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父が生きていたときにこんな話しをしてくれた。ずいぶんと昔にある会社の社長が来宅して「私立の学校が売りに出ているが買いたい。ついては理事長になってもらえないか?」と父に打診した。健康状態も通常ではない父は、勿論お断りをしたのだが「本当に教育をしようと思ったらお金儲けは出来ませんよ。おやめなさい。」と忠告をしたそうだ。45歳のときに胃癌の手術をし文字通り依願退職をするまで365日子供たちのことを思い一途に教育現場に立ってきた男の忠告。時間割作成・家庭への通信・テスト作り等々徹夜でガリ版に向かっていた父の姿は今でも覚えている。武田鉄也扮する金八先生が言った。「俺たちは機械を作ってるわけじゃない。毎日人間を造ってるんだ!」と・・・。造るという言葉は嫌いだが言わんとすることは良くわかる。規格に従ってすべてを一様にする機械生産的な教育は教育とは呼べない。画一的教育を脱却するには携わる人々の想像を絶する忍耐と努力と情熱を要する。我が国も何を血迷ったか企業が学校に進出だと。企業とは利益を出すことが第1命題の集団であり、収益計画からスタートする企業には真の教育プランなど造れるわけは無い。現在ある私学にしてもある意味では民間企業であることに違いは無い。まっとうな教育を実行している学校も少なくないと信じているが、私大生の暴行事件等を見るにつけもう一度根本的に教育のあり方を考え直してもらいたいと思う。考える葦であるはずの人間がどんどん少なくなっていくように思えてならない。導く立場にいる教師から忍耐と努力と情熱が薄らいでいる現状から変革することが急務なのだろう。起きている現象だけにメスを入れても改革は無理だ。心の目で見直さなければ。ちなみに前出の社長は結局学校買収は断念したのだが、その後経営のトップとして利益追求に邁進してきた。それも会社全体の幸福ではなく個人の幸福のための利益をとことん追求した。父はそんな彼の性格を見抜いていたから学校運営に異を唱えたのかも知れないと最近思っている。誰も信じずただひたすらに現金と過半数の会社持ち株にこだわり続けたその社長はもう直ぐ肩書きが無くなるようだ。今日の天気;曇り一時晴れ
2003.06.25
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定職が無いので、ほんの少しだけ家庭教師の真似事をしている。小学校4年生と来年1年生の二人。仕事上では大人に対して教えてはきたが、子供に教科を教えるのは初めてだ。数の計算は電卓で解ける。算数や数学本来の面白さや理屈・道理を教えてあげたいと思っている。それでも、理解させる方法がたくさんあって試しているうちに私自身が混乱してくることには困惑している。まぁ、にわか教師なのだから仕方が無い。押したり引いたり笑わせたりしながら身に付けさせてあげたいと思っている。自分が不得手だったことは教えやすい。どうすれば分かってもらえるかが自分流ではあるが分かっているから。「生きる力」と文部省は言う。将来の為の勉強でもあるが、すでに生きている現在をもっとたくましく楽しむ術をも教えてあげられればと考えている。何処まで出来ることやら。今日の天気:曇り時々晴れ・強風
2003.06.20
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友人の母親が急性糖尿病で入院をしたらしい。昔の人は我慢強いがゆえにとことん悪くなるまで頑張ってしまう。私のある意味で身内にも糖尿を患っている主婦がいる。いつも泣き言ばかりでどうしようもない。疲れた疲れたばかりで玄関先一つ掃くこともしない。朝のゴミ出しも旦那の仕事。適度な運動なんて見たことも無い。何十年も同じ病気と付き合っていて病院からも食事を含めた健康管理研修を受けたはずだ。インシュリンだけに頼っていてもダメに決まっているだろうに。ちなみに友人は週末老人看護の研修を受けているらしい。仕事を持っていて尚且つ休日に終日研修とは頭が上がらない。母親が入院すれば身の回りの世話もする。当たり前のことなのだろうが、私はそうなっても何も出来ない。だって、婦人用パジャマやパンツなんて買えないもの。話を聞いて思った。お袋には万が一入院が必要になった場合の入院セットを準備しておいてもらおうと。昨日の天気:曇りのち雨
2003.06.18
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エビスの黒ビールを飲んでみた。個人的にはアサヒの黒ビールのほうが美味しく感じた。勿論同時に飲み比べたわけではないが、そう思った。それにしても本当に品切れなのか? コンビニで買えた。不思議だ。マスコミを使った過剰コマーシャルではなかったのかと疑いたくなった。もともと黒ビール市場はそれほど大きくないはずだから、最初からほんの少ししか造らなかったのだろうとも思う。少しだけ造って直ぐに売り切れごめんは上手いやり方だ。それにしてもビールを飲んでも税金、タバコを吸っても税金、コーヒー飲んでもご飯を食べても衣食住全て税金をとられていると思うと嫌になる。特別区民税都民税とやらがやってきた。今月から収入が無いのに税金とられる。近いうちに消費税が2桁だって?集めるだけ集めて無駄使いしている役人にも腹が立つ。多くの家庭は給料カットで四苦八苦している。それでも削るところを削って家族で頑張っているのだから、国家も同じだろう。湯水のごとく血税を使いやがって。ノドモト過ぎればなんとやらで機密費はいったいどうなった?マスコミも本気で継続報道をしなさい。悪いことは悪いと始終教え続けないと良くはならない。蒸し暑さも手伝って、怒っている昨今今日この頃である。今日の天気:曇り一時雨
2003.06.17
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発泡酒が値上げになって以来販売数量がダウンしたそうだ。同じビール業界にあってエビスの黒ビールは生産が間に合わず出荷休止状態だそうな。それも通常のビールに比べて割高なのに……。それだけの価値を見出せるのなら適度に高いのは良いのかも知れない。昨晩テレビで「月給100万円」の人物取材をやっていた。発明家?さんが特許をとった商品でロイヤリティが毎月100万円。私も何か考えよう。ホチキスのように本体と付属消耗品の複数からなる商品が良いだろう。本体を買っても、玉?針?は消耗品だからまた売れる。ちなみに上野のキャバクラのお嬢さんも月給100万円だった。自宅にはベッドから家電まで頂き物ばかりで、給料が余って仕方が無いと言う。二十歳そこそこの若さで貯金500万円は立派と言うしかない。勤めていた時代にもキャバクラ大好き社員が何人かいた。安月給を赤の他人に貢いでいるようなものなのに。いい加減にやめれば良いのにと思っても他人の楽しみは勝手にやればいい。今の世の中は全く分からない。従って1年後も予測がつかない。マクドナルドも一時好調だった半額を辞めるようだし日々変化をしている。そのなかで何をしたら儲かるか?どうしたら儲かるか?多くの企業家が考えているのだろうが、私も本気で調査をして考えよう。儲け主義ではないが、「儲けるつもりでやらないと・・・・・・」と、ある人から言われた。本当だと思う。今日の天気:雨のち薄曇り
2003.06.13
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夜中に無性におでんが食べたくなった。カツオ出汁の良くしみた卵とガンモドキと何と言ってもちくわぶ。「どうしてあんなものが美味しいの?うどん粉だか小麦粉だか良くわからないけど、ただの粉の固まりじゃない?」と、私の知る多くの関西人は言う。何言ってるのかね、トロトロになったところが美味しいのだ。大根もおつゆを吸って美味しいように、ちくわぶだって出汁がしみ込んで美味しいのだ。ところが美味しいものを食べるには根気が要る。昆布とカツオで出汁をとって塩・酒等で味付けし煮ていくのだが、ちくわぶは出汁が濁る。従ってある程度煮込めたら別の出し汁に移してやる。濁った出し汁のおでんは少々いただけない。と言ってもこれは私の個人的なコダワリだから、暇なときにしかしない。思うに私の知るところの関西人は手間をかけるのが面倒だから、食べたいのに「嫌い」と言っているのかも知れない……と言う訳で、今日はおでんを作った。雨の中買い出しに行って作ったのだが作りすぎた。お米を焚くのと一緒で1合だけ焚いても美味しくないように、おでんだってほんの少し作っても美味しくないような気がしてツイツイ多くなってしまった。本当は食べられるつもりだったのだが、前日に作っておいた蒸し鶏も食べなければならなかったから仕方が無い。失業中の身の上としては以後気をつけましょう。今日の天気:雨ほんの一時曇り
2003.06.12
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会社を辞めるということは社会的裏付がなにも無くなると実感した。名刺・社員証は勿論、一瞬だが社会保険も使えなくなる。「××(会社名)の○○です」と長いこと慣れ親しんだ言葉が使えない。単に個人名と存在だけが身分証明だ。だからと言うわけではないが国民健康保険に加入してきた。歯医者も行かないとならないから……先日床屋に行った。土曜日の昼。「今日はこれで仕事終わりですか?」と座るなり理容師さんが聞く。一瞬躊躇したが黙っていても仕方が無い。「会社辞めたんでプータローしてます。」と言うと「いつ辞めたの? どうして辞めたの?」なんで皆口をそろえて同じ事を聞くのだろう。世の中不況リストラ失業者イッパイだから、自分から辞めるサラリーマンがいるとは思っていないのだろう。「リストラにあいました」「女性問題で首になりました」「会社のお金を使い込んだのがバレました」「上司を殴って辞めさせられました」……そんな答えが返ってくるのを聞きたいのだろうが、残念ながら該当なし。それでも答えに困る。いっそ倒産でもしてくれていればすっきりするのだが、そんな申し訳ないことは口が裂けても言えない。今まで勤めさせてもらっていた会社がどれだけの社会貢献をしてきたかについては大きなことは言えないが、少なからずその社名肩書きに救われて生きてきたことは事実だ。今後第2の人生は自分自身で肩書きを造って行こうと思っている。出来るかな??????今日の天気:曇り一時雨昨日の天気:晴れのち曇り
2003.06.11
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先日、弟の子供の運動会があるというので電車に乗って出かけた。その小学校は私も卒業生の一人であるからにして少々思い入れがある。勤めていれば勿論仕事優先で行かなかっただろうが、プータローの私としては「お昼ご飯(おにぎり)食べにくれば……」の言葉に惹かれ出かけていった。子供の数も少ないし行けば分かるだろうぐらいの軽い気持ちで電車に乗ったのだが、着いてみて焦った。弟も母親もどこにいるのかさっぱり分からない。肝心の○君(弟の子供)なんてもっと分からない。子供たちはしっかり赤白帽子をかぶり皆同じ格好をしているのだから目の悪くなった私には当然見分けがつかない。見つからなくても良い親戚の親父さんの姿などは、探すまでも無く目に入ってくるのに……。上着を担いで会場を一周してみてあきらめた。雨上がりの運動場は湿気が一杯で、汗がダクダク。おまけに下ろしたての靴を履いていったものだから両足の指が痛くてどうしようもなく断念。勤めていた会社は大変に良い会社で、営業と言う部署柄もあって会社から携帯電話を貸与してくれていた。勿論仕事上での使用がほとんどであった為、辞めたら必要ないと思っていた。ところが離職翌日から思い改める羽目になった。弟もお袋も皆携帯を持っているが、連絡をしようにも私は番号を諳んじていない。取引先がメインであれ、住所録代わりに使っていたものが無くなって本当に後悔した。ほんの数年前まではそうでなかったはずなのに。昨日まで常に入れていた胸ポケットに右手をあててみても伝わってくるのは苦しい鼓動だけ。と言う訳で、弟が退職記念だといってカメラ付のピカピカ携帯電話を買ってくれた。めでたしメデタシ。運動会のおにぎりを食べ損ねた私は、帰り道によく昼食を食べる食堂に寄った。「いらっしゃいませ!」汗もかいたし、足も痛いし、「ビールに餃子ください。」「今日はお休みなんですか?いいですね。」とお店のお嬢さん。会社辞めました、とは何となく言いづらく「ええ???」と答える自分を笑ってしまった。これからも同じような場面に出くわすだろうが答え方を考えておかなければ、と思っている昨今今日この頃である。今日の天気:晴れ
2003.06.06
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一昨日のマラソンのおかげで、昨日は足腰が痛かった。久しぶりとはいえ1キロ走るのがやっとの状態にはとんでもなくがっかりした。20年ぶりの運動らしい運動だが、ここまで体力が落ちているとは情けない。それでも歩いてはまた走りを繰り返し、4キロ程度で帰宅した。他人に見られていると思うと立ち止まることが格好悪く写りそうで、あえて人通りの多い道を選んだのだがやはり身体は正直だった。胃も痛く腹筋の無さをかみ締めながら無残であった。さすがに昨日は「恵みの雨」を言い訳に休みにした。3日坊主どころか2日も続かなかったことになる。今日は若干具合が良いので、もうじき出かけてこようと思っている。今日の目標は1.5キロを完走の後、ぶらぶらしてこようと思っている。昼間も背広を着て暑い中私用で歩いてきたから、一昨日よりほんの少し体力は持ちそうな予感がする。早く何とかしないと、四国どころではない。それでも、自分と戦うのが一番辛いことをこの歳になって再確認している。自分を騙すのは結構しんどい。今日の天気;貼れ昨日の天気:曇り後雨
2003.06.05
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会社を辞めるということがこんなにも面倒なことだったのかと、しみじみと感じている。国民健康保健の手続きをしなければならないのだが、離職表とやらがまだ届かない。会社にあった私物を家に持ち込んだまでは良いのだが片付けるのが一苦労。さすがに空気清浄機までは持って帰りはしなかったが。パソコンは自前だがスピーカーは会社のを借用していたので買わないと不便だ。いろいろとあるが、決めたからには走ろうと今日はランニングシューズを買ってきた。格好の悪いことに背広姿で百貨店まで行って来た。これから走ってこようと思っているが、初日、どうなることやら・・・結果は明日ご報告します。
2003.06.03
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長年世話になった会社を本日退職する。千葉に始まり大阪を経て東京勤務。あっという間の出来事だった。北は青森から南は沖縄まで、数え切れないほどの出張をさせてもらった。勿論仕事だが、個人であってはこれほど多くの土地に立つ事はなかったと思う。名所旧跡は全く知らないが、土地の美味しいものとお酒だけは楽しませてもらった。アルコールが飲める体質で良かったとつくづく感謝している。就業後の晩酌がなくては、今日まで続かなかったと思う。会社での最後の健康診断も「要観察」が1つだけ。これは何年間も毎年同じ診断結果だ。「辞めて何するの?」と聞かれる。当面決まったことは何もない。漠然と「四国を歩いてみたい」と思っているぐらいだ。従って、何十年ぶりかでジョギングを初め、基礎体力を取り戻そうと思っている。と言う訳で、パソコンの通信環境も新しくしなければならず、しばらく日記は休憩をいたします。ご訪問くださっている方のご理解を頂戴いたしたくお願い申し上げます。
2003.05.30
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今日はとても疲れた。朝一で銀行廻りの後、午前中は引越し荷物運び。午後は○○会議と△△会議の連続で終了が今17時30分。まぁ、泣いても笑ってもあと2日。やり残しのないようにしよう。今日の天気:晴れ!!
2003.05.28
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我が家の家計も結構逼迫しているのだがこんな時に限って「誠に申し訳ありませんが……」借金の申し込み返ってくるあてはない貸してあげればその人は救われるほんの一瞬であれ他人を救うことで痛んだ心が少しは救われる自分も救えない人間がおこがましい所業それでも明日はやってくるよ今日の天気:朝方は雨・曇りのち雨昨日の天気:曇り時々陽がさす
2003.05.27
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NHKアーカイブス「ドラマ・野のきよら山のきよらに光さす」 (1983年)左幸子 吉田日出子 杉田かおる▽四国遍路を巡る母娘…を昨晩観た。ただでさえ心が重たいのにもっともっと重くなった。重くて海の底に沈んでしまいそうだ。重い心を引きずって、今日も重たい会議。自分の心も計り知れないのに、他人の心までたどり着かない。無我・平穏…心が穏やかでなければ世界平和もない。どこかで心の浄化装置を売ってはいないだろうか?
2003.05.26
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「狼」と言う前足の長い狼と、「狽」と言う後ろ足の長い狼がいたそうだ。二匹は互いに長所を生かし二匹四脚でとても早く走ることが出来た。ところがある日油断をしたのだろう、猟師に撃たれ別々の方向に逃げたときに思うような走りが出来ず「狼狽」したとさ。夫婦であれスポーツのペアであれそれぞれがお互いをかばいあって生きていたり戦っていたりするのが常識だが、我が社の経営トップ二人は違う。人間なら一度狼狽すれば反省もし修正もするのだが何もしない。絵に描いたワンマン経営だ。強制的な二人三脚を強いて自分の失態で狼狽しても相手に牙を剥くことで解消する。そういう人間にだけはならないよう、見るたびに肝に銘じている。追伸:片方の経営者には長所はなかった。今日の天気:曇り
2003.05.23
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今日は本当に暑かった。日中外出したのだが、ヒヨワな私は汗ダクでクタクタでまいった。牛丼の汁ダクは流行っているらしい。クタクタになるまで煮込んだ牛丼にお汁いっぱいで「ダククタ」などとは言わないのか?今度から外出時のハンカチは3枚にしようーっと。マイクロミニが流行ると言われてずいぶんたつが、いっこうに見かけない。美人のミニでも見かければもう少し元気が出るだろう……などと、すっかりオジサンモードでありました。良く考えれば照れ屋な私としては、マイクロミニなんて見ちゃったらもっと汗をかく羽目に会うのあります。やっぱり見られなくて正解でした。なんでこんなバカな話しを書いているかと言うと、先ほどまで深刻な会議があって、その後少々長めのメールを1本送った。然るに疲れているのであります。早く帰って焼酎でも飲もうかな。
2003.05.22
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出勤の支度をしながらテレビを見た。中学を卒業したばかりの15歳の少年が板前修業のために住み込みで料理屋に就職をした番組だ。当たり前だが包丁などは使わせてくれるはずもなく、来る日も来る日も雑用とホール係り。ビールや食事を持って階段を上り下りする毎日だ。慣れない環境で一度家に戻ってしまうがなんとか復帰した。初給料をもらう顔には笑顔があった。15万円。5万円を小遣いにして残りは貯金すると言う。番組の最後に、買ってもらった腕時計を指差して言う。「この時計の電池の寿命は10年です。10年後には自分の店を持ちたいです。」時計は電池一つで動いてくれるが、人間はそうは行かない。さまざまな困難と闘いながら使命と寿命とを全うする。以前自分も居酒屋に勤めていたときの事を思い出した。中手フード会社の幹部候補生の名目で入ったのでホールは2日程度。直ぐに調理見習いをメインとした仕事についたが、それでもトイレ掃除から洗い場からやることは山積だった。立ち続けていることに慣れるのに1週間かかった。店長の方針に若干逆らった時はおもしろかった。逆らったと言っても、先輩社員が言いづらいことを代わりに言ってあげただけだ。朝(と言っても夕方)の朝礼でその日のシフトが発表されるが、板場は私一人だった。通常は「板場(揚げ物・炒め物を含む料理全部と洗い場)2名」「焼き場(串焼きを焼く人)1名」「その他ホール(臨機応変にレジやドリンク・洗い場当のヘルプもする)4名程度」店長はあて付けにそんな指示を出したのだが私はへっちゃらだった。先輩や学生アルバイトが心配して声をかけてくれたが、「入ってこなくていいですよ」と中には入れなかった。人数が余っているのにわざわざ変則のシフトを命じたのだから、勝手に手伝ってもらおうものなら彼らが怒られる。「高菜飯まだか……」と、わざとらしく焦らす店長。「ただ今……」とあえて涼しく答えるが、内心穏やかでない私。洗わないと皿も足りないし、不足した食材は途中で加工しなければならない。高菜飯だって一度に振れる(フライパン)のは3人前が限度。フライヤーに揚げ物を放り込んでおいて様子を見ながら違うことをやるのだ。調理場なんて皆どこもこれが当たり前だが、度素人同然の私としては結構きつかった。それでも最後まで音を上げずとうした。今で言ういじめは2~3日で終わった。半分は好きで入った職業であり我慢もした。指も何回か切ったが学ぶものも多かった。我侭ではないがそれでも1年もたなかった。15歳の彼には長続きして欲しいと願う。そして彼を育てる心が先輩達にあることを祈る。今日の天気:晴れ昨日の天気:曇り夕方より雨・一時強い風雨一昨日の天気:雨のち曇り一時雨18日の天気:曇り17日の天気:曇り一時雨
2003.05.21
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健康診断に行ってきた。今回は思い込みがあって1番を取った。さすがにスイスイ進んで45分で全て終了。但し朝からの待ち時間を入れれば2時間以上だが。血管が出にくい腕なので血液採取が一番嫌な検査だが、今日の看護士さんは上手かった。以前、両腕を叩いたり見比べたりしている看護士さんに「出ないでしょ。欠陥商品で申し訳ありませんね。」と言ったら笑ってくれたことがあった。さすがに今日は笑わせるだけの気力がなかったので黙っていた。40人程の受診者が各自の番号の席に座ってそれぞれの検査を待っている。目の前の小さなテーブルの上には検尿の為の番号の書かれた紙コップが乗っている。全ての検査終了時までに終わらせることになっているが、紙コップの置かれている席の男性に「○○番さん、検尿してきてくださいね」と看護士さんが言った。「済ませてきました。」と男性。「だってコップあるでしょ?」「済ませてきました」「どのコップ使ったんですか?」後ろの席を指差して「ここのを使いました。」余程その席の番号が気に入ったらしい。笑わせてもらった。バリウムのおかげでお腹の具合が悪いので今日はこれでおしまい。今日の天気:雨(もう入梅を感じる)
2003.05.16
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幾度も出席を求めていたが自ら放棄していた会議に、3ヶ月と5日ぶりに経営のトップが登場した。登場したと言ってもたった10分間言いたいことを言って退席したのだが……。戦略も戦術も何もないが、支配欲だけは健在だ。もともと支配とは配ったり分けたりすることだが、彼は集めるだけで全く配らない。自分勝手を絵に描いたような人物。支配したければどこかの政治家のように、それなりに配ってもらいたいものだ。明日は健康診断ゆえ、今晩はお酒を控えるよう努力しなければ。今の心境では出来るかどうか不安。今日の天気:雨昨日の天気:曇り夜から雨
2003.05.15
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別ページで紹介した「蛸の燻製:100g 1,050円税抜き」は東京では売っていない。徳島で造られる「桃イチゴ:1粒 400円程度」も東京市場には登場しない。7年ほど前初めて大阪の百貨店で見たときはこれほどまで高くは無かったが、味の良さで人気が出たのだろう。「東京市場だけが良いものばかりではない。東京が羨ましがるものを造ろう……」の合言葉で育てたものだ。ある意味でのライバルがあってこそ育てられたのだろう。築地市場には全国から最高のものが入ってくる。その市場には登場しない桃イチゴも蛸の燻製も素晴らしいと思う。江戸の初期まで文化の中心は関西にあり商品も上方の者が優れていたようだ。その時代には東京に下らない商品を文字通り「くだらない(つまらない)」と呼んだそうな。蛸もイチゴも下ってこないがそれぞれ生産者の思い入れを感じる味である。下らないどころかどちらも素晴らしい商品だと思う。最近肩口あたりの具合が悪いので、オムロンの電気治療器を使っている。立石電機の時代に市販第1号の商品(今のものとは全く違うが)がたった1台しか売れなかった電気治療器だったそうだ。以前の日記に書いたが、幾多の困難をくぐり抜け現在大活躍のこの会社も関西だ。打倒ジャイアンツの意識のもと、今年は野球も阪神が強い。東京贔屓の私としても少々考え直さねばと思っている。
2003.05.14
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昨晩はストレス解消に蛸を食べて帰ろうと寿司屋に寄った。ストレスがたまっているのは私だけではないが、社内の話しは本当に面倒で一人の時間が欲しいからだ。ところが、寿司屋のドアを開けた瞬間「マズッタ!」と思った。例の独身男性が話し相手を欲しそうに待ち構えていた。距離をとってカウンターに座り、マスターとその客の会話にも口をはさまずにおとなしくしていたのだが、何かのきっかけで彼が話しかけてきた。人の良い性格(自分で言うのはおかしいか?)故、しばらく付き合ってあげたがきりがなさそうなので早々に退散した。勘定を払って表に出てから蛸を食べていないことに気がついたが後の祭り。まぁいいか、と実家に寄ってみると「甘エビのいいのがあるよ」とお袋。手を洗って椅子に座るとなるほどよさそうな甘エビが4匹お皿に乗っていた。「お袋食べたの」と聞くと「私はもう剥いて沢山食べちゃったわよ」との事。どうやら殻付の海老を買って来たらしい。ひょっとしてと思い流しのゴミ入れを覘いたところ、あった。味噌が充分詰まった立派な頭がゴロゴロあった。「何で味噌汁にでもしないよの?」「だって知らないもん」「勿体無いね」「じゃ、今度はとっとくわよ」またしても後の祭りであった。今日はどうなることやら……今日の天気:晴れ
2003.05.13
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先日、浅野ゆうこ主演?のテレビドラマを見た。キャリアの警察署長役。これがヘタ。長いこと女優をやっているはずなのに……見事に板につかない。一体全体いつになったら上手になるのだろうか?と、ここまで書くと誹謗中傷になりそうだから付け足すと……「それでも私は彼女が好きらしい。15年ほど前に○○銀行からもらった彼女が写っているカレンダーを今も台所に貼ってあるから。」ちなみに今日は会議。結論が出せないからまた明日も会議。出せないのは私ではない。難しい問題ではあるが、ズルズルと引き伸ばして良いことは何も無い。引き伸ばして良いのは、美人の被写体を確かな技術で撮った写真ぐらい。とりあえずまた明日だ。今日はタコでも食べてストレスを解消しよう。今日の天気:雨のち曇りのち晴れ昨日の天気:曇り時々晴れ一昨日の天気:晴れたり曇ったり本日作ったページ【 蛸 】
2003.05.12
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どこの会社の新入社員も1ヶ月が過ぎ、背広姿も少しは板についてきた。普段着慣れないものはジーパンにしろ浴衣にしろ似合わない。本来板につくとは舞台用語のようだ。新人役者が舞台に上がり、回数を重ねる毎に上達していく。場数を踏んで上手くなっていくのだが、劇場の舞台のことを板と呼ぶそうだ。なるほど舞台は確かに木で出来ている。おかげさまでサラリーマンを長くやっていると、背広姿だけは板についていると自負している。しかしながら、平社員が係長になり課長になり…と肩書きが変わるたびにその役職に値する仕事内容も変わる。その変化に対応した肩書きを板につけるには相当の努力が必要だ。姿だけは立派でも不味い蒲鉾のようにはならないよう留意しよう。本日の天気:晴れ昨日の天気:雨時々曇り今日作ったページ【庭 先Ⅱ】
2003.05.09
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【まりお さん】より頂戴しました。子供がお母さんに「おやつちょうだーい」とおねだりをする様子はなんとも可愛いらしい。が、本来の頂戴は文字通り「頂(イタダキ)に載せる」の意味。きちんと両手で受けとり、頭の上に載せる。卒業証書の受取り方もこれに近い形を教わった。従って本来はトップページの一番上に置くべきで、実際一度そうした。ところがある不都合が発生したので已む無く本日の日記のトップでご勘弁を頂こうと思う。不具合を直すには今の私の技量では無理。研究をしたいが本日はまだまだやらねばならぬ仕事が山積ゆえ、これにて一件落着としてしまおう。本日の天気:晴れ(天気予報ハズレ)
2003.05.07
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昨日の日経朝刊コラムにランドセルの話があった。「背負うカバンから手提げのものに変わっていく過程で子供から大人になっていく。しかしながら最近ではスーツ姿の大人が満員電車内でも平気でリュックサックみたいなカバン(日経には正式名称が書いてあった)を背負っている。スタイルは変わってもマナーだけは大人になって欲しい」と締めくくってあった。毎朝、満員電車に乗るたびに思っていることだ。こんな当たり前のコラムを載せるということは余程書くことが無かったのか?マナーや常識を教えたり警鐘を鳴らそうというなら、マスコミも総がかりで乗り出して欲しい。ゴールデンウィーク中の醜態は見るに見かねた。路側帯を疾走する車の多さ。バーベキューの残骸を全て置いて帰る違法投棄。我々大人のモラル欠如が子供たちにも悪影響を及ぼしていることも事実だろう。若かった頃、電車でお年寄りに席を譲った。私の行き先よりも手前で降りるお年よりは、「ありがとうございました。どうぞ…」と私に言って席を立った。私の隣に立っていた若者が状況を充分に知っていて、さっさと座った。「この方に代わってもらったのです」とお年寄りも声をかけて降りていった。若者の目を見る。彼も一瞬こちらを見て目をそらす。「降りな」つまらないギャンブルを始めていた。この状態で喧嘩をすれば私の有利だ。彼の足の届く距離を充分測り「降りな」動こうとしない彼にもう一度言ったところで乗り込んでくる乗客を押しのけて彼は降りて行った。もし降りなければ強引に引きずり降ろして喧嘩になっていただろう。もう今は出来ない。「どちらが出来ないかって?」勿論、喧嘩じゃなくて席を譲ること。……冗談冗談、喧嘩です。平気でナイフなんか持ってる時代ですから。今日の天気:晴れ昨日・一昨日・その前の日の天気:全部晴れ
2003.05.06
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私鉄大手やJRの駅から灰皿が消える。千代田区を皮切りに同じく歩行中禁煙の地域も益々増えるだろう。愛煙家としては少々つらいがやむを得ないことだろう。吸わない人も増えているし、今後やめる人も増えるだろう。タバコの税収が減る分、値上げや他の物の税金を上げるのが役人のやり方だ。灰皿(灰箱?)を作っている会社は苦しくなるのだろうか?かつて専売公社に勤めていた人が言っていた。「私たち、工場の中ではタダで吸えるのよ」「いくら吸っても良いんだから、吸わなきゃソンよね」「両切りタバコの断裁前は何十センチもあるから吸い甲斐があるわよ」「タマにはタバコケースにしまって旦那用に持って帰るけど、内緒ね!」タバコを吸わない人にとっては煙が大迷惑なのは良くわかるが、迷惑なのはタバコばかりとは限らない。食事をしながらタバコを吸っていたら「やぁーね、タバコのニオイ」とオバサンが言いたげにこちらを睨む。「あんたの香水も結構キツイよ」と平然と流し目。僕のタバコは匂いでおばさんのは臭い。タバコばかり目の敵にしなくてもいいのに。早く癌治療の特効薬を作ってください。それよりも、「癌予防成分入タバコ」を作るようJTにお願いしよう。今日の天気:曇り一時晴れ【おまけ】水戸黄門が「私は、越後のちりめん問屋の隠居です」なんて言うんだけど、クレヨン新ちゃんの場合は「私は、エッチなちり紙交換屋……」になるそうだ。
2003.05.02
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2年間郵便局に積立貯金をしてきた。母親や、兄弟家族をハワイにでも連れて行ってやろうとためたものだ。2年前はまだ余裕があった。1年前から急激に仕事状況が悪化し、我が家の財政も寂しい状態につきハワイどころではなくなった。一応満期まで頑張ったので払い戻しに行った。いくら積立にしても金利の安いことに改めて驚いた。0.1%にも満たない。税金まで持っていく。会社の人間3人で昼ごはんを食べた。コロッケ定食750円×3人 の支払いをしたら足が出た。失業率過去最高の時代にあっては致し方ないのか?羽振りの良いのはサラ金。もう預けるのは当分やめる。今日の天気:晴れ
2003.05.01
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掲示板に書込みをしてくださった方のページにお邪魔をしたら、「竜君」というとっても可愛いお子さんの写真がたくさんあった。竜は普段はおとなしいが、胸に1枚だけ逆さについた鱗があり、これにさわると凶暴になるらしい。「逆鱗に触れる」と言うやつだ。今日の午前中も我が社の社員がトップの逆鱗に触れて大騒ぎ。おかげで私までとばっちりを受けた。竜の鱗が泣き所かどうかは知らないが、人の弱みには付け込まないほうがよろしいようだ。但し人を引っ張る立場にある人間には、たとえ弱みを持っていてそこを他人から衝かれても柳に風と流せるぐらいのゆとりは持ってもらいたいものだ。今日の天気:雨時々曇り昨日の天気:晴れ今日作ったページ【庭 先】
2003.04.30
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平成7年2月1日付けの辞令をもって大阪赴任となった時期があった。初めての関西生活であった。阪神大震災の直後であった。一人暮らしには慣れているが食事には苦労した。東京と比較してソースの種類の多さには驚かされた。ブルドックのウスターソースが見当たらないことにはガッカリした。串揚げと言う新鮮な文化には感激した。お好み焼きにご飯を食べるバイタリティに驚嘆させられた。普通は炭火焼の焼き鳥を重しを乗せて鉄板で焼いてしまう所業も発見した。だが、焼き鳥はやはり炭だと思った。奴豆腐にからしとスプーンまでが付いて来た時にはバカにされたと思った。電車の色も変に見えた。「何であんなゴミ箱みたいな色なの?」「そんなことはありません。高貴でステータスのある色です。」と一蹴された。昨日、めったに見ないのだが「プロジェクトX」を観た。昭和42年3月に世界で初めて駅に自動改札機を設置したのが私がけなした阪急電鉄の北千里駅だそうだ。JRを含め他の私鉄が導入を拒否する中で阪急電鉄だけが受けてくれたそうだ。今では当たり前の自動改札だが、開発元の立石電機(現オムロン)は言い尽くしがたいほどの困難と闘い努力で克服してきた。放映内容にも共感したが、阪急電車が好きになった。かなり単純な男であった。今日の天気:晴れ昨日の天気:曇り時々晴れ一昨日の天気:曇りのち晴れその前の日の天気:降ったりやんだりの雨今日作ったページ【チョットおもしろいもの】
2003.04.28
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昨日の 巨人vsヤクルト 4回戦は悲惨な結果だった。前日の功労者山田のプロ初ホームランもあり、6対3で本当に楽勝と思えた。「9回表を簡単に守ってくれよ。西村京太郎スペシャル見るんだから…」とも思いながら観戦。普通だったら勝ちを確信してチャンネルを回すのだが、河原が出てきた時になんとなく嫌な予感がしたのであえて見続けた。予感的中!7安打5得点の大逆転。「あぁーあ、これで終わりか……」裏の攻撃だって情けない。「高津のセーブ記録達成までプレゼントしやがって。」ふがいないったらありゃしない。“言ふ甲斐が無い”が変化してふがいないになったように、言う甲斐が無いのは充分承知の上で一人ブツブツブツブツ繰り返した。「ヘボ、ア●、バ○、マ★☆、ト*○……折角阪神が負けてんのに、なんばしょっとかいな……」ヘボは平凡が変化した言葉。「お前らプロだろ。素人の野球を見てるわけじゃない。5万5千人の観客にお金返せ!」と、言いながらも今日も見てみようと思っているふがいない男でありました。今日の天気:曇り一時雨
2003.04.24
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昨晩寝床についてから“八”について思い返していたら、「八面六臂」もあったと閃いた。大活躍のことだが、由来を調べたら「摩利支天」と言う顔が八つに六本の手を持つ神様がいたそうだ。「千手観音」だって千本の手で同時に沢山のことをこなせたはずだ。京都や鎌倉で見かけるが、昔の神や観音は沢山の顔や手を持つものが多い。引っ張りだこで沢山の仕事をこなしてきたことだろう。現在の政治家にも“2面2臂2舌”みたいなのが多いようだ。表の顔と手は日常生活用で、その他はみんな悪いことに使っている。区議会議員選が間近で「区民の皆様のために身を粉にして……」と宣伝カーが走り回っている。この世知辛い時代に、他人の為に身を粉に出来る人間など何人いるのだろう。人の為と書いて偽りとよく聞くが……選挙日までは我武者羅に平身低頭を貫き、当選すれば有頂天。お礼などめったに無い。仏教では、「欲望の世界を欲界」「物質の世界を色界」「物質を超えた世界を無色界」と悟りの階段を登っていく。欲界と色界を有色界と呼び、この有色界の頂上が有頂天だそうだ。所詮人間である以上、欲からは離れられない。欲があるからこそ働けるのも事実だ。但し、自ら政に携わる方々には血税を使っていることを忘れないで欲しい。八面六臂は望まない。所信を最後まで貫き通すことを期待する。今日の天気:雨一時曇
2003.04.23
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健康診断の案内がまわってきた。5月16日の金曜日のようだ。毎年のことだがバリウムは何度飲んでもまずい。青汁よりもまずい。日頃健康にはさほど留意をしていない私は、結果が気になるものの昨年までは大きな病状は発見されずにいた。今年はどうだろう。最近食欲があまり無いのが気になる。せいぜい頑張って昼にはきちんと食べるが、晩御飯も結構適当になってきた。「腹八分」と言うから食べすぎよりもいいかもしれないが、不況の世の中では食べたくても食べられない人が沢山いるだろうから贅沢な悩みと言うものか。八分といえば「村八分」というのがある。私の周りに「村十分」にしてやりたい人間がいる。仲間はずれにしても葬式と火事の時だけは助けてやったらしいから八分だそうだが、自分勝手で他人を思いやる気持ちが欠片もないヤツだから「八つ裂きの刑」にもしてやりたい。昔の死刑で手足にヒモをつけて牛に引っ張らせたというのがあるそうだが、せいぜい4つか5つにしか裂けなかっただろうになんで八つとしたんだろうか。「八方塞」「八方美人」「八つ当たり」「八百長」なる言葉もあるが、考えてみるとこの“八”はあまり良くない数字のようだが、「八宝菜」「八頭」「八目鰻」「八丁味噌」等食べ物においては悪くないようだ。ただし八種類未満の具で作った八百長八宝菜を出す店もある……今日の天気:晴れ(とっても良い天気でした)
2003.04.22
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昨日、F1イタリアグランプリを見た。勿論テレビで……シューマッハ兄・ミハエルの今季初勝利。午前中にこの世を去ったお母さんが手伝ってくれた初勝利だったのだろうと思ったりもした。本当はシューマッハ弟・ラルフとのワン・ツー・フィニッシュも予感させる序盤だったが、そこまで上手くは行かなかった。スタート直後立ち上がりの1コーナーで、ポールポジションのミハエルをラルフが抜いてトップを走る。ミハエルはピッタリとへばりつき、抜きどころのごく少ないサーキットで幾度もラルフをせっつく。15週目近辺でのピット作業をきっかけにトップは入れ替わりミハエルはそのままチェッカーフラッグを受けた。3番手を走っていたラルフだが、終盤バリチョエロにパスされて結果は4位だった。「後塵を拝す」と言う言葉がある。王侯貴族の車が通り過ぎた後の埃を拝んだのだそうだが、ミハエルにしろバリチョエロにしろ、まだまだラルフの排気ガスを拝んではいられない立場にある。街で女性とすれ違った瞬間に時として清々しいシャンプーの香りがすることがある。自分をオジサンだと再確認しているようなものだが思わず振り返ってしまう。どぎつい香水はごめんだが、こんな香りは拝してもいいと思う。人生や仕事においては拝む方も拝まれる方も一長一短だが、どちらも後味の良いようにしたいものである。今日の天気:雨のち曇り時々晴れ昨日の天気:雨一昨日の天気:曇り一時晴れ
2003.04.21
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楽天のHPで結婚を発表する方もいれば、来月にも私の勤め先の社員の結婚式があったりする。幸せを追求している書込みを下さった方もいらっしゃる。結婚とは知らなかった二人がめぐりあって一緒になることだが、辞書には「仕合せ=運命のめぐり合わせ」とある。従って「幸せ」も同じように巡り合わせを言うのだろう。但し、この「幸せ」ってやつは時として悪い表現にも使われる。例えば、周りの者は知っているが本人だけが奥さんの浮気を知らずに自分は愛されていると思っている夫を称して「あいつは幸せも者だよね……」などと言う。ストレートに言えばバカだと言っているようなもの。従って他人から幸せだねと言われても手放しでは喜べない言葉だ。手放しで何でも喜ぶのは本当に幸せ者。同じように結婚式に付き物の「おめでとう」たまたま縁あってスタートを切る二人には失礼かもしれないが、連れ添ってみなければ結局わからないのが結婚。末永く上手く行くように頑張ってと願うばかりだが、生まれてきた子供の血液型が違ったりすることがあるそうだ。勿論奥さんは知っているのだが、知らないのは旦那ばかり……くれぐれも「おめでたいヤツ」などと言われないように気をつけよう。注釈:間違っても結婚する方々を誹謗愁傷しているわけではありません。月並みですが、どうかお幸せな家庭を築いてください。今日の天気:晴れ
2003.04.18
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全くつまらない話題にも関わらず皆様より励ましのお言葉を頂戴し、誠に感謝感激雨アラレです。ここに心より御礼を申し上げます。会社勤めのサラリーマンとしては「済し崩し」的な仕事はしてきていない。この言葉、少しずつ仕事を片付けるぐらいにしか思っていなかったのだが本来は「借金を返す」ことらしい。借りたものは返すのが当たり前だが、私のバカ弟は返さないのが当たり前のようだ。弟の辞書には、済し崩しではなく「無し崩し」って載っているのかも知れない。思い起こすとこのバカ弟は学生時代から博打が好きで、マージャンも競馬もおまけにチンチロリンってなものまで私に手ほどきした。幸か不幸か私はのめり込めずに今に至っているが……定かではないが弟はおそらく負け続けて来たのだと思う。博打打が、サイコロをふる盆の中が読めずに負け続けるヘタクソのことを「ボンクラ」と言ったそうだ。まさに弟はさいの目はおろか自分の生活すら読めないぼんくら男だ。「ぼんくら」「盆暗」昔は電気が無くてロウソクだったから盆が暗くて当たり前。今は電機の時代だから「盆明」でなくてはならにのに、彼は一生盆暗をやり続けるのだと思う。今日の天気:晴れ
2003.04.17
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