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「 私は常に思って居る。人生は旅である。我等は忽然として無窮より生れ、忽然として無窮のおくに往ってしまふ。その間の一歩一歩の歩みは実にその時のみの一歩一歩で、一度往いては再びかへらない。私は私の歌を以って私の旅のその一歩一歩のひびきであると思ひなして居る。言い換へれば私の歌はその時々の私の命の砕片である。 」若山牧水: 「独り歌へる」の自序より私は 私の命の破片を何に残せるか果てしなくそれこそ無窮のテーマだこんなことを書き出すと連れ合いが心配をする昨夜も 玄関先でじっと待っていた「大丈夫だよ 関所にも 橋にも寄らずに帰るから」
2004.09.30
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食欲が無くて 喫茶店に入る聴こえてきたのは なつかしい 六文銭「面影橋から 天満橋 天満橋から 日影橋 季節はずれの 風にのり 季節はずれの 赤とんぼ 流してあげよか 大淀に 切って捨てよか 大淀に」失礼だが たいして好きだったわけではないそれでも 心のどこかにひっかかっている面影橋は 東京・神田川に架かり天満橋は 大阪・淀川(たぶん)に架かるそして大淀が 大淀川を言うのであれば九州だずいぶんとまとまりの無い詩 だと思っていた大勢の人々の記憶に残ったのもこのまとまりと意味の無さからだろうか・・・・・・面影橋の名の由来は知らないさだまさし の歌に出てくる同じ神田川に架かる 聖橋は湯島聖堂とニコライ堂ふたつの聖堂を結ぶ橋だからだそうだ明日のジョー は 泪橋泪橋を逆に渡ることを 丹下段平と誓った橋だ泪橋交差点は台東区と荒川区の境にあるが近辺に橋は残っていない江戸の町に水路があった頃の名残だろう浅草方面から 千住に向かい罪人を小塚原処刑場へと 引っ立てた道だ東京・立会川に架かる 浜川橋やはり 江戸時代は 涙橋こちらは 鈴が森刑場に罪人を運んだ橋だこの世の名残に振り返り家族に別れを告げたどちらも戻ることの出来ない橋らしい
2004.09.29
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「会社から家までの間には、関所がある」と、ある鮨屋の旦那が言った勤め人の関所とは飲み屋のことである私もしばしば関所を通って帰った若い頃は 一軒のつもりが二軒三軒となっていく家にたどり着いたら夜が明けているそんなことも最近はめっきり少ない連れ合いが出来たことが一番の要因と思っている関所に荷物をみんな置いて酔っ払い 帰って直ぐに寝てしまういけない最近の憧れだ「そんな荷物なら私に置いてきな もってあげるわよ」神さんの声が聞こえるから 帰ろう
2004.09.28
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今日はただただ 疲れた明日もただただ 疲れる明後日もただただ 疲れるだろういつになればただただ 楽になれることかそれでもただただ 朝が来る願おうが 望むまいがただただ 夜が来る叶おうが 叶うまいがそれでも ただただ あるだけ
2004.09.27
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仕事は終わらないでも帰らなければもう一つの仕事が待っている場所へ重たい気分根源はハッキリしているのに問題解決は困難何も何も 悪いことなどしていないのに正義が通らない世の中だ仕事人がいたら教えて欲しい自分でやれば ってか・・・・・・
2004.09.25
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朝起きると「目が腫れてるよ」と嫁さんに言われた。嫌なことがあって前夜(22日)飲んだ日本酒が血液中に残留していた。不快感はないが、久々に結構飲んだ。お彼岸だし、「墓参りのついでに散歩でもしてこよう」とりあえず目覚ましのコーヒーとジャーマンを食べるべくドトールに入った。入るとすぐに嫁さんの携帯がなる。誰かと思えばお袋だった。「●●ストアーで水とバターが安いから買ってきて・・・・・・それから△△でティッシュペーパーが安いから買ってきて・・・・・・」仕方なく水を買いに行った。「何本買うの?」「6本。」「そんなに買うの? 重いよ」「二人だから平気だよ」嫁さんは平気な顔で言う。結局本当に6本買った。2リットル3本は相当な重さだ。ビニール袋の紐が手のひらに食い込む。私はハンカチをあてて持った。嫁さんは平然とぶら下げて、洗濯屋にも寄り、ドラッグストアーではかさばるティッシュを買っている。確かに他店と比べて1本30円安かった。180円の為に立派なことだと頭が下がる。それ以上に女性の強さに改めて感心させられた祝日だった。後書一度帰ってから、墓参りに行き、2時間ほど散歩をして来た。12時をとうに過ぎていた。「何食べる?」「シャンヤキ(焼きそば)」「お鮨でもいいよ、僕は食べてるけど、最近食べてないでしょ?」「○○○さん(弟)も言ってたわよね、連れて行ってあげなくちゃダメだって・・・・・・」「そうでしょ、・・・・・・」というわけで昼から鮨屋のカウンター。支払は嫁さんの財布から1万2千円。「ごちそう様」「いいの、先生の稼ぎだから」(嫁さんは私のことを先生と呼ぶ)さっきそこで180円浮かせたのが嘘のようだった。
2004.09.24
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買ってはきたけれど封のきられていない アクエリアスが言った「元気出して 早く飲みなよ」吸殻の溜まった 灰皿仕事量を知っている 灰皿が言った「もう帰りなよ さっさと捨ててさ」なんとなく 帰宅拒否気味な自分置いていけないことは知っていてもどこかに捨てて帰りたい 心の内みんな帰ってしまった部屋でぼーっとしていたら「陽の昇らない明日はないよ」若い頃 親父に言われた言葉を思い出した「辛いのはオレだけじゃないやねでも まがっちゃいけないよ」言い聞かせる 虚しさ「日本酒飲んで 捨てていくか」
2004.09.22
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実家のお袋宛てに手紙が来た。特別通信費やらを払えという通知らしい。一応、警察に届けると「流行ってるんですよ・・・・・・その業者名は知っています・・・・・・ほって置いてください・・・・・・きちんと取り締まりますから・・・・・・」という返事だったそうだ。グズグズしている様子がありありわかる。何件も問合せがきているらしいが、さっさと対処してもらいたい。お袋は、身内からも詐欺にあっている。「学費が膨らんでしまって困っているのですが・・・・・・」4月に、次男の嫁から泣きつかれたお袋が、約70万円を嫁に騙し取られたことを私は最近知った。嫁が持参した汚い字の理由内訳書には、月謝以外に「年度当初施設費50万円」となっていた。子供のいない私には経験の無いことだから、私学の学費など知らない。「月謝以外にそんなにかかるのかよ・・・・・・」調べてみたら、大嘘だった。施設維持費は7万円だった。直ぐバレル嘘を平気でつく嫁だ。父親である次男も嘘つきだが、その上を行く。「ありがとうございました」と、口では言うものの心の中で舌を出している。表ですれ違っても挨拶一つしない。親の法事にも出席を拒否する。一度でも助けてもらったことがあれば、一生恩義に感じ誠意を持って対応するのが不通の人間。バカ嫁は違う。何十回も世話になりながら、人間とは思えない態度の継続だ。もっとも、懲りずに助け続けたお袋や親父も甘かったのかもしれないが、孫のことを考えての援助だったのだから責められない。人生50年生きてきて、あんな卑劣で失礼で心の腐った女にはお目にかかったことがない。おそらくこれからも無いだろう。
2004.09.21
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「むかつくー」パソコンでゲームをやりながら女の子が言った。ドキッとする。「女の子がそんな言葉使っちゃだめだよ」「だって、むかつくんだもん」「それでもだめだよ」「いいじゃん、お母さんにだって言うよ」「そっか」普段の会話や態度からは創造できない言葉だが、常用語になっているのだろう。軽い気持ちで使っている。言葉としてだけ使っていると理解できるまでは、複雑な心境だった。心の底から「むかついている」訳ではないことを、会話で確認する。見ているようで見えていない。親子や師弟においても見過ごしていることは沢山あるだろう。心からむかついている少年少女の早期発見とケア-が重要だとつくづく思った。そういう私の心もむかついている。誰かにケア-をお願いしたいものだ。
2004.09.17
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我が家に伝わる、先祖代代の家訓だ忘れ去られぬよう、石に刻まれているこの家訓を破る兄弟が出てきた夫婦そろって私欲の為に、4文字を捨てた家訓を守る為に、戦いが始まる彼らと戦う為に、私も4文字を捨てよう僅かな間だけ・・・・・・重たい家訓を・・・・・・
2004.09.16
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いつものように居酒屋の暖簾をくぐった。いつもの席にすわり、いつもの場所に出張鞄を置く。外から見た時に入り口付近は空いていたのだが、見渡すと奥は込んでいた。カウンター内の調理場に店長の姿しか見つからない。「よわったな、また一人でやってるのかなぁ、混んでるのに・・・・・・」バイトのホール係りが休みの時は、少々むくれながらも店長一人で走り回る店だ。お客の私が気を使うのはおかしいのだが、そんな時はついつい遠慮がちになってしまう。「まぁ良いか、そんなにお腹空いてるわけじゃないから・・・・・・」煙草でも吸っていようと思ったら、灰皿が無かった。「この席に座っていた客が前にいたってことか・・・・・・」カウンターの隣の席にも灰皿は無い。私は歩いて灰皿を取りに行った。バイトはいつも、お客が帰ればテーブルを拭いて新しい灰皿を置いていく。「やっぱり店長一人か」そう思ったとき、奥の方にエプロンをかけた、見た事の無いおばさんを見つけた。「いたじゃんか、新人か? よく店長が雇ったな・・・・・・」ゆっくりゆっくり歩いてくるおばさん。「こちらのお客さん、飲み物聞いて、早く」やっぱり店長に言われた。「それにしても優しいじゃんか」いつもの店長はもっと怖い。お客がいても、どんどんバイトの女の子を叱る・・・おかしい・・・。おばさんがゆっくりゆっくりやって来て、オシボリを置いた。「ホッピー下さい、氷要りません」新人とお年寄りには私は優しい。聞かれる前に丁寧に伝えてあげた。「・・・・・」返事が無い。そう言えばオシボリ置いたときにも「いらっしゃいませ」は無かった。「ホッピーね」そう言って店長が作りに行って、カウンター越しに渡してくれた。「おつまみ何にしますか?」「・・・・・・厚揚げとから揚げください」「はいよ」機嫌は悪そうではない。それでも私は手間のかからないものを頼んでいた。やはり小心者だ。何が食べたいわけではなかった。ただ、少しだけアルコールが欲しかっただけだ。前回も同じだった。何にしますか?と聞かれて「焼き鳥と鳥カラ」と言っていた。何も考えずに言っていた。「焼き鳥に鳥カラ?」店長が不思議そうに私に聞き返した。考えてみれば、鳥だらけだった。私のオーダーはいつもそんなものだ。ホール内でおばさんはウロウロしている。一応洗い物をしたり、料理を運んではいる。運んではいるが、声が聞こえてこない。「ハイよ」威勢の良い店長の声がして、私のから揚げがカウンターの正面に置かれた。受け取ったおばさんが運んでくる。ほんの少しだけ遠慮がちに頭を下げて、うやうやしく両手で私のテーブルに置いてさがって行った。言葉は無い。考えることがあった。店長の奥さんは外国人だと聞いていた。限りなく日本人の顔立ちをした、おばさんは店長の奥さんなのかもしれない・・・・・・。緊急の助っ人に頼んだのだろうか?それにしても、大きい子供もいるようだし、日本暮らしも永いはずだし、日常会話が出来ないことは考えられないよな・・・・・・違うのかな・・・・・・。以前も中国の方とかバイトで使ってたけど、そこそこ日本語は話せたし・・・・・・。入れ替わり立ち代り何人ものバイトを知っているが、皆若かったよな・・・・・・。やっぱり奥さんかな?それとも、不慣れで言葉が出てこないだけかしら・・・・・・。あれこれ考えていると、おばさんが厚揚げを運んできた。やはり言葉は無かった。ホッピーがカラになって、お代わりを頼みたくなっていた私に店長が声をかける。「お代わりですか?」「赤梅ください」普段はこんなことは聞かない、気を回さない。カバーしているのがはっきり分かった。そう言えば、怒らない。私はおばさんの素性を奥さんだと決めた。決めると別の心配が出てくる。「そこに座ってるおっさん、不必要な会話をおばさんにするんじゃないよ」「間違っても国籍なんて聞いちゃいけないよ」「遅い、なんておばさんいじめちゃいけないよ」「髪の毛さわるな、なんて言っちゃだめだぜ」私の心配をよそに、おばさんはウロウロしていた。ウロウロしながら、癖のように髪の毛をさわる。1分間に1度の割合で、長くはない前髪と横の方を右手でなでる。おばさんは自分では気づいていないのだろうが、私はずっと気になっていた。赤梅ハイを運んできたときも、指先は飲み口に近かった。「もっと下を持った方がいいよ」と私は言いそうになった。2杯目の赤梅ハイを頼んだ時も同じだった。「いやだな・・・・・・」それほど神経質ではないが、つぶやいた。気にして飲んでいては不健康そのものだ。タイミングを見て店長にお勘定をしてもらい、店を出た。「悪いおばさんじゃないけど、この店ものんびりいられる所じゃなくなるのかな・・・・・・どこか他に探さなくちゃならないか」怖いもの見たさではないが、もう一度は行ってみようと思っている。おばさんがまだいるか? いたとすると成長しているか?見届けに行ってみるつもりだ。
2004.09.15
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先週の出張中のことだが、西の方の新幹線主要駅に隣接した喫茶店に入った。上司と待ち合わせをしていた為に、改札口に一番近い店を私は選んだ。適当に広い店だが、入った時には空いていた。4人掛けのテーブルが8席程あるが、2人組が奥のテーブルに座っていて、後はサラリーマンが二人それぞれ一人用の席で食事をしているだけだった。「これだけ空いているんだから、荷物もあるし4人掛けにしようかな・・・・・・」と思い見渡したが、ほとんどのテーブルには下げられていない皿やコップが置き去りにされていた。「なんだよ、しょうがないね・・・・・・」私は渋々二人のサラリーマンの間の席についた。左の男性はスパゲッティ-ナポリタンを食べ始めたところだ。右の男性のテーブルにはお冷やしかなく、ノートパソコンを広げて何やら作業をしている。彼の荷物が私の右足付近を占領していて、少し居心地が悪い。店に入った時に「いらっしゃいませ」といった女性の姿が見あたらない。「早くテーブル片づけろよな」などとつぶやきながら、急がぬ私は悠長に煙草を吸い待った。待つこと3分、「お待たせしました」とウェイトレスが右の男性に「カツカレー」を運んできた。私の水は持ってこない。段取りの悪い奴だ。「コーヒーください」私は彼女に声をかけた。「ホットとアイスがありますが・・・」「ホット」融通の利かない奴だ。アイスコーヒーを飲むお客は99%「アイスコーヒー」って言うよ。「コーヒー」と言われたら「ホットでよろしいですね」ぐらい言えないのかね、ったく。思いながら右のカツカレーに目をやると、初めて見るカツカレーだ。ながさ10センチ、幅6センチほどのしっかりしたカツが2枚のっている。それが切られていない。「どうやって食べるんだよ、フォークあるのか?」彼の手元にはスプーンしかなかった。彼はカレーを一口食べると、スプーンをカツに突き立てた。カツの下のカレーライスがグニャリと広がり、残念ながらカツは切れない。「あーぁ、汚くなっちゃったよ」懲りずにもう一度彼はチャレンジしたがカツは切れない。「可愛そうー」諦めて今度はスプーンに乗せ口元に運ぶが、安定しないのでカツは落ちた。「おっと!」落ちる瞬間、私の体はほんの僅かに動いていた。反射神経と言う奴だ。「落ちた拍子にカレー跳ねなかった?」ネクタイあたりを気にしていたが、汚さなかったようだ。そうこうしているうちに、左のナポリタンは終わった。だが私のコーヒーはまだ来ない。水も来ない。ウェイトレスは?と見ると店内のカウンターで、伝票を書いている様子。「そんなことしてないで早くもってこいよ」思いが通じたように、彼女はコーヒーカップを手にした。「何だよ、ホットはそこで出せるの?」カップにサーバーからコーヒーを注ぐとトレイに乗せた。「やっと来るか」と思いきや、無残にもそのコーヒーはナポリタンのテーブルに置かれた。「バカだね、2つ一緒に持ってくりゃ良いのに・・・・・・バカ・・・」店内が片付いていない理由が理解できた。一つのことしか出来ない人だったのだ。結局私のテーブルに作り置きのぬるいコーヒーが置かれたのは、入店後10分たってからだった。「嘘でしょ?」とお思いの貴方、本当なんですよ。違う角度から、この店を検証してみましょうか。しばらくして、3人組のシルバー男性が入ってきた。3人とも地元の方らしい。「生ビール3つ・・・・・・それと俺はハンバーグカレー・・・・・・あんた達は?」「オムカレー」「じゃー、私もオムカレー」カレーの流行る店だ。「カツカレーじゃなくて正解だよ」それから私は、自分の書類整理をしていたのだが、店が騒がしいので顔を上げた。「なんでなの?」「おかしくないかい?」見ると3人組のテーブルにはスッカリ各カレーライスが乗っている。だがだが、生ビールが無かった。生ビールよりも先にカレーが出てきたのだ。時間は結構あったのだから、「ビールはまだか?」と言えば良かったのに3人組は話に夢中だった。でも、いくら夢中でも生ビール3杯がカレーの後になる店なのだ。「どうなってるのこの店は・・・・・・」「社員教育が出来てないよ」「ブツブツブツブツ・・・」奥から男性と女性が出てきた。二人は謝っているが、ウェイトレスは知らん顔だ。社員教育も必要なのだろうが、たいしたオーダーも無いのに奥に二人も引っ込んでいることの方が問題だ。表に立って、サービスに努めなくては・・・・・・。生ビールは、それからしばらくして運ばれた。どのグラスも泡立ちが良くない。特に一番最初に作ったであろうグラスのビールには全く泡が無かった。「逆噴射の方法ぐらい知ってるでしょ」と思ったが、私のビールではないし、余計なお世話だった。と言う訳で、本当にこんな店が存在するのでありました。「えっ、カツは食べられたか?って」「はい。サラリーマンは、スプーンでカツをきちんと食べて帰りました。そうとう苦労してましたが・・・・・・」
2004.09.14
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浴衣で歯磨きをしていたら、玄関をノックされた。「誰だよこんなに早くから・・・忙しいのに・・・」「NHKの集金だったら払わないよ・・・」「新聞の勧誘だってお断りだよ・・・」そっと覗いてみると、荷物を持った青年が立っていた。「早くから申しわけありません」ドアをあけるとその青年が丁寧に言った。「とんでもありません、ご苦労様」それにしても良くノックしてくれた。我が家のドアチャイムは接触不良で鳴らない。宅配便の不在通知が入っていると、電話をして持ってきてもらうが、その時にはドアフォンに張り紙をする。「チャイム故障に付き、ノックしてください」って。その張り紙は冷蔵庫に張ってあり、繰り返し使っているが、今日の青年は鳴っていない事を察知してノックをしたのだろう。賢い青年だ。こちらの名前と送り主を確認し、判こを押してあげると「クール便ですので、お早めに冷蔵してください」と言われた。受け取った箱には表示がしてあるし、冷たい。壊れ物注意、傾け厳禁のシールも張ってある。「冷蔵が必要なら生ものだろうし、だけどこんなにシールが必要な生ものって何だ??」「今日はここへは帰ってこないよ」「冷蔵庫だってこんなもの入らないしなぁー」「だいたい僕宛てのじゃなくて嫁さんのだぜ。週末無かったから安心してたら、朝一で来たか・・・やられた」宅急便の品名欄には、クリスタル・・・・・・の文字が読めるが、「クリスタルで生もの??? 朝からクイズやってられないよ」思い考えながら顔を洗って、髪をなでて、服を着替えて、開けてみる決心が付いた。頑丈に包装してあるから手間取りそうだし、嫌だったがほっておいても仕方がない。鋏を手にして開封作業。二重三重に包装してあった。出そうと準備して厳重に縛っておいた生ゴミのビニール袋をもう一度解き、残骸を入れる。少々重量感のある箱のフタを開けると、気を利かせた贈り物だった。「冷えたシャンパンとシャンパングラス」「やられた!」送り主にしてみれば、本当に気を使ったのだろう。「だけど、月曜の朝7時50分だよ」「今すぐ飲めってか??」「グラスだって一応洗ってからでなきゃ嫌だよ」それでも、お気遣いいただいたことには感謝。大急ぎでシャンパンだけ冷蔵庫に押し込んで会社に向かった。そして15分後には僕が満員電車に押し込まれた。
2004.09.13
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出社すると予想外の仕事があった来客に立ち会えと言う聞きたいことだけ聞いて言いたいことだけ言って切り上げる連続で予定していた会議出席者は多いがバカばっかり予想より早めに終わってラッキー出張準備があるから昼飯は新幹線に乗ってからだ東京駅でシュウマイ弁当買おうかな広島までの4時間は睡眠を取りたいここ2~3日、寝不足状態だおそらく寝てはいられないのだろうが今日は寝てやる今夜もベッドに入るのは遅くなりそうだ
2004.09.09
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昨晩は、伊勢志摩より頂戴した鮑とサザエが食卓を飾った蒸し鮑に、お刺身鮑、サザエはつぼ焼きにした弟家族にもおすそ分けをした自分のよりも豪華にしてあげた刺身につける肝醤油を添えてあげた時間がなかったのでつぼ焼きは出汁を準備できなかったことが心残りだそれでも、小学校5年生の長男も美味しいと食べてくれた様子を弟が報告に来てくれた嬉しい限りだが、食材を送ってくれた方に一番感謝だ志摩の漁師さんそして手配してくれた嫁さんに感謝しております(嫁さんが、日記に登場しないとぼやいていたから・・・・・・・ではない)報告のついでに弟が言った「あんた、やっぱり会社なんかで仕事してる場合じゃないわ。」「そうかな、屋台でも出すかね?」なんて話になったら「ダメよ、飲み屋は」とお袋に一蹴された飲み屋にしろ食事所にしろ、飲食業はイカンと言うことだ自分でもお店をやりたいと思ってはいるが、お袋が元気なうちは無理だと承知しているどんな商売も大変なことも承知しているでも、食べることも好きだが、喜んで食べてくれる人の様子を見るのはもっと好きだ好きだけでは商売は成り立たないが、いつかはチャレンジしてみたいと思っている明日から出張中国地方だが地震や台風が来ないことを祈りましょう追伸(弟への伝言)「お袋にはチョクチョク、店をだそう、と言っといてください。 小量の砒素が効いてくるように、日頃から暗示をかけるように、言っておいてください。宜しく」
2004.09.08
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毎月の血液検査今日はなぜか早く済んだ。出発は前回より遅かったのだが血液検査の待ち時間主治医の問診そして支払いも、予想外に早く済んだ結果は?良好ですγGTPは下がりすぎちゃって「頑張りましたね……またずいぶん下がりましたね」「そうですか?」(さらっと)「休肝日は?」「週2日です……理由があって先々週は4日でしたが」(そっけなく)「あ、今日は研修で学生さんがいますが……」いい男がそばにいる「お前邪魔だよ、俺の月1回の楽しみの邪魔すんな……」そう思ったら「…いますが、気になさらずにしてください」だって。そう言われても違うじゃんかよ今日は「S先生はお酒お飲みになるんでか?」って聞いてみようと思ってたのにさ…なのにS先生は僕との会話の合間に、学生(インターンって言うのかな?)に僕の症状と治療状況を説明している邪魔が入るから僕は答えにも気が入らない何を聞かれても、ハイハイだ赤ちゃんでも出来るやつだおまけに午後からの重要な仕事もあったし早く帰りたいから、余計にハイハイだったそれでも最後に立ち上がってからインターン先生に言ってやった「将来の先生、僕の数値を見て、S先生の最初の所見は、薬飲みましょう、だったんですよそして休肝日を作ることでもね、診察を終えて一旦外に出た僕を、S先生は呼び戻して薬はやめましょうお酒を減らすことで治しましょう、って変更したんですよ素人ながら考えると、100を超えたら即座に薬を出すのが医者のマニュアルなんでしょうね僕はモルモットかもしれないが、S先生が言うのならやってみようと思ったんです僕以外のみなさんのお役に立つ資料が得られるならそれも良いかな?ってね僕はS先生に言われたから努力してみました将来の先生、どうか患者さんの心を動かす医療が出来る医者になってください頑張ってくださいね……」研修ついでに、後から研修生に先生の評価をさせる場合もあるかもしれない塾業界はまさにそれだ子供が先生の評価を提出する場合があるここには、そんなことは無いと思いながらもしゃべっていたちょっとばかり、かっこ良すぎたかも知れないと会計をしながら反省をした
2004.09.07
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土曜日に大雨の中、行きつけの鮨屋に行った。休肝日にするつもりで湿っぽい部屋でグズグズしていたのだが、あれこれ考えている間に飲みたくなった。この雨だからどうせ暇だろうと、8時をまわった頃覗いてみたら繁盛していた。すでに二組の夫婦が座っていて、その他に予約席のプレートが置かれている。どうやら片方の夫婦の知り合いが来るらしい。私は薦められるままに真中に腰掛けた。右奥に、やけに尖がった色付きメガネの男性と奥さん、30前後。日本酒は止めていたので、いつもの焼酎ゆず割を頼んでいると、彼らの知人が到着した。二人の予定だったようだが、若い男性1名とこれまた若い女性が2名で三名になった。私は黙って席を一つ左に移動した。左の夫婦はもう一つだけ残った空席に詰められるが、動こうとしない。「詰めろよ」念じてみたがダメだった。スッカリ両脇を固められて身動きがしづらい。何よりも煙草が吸いにくくなった。尖がりメガネはマルボロとジッポをカウンターに乗せている。一番奥だから良いポジションだ。いつも私はその席だ。煙草が吸いやすいというわけではなく、中の仕事が良く見えるから好きなだけだ。尖がりメガネ以外には煙草を吸う客はいないようだった。喫煙者である以上、禁煙者の気持ちも理解するしある程度の遠慮もする。「まぁ、少々吸わなくてもいいか・・・・・・」と思った瞬間に、若旦那が灰皿をよこした。暗黙のうちに「このお客さんは吸いますよ」とピーアールしてくれる。左のグループには吸うものがいるのだから、遠慮はいらないか?おまけに、最後に入ってきた若い二人の女性のにぎやかなこと・・・・・これが若者の会話か・・・・・言葉遣いがすごいの何の・・・・・自分がつくづくオジサンだと痛感した。「煙草の害だけでなく、音声口害(あえて公害ではなく)ってのもあるんだぜ。」席を詰めてやったときも「すみません」の一言はなかった。勿論店員は丁寧に詫びたが、彼等グループの誰も知らん顔だった。「マナーを知らない奴らには、気を使うことないか?」さてさて左さんは、豪華刺身の盛り合わせに、ビールに日本酒・大徳利だ。「日本酒、超―羨ましいー」(若者語がうつった)しばらく焼酎で我慢していたが、「あれ焼きますか?」と言って黙ってうなずく私の前に、手のひらサイズの柳鰈一夜干が出てきてしまった。「お酒ください、ビアタンで・・・」やっぱり美味しいよ、日本酒は。少し手の空いた若旦那と鰈談義をしていると、左さんが恨めしそうに私のテーブルを見ている。気づいた若旦那は声をかける。待ってましたとばかり、奥さんが注文した。彼らの前には、大旦那が仁王立ちにしておしゃべりしているのだから、本来は大旦那が聞いてやれば良いのだが、主導権は若にある。仕入も若がしてくるのだから、大旦那は残り枚数も知らないのだろう。おまけに今日は少々飲みすぎの様子で、仕事に熱が入らない。左さんに勧められて飲み、もっぱら話しているだけだ。「ここはいつきても繁盛してますね」「そんなことないんですよ」と謙遜しながらも、「でも、遠くからお越しくださるお客さんもいらっしゃるし、こちらのお客さんは目黒からお越しです」私を指して、余計な事を言ってくれた。「えっ、何で又目黒からこんなところまで来るんですか? 目黒だったら他にいい所たくさんあるでしょ?」左の奥さんが話し掛けてきた。近くのマンションに住んでいる様子だが、目黒に憧れているらしい。目黒ったってピンからキリまであるんだよ。それにこの町だっていい所だし、私は好きだった。左さんは奥さんが一方的にしゃべり、旦那は聞いているだけ。カカア天下と言う奴だ。それまでの会話は、国内外の旅行の話を大旦那としていたのに、目黒の一言で住まいの話に急展開。ストレートには言わないが、「目黒に住みたい!!!」と旦那にプレッシャーをかける。「どちらに住みたいんですか? 目黒の?」あれこれ尋ねられて嫌気が差してきたので、聞いてみた。「白金」おいおい白金は目黒じゃないよ。訂正してあげる気はなかった。私は、ごちそう様をして早々に引き上げた。店でも、家でも間違った目黒談義は尽きないだろう。まだ雨は降っていた。
2004.09.06
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ウィルスソフトの使用期限が近づいていた。「早く更新しないと、ウィルスにやられるよ」と、見方によっては脅迫めいた催促画面が数日間登場していた。「一度アンインストールして、もう一度入れ直したら、又1年使えるよ・・・・・・ウィルスファイルはまた一からダウンロードしないとならないが・・・・・・」なんて話を聞いたことがある。大変悪いことだがチャレンジしてみた。「遅いじゃんか・・・・」アンインストールするのに予想外に時間がかかる。「いつまでやってんだよ・・・・」作業中のパソコンに向かって怒っても知らん顔。Norton SystemWorks普段から重たいと感じていたやつだった。待つことしばし「完全に削除しました」の表示が出た。再起動するとゴミ箱の名前もきちんと元通りになっていた。ROMを入れて再度インストール。やつは完了後、ファイルのアップデートを勝手に始めた。ハードディスクが動いている。待つことしばし「期限2004年9月4日・・・早く更新・・・・・・」の表示がドカンと登場。「なんだよ、なんだよ、戻っちゃたじゃんか。」「完全に削除しました」なんて嘘つきやがって・・・・・・浪費した時間と電気代どうしてくれるんだ・・・・・・と怒っても悪いのは私だ。それにしても、良く出来てるわ、関心関心。諦めて、手続き画面を見てみたらクレジット番号が必要だって。たいした預金はないが、クレジット番号を知らせるのは嫌だ。おまけに更新料もそんなに安いわけじゃーない。「それなら、いっそ買っちまえ」という訳で昨日帰りがてらショップに寄ってきた。ソフトコーナーでは、ノートン3でウイルスバスター2の展示状況だったが、迷わずバスターを選んだ。ノートンより軽いと聞いていたからこいつにしたのだが、迷わなかったのにはもう一つ理由がある。バージョンが違うから大丈夫だろうが、ノートンにしてまた同じ結果だったら手のつけようがないので止めたのだ。「そんなことあるわけないじゃない」と言われそうだが、私は心配性で疑り屋なのだ。見ると欲しくなるから直ぐに帰るつもりだったが、階段を歩きかけてやっぱり逆戻りをしていた。パソコンコーナー。どれも魅力的な機械が並んでいる。しばらく見ないうちに、ノートのメモリーもギガ級になっていてビックリ。「これなら早いだろうな・・・いいなぁ・・・欲しいなぁ・・・買っちゃおうかなぁ・・・・・・」なければ幸いだったのだが、不幸にも、財布には買えるだけのお金があった。迷いながらウロウロ・ウロウロ・・・・・・不信人物と思われかねない。断腸の思いでバスターの入ったビニール袋をぶら下げて引き上げた。「バスター買っちゃたものね。 新しいパソコン買ったらバンドルで入ってるだろうし、無駄になるものね。 パソコン買うからこのバスター返品してよ、なんて言えないしね。」後ろ髪を引かれながらも自分に言い訳をして店を出た。晩御飯の後でインストールをしてやった。すんなり完了。オンライン登録をしろと言うからしてやった。瞬時に会員番号がメールで送られてきた。パソコンの動きも少し速くなったようだ。やっておかなければならないことが他にないか、一番薄いセットアップガイドだけ一応見てみた。変なものが付いていた。会員登録書だった。「インターネットに接続できない方は、この用紙にご記入の上、FAXまたは郵送ください」だって。「そんな奴がウィルス・ソフト買うか????」「他人のFDやCDのファイルから感染する場合もあるって言えばあるわな・・・・・・」何とか登録書の正当性を見出したく、あれこれ考えているとメールが入った。「今晩0時から、XPの重要な修正プログラムがダウンロード開始」だって。これはしてみなくては・・・・・・確かにあった。セキュリティ関係の環境が見易く表示された。今入れたばかりのバスター2004をキッチリ認識している。勝手に他人のパソコンを覗いていくマイクロソフトは怖い奴だ。ハッカー対策と称して、彼らがハッキングをしているのだからおそれ入谷の鬼子母神だ。個人情報保護法令なんて騒いでいるが、彼らの手にかかればお茶の子さいさいだ。国内だけの法令じゃ井の中の蛙になっちゃうぜ。と深夜に怒り、つまらぬ事を考えながらも更にサービスパック2をダウンロードした私であった。
2004.09.02
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