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3月決算月の最終日を終えた。かろうじて乗り越えた1年、また明日からシンドイ日々が始まる。どれだけ会社に貢献できたか、そして来期はどれだけ貢献できるか思案の晩だ。おそらくこんなことを思っているのは私だけだろう。黙っていても明日になれば同じように太陽は顔を出すのだから。
2004.03.31
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2・3日暖かい日が続いたと思ったら、今日は雨。憂鬱な一日。仕事は思うようにはかどらないし、集中力が持続しない。気分転換もかねて、「タバコ買ってきますけど、ご入用でしたら・・・・」そう声をかけると役員さんからお声がかかる。1000円札を出して「これで買えるだけ頼むよ」「1カートン買っておかれたらいかがでしょうか?いつもナイナイって私のを持っていかれるんだから・・・・」じゃーそうしようと言うことで5000円預かって近くの店に行った。「ショートホープ2カートン下さい」「すいません、うちはカートン置いてないんです」嘘、店の前の2台の自販機にはどうやって補充してるんだよ、店先にだってバラのタバコは置いてあるじゃんか???少々遠いが次なる店へ行く。ここにはカートンがあることを知っている。「ショートホープ2カートン」「すいません、1カートンしかありません。あと20個バラでよければありますが・・・」「じゃーいいや」どこもかしこもちゃんと置いとけよ。渋々方向を外して純粋なタバコ屋に行ったら休業。昨日も休んでいた。普段から閉まっていることが多いから、最初から来なかったのだがやっぱりだ。結局、駅のTOKS(東急線駅売店)まで行ってやっと2カートンをゲットした。やれやれ、今日は仏滅かい?ドトールによってみたら、案の定先日の男の子がレジに立っていた。相変わらず動きがトロイ。長蛇の列ができている。我慢強くウォッチング。私のところでまたおかしな事を言ったら、憂さ晴らしに怒ってやろうとじっと我慢。順番が来る直前、見慣れた女性が脇から登場して、オーダーを言う前に作ってくれた。文句も言えない。やっぱり今日は仏滅だ。
2004.03.30
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煩わしい事がなぜか月曜日から起こるものだ。何でもかんでも聞きに来ればいいってもんじゃないでしょ!!と私は怒っている。私だって自分の仕事があるってもんだ。担当部署で解決しなくちゃならないことを、皆持ってくる。人に相談したり、預けたりしていてはいつまでたっても一人前にはなれませんよ。皆キャリアのある専門家なんだから、私なんぞ頼りにしないで解決しなさいよ。見る人によっては、頼られてるのね、なんて思われがちだがこの会社の社員は間抜けが多すぎる。頼ってなんか欲しくないよ。自分勝手で仕事の出来ない社員がイッパイいる。いつも良い訳ばかりしやがって、責任感の欠片もない。もうじき潰れちゃうんだ。あーぁ、月曜日から気分が悪い。用事もあるから5時になったら真っ先に帰ってお酒でも飲もう。
2004.03.29
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自動車に続いて今度は自動ドア。どちらも事故がありながら放置しておいた。私が毎朝通うドトールの自動ドアも危ないことを私は知っている。以前、テイクアウトの紙袋を左手に持ってドアへ向かった。直前に通過した人がいるようで、ドアは開いていた。何の躊躇も無く通過しようとした瞬間、ドアが閉まり始め右腕がドンとぶつかった。ドアはすぐに戸袋に引き返して行ったが、右手でコーヒーを持っていたら完全にこぼれていたはずだ。私以外にも同じような目にあったお客さんを見かけた事もある。おそらく、ドアが一旦開きその後センサーが感知しないと一定時間で閉まる命令を出すのだろうが、その閉める命令を出した直後に人を感知してもモーターはスグには止まらないのだろう。私は知っているから、それ以後開いているドアを通過する時は注意をする。もともと自動車や自動ドアは人間が快適に生活できるように作られたもの。それらによって死に至らしめられることは最悪だ。昔々、機械工学の入り口を学んだ私としては切ない。考えられる限りを想定して設計されていない、ましてや知りながら改善しないことは犯罪者のやることだ。業務上過失致死なんて甘いものじゃない、殺人だ。人を殺せる道具を平然と街中に送り出しているのだから。三菱も三和もどちらも立派な専門会社のはずなのに。「起こりうるいくつかの間違いを知っていて、それを未然に防げる者」が専門家だと学生時代に習った。部品の劣化・亀裂・破損やドアに挟まれることは当然起こりうる事柄だ。六本木ヒルズなど行ったことは無いが、基本を忘れデザイン重視にでもしたのだろうか。子殺しを初めあちこちで殺人事件が起こっているが、企業も今一度人の命を考えなおす警告のように感じている。【桜情報】目黒区の碑文谷公園は晴天に恵まれ幼児から大人まで沢山の人が集まっていた。残念ながら一部の桜を除いては5分程度で少々寂しい。それでも池のボートは満員御礼だった。柿の木坂の遊歩道はまったくダメ。チラホラ程度じゃ話にならない。従って長い遊歩道のベンチには誰一人座っている人はいなかった。歩いているのも私ぐらい・・・・1時間ほどブラブラして日光浴を楽しみ、スーパーで飲料水を買ってきた。安売りの水とお米の水・・・・・今晩は野球でも見ようと思っている。
2004.03.28
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10日ばかり前に杏の花が一斉に咲いた。写真を撮るまもなく雨の日が続き、あっという間に花は終わった。花など愛でる余裕はなかった。久しぶりの青空のもと、庭先ではボケの花がまた咲いていた。一度咲いたことを忘れてしまっているのだから、まさにボケだ。シクラメンもパンジーもまた賑やかに咲いている。降りはしなかったが月末に雪の予報もあったぐらいで天候不順は確かだ。人間の体も天候に左右されやすい。私の風邪は何とか快復した。このままスンナリと春になり夏が来ることを望んでいるが、そうは問屋が卸さない。久方ぶりにのんびりとした土曜日、気が抜けている。もうじき新年度(3月決算につき)だがボケならぬ2度咲き3度咲きをしたい1年だ。歯軋りをしながら仕事ばかり考えていては良い知恵も出ないということか。明日は花見にでも出かけてみようか。団子よりお酒か・・・。
2004.03.27
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真夜中に電話のベルが鳴った。S氏は一瞬はっとしたが眠い目を擦りながら左手を受話器の方に伸ばした。音と光を極力さえぎる為にかけられたカーテンのせいで部屋の中は真っ暗だった。S氏は一生懸命にベルの鳴っているあたりを探ったがなかなか受話器はつかまらない。それでも、どうにかこうにか指先が電話に触れたとたん、ベルはピタリと止まってしまった。冷蔵庫のモーター音だけが響いている部屋で、S氏は思った。「今頃電話をかけてよこす者などいないはずだが、本当に電話は鳴っていたのだろうか。俺は夢を見ていたんじゃないだろうか?」次の夜、又しても電話のベルでS氏は目がさめた。しかし、やはり彼の左手が受話器に届くとベルはやんでしまった。この時もS氏は残業で疲れぐっすりと眠っていたので、やはりそれは夢の中の出来事のように思えた。翌朝いつものように会社に行ったS氏は、なぜかあの夜中の電話が気になっていた。「あれは果たして夢だったんだろうか。もしかすると俺の出世を妬むこの部屋の同僚の誰かがいたずらをしているのかも知れない。それとも単純な間違い電話だったんだろうか・・・・」S氏はため息をつきながら目の前の電話機を眺めた。そして彼は、いつか読んだ星新一のS・F小説を思い出していた。「確か夜中の電話に起こされる主人公の話があったはずだ。帰ったら早速本棚を探してみよう。馬鹿げているかもしれないが、もしかしたらもしかするぞ・・・・」なぜかS氏はすっかりその気になっていた。星新一の、現実とはかけ離れた話が実際に起こるはずはないのだが、どうしたわけかS氏の頭の中ではもうすっかり主人公に成りきり、思いもかけぬ結末が来るのだと確信しワクワクしていた。仕事中にもかかわらずS氏は忘れてしまっているその話を思い出すのに必死だった。無理に思い出さなくても、家に帰れば本棚の上から2段目の右端には数冊の星新一の文庫本が収まっている。その中のどこかに必ずその話が載っていて、そうすればたやすく結末を知ることが出来るのに、こうと決めたらすぐにやらなければ気の済まないS氏の性格がそれを許さなかった。S氏は、机の上に溜まった書類などはお構いなしにそのことだけを考えていた。ああでもない、こうでもないと考えあぐねていると、「体の具合でも悪いのかね? 今日は早く帰って横になったらどうかね?」と、見るに見かねた課長の声に、待ってましたとばかりシャキッとしたS氏はわざと少しばかり声を落し、「申し訳ありません、今日は休ませていただきます。」そう言って一目散に家に帰った。S氏がスチール製の本棚の前に立ったとき、彼の心臓はかつて経験したことのないほどに高鳴っていた。上から2段目の右端には6冊の星新一の文庫本が並んでいた。S氏は帰りがけにコンビニエンス・ストアーで買ってきたサンドウィッチを食べながら1冊目からめくり始めた。それは楽な作業ではなかった。なぜならS氏はあの電話に起こされる話の題名など覚えてはいなかったし、なにしろ彼の持っている星新一の本は全てがショート・ショートばかり集められたものだったのだ。5冊目を読み終えた時すでに23時をまわっていたが、S氏はすっかり時のたつのを忘れていた。それよりもあと1冊であの結末を知ることが出来る喜びでいっぱいだった。しかし人間と言うものは面白いもので、もう少しでゴールとなると誰もがある種の油断からすっかり安心してしまう癖がある。S氏も例外ではなかった。後1冊というところまできて、今の今まで早く知りたくてたまらなかった気持ちにほんの少し余裕が出来たのだ。「この1冊の中にすべてがある。楽しみはほんの少しとっておいて風呂にでも入ってからにしよう。」S氏はゆっくりと風呂に浸かり、それからとっておきのブランデーを飲みながら最後の1冊を読み始めた。しかし半分ほど進んだ頃、S氏の脳裏を不安が走り抜けた。「彼の本に間違いはないはずなのに・・・・・あともうわずかしかない。いったいこの中にあるんだろうか・・・」果たしてS氏の不安は的中した。6冊の本の中のどこにもあの話を見つけることは出来なかった。S氏の落胆と悩みは頂点に達していた。その時、電話のベルが鳴った。S氏は一瞬ギクッとしたがすかさず受話器に飛びついた。「いやぁー、いたいた、やっとつかまったな。だめだぞ夜遊びばかりしてちゃ・・・」電話の相手は飲み友達のT氏だった。「何度か電話したんだが相変わらず遅いようだな。飲み歩いてばかりいるんだろう。そんなに何日も続けて朝方まで飲んでると、いまに体壊すぞ。俺も、君がそんなに早くは帰ってないだろうと思って夜中に電話したんだが、水商売の俺より遅いんだからな・・・・」「いや俺は・・・・」と、今までのことを言おうとするS氏の言葉を遮るように、「そうそう、言っておく事があって電話してたんだよ。この前君と飲んで、君が酔っ払ってしまって俺が送って帰ったことがあったろ。君は家に着くなりダウンしちまったが、実はあの時、本を1冊借りて来たんでいちおう君に言っておこうと思ってね。星新一っていうのは結構面白いな。あの夜中の電話の話なんか最高だね。今度また別のを貸してくれよ、この本はその時返すから。それじゃ、くれぐれも飲みすぎるなよ。」そして電話は切られた。後書き押入れのダンボールを片付けていて、出てきた原稿より記載。一時、星新一氏の本はよく読んだ。曽野綾子氏の間にはさんで読んでいた記憶がある。遠い昔の発想、今は持ち合わせていない、くたびれちゃったのかもしれない、頭が・・・。
2004.03.26
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全国不動産経営管理士登録証なんてものが出てきた。講習を受けて試験も受けたらしい。昭和55年のことなど覚えていないが、自分の名前が書いてあるのだからきっと参加したのだろう。履歴書は何度か書いたが、英検と普通自動車免許だけを資格欄に記入してきた。毛筆は好きだったから書道の初段もあるが、ペン習字は嫌いだったし字が汚いので後で言われたくない為にふせてきた。不動産管理士が出てきたことで思い出し、探したが出てこないものもある。ガス溶接とフォークリフトの受講修了書。溶接は川崎まで受けに行き、フォークリフトは松戸の市場の裏だった。昼休みに市場の食堂で生まれて初めて食べた牛丼が美味しかったことを覚えている。あの頃は若かったしやっていることが全て面白かった。話題になっている三菱の自動車工場で夏休みのアルバイトをしたこともあった。トラックの製造工場だ。友達は20日間程度だったが、私は宿題そっちのけでほとんど行った。ラインの脇でブレーキ関係の1部分を組み立てる仕事だ。同じ形状に加工された部品を数点取り付けていくのだが、なかなか難しい。前段階までに組まれた状態に誤差があるからだ。それでも限られた時間内に無理をして組み上げ次に渡す。ある程度組み上がると油圧をかけて検査されるのだが、たまに検査部署の人間が怒りに来る。組み立て不良で油が吹き出て作業着がドロドロになっている。面白いことに、作業の不備を指摘改善にやってくるのではなく、自分をドロドロにした事を大優先に怒鳴っていく。プラモデルはきちんと組み立てられるが、自動車の組み立てがこんなに形通り行かないことに驚いていたのは遠い昔のことだ。S字やL字のパイプを取り付けるのに手で変形させなければならないのだから。各部品は設計図どおりに作られているのだろうが、1つ足し2つ足ししていくうちに誤差が生じてくる。ドロドロの検査員には申し訳ないが、検査を受けるんだからまあいいか・・・・の気持ちで無理やり取り付けた事もあったのは事実だ。それでもアルバイトの独断でやったことではなく、きちんと部署担当の指示講習を受けて処理したことだ。九州大学の新卒お兄さんだった。新入社員はまず現場に出されると言っていた。配属希望は設計だとも言っていた。アルバイトの最終日に駅前の焼鳥屋で生ビールをご馳走してくれたお兄さんとはそれ以来会っていないが、今回のハブの設計ミスが彼のものでなければいいなーと思っている。(設計ミスや隠匿はいけないことであり、怪我や死亡された方の立場を充分理解していることを付記しておく)光化学スモックがやたらに発生する暑い夏。発生すると工場中にサイレンが響き渡りラインが止まる。経験したことはないのに空襲警報みたいだと勝手に思い、臨時の休憩時間には必ずテストコースを覗きに行った。油くさい食堂での昼食は不味かったが、タダで配られる牛乳は美味しかった。遠い夏がなぜか昨日のように思えるのはそれだけ年を取ったということか。
2004.03.25
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出張中を除いて本社に出勤するときの私の日課は、ドトールによって上司の分を含めてテイクアウトしていくことだ。ブレンドのSを2つとLを1つ・・・・勿論私のがLだ。砂糖とミルクももらっている。普通の砂糖2本とダイエットが2本、ミルクは合計4個。L用に私はダイエットシュガーを使いミルクも2個入れる。あたり前のことだが、慣れたレジ番のお姉さんだと何も言わなくてもきちんと対処してくれる。それでもお姉さんが会計とコーヒーを入れている間に、私はカウンターに置かれた砂糖とミルクは必要な分だけ一塊にしてトレイに乗せておいてあげる。今朝は数回だけ見たことのある男の子がレジに立っていた。オーダーをきちんと伝えるがまごまごしていて違うオーダーを反復する。訂正してあげるが飲み込みが悪い。やっと理解してコーヒーをカップに入れてから「お砂糖とミルクは必要でしょうか?」オイオイ目の前においてあるでしょ、とばかり指さしてあげると今度は「マドラーは必要でしょうか?」だと。プチ!「あたり前だろ(怒・怒・怒)」私が準備しておいてあげるのは、お客が自由に取れるようにカウンターの上にこちらを向けた棚に入れてある各種砂糖とミルクだけだ。マドラーはカウンターの向こう側にあるから届きはするが私はいつも手を伸ばさない。何年間もドトールに通っているが、砂糖やミルクを使う客に「マドラーは必要でしょうか?」と尋ねられた経験は一度もない。私の前のお客だって結構イライラしていたし、もうちょっとまともなアルバイトを雇わないと売上ダウンに繋がるよ。要らぬ確認ばかりしやがって、時間ばかりかかって後ろにだって列が出来ている。あっ、あのおばさんもいるわ。可愛そうなおばさんなんだ。ブレンド1つを店内で飲んでいくのだが、レジのお姉さんとしばらく世間話をする。他のお客が待っていようがお構いなし。時間稼ぎのためかいつも支払いに時間をかける。180円をほとんど10円玉でカウンターに置きながら話をする。お姉さんはトレイにソーサーとスプーンを乗せカウンターに置いてからカップにコーヒーを入れる。そのトレイをおばさんはすばやく右斜め手前に引き寄せると、砂糖を一掴み(7本程度)トレイの端に取りその上に彼女の手袋を乗せて隠す。カップが出されるとそそくさと席につくのがおばさんの日課だ。家では家族に口を聞いてもらえないからこんな所で話をしたいのかもしれない・・・・主婦なら買い物をして小銭は払うからいつもそんなに十円玉が溜まっているはずはない・・・・もしかすると貧乏だから何とか小銭を集めて来るのかもしれない・・・・ほんの少しでも会話がしたくて来るのかもしれない・・・・貧乏だから家で使う砂糖を持ち帰るのかもしれない・・・・私も食べることに困った時期があった。ビンに貯めた1円玉や5円玉10円玉を数えて海苔弁や鮭弁を買いに行った。ほかほか弁当のお姉さんとは口などきけない。黙ってオーダーし、すみませんと言って小銭の山を置く・・・・恥ずかしかったが仕方がない。まぁ、いつなんどきそうなるかはこのご時世だから覚悟だけはしているが、お蔭様で今はそんなことはない。ありがたい今に感謝している。
2004.03.23
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嘘か誠か、「桜の開花温度は130度」と聞いた。130度って何だと思いきや、咲き初めてから通算気温が130度になれば満開なのだとか。20度の日が一週間で満開と言うことらしい。先週は暖かい日があったのでじきに咲くと思ったが今日なんかとんでもなく寒い。昨日も暖かくはなかった。それでも公園の蕾ばかりの桜の木の下では花見ならぬ宴会を実行している人たちがいた。鍋物や熱々のおでんでもない限り寒くて我慢できないよね・・・・風邪ひくよ・・・・などと他人の事を心配していたら今日になって私はどうやら風邪をひいてしまったらしい。鼻水、微熱にセキのオマケつきだ。屑入れはティッシュペーパーでイッパイになっている。早く帰って寝た方がよさそうだが、もう少し頑張らねば、風邪なんかに負けないよだ。宮沢賢治が言ってたよ、・・・風邪にも負けぬ丈夫な体をもち・・・あれは風か・・・(一人ボケ)今年の桜を見られず、いかりや長介さんが亡くなった。親父と同じ72歳で逝ってしまった。昨年お袋は72と言う年を気にしながら暮らし、何とか無事に越せたと喜んでいた。運命だから仕方ないが、親戚や先祖も含めて我が家では72歳がある種の鬼門になっている。ドリフターズにはあまりお世話にならなかったが、役者の長さんは好きだった。もう、次の演技が見られずに残念だがゆっくりお休みください。
2004.03.22
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早く帰ってサッカーを見ようと思っていたが、思わぬ来客があって未だ帰れず。こんな日に突然電話かけてくるなよな・・・それも夕方になってさ・・・遠慮のない奴だがそこが彼の取り得かもしれない。社内はいつもより消灯が早い。皆ドンドン帰っていった。雨が吉と出るか凶と出るか、スポーツニュースを楽しみにするとしよう。
2004.03.18
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季節の変わり目だからだろうか・・・・体調不全の方が多い。O取締役は「なんだか微熱があるようで無いようで、頭の後頭部が痛いしはっきりしないんだ・・・」「悪化しないうちにお帰りになればいかがですか?」「じゃぁ、そうさせてもらいます。」そう言って昼過ぎに帰っ行った。Y社長は夕方顔を出して、「なんだかここのところ、体調がはっきりしないんだよね・・・・」とっくに5時退社のチャイムは鳴っている。「明日お休みになりますか?」常務が聞いたところ「いやいや明日は来るけど、今日はこれで悪いけれど上がらせてもらうから・・・・」そう常務に報告をして帰っていった。社長なのだから黙って帰ってもよいのだが、本当に人の良い社長なのだ。陽気の変化には関係なく皆さん多大な問題を抱えて日々仕事をしているのだから、具合の一つや二つは悪くてあたり前なのだ。私の抱える問題はそう大きくはないが、それでもなかなか熟睡出来ない。歯軋りで目がさめて、夢でうなされて、朝からエンドレス状態のつまらないニュースを見て、やることがないから珍しく朝シャンなんかしてみたり・・・・そして陽が昇ると登社拒否症候群に襲われる。体力を使えば少しは熟睡できるだろうにと最近は家の中を本気で片付け掃除をしている。この2週間で相当量のゴミを出した。押入れも全部のものを出し、仕分けし雑巾がけをした。お風呂に入るついでにはカーテンなど洗ったりした。気分転換になるかもしれないと、若干の家具移動もした。積みっぱなしだった文庫本もダンボールに入れて整理した。だいぶ部屋のスペースは広がり綺麗になったが、心と頭のスペースは広がらないようだ。わが社では具合が悪いのは人間ばかりではなく、パソコンの状態も悪い。悪い悪いと言っていた常務のパソコンを彼が外出すると言うので昨日はすっかりリカバリーして差し上げた。使わないであろうアプリケーションは省略したが新品状態だ。今日彼に呼ばれた。「スケジュールが使えないんだけど・・・・」メーカーがくっ付けたオマケのアプリケーションが必要だったらしい。アイコンはあるがクリックしても立ち上がらないと言う。あたり前だよ私はインストールしてないもんね。「必要でしたか、後で入れますよ・・・・」しばらくするとまた呼ばれる。「こんなのがいつも出るんだけど・・・どうすりゃいいんだよ・・???」オフィスXPを入れたから認証を求めて来ているだけだ。インストールしたときにはネットに接続していなかったから“後で”にしておいた。「後でにして、使っておいてください、後でやりますから・・・・」人間もパソコンのようにリカバリーが出来ればありがたい、などと馬鹿げたことをふと考えたりする昨今今日この頃でありました。
2004.03.17
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午後3時、日本中が騒々しくなった。私にとっては予想どおり高橋尚子は落選した。過去の実績を評価する従来の選考方法をすっぱりと切り替えた。実力主義の時代においてはオリンピックも会社も同じだ。過去の栄光にすがり付いていては今を生き残ることは出来ない。陸連の体質改善が遅かったくらいだ。それにしてもいつものことだがQちゃんのあの笑顔は何なんだろう・・・・今回は明らかに東京で勝てなかったのだから責任は自分にある。悔しさも後悔もあるだろうが、一切顔に出さず終始笑っている。宮沢賢治じゃないんだぜ・・・・・記者会見場までセッティングしてあるんだから、本音を本気で語る責任もあるってものだ・・・・・プロなんだから。わが社にもいつもヘラヘラしている営業がいる。悔しさや闘志が伝わってこない営業マンは大方伸びない。彼女は天性の素質と練習でここまでの結果を残してきたが、更なる成長を望むなら自分自身を変えるトレーニングが必要だろう。4月から私も違うポジショニングで仕事をすることになる。結果を残せるかどうかは自分の変わりようにあると思っている・・・・辛いことだ・・・・
2004.03.15
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syanteiさんの通勤怪談「周りを気にせずに人事異動の会話をしている話」を拝読して今朝の情景を思い出した。ドタドタ・バタ(ドアが開く)「これは常務が印刷された書類でしょうか? 下の部屋のプリンターから出てきたのですが・・・・」数枚の用紙を手にかざし、一人の社員が常務のもとに駆け寄った。「えっ・・・・あっ俺のだ!!」人事異動・昇格人事・給与等の思案をまとめた書類だ。「○岡君が見て、誰のだろうと騒いでいたので彼しか見ていませんが・・・・持って来ました」彼だけじゃなくて君も見たろうに、見なけりゃ誰のか分からないよ、と私。こんな小さな会社の人事など社員に見られて困るようなものじゃない。ただ、「何で下のプリンターに印刷されたんだ?」と常務&取締役&平社員の私。おかしい。常務が印刷するときには、ファイル→印刷→OKなんて面倒なことはしない。いきなりタスクバーの印刷ボタンを無造作に押す。そして、そのいつものプリンターは常務のすぐ隣にある。誰かが「常時使用するプリンター」を変えない限りこんなことはありえない。常務自身にはこんな設定を変える知識がない。見てみると確かに変更されていた。夜中に常務のパソコンをいじったやつがいるようだ。でも、プリンターの設定を変えるぐらいならその間に幾らでもファイルを見ることが出来たはずなのに・・・・・何の目的でこんなことをしたのやら。常務が今日人事の書類を出力することなど誰も知らないはずだ。時期的に微かな期待を込めて誰かが操作したのだろうか。ということは、社員の中には自ら不安を抱えている者がいると言うことか?そんな気のまわる奴は見当たらないけれど・・・・だけど、やった奴が分かったら移動どころか首なのにね・・・お疲れ様だ
2004.03.12
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「風が強いね・・・・こんな日はコンタクトをしている人には大変なんだよ・・・・今日の日記にはそう書いといてよ・・・・」「はいよ・・・・」朝、道で出会った弟とそんな会話をした。それにしてもとんでもない強風だ、ビュゥービュゥーだ。手提げカバンが持っていかれる。いつもウロウロしているカラスの姿も見えない。あいつらもこの風ではまともに飛べないだろう。子供を乗せて保育園に向かうおかあさん自転車軍団もさすがに手でひいている。コンタクトをしている人ばかりではなく、みんな大変だ。いつものように、ドトールでコーヒーをテイクアウトしながら思い出してしまった。コンタクト・・・・30年前の忌々しい記憶・・・・当時弟は中学生だった。小学生の頃からメガネをかけていたが、ある時期からコンタクトに変えた。寝る時は外さなければならないガラスのコンタクトレンズをよくしたまま眠ってしまい外れないと騒いでいたことがあった。まぁそれはどうでも良い事であって、こんな事を書くときっと後日彼に怒られそうだからやめておこう。忌々しい日は突然やってきた。「(弟の)コンタクトが出来たから渋谷まで取りに行ってくれよ」その頃は今のように使い捨てコンタクトなんて便利な物はないし、扱っている店だって限られていた。なくしたか壊したかは分からないが、私は父に言われて電車に乗って渋谷まで取りに行った。小奇麗とは言えない雑居ビルの何階かのドアを開けると、殺風景なカウンターにこれまた無愛想な女性が座っていた。用件を告げると一旦奥に引っ込んで・・・・・メガネなど1つもない部屋を見渡しながら「変なところだねー」などと思っていると・・・・・しばらくしてから戻ってきた。「○万○千円になります」学割があるからと父親に聞かされてきた金額とは違う。「あの、それは学割の金額ですか?」「いいえ、学割をご利用でしたら学生証をお見せください!!」「さっきも言ったとおり、弟は中学校に行っていて来られないから私が来たんです。生徒手帳は学校に持っていかないとならないものでしょ?」「ですが、決まりですから」「このコンタクトは弟しか会わないレンズですよね? 診断して作ったレンズですよね? カルテに弟の年齢書いてあるんじゃないですか? 作った時点で学割対象者だと分かっているでしょ?」「お受け取りの時に学生証をご提示いただけない場合、学割にはできません!!」「あのねぇー、授業を受けて部活をやったらここが終わる前に彼は来られないの、だから代わりに来たって言ってるでしょ・・・(バカ と心で呟いた)」散々やり取りをしたが彼女は強かった。「責任者呼んでくれませんか?」「ただいまおりません。お会いになってもシステムは変わりません」「そんなシステムがあるんなら、説明書見せてよ・・・・」「説明書は特にありません」「ないんなら勝手なシステム作るなよ、詐欺じゃないの、使うのは中学生だってことを貴方達は知っているんでしょ?」「存じておりますが、ご提示がなければ割引をすることは出来ません、改めてお越しください」あの時僕は若かった。言葉は知っていた、「豚もおだてりゃ木に登る」おだてりゃ良かったものを全部直球勝負をしちまった。にっこり笑ってウインクの一つもくれてやればよかった。この年になって反省しても遅すぎた。結局彼女には勝てず、コンタクトがないと弟が困るだろうと正規の金額を払って家に帰った。帰っても煮え繰り返ったハラワタは納まらない。「こんな悪徳業者を野放しにしていては、イライラする他のお客もいるだろう」私は電話をかけた。さっきの強―い女性がでたが、責任者に代わってもらうよう伝え、少々揉めたが渋々責任者と話が出来た。「お返しします・・・・」彼は当方の言い分を理解し差額を返還することをスンナリ私に告げると女性に代わった。「お返ししますので取りに来てください・・・」ふて腐れた言葉に又しても頭に来た私は本当に若かった。「あんた、簡単に言うけど、電車賃かけて行ってるんだよ僕は、さっきも言ったでしょ? また行くのに電車賃払ってくれるの? 大体なんでこんな簡単に認めてもらえるの? あれだけ駄目駄目って言ってたことがおかしくない? もしかして、責任者不在を良いことにアンタがピンハネしようと思ったんじゃないの?」「・・・・・・・・(無言)・・・・・」その後差額は父親が渋谷に出向いた時にもらってきたらしい。私の電話のやり取りを傍で聞きながら知らん顔をしていたが、「俺がもらってきてやるからいいよ・・・・」と電話を切った直後に言ってくれた。胃癌で依願退職をした後だが、あの頃の親父はまだまだ元気だった。考えてみると、今から私はちょうどあの時の親父の歳になる・・・・・・
2004.03.11
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「不正を暴くべき警察官が、示し合わせたように各地で不正経理で税金を流用していたとは言語道断だ」と、明るみに出た警察の裏金作りの実態を新聞は指摘するが、半分忘れられた機密費を初め裏金作りは警察だけに限ったことではないだろう。「あそこは時間ピッタリに持っていかないとひどく怒られるんだよ、会議の終わる時間が決まってるから5分前に領収書と一緒に届けないといけない・・・・」役所の昼の出前をお得意さんとする鮨屋の主が言っていた。何の会議か、誰との会議か知らないが昼からお寿司かよ、それも税金で食いやがって・・・・・と私は腹を立てたことがある。もっとも出前の鮨屋は売上が上がるから良いのだろうが、税金の無駄遣いは日常茶飯事だと思っている。先日、目黒区長が自殺をした。どうしてかは知らないが、おそらく人から付け込まれることをしていたのだろう。収賄容疑で同区の課長が逮捕された事とも関連があるかもしれない。佐藤観樹衆院議員の秘書給与詐欺だって同じ事だ。皆その立場を利用して税金を浪費している。「税金の流用や無駄遣い」なんて表現はおとなしすぎる。警察だって役所だって政治家だって全員詐欺だ。全国津々浦々まで一斉に調べ上げて詐欺罪の役人を捕まえろ。捕まえて一応の裁判をやり詐欺金額の返還と懲役10年の刑を言い渡すが、執行猶予を付けて刑務所には入れない。刑務所に入れると税金でご飯を食べさせることになるからそうはさせない。これこそ無駄遣いだ。但し、全国紙にデカデカと顔写真・住所・氏名・年齢・前職・詐欺金額を記載する。2000人ぐらいの実行犯はすぐに見つかるだろう。管理不行き届きでその上司も懲戒免職にすれば、年収700万として年間280億の節税ができる。増税ばかりではなく本気で節税を考えて欲しいものだ。道路公団民営化だって煮え切らない。不採算路線の建設の歯止めはあいまいで、建設継続だけが最優先では債務の返済など絵に描いた餅になる。それでも裏で動くお金があるからやめられないのが政治家だ。住民基本台帳ネットワークシステムだってそうだ。名古屋市では、昨年8月から今年1月末までに発行した住基カードは2764枚で、全人口比は0.12%だったらしい。さらに転居でカードを使ったのはたったの5件だけだったと。住基システムはカード発行を目的としたものではない。カードを便利に使ってこそ価値があるのに、たった5件のためにシステム構築費、ハード・ソフトのリース料など昨年かかった費用は3億8570万円と無駄遣いも甚だしい。1市だけでこのありさまだから全国ではより莫大な無駄遣いになる。儲けたのはハード屋と政治家だけだ。国民はいつも損をする。使われていないものに大金をつぎ込むのみならず、さらには個人情報漏洩の不安まで背負わされている。「ローソン」「ファミリーマート」「三洋信販」「ヤフーBB」に「ジャパネット」と情報流出のオンパレードだ。 「企業だから起きることで役所ではありえない」とは断じて言えないだろう。政府が発表した鳥インフルエンザへの対処方法だってそうだ。「生卵は健康を損なうおそれがあるとの報告はないが、不安な場合は加熱する」だって・・・・。なんと曖昧なお言葉、こんなのが対処方法だと言えるのか・怒・怒・怒・加熱はどの程度すれば安全かも分からない、流行の半熟煮卵は大丈夫なのか聞きたい。何の話からこうなったのか・・・・自分でも収拾がつかなくなってしまった・・・・疲れたから今日はお仕舞いだ、パソコンも仕舞ってしまおう。
2004.03.10
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ベランダで干物を作ろうと思っている。近所のお鮨屋さんに頼み、築地でネットを買ってきてもらった。ヤリイカの一夜干なんぞを手始めに作ってみようと思っている。アジなどは3枚におろして骨を全部はずして干物にすれば食べやすいだろうと思ったのだが、中骨の周りの身が美味しいことに気がついた。スルメイカも一晩塩辛のようにワタに浸けてから干したら美味いだろうと思っている。中華の干し鮑ほどカチカチではないが、鮑を一度干してから焼いたらどんなものか食べてみたい。干すことで旨味が増すわけで、椎茸・大根といった野菜だって調理するまで干しておけばいい。どうなることやら分からないが、とりあえずは天気のいい日に休みが欲しいと思っている。
2004.03.09
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毎朝出社時にドトールでコーヒーを3個テイクアウトしていくのが私の日課だ。1個は自分ので2個は上司のモーニングコーヒーだが、今日はたまたま午前中に用事があり、出社が昼になった。「今日はモーニングじゃなくなったけど・・・・」と思いながらもテイクアウトをしに店に入った。店内はパンにコーヒーの昼食組みで込んでいる。私は4番目にレジ脇でいつものオーダーを伝え支払いをした。「お客様、ご注文はお決まりでしょうか?」レジのお姉さんが、これまたお決まりの文句を私の後ろに並んだ男性に言った。「ジャーマンドック」「お飲み物はいかが致しましょうか?」「結構です」彼は「テイクアウト」とは言わなかった。もしかすると省資源推進者かもしれない、きっとお皿に乗ったジャーマンを手づかみで持って帰るのかもしれない・・・・私はそんな風に考えながらしばらく店内に残留してみた。待つことしばし「ジャーマンドックをお召し上がりのお客様・・・」お姉さんの声と一緒にお皿に乗ったジャーマンが1個カウンターに置かれる。彼は惑うことなくその皿を持ち、近くのセルフサービスでコップに水を入れると空席に座った。身なりはサラリーマン風の背広姿、カバンもコートも手にしていないということは近くに勤務している人のようだ。背広が高価なのか安物なのかは、衣服に無頓着な私には判断できないが「さみしい」と思った。水が飲めるということは水分を医者から止められている訳ではなさそうだ。コーヒー等刺激物を止められている人の話は耳にするが、ドトールはコーヒー以外の飲み物もある。それでもタダの水にジャーマン1個が昼食とは・・・・・・さみしいが現実はこんなものかもしれない。
2004.03.08
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7人も入れば満席になってしまうカウンターだけの鮨屋がある。常連客とこれまた決まった出前先だけで成り立っている鮨屋だ。従って板前は主一人で、ホールは奥さんがやっている。以前はもう一人出前持ちもできて握る技術もある職人がいたのだが近くの店に引き抜かれた。重なるように大口出前先が移転したので売上もダウン。主は大変だが何とか一人で頑張っている。常連客は、コンビニ店長・新聞屋・自動車屋・隠居おやじ・編集者・介護士・テニスコーチ・先生・その他数えてみると結構いるもんだ。客同士はいろいろな話をしているが、私はほとんど口をきかず聞いている方が好きだ。大方は仲良く会話し飲んでいるが、時々口論になる。大人ばかりなのだが、大人気ないやつもいるから仕方が無い。話の雲行きが怪しくなってくると私の耳はダンボになる。展開を予想するのだが外れたことはない。喧嘩別れになるまでのことは滅多にないが、たまには勇気をもって?退散する客もいる。従って、皆直接口にはしないが、嫌いあっている客もいることを私は知っている。コンビニ店長は誰に対してもお構いなしで話し掛ける。テニスコーチや介護士はおとなしく、隠居おやじは開店前から入って行く。歩く広告塔みたいな新聞屋は癖だと言いながら毎日通っている。自動車屋はわざわざ首都高速を使って日曜日には家族一同でもやってくる。こんな風に書くとさぞや美味しい店なんだろうと思われるが、特別なものは何もない。美味しくもないのになぜ私が行くのか・・・・お酒だけはどこで飲んでも同じ味だから・・・・ただそれだけお酒を飲みながら人間ウォッチングをしているのが私の息抜きかもしれない。
2004.03.04
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