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自粛要請があるから……って分けではないけど、出勤回数がめっきり減った「おでん矢部」さんの料理です。久々に散歩に行こうか迷っているけど、とりあえず今日はこんなので…… 鶏皮……塩もおいしいけど、お子ちゃまの私はタレが多いかな? 不都合だった焼き台を入れ替えてから復活しました。 自家製塩辛……良い肝の時だけ作ります。仕込みたてで浅いのが私は好き。 切り干し大根……アサリの水煮が良い味出してます。 寒い時期のお通しは椀物……ナスには初めてお目にかかった私。素焼きしておくと臭みというか、えぐみが抜けるらしい。 ねぎ間……焼鳥の定番。 自家製ハンバーグ……お通しだけじゃなく、たまにはこんなの頂戴します。 しもつかれ……って言うんだと。栃木の郷土料理らしい。2020年2月17日撮影『「しもつかれ」は初午(はつうま・2月最初の午(うま)の日)に、わらをたばねて作った「わらづと」に入れて赤飯といっしょに稲荷神社にそなえる行事食です。「しもつかれ」という名前の由来には下野(しもつけ・栃木県)だけで作るからという説と、酢むつかり(いった大豆に酢をかけた料理)からきたという説があります。「七軒(ななけん)の家のしもつかれを食べると病気にならない」といわれ、近所の人たちと分け合って食べることが多いです。(農林水産省HPより)』ですって……コロナ退散!!! ヒレ串カツ……ロースよりヒレが好きな年寄りです。 昆布の炊いたの……何て言ったっけ? エビグラタン……焼けるまで少々お時間を頂戴します。急いでいる人には不向きだけど、私は暇人。冥途迄の暇つぶしをしている私です。 おからみたいだけど、何だっけかな~ 1年以上も前だったから忘れてしまった。 ほうれん草……一昨年12月の写真でした。季節に合わせて旬の食材を使う矢部さん、流石に料理屋さんです。 自家製豚バラチャーシュー……ネギは要らないって言うんだけど、都度刻んでくれます。 すき焼き風……たいていお通しでアルコールを楽しんで帰る私ですが、たまにはちょんとお料理を頂いているんですよ~ と、連れ合いへの事後報告日記でした。 さてさて、散歩、どうしようかな~ そうそう、古い知り合いのMさん、オールド置いてあるから飲んできていいよ~ 現在は15時開店です。日曜日は休みだけど、トロトロちくわぶ食べてきよし~
2021.01.31
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今日は散歩に行こうと決めていたら、自宅でモーニングを済ませ、さて一筆だけでも日記を書こうとしたらネットにつながらない。モデムの電源を抜き差ししても復旧しない。本体の電源ボタンでリセットしてもダメ。なんてこった!!! 何度やっても立ち直らないからイッツコムに電話をして状態を伝えると「折り返し担当者から連絡します」と。いつくれるのか尋ねると「今日か明日中にはいたします」だって。「外出できないじゃない」と言ったら「訪問する日時の調整だから大丈夫です」と聞いて意気消沈。 どうみてもモデムの故障なのに、いつ交換してもらえるかもわからずモヤモヤしていたら、幸いにも1時間後「訪問するのにご都合の悪い日がありますか」と連絡があった。「いつでもいいから大至急」と頼んだら、「それでは1時間後ではどうでしょう」とのこと。ありがたや…… それから30分ほど経った時、「予定より早いですがあと15分で着けますがいかがでしょう」と今度は作業員さんから電話。ありがたやありがたや…… そして、爽やかな青年がやってきて、モデムとケーブル接続部も新しくしていってくれた。近くで仕事をしていて、13時代は空いていたらしく「運が良かったですね」とのこと。通常は直ぐに来てもらえないんだろう。 接続状態が安定しないこともあったけど、ケーブル接続部にも原因があったようす。モデムを買ってきて変えちゃう手もあったけど、イッツコムは専用だからつぶしがきかない。機械音痴な年寄りだから、何かあったら呼ぶしかないが、次回もスムーズに来てくれるとありがたいな~ 今日の空……14時16分 というわけで今日の散歩はなし……天気は良いんだけどな~ こんなショートメールがきた。詐欺の案内でしょう。かけてみたいけど、止めておきます。みなさん、騙されませんように……
2021.01.30
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僕は、ちょっと足りなくて「あとは自分たちでなんとかするわ」くらいが状態としていちばん好き。 小山田(こやまだ)徹 既定の枠内でやらされのは窮屈だし、ゼロから自分でやるのもしんどい。「組織」として閉じるのを回避するには、あらかじめそこに「ずらし」と「曖昧(あいまい)」を仕込んでおく必要があると美術家は言う。地域も大学も自分だけで完結しようとすれば逆に潰れる。昨日と同じ津田大介との対談「集まりは可能か?」(「ASSEMBLY」02号)から。 (朝日新聞・折々のことば1357・2019.1.26) Go To事業などを撤回し、医療機関や生活困窮者への支援にわますよう求めた野党の「集中対策」動議は否決され、昨日、与党の計画通り今年度第3次補正予算・総額19兆1761億円が成立した。もちろん、医療機関への支援やワクチン接種体制の整備といった新型コロナウイルス対策の予算も含まれているが、Go Toトラベル・1兆311億円、Go Toイート・515億円がなぜ今必要なのか理解できない。入院できずに自宅で亡くなる方も多数。一般医療の受け入れもままならない状況を少しでも改善するために予算を増額して当然なのだが受け入れない菅首相。 27日の参院予算委員会で、「収入を失って路頭に迷う方、命を落とされる方が多数に上っているが、政府の政策が届いていないことが明らかになれば、首相の責任で届ける約束をしてくれるか」と立憲民主党の石橋通宏氏が首相の姿勢をただした。返ってきた菅首相のことばが問題視されている生活保護発言=「いろんな見方がある。対応策もある。政府には最終的には生活保護という仕組みも。しっかりセーフティーネットを作っていくことが大事だ」 野党は、第3次補正予算案では生活に苦しむ人への支援が少ないことから、「持続化給付金」と「家賃支援給付金」の継続と再支給を求めていたが、それを拒んだ首相が「最終的には生活保護」と発言。「自助・共助・生活保護」……セーフティーネットを作っていくことが大事だ、と言うが「作っていく」では遅いと分からないのか。 今国会では「批判は謙虚に受けとめる」などと低姿勢の答弁だが具体策を語れないどころか、自身の方向性も持ち合わせていない。秋の臨時国会で100回以上繰返した「答弁を控える」よりは一見ましに思えるが、私にはなにも響かないし、何も届かない。「判断の遅れ」について「専門家に相談して判断した」と批判をそらす菅首相。4日間の予算委で、首相は「専門家」という言葉を約40回使った。専門家の意見を真摯に受け留めてきたとは到底思えないのに、ここへきて「専門家」を盾にしてかわす菅首相。「判断の遅れ」の上に、この卑怯さも批判の対象となるだろう。 27日の予算委で小池晃氏が「『最後は生活保護』と言うのであれば(申請を)ためらわせているものを見直す必要があるのでは?」と訴えたが、首相の答弁は「所管大臣に委ねているから、その中で対応されるものだ。私から申し上げるのは控えたい」だって。実質、見直しに応じないとする答弁だが、招集した各大臣を差配(指図してとりさばくこと)する立場と責任を放棄しているようでは頼りにならない。大変だろうが、各大臣に孤軍奮闘してもらう以外にコロナ禍を脱出する道はなさそうだ。もちろん、一個人としてできる協力はするが…… 申し訳ないが、菅首相は、『僕は、とても足りないから「あとは君たちでなんとかしてね」くらいが状態としていちばん好き。』ってことになるのか。残念だが、「ずらし」も「曖昧」も、計算ずくで仕込んでおく力量・度量は現首相からはうかがえない。 天豆……昨晩食べました。今年は初めてだったかな? 健忘症の私…… 今日の空……13時04分
2021.01.29
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管理されなければできない恥ずかしい世代になんてなりたくない。 滝沢 秀一 お笑いコンビ「マシンガンズ」の芸人は、定収入を得るためゴミ収集会社に勤めている。悲喜こもごもの清掃作業にあたる中、人びとの嗜好(しこう)や消費行動の歪(ひずみ)に戸惑い、そして思う。有料化、罰則などゴミ回収をめぐる規制の拡大も、ゴミの仕分けや水切り、物を買う前の要不要の一考などを一人一人がきちんと意識してやれば回避できると。『このゴミは収集できません』から。 (朝日新聞・折々のことば1561・2019.8.25) 緊急事態宣言下に深夜まで都内のクラブなどに滞在したことがバレて、「私の行動自体が少し軽かったと反省している」とお詫びを述べた自民党の松本純・元国家公安委員長(70)だが、「少し軽い」ってのはどういうことか。もう一人、知人と飲食をした公明党の遠山清彦・前財務副大臣(51)は「心から猛省」と語った。この違いは何なんだ? 年の違いか? どうせ口だけだろうが、反省も危機管理能力もない政治家にはうんざりする。 松本純が訪れた3店の飲食店は、かねてより、いずれも要望・陳情をいただいているところで、昼間、動きが取れないから夜の時間に動いてしまったとするが、「最初のイタリア料理店ではお酒を飲んだ」と認める。要望・陳情ってのは酒を飲んで聞くものなのか。「陳情や要望を電話やオンラインで受けるという発想はなかったのか」の問いに、「それ以上にいろいろ心配ごとやらあるので、直接会ってお話を受けざるを得ない」なんて、よくぞふざけた言い訳を吐ける。面会を望んでも秘書止まりで、直接会えることなど通常はない。陳情者が出向くのがあたりまえであり、わざわざ足を運んでくれる政治家がいるとはビックリ仰天。 2軒のクラブについて「時短営業されていなく、通常営業だったのか」の答えは「お店が閉まった後。お客さんもいないし、誰もいない。店主たる人と2人だけだった」とする松本純だが、3軒目は長時間の滞在。女性であろう店主と二人きりってのは危ない。陳情とは、お互いの「情」(こころ・きもち)を「陳」並べあっていたのではないのか。話がそれてしまったが、本当に陳情を受けるなら秘書を同席させるのが当然だろう。横で聞かせて「こうやっておけ」と指示すれば済む。忙しく時間の取れない政治家ならそうするはずだから、松本純の場合はやっぱり好きで飲みに行ったと考えるのが妥当だろう。 そもそも、東京など1都3県を対象にした緊急事態宣言を受けて、自民党の二階幹事長は、『飲食を伴う会合への参加を控えるとともに、午後8時以降の不要不急の外出を自粛』するよう党所属の国会議員全員に要請文を送っている。「そんなことまでして管理しなくちゃ規律が守れないのか」と思った私がバカだった。「管理されなければできない」ではなく、「管理されてもできない」恥ずかしい国会議員がいるという現実を思い知らされた。 議員に続いて『12人がコロナ感染 二階派“秘書軍団”が「和歌山カラオケバー会食」(文春オンライン)』の見出し。 こちらは、二階派所属の鶴保庸介元沖縄北方相(53)の公設秘書2人と、門博文衆院議員(55)の公設秘書、計3人が和歌山市内のカラオケバーで飲酒を伴う会食を行い、新型コロナウイルスに感染していたと。 緊急事態宣言が発令された1月8日の夜、3人は、和歌山市内の韓国料理店で食事をした後、別の和食居酒屋へ行き、さらに3軒目に市内のカラオケバー「A」へ。カウンター10席と、テーブル席が2席しかない“密”な空間の店で、鶴保氏の公設第1秘書・X氏、公設第2秘書・Y氏と門氏の公設第2秘書・Z氏は、マイクを使い回してカラオケを楽しんでいたと。結果的に、その後、X氏・Y氏・Z氏のコロナ感染が発覚。ほどなくして店員らも感染が確認され、『1月8日に東京からの陽性者を含めた関係者が来店され、そこで飲食やカラオケをしてうつり、その後、従業員にうつり、お客さんにうつっていった可能性が高い。こうしたことから(略)クラスターに認定いたします』(文春オンラインより)と、1月21日、和歌山県は県内21例目の「クラスター」に認定。「A」の感染者は1月25日時点で、計12名に及んでいるとのこと。秘書も愚かだが、「管理されてもできない」ような議員だとしたら秘書の管理など期待できない。残念だが、こうして感染の終息は遠のいていく。襟を正してなんとかしてくれよ…… 蛇足ながら、門博文って聞き覚えがあると思ったら、農林水産大臣政務官だった中川郁子と六本木の路上で接吻している姿を週刊誌に報じられた人物。5年も前でしたが、薄っすら覚えてます。 鶴保庸介って人は、年金未納・公選法違反・速度違反による摘発及び検挙・政治資金不正支出などなど、多数の問題・不祥事を重ねてきたようです。1998年に参院選に出馬し、二階俊博(現幹事長・当時自由党)の陣頭指揮のもと31歳で初当選。それから現在までずっと議員らしいが、衆参問わず、次回の選挙では人物を正しく評価して1票を投じたいものです。 マシンガンズを知らない私ですが、滝沢秀一さんの生活は「本業がゴミ清掃員で、芸人は副業」だそうです。本業が飲み歩きで、副業が政治家みたいな方々に、爪の垢を煎じて差し上げたらいかがかしら? また今日もつまらないことに怒ってしまった…… 令和元年……米焼酎 先日一杯頂戴しました。 さっきから雨が雪に変わりました。こんな日はお湯割りで温まりましょう。身も心も……
2021.01.28
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一人でいるとき淋(さび)しいやつが / 二人寄ったらなお淋しい / おおぜい寄ったなら / だ だ だ だ だっと 堕落だな 茨木のり子 詩「一人は賑(にぎ)やか」から。もたれあうのはいや。一人でいる時こそうんと華やいでいたい。孤独は一人ぼっちとは違う。「夢がぱちぱち はぜてくる / よからぬ思いも 湧いてくる」と、詩人は詠(うた)う。馴(な)れあうのではなく、自分を囲うのでもなく、自分の輪郭をじりじり焼いてみよ、ということか。きりっとした孤独、さんざめく孤独。 (朝日新聞・折々のことば1974・2020.10.25) 与党議員による夜のクラブ通いが見つかってしまい、反省無き政権の姿があらわになる。「大変申し訳ない」と菅首相は詫びるが、ステーキ会食の前科者の言葉には真剣さが感じられない。 一人は、公明党・遠山清彦幹事長代理……22日、レストランと銀座のクラブをはしご。11時を越える時刻まで知人と滞在していたと。「切り上げて帰るべきだった。猛省している」と述べたようだが、緊急事態宣言下を承知の上でやっておきながら「猛省」だなんてアホらしくて開いた口がふさがらない。文字通り『だ だ だ だ だっと 堕落』だ。 立場をわきまえないもう一人の愚か者は、自民党・松本純国対委員長代理。「立場」と書いたが、一国民としても恥ずべき行いだ。 店からの「要望・陳情を承るため」だったと言うが、永田町を後にした彼が公用車でイタリアンレストランに向かったのは、折も折、菅総理にとって初めてとなる通常国会が招集された1月18日。午後6時5分頃入店し、店を出たのは午後8時50分頃だと。飲食店への時短要請をしている側が、閉店時刻を延長させていたことになる。 国民に外出自粛要請も出されているなか、彼はこれで終わらない暴挙に出た。レストランからタクシーを使い、午後9時頃1軒目のクラブへ。30分後に出てきて終わりではない。新橋方面へ数分ほど歩いた後、別の雑居ビルへと入っていき、出てきたのが午後11時20分頃だったと。時短営業・外出自粛を求める者が取るべき行いか。 私の住む町のスナックやバーは、「8時までだと仕事にならない」と休業している。居酒屋も「仕方ないね」と時短を受け入れ、刻限にはお客を帰している。もちろん客も「店に迷惑はかけられないし」と足早に帰宅するが、今日からは無視する店やお客も出て来るやもしれない。 国会では、「入院措置の拒否や、入院先から逃げ出した場合で、1年以下の懲役か100万円以下の罰金」など、法改正案が提出されている。政府は「行動の制約には罰則による強制力という最終的な手段が不可欠」とするが、立法府に属するこんな体たらくな与党国会議員が決めたことに従えるか。 医療の逼迫を知りながら、医療従事者への敬意を口にする「恥」という言葉を持ち合わせていない彼らには法案を審議しする資格はない。法律がなくても、このような罪深い振る舞いをした彼らは禁錮刑に値する。馴れあい与党は辞職勧告など出さないだろうから、堕落の象徴議員たちは即刻自ら辞職されたし。 汲む―Y・Yに― 茨木のり子『…… 初々しさが大切なの 人に対しても世の中に対しても 人を人とも思わなくなったとき 堕落が始まるのね 堕ちてゆくのを 隠そうとしても 隠せなくなった人を何人も見ました ……』 1週間ぶりに行ってきました。高齢者の自粛徹底が増えたそうで、常連さんの来店が少なくなったそうです。誰か来るまでと思いながら、少々長居をした今日でした。
2021.01.27
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「おもしろいですよ」と連れ合いが分解途中の空き箱を見せてくれた。 マスクが店頭から消えたずいぶん以前、「ありますよ」と知り合いが買ってきてくれたもの。もちろんお金はちゃんと支払って受け取ったが、しげしげ見なかったから気付かずじまい。しかし、なんともお粗末な翻訳には驚くばかり…… 三層じゃなくて「三階」 数量は「50のみ」……なぜ「のみ」が必要なの? 「ボックスごと」ってのも不要でしょう。面白いって言えばそうだけど、なんで「箱ごと」にしないのかな?「正しい装着方法を使った方がいいです」は理解するけど、詳細は難解。 日本と取引経験のない中国メーカーが作ったのだろうと推察するけど、もう少し日本語の分かる人がいなかったのかな~ それとも今日の翻訳ソフトはこの程度の能力なのか? でも、笑わせてもらい楽しかった。 連れ合いが先日買ってくれましたが、なかなか美味しかったから、今朝は自分で購入。明日の分もあります。 今日の空……10時19分 今はすっかり曇り空だけど…… 昨日、母を搬送するのに出動してくれた消防署に一言だけお礼を伝えに行きました。忙しいのに、丁寧に対応してくれて恐縮でしたが、少しだけ気が済んだ私です。『警察官ら感染1100人超 警察庁』(2021.1.25朝日新聞) 新型コロナウイルスの感染が判明した全国の警察官・警察職員は1167人(21日現在)にのぼると。昨年3月以降の数だが、このうち約4割の477人は今年になってからだと。不特定多数の人との接触や、一定の人数による集団的活動が避けられない警察業務。防護服着用での治安維持活動は難しいだろうから大変です。 日夜 国民の暮らしと命を守る最前線で活動されている警察官や消防・救急救命士の方々の足を引っ張らないよう、私たちができることをしなければならないと再認識をした昨日でした。
2021.01.26
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血圧が高くて救急搬送された病院に行き、再診してもらったお袋は大丈夫のようです。朝、乗せて行ってくれた古い知り合いのMさん、毎日付き添ってくれる連れ合いには感謝です。数日間の自宅療養の様子もメモしてくれる連れ合い。私はそのメモを打ち込んで印刷するだけでした。医師がカルテに挟んでおくかは不明ですが、薬を飲んだ時刻や血圧などを都度記録しておくことは大切なのですね。自分の無頓着さが身に沁みました。反省…… さて、先日もそうだったけど、朝から楽天へのアクセスが不安定。せっかく書いてもプツンと途中で切れたら面倒だから今日はこんなので終了。 今日の空……9時52分 天気は良いけど、「行ってみよう」という場所は浮かんでこない。少々遠隔地ならあるんだけど、この時間からでは遅すぎる。初心に返って、目的なくただただ近場を回ってきましょうか……
2021.01.25
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決して早回しできないものがある 加藤典洋 短縮したり圧縮したりできないもの、どうしても省くことができないものが、経験にはある。人生においては暗中模索が続く思春期がそれだと、文芸評論家は言う。作文もそう。書くことに抵抗というかつかえのようなものがあって、書くうちそれが自分と「のっぴきならない関係」になる。そんな「ギクシャク」を経てはじめて文章は「色づく」と。『言語表現法講義』から。 (朝日新聞・折々のことば1576・2019.9.10) 予算委員会などでの答弁と違い、質問通告に基づいて、あらかじめ用意した答弁書を読み上げる代表質問。これまでも問題視されてきた菅首相の答弁能力だが、準備された答弁書からは輝きはなかった。「丁寧さに欠ける」と短すぎる答弁も問題視されているが、質問者の後ろには国民がいることを忘れているとしか思えない。1月21日の参院本会議。自民党の武見敬三氏が30分弱の質問をしたにもかかわらず、菅首相の答弁は11分半。立憲民主党の水岡俊一氏への答弁も12分ほどで終了。菅首相の答弁時間は30分が確保されていたにもかかわらずだ。30分の質問があれば、それに見合った形の答弁が求められるのだがかみ合わず空っぽ答弁には「何を思い描いているのか」とがっかりさせられた。 昨年1月の安倍政権では、質問時間5時間50分に対して、政府答弁は5時間10分。『最低でも県外』という公約や、デフレが進行していたなど民主党政権時を持ち出し、野党への攻撃も織り交ぜた安倍前首相だったが、質問時間に対する政府答弁の時間割合は約89%。 対して、菅首相の場合は、質問時間6時間20分で、政府答弁時間はたったの3時間45分あまり。質問時間に対する政府答弁の時間割合はわずか59%。国民の知りたいことから逃げている、隠しているのだろうか。いやいや、答弁原稿を真剣に書くと「のっぴきならない」ことになることを予期して削ったに違いない。疑問や不安をかかえる国民に対して説明ができなくなっているのが、菅首相と彼が率いる現在の政府だと解釈する。 坂井官房副長官が「6月までに接種対象となる全ての国民に必要な数量の確保は見込んでいる」と記者会見で語ったことに対し、「まだ供給スケジュールは決まっていない」と否定した河野行革ワクチン担当相。官邸幹部と担当閣僚の足並みが乱れている。 早回しして取り組んでしまい、やっとストップしたGoToトラベル。当分不要なはずだが追加経費に1兆円を盛り込み、緊急事態宣言前から罰則を設けようとする改正案などなど週明けからの国会を注視したい。官僚の答弁書を使わず、真っすぐ正面を向いて自分の言葉で語ることを首相には求める。「1カ月後に必ず事態を改善させる」と約束した2月7日まであとわずか。 ロウバイ……菅さん、狼狽しないでね。
2021.01.24
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12月8日に紅葉を見に行きましたが、幸運にも前回は拝見できなかった五智如来に対面できました。 如来堂……仁王像・金剛力士がお出迎え……『金剛力士は、仏教の護法善神(守護神)である天部の一つ。サンスクリットではVajradhara(ヴァジュラダラ)と言い、「金剛杵(こんごうしょ、仏敵を退散させる武器)を持つもの」を意味する。』(養玉院如来寺HPより) 金剛杵を手にして、五智如来を守っているんですね。 如来堂右わきからお邪魔します……寛永年間(1624-44年)、如来寺の本堂として建立されたが現在のお堂は宝暦10年(1760年)の再建。『如来寺は寛永年間(1624-44)に木喰但唱が、芝高輪に創立した寺で、但唱の発起によって造立された五智如来が安置されているところから、俗に高輪の大佛と呼ばれ、明治41年(1908)に現在地に移転しました。 養玉院は寛永12年(1635)に創立された、上野寛永寺の塔頭三明院がその前身で、大正12年(1923)如来寺と合併して、現在の場所に移りました。』(天台宗東京教区の公式サイトより) ※ [木喰但唱(もくじきたんしょう)]=火の入った食物をとらず、木の実や果実のみを食べ、肉や米、野菜を常用しない修行を「木喰」と言い、この木喰戒で修行する僧侶を木喰上人と言うんだって。木喰但唱(たんしょう)の他に、「木喰五行明満(ごぎょうみょうまん)」って言う人も仏像の制作で有名らしい。 扉をくぐって堂内に入ると、五体の如来像が横一列に安置されていました。『五智如来とは、大日如来を中尊とする五体の如来を総称した呼び名で、向って左から北方世界の「釈迦如来」、西方世界の「阿弥陀如来」、中央の「大日如来」の右隣が南方世界の「宝生如来」、そして右端に東方世界の「薬師如来」が並んでおられます。(品川区有形文化財彫刻七号)』(天台宗東京教区の公式サイトより)「宝生如来」(左)……福徳財宝・五穀豊穣の功徳「薬師如来」(右)……もちろん医薬の功徳 奥の三如来……『五智とは五種の仏智ということで、深遠な密教教理に基づくものですが、江戸時代になりますと、広大無辺の仏智にすがり、さまざまの苦難から逃れようとする願望が、深い民間信仰となって世に広まりました。』(天台宗東京教区の公式サイトより) 密教でいう仏様の持つ五つの知恵を一体ずつに割り当てたってことでしょう。 中央に「大日如来」……万物を慈しむ太陽の功徳。 坐像だけど、もしもお立ちになれば、1丈6尺-約4、85mだそうです。「釈迦如来」(奥)……真の真理に導いてくださる功徳。流石、悟りを開いたお釈迦様です。「阿弥陀如来」(手前)……往生極楽の功徳 安居佑保……意味不明です どなた様かぞんじません……ごめんなさい。 中央の大日如来の前で行燈を担ぐ怖い人…… 布袋尊……荏原七福神の一つ。コロナ禍でなければ、みなさんお腹をさわっていかれるでしょう。 小さい如来さん……護衛役? 金剛杵らしきを手にしています。 鎧を着た仁王様?……ひょっとしたら毘沙門天かもしれない。 出入り口上の扁額…… 薬師如来を除いて火災で焼失したので、他の四体は延享三年(1746年)頃の再興とのことでした。もう、二度と失われませんように。 無量光殿の石碑……前回こちらも見てこなかったので、上ってみました。 無量光殿の屋上にある阿弥陀堂……昭和五十六年五月建立で、当山開創三百五十年の記念として建立されたと。 養玉院創立当初の本尊である、阿弥陀如来が安置されているそうです。 平安時代末期作の本尊木造阿弥陀如来立像は、『現在は、無量光殿に安置されるが、遠く平氏の壇ノ浦での滅亡に際し対馬に流れつき、対馬宗家の護持するところとなったという。その後、養玉院に施入された。(品川区有形文化財彫刻5号)』(養玉院如来寺HPより) 天台宗の教え「まず、自分自身が仏であることに目覚めましょう。」……我が身に仏さまをお迎えし、仏さまとともに生きる人を菩薩といい、その行いを菩薩行と言うそうです。withコロナやのうて、with仏やな~ と言うことで今日はこれでおしまい。しかしきれいな紅葉だったな~
2021.01.23
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『自民党の石原伸晃元幹事長が、新型コロナウイルスに感染したことがわかった。石原元幹事長の事務所は先ほどコメントを発表、きのう午後4時に東京医科歯科大学でPCR検査を受け、きょうの午後に陽性と判明したという。また、既往症があるため、医師の指示により入院したという。石原氏はPCR検査を受ける直前のきのう正午には自ら率いる派閥の総会に出席し、普段通り挨拶などを行っていた。』と、16:41配信のネットニュースが伝えていた。 人命の尊さは平等なのだが、今日の日記でも書いたように、自宅療養者を含めて入院・療養等調整中の人々が大勢いる中、すんなり入院させてもらえることに首をかしげる。記事が正しいとすれば、昨日には普段通り総会に出席していたと。重傷者をさてしおいて入院を優先させるシステムは疑問。「先生」と呼ばれる人は、特権階級なんだろうが、私は先生なんて呼ばない。私より先に生まれて来たわけではないし、1床でも貴重な今、自ら自宅待機を希望すれば良いだろう。「国民の暮らしと命を守ります」が旗印の政権与党の一員なのだから、私が政治家ならその選択をして、他者の受け入れを優先してもらう。(売名行為ではなく……) 珍しく日に2通書いてしまったけど、腹が立った私。「感染経路不明」なんて言うなよ!!!!!
2021.01.22
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『コロナ感染の独居80代、6日間入院できず自宅で死亡』 PCR検査を受け、昨年12月25日に陽性判定を受けた京都市の女性。基礎疾患はあったが、当初は37~38度の熱と鼻づまりなどで比較的軽症のために自宅療養を命じられた。30日に「息苦しい」と容体の変化を保健所に訴えたが受け入れる病院がない。31日、家族が電話で様子を尋ねたが、応答がなかったために駆け付けたところベッドに横たわる女性。すぐに救急車を呼んだが、死亡が確認された。死因は新型コロナによる重度の肺炎だったと。『搬送待ち2時間で心肺停止、岐阜 70代、コロナで急変』 今月20日に県内の病院に入院予定だった男性。当日午前4時半ごろ、男性が急に息苦しさを訴えたため、家族が119番。通報から約2時間20分後の午前6時50分ごろに搬送先が決まったが、男性はその約10分前に心肺停止状態になったという。 昨日20時時点での東京都における新型コロナ入院者数は2,820人(軽症・中等症 2,661人:重症 159人)。 宿泊療養は860人……「なんだ、ホテル貸切でもっと多く入れるか」と思った私がバカだった。 問題は、自宅療養8,927人と、入院・療養等調整中6,874 人。 保健所、救急隊員、病院関係者の方々は日夜必死に頑張っておいでだが、救えないたくさんの命がある。コロナ以外、通常医療にも影響があり、急患受け入れも厳しさを増していのだが、先日、母を救ってもらった。 いつものように元気でいた母が、19時頃に嘔吐。「頭が痛いの」とトイレに屈みこみ「寒い寒い」と言う。体温計を脇の下に挟んでいる体力がないから、体温は不明。血圧を測ると200前後だったから、申し訳ないが119番。 速やかにが駆けつけてくれた救急隊員に状況説明をし、運び出されたのが20時。玄関先で「○○ちゃん、これでお別れかね」と言う母に、「大丈夫ですよ」と励ましてくれる隊員。「寒い寒い」と言えば、「救急車の中はあったかいですよ」と声をかけてくれる優しい彼らには感謝の言葉しかない。 とりあえず救急車には乗せてもらったが、隊員が複数の医療機関に電話をし、最終的に受け入れ先が決まって出発したのが20時25分。但し「診察のみ」で入院は無理そうだとの条件付き。それでもありがたい。 病院に到着し、素早くER(Emergency Room・救急救命室)の先生や看護師さんによる検査と治療が開始。頭痛を訴えていたからだろう、脳の検査を優先したようで、20時54分「脳の出血は認められませんが現在も検査中」と看護師さんが報告してくれる。「肺も大丈夫です」「血圧を下げる点滴をしています」と廊下で待つ私たちに都度伝えてくれる。他にも救急外来がおいでのようだったが、患者本人以外の家族への気遣いにも痛み入ります。 「だいぶ落ち着きました」と伝えてくれた時、「この後はどうすればよいでしょうか」と尋ねたら「今日は入院してください」と。二人部屋の1床を使わせてもらえることに。入院は無理と聞かされていたから寝耳に水の嬉しい対応。状態によって明日以降の入院の可否を訪ねたら「たぶん大丈夫です」との言葉は、本当にありがたかった。 22時30分頃だったか、ERから病棟まで該当フロアーの看護師さんが車椅子の母を連れて案内してくれた。その際質問されたのが夜間のトイレ回数。おおよそ母が行くような時間を尋ねられた。「できる限り気を付けておきます」と言ってくれたが、そこまで頭に入れて巡回しているのだと、改めて彼らの働きの大変さを実感。 高血圧性緊急症との病名だったが、翌日午前中に「昼食後に退院できます」と担当医から連絡をもらい、迎えに行った際も、医師や薬剤師さんが丁寧に説明と注意を伝えてくれる。おまけに「かかりつけ医に渡してください」と、病状や治療内容を細かく記した書類も手渡された。忙しい最中に、よくぞここまでやってくれるものだと涙がこぼれる。 病棟から玄関のタクシー乗り場まで車椅子を押していると、「目の検査までしてくれたの」「長生きしちゃうね」と母が呟いた。「これでお別れかね」と発してからわずか17時間後のこと。長生きするでしょうし、最善を尽くしてくれた多くの人たちの恩に報いるために長生きしなくちゃならないでしょう。 大変な医療現場の一端を垣間見みましたが、関わってくださった皆様には感謝以外の何物もありません。日々戦っている全医療関係者の方々にも感謝します。コロナ収束には国民一人一人の心がけが必要です。私もですが、みんなで感染しない・させないの気持ちと行動を忘れませんように…… 東京オリ・パラ開催に前向きな政府。大会計画では、医師や看護師ら計1万人以上が競技場や周辺の救護所で医療にあたることになっている。開催されれば多くの医療従事者がかり出される。そんなことに働かせず、休ませてあげる気持ちはないのか。 無観客での開催も検討しているらしいが、どうか速やかに中止とされたし。組織委は上限を設けない前提で準備を進めつつ、「50%」を見据えたチケットのシステム構築検討も始めた。政府も、スマホ向けアプリと顔認証を使ったシステム開発に着手しているが、中止にしてわずかな予算でもコロナ終息対策に使いなさい。 七福神…… 勝手に並べて写真を撮っていたら、連れ合いが出してくれた。 でもって、写真の順番に並べ替えてみました。正式な順番があるかは知りません。今度調べておきます。 今日の空……10時30分
2021.01.22
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世田谷の松陰神社に行った2017.2.5、東京スバル・環七野沢店で拝見しました。しばらく前に「車」っていうカテゴリーを作ったので、引っこ抜いて焼き直し。ベース車両 SUBARU BRZ全長 4,550mm全幅 1,950mm全高 1,110mmホイールベース 2655mmエンジン 水平対向4気筒 シングルターボエンジン型式 EJ20ターボ IHI排気量 1,994cc圧縮比 10.1以上最高出力 350ps以上 / 6000rpm最大トルク 45.0kgf.m以上 / 4000rpmリストリクター 42.15mm×1車両重量 1,150kg駆動方式 FR(フロントエンジン・リヤドライブ)オイル MOTULミッション 6速シーケンシャルクラッチ カーボントリプルフロントサスペンション ダブルウィシュボーンリアサスペンション ダブルウィシュボーンフロントブレーキ APレーシング製6ポットリアブレーキ APレーシング製6ポットホイール BBS製 Fr/Rr 13J-18×13J-18タイヤ DUNLOP Fr/Rr 300/710 R18 / 330/710 R18(SUBARU/STI MOTORSPORT MAGAZINEより) しかし、GTカーは美しい!!! 昨晩はアクシデントで寝不足。今日もよんどころない用事があるので、焼き直しのこんなのでおしまい。医療従事者各位へ感謝するとともに、みなさまのご健康を心よりお祈り申し上げます。
2021.01.21
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君のエサ代、稼いでくるからね 宇崎竜童 作曲家は拾ってきた子猫に首ったけ。出がけにもこう声をかける。そして猫から学んだのは「無償の愛」だという。人に何かしてあげても、「返礼がねえな。挨拶、全然ねえな」とすぐに思ってしまうが、お返しなど求めない愛もあると知ったと。猫がどう思っているかは知らないが、すべて猫中心に回る生活、わからなくもない。BS日テレの「MY STORY」(8月19日放送)から。 (朝日新聞・折々のことば1254・2018.10.12) 宇崎竜童のCDは持っていないけど、氏の歌う「身も心も」は好き。もっと好きなのは役者竜童。お初役:梶芽衣子との映画「曾根崎心中」の徳兵衛:宇崎竜童は懐かしくもしっかりと記憶に残っている。なんと、昭和53年(1978年)公開だったらしい。 さておき、なんでこんな折々のことばを持ってきたかと言えば、菅首相の「食い扶持」発言が引っかかっていたから。 18日の施政方針演説で、「日本は、戦後の荒廃から、国民の努力と政策で、ここまで経済発展を遂げてきた。しかし、資源の乏しい日本にとって、これからがまさに正念場となる。国民の食いぶちをつくっていくのが、お前の仕事だ」と、「政治の師」と仰ぐ梶山静六・元官房長官から言われたことばを紹介した菅首相は(いま一つの言葉は省略)、「私の信条としてきた」として、梶山氏のことばを胸に「国民のために働く内閣」として全力を尽くすと決意を示した。 私が引っかかっているのは何かと言えば「食いぶち」の指す意味が不明なこと。「扶持(ふち)」とは主君から家臣に与えられた米で、金銭の代わりに支給していたもの。「扶持米(ふちまい)」の略でもあると。端的に「食いぶち」とは、「食費」「食べるためのお金」ということになるだろうが、首相の描くのはこれだけか。 竜童氏のように「エサ代」とするなら分かりやすいが、現代における「食いぶち」の意味は「暮らすために必要なお金」であり、家賃や光熱費を含め、生活に必要な費用=「生活費」として使われている。また、「食べていくための仕事」も該当するだろう。コロナ禍で職を失ったり、家賃の払えない人も多いが、どの食い扶持をいかにして作ってくれるのかを明確に伝えてほしいものだ。 世の中疲弊しているんだから、「歳費20%減額」とか、「文書通信交通滞在費」や「政党助成金」は受領せず、コロナ禍対策に使いますぐらい言えばいいのに。 国会議員に毎月支給される「文書通信交通滞在費」100万円。年間1200万円が税金から支払われているが、領収書の届け出は不要。「公の書類を発送し及び公の性質を有する通信をなす等のため」が目的の費用だが、今の時代、そんなことに毎月100万円も必要だとは誰も思わない。 文通費の公開を始めた日本維新の会について、朝日新聞(2017年12月27日)が伝えていた。『…16年分の維新の衆参両院議員25人(前職を含む)の使途報告書を朝日新聞が分析した。その結果、前年からの繰り越しを含む総額2億8千万円のうち、64%にあたる1億8千万円が、議員本人の政治団体に寄付されていた。25人中8人は寄付が80%以上で、うち3人は90%を超えていた。…』 今日現在も寄付が継続されているかは不明だが、寄付をしてしまえば違う目的に使える便利な文通費など止めてしまえ。多くの国民が生活に苦しんでいる今こそ、国会議員の年収を含めて議論されたし。「国民のために働く内閣」などと当たり前のことを言わないで。あなたの食い扶持(生活費)は、我々国民の税金であることをお忘れなく。《おまけ》 先日、またMaanaさんにお会いした。東京生活は長いけど、北海道生まれの彼女は函館居酒屋「ながまる」さんがお気に入りの様子。8周年のお祝いに来られたんでしょう。今回は、「PCRやってきました」と手を差し出してくれたので握手。私は検査してないんだけどね~ でも、マイ消毒液で手はきれいにしてました。 コロナ禍で厳しい年ですが、より一層、大きく羽ばたけますよう心より祈ります。笑顔でファイト!!! 常連さん達からのお祝い……お店に合わせたサイズですが、みなさんの心遣いは嬉しいでしょう。アルコールを送られる方もおいでですが、主の飲めない日本酒を持ってこられる方もいましたっけ…… その日のお通し……この時期にホタルイカを食すのは生まれて初めてでした。チビのくせにちゃんとミソの味。早く大きいのが食べたいな~ 今朝の喫茶店……寒いからさぼっていたら「売上協力してきたらいかが」と、連れ合いの言葉に従って行ってきました。 ようやく沖縄県も独自宣言。営業時短要請を県内全域に広げ、時間を午後10時までから午後8時までに前倒しとのこと。飲食店ばかりターゲットになっているようだが、昼間は良いのかね? 昼夜を問わず、大人数での会話付き会食は感染リスクが高いだろうが、一人の飲食はどうなんだ? 周囲の他の客との距離があって、換気・消毒がなされている店で一人黙って飲むだけなら深夜でも大丈夫そうな気はするんだけど。そもそもそんな時間には外出しないし、いつも独り酒の私だけど、中途半端でなんとなく的外れな政策は都度見直してくださいませ。
2021.01.20
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11月28日の散歩……最終回。ようやく終了。 ひげ文字で南無妙法蓮華経と書かれた高さ3m超の題目供養塔。裏面に、元禄11年(1698年)の年号と建立者・法春比丘尼・谷口氏の名が刻まれていました。題目供養塔は歌舞伎『浮世柄比翼稲妻(鈴ヶ森)』で有名らしい。歌舞伎はまったく無知だけど、白井権八と三浦屋小紫が登場するみたい。連れ合いは知っているかも…… 元禄11年は「江戸大火」の年。放火の大罪で市中引き回しの上、八百屋お七が火炙りの刑に処されたのは天和3年(1683年)3月29日。見せしめだったのだろうが、生きたままの火炙りは残酷過ぎた。サザエや蛤じゃないんだから。 政府はコロナ改正法案をまとめた。事業者が休業・時短要請に応じない場合に行政罰として50万円以下の罰金。感染者が入院を拒んだ場合には「1年以下の懲役または100万円以下の罰金」と、刑事罰まで持ち出した。見せしめのように思えるのは私だけか。コロナ終息には国民一人一人の努力と協力とが必要不可欠だが、罰則ばかリで補償が見当たらない。入院したくても入れてもらえず自宅待機を余儀なくされている感染者が大勢いる。治療を受けられず自宅待機中に一人で亡くなった場合、政府はいくらの香典を払ってくれるのか。診てもらいたくても受け入れてもらえないことに対する罰金も準備したらいかがか。『世のあはれ 春吹く風に名を残し 遅れ桜の 今日散りし身は』 お七の辞世の句らしい……南無妙法蓮華経 東京都指定旧跡……削られている部分が気になります。『……髭題目を刻んだ石碑は池上本門寺25世貫首日顗(にちぎ)の筆によると伝えられるもので、元禄11年(1698年)若しくは元文6年(1741年)の建立とされます。……』となっていたはずです。もう少し丁寧にマスキングできないのかしら? 池上本門寺参道口に「中道院」なる寺院があります。『日蓮聖人の滅後、直弟子日頂聖人が開いた庵室を起源とする。もとは本門寺の南の谷の先にあり、いつの時代にか当地に移された。本門寺10世中道院日陽聖人がここに隠棲したので中道院とよばれるようになる。本門寺25世日顗聖人の庵室(場所は不明)の不二庵が日顗聖人没後の宝暦4年(1754年)中道院と合併。(日蓮宗HPより)』 以前訊ねた「中道院」は、日顗聖人と関連があったようです。また『…かつては、日顗聖人の法脈に連なる本門寺貫首の退隠後の庵室であり、現在はその位牌所となっている。』とのこと。寺名がなかった謎が解けました。よかったよかった…… しながわ百景でもありました。 奥に大経寺……「鈴ヶ森遺跡」と立派な石碑が立っていますが、東京都はお金があるんだな~ 「東京都文化財情報データベース」の解説文は訂正されていません。片手落ちって言うんでしょう。情報共有がなされていない証拠です。 25番……最後の道標発見!!! 納骨堂なのか? 勇猛院日健尊儀……と書かれています。50回忌記念に石柱柵を寄付された方々のお名前が刻まれているみたい。大正6年(1917年)4月10日。 勇猛院日健なる方は僧侶かと思いきや、渡辺健蔵と言う彰義隊隊士だと。明治に改元される慶応4年(1868年)4月、有栖川宮熾仁親王が一時入山した池上本門寺本堂への進入を試みたが捕まり、本門寺参道あたりの橋付近で斬首された人だと。でもって、この鈴ヶ森刑場に首が晒されたとされています。明治4年(1878年)に刑場は廃止になりましたが、渡辺健蔵が最後のさらし首人となったそうです。健蔵氏の死を悼む方々による碑でした。 細長くほんとうに狭い境内には、様々な石塔石仏が…… 左は「六十六部供養塔」……法華経を写経して全国66か国の霊場に納経する巡礼行、あるいはその行者を六十六部と呼ぶそうな。諸国を遍歴する行者たちの供養なのでしょうが、初めてお目にかかりましたので知識不足です。 右は「大震火災殃死者供養塔」……1923年の関東大震災で犠牲になった方のための供養塔と思われます。 六十六部供養塔の上に……お釈迦さまなのでしょう、東を向いておいででした。海を見ていたんでしょう。 小さな石仏たち…… 合掌……新しそうですが、今なお死者を悼む方が奉納されたものでしょう。 南無妙法蓮華経…… 馬頭観世音…… 境内の先端…… 先端の先はこんな具合……海岸通りはここから始まるのかしら? 境内裏側……「うしろすがたのしぐれてゆくか」(種田山頭火) 左に第一京浜が走っていますが、車道からは見えないように植え込み…… ふり返り、首を垂れて失礼した私でした。 さてさて、何をしようかしら?
2021.01.19
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11月28日の品川散歩は今日を含めてあと2回…… 天祖諏訪神社脇の涙橋から旧東海道を南へ……「ふぐ」の幟が呼んでいました。割烹「さしろ」…小さい店ですが、近所だったら必ず訪問することでしょう。河豚は身欠きを調達して来れば自分で調理できるようになったからいいんだけど。魚にはこだわり続ける主らしい。時短営業も乗り越えてくださいませ。 大井競馬場・しながわ区民公園……旧東海道に沿って東側に広い公園があるみたい。野球場やテニスコートもあるらしい。でもって、さらに東には大井競馬場があります。競馬場は勝島2丁目で、公園は3丁目。勝島は人工島ですが、公園は後から勝島運河を埋め立てたようです。 そうそう、左端の自転車に乗った子どもの脇に品川区の「24番」道標がありました。反対側を歩いていたら気付いたのですが、残念。偶然にも写ってはいるから良しとしましょう。 左は鈴ヶ森中学校……右手先のマンションに…… すごい所にある神社…… 濱川神社……立派な社号碑。残念ながら鍵がかかっていて入れてもらえませんでした。ポストは神社名があったから、訪問した証にお賽銭入れて来ようかとも思ったけど止めておいた私です。 何はともあれ、天祖諏訪神社の兼務社・7社を制覇したことは嬉しい限りです。 しかし、よく歩いたものですが、失敗もあります。この日も大失敗。ここから3ブロック手前にあった「海運稲荷神社」に気付かなかった私。駐車場の奥に鎮座していたから目に入らなかったようです。立派な鳥居もあるようですが、個人所有のお稲荷様でしょう。 右手に寺院…… 鈴森山大経寺……鈴ヶ森刑場が開設された慶安4年(1651)年頃、無縁受刑者供養のための堂宇が建立されたことに始まり、刑場が廃止となった明治4年(1871年)に「旭松庵」と称し処刑者供養を担ってこられたと。大経寺となったのは、昭和17年(1942年)に品川蓮長寺42世慈洽院日完上人が開山して以降とのことです。 門前に「山門不幸」の木札……合掌 ※ 蓮長寺は2年程前に行きました。 槍の先のような大経寺境内に、供養塔や処刑に使用したといわれる台石が並んでいます。第1京浜の拡幅工事のために、そうとう縮小されてしまったらしい。工事現場からは数百もの頭蓋骨が現れましたそうです。南無妙法蓮華経 手前は水難者供養塔。地域の方々と一緒に、大経寺は様々な方の死を弔っておいでです。 火炙台…… 徳川の時代ですが、生きたまま焼き殺すなんていただけない。冤罪もあったことでしょう。無念の声も聞こえてきそうな気がします。 花に夏ミカンに供養塔…… 磔台……「はりつけだい」と読むそうな。 『最初の処刑者は、慶安4年の由井正雪の乱に加わった丸橋忠弥だといわれ、他にも平井(白井)権八、天一坊、八百屋お七など、歌舞伎や講談でおなじみの人物がこの地で最期を迎えました。』(しながわ観光協会より) 天一坊は、中井貴一主演の雲霧仁左衛門で登場したから知っています。 後方も道路……ほんとうに狭い境内です。 鯉塚は漁師さんたちが建てたのかしら? 鯉のみならず、あらゆる生き物への感謝と供養でしょう。左の祠が気になりますが、調べられません。 罪人を大っぴらに供養することが出来なかった村人たちは、密かに手を合わせていたことでしょう。 と言うことで、刑場跡の後半はまた……
2021.01.18
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これほど知識が溢(あふ)れているのに、それが知恵に結びつかない時代は、実際これまでの歴史にはなかった。 ティム・インゴルド 知識は世界をある程度予測可能なものとすることで人々の不安を振り払ってくれる。が、いちど知識による武装を得たら、人はそれ以上世界に注意を払わなくなる。知恵とは、逆に世界に飛び込み、それと語らう中で「道」を探すこと。今はこのバランスが崩れていると人類学者は憂う。『人類学とは何か』(奥野克巳・宮崎幸子訳)から。 (朝日新聞・折々のことば1942・2020.9.22) 平成7年(1995年)1月17日の未明、午前5時46分に起きたM7.3の地震……兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)から26年が経った。 災害関連死を含め6434人(直接死は約5500人)、行方不明者3人、負傷者は4万3792人に上り、家屋の全半壊は約25万棟の大被害。多くの公共建物も被災し、救助のための道路は寸断された。鉄道も随所で倒壊し物資も運べない。電気・ガス・水道、いわゆるライフラインも途絶え当たり前の日常生活が長期間停止した。 人口集中地における地震による被害の大きさは知識として持っている。大都市近辺に震度7の地震を引き起こす活断層の存在も知識として持っている。数百程度だった震度観測点は、現在では4000を超すようになったが、観測点であり当然地震の予測はできない。政府はこの震災後に、内閣危機管理監や危機管理専門チームなどを整備したが次に来る地震への対策は見えてこない。新耐震設計基準に沿って今年度中に95%の建物を耐震化すると言っていた政府だが、見通しは絶望的。 コロナ感染が爆発している今、大地震に見舞われたらどうなるのか? 想像するだけで身の毛がよだつ。政府にとって今回の新型コロナは想定外だったかもしれないが、知識はあったはず。なかったとしたら「国民の暮らしを守る」ことはできない。 2002年~2003年、アジアやカナダを中心に感染拡大し、2003年3月にWHOから「グローバルアラート」が出されSARS(重症急性呼吸器症候群)。 2012年、アラビア半島の国々を中心として発生し、ヨーロッパ地域などにも感染が拡大したMERS(中東呼吸器症候群)。患者の約半数が死亡しているMERSは、継続的に現在も患者が報告されていると聞く。 地震も感染症も知識として持っていながら、起こりうる事態に備える対策を執ってこなかった政府。外国でのロックアウトを横目に、しつこくGo Toを継続し続けた無責任な政府。対岸の火事としか思っていなかったようだ。罰則導入の法改正も聞こえてくるが、終息に向けての緊急対策と同時に、これからの社会の在り方も英知を集結し、真剣に道を探されたし。「天災は忘れた頃にやってくる」……寺田寅彦の言葉を忘れずに……《おまけ》 昨日は、明治神宮も行ったけど、碑文谷八幡宮へも行きました。 お焚き上げしてもらうのに、古札を納めて来た私です。例年 碑文谷公園で行われていた「火まつり」は今年は中止。可燃ゴミとして出される方もいらっしゃるけど、やっぱり抵抗があるものね~ 八幡様は今日までだったかしら? 火事になりませんように…… 先日 見かけたので買ってみたら、そこそこ美味しかったから今朝はこれ…… 自宅でモーニング……このチーズバーガー、ピクルスが入っていない点も私は評価しています。マックより好きかも……ちなみに関西では「マクド(クにアクセント)」言いますねん。 なんや分けの分からん日記になってもうた。あかんな~
2021.01.17
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今日は、早起きして人間ドックに行ってきた。 電車はガラガラ……数か月前に予約したけど、土曜日にしておいて正解。それでも、病院に入れてもらうには体温測定と問診が必要で、チェックの窓口が開くまで屋外待機。寒かった~ いつものことながら早めに行く私が悪いんだけど、まさか外気にさらされる場所で待つとは思わなかった。これもみんなコロナのせいだが、院内感染をさせてしまっては一大事だから仕方ない。一生懸命働いている従事者の皆さんを守らねば……日々お疲れ様。そして、ありがとうございます。 でもって、折角だからこんな所に寄ってみました。今までも機会はあったけど寄らずじまい。たぶん、おそらく初訪問の場所です。 さて、どこでしょうか? 連れ合いはわかるでしょう。 今日は簡単に「予告編」 本編はまた今度…… しかし天気でよかったな~ 私がドックに行くときは雨が多いのに……
2021.01.16
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古い11月28日の品川散歩…… 立会川に架かる涙橋の南側の袂(たもと)から右に… 社号碑は「天祖神社」……昔は参道両側も境内だったでしょう。 天祖・諏訪神社……『浜川町と元芝の鎮守の氏神様として仰ぎ親しまれる天祖・諏訪神社。古くは神明宮、諏訪社と称し、かつては両社とも東京湾に面し、立会川を挟んで並び祀られていました。天祖神社の創建は、建久年間の大井郷之図や来福寺の記録から西暦1100年から1190年頃に遡るとも思われ、諏訪神社は松平土佐守の下屋敷の海岸寄りにあり、江戸時代初期の寛永8年(1631年)以前の創建と思われる。』(同社HPより) 両社は昭和40年(1965年)に合祀され、天祖・諏訪神社と称されるようになった。この位置から立会川を挟んで北側の北濱川と呼ばれた地域に、今も取り残されている仲町稲荷神社の場所に諏訪神社がありました。別当寺は「来福寺」とのこと。昨年8月に訪問した際は入寺禁止だったけど、緊急事態宣言下の今も入れないんでしょう。いつかは行ってみたいたい寺院です。 参道入り口の社号碑が「天祖神社」のままなのは、両社が合祀前の昭和10年(1935年)に建てられたものだからでしょう。 一段高くなった境内に入ると、右に手水舎。後方に鳥居と朱色の社が見えます。 本来なら社殿から参詣するのが先ですが、参拝される方を迎える正装の神主さんの姿をお見かけしたのでこちらから…… 厳島神社……天祖神社創建時から鎮座していたものらしい。 ちなみに当社は東海七福神の福禄寿を担っているとのことだけど、弁財天であっても不思議ではない境内社です。当日は、七福神・福禄寿など目に入らなかった情けない私です。事前調査なしに出かける、私の悪い癖です。 東海七福神の「弁財天・磐井神社」は、約2年前、城南島海浜公園まで歩いた折に立ち寄りましたが、七福神の一つだとは気付いていませんでした。「毘沙門天・品川寺(ほんせんじ)」と、「恵比寿神・荏原神社」 も行きました。 未訪問の「大黒天・品川神社」「布袋尊・養願寺」「寿老人・一心寺」は、それぞれ近距離に鎮座しているみたいだからそのうちに行ってみましょう。 鳥居扁額……広島県宮島の嚴島神社のご分霊をお祀りし、水の神・海上安全を司る神としても崇敬されていると。海が近いからでしょう、鮫洲八幡神社にも境内社として厳島神社がありました。 とても立派な弁天池……『弁天様(弁財天)の御使いは蛇(巳・へび)とされ、6月初巳(み)の日にお参りすれば、金運や財運、芸能・学問の運が開けると多くの人に信仰され続けてきました。』(同社HPより) 朱色の社殿が堂々と鎮座…… 御祭神は、「市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)」「田心姫命(たごりひめのみこと)」「湍津姫命(たぎつひめのみこと)」 弁天池において悠然と泳ぐ立派な鯉…… 弁財天の鳥居の向こうに手水舎。さらに奥は社務所…… これも古いんだろうな~ 朱色の木製の橋ではなくても風情があります。 境内北側……手水舎の左に… 御大典記念植樹……令和元年5月1日。天皇陛下御即位を祝うソメイヨシノの植樹。 社殿右に神輿庫……総鎮守だけあって、さすがに数が多い。 天祖・諏訪神社社殿……拝殿で御祈祷がなされていたので、遠慮して近づきませんでした。正面からの写真も撮らず…… 御祭神は、「天照大御神」「豊受大神(とようけのおおかみ)」「建御名方刀美神(たけみなかたとみのかみ)」「建御名方神(たけみなかたのかみ)」天孫降臨に際し、高天原から派遣された建御雷神と力競べをした後、国譲りを約束した神。「小碓命(おうすのみこと)」日本武尊(やまとたけるのみこと)の別名らしい。熊襲・蝦夷平定の為に活躍したことはなんとなく知っています。 ちなみに、狛犬は慶応3年(1867年)の奉納と古い。 社務所も立派です。御朱印は頂戴しないので私は素通りで失礼。 いそいそと最終目的地に向かった私でした。 蛇足ながら、当社は以下の周辺神社の本務社とのこと。「山王日枝神社」「八景天祖神社」「長田稲荷神社・春日神社」「池上本町稲荷神社」「堤方神社」 この後 通過した「濱川神社」も天祖諏訪神社の兼務社だそうですが、結局全部制覇したみたい。少し前までは元気だったようです。 明日は人間ドック……嫌だけど行ってきましょう。
2021.01.15
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この人でなければ絶対ダメだと思える人の下で働かなければモチベーションを保ち続けられない。 岸田 周三「自分が心からおいしいと思う店」で修行せよと、フレンチのシェフは言う。人を駆るのは、あんなふうになりたいという憧れ。心を激しく揺さぶられたからこそ憧れるのだが、あんなふうにということ以外は実は知らない。だから、技術以上にその人の表情や身のこなしを一つ一つ食い入るように見る。「月間専門料理」昨年4月号から。 (朝日新聞・折々のことば1143・2018.6.19) 既に発出済の1都3県に加え、新たに7府県も緊急事態宣言の対象にすると、1週間足らずで方針転換を発表した菅首相。外国人入国も一転して全面停止。先の発出時には「夜8時以降」と何度も繰り返した不要不急の外出自粛を、昨夜の会見では「日中も」と改めた。前回同様に「1ヶ月で感染拡大を絶対に阻止する」と決意を強調するが、具体的展望は何一つ首相自身の口から語られることはなかった。 菅官房長官を、圧倒的多数で自民党総裁・首相に導いたのは党所属の大多数の国会議員。日本のリーダーとして間違いなく秀でていると確信をもって判断したのか。何を根拠に「この人でなければ絶対ダメだ」と考えたのか聞いてみたい。 昨日の政府対策本部で、首相は「大阪府、京都府、兵庫県、愛知県、岐阜県、静岡県、栃木県の7府県について、特措法に基づく緊急事態宣言の対象といたします」と発言し、福岡と静岡を読み間違えた。府県からの要請のなかった県であり、政府が主導したことをアピールするために加えたのに、頭には入っていないのか。「頭にない」と言う印象は会見のたびに増幅されている。本気で考えているのだろうかと不安が募る。 保健所による行動歴などの調査を感染者が拒否した場合の罰則や事例の公表などについて問われると「どのぐらい協力のいただけないケースがあったのか、実例について申し上げる必要があると思っている」と罰則導入については語らなかった。見かねた尾身会長が「協力してもらえるような支援の仕組みというのをした方が良いという意見と、最低限の罰則も場合によってはやむを得ないという意見がある」と解説。首相自身の考えはないのだろうか。 もっと他人任せなのは、飲食店への営業時短要請の効果と、休業要請に踏み込む可能性について問われ「今回、さらに対策をお願いするので、必ず効果が出てくる」とだけ答え「専門的な視点から、先生、よろしいですか」と尾身会長に託す情けない菅首相。尾身会長が「最悪のことも想定しなくてはいけない。最悪の場合は休業要請は選択肢としてあり得る……」と堂々と述べたが、政治判断は首相の仕事だろうに。可能性も視野に入っていないのかといぶかしく思う。 医療体制強化の法整備を問われた首相は「国民皆保険、そして多くのみなさんがその診察を受けられる今の仕組みを続けていくなかで、コロナがあって、そうしたことも含めてもう一度検証していく必要があると思っている。必要であれば、そこは改正をするというのは当然のことだと思う」と述べたが、意味不明。国民皆保険なんて問うてない。目が泳いでいるように見受けられ、質問に真剣に耳を傾ける姿勢もうかがえず、国民に向けての的確な発信がなされたとは到底思えない。内閣を含めて、菅氏を首相に推し上げたした自民党国会議員には、より強固なバックアップを願いたい。 政府が主導した例外的なケースとなった福岡県に関して、解せないことがある。12日、福岡県も対象としたい政府の西村経再相が、消極的だった小川洋知事に「(今後は)追加指定は考えていない。最後の船だ」と電話で説明があったと、小川氏は13日朝、記者団に語った。ところがどっこい、小川氏は13日夜の会見で「言い過ぎたところがある」として発言を撤回。福岡県を宣言対象とするか少し時間をかけて判断すると主張した小川氏に対して、西村氏は「時間をかける余裕はない」と述べたと修正。「時間をかける余裕はない」と言われたから「追加指定はないと」と小川氏自身が判断し、「最後の船」と表現してしまったと。「(西村)大臣がおっしゃったわけではない」と締めくくったが、やはり圧力がかかったと推測するのは私だけか。 西村氏の「最後の船」発言を伝え聞いた自民党幹部は「余計なことを」と不快感をあらわにしたと伝えられたが、その時点で「私は言っていない」の報道はなされていない。小川福岡県知事に尻拭いをさせたんだろうと、私は勝手に思っている。西村氏は、今日の参院内閣委員会閉会中審査で「感染状況次第では追加もあるということだ」と述べ、対象区域をさらに広げることもあり得るとの認識を示したが、政府内での考え方・方針が定まっていないことの証だろう。ふらつかずに信念を持った政策を築かれたし。【余談】 ※「他人任せ」と言う言葉にしたが、人まかせや、成り行き任せの意として「他力本願」を使うことがある。でも、本来の意味とは違うようだ。『「この一敗で、自力優勝の道は絶望ですね。あとは、他力本願に頼るしかないですね」スポーツ報道でよく聞かれる話です。この場合、これからいくら勝ち続けても優勝はできない。今度は相手が負けるのを待つしかない、という意味でしょう。 このように「他力本願」は、もっぱら他人の力をあてにする、他人まかせという意味で、いろんな場面で使われています。これはたいへんな誤解です。 親鸞聖人は『教行信証(きょうぎょうしんしょう)』に「他力といふは如来の本願力」と明示しておられます。 だから、他力とは、他人の力ではなく、仏の力、阿弥陀仏の慈悲のはたらきをいうのです。仏さまの生きとし生けるものを救わずにはおれないという強い願いのはたらき、これが「他力本願」なのです。』と……(浄土真宗本願寺派HPより) 暇を売る店も感染防止対策……矢部さん同様にプラスチックのカードケース。横向きでも良さそう。スタンドはしっかりしています。探してこられたんでしょうが、ニーズを見越して作るメーカーはたくましい。 今日の空……9時40分 グズグズしていたらこんな時間になってしまった。今日の東京都の感染者は1502人だって。都内の累積感染者は8万人を超えたらしいが、10万人も目前でしょう。おとなしくしていましょう。
2021.01.14
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東大井を旧東海道に沿うように南下した11月28日の散歩…… 立会川……写真は北西の上流方向。次の橋の上には京急が走っていて、右には文字通り立会川駅があります。でもって、私の立っている橋は…… 弁天橋……橋の向こうに北浜川児童遊園と仲町稲荷神社 北浜川児童遊園入り口……「こころざしの馬 (the horse ambition)」 作 多摩美術大学 上林剛典さん 立会川の坂本龍馬ブロンズ像・しながわ百景……洒落たマスク着用!!『2010年に京浜ロータリークラブより寄贈されたもので、龍馬が立会川にいたと思われる20歳頃の顔を再現しています。履物もブーツではなく草履と全国的にも珍しいブロンズ像です。2004年に高知市より寄贈された像に続く2代目の龍馬像となります。』(しながわ観光協会より) 時は流れて日米同盟の今、龍馬ならいかに生きるのか? やっぱり後の世に名を残すか? そんなことを思いながらブラブラする凡人の私。庸人(ようじん)ともいうが、要人と間違えると困るから使いません。 独りで自撮りできないのが残念……「いつか一緒に行こうね」と、連れ合いに言ってあります。 立会川商店街……「立会川龍馬通り繁栄会」が正式名称らしい。龍馬像の前の通りです。京急・立会川駅が開業した明治37年(1904年)に店舗が集まりだし、昭和25年(1950年)に大井競馬場が開場されてからひと際賑やかになったらしい。スマホで馬券が買える時代なって、競馬場へ足を運ぶ人が減ると寂しいでしょう。 左側の黄色い看板「バッカス」でコーヒー飲みたかったけど断念。夜はスナックになるみたいだし、ビールに手を出しそうだったから。袖看板に「山本珈琲」の文字……なんとも下町らしい。 龍馬通りから東の住宅街を抜けて…… 新浜川公園……カップルはお互いの距離をとっていました。偉いぞ~ 成人式後に路上で酒を飲み、瓶を回してラッパ飲みをしながら大声でわめく若者とは大違い。 花壇の真ん中だから、子供たちはクジラへは乗れません。植える植物を少なくするために置いたのかしら? 若き坂本龍馬が守備についたとされている地…… 浜川砲台……ここは、万治元年(1658年)頃、東大井のこの地に1万7千坪余りの下屋敷を得た土佐藩の荷上場(当時は脇が海)と国元からの物資保管に使われていた場所。 土佐藩はやる気満々……この砲台だけでは不満足と、荷上場の沖を埋め立て、土台に石垣を用いて大砲を引き回して任意の位置から撃てるよう専用通路をつけた砲台を築造したって。『新浜川公園に平成27年(2015年)に復元設置された「浜川砲台の大砲」は、この砲台に据えられた8門の大砲のうちの1つ「6貫目ホーイッスル砲」を原寸大(全長3メートル、車輪の直径1.8メートル)で再現したものです。』(しながわ観光協会より) ※ 6貫目=22.5kg それほど重くないんだな~ ちゃんと海に向かっています。ここは、龍馬にとって人生のターニングポイントとなる大切な場所でした。 旧東海道に戻り、立会川を南に越えます。 浜川橋……「浜川」という地名から名付けられたのは予想通り。徳川家康が江戸入府後の1600年頃に架けられたと。 涙橋……鈴ヶ森刑場に送られていく罪人を見送った別れの橋でもあると。刑場から700mほど手前です。 ちなみに、ここを流れる立会川ですが、鈴ヶ森刑場へ送られる罪人を最後に見送る「立ち会う」場所ということからその名となった、なんて説もあるらしいです。 浜川橋から上流方向……次の弁天橋はとっても近い。 現在の橋は昭和9年(1934年)に架け替えられたみたいだけど、余計なものがあるのは、かつて水門でもあったのかしら? 立会川下流……突き当りは人工島の勝島があり、立会川の水は勝島運河から京浜運河を経由して太平洋に出ていきます。江戸時代はすぐそこまで海だったのに……《独り言》『人事院事務総長 松尾恵美子氏に』 あの松尾給与局長が事務総長に就いたんだって。女性の事務方トップ就任は初だって。松尾給与局長って聞き覚えがあると思ったら、黒川検事長の定年延長問題にからんで去年の通常国会に登場した女性。1981年の「国家公務員法の定年延長は検察官に適用しない」とする政府見解を問われ、「現在まで続けている」と答弁した女性。その後で、安倍晋三首相が「法解釈を変えた」なんて言い出したから、「つい言い間違えました」と答弁を撤回した女性。質問通告を受けて答えているんだから間違えようがないはずだし、間違えるような人を総長に任命するなんて信じられない。圧力に屈し、正義を貫けず、自らを曲げるような人材を政府は好むんだろう。困った困った……
2021.01.13
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〈自己に反して〉ということが、生きることそのものとしての生には印されている。 エマニュエル・レヴィナス 生は人が担い、切り開いてゆくものであるが、人に降りかかるもの、人が否応(いやおう)なく被るものでもある。痛みや病、老い、そして死。生を限界づけるそのような契機を生は深く内蔵しながらも、それらを「耐え忍ぶ」というかたちで〈傷〉にしかと身を晒(さら)してきたと、20世紀フランスの哲学者は言う。『存在するとは別の仕方で、あるいは本質としての存在の彼方(かなた)へ』から。拙訳。 (朝日新聞・折々のことば1619・2019.10.24)『病床逼迫 受け入れ困難』……新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、医療機関の病床の逼迫が日に日に厳しくなっている。「薬物治療をしても回復しない場合、人工呼吸器をつけないまま『最後のとき』を待っている人もいる」と埼玉医大総合医療センター教授は伝える。人工呼吸器を使うために必要なスタッフ数がそろわないために受け入れが難しく「症状が悪化した高齢者の転院を受け入れる段階で、そこまでの治療を希望しないという意思表明をしている人を受け入れている。」とトリアージが始まっている。 大阪府でも昨年10月10日~12月23日の死者281人のうち、77%が人工呼吸器やICUで治療を受ける「重症」を経ずに亡くなったと。 都内では今月5日時点で、人工呼吸器かECMO(体外式膜型人工肺)を使っている重症患者は111人だが、そのほかに「亡くなるおそれがありながらこうした積極的な治療をする予定のない人が、同時点で75人いた」と関係者が語る。 累積死者数は今年1月9日に4000人を超えて4035人。一カ月前の12月9日時点・1849人からの急拡大は新規感染者数の増加推移と比較すれば一目瞭然。否応なく降りかかったコロナは自然災害かもしれないが、国と地方自治体の無策によって生じたトリアージによって死に導かれていくことを耐え忍ぶなんてことを私は許さない。アクセル一辺倒で、その時々の防御と先を見越した施策を履行しなかったことによる「人災」だ。 安倍晋三首相(自民党総裁)が突然辞意を表明した昨年8月28日、「本日は、今後の季節性インフルエンザ流行期も見据えた、新型コロナ感染症の新たな取組方針を取りまとめました。」と、安倍氏は会見で誇らしく語った。【季節性インフルエンザの流行期には、発熱等の症状を訴える方が大幅に増え、検査や医療の需要が急増することが見込まれます。これに備えるためには、今から必要な手を速やかに打っていく必要があります。更なる検査体制、医療提供体制の確保に取り組むと同時に、これまでの知見を踏まえ、重症化リスクの高い方々に医療資源を重点化していきます。】「今から必要な手を速やかに打っていく必要がある」「更なる検査体制、医療提供体制の確保に取り組む」と明言しながらも放置してきたのではないか。コロナ対策でマスク着用が定着したお蔭で、今期はインフルエンザは聞こえてこない。だが、本気で同時流行に備えていたら、病床を含む医療体制にはもう少し余裕があっただろう。【まず第一に、医療資源を重症者に重点化する観点から、感染症法に基づく権限について見直しを行います。現在、結核やSARS(重症急性呼吸器症候群)といった2類感染症以上の取扱いとなっている新型コロナについて、保健所や医療機関の負担の軽減、病床の効率的な運用を図るため、政令改正も含めて運用見直しを検討します。】 と言ったきりで特措法改正は棚上げのまま国会も閉じて過ごしてきた。【検査体制については、インフルエンザとの同時検査が可能となるよう、地域の医療機関で、1日平均20万件の検査能力を確保するなど、抜本的な拡充を目指します。】 現在の検査能力は知らないが、PCRを受けられる近隣医療機関など見当たらない。昨年暮れ、新型コロナウイルス感染症のために53歳で亡くなった羽田雄一郎参議院議員も、スムーズに検査を受けられていたら死なずに済んだことだろう。いったい現在の検査能力は何件なのか教えてほしい。【医療提供体制の面では、各都道府県において、計画に基づき、病床や宿泊療養施設の整備を着実に実施することとし、そのために必要となる財政支援を、国においてしっかりと講じてまいります。】「各都道府県において」との前書きはあるものの、病床・療養施設の整備を着実に実施すると言い切ったのだから、都道府県の履行状況を監視し、必要な是正を促す責任は国にある。見てみぬふりをしてきたから責任の押し付け合いになり、しわ寄せは国民にきた。【保健所体制の整備や危機管理体制の一層の強化にも取り組むことで、インフルエンザ流行期にも十分な医療提供体制を確保します。】 医療機関のみならず保健所もすでに崩壊寸前だが、何を強化してきたのか不思議でならない。結局、安倍晋三首相が語った取組方針は絵に描いた餅だった。口にするだけなら誰にもできる。有言実行を果たすのが先生と呼ばれる政治家の役目だろうに……菅首相、二階幹事長の顔色をうかがうんじゃなく、国民に目を向けて、思い切った決断をされたし。 ※(【 】書きは首相官邸・新型コロナウイルス感染症対策本部(第42回)より)《おまけ》 今朝は、ソーセージは長いだろうからスクランブルを頼もうと思っていたところに「茹卵ありますよ」と言われたので、こんなのになりました。スクランブルに使う2個のうち1個が茹卵になった特別メニュー。モーニングには付き物の茹卵ですが、ポエムさんでは「フォカッチャ(卵とほうれん草)」にしか使われません。不足の食材を用意していたところだったのでしょう、茹でたてでした。常連と言うほどでもないけど、ありがたい心遣いに感謝です。 感染対策万全……人がいないから、うつさないしうつされない。ランチの「フォカッチャ」は50円安いらしいけど、混むと嫌だから、今度この時間に頼んでみましょう。 千両……と言うらしい。万両とは実の付き方が違うんですね。別名クササンゴって言うそうだけど、万両と共に正月の縁起物。 またブツブツ書いてしまった。こんなことに労力使ったらあかんな~
2021.01.12
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昨年12月25日、厚生労働省が、12月18~21日の間に日本に到着した英国に滞在歴がある男女5人から、英国で報告された変異した新型コロナウイルス感染症(変異株)が国内で初めて検出されたと発表した。 同種だろうが変異株だろうが、持ち込ませないことが経済以上に重要だと思ってきたが、朝刊に水際対策の甘さを裏付ける記事があった。「12月25日に英国から帰国した男性3人からも変異ウイルスが新たに検出。」さらに、「同月22日に英国から入国して発症した男性との濃厚接触者2人からも変異株が検出された。」と。 空港でのPCR検査は行っているだろうが、すり抜ける人もいるだろう。14日間の待機など守らぬ輩もいるだろう。水際対策を強化するといいながらもこの体たらく。いかにも甘すぎないか。『ブラジルから新たな変異株』の見出しもあった。今月2日にブラジルから到着した男女4人。空港検疫でコロナ感染が確認され、検査をしたら世界でまだ報告例のない変異ウイルスが検出されたと。 怖いのは『40代男性は到着時は無症状だったが、呼吸状態が悪化して入院。30代女性は頭痛などがあり、10代男性は発熱の症状がある。10代女性は無症状。(朝日新聞・今日の朝刊より)』……40代男性は入院前に濃厚接触はないのか? 他の3人っだって自宅待機だったら自由に外出しただろう。何よりも報告例のない最新型を国内に持ち込ませた事実は重大だ。 米国では死者最多更新。英国ロンドンでは、コロナ感染「制御不能」と重大インシデント宣言。「日本とは数が違う」などと甘く考えず、外国からの入国を即時停止すべきだ。「安全なところとやっている」と菅首相は主張するが、「安全なところはない」との考えに立たねば感染抑制は出来まい。 9月28日(昨年・以下同)分科会は「感染状況は横ばいから微増傾向」と悪化の評価を出した。その後も首都圏が中心とは言え、新規感染数と重症者数の上昇ぶりを見れば感染拡大は明らかだが、ただ静観していた政府の責任は重い・ 11月2日「北海道 過去最多96人感染」 11月5日「感染1000人超 2ヶ月半ぶり」8月21日以来の1日1049人新規感染 11月7日「神奈川、過去最多の137人感染」 11月9日「感染拡大の恐れ」分科会が対策強化を求める緊急提言 11月10日「東京293人、大阪226人」吉村府知事は「第3波に入った」と 11月12日「新規感染者 最多1662人」高齢者の割合増加傾向 11月18日「新規感染者 2202人 5都県で最多」 11月22日「5日連続2000人超」Go To食事券の新規停止 11月25日「都内の重症増 時短要請へ急転」(新規感染 東京401人・大阪318人) 11月26日「感染2506人 死者29人」 11月27日「東京感染570人 最多」(大阪383人) 11月29日「重症者最多462人」 11月30日「11月は4.7万人感染 月別最多」 12月1日「1日の死者最多40人・重症者も9日連続で更新」 12月7日「重症者最多530人」 12月8日「自衛隊看護師ら旭川派遣」10人、最長2週間 12月10日「全国感染者数最多2973人」(東京602人最多) 12月15日「Go To停止 東京18日から」 12月17日「国内感染最多3212人」「入院調整 難航も(東京822人)」 12月30日「東京944人感染 全国では3852人」 12月31日「東京1337人」「重症者681人」 1月5日「感染最多4917人」 1月7日「感染最多7571人 東京2447人」 そして昨日の「入院・療養中」は5万5390人。「うち重症」は852人。 昨年11月2日の「入院・療養中」は6585人。「うち重症」は163人。 (「」書きは朝日新聞の見出し) 緊急事態宣言をいつ決めたかを問われた菅首相は「12月31日の1300を見て」と答えていたが、ずいぶん呑気に構えていた政府。自治体任せと映った姿勢からは一体感が皆無。大阪・兵庫・京都も緊急事態宣言発出を求めたが、回答を引き延ばす政府。水戸黄門じゃあるまいし「しばらく様子を見てみましょう」は論外。 昨日も、愛知と岐阜が新型コロナ特別措置法に基づく緊急事態宣言の発令を要請する考えを示した。現状の4つの方針では早期収束は期待できないが、各知事の求めに応じてやれば良いだろう。 昨日の東京は1494人と日曜日発表の最多更新。愛知は343人で大阪は532人と、おとなしく見えるが人口比率を考慮すると高い。2000人を超すようになってしまった東京のようにならないよう早期対応が必要だ。 グズグズ書いてしまったが「ありとあらゆる方策をとる」と言うのだから、外国からの入国を、菅首相は即時停止すべき。甘さを反省して辛くして…… 昨日は一歩も外出しなかったから今朝はモーニングに行ったけど、飲食店は努力しています。換気のためにドアーは開けっ放し。「寒いから嫌」という人は行かなければ良いだけ。 時短に協力しない店に対して、店名を公表するとか、罰金を科すとか考えているようだが店ばかりが悪いわけじゃない。感染防止マナーを守らぬ客に対するペナルティーも考えるべきだろう。屋外だから良いだろうと、ノーマスクで缶ビールを飲んで数人かたまって大声で会話をしている人々を路上で見かける。「若いから感染しても軽症」と思っているのか? はたまた「自分たちは感染していない」と決めつけているのかもしれないが、感染者が一人増えれば幾人もの医療関係者の手を煩わせることになることを念頭に置く必要がある。必要以上に義務と言っても良いでしょう。この難局を打開するには、甘えと油断は許されません。 今朝のホットドックは長いのだった。マスターだったら、私が「ホットドック」と発した時に、「今日のウインナーは短くないよ」と教えてくれたはずだけどマスターは休みみたいだった。確認せずにオーダーした私の不注意でした。 2階建て機械式駐車場……マンションなどでは見かけるけど、一軒家では初めてお目にかかりました。上に乗っているのはロータス。悪戯もされません。 さてさて、今日もブツブツ書いてしまった……何をしようかしら?
2021.01.11
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品川区を散歩した11月28日…… 嶺雲寺から旧東海道を南下……すぐ先を右に… 正面には京急の高架……目的地はトラックの右側… 戸越銀座界隈にも小さい神社があるけど、こちらの地域も同じようです。 火防稲荷神社……火防(ひぶせ)と読むのを、以前武蔵小山駅近くの同稲荷で学習しました。 稲荷講中御一同様…… 掃除に必要な流しも完備…… 浜川に住んで火を扱う商売をしていた「大飴屋」さんが、邸内に勧請したのが起源らしい。その後、現在地に遷座したとのことです。 ロウソク立て……炎のイメージ 空気が乾燥する季節です。どうぞ火事から守ってくださいませ。 火防稲荷の前から南へ……旧東海道は左手に並行しています。 屋根発見……京急立会川駅が右手にすぐです。 社殿後方…… ぐるっと回って、北浜川児童遊園の奥に…… 仲町稲荷神社……火防稲荷とは直線で200mほどの位置です。 一応 手水盤がありました。朱色を塗り直したり、手入れもされている様子。 当地から立会川を越えた南側に「天祖・諏訪神社」があります。昭和40年(1965年)に、南浜川町の鎮守っだった「天祖神社」に合祀された北浜川町の鎮守「諏訪神社」は当地に鎮座していたようです。この稲荷だけ置いてけぼりだったのかしら? 私は見そびれましたが、天祖・諏訪神社の社殿左奥には「南稲荷神社」があったらしいから見捨てられたのかもしれません。 鳥居扁額……正一位伏見 仲町稲荷神社 柵に阻まれて、お賽銭箱は遠かった…… スリムなお狐様…… 睨むなよ~ 正面の旧東海道へ出られそう……私は脇から来ちゃったと言うことです。 社務所兼町会所らしき場所に……ありがたく一服させていただきました。 と言うことで続きはまた……《おまけ》 昨日、ボロボロになったサンダルを新調しに駅まで行き、お袋の好きな「手羽中の塩コショウ焼」をテイクアウトしようと思ったら生憎の臨時休業。それじゃあ「おでん」にしようと、久しぶりに矢部さんをのぞいたら空いていたのでチョイと一杯。 皆さん苦労してます。100均で買ったプラスチックのカードケースとブックエンドで手作りのついたて。最近の私は飲食中もマスクは顎につけっぱなし。飲む時は下げて、会話時は口に持ち上げる。感染しない、させないの意識がないとダメでしょう。医療従事者や疲弊している多くの皆さんのために…… ちなみに、おでんのテイクアウトは重かった~ 財布は軽い……
2021.01.10
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おそらく、乳を飲むと同時に、実にいろいろなことを知る為事(しごと)をしているに相違ない。 戸井田 道三 赤ん坊は、乳首を、物をしゃぶることで世界を「勤勉に」探っているのだと、能芸の評論家は言う。しかも「しゃぶる」は「しゃべる」と地続き。人は世界との関係を口で吟味する。それが快いと、食事は美味(おい)しく、会話は弾み、心ゆくまで歌い、口づけもするが、不快だと、食欲も言葉も歌も失い、人との接触にも怯(おび)える。人の幸不幸は口に集中する。『食べることの思想』から。 (朝日新聞・折々のことば1597・2019.10.1) 緊急事態宣言を出すタイミングに関して、対応が後手に回ったなどの批判が出ていることに対し、「11月中旬以降強い危機感を持ってステージ4になれば緊急事態宣言が視野に入ると何度も申し上げてきました」と、西村経再相が自らのツイッターに反論を投稿したらしい。(朝日新聞朝刊より) 確かに11月12日の分科会後の記者会見ではそのように語っていたが、Go To トラベルの見直しはせず、分科会が感染リスクが高いと警鐘を鳴らしていたイートも放置されたままだった。おまけに翌日の京都市長との面談ではイートの利用促進を勧めていた。再三にわたり脅かしのように「緊急事態宣言」をちらつかせていたが、コロナ対応の特別措置法改正の議論もせず、逃げるように臨時国会を閉じた政府に国民は怒っている。 緊急事態宣言の発令以前に政府がやらねばならなかったことは「感染者を減らす」こと。しかし、7月以降の政府は「若者が中心だ」「医療は逼迫していない」「重症者は増えていない」「死者は増えていない」と言い続けただけ。「繁華街が中心」とも言っていたが、接待の有無を問わず飲食中の感染が多かったのは明らかだった。にもかかわらずGo To トラベルやイートを開始し、税金を使って国民を感染リスクの高い方向へ駆り立てたのは事実。 ここにきて、径路不明とされる感染源のほとんどが飲食によるものと「専門家が指摘している」と口々にしだした。専門家は昨日今日言いはじめたことではない。耳を傾けなかった証が12月のステーキ会食だろう。首相と共に会食に参加した二階幹事長は、昨日「飲食を伴う会合参加を控える」「午後8時以降の外出自粛」の徹底を求める文書を自民党所属国会議員に出したと。回覧板が回ってこないと自ら注意できない子供みたいな国会議員が多いのかもしれないが、そんな人たちに国政を任せられるか心配になる。「一番理解に苦しむのは外国からの入国規制を方向転換したこと」と昨日の日記で呟いたが、昨夜テレビ朝日の番組で「入国を止める考えはないか」を問われた菅首相の答えは「安全なところとやっている」「国内で変異株が見つかった国は停止する」と入国継続を表明した。最後の質問だったが、詰めることなく尻切れトンボのように終わったことは首相に対する遠慮に思え残念だった。直接対談できるマスメディアには、国民の知りたいことを引き出し、声を届ける役目もあるはずだが、答えにくいことを聞くと嫌われるから避けように思えた。 時事ドットコムの首相動静によると、「午後5時41分、東京・六本木のテレビ朝日着」「午後6時33分、同所発」となっているから、番組はこの時間に収録されたが、その時点で決まっていなかったことが後付けのように登場する。 1/8(金) 23:25配信の朝日新聞DIGITALでは「菅首相は、テレビ朝日の番組で中韓を含む11カ国・地域を対象にしたビジネス関係者などの入国継続を表明した。政府はこれにあわせて、日本人を含めた全入国者に出国前72時間以内に陰性を確認した証明書を求める、空港での検査を強化するといった検疫強化策を発表した。」と報じた。入国者に、それぞれの国・地域の出国前と日本への入国時の2回、陰性を確認するというものだが、これとてとってつけた後手後手の対応。批判をかわすために検疫強化を持ち出したが、偽陰性ってのは起こり得ないのか。そもそも、今後 緊急事態宣言対象の府県が増える最中の国に外国人を入国させることが正しい事か一晩さしあげるから再考されたし。 蛇足ながら、『緊急事態宣言』菅総理に聞く 全編ノーカット1として昨晩の対談動画がアップされていたが、上記の入国に関する場面はカットされている。文字起こしもこの部分だけはない。首相が、収録時に検疫強化を述べられなかったからだろうと推察するが弱腰の報道機関にはがっかりする。力学が働いたとするなら、屈することなく正面からの報道を願う。政府も後出しじゃんけんのように用意するのはやめて、ありとあらゆる可能性を考慮した対策作りに邁進されたし。 感染を抑止できなければ宣言期間の延長もある。どう考えても1ヶ月での収束は無理だろう。その時に打つ制限強化策と支援策の両方を今から準備されたし。失敗は繰り返せないことを肝に銘じて…… 9時10分の「にこま通り」……土曜日ということもあるけど、人通りは激減。苦労されている方々は多数おいでだが、早期収束に向けてみんな努力中。反省しない政治家には、国民の痛みと怒りは理解できないでしょう。 今日の空……10時29分 快晴!!!《おまけ》 長生き……暮れに買ったのにまだ元気…… 2020.12.30……同じスマホで撮っているのに、色が違います。 今日もブツブツ書いてしまった。 さてさて、何をしようかしら?
2021.01.09
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私たちは今、ちゃんと怒れているだろうか。 武田 砂鉄 ライターの武田はかつて編集者として、元新聞記者でノンフィクション作家の本田靖春の単行本未収録作品集『複眼で見よ』を刊行した。その文庫版に寄せた文章から。市民の日々の営みを損なうものがあれば、「憤りの眼差し」を向けるべき。なのに今、そういう行為を嘲笑する風潮がある。私たちは萎縮の海に「率先して溺れている」のではないか。本田にそう糾(ただ)されていると。 (朝日新聞・折々のことば1946・2020.9.26)「1ヶ月後には必ず事態を改善させる。私自身、内閣総理大臣として感染拡大防止をするために、全力を尽くし、ありとあらゆる方策を講じていく。」と、4都県への非常事態宣言を発令した菅首相が語った。「本日東京では2400人を上回るなど、厳しい状況であり、大変な危機感を持っている」ともするが、台本を読み上げる首相からは危機感や緊張感は伝わってこない。大阪・愛知・福岡などなど、昨日は全国の20都府県で感染者数は過去最多を記録したが、「現在の感染の中心は1都3県」と及び腰。全力でありとあらゆる方策を講じると言うが切り札には程遠い政府の姿勢。緊急事態宣言は、短期集中で強い手を打つ「最後のカード」にもかかわらず、なんで小出しにするのか。 一番理解に苦しむのは外国からの入国規制だ。緊急事態宣言の期間は、例外扱いしてきた11ヵ国・地域からの入国を全面的に停止するはずだったが、方針転換。国民に行動制限を依頼しながらも外国からは人を入れると。「変異ウイルスの市中感染が確認された国・地域ごとに停止」させるという。持ち込まれてから停止するとは本末転倒。すでに、英国と南アフリカ共和国において報告された変異株は日本国内でも確認されているが、これ以上持ち込ませない対策がベストとは考えないのか。 6日時点で、自宅療養している都内の人は4901人。都が確保したホテルなどで療養している人は924人で、医療機関に入院するかホテルや自宅で療養するか調整中の人は3516人もいる。厚労省によると、1月5日時点での自宅療養者数は、1週間前に比べ3559人増え、1万3083人となったと。個人の事情によって入院を希望しない人もいるだろうが、結局 病床数が足りないのは明白だ。こんな状態にまでしてしまったのは政府の甘さ、指導力不足としか言いようがない。拡大防止ではなく、ゼロを目標にした政策と施策とを願う。 昨年暮れに亡くなった羽田雄一郎・参議院議員。知人が新型コロナウイルスに感染したことを受けて、12月24日、PCR検査を受けたいと参議院診療所に申し出たが、無症状のため断られたと。かかりつけ医で予約を取り、27日にPCR検査を受けるために病院へ向かっていた車内で容体が急変。その場で意識を失い、病院に到着した頃には心肺停止の状態だったと。参議院診療所がいかなる所か知らないが、早く検査が受けられ、入院させてもらっていれば助かったかもしれない。自宅療養中に亡くなる方も急増している。どうしたら防げるかの答えは私にはないが、偉い先生方には知恵を出してもらいたい。国民の命を本気で守る覚悟があるなら…… ブツブツ書いてもきりがないから今日はこれでおしまい。 (1月6日読売新聞朝刊) 君達は 腹が立たないのか。『音漏れしてるやつ。傘の持ち方なってないやつ。 スマホ見ながら自転車乗るやつ。 まず、いちゃもんつけるやつ。なんでも隠そうとするやつ。 すぐ嘘つくやつ。すぐ戦争しようとするやつ。 この社会の息苦しさは、決してあなたのせいではない。 いきすぎた忍耐は、美徳でもなんでもないから。 理不尽にはきちんと怒ろう。不条理には声をあげよう。 怒りを笑うな。怒りとはエネルギーだ。 前例を打ち破り何かを生み出すためのパワーだ。 怒ることから世界は進む。 今年こそ、正しく怒ろう日本人。』宝島社「おこりんぼう像」(ノルウェー・オスロ・ヴィ―ゲラン公園) 今日の空……10時53分 残念ながら、今はすっかり曇ってしまった。 散歩は行かないからいいけど……
2021.01.08
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ぼくらは 下手でも まずい字でも じぶんの言葉で 困(こ)まります やめて下さい とはっきり書く 七円のハガキに 何通でも書く 花森 安治 貴様らのかわりはいくらでもいると、戦地で上官に言われた。「虫けら同然」に。終戦直後は、主(あるじ)は自分たち、役所も大臣も「ぼくらの家来だ」と誰もが言えた。でも、みなすぐに従順へと後戻り。が、今度こそ後へひいてはいけないと、編集者は呼びかける。雑誌「暮らしの手帖」での宣言「見よぼくら一銭五厘の旗」(1970年)から。 (朝日新聞・折々のことば1785・2020.4.12)『……民主々義の〈民〉は 庶民の民だ ぼくらの暮しを なによりも第一にする ということだ ぼくらの暮しと 企業の利益とが ぶつかったら 企業を倒す ということだ ぼくらの暮しと 政府の考え方が ぶつかったら 政府を倒す ということだ それが ほんとうの〈民主々義〉だ 政府が 本当であろうとなかろうと 今度また ぼくらが うじゃじゃけて 見ているだけだったら 七十年代も また〈幻覚の時代〉になってしまう そうなったら 今度はもう おしまいだ……』「一銭五厘の旗」とは庶民の旗、ぼろ布をつぎはぎした旗。よこしまなもの、横暴なもの、私腹をこやすもの、けじめのつかないもの、そういう庶民の安らかな暮らしをかき乱すものすべてに対する著者の怒りとでもいったらいいだろうか。(刊行当時の「毎日新聞」書評より) 今夕、緊急事態宣言が再発令される。13時33分付けのANNニュースは、東京都の感染者数は2000人を超えると伝える。こんなことになったのは誰の責任か。 昨年4月の発令時にチビマスクを配った安倍首相は、自宅でくつろぐ動画でステイホームを呼びかけた。先月は、5人以上の会食に政府が注意を呼び掛ける中、大人数でステーキ会食に臨んだ菅首相。「緊急事態宣言の時期ではない」と、感染抑制にそっぽを向いて引っ張り続けた責任は重い。無理やり開始したGo To トラベルもイートも税金を使った愚策であり、感染拡大の起爆剤だったとの反省はない。愚策より無策の方がまだよかったとも思えるが、いずれにしてもコロナに対して鈍感すぎる政府にはうんざりする。 小池都知事の初動の遅さにも苛立つ。曜日ごとの新規感染者数が日々更新された先月が最終リミットだったが、新年を迎えて2日に官邸に乗り込んだ。3知事を引き連れて「私は正月も仕事してます」とばかり、国民へのアピールか。 こんな事態になっていても東京五輪・パラリンピックの断念はしない。「人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証として東京で五輪・パラリンピックを開催する」と菅首相は決意を語る。誰が考えても無理なものをいたずらに結論を引き延ばす。増額分をコロナ対策に回せよ。そもそも終息してもいないのに「打ち勝った証」とは思考回路が壊れているのか。 国政・都政がお粗末なのに、最近は政治に対する国民の声は盛り上がらない。昨年の通常国会で登場した黒川検事長(を含む)の定年延長を可能にする改正は国民の抗議の輪でとん挫した。大入共通テストへの記述式問題導入見送りも受験生をはじめ民意の批判にあっての結果だった。常に世論が政治を動かすとは限らないが、それでも声をあげなければ始まらない。今年は衆院選挙が行われる選挙の年。国民が政治権力の責任を問いただすと共に、「困まります やめて下さい」と声にすることも国民の責任だろう。『……世界ではじめての ぼくら庶民の旗だ ぼくら こんどは後へひかない』(8号・第2世紀 昭和45年(1970年)10月) 一人道草をくいながら…… 一人モーニングを食し…… 一人ランチをいただく…… 一人いつも貸切の店で…… 天気の良い日は一人で歩き…… 居酒屋での晩酌も一人…… 体温計もあるし、消毒液はいつも持参の私…… (朝日新聞朝刊・2021.1.7)『言われなくても、やってます。』宝島社の広告『感染拡大は、個人の責任だそうです。』と隅に書かれています。 不用意な「濃厚接触」は絶対にしない私。多くの国民がそうしているでしょう。そんな中で「国民に油断がある」とか私たちが悪いように言われると腹が立つ。宝島社がきっかけとするような、同調圧力には屈せず、正しく怒りの声をあげよう。
2021.01.07
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11月28日の古い散歩…… 白玉稲荷神社から路地を抜けて、表通りに出る左隅に… 道標……「19番」だって。「北濱川」ってのは昔の地名。「なみだ橋」はこの後渡りましたが、今は逆に「浜川橋」の名前を残しています。 ちなみに、鮫洲八幡神社の参道口にあったのは「17番」だった。旧東海道を歩いて来れば18番を見られたかもしれません。ちょうど阿弥陀堂の少し東だったみたい…… 旧東海道……左手80mほどで勝島運河。昔々の東海道は海沿いだったと。 勝島運河の防潮堤に「花畑を作ろう」と立会川商店街と鮫洲商店街が中心となって2004年から始められた緑化プロジェクト「しながわ花海道」があるみたい。約2kmに及ぶ防潮堤に春は菜の花、夏はひまわり、秋はコスモスなどが楽しめると。コロナが終息したら、秋のコスモスを見に行ってみましょう。 少し進むと立派な寺号碑…… 嶺雲禅寺参道…… 慶長9年(1604年)に厳育和尚と言う方が創建し、吉田半左衛門重房が中興開基されたようです。 曹洞宗 嶺雲寺(れいうんじ)……古き時代の番地表示 六地蔵がお出迎え…… 本堂扁額……嶺雲と読むのでしょう。山号は高詳山。御本尊は釈迦牟尼仏でしょうか。 参道右手に…… 虚空堂……虚空蔵菩薩が祀られているのか? と思いきや、石彫りの閻魔大王像と脱衣婆像が安置されているそうです。 北浜稲荷大明神……虚空堂の左側 参道左側……奥が墓地。中興開基の吉田半左衛門重房の墓があるらしいけど、私は立ち入りません。 三界萬霊塔……この世の生き物全ての霊をこの塔に宿させています。仏教では、過去・現在・未来を示すんだったか? 欲界・色界・無色界(精神だけの世界)の三つの世界とも言います。『いま生命あるは ありがたし』……生きていられて本当にありがたい。 水子地蔵さまもマスク…… みなさんマスク……六地蔵は、合掌・数珠・宝珠に錫杖など異なるのでしょうが、赤い前掛け?マントを着用されていたので分かりませんでした。 本堂前から……天気がよくて良かった~ と言うことで、今日はこれでおしまい。 予防の電気治療に行ってきましょう。 東京都の感染者1500人越えだって。どうすりゃいいんだ。 ここまでほったらかしてきた責任者出てこい!!!
2021.01.06
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以前見落としていた仙台坂のタブノキなどを訪ねた11月28日…… 鮫洲八幡神社から南南西に向かう道……左側に旧東海道が並行して走ります。 進行方向に鮫浜公園…… 道路を渡ろうと右を向いたら赤い幟……すぐ先は京急の高架 住宅の軒下を借りるように…… 南無大師遍照金剛……こんな場所でお目にかかれるとは… 扁額は阿弥陀堂……東大井3丁目にある来福寺の境外仏堂で旧地蔵堂とのこと 大師御作と彫られているけど、本当に弘法大師様がお作りになったのか? おだやかなご尊顔……『苦しみを受けた者、仏法に帰依せよ。なぜなら苦しみを楽しみにかえることができるからである。仏陀』 来福寺は南西に直線距離で400mほど。昨年8月31日に訪問しましたが、コロナ禍で山門までしか拝見できず心残りの寺院です。紫式部が源氏物語を完成させる20年程前の年、正暦元年(990年)に智弁阿闍梨が開山した来福寺ですが、弘法大師・空海が高野山で入滅したのは承和2年(835年)と伝えられます。大師作の阿弥陀如来像はどこからやってきたのかしら…… 阿弥陀如来像…… 大井の三又に祀られている来福寺御本尊の分身にあたる延命地蔵菩薩も見過ごしているので、コロナが治まったらもう一度行ってみましょう。 東大井1丁目から2丁目に入りました。普通に散歩をするなら、こんな路地じゃなく旧東海道を歩くことでしょうが私はこんな道を…… 右は品川区立鮫浜小学校……改修中かしら? 白玉稲荷神社……きちんと石塀に囲まれて、門柱には「東大井2丁目9-15」の住居表示プレートが貼られていました。 鳥居扁額…… 目つきは険しいけど、丸みのある可愛いお狐様がお出迎え…… 御祭神は宇迦之売命でしょう。隣の現鮫浜小学校の地にあった曹洞宗の寺院・清伝寺境内に祀られていたが、神仏分離によって当地へ遷座したと。ちなみに、清伝寺は明治初期に廃寺となって、天龍寺に合併されたそうです。 [天龍寺]いつ行ったかと振り返ったら、もう2年程前のことでした。由来も宗派も全く気にせず、ただただ訪問していただけの私でした。 祠扁額……彫刻も施されています。「大井村七稲荷の一社」らしいですが、[梶原稲荷神社]以外の5社は探せませんでした。 白玉稲荷大明神『神社の創祀は詳でないが本殿は明治13年(1880年)3月の建造にして其の間 小修理は数回行はれた様である。昭和40年(1965年)2月会員諸氏並びに篤志家の淨財により大改修を行ふことが出来たものである。 鮫洲南町会 昭和40年2月吉日』 奉納扁額には白玉稲荷大明神……現在は、鮫洲八幡神社が兼務社かもしれません。 と言うことで次へ向かった私ですが、今日はこれでおしまい。 東京は「1278人の感染確認」だと。いつもより早く15時前に発表したけど、何とかしてくれないかな。都知事も首相もしっかりはっきりしてよ。
2021.01.05
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La nuit porte conseil・ (夜は忠告をもたらす) フランスのことわざ 田辺貞之助編『フランス故事ことわざ辞典』によれば、「何か重大な決定をするときには、すぐにきめずに、一晩落ちついて考えろという訓(おし)え」。重要な決断は即決しないで一晩塩漬けにして待てということ。「夜は思案の母」「枕と相談せよ」とも言うらしい。知人は「明日は明日の風が吹く」とあえてキザに、ぼっきらぼうに訳し、調子に乗って「うどん食って屁(へ)こいて寝る」と訳しなおした。 (朝日新聞・折々のことば1939・2020.9.19) 先ほど行われた、菅義偉首相の記者会見。感染拡大が止まらないコロナについて「経路不明の感染原因の多くは飲食によるものと専門家が指摘している。従って、飲食でのリスクを抑えることが重要だ。そのため、夜の会合を控え、飲食店の時間短縮にご協力いただくことが最も有効ということだ」と述べた上で、国として緊急事態宣言の発出に向けて検討に入る姿勢を示した。感染拡大は家庭内感染も増えていて、要因は飲食店での会食だけだはないはずだが飲食に固執する。 昨年4月7日に当時の安倍首相が首都圏と関西圏の7都府県を対象に発出した緊急事態宣言時は人の往来は極端に減少した。飲食店の時短を含めて、テレワーク、時差出勤などなど企業への要請も行われ、人の流れを抑制したことで効果があったと思うのだが、「(これから)内容を早急に詰める」と語った菅首相の悠長さには呆れてしまう。 感染者数・重症者数・病床数や陽性率などなどから、発出する段階は決められていたはずだが「まだ(発出する)時期ではない」と繰り返してきた首相や政府。個人的には遅くとも先月中に発出すべきだと日々思っていたが、菅首相の頭には欠片もなかったのか。一晩落ちついて考えることは大切だと思うが、いったいこれから何夜考えるつもりか。菅首相も、このフランスのことわざを「ORIGAMIで食事をして屁(へ)こいて寝る」と訳すのかもしれない。 西小山ポエムに初出勤をしてきた今朝、帰りに寄ってみました。人っ子一人居ない境内をちょっとブラブラ。 円融寺釈迦堂……国の重要文化財。以前はここで豆撒きがありましたが、今年も行われないでしょう。(勝手な推測です) 阿弥陀堂(本堂)……天台宗から一時 日蓮宗に改宗し、現在は元の天台宗寺院。一応 お賽銭を納めて手を合わせてきました。南無阿弥陀仏 日源上人五重石塔……日蓮宗寺院でもあった証の石塔です。 開基日源上人……軸石に彫られています。円融寺は、仁寿3年(853年)に天台宗法眼時として開かれましたが、弘安6年(1283年)に天台宗から日蓮宗に改宗し、寺号も妙光山法華寺と改めたのが日蓮聖人の高弟日源上人です。以後400年にわたって栄えた名刹だったのに、幕府の弾圧を受けてしまい再び天台宗に…… 円融碑……日源上人五重石塔の手前にある大きな石碑。『中央の「融」の字を〇で囲み、右端に「無礙天真」と書かれています。「圓」は、まるく、あまねく、尽きないという意味で、「融」は、とけこむ、やわらぐという意味があります。また「無礙」とは妨げないことをいい、「天真」とは天から与えられた人間の純粋な本性のことです。「圓融無礙天真」とは、天から与えられた人間の自己本来の姿は何事にも妨げられることがなく、大宇宙の中に融け入って自由であるという意味です。』(円融寺HPより) 宇田川定豊先生之碑……日源上人五重石塔の左奥 宇田川定豊先生ってどんな方? 釈迦堂改修や黒仁王を信仰する仁王講の盛り上げに尽力し、碑小学校の校長も務めた方だそうです。お墓は同寺にはないようですが、功績に感謝して建てられた顕彰碑と思われます。人徳のあった方なんですね。 と言うことで、今日はこれでおしまい。
2021.01.04
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走っているからこそ考える、手や足をうごかしているからこそ思い付くのかも知れない。 矢部 潤子 平積みから返品・補充・掃除まで、元書店員は36年間、工夫に工夫を重ねた。とくに棚づくりは店の姿勢が表れる。「自分の棚が実はとても貧相で、それは単に自分の貧しさが透けて見えちゃってると不安だった」が、挫(くじ)けず走り回ったと言う。書店の仕事に限らず、忙しくてじっくり考える時間がないというのは、自分への言い訳なのか。『本を売る技術』(編集・杉江由次[よしつぐ])から。 (朝日新聞・折々のことば1734・2020.2.20) サラリーマン時代、版元として多数の書店に営業しました。「自分の棚が実はとても貧相で…」と語る矢部さんの勤めた書店は大きかったのでしょう。フロアー面積によって置ける書籍数が異なりますが、大型店ではジャンルを分けて各店員が担当します。『文学・評論』『ノンフィクション』『ビジネス・経済』『歴史・地理』『政治・社会』『人文・思想・宗教』『アート・建築・デザイン』『暮らし・健康・料理』『趣味・実用』『教育・自己啓発』『事典・年鑑』『旅行・紀行』『スポーツ・アウトドア』などなど大別したジャンルだけでも盛沢山だけど、たとえば『文学・評論』の内訳はと言うと、「文芸作品」「文学賞受賞作家」「評論・文学研究」「エッセイ・随筆」「ミステリー・サスペンス・ハードボイルド」「歴史・時代小説」「全集・選書」「SF・ホラー・ファンタジー」「戯曲・シナリオ」「古典」「経済・社会小説」「伝承・神話」「ロマンス」などなどと、これまた多岐にわたります。店員さんたちは与えられたジャンルを勉強し、1冊でも多く売れるよう任された棚を整えます。棚の前の平積みも並べ方一つで違うと、私も聞かされました。ポップも自作だから時間が足りないとこぼしていましたっけ。 書店営業での私の仕事は自社出版本の欠本補充。棚にあるシリーズ本は番号順に並べ替え、抜け落ちたスリップ(本に挟まれている短冊状の紙)も整理します。二つ折りになっているスリップの片面は「補充注文カード」になっているから、売れたらレジで保管して取次(本の問屋さん)に注文するためのものなので、抜け落ちていると補充してもらえません。定期的に訪問して都度欠本補充をする私の担当したお店では不要でした。補充数を書き込んだ紙に「番線(ばんせん)」と呼ばれる書店の認識コード印をもらい、会社から取次に流していたからです。 補充の場合にはある程度許されますが、新刊発行前の依頼にはジャンル担当者が不在では話になりません。担当者を差し置いて他ジャンルの店員さんや店長から番線をもらうことはタブーですし、そもそも平積みのお願いができませんから。従って、担当者の休日を把握しておく必要もありましたし、何より大切なことは仲良くなってもらうことでした。彼女たち(男性もおいででしたが、ほとんどが女性)も多忙ですが、私に余裕がない折は「やっておきますよ」と助けてくれました。コーヒーチケットなどをそっと渡してきたこともありますが、立場は違えど、勤め人の苦労を理解できる方々でありがたかったです。 ちなみに「番線」の名前の由来は、本を電車で配送していた時代に「何番線ホームから発送する本屋か」を表していたものらしいです。 なぜか昔話になってしまいましたが、店・店員さんのこだわりが垣間見られ、買わずとも書店をのぞくのは楽しいことです。 昨日の日記を見た連れ合いが「須賀敦子さんか~ 今読もうと思ってるところですよ」と、「となり町の山車のように」の個所に栞(しおり)を挟んで机に置いてくれました。全集、全8巻持っているらしいけど読みでがあるでしょう。日がな一日 義母の傍らで過ごす連れ合いにとって、読書の時間は就寝前のほんのわずか。好きな時にのびのびと読める時間が持てますように…… ちなみに、大学を卒業してイタリアへ留学した頃に須賀敦子さんが働いたミラノのコルシア書店を連れ合いは訪れたらしい。私との旅ではなく義母のお供だったから知らなかったが、なんとも彼女らしいと思った昨夜でした。 今日の空……9時41分 置かれた場所で咲きなさい、ではなくて、咲く場所に置きなさいってことなんですね。 杉江 由次(よしつぐ) 元書店員・矢部潤子に取材し、彼女の著作『本を売る技術』を編んだ出版社営業担当は、本の置き方というのは「子育てみたい」と言う矢部に、こう言葉を重ねる。本にも思わぬ「実力」があったり、じわじわとゆっくり育っていったり、いろんな一生がある。それを守り育てるには「置き場所の見極め」が大事。もちろん本の場合は人生と違い、見切りというのも必要だけれど。 (朝日新聞・折々のことば1735・2020.2.21) 本のように見切られないよう、自分のあり方を見極めないと……この歳になると、誰も育ててはくれない。自分を育てるのは私ということだが、これ以上育つかは疑問符がつく。 箱根駅伝は、10区スタート時に3分19秒差あった創価大を逆転して駒大が優勝した。最終区での逆転劇は史上9回目らしい。逆転されて初優勝を逃した創価大は悔しいだろうが、良いレースだった。バネにして来年頑張って。 蛇足ながら、沿道の連なった観衆に向けてだろうが、テレビには「沿道での観戦はお控え下さい」とテロップが流れた区間があったそうだ。テレビを見ていない沿道の人には伝わらないのに…… 緊急事態宣言の必要性を強く訴えた知事側に対し、「要望は国として受け止める」と西村経再相。受けとめるだけで発出には後ろ向きらしい。都・県知事に飲食店に対する一層の営業時間短縮要請をすることで矛先をかわす。この温度差はなぜなのか? 菅首相自ら会談に応じれば良いのに、そうしないのは発出にはとことん反対なんだろう。それでもいいが、反対ならそのエビデンスとやらを示されたし。自粛だけを求めても簡単におさまる国民ではなくなっているんだから。
2021.01.03
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列車は、ひとつひとつの駅でひろわれるのを待っている「時間」を、いわば集金人にようにひとつひとつ集めながら走っているのだ。 須賀 敦子 作家は学生の頃、上京のたびに鈍行の夜行列車に乗った。あと何時間?とため息をついてはまた眠りこける。目が醒(さ)めると無人の駅。どこかから滝の落ちる音がした。列車が再びゆっくり走り出した時、ふと思った。時間は過ぎてゆくものではなく、拾い集められることで一つの流れになるのだと。随想「となり町の山車のように」から。 (朝日新聞・折々のことば2011・2020.12.2) モーニングに行き新聞に目を通す。日記を書き、散歩に行く。夕方になったら液体を飲んで酔っ払う……時の流れに身をまかせのごとく、思いとは裏腹にただ淡々と流れてゆく日常の繰り返し。こんなんじゃ駄目だなと改めて気付く。 50を越えてから短くなった1年だが、60からはますます急加速で時は過ぎてゆく。『…もう神社仏閣はかなり網羅しましたね。範囲を拡げるか?違う目的地を新設するか?……』と、古い知り合いのMさんからの年賀状。健康のために散歩をしだしたのだが、時間を過ごすための手段だったかもしれない。今年は、時間を拾い集められるような、何か別の目的・方法を模索しなければならないようだ。須賀さんの「時のかけらたち」を読んでみようか。 ※ 須賀敦子さん……イタリア文学者・随筆家 結婚した夫ジュゼッペ・リッカ(ペッピーノ)と、谷崎潤一郎・川端康成など日本文学のイタリア語翻訳に励むも、結婚6年にしてペッピーノは41歳で病没。ペッピーノは貧しい鉄道員の息子で、須賀敦子は彼ら家族にふれて初めて貧しさを知ったと。 イタリア映画「鉄道員」ピエトロ・ジェルミ演じる厳格で一徹な機関士・アンドレア・マルコッチが脳裏に浮かんだ。 元旦は中華おせちで幕があがります。贅沢ですね。 金粉入り日本酒も付き物。 エビは油が手に付くのを忘れてた。 鴨も癖がなくてよかった。 ちょろぎ……大好きです。長寿を願って「長老木」「長老喜」「長老貴」なんて漢字をあてるらしい。生姜とばかり思っていたけど、シソ科多年草の植物で根にできる球根のようなものだそうです。 暮れに、連れ合いがくれました。幸せだけど飲み過ぎ注意!!! この紹興酒、美味しいです。連れ合いが買ってくれたのが1本あるけど、昨日は飲むの忘れました。日本酒とウイスキーをやったからチャンポン防止。 今日の空……11時23分 充実した1年となりますように……
2021.01.02
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明けまして おめでとうございます。 皆様方のご健康と世界平和を祈ります。 今年も1年 無事に過ごせますように…… 昨夜はノンアルだったから早めに起きられたので、分散の呼びかけは承知しているけど、神棚の注連縄を納めに碑文谷八幡宮に行ってきた。例年よりわずかに多めだったが、行列はこんな程度だから大丈夫。みなさん、いつもより早めに出てこられたのでしょう。 拝殿前だけコロナ対策のシンボル……四人は並んで拝めるスペースがあるけど、カップルたちは絶対に進まない。一人しかいないのに空くのを待っているから時間がかかる。ど真ん中で拝礼しないとご利益がないとでも思っているんだろうか? 長々と拝んでいる方もおいでだが、御祭神が誉田別命(応神天皇)だということを知っているのかな~ 私は、コロナの早期終息と世界平和だけ願ってきました。去年もあちこちで願ってきましたが…… 碑文石(ひもんせき)……『碑文を彫った石のある里(谷)という意味から』碑文谷の地名の起こりとなったと。ケースの前にも柵があって近づけないから彫り物は写せない。元旦から自撮りしてしまった。『…碑の上方には、中央に大日如来(バン)、左に勢至菩薩(サク)、右に観音菩薩(サ)の梵字が刻まれており、大日を主尊とした三尊種子(しゅじ)の板碑の一種とみられます…』 ※ 種子ってのは密教において仏尊を象徴する一音節の真言。主尊・大日如来と左右脇侍の梵字をさして三尊種子と言うのですね。従って、碑文石と呼ばれているけど「大日三尊種子板碑」ってのが正式名称でしょう。阿弥陀仏を主尊とする「阿弥陀三尊種子板碑」もあるようです。元旦から勉強しました。 先祖のお墓参りをしてきたけど、墓地は寒い。氷がはってた。 マンリョウ(万両)……新しく伸びた上部には実はなりません。お金をほうふつとさせる名前だから正月の縁起木。一両・十両・百両・千両とあるらしい。連れ合いが教えてくれました。千両はあるので、残りを買ってきて植えてもらおうかしら? 今日の空……7時54分 今年も元気で元旦を迎えられたことに感謝します。さてさて、お雑煮食べさせてもらおうかな~
2021.01.01
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