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869年の貞観地震
と似ていると言われています。前に、津波の高さ4mと書きましたが、新しい資料を見つけましたので訂正します。
http://web.bureau.tohoku.ac.jp/manabi/manabi16/mm16-45.html
津波災害は繰り返す、陸奥国府を襲った貞観年津波
箕浦教授の資料で、長さ200kmの連動型地震で、仙台平野で9m、相馬市で9mと推定されています。そして、堆積物の測定結果から800年から1100年に一度発生しており、ちょうど1100年が経過していると警告していました。
http://unit.aist.go.jp/actfault-eq/seika/h19seika/pdf/03.satake.pdf
石巻・仙台平野における869年貞観津波の数値シミュレーション
佐竹教授の資料で、モデル8か10と推定していますが、おそらく、福島でもひどい被害を受けたことを考えるとモデル10を考えていると思います。長さ200km幅100km、すべり量7m、M8.4で、仙台平野で高さ6mで海から1~3kmまで浸水、石巻平野で高さ5mで3km以上浸水と推定されています。600~1300年間隔とのことです。
http://media.yucasee.jp/posts/index/7280
今回の津波、貞観地震超えた
今村教授の資料で、M8.3~8.4で、仙台平野で高さ7m(今回10m)、浸食3.4km(今回5km)と推定しています。
いずれにしても、貞観地震は、三陸沖、宮城県沖、福島県沖の連動型の巨大地震による過去最高の津波で、死者1000人と推測されています。
今回の地震は、三陸沖、宮城県沖、福島県沖、茨城県沖の連動型地震で、長さ500km幅200kmすべり量20m、M9.0の日本史上最大の超巨大地震でした。津波は、仙台で高さ10mで、仙台でも石巻でも5km程浸水して、貞観津波を超えていること、岩手県の海岸部では明治三陸級の大津波に襲われたこと、福島の被害が過去最高だったこと、以上を考え合わせれば、貞観津波を少し大きくして明治三陸大津波と更に茨城県沖津波を合わせたぐらいの日本史上最悪の超巨大津波だったと判断していいと思います。
1300年代に慶長と同規模の津波
記録にはありませんが、貞観津波の地層研究から、石巻は海岸線から1km程度まで浸水したと推定されています。
1611年 慶長三陸地震
岩手県三陸沖 N39E144.4(昭和三陸とほぼ同じ震源域と推定)、M8.1、震度5程度。
津波高さ(遡上高):岩手県田老町20m、岩手県山田町22m、大船渡市9m、仙台市若林区7m、福島県相馬市5m。石巻は3mと推定され、地質調査では1km程度まで浸水。
死者約2000~5000人。
http://www.bousai.go.jp/jishin/nihonkaikou/10/siryou2/siryou2_3_10.pdf
1611年慶長三陸地震
1793年 寛政地震
三陸沖、宮城県沖の連動型で、長さ100km、M8.0~8.2、震度6。
浸水高:釜石市両石9m、大船渡綾里4.5m、牡鹿半島4m、七ヶ浜2m、相馬市4m。
死者 約1000人。
宮城県の想定していた宮城県沖と三陸沖地震の連動型の割には、震度も津波の被害もそれほどではなく、これで仙台は最高でも3m程度と推定したのは結果的に甘かったです。
http://sakuya.ed.shizuoka.ac.jp/rzisin/kaishi_19/16-Namegaya1.pdf
寛政五年(1793)宮城県沖に発生した地震の詳細震度分布と津波の状況
1896年 明治三陸地震
岩手県沖200km(N39.5E144)のため震度3と小さかったが、実際はM8.2、長さ200km幅50kmずれ6mと大きく、さらに周期がゆっくりで津波を起こしやすく、典型的な津波地震。
津波の高さ:宮古市7~22m、大船渡市5~22m、石巻市3m、宮城野区4m、相馬市4m
遡上高:大船渡市綾里38.2m(過去の本州観測史上最高)、田老村15m、釜石8m、歌津10m、女川町3m
死者21959人
http://www.bousai.go.jp/jishin/nihonkaikou/10/siryou2/siryou2_3_9.pdf
1896年明治三陸地震
1897年 三陸沖地震
M7.7 寛政地震と震度と津波の被害が似る。宮城県沖の東どなりの三陸沖で、1793年は宮城県沖と連動したが、1897年は同年半年前に宮城県沖地震がきており、連動を免れたが誘発されたものと推定される。
1933年 昭和三陸地震
岩手県沖200km(N39.1E144.1)、長さ170km幅50kmすべり6.6m、M8.1、震度5。明治三陸地震の影響で起きたアウターライズ地震(沈み込む海洋プレート内でおこる地震)とも言われており、今回も起きる可能性が指摘されています。慶長三陸がほぼ同じ震源域と考えると、繰り返し性もありそうです。
津波の高さ:大船渡市21m、石巻市2m、女川2.5m、宮城野区2m、相馬市3m
遡上高:大船渡市綾里28.7m、歌津10m、牡鹿半島5m、宮城野区2m、福島県新地町5m
死者不明者3064人
http://www.bousai.go.jp/jishin/nihonkaikou/10/siryou2/siryou2_3_14.pdf
1933年昭和三陸地震
1960年 チリ地震津波
チリ南西沖、長さ800kmずれ20m、M9.5という世界最大規模の地震。
チリでは津波18mと震度6の激震で、全土が壊滅状態になった。
日本には、ジェット機並の速度で太平洋を移動し、22時間半後に津波がきた。
死者142人。大船渡市で被害総額80億円以上。
津波の高さ:北海道霧多布3.3m、釜石2.8m、大船渡4.9m、気仙沼2.6m、女川4.2m、石巻3m、塩釜2.8m、小名浜2.4m、銚子2.1m、三重県尾鷲市3.4m、高知1.3m
遡上高:大船渡 5.5m、気仙沼港3.4m、女川5m
http://www.bousai.go.jp/jishin/chubou/kyoukun/rep/1960-chile%20JISHINTSUNAMI/6_chap3.pdf
日本沿岸でのチリ地震津波
http://dil.bosai.go.jp/library/saigai/s16chile/f1chiledenpa.htm
チリ地震津波の伝播図
チリ地震にとって、日本はちょうど反対側、17000km離れても太平洋上には何も減衰するものがなく、逆に収斂して大きくなり、さらに三陸のリアス式で集中して高さを増したようです。
ちなみに、チリ地震津波は、地球の反対側でほとんど考えられていなかったようですが、10~100年に一度は来ており、1877年のチリ地震も3m程度の津波だったようです。
宮城県沖地震
1793年寛政地震: 三陸沖との連動型で、M8.2と大きく、津波は宮城県は2~4m。死者約1000人。
1835年: M7.3 仙台城の石垣崩落程度。1978年に似る。
1861年: M7.4 死傷あり、1978年に似る。
1897年: M7.4 震度5、小規模の被害。
1936年: N38.3E142.1深さ61km M7.4 震度5。今回の4/7の余震と酷似。負傷者4人。
1978年: N38.2E142.2深さ40km M7.4
震度5だったが今の高性能で設置箇所が多い震度計だったら震度6弱はあったと推定されている。
死者28名、住家全壊1183、被害総額2700億円、初めての都市型地震で、古い建物や塀の倒壊やそれによる死傷者が多いこと、ライフラインの途絶が問題になった。
http://www.jishin.go.jp/main/chousa/kaikou_pdf/miyagi.pdf
宮城県沖地震の長期評価
http://www.bousai.go.jp/jishin/nihonkaikou/10/siryou2/siryou2_3_7.pdf
津波高さの比較:1793年宮城県沖地震、1897年宮城県沖地震、1978年宮城県沖地震
宮城県沖地震は、マグニチュードがそれほどでもないし陸地に近く震源域も小さいので、津波は弱いです。1793年は連動型の寛政地震なので、釜石6m、牡鹿半島5m、宮城野区2m、福島県新地町4mと広域で中規模の津波が来ました。1897年は、大船渡市と陸前高田市で6m、女川で3m、岩沼市で1.5m、1978年は最大49cmでした。
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E0E4E2E6868DE0E4E2E6E0E2E3E39180EAE2E2E2;at=DGXZZO0195583008122009000000
地震予知連、宮城沖地震「起きていた」 長期予測に影響も
今回の東北地方太平洋沖地震の本震の際に、宮城県沖地震の想定震源域も含まれていたとのことです。南北500km東西200kmもの広範囲で20mもずれた千年に一度の超巨大地震で、東日本各地の地震を誘発してますから、一番近い宮城県沖地震も起きたのは当然というかそうであって欲しいです。
2005年宮城県沖地震
N38.1E142.3深さ42km M7.2で、最大震度6弱。負傷者91人。
これはほとんど宮城県沖地震ですが、Mが小さいため認定されませんでした。でも、この地震で半分ぐらいのパワーを使ってくれたのも不幸中の幸いでした。
http://ncmro.org/news/pdf/050821.pdf
2005年宮城県沖地震
以上、1800年より前は資料が乏しく、特に1608年の伊達正宗が台頭する以前は資料がほとんどないので、漏れている大地震や津波もありそうです。
今回や貞観地震級の超巨大連動地震は千年毎;次回は3000年?、明治三陸地震級(今回含まれた)は百年から六百年毎?;次回は2100~2600年?、昭和三陸地震級(アウターライズ地震?)は三百年毎?;次回は2200年?、宮城県沖地震連動型(今回含まれた)は二百年毎?;次回は2200年?、宮城県沖地震(今回含まれた?)は37年毎;次回は2048年?。
このように想定(希望)すると、生きている間には宮城県沖地震ぐらいで、耐震性の高い建物であれば大丈夫な気がします。あとは、昭和三陸が周期性じゃないただのアウターライズ地震の場合、30年以内に来る可能性が高いので要注意です。
ただし、宮城では、
2003年宮城県北部地震
宮城県北部の須江断層 深さ12km M6.2、矢本など震度6強。
負傷者649人、全壊489
2008年岩手宮城内陸地震
栗駒山岩手県側の断層 深さ8km M7.2、岩手県と宮城県の栗駒山近辺で震度6強ですが、非公式で、一関市厳美町の4022ガルは世界最大の加速度、石淵ダムでも震度7相当でした。
死者17人、行方不明者6人、全壊23棟。
などの活断層による直下型地震の被害も多いです。宮城には、ほかにも、有名な長町-利府断層帯などがあり、過去4~5万年間に最低3回活動し、最後は約16000年前以後で時期不明で、おそらく3000年に一回の確率とのことです。
ただ、1998年に仙台市愛子の深さ約12kmでおきたM5.0の地震が、この断層の最深部でのすべりと推測されており、阪神大震災や日本海中部地震は最深部が壊れた20~80年後に本震がきたと言われており、70年以内に来そうです。今回の地震では、いわき市の活断層による地震が起きており、誘発される可能性はありそうです。
直下型では震源から近いので震度7が出やすいですし、断層のずれめ上の建物は全壊する可能性大です。警戒は必要ですし、断層上に新しめの住宅街(仙台のベッドタウン)や大型建築物も多いのは国が規制できなかったのか残念です。
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