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弁護士になって約一ヶ月。 修習時代の仲間達から様々な情報が寄せられるようになりました。 東京以外の弁護士会に所属した友人達は、もう国選事件の受任をしていて、緊張しているなどなどのお話しを聞かせてくれます。 東京だと、早い人はもうやっているかも知れませんけど、そもそも国選は研修として受けるのが初めてになるので(その分初めてでも様々バックアップがあるみたいですが)、多くの人がまだやっていないことでしょう。私撰事件があってボスからやってこい、と言われた人でもないと接見すらまだ行っていない人が結構いるかと思います。ちなみに私もまだ。初の国選は来年の予定。苗字がア行だったら今年中にやることになったのでしょうけどね。 そんなわけで刑事の方は大分離れています。 なおかつ民事の方も、今は事務所で、ボスが忙しく働いている側でじっくり起案をしているだけですので、まだまだまったりとしています。 弁論準備手続や法廷には、ボスのお供でついて行っていますし、一部の事件では陳述書作成の為の聴取りに混ざってはいるのですが、一人で仕事をした、ということはまだないです。そう考えるとなんだかまだ修習生みたいな感じ。起案もボスが手を入れてくれますので、まだ思い切って出来ていますしね。私は一応三ヶ月は研修期間という事になっていますので、今はむしろ勉強メインくらいの気持ちの方が良いのかも知れませんね。 そんなわけで来月は研修を入れまくってみました。 週に二回くらい入れてます。身に付くかは分かりませんが、ちょっといろいろと動いてみようかと^^
2005/10/31
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朝起きて、まずは洗濯。 朝食をとってから、資料の整理。 弁護士会から来ている資料が沢山あるので、早いところ整理しておかないと大変なことになるんだろうなあ、と思って、毎週の土日、いずれかの日に整理の時間を設けているのですが、これが結構手間ですね。 その後は本を読み、洗濯物を干して買い物へ。 今日はラックとか座布団とか買ってきました。もちろん自転車で運ぶのは無理なので、まとめて配送。その後に本屋に行ってまた本を買ってきました。 今思うと、セラミックヒーターもついでに買っておけば良かったかなあ。居間にだけ、暖房器具がないんですよね。冬は寒そうだしな、この部屋。 ともあれ、帰宅してからもちょぼちょぼと雑用をやっていたら、ようやく購入したラックを組み立て、今さっきまで夕食を食べながらDVDを見ていました。 ストーンコールドWHAT?という、WWEのDVDですが、中古で購入。値段の割には内容が濃くて良いですね。コミカルヒール時代の裏話には爆笑していましたし、HHHとの死闘や、ビンスとやり合っていた時の映像は死ぬほど恰好良いです。 さて、これから購入してきた本でも読みますか。
2005/10/30
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昨日べろべろに酔っぱらっていたので案の定、朝遅く起きました。 起きて食事をして、掃除をして・・・とやっていたらもうお昼。 今日は何か本を買いに行こうと思っていたので、最寄り駅で昼食をとったあとに、池袋へ。 私が住んでいる辺りには大きな本屋がなくて、そこそこ近場で大きな本屋がありそうなところというと、池袋しか思いつかなかったんですよね。 前に所用で池袋をほっつき歩いていたときにジュンク堂をみかけていたので、いざ入ってみましたが、いやあ、広い。本当に広い。そして蔵書数が凄い。なんだか一安心です。 これだけの本屋が結構近くにあるのなら、今後とも困ることはなさそうですので^^ほっつき歩いているだけでも面白そうですしね。 しこたま本を買った後は、実家にもどりました。 いろいろと持って帰るものがあったのです。 しばしのんびりして、夕食を家族と喰って、またちょっと休んでから先ほど戻って参りました。 今は荷解きが終わってのんびりしているところであります。 今日はもうちょっとだらだらしようかな。
2005/10/29
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事務所で歓迎会を開いて頂きました。 たっぷり飲んで食べて、今べろべろです。 いやあ、たのしかった!
2005/10/28
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最近読んだ本です。 いや、最近でもないですね。 むしろここ4ヶ月で読んだ本、かな。風魔忍法帖 最近漫画やアニメや映画に引っ張りだことなっている、山田風太郎の忍法帖です。柳生十兵衛三部作以外は、あまり読んだことがないのですが、山田風太郎の作品はいつも妖しい面白さに満ちているように思います。 この作品もそんな感じ。 最初はだらだらと読んでいたのにいつの間にかハマっていました。 物語などについてはもう良く知られているので割愛(笑)。アンドロメダ病原体 マイケル・クライトンの作品です。 映画化もされていますね。 病原体ものの物語なので、いつもの如く圧倒的な情報量でぐいぐい押し、クライマックスでガンと盛り上げるけど、キャラクターの描写が希薄、という感じです。 最後の方は結構面白かったですし、最初の掴みも良かったのですが、中だるみしているような気がしました。 読み始めてから読み終わるまで2ヶ月くらいかけましたからね・・・あんまり読む気がしなくて^^;火刑法廷 ディクスン・カーの傑作と言われているミステリーです。 修習クラスのHさんが、カーは人物描写が淡々としているんで、時間をおくと誰が誰だか良く分からなくなる、一気に読まないとつらいんだよね、と仰っていましたが、全くその通りでした。 これも長いことかけて読んでいたので、途中で何がなにやら(笑)。 ですが後半は良い感じです。クライマックス、エンディングとおお、と思わせるところがあります。 Hさんは、最近の日本の作家はこの結末を安易に模倣しすぎてイヤだ、と仰っていましたが、たしかにこの結末は何度もやられると興ざめかもしれませんね。密室・殺人 小林泰三の長編小説です。 これはミステリーものでした。ちょっと意外。 現実的な始まり方は好感が持てました。探偵が殺人(かどうか良く分からない)事件に介入することが通常ない、という事を前提にしつつ、うまく探偵を絡ませていくあたりそれなりに自然で好感が持てました。 ですが、トリックとかもそんなに際だって面白いというわけではなく、筋立てに『らしさ』を感じませんでしたね。 探偵の描写には『らしさ』が出ていましたけどね。 ちなみに火刑法廷の後にこれを挙げているのは・・・。人獣細工 小林泰三の短編集です。こっちの方が、やっぱり『らしい』です(笑)。 これ前にも読んだ気がするのですが、本棚に小林泰三の本で入っていないのがこれだけでしたので購入してきました。前に買った奴は何処いったんだろ。 それはさておき、ある意味邪悪な表題作『人獣細工』に、皮肉な結末が嫌な読後感を誘う『吸血狩り』、クトゥルフ神話を彷彿とさせる独特の物語『本』の三部とも結構面白かったです。個人的には『本』が好きですね。弁護士の仕事術・論理術 ある日、事務所に行きますと私の机にこの本が置いてありました。おお!ちょうど前日に買おうかどうか迷っていた本ではありませんか! んでボス先生に聞いてみたところ 「知り合いからもらったんだけど、興味あったら読む?」 「いやあ、ちょうど昨日買おうかどうか迷っていたんですよ!」 「おお、そういうことならあげるよ^^」 ということで頂きました(笑)。 んで一読してみたのですが、なかなか面白い本ですね。役に立つかどうかはこれから分かることですが、もう何回か読んでみようかと思っています。GOTH 乙一の作品です。 死体や惨殺などに興味のある少年少女が体験する物語、というとあんまりその本質を書いていないような気がしますが、作者の後書きの言葉を借りれば、この世に存在する妖怪と、その妖怪に匹敵する力を持つ怪物及び奇妙な出来事に巻き込まれやすい体質の女の子の物語、だそうです。 叙述トリックを駆使しているところがなかなか面白いですが、なんだかイマイチはまれないのは何故なんだろう、という感じでした。死に損ないの青 こちらも乙一の作品。 ある意味ホラーな一遍ですが、短時間でさくっと読めて分かり易いお話しでした。乙一らしいひねりはないのですが、それも良い感じ。 個人的にはGOTHより好きですね。メトロポリス テア・フォン・ハルボウの作品です。 ていうか、フリッツ・ラングの映画『メトロポリス』の原作本です。原作者はフリッツ・ラングの当時の妻。彼女はヒトラーの政策に熱狂してユダヤ人であるラングと後に離婚しているのですが、これはまだ二人が仲睦まじかった頃の作品ですかね? 物語の筋は、大筋聞いていたのですが、改めて読むとなんだかもやもやしたものを感じます。途中まではなかなか良い感じなのですが・・・いいのか、この結末で(笑)? ただ、メトロポリスの描写が素晴らしいです。 これはやっぱり、小説で読むよりも映画で見たいですねー。塵よりよみがえり レイ・ブラッドベリが55年かけて書いたファンタジー。 というか55年前からちょこちょこ書いていた、ある家と一族の物語を、つなぎの物語を加えて一本にした作品ですね。 題材が夜族の話ですのでダークファンタジーに位置するのかも知れませんが、なんとなくほのぼのとしていて面白い作品でした。
2005/10/27
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いろいろあっても書けないことが多いものです。 そう言う日は適当な話題に触れることにしましょう。 大分前にドラゴンボールZ Sparkingというゲームを買いました。最近はやらなくなりましたけど、これがかなり面白かったです。 ドラゴンボールZのキャラクターたちを使う格闘ゲームでして、独特の操作感が、あの世界の再現繋がっている逸品です。 登場キャラクターは、Zになってからの原作のキャラクターが総出演しているだけでなく、映画版の敵キャラ、あるいはドラゴンボールGTの敵キャラ、ドラゴンボール時代の印象的なキャラクターなど総勢90人。 全部のキャラクターを出すのはなかなか大変ですが、ストーリーモードに相当するZバトルゲートはなかなか面白いですし、キャラクターをアイテムで強化するモード、ランキング戦など、内容も盛りだくさん。 一度でもドラゴンボール世界にはまった人には是非ともオススメの逸品です。 ただ、このゲーム、ちょっと気になることがあるとすれば、続編の発売が早そうだなあということ。この前のシリーズもあっという間に3まで出ていましたからね^^;
2005/10/26
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東京の弁護士ですので、大半の事件においては東京地方裁判所に出向いております。 いやあ、しかし東京地裁は本当に大きいですねー。 警備も厳重で、どことなくものものしい感じがしています。 今日は台湾・韓国のハンセン病元患者による補償請求訴訟が行われていたからでしょうか、正門前には報道陣が詰めかけておりましたね。 さて、今日は朝一で要件が御座いましたので、ボスの先生とは地裁で直接待ち合わせることになっておりました。 そこで一階でぶらぶらと待ち合わせ時間まで待っていると、修習クラスの友人Oさんにお会いしました。ちょっとだけ近況報告をして分かれたのですが、楽しいものですねー。今後もこうして修習仲間達とあう機会があるのでしょうが、とても楽しみです。 午前中の要件が終わった後、ちょっとだけ弁護士になった実感を抱く状況があったのですが、割愛。というか、具体的な事ってなかなか書けないですね^^; 午前中の要件を終えて、一旦事務所に戻り昼食をとった後、午後はボス先生が証人尋問に赴かれることになっていたのですが、私もご一緒させていただくことになりました。記録を読んでいない事件でしたが、移動中にボスに概要を聞き、いざ尋問の場へ。 いやあ、本当に先生の尋問は素晴らしかったです。反対尋問だったのですが、あそこまで爽快な尋問を見たのはホント久しぶりでした。まさに眼福。私がボス先生の領域に達するまでは一体どのくらいかかるんだろうと思いつつも、様々なことを学んで成長していきたいとも思いました。 尋問修了後は事務所に戻って記録の検討。 なかなか厚い記録ですので結構読むのが大変ですが、時間のある今の内にしっかり読んでおきたいと思います。
2005/10/25
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修習時代の日記をこの間サイトにして、そのうち本にして出版できたらいいなあ、などと思っているのですが、ちょっと読み返してみて参りました。 全然修習と関係のない日記が結構あって、それがやたら分量が多い^^: おまけに誤字脱字が直っていないところはありますし、幾分説明が不十分なところもあります。 まあ暇を見つけてちびちび手を入れておこうかなと思う次第です^^
2005/10/24
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復帰するつもりはなかったのですが、チャオの杖が簡単に作れることを発見したため、プチ復帰しました。ライセンスは三ヶ月の方が費用対効果が良いので三ヶ月分購入。1月分だと高い印象があるのです。それにどうせ一度復帰したらしばらくやるんだろうし。 というわけで昨日、一昨日で四回ほど未来を周り、各フォースのパクパクの枝を全てチャオの杖に変更。 あわせてついでにLVあげも敢行。 ぐぬ、まずい!プチ復帰のつもりがハマってしまいました。 さらにオフの方も再開し、まずレイキャストでULTEP1クエストを全制覇! 残りあと少しでしたが、何しろアンドロイドではしんどそうなクエストばかりでしたので躊躇していたのですが、スプニとフロシュの力で突破! 次は同じようなところでストップしているレイキャシで、ULTEP1クエを制覇したいですね。それが終わったらヒューキャシ。ヒューキャシも同じようなところで止まっていましたからね。 また、MC1で唯一ULTに達していないフォーマーも育成再開。 現在、LV35でHの遺跡まで行けるようになりました。 私は全部のオフクエストをやらないと気が済まないので、育成が時間がかかってしまうのですが、地道にやっていこうと思います。
2005/10/24
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安いからとついついDVDを購入しているのですが、まあ、まとまった時間がないとと見る気がしないので放置していました。そのおかげで見ていないDVDがたまっていっています。 昨日はそんな一本のうち、もっとも時間の短い『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 死霊創世記』を、夜に酒を飲みながら見ていました。 1960年代後半に公開され、以後多くのフォロワーを生み出した『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』のリメイク版です。 本作の監督はロメロ映画の特殊メイクを担当しているトム・サヴィーニですが、ロメロも本作品には参加していますので、他者のリメイク版とは異なり、その精神において前作と共通のものを持っていました。ただ、原典よりはストレートかなあ、というのが印象。 物語も大筋では原典と同じですが、ラストが改編されている他、細かい点で違いが生じています。冒頭のシークエンスなどは、原典を知っている人なら思わずにやりとするのではないでしょうか。 何より大きな変更点は、主人公のシフトですね。一応、原典同様ベンが一見中心的な役割を担っていますが、今作の主人公はベンではなくバーバラとなっています。 ラストは正直言って原典の方が好きですし、怖さもやはり原典には劣るように思います。ちょっと洗練しすぎたかな、と言う感じ。 ですが、物語の筋運びを考えると、リメイク版の方がすんなりと流れているように感じますね。これはひとえに冒頭から登場するバーバラを主人公にしたおかげでしょう。 全体としてみると、テンポも良くなかなかの良作だと思います。 なお、12月に原典のDVDボックスが発売されるとのことです。ロメロの『ランド・オブ・ザ・デッド』のDVD化にあわせて発売されるようですね。カッチャウカ?今、原典を手に入れようとすると、最終版とかいう評価に困る代物しかないですからね・・・。 さて、これで後は「ガタカ」と、スティーヴン・キングの『呪われた町』を完全に映像化した「死霊伝説完全版」だけ。ただ、後者は3時間以上あるのでなかなか見る気がしないんですよね。ガタカを先に見ようと思います^^
2005/10/23
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ようやくPSOBBに復帰致しました。 とはいっても、時間的にそんなに潜れるわけではないのですけどね。修習生時代みたいにPSOBBも、GC版もと潜りまくることはできませんが、時々息抜き程度にちまちまやっていこうかと思います。 さて、昨日はちょっと資料の整理などをしていたときにDBからメールがありまして、潜ることになりました。 DBはこの日、長野に出張に行って直帰した後だったらしいのですが、出張で長野の某所に行きまして、話題のあの部屋を見てきたそうです。 「秘書が可愛そうだったよ」 「本人は良いかもしれないけれど、周りの人たちは・・・」 という分かる人にだけ分かってもらえれば十分な会話をした後、いざラグオルへ。 昨日は未来クエに挑戦していたのですが、回線の調子がわるいのか、まずはDBがデ・ロル・レのところで回線落ち。二回目は私が同じところで回線落ちしてしまいました。 仕方なく、EP2のラボクエをやって終わりにしようということになったのですが、パクパクの枝があれば、未来クエでチャオの杖が作れると聞いたので、DBの指示通りにチャオの杖を造りに行きました。 ううむ、こんなに簡単に杖が作れるとは! これはGC版でも作らないと。久しぶりにGC版でオンしようかなと、思う次第であります^^
2005/10/22
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本日は某地裁某支部で午後から弁論期日が入っていましたので、ボスと共に行って参りました。 いやあ、思ったより遠いですねー。 後、電車が少ない。弁論期日修了後、結構時間が空いたのですが、それも帰りの電車が出るまでに結構時間があったからです。 そして初めてスイッチバックと言うのでしょうか、当初の進行方向とは、途中から車両の先頭が変わる、というのを経験しました。最初は結構驚きましたね。それまで前方に向いて進行していた電車が、ある駅を境に後方に走っていっているのですから^^ ともあれ、時間がかかりました。行き帰りと弁論期日(15分くらい?)で半日費やしてしまいました。 事務所に戻ってからはいくつか、小さな起案をし、ボスが再度別の要件で出かけられている間にあげました。ボスは再度事務所に戻ってきてから添削してくださいまして、私は起案の訂正が修了してから帰宅してきました。いやはや、それにしてもまだまだ文章がこなれていないというか、一読了解の文章というものが書けないというか。 これからも練習を繰り返して頑張っていこうと再度思った次第でした^^
2005/10/21
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本日は午前中、ボスと一緒に二つの事件の弁論準備手続に行ってきました。 うち一つの事件は、相手方から証拠の差替えの申し出がありましたし、未整理の部分がもともとあったので、午後はそちら、記録の整理の方に着手していました。 法律事務所の場合、訴状などの準備書面や書証以外にも、書証を作成する前段階として作成したメモや検索した判例などがかなりありますので、体系的に並べ替えていくのが結構難しいものです。 これについては機会があるごとに綺麗に整理しておきたいのですが、事件が多かったり、書類が多かったりとなかなかそうもいかないのが何ですね。今日はちょっと事務員さん達と整理の仕方などについて話し合い、今後の整理を一つ体系的にやる方法を考えようか、という話をしていました。 さて、今日は帰り際に、修習クラスの友人とビルの入り口でお会いしました。同じビルの別の事務所にて働いているので、いずれ会うだろうと思っていましたが、意外に早かったですね^^
2005/10/20
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映画ネタが続きますねー。 ともあれ、今日はこの間の日曜日に見た、アイロボットです。 元ネタはアイザック・アジモフ。 原作ではなく元ネタ、というのはアジモフの作り出した世界、作り出したキャラクターを使って、新たな作品を作った、という感じの映画だからです。アジモフの『われはロボット』という作品は短編集なのですが、一つ一つの物語は牧歌的で、それでいてミステリーの要素があるので私は結構好きでした。 ミステリーの要素、というのは『ロボット三原則』が導き出す、ロボットの関連した奇妙な事象を解き明かしていくという要素が入っているためでして、これがほんわかとした面白さに繋がっていました。 さて、映画の方ですが、正直最初の方からかなり違和感がありました。 アジモフの世界観と違うような印象を受けてしまうのです。 アジモフの物語では、ロボットは決して三原則を破れません。そしてそこにこそ、面白みがあったのです。三原則は破れないはずなのに、なぜ、一見三原則を破るように見える行動をロボット達がとったのか。それを解き明かしていくところに面白みがあったわけで、のっけから三原則破ってるんじゃないの?という行動をロボット達がとっている本作には違和感がつきまとっていたのです。 これで、実は全く三原則は破っていないだよ!という物語だったら驚愕し、かつ大喜びしたのですが、そう言う点では・・・。 またカルヴィン博士のキャラクターも少し違和感がありましたしね。 しかし、しかしです。 これ、アジモフ世界の再現と見ないのなら実に優れた娯楽作品でした! もう後半の方なんか、最初の違和感が吹っ飛ぶくらい痛快で、こういうのもアリなんじゃないかなと思うようになっていたのです。 クライマックスの作り方とか、娯楽作品を作ることに長けている、アレックス・ブロヤスとパトリック・タトプロスのコンビの持ち味が炸裂! ロボットのアクションも、観る者を実に熱くさせますしね。 実に痛快で見応えのある作品ですので、秋の夜長に見ると楽しいのではないでしょうか? ちなみに『われはロボット』は、ハーラン・エリスン(世界の中心で愛を叫んだけもの、の作者)が映画化を考えてシナリオを書いていたことがあったそうです。これがアジモフも気に入っていて、かつかなり面白い脚本になっていたようで、エリスン版の映画も観てみたかったなあと思っています。なおその脚本は既に書籍化されているようですが、今度読んでみようかなと思っている次第であります。
2005/10/19
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本日、弁論準備手続に参加し、その事件の起案をさせて頂くことになりました。今日も事務所に戻ってから関連する事項を調べるなどしていたのですが、明日からまた気合いをいれてやっていこうと思っています。 さて、今日はちょっと前にDVDで見たフランケンシュタインについて。 ボリス・カーロフが怪物を演じ、ジェームス・ホエールが監督している白黒の作品です。値段が500円でしたので買ってきて、見た次第です。DVDが今では、500円で買えるんですから、DVDの廉価化は嬉しい限りですね。 んで、この作品ですが、ちょっと期待しすぎたかも知れません。 様々な本で褒めていたので、よほど凄い作品なのだろうと、期待していました。怪奇映画を好きな某作家なんかが褒めてましたしねー。 しかしながら正直なところ、個人的にはそんなに凄みや面白みを感じませんでした。 物語の流れには何度か首をひねりましたし、怖くないのは良いとして、雰囲気もそれほど良いとは思えなかったのです。 あの有名なメイクをしたボリス・カーロフはなかなかの存在感がありましたが、個人的な琴線に触れたのはそれだけでした。 どんな作品もあんまり期待しすぎると駄目なのかもしれませんね・・・。あるいは前評判を聞かずに見ていたら、面白かったのかも知れないと思いもします。
2005/10/18
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本日は朝から第二東京弁護士会の研修が行われました。 新人研修総合ガイダンス。 法律相談ガイダンス。 東京弁護士会共済のお誘い。 私はもとより入ろうと思っていましたので、今日のうちに登録をすませてきたのですが、ほとんどの新人弁護士が加入していたのではないでしょうか。お昼時、共済加入受付は大盛況でした。 午後は国選弁護+登板弁護士研修。 実際の研修はいろいろと提出するものがあるようで、結構大変そうです。 研修が一通り終わると、歓迎会。 早いうちにお酒を飲んで楽しみ、今日は早めに帰ってきました。 家で資料の整理をしようと考えていたのですが、連日飲んでいる影響か、気が付いたら先ほどまで寝ていました。 これから資料の整理に入ろうと思います^^;
2005/10/17
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昨日は夜、友人のA氏とDBと飲んできました。 A氏行きつけのお店に行ってきたのですが、いやあ、以前いったときにも思ったのですが、料理がおいしくて、お酒も旨くて本当にイイお店でした。 忙しい中、時間を作ってくれたA氏とDBには感謝です! さらに今日は昼、ocobaと昼飯を食べながら、軽くビールを飲んできました。久々だったので楽しかったです。 さて、他にも長いこと会ってない友人達がいますので、連絡をいれて順次あっていこうかと思っています。二回試験前後に飲みに誘われたのに、試験が終わって落ち着いたら、って断っていたものですから^^;
2005/10/16
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五月女舞都さんからお酒バトンがわたってきました。 日記に飲みの話題が多い・・・と書かれていましたが、まさかあ、と思ってちょっと過去日記を見てみると、あ、ホントだ。 ううむ、一応飲み会が好きなのであって、酒が死ぬほど好きで好きでたまらないというわけではないのですが、せっかくですから書いてみようかと思います。ちょうど書くこともなかったし^^;(1)今、冷蔵庫に入っているお酒の量は 冷蔵庫にはお酒はおろかほとんど品物が入っておりません。 ちなみに戸棚にでしたら、10年もの山崎モルトウィスキー700mlボトルと、キリンのブランデーV.S.Oの750mlボトルが入っております。(2)好きな銘柄 今のところ山崎ですかねー。 ウィスキーはいろいろ飲み比べたのですが、山崎が一番自分にはあうように思っています。 安い物なら凛も結構良いかなと思います。後はフォアローゼズかな。香りが良いです。 ブランデーは教官に飲ませて頂いたヘネシーXOがうまかったなあ。 ちなみにウィスキーとブランデーはストレートで飲みます。シングルでちびちびとね。あんまりお酒は強くないのですが、ストレートでちびちび飲みのが好きなんですよ^^(3)最近最後に飲んだお店は 金曜日に名古屋コーチンの焼鳥料理屋でビール飲みました・・・って思ったんだけどこの質問って、答える時期によっては「白木屋でビール!」とかいう解答が連発するんじゃないでしょうか^^; まともなお店ならボスが飲みに連れて行ってくださった某所(名前を知らない・・・)。芋焼酎さつまでした。おいしかった・・・焼酎にもはまりそうですね。 後は今日、友人のA氏とDBと飲みに行く予定です。明日はocobaと飲み。本当、こうやってあげていくと飲んでばっかりだな・・・。(4)よく飲む、もしくは思い入れのある5杯 微妙な質問ですね。よく飲むといえば、飲み会ではビール。家で一人でDVDをだらだら見ながら飲むのなら、ウイスキーかブランデー。つまみによっては焼酎。焼酎では、おまけが充実していてとボトルの色が好きなpure blueを買っていました。 思い入れのあるある5杯。ううむ、これはどんなシチュエーションでどんなお酒を飲んだか、ということでしょうか。 まずは司法試験の論文試験に合格したときに、白木屋で友人がお祝いということで飲ませてくれたビールです。恵比寿ビールだったと思います。 続いて、司法試験の最終合格祝いということで友人のROGが持ってきてくれた山崎ですね。この時以来、山崎にはまりました。 それから、修習最終日にヤニ組の二次会で飲んだランフォザローゼスとマッカラン。皆の前途を祝して最後の馬鹿話に興じながら飲んでいたのが楽しかったです。しかしあんなに良い店が近くにあったのに気付かなかったのは痛恨事でしたね。みんな、もっと早く知っていれば、と苦笑していました。 あと覚えているのは、ショットバーで雨宿りしたときの事ですかね。 山崎と、フォアローゼズブラックと、アーリータイムズを飲んだのですが、思った通り凄い値段になっていました^^; 修習旅行で飲んだ裏霞に天狗舞、ヘネシーXOも思い出深い品です。面白かったしなあ、あの旅行^^(5)ジョッキをまわす5人 まわさないとイカンのでしょうか。 まあ、後に回す必要はないし、ほったらかしにしても全く無問題ということで何人かの名前を挙げたいと思います。 まずは、仲間内でも部類の酒好きROGへ。最近ブログの更新をしていないようですが、たまにはどうかな? 次に、明日のみに行くocobaへ。まあocobaのサイトは映画中心なので、受け取らないかなあ。 私に劣らず飲んでいるはずの、同期のてんぐさん。 それから良く私のサイトにコメントをくださるblueskyendさん。 そして昨日の日記で、お酒の話を少しあげていた響騎諏深華さん。 なんとか5人挙がりましたが、皆さん、ほったらかしでよろしいですので、どうかご無理はなさらないでくださいね^^;
2005/10/15
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事務所に来た二回目の電話も保険とかそんな話でした^^; それはさておき、今日は以前見たスパイダーマン2について。 いやあ、かなり面白かったです。 表の顔、ボンクラ大学生。 裏の顔、ヒーロー。 そんな青年の選択という一本の筋があったのがまず、話をきりっと締めていて良かったように思います。 そして相手役のアルフレッド・モリーナや、前作が引き続き登板のコメディリリーフである編集長の存在感。 原作を知らない人にとっても違和感のない形で、原作の重要なキャラクターを出す余裕。ゲストでブルース・キャンベルが出てくる、サム・ライミ作品を良く知る人には嬉しいボーナス(これも違和感のない出し方でした)。 そしてCGを駆使した見応えのあるアクション。 見終わったときにすかっとする一級の娯楽作品でした。 ちょっと気になったのは、見終わった後、3の敵役は誰になるのかな?ということ。大本命はもちろん『彼』ですが、リザードも捨てがたいですし、サム・ライミ監督には是非ヴェノムを映像化して欲しいですし・・・。 それにしても見ながら思ったのですが、パーマンってスパイダーマン2を地でいく作品だったんだなあということ。 パーマンも現実のぼんくらな自分とヒーローとしてのギャップが、物語の一つのエッセンスになっていましたからね(ミツ夫もパーマンを放棄しようとしたことがありましたしね)。
2005/10/14
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まだ仕事を始めて二週間に達していなくて、今はボスについてまわり、事務所で記録を読んで、起案をするだけですので、私あての電話が事務所にかかってくるのはまだ先だろうなと思っておりました。 それが今日、初めて電話がありました。 保険の勧誘です(笑)。 今まで、保険などには全く頓着しておりませんでしたが、弁護士会からも保険の勧誘書が送られてくるようになっています。 入っておいた方が良いんでしょうか? と、昼食時ボスや事務員さん達と話していたのですが、 「新人弁護士はそういったことには疎い世界で生きてきていたから、なんとなく考えずに入っちゃうんだよね」 とボスが笑いながらおっしゃていました。 その場で保険に関してのアドバイスまでしてくださったのですが、そのアドバイスもふまえて、送られてきた保険に関する書類にしっかり目を通してから判断したいと思います。 そういえば、年金や健康保険などについても、弁護士になったばかりですので考えなければなりません。修習生時代は準公務員ということで裁判所の共済組合に入っており、給料から自然に引かれていたので頓着していなかったのですが、弁護士になったからにはそうはいきません。 まず国民年金には入り直さなければならないし、健康保険もどれかに入ることになるのです(さすがに健康保険に入らない度胸はないです)。私は先週お休みを頂くことが出来ましたので、既に手続を済ませましたが、まだ済んでいない新人弁護士も結構いるんじゃないかな? まあ、とにかく年金や保険、共済に関しては弁護士会や様々なところから書類が送られてきていますので(最初の弁護士会の研修でも結構な書類を持たされましたしね)、入る入らないにかかわらず書類をしっかり読んで判断していきたいですね。収入と資質のバランスを考えて・・・。 と思っていると、今日は電話の後、書類の山がいろんなところから届きました。 「職能年金に・・・」 「共済組合に・・・」 「ガン保険は・・・」 「生命保険が・・・」 いいから少し考えさせてくれ(苦笑)!
2005/10/13
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今日はボスと共に、依頼人の方と飲んで参りました。 今まではあまり触れたことのない業種の方と飲むのは、楽しいだけでなく、様々勉強になりました。 ただ、今日は少し飲みすぎましたね^^; 今日は早めに寝ようと思います。 もう時間的にかなり遅いけど^^;
2005/10/12
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今日も新サイトに手を入れたいと思いますので、昨日かいたコラムを日記に流用したいと思います。 そもそも研修所だけで伝えられている話を『都市』伝説といっていいのか、また都市伝説は基本的に元になった事件や背景はあるものの話が変形してフィクションの世界に突入したものをいうのではないかとか、のっけから自分で突っ込みたくなりますが、他に良いタイトルが思いつかないので仕方ないです。 とりあえずタイトルは研修所の都市伝説?としておくことにします。 ここで紹介するお話しは全て真偽不明のお話しです。 真実だと思って大きく取り上げられるのは心外ですので、あくまで研修所ではそういう噂話があるんだな、という程度の馬鹿話として、読み流してくださいませ^^;第一夜『ぼくのなつやすみ』 司法修習の最後を飾る大きな行事が『二回試験』です。 この試験を突破しないことには、法曹資格をもらえないのですが、かつてはそれほど怖い試験ではなかったといいます。まあ、最近は研修所の方針が厳しくなり、どうやら合格最低点が引き上げられたようでして、結構な数の合格留保者が出ているのですが。そんなわけで、最近の修習生は後期にはいると目の色を変えて二回試験に挑んでいます。 この二回試験。研修所で学ぶ五科目の試験が当然あります。ですが、実はもう一つ、教養試験というのが存在しているのです。この事実は意外に知られていないようでして、後期に入って初めて知るという修習生も結構います(ちなみに恥ずかしながら、私も後期に入るまでその存在を知りませんでした)。 教養試験の形式は、二問中一問選択の小論文でして、だいたい一問は普通に生活していれば書けそうな具体的な問題、もう一問が抽象的な問題となっているようです。ちなみに58期の二回試験のときもこの例に漏れませんでした。 修習生の多くにとっては神秘のベールに包まれている、この教養試験に関しては様々な噂が流されています。 私が聞いた中では、二回試験の合否に関係がない、という噂がありましたね。しかしこの噂は間違いのようです。ちゃんと点数もつけられ、総合得点に組み込まれているようですし(任官・任検・留学希望者はおろそかにしない方がいいですね。優れた小論文を書く必要はないでしょうが、まあ冒険はしない方が無難ではないでしょうか)、歴史上一人、二人落ちた人がいるようなのです。 問題はこの落ちた人。 どういう基準で落とすんだ? と疑問に感じるところですが、まことしやかに流されている噂としては、『サマータイムについて論ぜよ』というような問題のときに『ぼくのなつやすみ』と題して、自分自身の夏休みの生活を書いた人がいて、この人が落ちたというのです。 なんというチャレンジ精神でしょう! ていうか人生投げてるんじゃないの? と仲間内でひとしきり笑っていたものですが、そんな会話の中で「いや、その人は受かったんでしょ?」という人もいて、驚いたものでした。 ……しかしもしそれで受かったとしたのなら、歴史上落ちたことのある人は、一体何を書いたのでしょうか?第二夜 口述試験 また二回試験の話で恐縮ですが、二回試験には起案を行う論述(五科目+教養)試験と、口述試験があります。 口述試験は二科目。刑事系(刑裁・刑弁・検察)と民事系(民裁・民弁)の二つです。 この口述試験に落ちた人は歴史上一人のみ、という話があります。 ちゃんと受験しながら口述試験で落ちた人はどんな人だったのかというと、どうやら一言も話さなかったらしいのです。 しかしながら、これはあくまで受けた人の話。 さすがに受験できないと、話は別なのです。修習生の皆さん、くれぐれもお体には気をつけて! そして、不受験以外の人で落ちた人は前述の「一人だけ」という話もあります。 この話、実はかなり信憑性の高いソースからの話なのですが、私は少し疑問に思っています。 修習生をリラックスさせるためにそう言っているだけなのではないかなあ?第三夜 二回試験の当落線 以下の話は完全に噂でして、全く確認がとれていません。 それを念頭に読んでみてくださいね。 二回試験での一科目の合格点について、9点説と、15点説があったのです。 まあいずれにしても、簡単に突破できそうな点数ではありますよね。点数がつかなくなってしまうミス(57期民裁で訴訟物を間違える、というミスは実は請求原因が違ってしまうので争点整理が全く点がつかなくなってしまうのです。こうしたミスの典型ですね。普段出来る人でも落ちてしまうのは、たまたまこういうミスをしてしまうのだからだそうです)をしなければ何とかなる点数です。 問題はここから。二回試験で失敗したといっても二種類ありまして、一つは、合格留保。三ヶ月後の落ちた課目のみの再試験を突破すれば合格できるというものです。多くの人は体調の不良があったり、冷静さを欠いてしまったりして失敗をしただけですので、留保の場合は三ヶ月後にほぼ間違いなく合格することができます。 他方、不合格もあります。この場合は、翌年の後期修習からやりなおし、再度二回試験を受験しなければ合格できません。 そして一般的には、一科目だけ失敗した場合は留保で、二科目以上失敗した場合は不合格である、と言われています。 ところがどうもそう単純なものでもないようなのです。 一科目だけ失敗しても、普段の修習態度に問題のある者は落ちる一方で、二科目失敗しても修習態度が良好なら留保にとどまるようなのです。 また、やむを得ない事情(急病など)で何科目か受験できなかったとしても不合格にはならないようで、留保で留めてくれるようです。 さらに、二回試験は一発試験で、普段どれほど成績が良くても二回試験で失敗してしまうとアウトというのもよく言われていました。 ところが、これもどうも怪しいようなのです。 当落線『ぎりぎり』に浮上してしまった場合でも、普段の修習態度によっては救ってくれるという話もあるのですから。 ……いずれにしても、修習態度は良くしておくに超したことはないようですね。 他にもまだまだあるのですが、書けるかどうか微妙な話もありますし、まとめるのが難しい話もありますので、書いても大丈夫そうだという目処が立ったら、適宜追加していくことにしたいと思います。
2005/10/11
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久々音楽ネタです。TEN THOUSAND FISTS デイヴィッド・ドレイマンのボーカルが強烈な印象を残す”DISTURBED”の3rdアルバムです。並み居る強豪を薙ぎ払ってビルボードで1位となったこのアルバムですが、これまでのアルバムよりも一層メタル寄りという印象を得ます。 そしてその評価も頷ける出来。これは今までのDISTURBEDのアルバムの中では最高傑作かもしれません。ドレイマンの強烈な歌声はますます凶悪に、そしてバックはますますヘヴィに、それでいてメロディにも磨きがかかっているのです。 表題作からして強力なこのアルバムですが、全ての曲がヘヴィロックファンの琴線に触れます。 アルバムから1stシングルとしてカットされたのは”STRICKEN”で、この曲はdISTAURBED節全開で、いかにも、という感じの曲なのですが、実はこの曲よりも強烈な曲はアルバムの中にごろごろしています。例えば、”JUST STOP”に”GUARDED”があげられます。”SONS OF PLUNDER”や”DECADANCE”に”PAIN REDEFINED”もそのうちに入りますね。 また、いかんせん一本調子というイメージのあったDISTURBEDが前作で見せた多様性が進化しており”I’M ALIVE”や”LAND OF CONFUSION”といった曲や、ドレイマンがいつもの節回しとは異なってじっくり聴かせてくれる”OVERBURDENED”などがあり、しかもそれらがまた良いんですよね。 ちなみに本作のアートワークはSPORNのトッド・マクファーレンです。マクファーレンといえばKORNの3rdでもアートワークを手がけており、しかもKORNの作品で一番メジャーになったのがその三作目だったことを考えると、妙に感慨深いものがあります。KORN同様、DISTURBEDもこの作品でより幅広い層に浸透するかも。マクファーレン恐るべし(笑)。05 坂本龍一が前作04に引き続き、ピアノメインのアルバムを出しました。 今作には”Energy Flow”と”The Last Emperor ”に”The Sheltering Sky”が入っていて、この三曲が一般的な購買力につながるのではないかと思います。 もっとも私的には”Tibetan Dance”や”Happyend”、そして”Thousand Knives”が嬉しいですね。BTTBのラストを飾った”Aqua”も嬉しい限り。この曲かなり好きなんですよねー。他にも映画「星になった少年」のテーマ曲などが良い感じです。 全体を通して聴いてみると深く満足できる作品。ファンにも、坂本龍一はあまり聴いたことがない人にもお勧めできる逸品です。恐怖の頭脳革命 EL&Pの第五作です。 いかにもEL&Pらしい、と思わせる荘厳な”JERUSAREM”で幕を開け、30分にも及ぶ壮大な”KARN EVIL 9”で幕を閉じるこのアルバム、世評の良さが頷ける素晴らしいアルバムでした。 尖っている”TOCCATA”の恰好良さには本気でしびれました。アルゼンチンの作曲家アルベルト・ジナステラの曲を三人がバカテクで引きまくる様、これぞプログレ!という強力な曲になっています。 いやあ、本当に良いですね、このアルバム^^ ギーガーのジャケットも良い感じです。DANGEROUS AND MOVING t.A.T.uの2ndアルバムです。 一発屋で終わるかなあと思っていたのですが、このアルバムを聴く限りなんとか生き延びそうな感じがします。まあ前作のDVDを見た人なら分かると思うのですが、二人とも音楽的素養はかなりのものがあるみたいですから、コンスタントにやっていけば問題はないのでしょう。 前作の流れを汲んだ”ALL ABOUT US”や”Cosmos”に”LOVES ME NOT”などは期待通りの作品。 今作では豪華なゲストも参加しています。これまでのt.A.T.uの曲とは異種の美しさを誇るんだけど日本語が入るところでちょっと苦笑を誘う”Gomennasai”ではカーペンターズのリチャード・カーペンターがストリングスをアレンジしています。また”Friend or Foe”ではスティングがベースを弾いています。 それにしても今作はバラードが結構入っていて、これがレナのクリアな声とあうものだからかなり良い感じに仕上がっていました。”CRAIVING”や前掲の”Gomennasai”なんかがそれですね。 なかなかの良作だと思います。
2005/10/09
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本日は東京三会の合同研修が行われました。 弁護士会館の二階にて新人弁護士が勢揃いし、先輩弁護士の講演を聞くのです。 まずは人権・弁護士としての心構えの講演。 次に現代社会における法曹の役割と、弁護士自治・会務活動についての講演。続いて日本弁護士連合会や東京三会の外部団体である、東京都弁護士国民健康保険組合、日本弁護士国民年金基金、日弁連法務研究財団の紹介。 休憩を挟んで弁護士倫理と報酬の講義。 最後に事務連絡があって、解散と相成りました。 研修終了後は、修習クラスの友人と三人で夕食を。少し飲みながら、実務修習の話などに花を咲かせ、解散。こうして集まって話すのは楽しかったです^^ さらに帰りには本屋に行き、数冊本を購入し、帰宅致しました。 さて、今日の研修でちょっと驚いたことがありました。『宿題』が出たのです(笑)。まさか弁護士になってから、修習中のような宿題が出るとは思いもしませんでした。時間を見つけて終わらせたいと思います。
2005/10/08
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一日あっちいってこっちいって結構大変でした。 引っ越しと職業変更が重なりましたので、いろいろとやらなければならないことが多くなっていたのです。 まずは住居近くの郵便局に行って電気料金の自働引落の申し込み。 その後、区役所に行って国民年金に加入。あわせて住民票をとって、今度は区郵便局へ。国民年金の自働引落の手続を済ませると共に、預かっていた郵便物を引き取ろうとしたら、既に再送付をしているとのことでちょっと困惑。どうも先日うちに来たときには、郵便受けに名前が書いてなかったので郵便物を入れるわけにもいかず持ち帰ったようでした。郵便受けに名前を記載しなかったので、面倒なことになったのですな。ちょっと反省です。 さらに警察署へ。免許の住所変更の手続をしてきました。 そして一旦実家最寄り駅に行き、親父から銀行届け印を受け取り(実家におきっぱなしでした)銀行で住所変更の手続。 親父と飯を食った後は、霞ヶ関の弁護士会館へ。 弁護士会館では、弁護士記章(バッヂ)を受け取り、図書館利用カードの発行を受け、弁護士会費の自働引落の手続を完了。 さらに、弁護士会の健康保険に加入。 最後に地下の売店にて、弁護士印の作成を頼んできました。 これで雑用は一通り終わりのはずです。多分。 全ての用事が終わったのが四時半位。そのまま有楽町駅の方へと向かっていますと、何故だか大勢の人々が移動をしていました。その表情はまさしく千差万別でした。これ以上ないくらい晴れやかな良い笑顔で電話をしている人、万感の思いをかみしめている人、青ざめて今にも泣き出しそうになりながら電話をしている人、人目もはばからず号泣している人などなど。 ああ、そういえば。 今日は司法試験論文試験の発表でしたね。 私の友人も、論文試験を受けていたので結果が気になりました。一人は長いこと受験をしていて最後の大勝負に出ていたので、特に気になっていました。 もしかしたら・・・?そう思って私は公園の青空喫茶店で待機。 しかし、5時近くまで待っていても、その友人から連絡がなかったので、もしかしたら家からネットで結果を見ているのかもと思って撤収しようとしたのですが、ちょうどその時に電話が入りました。 結果は見事、合格。 私は受験時代、その友人に大変お世話になりましたので、彼の合格は我がことのように嬉しかったです。これで仲間は全員論文合格となりました。 すぐさま合流して、お祝いをし、歓談した後に解散したのですが、いやあ本当に良かった!後は二人の友人が見事口述を突破することを祈るのみです。まあ、二人ともかなりやる気になっているので大丈夫でしょう^^ というわけで、今日は疲れはしたものの、大変心地よい一日でした。
2005/10/07
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もしかしたら弁護士になったら日記のスタイルが変わるかも知れない、と書いていたのに全く変わる気配がなくて、日々の日記を書いていますね。 やはり数年にわたる習慣はなかなか変えることが出来ないものです。 まあ、いいや。 そもそも日記を書いているのも趣味の一環ですし、無理して今までと変えても苦痛になるだけでしょうから、しばらくこのまま行きます。 そのうち日本語の練習のための日記になるかもしれませんけど・・・といいつつ今のやり方が心地良いから変えない可能性も高いんですけどね^^; さて、今日は仕事二日目です。 最初ですので起案や記録読みが続いています。 まだまだペースが掴めている訳ではないのですが、徐々に徐々に今の環境に慣れ、仕事もばりばり出来るようにしていきたいですね。 今日はそんなこんなで7時くらいに事務所を出ました。 明日も仕事頑張ろう!といいたいところですが、明日はお休みをもらいました。。 国民年金に再加入したり、弁護士会に住所変更願を出したり、仕事に必要な品物を買いに行ったりやらなければならないことがいろいろあるのです。こうした予定で一日潰れそうですね。まあ、なんとか平日にやらなければならないことは明日中に全部終わらせるつもりでいます^^
2005/10/06
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今日は事務所からお休みを頂いて、帰任の挨拶に行って参りました。 実務修習地でお世話になった方々に、無事二回試験を突破し、それぞれがそれぞれの進む道へと歩み出したことを報告すると共に、お礼を述べに行ったのです。 帰任の挨拶は実務庁によって日が違っているのですが、もうすでに帰任の挨拶に行かれた方も結構おられたのではないでしょうか。 我々はまず裁判所に赴き挨拶をし、それから検察庁へ。そしてお世話になった先生方の事務所に赴くべく散りました。 私は奇縁があって一度のみに連れて行ってくださった先生の事務所、それから実務修習でお世話になったお二人の先生の事務所に挨拶してきました。 いやあ、それにしても歩いて事務所をまわったのですが、かなり距離がありますね。宇都宮に住んでいた頃は自転車で動いていたのでさほど距離を感じていなかったのですが、思っていたよりも移動に時間がかかってしまいました。そのため、当初漠然と予想していた時間には訪れることが出来ず、先生をお待たせしてしまいまして汗顔の至り。もう少し事前に計画を練っておいた方が良かったかなあと思いました。 挨拶が終わった後、お世話になった先生のところに、1月から先生の事務所でお世話になる59期の修習生2人がちょうど挨拶に来ることになっていたという事なので、私も含めた58期の2名と共に同席させて頂き、ごちそうになってしまいました。 一日、思っていたよりも(移動が)大変でしたが、楽しかったです。 それに今日はもう一つ嬉しいことがありました。 実務修習地の修習仲間が裁判官に任官することが決まり(裁判官任官は10月5日に最高裁判所から電報が来て、決定したことが知らされるのです)、配属庁も決まったのです。いやあ、めでたい!彼は非常に頑張っていたので本当に良かったです。そして、彼の任官決定をもって宇都宮修習組は全員、進路が定まりました。 さて明日は仕事です。 今日は早めに休むことにしようかと思います。
2005/10/05
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修習仲間では結構、一週間から二週間程度のお休みを頂いている人もいますが、他方で修習終了の翌日から働く者もいます。 ちなみに私もそうです。 というわけで事務所に行って参りました。 ボス先生や事務員さんとお話しして、まずは先生からいくつか記録をお借りし、それを検討。そして訴状のチェックと、それに添付する書類の作成が今日の初仕事となりました。ちょっと想定外の事態があったのですが、それ故に早く仕事をきっちりできるようにしなければならないだろうなと思いました。 それにしても「先生」、と呼ばれることにまだ慣れませんね^^; まあ、慣れなくてもいいのかなと思わないでもないのですけど^^ そんな感じで一日が過ぎ、今日は7時くらいに事務所を出たのですが、あっという間に過ぎてしまった気がします。ともあれ、今日は事務所にて仕事以外でもやっておくべきことがあることを再確認。今週は仕事だけでなく仕事以外でも忙しくなりそうです。 来週になれば落ち着くかな? 引っ越しや職業が変わったことに伴う事務的な手続って結構大変ですね^^;
2005/10/04
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日々様々なことを学び、とにかく前へ前へと突き進んでいく。 司法修習生としての一年半はそのようにして過ぎていったように思います。そんな楽しくも充実した修習生としての生活も今日で終わり。 となれば、司法修習生としての最後の日記のタイトルは以前から暖めていた『そんなこんなで今日も行く』しかないかなあと思う次第です。 修習生としての最後の一日。 不思議なことにあまり感慨がありませんでした。 実家から研修所に向かう道すがらも、研修所についてクラスの仲間たちと馬鹿話をしているときも、なんだか、まだまだこんな日々が続くような感覚が残っていたのです。私は明日から仕事が始まり、早速ひとつ仕事についての具体的なお話が事務所からあったばかりなのですけどね^^; ともあれいつものように始まった今日の修習。 今日は、各教官が50分づつそれぞれ、餞の言葉を送ってくださり、それが終了した後に、事務手続、終了式、そして各教室での証書授与という形で過ぎていきました。 なんだか教室も明るいです。 明日からは研修所に通うことはなく、かつ仲間たちと馬鹿話に毎日興じることができるわけではないのですが、新たな世界への旅立ちに対する期待と、後でみんなで飲むということがあって、皆の心を軽くしていたのでしょうね。 そして終了式後、飲み会に行って参りました。 謝恩会は既に行っていたのですが、再度飲みに行ってきたわけです。教官方も来てくださっていました。 クラスの半数以上が集まった盛況の一次会では、幹事以外で一番最初に店に到着したので、開会の乾杯の合図をしました。こんなことやったの初めてですね^^; そのまま楽しい飲みに突入し、一次会は10時位に終わりました。 その後、ほとんどの人が二次会に向かいましたが、私は別口で飲んでいたヤニ組の二次会に参加。 非常に楽しく過ごしてから帰って参りました。 様々な方たちと知り合い、ふれあい、多くのことを学んだ司法修習生としての生活を今思い出そうとすると、とにかくあれもこれもと浮かんできて、整理して書くのは飲みにいくまでの短時間では難しそうです。まあ、これまでの日記でも思い出は刻んでおきましたので、後は書いていない事項について折を見て付け足していこうかなと思います。 とにかく、今日までお世話になった様々な方々にこの場を借りて御礼申し上げ、締めの言葉にかえたいと思います。 ありがとうございました! ・・・これは終わりではない。 始まりである。
2005/10/03
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今日も引越しもろもろで一日つぶれました。 でもまだ他にもやることがあるんですよね、引越しに関して。 というわけで仕事が始まってからも少し作業をしなければならなくなりそうです。
2005/10/02
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昨日は実家ではなく引越し先に戻ったのですが、飲みすぎて今日は結局ほとんど倒れていました。 ちょっと掃除とかはしたのですけどね。 そんなわけで日記を書くのが大分遅くなりました。 さて、もうすぐ司法修習生として日記を書くのも終わりとなります。 弁護士になってからもこの日記・サイトは続けますが、今までとは多少スタイルが変わるかもしれません。まあ、とりあえず10月3日にて司法修習生日記は終わり。日記は新米弁護士の日記となります。 そこで、司法修習時代の日記を中心とした新サイトを設立しようかなあと考えています。修習生向けの情報もいくつか書き足して。 ちなみにその新サイトの名前はすでに決まっています。 そのタイトルは、修習日記最終日のタイトルと同じものとなります。 ただ問題は、10月3日に日記を書くことができるかなんですけどね。飲みすぎて書くことができないかも^^;
2005/10/01
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