の1杯限定でのつくり。総合的には、価格の割には出来の良い安チリ。「チリ」の「ワンコインレベル」の「シャルドネ」としては、そこそこの良クオリティ。温度上昇さえ気をつけられれば、普段飲みには まずまず。全くどうでもいいが、このワインを飲んだ後は、インスタントでもいいからコーヒーを飲みたくなる。料理は何でもいい。オイル系塩パスタ、チーズだけの薄焼きピッツァ等、シンプルな味のものと良い相性。春巻きとか餃子とか、酢醤油で味を付ける様なものにもハマるだろう。今回、鶏の塩唐揚げに柚子胡椒を添えたものをツマミにしたが、柚子胡椒の辛味にワインの酸味と甘味が負けてない。やっぱり酢と塩の味と上手く合う味のワインだね。値段以上。冷温をキープ、または短時間で飲みきる事が出来れば、これは500円以上イケるだろう。「ワンコインワイン」という括りでなら、もっとメジャーを狙える。★楽天検索 アリアンサ シャルドネ★楽天扱い約3件 430円~648円 平均530円前後まあ割と普通。500円(ワンコイン)が基準。温度変化に敏感なのを分かって飲めれば まずまず。
2014/05/30
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チリ セントラルヴァレー ヴァルディヴィエソ(バルディビエソ)・ブリュットNV Valdivieso Brut ヴィニャ(ビーニャ)・ヴァルディヴィエソ Vina Valdivieso シャルドネ ピノノワール 割合不明 シャルマ方式 アルコール分12% 輸入:株式会社モトックス 購入価格:901円色はやや肌色がかった薄い黄色。香りはリンゴ、メロン、シロップ、リンゴ酢、塩水?味は薄い苦味と薄い甘味。余韻も薄い苦味と薄い甘味。思ったよりは強い香り。瞬発的なものだろうけど、チリのスパークリングで青臭さや生臭さが無いのは上等だね。味は かなりシンプルに、ちょい苦ちょい甘で余韻まで一直線。薄い甘味は香りのフルーツ感で補填し、炭酸でボディもサポート。泡のアタックはさほど強くもなく、ガブ飲み可能な程度。味の変な突出は無く、バランス感や飲み易さは確か。でもまあ、全体的に浅い気はする。セントラルヴァレーの600円位の白ワインに泡要素が付いただけ みたいで、決定的に酸が無い。この酸の物足りなさをカバー出来てるのは泡のアタックだけだが、これも時間経過で徐々に消えていく。 15分位でやはり炭酸の勢いが弱り、味の締まりが悪くなってきた。 苦味も甘味もヌベっと拡がって、薄いしつこさが口内に残るように。 味も香りも、足りない要素が目立ち過ぎてる。香りは良いモノを持ってる様に感じかけたが、出力や持続力には難が有る。味は酸が非常に弱い点に目を瞑れば万人向けだが、流石に飲んでて飽き易い。安い白ワインに泡要素を付加しただけの、スパークリングとしての頼りなさが気になる。料理は和食系の煮物がいいな。ワインの味の浅さが、逆に薄味傾向の料理とも相性の良さを見せる。おでんやポトフ、湯豆腐にポン酢とか、淡泊だが食材の味を楽しめるものに向いてる。値段相応。相応だが半端な出来で、同価格帯の泡物の中で埋もれる類。最初の乾杯用か食前酒で飲み切るなら何も問題無いが、食中酒にするには心許ない。★楽天検索 バルディビエソ ブリュット★楽天扱い74件 780円~1550円 平均1000円前後まあ普通にそのへんの店で買ったら約1000円弱だろう。800円ならチリならではの良コスパを感じられなくもないが、それとてチリの安泡としては標準の枠内。やはり他に埋もれるワインだな。
2014/05/29
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もらいもの チリ セントラルヴァレー サンライズ・スパークリング・ブリュットNV Sunrise Sparkring Brut コンチャ・イ・トロ Concha Y Toro シャルドネ35% リースリング35% シュナンブラン30% アルコール分12% 輸入:メルシャン株式会社 参考価格:1200円前後色は薄い黄色。香りはグレープフルーツ、レモン、百合、イタリアンパセリ、石灰?味は苦味と酸味。余韻に酸味と薄い苦味。まあ、こんなもんか。柑橘メインの香りの中にちょっぴりハーブ。苦味基調の味にフレッシュな酸が弾けてスッキリ閉じる。スペインカヴァのイメージに近い、真っ直ぐなスパークリング。酸も苦味も明快だが、しつこさは感じず、口内のキレは悪くない。スッキリ系スパークリングとして、ガブ飲み向けの正直な出来。なんだけど、真っ直ぐ過ぎて飽き易い味。長所と短所が同じ。大手企業ならではの品質の不変性と安定供給がウリで、良く言えば万人向けだが、ある程度の美味さを追求するところまでは踏み込んでないと思う。 15分程度の時間経過で、香りの柑橘類が弱体化。 相対的に花や石灰系の香りが強まってくる。 炭酸も弱ってきて、味の締まりに難が。 元がそんなにしつこい味でもなかったから、この位は許容(想定)範囲だが、 飽き易い味がさらに単調に。良くも悪くも、普通のスパークリング。香りは正統派の辛口系で、味のキレもまずまず。とはいえ、「サンライズ」「コンチャ・イ・トロ」のブランドが無ければ埋もれる味だろう。料理はほぼ何でもOK。魚介系全般問題無し。肉類も、生ハムや薄切りにしたロースト系なら良いツマミになる。合わないのはソバやウドン位(←元々ワインと合わせる前提じゃないw)値段以下。1000円前後辺りで、いくらでもこれと同等以上のものが手に入ると思う。最初は相応かとも思ったが、1200円前後のスパークリングとしてはどうも面白みに欠ける。万人向けで分かり易い味なのは良いけど、これで1200円なら、自分なら別の泡物を選ぶ。例えばヴィニャ・サン・ホセ、バロン・ド・ブルバン、グランディアルもいいね。最近飲んだ、レッドウッド・スパークリングも安くて美味い。この1000円前後の価格帯はホントに競争激しいわ。★楽天検索 サンライズ スパークリング★楽天扱い約17件 1199円~1542円 平均1300円前後品質の安定感を求めるのでもなければ、自分からすすんで買うものではない。
2013/11/25
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チリ カサブランカヴァレー カサス・デル・ボスケ・シャルドネ・レセルヴ2005 Casas Del Bosque Chardonnay Reserve ヴィニャ・カサス・デル・ボスケ Vina Casas Del Bosque シャルドネ100% フレンチオーク樽熟成9か月 アルコール分13.5% 輸入:三井食品株式会社 購入価格:298円色はやや濃い金色。香りはオレンジ、蜂蜜、ミント、イースト、粉砂糖、ビニール?ライムの皮?味は苦味と薄い甘味。余韻に薄い苦味と酸味を伴う薄い甘味。色の濃さは想定内だったが、香りはギリギリでヒネてない。当たりボトルだ!果実感は大分後退してるが、薄ら苦い動きの中に甘味が追いかける大人しい味わい。余韻に付随する酸が香りの柑橘感と合わさり、弱り切った酸をサポート。香りの蜂蜜と酵母的感覚が合わさるとバターの様なふくよかな香りにも感じられ、より深みが増す。出方次第とも言えるが、香りによって味も底上げされてるみたいで、意外と今のこの大人しい味の方が、独特のバランス感が有る。苦味と甘味のコンビが香りで膨らみ、炭酸の抜けたシャンパーニュみたいな雰囲気に。まあ、熟成はここで行き止まり。あと数ヶ月もしない内にべっこう飴やお香、沢庵的な香りが出始めてきて、一線を越えるはず。元々酸やミネラルの強いワインではなさそうなので、味も特に変わらず、鈍い味の出方の水状態になるだろう。 でも60分以上の時間経過(温度上昇)でも変化は無し。 まだもう少し寿命に余裕は有りそう。(でも2013年内がイイトコ) とはいえ、8年(南半球だから正確には7年半)経ってこのギリギリ感だから、 およそ順当な品質と経年耐久力か。ヒネ香に近い雰囲気も無くはないんだが、柑橘感と蜜感でカバーされ、気になるレベルにまでいかない。もう少しミネラルの張りや、香りにナッツ感があれば、かなりの高級感を感じたが、とりあえずは健闘した方。本来の寿命は長くて5~6年ってところか。料理は発酵系や、保存食みたいな感じのが向いてる。アンチョビーをそのままや、ブルーチーズとクラッカーとかでもOK。意外と和食とも合いそう。塩の味と相性が良い感じ。これなら値段以上。通常なら最低でも1480円以上の格が有ったと思われる。298円は処分特価だろうけど、現状でも900円前後レベルの美味さを感じられた。カサスデルボスケ シャルドネ レゼルバ価格:1,890円(税込、送料別)楽天ではグリュックのみ 現在売り切れ中新しいヴィンテージのは飲んだ事ないから分からないけど、結構するんだね。もし1600円~1800円を超えるなら、モンテス・アルファ・シャルドネを買っちゃうんだろうなぁ。1400円前後なら、オーストラリアやニュージーランドに目を向けちゃいそうだし。
2013/11/24
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チリ ナティヴァ・ゲヴェルツトラミネール・ヌーヴォー2013 Nativa Gewurztraminer Nouveau 作り手不明 ゲヴェルツトラミネール100%(有機栽培) アルコール分13.5% 輸入:コルドンヴェール株式会社 購入価格:980円色は薄い黄色。香りはレモン、ライチ、アンズ、パイナップル、オレンジの皮?レタス?味は酸味と薄い甘味。余韻に薄い苦味と薄い酸味。まあ、こんなもんか。香りはフルーティーで割と頑張ってる方かも。味は酸味に薄ら果実の甘味を乗せ、余韻まで適当に引っ張る感じ。酸の軸が土台を支え、香りとも相まって果実感を引き立てる。水っぽい飲み口ではあるが、そこは香りでカバー。香りのおかげで個性が作られてる。ただ、余韻の苦味が いかにも安っぽさを助長。新酒だし、果実のフレッシュ感で押し切る部分であろうが、ちょっと口内にしつこく残り過ぎ。この辺は好みも有るだろうが、ツマミで散らすのが手軽か。総合的には新酒らしくフルーティーで、良くも悪くも水っぽい白ワイン。ライチやパイナップルの香りが結構しっかり出てて、品種の特徴はまずまず。香りと一緒に味を楽しめれば、多少の欠点には目をつぶれるだろう。料理はパスタ系やら、イタリアワインと合わせる感覚でいけば問題無い。トマトの酸味がワインの果実感を乱しそうなので、あまりトマトを使ってないピッツァやアンチョビートーストが良い。塩味が効いてる料理に向いてる。正直、値段以下。ただし、ワイン630円、ヌーヴォーのお祭り特価で+350円と考えれば相応。「チリ・ヌーヴォーへの興味本位」や「ゲヴェルツトラミネール」ワインという点に魅かれないなら、特に買う意味は無いね。980円で何か適当なイタリアワイン買っても、果たせる役割はさほど変わらない。むしろチリなら、同価格でシャルドネかソーヴィニヨンブラン買った方がワインを楽しめるかも。チリの、高品質で もっと低価格品を望むなら、コノスルのゲヴェルツをオススメする。
2013/08/15
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チリ DOリマリヴァレー Limari Valley タバリ・レゼルヴァ・シャルドネ2011 Tabali Reserva Chardonnay ヴィニャ・タバリ Vina Tabali シャルドネ100% フレンチオーク樽発酵 ステンレスタンク熟成 (PDF) アルコール分13.5% 輸入:コルドンヴェール株式会社 購入価格:980円色は黄緑がかった薄い黄色。香りはパイナップル、レモン、シロップ、ピーナッツ、マンゴー、オレンジオイル?沈丁花?味は苦味と酸味。余韻に苦味と甘味。柑橘よりもトロピカルな雰囲気の香りが強い。味は結構クリアーで澄んだ印象。突出した要素は感じられず、余韻の甘味が綺麗に着地。苦味を適度に出しつつ 後からすぐに果実感が追う、万人向けのシンプルな味構成で分かり易い。余韻は浅いが、そこはクリアーな飲み口と飲み易さ追求故の理解できる部分。口当たりからシャープな苦味が上手く果実感を底上げし、全体のバランスを整える。酸味の出力が頼りないからか、苦味のキレがイマイチな時がある。温度上昇も原因として大きいだろうが、この苦味が余韻の甘味も乱して、いかにもチリの安シャルドネみたいなモタついた味にさせる。ガッチリ冷えてる状態ならこの欠点は出ないので、注いですぐ飲むか 冷温キープを推奨。総合的には万人向けのシャルドネワイン。良くも悪くも目立った特徴が無く、飲み手や料理を選ばない高汎用な味わいは感心出来る。じっくり飲んでも良いし、氷入れてガブ飲みしても悪くない。温度が上がると苦味がダレた多少野暮ったい味になるが、美味さと値段を考えれば、その程度の欠点しかないのは称賛の域。料理と一緒に飲む事を考えるなら、充分上出来。サラダや、ピッツァとかのカジュアルなイタリア料理に合わせるのなら十二分な味。酸味控えめで苦味が大人しい、トレビアーノ・ダブルッツォかソアーヴェに近い存在感と役割。あえて値段相応。1200円位でも納得しそうになったが、温度上昇時の欠点の出方や、香りの頼りなさの点を考えると、伸び悩む部分が小さからず有る。万人向け故の伸び悩み点とも言えるので、個人の好みの点は大きいが、そこは経験や予備知識でカバー出来る。同価格で、"白ワイン" を飲みたいのなら、先日のルイ・ラトゥールのアルデッシュ・シャルドネ、しかし、"料理と一緒" に飲みたいのならこのタバリ・レセルヴァ・シャルドネ。これはホントに好みと目的で評価が変わってくるワインだと思う。
2012/09/23
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チリ DOセントラルヴァレー イズラ・チロテ・ホワイト2011 Isla Chilote White 作り手不明 セパージュ不明(ソーヴィニヨンブランとシャルドネ?) アルコール度12% 輸入:コルドンヴェール株式会社 購入価格:298円色はやや薄く金色がかった黄色。香りはシトラス、メロン、ライム、洋梨、ミント?味は苦味を伴う甘味と薄い酸味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。香りは結構フルーティーで頑張ってる。酸味が弱々しいが、値段なりと言えば値段なり。水っぽいながらも、甘味と苦味の構成がワインらしさを主張。酸味の弱さから来る 味の厚みの頼りない部分は、香りと苦味でサポート。軽い口当たりと甘味の感触で、飲み易さはそこそこ。悪く言えば、ただの “甘苦い水” 。ライムやグレープフルーツの果汁を水で薄めて、グラニュー糖で甘味を付けた様な味。香りが無ければ、炭酸の抜け切ったマイナーメーカーの缶チューハイと同レベル。 温度が上がってくると余韻の苦味が煩くなり、汚い飲み口になる。 最初は弱かった酸味も強く感じられてくるが、しつこさを感じる出方の酸味。 冷温キープ推奨。総合的には、水代わりのガブ飲み白ワインだな。コップに氷入れて飲むのも十二分にアリ。イタリアの安ソアーヴェの、酸味より甘味を優先させて、それを もうちょい薄めた感じのワイン。これはこれで値段以上。298円なら悪くない、納得の出来。ワンコイン(500円)の壁は越せないだろうが、398~420円までならギリギリ何とか。元々料理用に買った物だから、悪い気はしてない。グラス1.5杯(250ml強)位飲んで、そこで満足。
2011/12/08
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チリ マウレ・ヴァレー カサ・ドノソ・シャルドネ2006 Casa Donoso Chardonnay カサ・ドノソ アグリコーラ・サルヴェ・エスエー Agricola salve S.A. シャルドネ100% アルコール度13% 輸入:三国ワイン株式会社 購入価格:475円(950円の訳あり在庫整理50%off)色は黄色がかった、やや濃い金色。香りは沢庵、お香、べっこう飴、黒糖、ビスケット、八つ橋、生姜オイル?ガーリックオイル?味は甘味と薄い苦味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。うおおゎぁ、香りが完全にヒネてる。ここまでヒネてると逆に清々しい位に。味も酸が抜け切って、不自然な甘ったるさに支配されてる。味は液状の きなこ系和菓子を飲んでるみたいな独特の味覚。余韻の苦味と甘味がジワジワと迫ってくるが、迫る程に霧散して希薄に。香りは置いといて 純粋に味だけでみれば、「炭酸は抜け切って 氷も全部溶けたウィスキー(サントリー膳)ソーダ」に近い。飲めと言われたら、何とか飲めない事もない。しかし、飲んだ後の 鼻から抜ける生ゴミ(百歩譲ってドリアン)みたいな香りが かなりキツい。この香りと合わさった味と余韻が、何かの薬品の様な、飲んではいけないものを飲んでる気にさせてくる。うっかり鼻から息を吐くと、えずく様に咳が出る。グラスから香りだけ嗅いだ時と、飲んだ後に鼻から抜ける時とで印象が大きく違う。1000円レベルの酒質と適当な保管によって生まれし、偶然と必然とが融合したワインが其処に有った。ハッキリ言って不味いのだが、ヒネ香好きな人にはたまらない感じであるとも思える。ただ、これ何の知識も経験も無い初心者が知らずに飲んだら、絶対に一口で吐き出すと思うw。味と香り別々になら もしかしたらアリかも分からんが、二つ合わさると破滅的な飲み物が出来上がる。自分もグラス1杯だけ飲んで、もう満足。(というか飲めない、これ以上飲みたくない)値段以下。正当評価不可。まぁ訳ありの半額品と分かってて買った訳だし、500円未満で腹も立たない。ヒネた白ワインの勉強になったと思えば、高価いとも思わない。でも「勉強になった」と思えない人には 100円でも納得いかないだろうね。
2011/07/28
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チリ サン・アントニオ・ヴァレー コノスル・オーガニック・ソーヴィニヨンブラン2009 ConoSur Organic SauvignonBlanc コノスル ソーヴィニヨンブラン100% ステンレスタンク4ヶ月熟成(PDF) アルコール度14% 輸入:株式会社スマイル 購入価格:1029円色は薄っすら黄緑がかった薄い黄色。香りはレモン、シトラス、未熟な洋梨?味は酸味と甘味を伴う苦味。余韻に苦味と薄い甘味。酸味がやや強めでスッキリ系。香りは柑橘系果実の特徴をストレートに押す。チリのソーヴィニヨンブランとしてはよくあるタイプ。酸味基調で苦味が締める、分かり易い白ワイン。薄っすら甘味が乗ってきてくれる点はバランス感に気を使った部分だろうか。良くも悪くも酸が全体の味を振り回す、ある意味潔いつくりだが、味の幅が狭くて安っぽさが目立つ。酸味の強さに甘味がついていけてなくて、酸がしつこくなりがちに。香りも柑橘系がメインだし、他の要素のサポートは期待できない。チリのソーヴィニヨンブランとしてはまぁ普通。特別に“おッ!?”ってものは無い。料理はあまり選ばないし、万人向けの味だが面白さはあまり無いな。値段相応。「約1000円」の「チリ」の「ソーヴィニヨンブラン」。分かり易いけど、普通。★楽天検索 コノスル オーガニック ソーヴィニヨン・ブラン★楽天扱い5件 913~1035円 1000円前後約1000円のソーヴィニヨンブランとしては充分及第点。でもコスパを考えると-200~300円のヴァラエタルの方が上かも。また飲みたい・買いたいって気にならない。
2010/06/17
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チリ セントラル・ヴァレー コノスル・ソーヴィニヨンブラン2009 ConoSur SauvignonBlanc コノスル ConoSur ソーヴィニヨンブラン100% ステンレスタンク3~10ヶ月熟成 アルコール度13% 輸入:株式会社スマイル 購入価格:698円色は微妙に黄緑がかった薄い黄色。香りはシトラス、グレープフルーツ、シロップ、キウイ。味は甘味を伴う苦味と薄い酸味。余韻に苦味と甘味。2007年、2008年と飲んできたが、2009年もなかなか美味い。今回は酸味よりもミネラル感押し。例年よりも酸味が弱々しく味の厚みは少々頼りないが、甘味を伴った苦味感が底を支え、全体のバランスは非常に綺麗。酸味が弱いせいで必要以上に苦味が目立つ時があるけど、この苦味は弱い酸味部分をサポートする要素なので、これは仕方無い。だが苦味の他にメインを張れる要素が乏しい以上、ちょっと味が一面的で、悪い意味で「水っぽい」様にも感じられてくる。この水っぽさがある意味飲み易さを生み出してもいるので、この辺は人によって好き嫌いが出てくるかも。まあ味はやや弱めだがそれほど軽いわけではなく、透明感があって飲み易く香りもそこそこ。毎年欠点はあるが、それをカバーする長所を明確に見せて価格以上の存在感を示してくれる。チリのソーヴィニヨンブランはコノスルだけあればいいとすら思える。値段以上。余裕で1000円以上の実力。2008年ボトルと比べると見劣りする所もあるが、2009年も十分美味しい。★楽天検索 コノスル ソーヴィニヨン ブラン★17店舗中、平均750円前後700円未満でも買えるチリのソーヴィニヨンブランとして文句無し。コノスル・ヴァラエタルはこの後ゲヴェルツトラミネールやヴィオニエの2009年も飲んで記録を書こうと思ってたけど、もうここらで打ち止めでいいかな?書くまでもなく、充分安くて美味しいです。新たに書くとしても、数本まとめて簡易的に気になった特徴を羅列するだけで充分な気がする。さて、そろそろ溜まったカオールワインを消化していこうか・・・。
2010/01/17
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チリ セントラル・ヴァレー フエゴ・アウストラル・シャルドネ2009 Fuego Austral Chardonnay ヴィニャ・ベンティスケーロ社 Vina Ventisquero シャルドネ100% アルコール度12.5% 輸入:アンデス・アジア株式会社 購入価格:498円色は薄い黄色。香りはリンゴ、洋梨、パイナップル、ライム?蜂蜜?味は薄い甘味と軽い酸味。余韻に酸味と苦味。味は軽薄だが甘味が明確で、香りもフルーティーな甘い感じ。口当たりは妙に鈍くて、味覚を感じるまでにタイムラグがある。まぁシンプルな味。基本は甘味を出しつつ、後から酸味でダルさを抑え、そこを余韻で支えつつ苦味感で緩やかに切る。軽い味を余韻で底上げしてる様な構成で、安いなりの工夫が見られる。たまに余韻の苦味がのっぺりと口内に張り付く様な感覚があり、プラスティック等の無機的・人工的な印象が出てきて果実感を削がれる場合がある。味のバランスの揺らぎ方が極端で、安定してくれない。 時間経過で徐々にこの現象が起き易くなってくるが、 温度が上がるとその傾向がより顕著に。 20分強位の時間経過でもう少し軽薄さが改善し、味が落ち着いてくる。 でもこうなると酸が置いてかれ、甘い香りと甘い味とでちょっとクドさが出てくるかな。 当初の味の軽さは悪いことではなかった。欠点はあるが、チリの安白ワインとしては立派。ワンコイン価格の割には香りが賑やかで、果実の甘味も明解で万人向けの方向性。食中のグラスワインとして、2~3人で30~40分位で1本飲み切れれば理想。値段以上。これで500円未満なら十分な出来。味だけなら値段相応だが、この香りの出方なら上手くいけば700円前後も狙っていける。
2009/11/15
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チリ DOセントラル・ヴァレー ソレウス・ソーヴィニヨンブラン2007 Soleus SauvignonBlanc モントグラス MontGras ソーヴィニヨンブラン100%(テクニカルシートPDF) ステンレスタンク熟成 アルコール度13.5% 輸入:合同酒精株式会社 購入価格:1080円色は薄っすら黄色がかった黄緑色。香りはシトラス、ライム、パイナップル?ミント?味は薄い酸味と軽い甘味。余韻に軽い酸味と薄い苦味。う~ん・・・普通のソーヴィニヨンブランだな。香りも柑橘系の香りがメインで良く言えば正統派。味はキレがよく、余韻も間延びしないスッキリした味。特徴には乏しいが、チリのソーヴィニヨンブランとしてはかなり手堅い味。まあ良くも悪くも普通。長所がそのまま短所になってる感じで、あまり印象に残らない。 温度が上がるとヌベっとした印象になって、苦味が過度に出しゃばって来る。 冷温キープ必須。冷たさを保ててこその、この綺麗なスッキリ感。一応オーガニック認定は受けてる様だが、特にその有り難味は感じない。これは普通のソーヴィニヨンブランワイン。普通なら普通で気軽に飲めるんだろうが、魅力には乏しい。1回飲めればそれでOK。これ位シンプルで特徴が無いと、逆に料理にも合わせ辛い。クラッカーにクリームチーズかブルーチーズ、食パントーストにオリーブオイルとハーブソルト等の芸の無いツマミにしか合わせようがない。無理に合わせようとか考えない方がいいのかも。値段相応。約1000円の白ワインならこの位は普通のレベル。でも「オーガニック」の付加価値ありきのワインと思えば決して高価いことはないはず。★楽天検索 ソレウス ブラン★いやいやいやいや楽天高価いよ!2店舗しか扱ってないとはいえ1400円オーバーは無謀。出しても精々1180円だって。
2009/10/27
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やまやに行ったら安売り期間中だったらしいので何となく期待せずに購入 栓はスクリューキャップ チリ セントラル・ヴァレー カーラ・ソーヴィニヨンブラン2008 Kaara SauvignonBlanc 造り手不明 ソーヴィニヨンブラン100%(?) アルコール度13% 輸入:コルドンヴェール株式会社 購入価格:298円色は薄い黄色香りはレモン、グレープフルーツ、バニラ、ヨーグルト?味は苦味を伴う酸味と薄い甘味。余韻に薄い苦味と酸味を伴う薄い甘味。まぁまぁ軽めの白ワイン。香りは苦味を絡めた酸味を連想させるものが主。価格が価格だから味の厚みとかそういうのは無いし、必要も無い。安いなりに味の軸はしっかりしてて、そこそこバランスは良い。多少酸味に粗さがあって、香りにも酸味を連想する方向に偏りがちだが、安白ワインによくある変に水っぽい感じになるならこの位は特徴を出しても悪いことはない。欲を言えばもうちょっと酸味にキレがあっても良かった様な気はするが、まぁこれはこれで厚みが無いなりに存在感を出す方向に気を使ってくれたという事か・・。多分ガチガチに冷やして飲めば、温度でキレを演出出来るかも(←苦味とのバランスに難が出そうだが)。総合的にはそこそこ飲める白ワイン。酸味の目立つ香りや味に引っかかる人はいそうだが、価格ほど安っぽい印象は無い。値段以上。498円レベル。
2009/08/21
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もらいもの チリ カサブランカ・ヴァレー D.O.Casablanca Valley モンテス・アルファ・シャルドネ2006 Montes Alpha Chardonney モンテス・エス・エー アウレリオ・モンテス氏 Montes S.A Aurelio Montes シャルドネ100% フレンチオーク樽で発酵(40%はマロラティック発酵) フレンチオーク樽12ヶ月熟成(新樽25%) アルコール度14% 輸入:エノテカ株式会社 参考価格:2000円前後色はやや黄色がかった金色。香りはアカシア蜂蜜、胡桃、メロン、レモン、アーモンド?煙?味は甘味と苦味を伴う酸味。余韻に酸味と軽い苦味。おお・・なかなか“格”を訴えてくる香りだね。蜂蜜、ナッツ、果物、とシャルドネに求められるであろう要素を一通り揃えてる。味のバランスも良く、まず甘味を明確に打ち出しつつ、その勢いを包む様に酸味と苦味が上手く捌いていく。オイリーな印象はそれ程無く、葡萄の甘味でもってストレートに厚みをアピールする。万人向けの飲み易さと分かり易さで、チリのシャルドネでここまで作れてれば十分に賞賛の域。あえて言えば、甘味に偏り過ぎる味傾向が気になってくるかな?チリのシャルドネワインとはいえ、価格を考えると香りはともかく味構成が単純で深み(複雑さ?)に欠け、一定水準以上の評価を付け辛い。長所として挙げた飲み易さ・分かり易さとぶつかる部分だから、それを言われても困る難癖に近いところだが。 抜栓60分位(多分温度上昇)で、少々苦味が粘っこく感じられてきて味のバランスが崩れ気味に。 香りも薄く安っぽく、味も鈍い感じにスライドし、しつこさも出てくるように。 なるべく冷温維持を推奨(グラスが結露する位以下を冷温の基準に)。まぁ産地を抜きにして、美味しいシャルドネワインなのは間違いない。香りも綺麗で味も分かり易い。しかし香りの良さは無視して、「樽のニュアンスを感じられる甘味基調のシャルドネ」を飲みたいだけの人にとっては「そこそこ出来の良いラングドックの1600円前後のシャルドネ」でも満足できそうな単純さも否めない。やはりこれも赤と一緒で、総合的に判断して2000円の設定のワインなんだろうなぁ。気になる点も無くはないが、値段相応。2000円の括りで判断するならブルゴーニュのシャルドネとも闘える。個人的にはカベルネよりもオススメかもしれない。★楽天検索 モンテス・アルファ シャルドネ★
2009/06/01
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チリ コルチャグア・ヴァレー コノスル・ヴィオニエ・ヴァラエタル2008 ConoSur Viognier Varaetal コノスル ヴィオニエ100% ステンレスタンク熟成2~10ヶ月 アルコール度13.8% 輸入:株式会社スマイル 購入価格:714円色は薄い黄色。香りはアンズ、洋梨、メロン、シトラス、胡桃?味は酸味を伴う甘味と軽く苦味を伴う甘味。余韻に甘味と軽く苦味を伴う酸味。美味い。爽やかな香りに甘いフルーツの風味。スッキリした味でバランスも取れてる。甘味が明確で万人向けの飲み易さ。苦味が絡む味構成ではあるが、この苦味が場合によっては甘ったるくダレそうになる味と余韻を上手く締めてくれる。余韻は有って無い様な軽さだが、この味で変に余韻を持たせてもしつこいだけなのでこれは悪くない。もちろん値段なりに多少は大味な部分が見受けられ、安っぽさは拭えない。口内に入りきってからは味がボヤけて、ジグソーパズルを崩したような乱れを感じることも(対応すべき要素が噛み合わなくなって違和感を生じる感じ)。気になる点はあるが、全体的には気楽に気軽に楽しく飲める白ワイン。 40分強の時間経過で鈍い苦味やのっぺりした香りが出て、 炭酸の抜けた安い酎ハイの様なしょーもない印象を感じる事もあるが 700円台のチリ白なのを考慮すればこれはまだ容認できるレベル。この変化は時間経過よりも温度上昇が原因の部分も大きいと思われるので、なるべく冷温を維持しつつ少量ずつ注いで飲めばそれほど問題は無いはず。或いはコップに氷を入れて注いで飲んでも結構イケると思う。値段以上。この飲み易さと価格の安さには非常に好感を覚える。コノスル・ヴァラエタルの真骨頂の一つ。★楽天検索 コノスル ヴィオニエ★
2009/05/28
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チリ セントラル・ヴァレー コノスル・ソーヴィニヨンブラン2008 コノスル ソーヴィニヨンブラン100% ステンレスタンクで3ヶ月熟成 アルコール度13% 輸入:株式会社スマイル 購入価格:764円色は黄緑がかった薄い金色。香りは青リンゴ、シトラス、蜂蜜、キウイ、マンゴー、石灰?味は酸味と苦味を伴う甘味。余韻に甘味と苦味。うわぁ美味い。味の奥行きは無いけど、すごいバランスの良さ。この飲み易さは大いに感心。葡萄の酸味と甘味が綺麗に口に流れる。香りが過度に甘ったるく感じる時もあるが、この辺は苦味要素に対する牽制にもなってるのでサポートとしては納得。温度が上がると苦味が強まり、バランスが少し歪んでくる。酸味がしつこく出てくる感じにもなるので低温キープ推奨。この事態を想定しての強めの甘い香りであるならば、相当高度な出来栄え。とはいえまぁ、40分前後で味のクリアーさが弱ってくるので酒の体力の無さは値段なりか。でも開けてすぐに飲めば問題無いし、それが出来る飲み易さ。短所に感じた苦味感も、改めて考えれば軽目の飲み口に起伏を持たせようとした結果かもしれない。足りない部分は確実にあるはずなんだけど、その部分を他の要素が補おうと一生懸命働いてくれてる。「バランスの良さ」という言葉をよく使うが、その意味の一つを知った気がする。フルーツの香り、蜂蜜の香り、ミネラル系の香り、甘味、酸味、苦味、余韻、全てが助けあってこの味を出してる様に思えた。個々の要素を注視すれば確かに1000円以下レベルのはずなのに、各要素が口の中で統合されてレベルが跳ね上がる。2007年はバラけそうな味を突出気味な酸味のキレと香りで強引にまとめてた不安定さがあったが、2008年は短所はそのままでもそれを無理にまとめようとせず全体でカバーする工夫がされていた。値段以上。これはヘタすると1300円前後でも納得しそう。700円台でここまで味を出せれば、もうボルドーの変な安ソーヴィニヨンブランを1000円前後で買う理由は無いね。★楽天検索 コノスル ソーヴィニヨン・ブラン ヴァラエタル★
2009/03/25
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チリ ビオ・ビオ・ヴァレー コノスル・リースリング・ヴァラエタル2008 ConoSur Riesling コノスル リースリング100% アルコール度13.5% 輸入:株式会社 スマイル 購入価格:703円色は微妙に肌色がかった薄い金色。香りはオレンジ、シトラス、シロップ、ミント?味は酸味と苦味を伴う甘味。余韻に苦味を伴う酸味と弱い甘味。少々苦味が目立つが、全体的には軽やかで爽やかな味。香りもオレンジが強いフルーティな感じで、飲み易さの向上には一役買っている。だが、全体のバランスは決して悪くないからまだいいけど、この「常に苦味が付きまとう味構成」は自分の好みとは明らかに噛み合わない。なんだか柑橘系果実の“皮の味”に終始してる感じで広がりも無く、繊細さに欠ける。悪く言えばスカスカの「みかん」を皮ごと食べた味。粗野な印象が大きく、その割りに味わいは軽めで飲み応えに違和感が残る。まぁ不味くは無いんだけど、どうしても大味な印象が拭えず、魅力に乏しい。これならソーヴィニヨンブランの方がオススメ。値段相応。一応、白ワインとしては可も無く不可も無くの標準的な出来。だがこのワインでリースリングの良さは分かりにくいと思うな・・(少なくともドイツのリースリングとは別物)。★楽天検索 コノスル リースリング ヴァラエタル★
2008/12/01
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チリ セントラル・ヴァレー コノスル・ソーヴィニヨンブラン・ヴァラエタル2007 Conosur Sauvignon Blanc コノスル ソーヴィニヨンブラン100% アルコール度13% 輸入:株式会社 スマイル 購入価格:703円色は黄緑がかった薄い黄色。香りはレモン、グレープフルーツ、洋梨、マンゴー?蜂蜜?味は強い酸味と甘味。余韻に苦味と甘味。酸味が強く、とてもシャープでドライな飲み口。香りも柑橘系果実と弱いながらも蜂蜜っぽい香りがして価格を意識させない完成度。辛口の正統派白ワイン。品種の特徴を存分に出せてる感じ。冷やしすぎても香りのアルコール感がキツく口当たりもキレ過ぎる。“特徴”の範囲内でそれを悪いとは思わないが、最初の一口には微妙に抵抗があるかも。グラスに注いで2分位待って、軽く温度を上げてから飲むとややソフトな感じに印象変化する。その分味に酸味のしつこさや苦味がジワジワ拡がって、人によっては好き嫌いの幅が出てくると思う。味は結構シンプルで余韻も軽いが香りはなかなか。温度変化(或いは開栓後の時間経過)による味わいの変化が少々面倒臭いが、注いですぐ飲むのなら特に問題無い。この辺は妥協と把握が必要か・・。値段以上。知らずに飲んだら1000円位と言われても納得するかも。700円チョイなら十分な出来。★楽天検索 コノスル ヴァラエタル ブラン★
2008/11/19
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チリ ビオ・ビオ・ヴァレー コノスル・ゲヴェルツトラミネール・ヴァラエタル2007 ConoSur Gewurztraminer コノスル ゲヴェルツトラミネール100% アルコール度13.5% 輸入:株式会社 スマイル 購入価格:703円色は黄色がかった薄い金色。香りはパイナップル、ライチ、キウイ、アカシア蜂蜜?メロン?味は甘味と軽い苦味。余韻は甘味と苦味を伴う弱い酸味。甘い。美味い。シンプル。分かりやすい。かなり良い出来。以前飲んだカスティーリョ・デ・オレリア・ブランコにもちょっと似てたが、こちらは飲み口もハッキリしていてちゃんとワインになってる。味も香りもシンプルで分かりやすいのはいいが、その分飽きやすいという弱点もある。温度が上がると余韻の苦味が強まってちょっと汚い。低温キープ推奨。シンプル過ぎて安っぽさはあるが、それを上回る汎用性と完成度の高さがある。シンプルで分かりやすいというのは飲み手を選ばないという事だし、温度が上がるとレベルダウンという弱点も食前酒に少量だったり食中グラスワインとして1杯程度なら何も問題は無いだろう。コップに氷入れてジュース感覚で飲んでも結構美味しい。魚介系、特にエビを使った料理にかなり合いそう。トマトとチーズの料理なんかは、変なイタリアワインよりもこのワインの方がずっと合わせ易いと思う。値段以上。880~980円位でも納得できる。この価格帯のワインの果たすべき役割を高度に実現している。★楽天検索 コノスル トラミネール★
2008/11/16
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チリ DOセントラルヴァレー アナケナ ソーヴィニヨンブラン2006 ソーヴィニヨンブラン100% 輸入:中部貿易株式会社 購入価格:880円色は非常に薄い黄色。香りはキウイ、パッションフルーツ。全体的に南国系果実の香り。 温度が低いと何か木みたいな白胡椒を甘くした様な感じの香りでよくわからない。味は口当たりでソフトな酸味。喉越しでドライな酸味。余韻に酸味とほのかな甘味。薄味なのは同じだが、先日飲んだシャルドネよりずっと味がしっかりしてる。自分の知ってるソーヴィニヨンブランと違って爽やかであっさりした飲み口と余韻。フルーティな口当たりと喉越しのドライ感のバランスがとても良い。ソーヴィニヨンブランはやや苦手な品種なのだがチリワインに関しては気に入った。ドライ感がしつこすぎない。赤と違って白ではチリ特有の軽さが良い方向に働いてる。
2007/09/25
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チリ DOセントラルヴァレーアナケナ シャルドネシャルドネ100%輸入:中部貿易株式会社 購入価格:880円色は薄い黄色。香りはレモン、洋梨。味はややドライな酸味。余韻は薄い酸味。味薄ッ!水みたいでイマイチ。口当たりも不自然に粘っこい。香りも弱いんだが香りの質は値段の割にはさほど悪くない。洋梨の香りが突出した柑橘系果実の香りを適度に抑えた良いバランスだと思う。値段相応、ではあるがそれにしてもこれはちょっと魅力を感じられないなぁ。シャルドネなのに甘味がなく、香りも妙に酸っぱくて、ただ“白ワイン”というだけ。ブルゴーニュのシャルドネを飲みすぎたせいか?いや、関係ないか!?
2007/09/23
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