本体は、例によって義父の祖父作ですから140年は経っているであろうと思われます。そこに灰押さえ、火箸、五徳がセットされてありましたが、金物系は昭和の頃の品物のようでその頃は使われていたそうです。使いやすそうなサイズの箱火鉢です。
外装は傷みがひどく斑ができています。ダボも紛失している場所もあります。
中を見ると、炉と枠との部分が妙です。左の板も不自然です。
そこで分解して修理することにしました。100年以上も溜められた灰は固く固まり、重くて炉が外せないので掻き出しました。内部には部品と思われる木片がいくつか落ちていました。
底板には銘が入っています。なんて読むのでしょうね?「指松」なのかな?
灰はザルでフルってゴミや燃え残りの炭などを取り除きました。さすがに炉の中の全量はやめましたけどね。
炉は銅製でリベット止めのようになっています。この灰の中から古釘なんかも出てきました。何の灰を使ったのでしょうね。
裏返してみると、やはり銘が入っています。煙草盆の時と同じように綺麗な木目のケヤキが使われています。
組み立ては木釘で接合し、ケヤキのダボを打って釘の頭を隠してあります。ただ、ぐらついていたり無くなっているものがあるので、残っているものは接着剤で止めておきます。紛失分は後日作るとしますか。
さて、いよいよ修復に入ります。
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