全119件 (119件中 1-50件目)
自民党が提出した改正公職選挙法が、衆院本会議で可決・成立したのが18日。衆参の審議時間はたったの計9時間15分という早業だった。 参院定数を6増やすというが、気に食わないのが比例区に設ける「特定枠」というやつだ。有権者の意志ではなく、党が当選させたい候補者を最優先で決めることになる。特定枠で当選した議員たちは、決して党の方針に逆らうことはない。ただのYesマン(ウーマン)となり、民意が反映されることなどないだろう。「国会は変えなければいけない」と強調し、国会改革に関する超党派議連の会合を主導する立場の小泉進次郎氏も賛成票を投じた。不満はあっても結局は党の決定に従った小泉氏だが、「自民党をぶっこわす」と言ったお父上はどのように見られたことか。所詮、筆頭副幹事長の地位・肩書を守りたかったのか、と失望した私。野党のブーイングは盛大だったようだが、「もう国会改革なんて口にしないほうがいい」という声に彼が今後いかように挑戦するのか見物だが、難しいだろう。 ただ一人採決を棄権した船田元氏に対して、自民党は昨日、戒告処分を通知した。熟議も抜本的見直しもなされていない上での採決を棄権することが、政治家として最大限の意志表示だったのだろう。それでも処分を下し、党内他議員を縛り付けるのだからYesマンしか生き残れない。そんな彼らの政策に民意が反映されることは望めそうもない。 カジノ法案も今日、参院本会議で可決・成立する。煮詰まらないことだらけであり、世論調査では「今国会で成立させるべきか」の問いに「その必要はない」が76%の法案。施設設置数(3か所)、入場料、入場回数制限と事業者が自治体に納める収益割合程度しか取れあげておらず、政令などで決める331もの項目は法成立後となる。政権与党は「訪日外国人の増加につながる」と豪語するが、利用者の7~8割は日本人になるとの推計もあり、国内の依存症患者が増える可能性も大きい。 外国人専用だけだった韓国は、2000年に自国民が利用できるカジノを作った。まさに今の法案同様、禁止されていた賭博に特別法で抜け道を作った。どうなっているかといえば、1日平均8千人が利用し、その6割は「賭博中毒者」だという。借金で破綻する人数も計り知れない。 施設を運営するであろう海外企業が収益を上げ、依存症・中毒患者となり借金地獄に落ちていく日本人が増えるだけと懸念するのは私だけか。カジノなんてものが、国民の安心で安全な生活に必要である理由が私には理解できない。政治家さん、恐れずに党内議論からしっかりやってください。 今日の空(12時14分) いい天気です。暑いけれど、そこそこ風があって気持ちは良いです。 でも散歩にはつらいな~
2018.07.20
コメント(0)
参院の議員定数を6増やし、比例区に「特定枠」を設ける自民党の公職選挙法改正案が昨日、参院本会議で強行採決の上で可決された。民主主義の根幹にかかわる選挙制度だが、わずか6時間程度の審議で変えてしまう暴挙にはあきれ果てる。 根本的な「参院のあるべき姿」の議論はなされず、野党が提出した3つの対案も裁決なし。従って、意味不明な「特定枠」とやらは合区で選挙区を失う自民党議員の救済策としか映らない。そもそも「両議院は全国民の代表」だとする憲法の規定など心得ていないのだろう。 昨日の参院本会議で、今回の豪雨をめぐる決議案を読み上げた自民党・山本順三参院議員運営委員長。冒頭で「私の地元、愛媛県、大変な厳しい状況に置かれている」と言及したそうだ。広範囲にわたる被害の中で、地元だけに言及した山本氏。狭い了見しか持ち合わせていないようだ。「全国民の代表」たる意識が欠落している証だろう。 話題になっている片山さつき参院議員も同類だ。ご存知「赤坂自民亭」(下の写真・7月5日)での飲み会を、楽しげにツイートして批判を集めている。『今日は27回目の赤坂自民亭@議員宿舎会議室、若手議員との交流の場ですが、安倍総理 初のご参加で大変な盛り上がり! 内閣からは上川法務大臣 小野寺防衛大臣 吉野復興大臣 党側は 岸田政調会長 竹下総務会長 塩谷選対委員長、我々中間管理職は、若手と総理とのお写真撮ったり忙しく楽しい!』(片山さつき氏のツイッター・まま)と、あきれ果てて開いた口が塞がらない。 気象庁は同日午後の緊急記者会見で「記録的な大雨になるおそれ」の警戒を呼び掛けていた最中であり、予想通り同日24時までには約15万人に避難指示が出た。 各大臣を初め一国の総理大臣まで含め、50人程の国会議員がのん気に酒盛りをしていたとは情けない。無神経で危機管理能力に欠ける「こんな人たち」に日本の安全と平和は守れるのか?『お写真撮ったり忙しく楽しい!』とツイートした片山氏は、笑顔の安倍首相の乾杯写真も掲載しているが、なにが「お写真撮ったり」だ。アンタが楽しんでいる間に被災者が続出しているというのに……。 しかし、その後の片山氏のツイッターがこれまた嫌らしく思えるのは私だけか? 8日に倉敷市役所や避難所を訪問し、体育館らしきで被災者と一緒に撮った写真もアップされている。「私、仕事してます」と言わんばかりのツイートには虫唾が走る。『倉敷市役所で、危機管理官、副市長、地元選出元県議会議長から説明伺い、これから避難所へ』と書かれているが、邪魔しただけではないのか? 避難所までも、忙しい職員に連れて行ってもらったと推察する。 働き改革法案審議の際は「担当大臣がいるから」と過労死遺族との面会を拒んだ安倍首相だが、昨日は大臣に任せず岡山県入りした。ヘリからの視察があったようだが、目にしたのは日々報道されているとおりの状況・情景であろう。そんな視察のためにヘリを飛ばす余裕があることにも驚く。まだ孤立している集落・家屋もあるだろう。水・食料のみならず薬を必要としている方もおいでのはずだ。寸断された道路の先に物資を運べるのはヘリだけだ。確定された薬剤だけならドローンでも可能だろうが、医師は運べない。1機ではあっても貴重なヘリの的確な運用を優先すべきではないのか?「私も現地に行きました」なんてアピールは誰も喜ばない。身を粉にして働けとは言わないが、こんな無神経な輩には減滅させられる。 前後するが、一強多弱の政権党にとっては恵みの大雨だったろう。連日テレビで報道され、おまけにタイの洞窟救助や麻原彰晃以下オウム関係者の死刑執行がクローズアップされ、議員定数増など国会審議は蚊帳の外状態。今決めてしまえば来年の参院選には「国民は忘れている」だろうなんて魂胆だろうが、私は忘れない。 (片山さつき氏のツイッター7月5日より) みんなで親指立ててサムアップ……「何がGood!」なんだ???「どさくさまぎれに残りの法案を可決しちゃおう」? はたまた「死刑執行の前夜祭」? ちなみにこのサムアップ、中東や西アフリカなど英語圏以外の国では侮辱の表現となるそうだ。もしかしたら「日本国民はバカだから」と我々を侮辱するポーズかもしれない。いずれにしても不謹慎としか映らないこんな輩に投票はしない、と決めた私であります。
2018.07.12
コメント(2)
さまざまな週刊誌が「国産食品」について報じているのは知っていたが、今日の朝日新聞朝刊の宣伝にはびっくりした。 P.12の週刊新潮「食べてはいけない国産食品」第7弾に対して、P.13の週刊文春は「週刊新潮・食べてはいけない国産食品は本当に食べてはいけないのか?」の大見出し。これだけ騒がれているのに食の安全を担う消費者庁からのコメントは聴こえてこないがどうなっているのか? ガセネタだから知らん顔をしているのか? 出版社の意見になど一々コメントする立場にない、というところだろう。 新潮と文春の対決広告を見て脳裏をよぎったのは昨日の党首討論。 前回、持ち時間19分のうち12分を安倍首相の一方的な説明に費やされてしまった枝野氏は、6分間に渡り一気に首相答弁への疑義をまくし立てた。枝野氏の気持ちも分からないではないが違う方法もあっただろう。 志位氏への質問にも評価を避け、岡田氏の質問にも過去の国会答弁を長々と説明して時間を空費した安倍首相。論点をすり替え、質問に正面から向かわず無関係な話を延々と続けた前回から何も進歩しない。 閉会が告げられた直後に発した安倍首相の言葉「岡田さん、ルールは守ろうよ」だって。委員長からの制止を遮って超過演説を続けたのは誰だよ、あなたも一緒でしょ。こんな人が総理大臣かよ、と情けなく悲しい気持ちになった。「45分では(双方の)言い合いになる。この制度を本当に育てるなら、あり方や時間を本気で考えないといけない」と提言した片山虎之助氏は伊達に歳をとっていないということだ。「参院定数6増の法案を出したのは、一強多弱のおごりではないか?」と問われた安倍首相は「今回の案をベストというつもりはない」と答えた。「一票の格差解消もあるが、前提は定数を増やさずに解消することだ」と提言した片山氏の言葉など耳にはいるわけはない。数の力で強引に可決されるだろう。 高プロもしかり。年収1,075万円以上の専門職というが、年収で線引きできるか? おかしくないか? どのように選定されたのか? 高プロ制度で現在働く人からのヒアリングはわずかに数名。交通費=定期代も込みだというから新幹線通勤者と近距離通勤者との差はどう考えるのか? 熟議は尽くされないが「決める時には決める」の原理で可決されるだろう。 安全保障関連法案の審議では中谷元防衛大臣が右往左往した挙句に可決された。働き方改革関連法案でも加藤大臣の答弁は煮え切らない。不明瞭なことがあっても置き去りにされたまま作られる法に不安を抱く政権与党の議員はいないのか? いないのだろうな~ 「『(首相が)もう集中審議は勘弁してくれ』って言うから、『なかなかそうもいかないでしょう』って言っときましたけど」と記者に語った河村建夫氏。翌日「間違いだった」と撤回したが、どう考えても嘘つきであり黒い物を白にしちゃう輩だ。 週刊紙対決ではないが、与野党の質問と回答書を活字で新聞にでも挙げてもらえないものかしらね。国民が目で確認できる文字にすればいいかげんな答えは発せないだろうし、ご飯論法は使えまい。このままでは、本当に国民不在の国会運営となってしまうから… 今年もレモンの実がなりました。3~4個ついています。育ちはゆっくりで、なかなか大きくも黄色くもならないやつです。 しかし、毎日毎日風速7~8mの日が続きます。いやだな~ 火事には注意しましょうね~
2018.06.28
コメント(0)
カジノ実施法案が昨日、衆院内閣委員会で可決された。19日の参院本会議で可決され、今国会での成立をもくろむ政府。指摘された問題点は全く解消されず、ギャンブル依存症やマネーロンダリングの懸念は払拭されていない。 刑法が禁じている賭博を解禁する251条からなる新規立法であるにもかかわらず、たった18時間10分の審議でのまたしても与党の強行採決。 本法案の前提となったカジノ解禁法も2016年12月、衆院内閣委員会でたった2日・6時間20分で採決が強行された。「あまりにも(質問)時間が余っているので…」と「般若心経」を披露した自民党・谷川弥一氏のことはよく憶えている。「共謀罪」の趣旨を含む改正組織犯罪処罰法が成立したのはちょうど1年前(15日)。「中間報告」という異例の手段を使い、参院法務委員会での採決を省いて行われた本会議での強行採決を含め、安倍1強の下で行われてきた強行採決は後を絶たない。 いいかげんな調査しかなされていない「高プロ」を含む働き方改革法や、身勝手としか思えない参院定数6増とする公職選挙法改正も今国会で可決されるだろう。 カジノや定数増よりも喫緊の重要課題と思える財政再建計画・社会保障改革はあいまいなまま先送りとなっている。 一体全体この国の議員は何を考えているのか? 見極めるのは私たち国民なのだが… 三井商店……豆腐屋さんです。 先月、立ち寄ってみました。残念ながら絹厚揚はありませんでしたが、絹豆腐を買ってみました。一丁しか買わないのにご主人の対応も丁寧でした。味? 美味しかったですよ~ 連れ合いがトイレの換気扇を掃除してくれています。ドライバーを片手に脚立に乗って、ご苦労様です。入りにくい個所に対応するため、歯ブラシの柄を熱湯で曲げたりしています。さすが、工作員の連れ合いです。ごくろうさまね~
2018.06.16
コメント(0)
そもそも存在する物がすぐに提出されないのはなぜなのか? 組織を守るためなのか? 官邸を守るためなのか? まったく理解できない政府に、日本の将来は委ねられるのか。 イラク派遣日報は、実は昨年3月には見つけていたと昨日になって言う。「そうだろうね」と思う私。南スーダンの日報問題がメインでの特別防衛監察ではあったが、稲田前防衛相の関与はグレーの結果報告であり、白黒はっきりせず身内に甘いあいまいなものだった。(森友学園問題の会計検査院の調査も、2つの決裁文書を入手しながらも見て見ぬ振りのなおざりな結果報告だった。) 南スーダン日報も一旦は「ない」と答弁した稲田氏。出てきた時には「明日の答弁どうしよう」とオロオロしたみたいだが、立て続けにイラクまで登場されては大臣辞任どころか議員辞職にまで追い込まれたかもしれない。稲田氏をかばい続けた安倍首相官邸の考えか? 自衛隊内の忖度か?……「戦闘」に象徴されるような都合の悪い文言が含まれているなら、少なくとも安倍政権としては出したくなかったはずだ。 2014年7月、長きにわたり「集団的自衛権は憲法の容認する自衛権の限界を超える」との見解を示してきた政府だが、安倍政権は憲法解釈を変更し集団的自衛権の行使容認を閣議決定した。本来なら、この際にイラク等への派遣日報を鑑みることぐらいは必要だと思えるが、やらなかったのだろうか? 誰一人、見もしなかったのだろうか? 見ていたら、内閣では探さずとも日報の存在は知っていただろう。 採用労働制では、法案成立に向けて「こんなのはどうでしょう」と、政府に都合の良さそうなネタとして答弁したことがあだとなった厚労省……野村不動産への特別指導の経緯説明で四苦八苦している。「世界最高水準の規制」と安倍首相が豪語するカジノ法案だが、入場料と入場回数を巡って自公の綱引き……「IR」なんておかしなネーミングで呼ぶが、所詮賭博ではないか。依存症、環境悪化や貧困率拡大の不安に対する議論は聞こえて来ない。 提出する法案成立ばかりを急ぎ、都合の良さそうなことだけを強調し、不安や不信にはまったく耳を貸さずに突き進める安倍一強政治のほころびが一気に噴き出したのだろう。「信なくば立たず」と口にする安倍首相……知らないうちにやってきたオスプレイ5機が横浜を飛び立ち、さっき横田基地に到着したそうだ。「軍なくば立たず」という方が似合いそうだ… 新潟は長岡市「朝日酒造」のお酒です。 「たかね錦」というお米で、精米歩合は28% もったいないけど美味しかったです。 政治家や政府職員には28%まで身を削れとは言いませんが、心を洗い、出直してくださいませ。
2018.04.05
コメント(0)
隠すだけではなく、偽の情報を出し続ける安倍政府……往生際の悪さは限度を越えている。真相解明に向き合わず、むしろ逃げる姿勢から窺えるのは益々の疑惑だけだ。 財務省の決裁文書に改ざんの可能性があると、国土交通省が杉田内閣官房副長官に報告したのが今月5日。安倍首相と菅官房長官は、翌6日に杉田氏から報告を受けたが官邸は公表しなかった。14日の参院予算委でも「報告を受けたのは11日だった」と首相は答弁していた。言い訳作りの時間稼ぎなのだろうが、明らかな虚偽答弁ではないのか。 自殺したとされる近畿財務局の男性職員が、上からの指示で「書き換えをさせられた」とする内容のメモを残していたことも昨日報道された。 8億円の値引きにつながった地中ゴミを試掘した業者が、学園や近畿財務局側から促され、ゴミを実際より深くにあると見せかけた虚偽の報告書を作成したと、地検の調べで証言をしたとも報道された。 そもそも、昨年3月に参院予算委からの要請を受け、長時間かけて調査をした「会計検査院」は何だったのか? 財務省が提出した改ざんされた決裁文書の他に、国交省からは改ざん前の決裁文書も入手していた。異なる2種類の文書を手にしながら、いともたやすく見過ごすものか? 先頭に立つ佐川理財局長の隠蔽に事実上加担したお粗末な結果だ。会計検査院は「国会にも裁判所にも属さず内閣からも独立した憲法上の機関」と言うが、その職務・職責は全く果たされなかったことも判明した。 南スーダンPKOの日報問題で行われた「特別防衛監察」もしかり。検事や公認会計しなども参加するが、基本的に防衛大臣の直轄組織である防衛省防衛監察本部が行うもので、確信は得られない報告で終わった。 財務省での決裁文書改ざんが明らかになった途端、皆が一斉に口にするのが「佐川、佐川」……今朝の衆院財務金融委では、決算文書の改ざんに関して「関与の度合いは大きかったのではないか。知っていたか知っていなかったかといえば、知っていたと思っている」と、大田充理財局長が佐川氏について述べたらしい。悪行は正さねばならないが、トカゲのしっぽ切り、手のひら返しの仕打ちを受けぬよう、各省庁の役人さんには心新たにされることを期待する。 あの前川喜平氏が長野県で講演(13日)した際、「役人は辞めれば何でも言える。佐川さんにそう教えてあげたい」と述べたと言う。佐川氏には国会において全て真実を語ってほしいが、辞めずとも声を出す職員の登場を切に望んでいる。 加計学園問題でも文書改ざんの疑いが出てきたわけで、自殺者が出る前に勇気ある文科省職員の声を待っている。 久しぶりに戻ってきていたので撮らせてもらいました。 斜めショットのご要望にお応えして… 前回3月4日にのせたショットです。 さてさて今日は雨……何をしましょうかしらね~
2018.03.16
コメント(2)
森友学園への国有地売却に関する決裁文書が書き換えられたとする疑惑が浮上する中、「記録は廃棄した」「データはない」「(異例の取引にも)適正だった」と昨年の国会で説明を拒み続けた佐川宣寿国税庁長官が昨日辞任した。「国税庁長官の職を辞し、退職したいとお伝えし、お認めいただきました」と自ら身を引いたように説明したが、本当だろうか? 麻生財務相も安倍首相も「適材適所」と言い続け佐川氏の国会答弁を正当としてきたにもかかわらず、昨日になって「行政文書への信頼感が落ちる結果を招いた」として減給20%3ヶ月の懲戒処分を付した。決裁文書書き換え疑惑に対する財務省の対応は現在「ゼロ回答」であり、何も解明されていない。白か黒か分からない状態での懲戒処分から窺えるのは、やはり行政がねじ曲げられた証であろうし、一般人にしてしまえば国会での招致をこばみやすくするためであろう。確定申告真っ最中での事実上更迭劇は、いかに国民をごまかすかを考える政府の姿勢と受け止める。 南スーダンPKOの日報問題でも稲田朋美前防衛相は辞任し、その後の国会には招致されなかった。安倍昭恵夫付き政府職員として森友学園と財務省とのやりとりに関わった谷査恵子氏は、早々にイタリア日本大使館に栄転?というか、 事実上隠した政府。直近の裁量労働制では、異常なデータを「問題ない」と押し切ろうとした安倍首相だが、法案から削除をしたものの、責任は全部厚労省に押し付けた。注目の公文書書き換えも、財務省に全責任を被せるのだろう。 一方、近畿財務局の国有地担当部署の職員が亡くなっていたと昨日報道されたことは偶然だろうか? 遺書を残しての自殺らしいが、数か月前から休職中だったとのこと。地検特捜部の調査が迫るなかで「正直に話すか? それとも隠すか? どうしようどうしよう」と思い悩んでいたのかもしれない。 財務省は「週明け12日、決裁文書書き換え疑惑についての調査結果を公表する」としたが、1年以上に渡りまともな調査も説明もしてこなかった政府の責任は重大だ。国民に知られて困ることは隠してきた隠蔽体質を改め、身ぎれいな政治を願う。多い年…少ない年…毎年 数に違いはあるけれど、紀州南高梅みたいに立派な実をつけてくれます。連れ合いが梅酒にしていますが、今年の収穫はどうでしょうね~ ウメもぎは手伝いますよ~
2018.03.10
コメント(0)
戦争を知っている世代が政治の中枢にいるうちは心配ない。 平和について議論する必要もない。 田中角栄「だが、戦争を知らない世代が政治の中枢となったときはとても危ない」と続く。元総理は新人議員たちにこう語ったと、実業家で元中国大使の丹羽宇一郎が近著『戦争の大問題』に記す。跨(また)ぎ越してはならない線がどこかを教えるのは、体験の重しである。丹羽の引いたこのことば、雑誌「通販生活」本年春号の表紙を飾ってもいる。 (朝日新聞・折々のことば1002・2018.1.25) 角栄の予言どおり、戦争を知らない世代が政治の中枢、いやトップとなっている現在、自らの戦争体験から「憲法9条は変えてはならない」と主張してきた政治家・野中広務氏(92歳)が亡くなった。 2014年、国会与党の圧倒的多数で、解釈改憲により集団的自衛権行使容認などを強引に推し進めた安倍政権に対し「議会制民主主義が危険な状態であり、誤った道を歩みつつある」と批判。 昨年7月には「私みたいに戦争に行き、死なずに帰ってきた人間としては、再び戦争になるような道を歩むべきではない。これが信念だ」と、自民党額賀派の会合で強調し、憲法9条に自衛隊の存在を明記する自民党改憲案に反対を唱えた。 誰にも信念があり、個々が唱える信念を否定はしない。がしかし、安倍首相が目指す憲法9条への自衛隊明記……衆参代表質問で幾度も問われたが、「各党が具体的な案を国会に持ち寄り、建設的な議論を」と呼びかけるばかりで、言いだしっぺにもかかわらず説得力のある回答は皆無だった。自民党・二階幹事長への答弁では「自衛隊員たちに『君たちは憲法違反かもしれないが、何かあれば命を張ってくれ』と言うのはあまりにも無責任だ」と語った安倍首相。自衛隊は合憲だと歴代内閣も国民の大多数も考えている今、的外れな首相の答弁に呆れ、誤った道に進む危惧を募らせるのは私だけか? 沖縄で続発する米軍ヘリコプター不時着の問題に志位委員長が触れた際、「それで何人死んだんだ」と議員席からヤジを飛ばした自民党・松本文明。副大臣を辞任した。名護市長選目前のために事実上更迭だがそんなもので済ませれてよいのか? 本人は、「人が亡くならなければいいのかというような誤解を招いた」と謝罪したが、今年も早々と「誤解」の逃げ言葉。人権を守る政治家の資格がないのは明白だ。そもそも、松本文明は昨年の衆院選で落選したのに比例で復活。こんな発言を平気でするような政治家の資質に欠ける人物を比例名簿に載せた自民党としての責任を問いたい。「跨ぎ越してはならない線がどこかを教えるのは、体験の重し」……唯一の被爆国であることや拉致問題、貧困も過労死も体験をしたことのない国会議員には無理なことかもしれないが、戦争への歩みだけは踏み出してはならない。 やべさんの自家製メンチカツ……本当は一人前2個なのですが「大きいから1個にしておきましたよ~」と私用にはありがたいハーフです。でも、美味しかったからもう1個食べたかったな~ 今日もブツブツ書いてしまいました。寒いし風もあるし塗装はできないです。連れ合いが買ってくれた手袋をして、散歩にでも行きましょうかしら…
2018.01.27
コメント(0)
「嫌な夢を見てました」と、今朝 起きた時に連れ合いが言った。 宿泊先で、義母が千円札・一万円札をハサミで細かく切っていると言う。食事を頼んだら用意できるのが牡蠣御膳なので、「あたし嫌いだから要らない」と言われ困り果てている夢だそうだ。「温泉浸かると風邪ひかない」と義母にせがまれて、年数回は箱根にお供する連れ合い。週明けにも行かなければならないので、そんな夢を見たのだろう。 本人は決して認めないが、私の母はれっきとした認知症……買い物こそ一人で出かけられるが、在庫の沢山ある物を買って来て、肝心な品は忘れる。探し物は日課で、口にしたことや尋ねたことは右から左に忘れていく。高齢だから仕方ないが、朝から晩まで傍らに付き添い、疲弊している連れ合いには申し訳なく思っている。「1億総活躍」「働き方改革」と安倍政権は声高に叫んでいるが、高齢化に伴ってどんどん増えていく認知症患者へのサポートはどうなるのか? 連れ合いも、出来れば外へ働きに出たい一人だが、世の中には同じ環境にある方が数えきれないほどおいでだろう。 認知症に関わらず、家族による「在宅無償ケア」が国の医療費抑制に大いに貢献している。慶応大学の研究グループが、家族によるケアを費用に換算した2015年の発表がある。「1人にかける家族らのケアは週平均で約25時間。民間ヘルパーの費用などから、1人あたり年間382万円」だそうだが、家族が担う役割の大きさに改めて驚く。 内閣府による2016年の発表では、総人口1億2,693万人に対して65歳以上の高齢者人口は3,459万人であり、割合(高齢化率)は27.3%となっている。既に4人に1人が高齢者なのだが、2036年には33.3%で3人に1人となるそうだ。高齢者同士による老老介護にまっしぐらということだ。 ちなみに世界保健機構(WHO)や国連の定義では、高齢化率が7%を越えた社会を「高齢化社会」、14%を超えると「高齢社会」、そして21%を超えた社会は「超高齢社会」としているそうだ。そうであるならば日本の場合は「超」を付けるべきなのだが、そう呼ばないのは国民の意識・感情・不安を刺激したくない政府の考え方からなのだろう。憲法改正よりも先に考えるべきことがあるだろう。現実に目をそむけず真摯に受け止め、真実を語り施策に取り組んでいただきたいものだ。 23日夜に連れ合いが作った雪だるまは、58時間経ってもかろうじて残っていました。首の皮1枚でつながっている姿を見て「私みたい」とつぶやく連れ合い。日々の献身的在宅ケアに感謝しています。
2018.01.26
コメント(0)
森友学園への土地大安売り問題に関して、「事前に価格交渉をしたことはない」「交渉記録は廃棄した」と財務省・前理財局長の佐川宜寿が一貫して突っぱねてきた答弁は何だったのか? 職員と学園側との音声データが出てくると、「価格ではなく金額のやりとり」と苦しい言い訳。今回公開された文書は「面談・交渉記録ではなく、交渉に際して庁内で作成した報告文書、回覧文書」だと言う。何を守りたいのか? 国民を愚弄する仕事ぶりには呆れるばかりだ。『20年度赤字10.8兆円に拡大・基礎的収支試算 黒字化27年度』と朝刊にあるが、そもそもこの「基礎的財政収支(PB=プライマリーバランス)」の黒字化という表現にごまかされているのが国民の大多数だろう。 社会保障や公共事業、防衛や教育などにかかる政策経費を借金に頼らず賄えるかの指標がPBであって、PBが黒字になっても国の借金は減らない。国は毎年30兆円を超える借金を続け、地方を含めた借金残高は1兆円を超える。この借金を返す国債費の中の利払い費用も税収などで賄っているのが現実だ。くどいが、政府の言うPBを黒字化させるだけでは国の借金は1円も減らない。 従って、基礎的なんてゆるい黒字化目標でごまかそうとせず、根本的な「財政収支の黒字化」を目指さなければ50年先もこの国があるのかわからない。仮にPBの黒字化が27年度に達成できなかったとしても、その時には安倍首相は首相ではない。責任など誰も取らないだろうし取れないだろう。ならば、ごまかしに加担するのではなく、自らの信念で国民に恥じることのない政治を履行することを国会議員には求めたい。久々に始まった国会……事実、真実に則った議論を切望する。 昨晩、外にゴミを出したついでに連れ合いが作っていました。私も作ったことを知らなかったのですが、そろって子どもみたいです。 寒いから今朝もちゃんとこのとおり……日頃から草むしりや掃き掃除をしてくれているので、どこに赤い実の木があるかを知っていました。残雪をかき分けて2粒持ってきたあたり、感心されられます。 8時40分の空……今日も天気は良さそうですが、風が冷たいです。塗装の屋外作業は無理そうです。散歩も考えられますが、裏道はまだ少し危なそうです。さてさて、冥土までの今日の暇つぶしを考えましょう。
2018.01.24
コメント(0)
北朝鮮が昨日ミサイル[火星15]を発射した。 北朝鮮漁船の漂流・漂泊が続いている海域に落下させたのだが、自国民が被害にあっても軍事力アップの犠牲は厭(いと)わないのだろうか? 運悪く命中されても「万歳!!!」と、お国の成功を祝って死んでいくのだろうか? (前略) 御国は 俺達死んだとて ずっと後まで残りますよネ 失礼しましたで終わるだけ 命のスペアはありませんよ 青くなって しりごみなさい にげなさい かくれなさい (後略) と、今は亡き加川良の教訓Ⅰを口ずさむ私であります。 第2回全日本フォークジャンボリー(1970年)に飛び入りで歌い、翌年ファースト・アルバム『教訓』を発表して以来、今年4月に亡くなるまで歌い続けてきた。西日本新聞2014.11.16にこんなコメントがある。『当時はベトナム戦争があってましたから反戦の歌だと思われがちですけど、本当は命の歌。生きているからこそ良き人と出会っていい時間を持てる。生活も大笑いも大泣きも…年取るってそんな悪いもんじゃない。命は一つでも100回生きたという人もいるでしょうし。やっぱ生きてないといかん、という歌ですから』 歌い続ける理由を『新曲ですよ。歌うたんびに新曲だと思えるんです。「集団的自衛権」というタイトルで歌ってます(笑)。歌詞は何も変えてません。「福島第1原発」というタイトルでもこのまま(当てはまるわけ)ですし。』と話しておられたが、まったくそのとおりだと共感する私であります。 さてさて、今回のミサイル発射の兆候を捉えた情報は、27日から政府内では駆け巡っていたという。国民には知らされなかったが、安倍首相は自宅には帰らず公邸に連泊(27日・28日)したようだ。 北朝鮮の情報収集や分析は米国や韓国に大きく依存しているので、勝手に日本だけが国民に公表できないことは理解する。一方で、日本が独自に収集した情報をもとに公表しても、北朝鮮が計画を変更するリスクがあるとの見方もあるようだ。計画を変更せず、さっさと発射しろということなのだろうか? 早く打ち上げてくれないと家に帰れない首相の気持ちも分からないではないが、圧力だけでは今後も続くだろう。 ちなみにミサイル発射が済んだ昨晩、安倍首相は松本楼でフランス料理を食してお家に帰ったようだ。衆参国会答弁も概ね済んだ、と楽しくワインでも飲んだのだろう。 母さんが 夜なべをして 手袋あんでくれた と、これまた懐かしい童謡を口ずさむ私… 安倍首相が料理とワインに舌鼓(つづみ)を打っている間も、官僚たちは「詭弁」と言われないような言い訳・ごまかしの答弁書を夜なべして考えていたことだろう。特に、誰が聞いても筋の通らない歪曲された作文を強いられる文科省・財務省の官僚は頭が痛いだろう。 同情はするが、断じて共感はしない。疑念・疑惑を解明せず強引にねじ曲げて隠し通す様は、神戸製鋼を初めとするデータ改ざんとなんら変わることはない。真実から目をそむけ、なかったことにしてしまう現政権・官僚の姿こそ国難だろう。
2017.11.30
コメント(0)
国会における衆院予算委員会質疑が始まった。名のとおり予算委員会だから予算に関しての質疑も十二分に行ってもらいたい。 解散総選挙で急ごしらえした自民党の公約=予定される消費増税による税金の使い道変更も話題となるだろう。安倍首相が独断でなおかつ思いつきのように決めた幼児教育無償化により、2020年度のプライマリーバランス(基礎的財政収支)の黒字化は困難となった。先の見通しも示されていないのだからはっきりさせてもらいたい。限られた予算で執行される国政だから、優先順位をつけて行うことは理解するが、突如外した梯子がそのままで良いことにはならない。真摯に丁寧に…と繰り返す安倍首相には、有言実行を求めたいが無理だろう。 安倍政権となってから、聞き心地の良い政策方針を打ち出してきたが国民にしてみれば「暮らしが良くなった」との実感はない。 女性活躍、途上国支援、一極集中是正などなど多くの施策達成年度を2020年としてきた安倍首相だが、17日の所信表明演説では、「幼児教育の無償化」を一気に進め、「32万人分の保育の受け皿」を作り、「生産性革命の集中投資」を続け、「除染土壌」を身近な場所からなくすことも2020年を期限とした。どこからそんなにお金や労働力がでてくるのか不思議でならない。 話はそれるが、日本の人口が1億人を突破し高度経済成長の最中、1966年放送された「ウルトラQ」……立派な住宅や最新の国産車、高速道路もジャンクションも当然ある。番組制作が始まったのはその2年前の東京オリンピックの年だそうで、タイトルは体操競技から生まれた「ウルトラC」にちなんでという。 内容は公害など高度成長の負の側面を指摘し、浮かれる社会に警鐘を鳴らすものだった。負の側面役を担うのが怪獣だが、「ウルトラQ」にはウルトラマンのようなヒーローは登場しない。人類が起こしたことを、人類が解決するストーリだ。エネルギー問題、自然災害、人口問題、異常気象などの社会問題をテーマにしていたが、いずれも50年経った現在においての重大課題だ。原発、震災、少子化のリスクと直面せずに放置し続けた結果が今日の姿ということだ。 臓器移植や人工血液の普及により医学が進んで寿命が500歳に達したケムール星……衰えていく肉体だけはどうしようもなく、ケムール人は地球から若者を誘拐して自分たちの体と交換する。「ウルトラQ」の秀作の一つとされる「2020年の挑戦」……子どもながら私も観た記憶がある。 東京五輪があるということだけではなく、2020年に向けては問題が山積してる日本。安倍首相が列挙する「2020年の挑戦」は、まさに言うは易しだが国会議員にはきちんと負の側面も検証してくれることを期待する。挑戦だけなら誰にでもできる。失敗しても責任をとらないのだから、転ばぬ先の杖だけは数多く準備しておいてもらいたい。 さて、今日は午前午後ともにNHKで放送されるのだが、朝から自公与党の質問がほとんどで、野党は夕方からだ。野党の出番である明日のNHK放送予定には、今のところ国会中継は記載されていない。会計検査院が公表・指摘した森友学園の問題点解明も国民にとっては関心もあり重要案件だ。 与党は従来の質問時間を大幅に増やし野党の追及をかわしたいのだが、その野党の追及を国民に見せたくないのがNHKの考えなのだろうか? 「国民の皆様に丁寧に説明する」と言ってきた安倍首相の真摯な答弁を国民は求めている。NHKよ、どうぞ明日も中継してくださいませ。受信料払ってんだから……[居酒屋 べったこ]……目黒駅から権之助坂を少し下った左側……石段をさらに下ったところが店なので見落としがちですが、ずっと前から「一度入ってみたい」店です。焼鳥は、鳥肉だけでなく牛や豚もあるみたいですが、[イカげそさび焼き] っていうのに興味のある私でありますが、おそらく、たぶん、きっと行かれないことでしょう。 ブツブツ親父ボヤキは連れ合いが嫌うので、こんなのも載せました~
2017.11.27
コメント(0)
2016年度決算検査において、国費の無駄遣いや不適切な経理など改善を要す事業が423件、874億円であったと会計検査院が公表した。指摘金額は過去10年で最少だというが、はたしてそうなのか素直には受け取れない。身内に甘い組織だろうし、森友学園の土地値引きの調査結果も一向に出て来ない。 そもそも、検査をして無駄遣いや不適切な処理が明らかになっても、担当者はせいぜい減給1/10(1か月)なんてことでおしまい。失った税金は戻ってこない。各省庁の国費を使う姿勢がおろそか過ぎるから、毎年指摘を受けるわけだ。指摘を受けずに済む=正しい使い方=当たり前がなぜ出来ないのか不思議でならない。『厚労省「前渡し金」不正処理の温床か』(朝日新聞) 厚生労働省の戦没者遺骨収集事業で、職員が879万円を水増しした領収書を旅行会社に作らせ、経理の精算をしていたって。現地でしか使えないとする「前渡し金」から旅行会社に支払っていたようだが、振込を使わずに現金を持たせるからこういうことになる。長年に渡りこの方法で省内の飲み代・遊行費を捻出していたのでは? と勘繰れなくもない話だ。『辺野古「警備費過大」防衛省83億円で発注』(毎日新聞) 国土交通省が民間に委託した辺野古での海上警備業務……同省の定める警備員の日割基礎単価(15年度)が7,500円~1万100円に対して、受注業者の見積書は3万9,000円~9万円と記載されていたと。受注した渋谷区の警備会社は、普天間飛行場移設反対派に対する警備の「特殊性」を口実として人件費を過大に見積もったようだが、それをスルーしちゃう国交省の責任は重い。 会計検査院は、公表単価で算定すると約1億8,880万円低減できたと指摘したようだが、この案件にはもっと怪しいところがある。 2015年1回目の同省予定価格24億790万円に対し、23億9,481万円で落札した時以来、98%~99%と常に限りなく100%に近い落札率で同一会社が受注し続けているという。国交省は当初の委託業務入札に際し、入札前は3社に見積書を依頼したが2社が辞退したため、1社が受注したと言っているらしいが、疑惑の匂いがプンプンするのは私だけか? 一般庶民の知らない所で、お金が流れているのだろう。そうでないのなら、きちんと検証をしてくださいませ。どうせやらないだろうけど……『マイナンバー巡り補助金を過大交付』(朝日新聞) 403万円と上記に比べれば額こそ少ないが、2015年度に実施されたマイナンバーカード発行手続きに関する補助金が、大田区や世田谷区などに多く渡っていたらしい。『新型DNA鑑定装置 7県警、配備5年使用ゼロ』(朝日新聞) 捜査で利用するDNA鑑定の増加に対応するため、警察庁は新型の鑑定装置を全国47都道府県の警察に配備した。しかしながら、7県警(富山・滋賀・鳥取・島根・岡山・山口・愛媛)は、新型装置が導入されてから5年以上たっても一度も使われていなかったって。7県分の装置の値段は、計9,782万円だと言う。「鑑定数が少なく使う機会がなかった」とか「作業が面倒」なんて言い訳のようだが、要らない物に税金を使って欲しくない。 鑑定数が少ない2県警の装置は他県警に移すと言うが、導入時に必要数を調査しろよ。操作性を改善した新開発のソフトウェアを7県警中5県警には導入するというが、導入時点で検証されていなかったのか? 使う側の意見が反映されていない新型を発注したのか? ソフトウェアの新開発もお金かかってるんでしょ? それにしても1億円程の機材が5年以上ホコリをかぶったままとは、無責任極まりない話だ。 止めようと思いながら、今日もブツブツ書いてしまった。『安心・安全の日本復活”民主党不況”からの脱却』と題された、平成22年12月17日の自民党基本方針を今一度読んで、怒っている私だ。 何を叫んでいるかといえば『バラマキ4K施策の撤回』が先頭の方に書かれている。あったね~「4K」=子ども手当、高速道路無償化、農家の戸別所得補償、高校授業料無償化……民主党が行ったこれらの政策を財源なきバラマキと自民党は非難した。しかしながら、安倍首相を筆頭に与党自民党が今やろうとしていることと何が違うのか? 高校無償化を反対していた連中が、大学の無償化を言いだす。幼児教育無償化とも公言するが、子ども手当の延長線だろう。 さらに『「努力するものが報われる」との基本的考え方からすれば、控除は残し、給付は真に必要な人に限定すべきである。』と、ご丁寧に黄色マーカーまで引かれていた。にも拘らず、3歳から5歳で幼稚園・保育園に通う場合は、親の年収に関係なく全て支援する方向だ。 野党時代に自分たちが要求して獲得した国会での質問時間配分を、今度は変えろと言う。若手がテレビに登場できないって? 議員の仕事は質問だけじゃないだろう。きれいさっぱり忘れた様子でリセットする。今まで言ってきたこと真逆なことを平然とやろうとする現政府を注視しなければならない。……もっと言ってやりたいが、疲れたから今日はおしまいにしますよ~
2017.11.10
コメント(0)
「復興『ありがとう』ホストタウン」と政府が銘打ったプロジェクト…… 東日本震災で被災した東北3県の全127市町村に、東京五輪・パラリンピック参加国との交流事業への参加を募ったところ、応募が11市村にとどまったそうだ。9月15日から昨日までに参加を求めていたが、「五輪を考える余裕はない」との声もある中で内閣官房担当者が必死に奔走し11市村を確保したという。 「復興が佳境。マンパワーが足りず、五輪の検討まで追いつかない」「復興と五輪は根本的に別物…」との声が漏れるとされるが、当たり前のことだ。政府が掲げた「復興五輪」はかけ声倒れとなったわけだが、そもそも五輪など招致したことが間違え。過労死自殺作業員まで出した新国立競技場などなど、多くの五輪会場建設に人手がさかれ復興は手薄になったままだ。未だに仮設住宅住まいの方、県外を含めて避難されている方がどれだけいらっしゃるのか、政府にはお構いなしなのだ。 マスコミは継続的に報道しないから都民国民は直ぐに忘れるが、イギリスの女性建築家ザハ・ハディド氏が当初案をデザインした新国立競技場。建設が難しかったのか? 工事費が高くなったのか? 結局やり直しになったが、ザハ氏には膨大なデザイン料が支払われた。都民・国民からすれば税金の浪費・無駄遣いのなにものでもない。にもかかわらず責任の所在など明らかにされないまま放置されている。これ一つも検証できずにいる者たちには、再発防止は無理だろう。いずれまた同じような事が起きるだろうし、「どうせ他人のお金」と捨て置かれてしまう。 他人のお金で思い出したが、「復興特別所得税」ってのがある。東日本大震災復興のための施策を実施するために必要な財源として、政府が国民に負担を求めたものだ。[基準所得税額の2.1%]だが、サラリーマンは給与から自動的に源泉徴収されているから気付かずにいる方も多いだろう。しかも平成25年から始まった本特別所得税の徴収期間は、なんと平成49年まで続く。どのように使われているのかはあまり聞こえて来ないが、あと20年も先まで復興は終わらないということだろうか。いずれにしても国民から財源だけは確保しておきながら、肝心の作業が進まない地元の方々に五輪などは無用の長物でしかない。 今回の選挙では、10%への消費増税の使い道変更や凍結などが話題となった。だまって払わされる特別増税より分かりやすいが、2%増税の正しい使われ方を願っている。
2017.11.01
コメント(0)
『野党の質問時間 削減検討』…… 政府・自民党は、衆院での与野党の質問時間配分を見直すという。現在は、与党2割、野党8割で配分されている質問時間だが、議席割合より多いからと、野党の時間を減らそうとしているらしい。 与党は、法案を提出する国会前に政府から説明を受けて内容を了承している。従って、質問時間は野党のほうが多くて当たり前だ。出された法案に瑕疵はないのか? 不備はないのか? などなど慎重に審議し国会の行政監視を行うのも野党の大切な役割だが、数の力を理由に更に自分たち勝手な土俵を作りたいらしい。「これだけの民意を頂いた。我々(自民党)の発言内容にも国民が注目しているので、機会をきちんと確保していこう」と安倍首相は指示したという。提出された法案内容は質問時間にではなく、事前に国民に向けても説明をすればいいことだ。大好きな読売新聞に記載してもいいだろう。同じお金を使うなら、自民党のテレビコマーシャルを打つより余程いい。その上で、野党の質問に答えればいいだろう。 そもそも、答弁する大臣すら法案内容を熟知していないのが現政権だ。「安保関連法案」の国会審議において「(今回の法案で)隊員のリスクは増加しない」と軽々しく答弁して野党の集中砲火を浴びた中谷元防衛相。中谷がコケれば法案は終わりだと危機感を募らせた官邸は「答弁でボロが出ないように”一から勉強させろ”」と指示した経緯もあったようだ。「私の頭脳ではちょっと対応できない」「詳細については成案を得てから答弁する」など、「共謀罪」審議を混乱させた金田元法相。一般人が共謀罪の捜査対象になるかを問われ、「捜査の対象にはならない」と金田氏は断言したが、盛山福大臣が「対象にならないことはない」と述べ、結局は林刑事局長がほとんどを答弁することとなった。 担当大臣ですらまともに答弁できない法案を、いとも簡単に提出してくる政府はいったい何をやっているのか? 国民に分かるような説明などないまま、時間が来れば多数決で決めちゃうんだからいいやと思っているのだろう。 そうだ、思い出した……自民党よ!!!「カジノ解禁法案」の審議を忘れたのか!!!わずか5時間33分の審議で強行採決した昨年のカジノ法案だ。40分の質問時間をもらって最初に質問に立った谷川弥一議員。「一応質問が終わったのですが、あまりにも時間が余っているので」と前置きして始めたのが般若心経と解説。それでも時間が余っていると、夏目漱石の作品紹介まで持ち出し、法案とは無関係なことに時間を浪費した自民党議員。 こんなお粗末な連中がいるにもかかわらず時間を増やそうなどとは、恥知らずであり暴挙としか言いようがない。「丁寧に説明」「謙虚に」の言葉は、やはり安倍首相の心には存在しないようだ。 今日も一人 怒ってしまった。ダメだなぁ~
2017.10.28
コメント(0)
2018年度の税制改正で、財務省がたばこ税の増税を検討しているって… いつものことだが、困った時 真っ先に狙われるのがたばこだ。家庭内での喫煙まで制限しようとし、悪者扱いされているにもかかわらず、愛煙家にしわ寄せを押し付ける都合の良い話だがその理由に納得ができない。 なんと、2019年10月の消費増税時に導入する「軽減税率」で、目減りする税収=約1兆円の一部穴埋めに使うんだと。 軽減税率は、消費税を10%に引き上げた時に飲食料品などの税率を8%に据え置くことだ。この据え置いた税収の伸び不足が1兆円だというのだが、無理やり他から持ってくることしか考えない官僚や政治家には腹が立つ。 1兆円のうち4千億円分は、低所得者の医療や介護の負担を軽くする「総合合算制度」を見送って捻出するという。残る6千億円の穴埋めにたばこに目を付けたわけだが、おかしくないか? 幼児教育無償化、高等教育無償化と、子育てや教育に税金を使うことを悪いとは言わない。だが、低所得者の医療や介護も重要な問題だ。医療、介護と言うと真っ先に思い浮かぶのは年寄りだが、それらを必要とする若年層の人も大勢いる。 政府は「全世代型の社会保障制度」と銘打ち、社会保障と税の一体改革を謳うが、どこまで真剣に考えているのか疑問だらけだ。身を切る改革は履行されず、選挙となれば票の集まりそうな消費増税分の使い道は幼児教育の無償化に変更する。赤字の穴埋め対策は未定のまま、年金だって増えはしないだろう。なにが全世代型なのか意味不明だ。 ちなみに前回のたばこ増税は2010年だった。1本3.5円、1箱(20本)あたり70円の増税だったが、今度は1本5円ぐらは上げるんだろうな~ 悔しいけど、そうなったらたばこ止めようかな~
2017.10.25
コメント(0)
第48回衆院選挙は、自公で定数の3分の2を維持する与党の大勝だった。 世論調査では、内閣支持率と不支持率が並び、安倍晋三首相の続投を「望まない」の声も51%で、「首相続投を望む」34%を大きく上回っていたのに…… 国会で自民党だけが強い勢力を持つ状況を「よい」は15%、「よくない」は73%だったのに…… 森・加計問題解明に向けて要求された臨時国会を3か月も引き延ばしたあげくの大義なき冒頭解散に、国民は怒っていた。「国難突破」だと、後付けの大義を打ち出し600億円とも言われる多額の税金を投入した選挙だったが、終わってみれば安倍政権が任期延長を勝ち取っただけのことだ。 冒頭解散で逆風だった与党を助けたのは、民進党前代表 前原誠司氏と希望の党代表 小池百合子氏の政略優先の姿勢だった。最大の敗因を作り出したのは小池百合子氏以外の何者でもない。野党共闘をしなければ絶対に勝てない勝負に「排除します」を口にした瞬間、嫌われていた安倍首相を追い越して一番嫌いなのは小池百合子氏となった。 昨夜、本人もおごりの反省を口にしていたが、自身の野望の為に国民の声が充分反映されない選挙結果となってしまったことへの責任は重い。「排除」の言葉もだが、希望の党は野党共闘をせず235人も擁立した。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるの考えからなのか、戦略もなく定数の過半数を超える候補者を出馬させた結果、自公以外の比例票も割れ、当然のように自民党を楽々圧勝させることとなった。 何事もなかったように安倍政権がスタートする。自民党 二階俊博幹事長は昨夜のNHKで「安倍首相への信認は十分ちょうだいした」と宣言した。顔ぶれも変わらず安倍1強の傲慢政治が続くわけだ。 推定投票率は53.6%と、前回衆院投票率に次いで戦後2番目に悪い。投票したくても行かれなかった人もいるだろう。だが、諦めや無関心で投票をしなかった有権者が多いことにも驚くと同時に異議を唱えたい。 50%そこそこの投票率の結果を持って「信を得た」と言わせていいのか? 以前も書いたが、前回2014年衆院選の投票率と小選挙区での自民党得票率からは、有権者の4分の1しか自民党支持者はいない結果だった。憲法解釈を変更したり無視するような姿勢の安倍政権に、有権者の4分の3の声は届かないことになる。どの候補者を選ぶか、どの党に投票するのかは個人の自由だが、棄権はせずに一人一人の民意を示してもらいたい。 台風21号の猛威によって各地で被害が出ている。被害に合われた方々や地域への早急かつ十分な対応を政府には求める。安倍晋三さん、トランプ大統領とゴルフなんかやってる場合じゃないよ~ 警護などに割く人員は、少しでも復旧にまわしてくださいよ~
2017.10.23
コメント(0)
超大型の台風21号……明日から月曜日にかけて西日本や東日本の太平洋側を中心に大雨になるって。 国会での論議を何一つ行わないままに「国難突破」だとして衆院を解散した安倍晋三首相。少子高齢化や北朝鮮を国難だと言うが、どちらも今に始まったことではない。結党以来、多くの時間で政権を担当してきた自民党は、いったい今まで何をしてきたのか? その責任や反省は安倍氏の口からは発せられない。「真摯に、丁寧に、愚直に」と言うが口先だけだ。 公約に「憲法への自衛隊明記」を掲げるが明確な理由も詳細も明らかでない。憲法改正をしたら日本はより平和で安全になるのか? そんな簡単なことではないはずだ。 増税分の使い道を急遽変更するとも公約に掲げるが、メリットもデメリットも明確ではない。幼児教育も重要案件だが、受け皿となる施設や人不足はどうするのか? 待機児童ゼロ解消の期限は今年だったが、果たせないでいる安倍首相からお詫びの言葉は聞こえて来ない。 報道機関の事前調査によれば、自民党が大勝するようすだが本当にそれでいいのか? 自民党議員の全員が嫌いなわけではない。少なくとも異論を口にしない金魚のフン状態の議員たちが (金魚のフンは自民党だけではないが…) 嫌いなだけだが、このまま安倍政権が継続すれば間違いなくより一層の「傲り政治」が蔓延ることだろう。 小池百合子氏の個人的野望によってぶち壊さようとしている今回の選挙だが、国民に対して良いことも悪いことも最後まで丁寧に説明をしてくれそうな候補者に1票を投じたい。 明日の投票率は上がらないだろう。受け皿がないとか、政策が不明確だとかさまざまあるだろうが、大切な1票を放棄せず、今日のうちに投票に行きましょう。
2017.10.21
コメント(2)
解散総選挙が始まった。 やくさんの絵のように、大人しくしていてくれればよいのだが…… (2017.10.13 朝日新聞)「女性が輝く社会」「1億総活躍」「人づくり革命」「幼児教育無償化」……次々と新しいキャッチフレーズ、聞こえの良い文句を並べる政権だが、こうした言葉は私たち国民の生の声を反映しているだろうか? 本当に実現できるものなのか? 少子高齢化も国難だろうが、国の赤字解消は後回しでいいのか? 都合の良さそうな言葉ばかりを並べているが、「ココロ 国民にあらず」と見える。
2017.10.15
コメント(0)
『私、東京都知事といたしまして今、47都道府県のなかでも、もっともお買い得な都知事となっている。1番報酬的にはお安くなっておりまして、2番目にお安いのがこちら(日本維新の会代表の)大阪府知事、松井一郎さん。』と、7日に希望の党代表 小池百合子氏が街頭演説で自負した。「お買い得な都知事」とはどういうこっちゃ? 給料が安いからいいってもんじゃないだろう? 成果と賃金とを見比べて「お買い得」だったかを判断するのは都民である。まだ小池都知事には成果らしい結果は見当たらないにもかかわらずの公言からは「自分ファースト」がよ~く窺える。 1番安いのが自分で2番目が松井知事だと言う。確かに両氏とも削減をしているが、小池氏の年収は期末手当を含めて総額1401万9096円。松井氏は1768万3680円。 ただ、山形県の吉村美栄子知事をお忘れの小池氏……吉村氏の年収は1649万4810円であり、安い順に3人を並べると、小池氏、吉村氏、松井氏となり、松井氏が全国で2番目ではない。 自分あるいは自分たちに都合の良い数字を用いるのが政治家だが、小池氏の言葉にも欠損していることがある。大阪府と山形県は、退職金の支給はない。一方、小池氏が4年間知事を務めると3634万1760円の退職手当が支給されるしくみが東京都には存在する。退職手当を4で割ると年間900万円ほどとなり、年収にプラスすると2300万円……どこがお買い得なのか? 「総合的に判断する」と常々仰る小池氏だが、片手落ちの自己PRなど誰も望んでいないし、嘘をついてもらっては困る。 衆院選に向けて伸び悩んでいる希望の党だが、小池氏は昨日の街頭演説では森友・加計問題に時間を割いて政権批判のトーンを上げた。 新聞各紙から「堅調」と報じられた自民党も、具体性に欠ける政策の他に野党を引き合いに持ち出す演説が目立つ。『我々が政権奪還前のあの時代を思い出して欲しい。あの時のメンバーが別の政党を作った。本質を見ていこうじゃありませんか』(12日安倍首相)『絶対に(安保法制を)廃止すると、野党共闘していたが、看板政策を投げ捨ててまで当選したいと希望に行った。信用できない』(菅官房長官) 悪口の言い合い演説をする者たちは、大臣とか先生とか呼ばれる者だけが日本を作っているのではないことを認識していないようだ。省庁職員~村役場、消防や警察、もちろん自衛隊の方々もだが、雨の日も風の日も働き続けている一般国民の働きが日本という国を支えていることを無視したように映るのは私だけだろうか? 傲りもいい加減にして!! と言いたのは私だけだろうか?『原発30キロ圏まで補助金拡大』(朝日新聞2017.10.13) 原発の立地自治体に限って支払われてきた国の補助金が今年度から、原発から半径30キロ圏内の周辺自治体にも支払われる仕組みに変更されていたらしい。 16年、17年度に各45億円の予算を付け、16年度の補助実績は3億6千万円。17年度は周辺自治体に約5億円が支払われ、立地自治体には30億円が支払われる見通しで、経済産業省の来年度概算要求には50億円が盛り込まれているという。 初耳でありこんな話は見聞きした覚えがないが、新聞によれば「補助金の要領は経済産業省のHPで閲覧できるが、変更したことを同庁は報道発表していない」と書かれているから私などが知らなくて当たり前ということだ。「新たに対象となった周辺自治体に向けて説明会を開き、拡大を知らせた」と言うが、再稼働に慎重な姿勢をとる周辺自治体にアメを与え、再稼働容認の流れを作りたい政府の意図だろう。 糸島市を非難するものではないが、九電玄海原発の30キロ圏内にあり再稼働への態度を保留してきた同市は4月に容認に転じた。容認の表明は、くしくも補助金交付決定の3日後だったそうだ。 私たちの知らないところで隠されるように粛々と行われる政治……チョコットでも公約に上げて選挙に勝てば民意を得たということとなり、9条の憲法改定に加速をつけるだろう。「最終的には国民投票がある」と安倍首相は言うが、改憲以外においては説明責任を果たさず・尽くさず強行採決で可決に持ち込む安倍首相の姿勢を私は信用しない。 皆さん選挙に行きましょう。[鯵の干物]……以前、やべさんで頂きました。 宿屋の朝食には登場する干物ですが、それ以外、お店という所では食したことがなかった鯵の干物です。焼き魚をお願いする時は、いつもアコウダイの粕漬けなのですが、この日は初めてオーダーしてみました。上手に焼いてくださり、美味しかったです。
2017.10.13
コメント(4)
『丁寧に論点ずらすもはや芸』 東京都 富山 茂雄さん『十二日間の甘いささやき』 東京都 岡田 悦子さん (朝日川柳 2017.10.11) 各党党首による討論会を観るにつけ思うことだ。 質問の論点をはぐらかし、ウンザリするぐらいもっともらしく語る安倍晋三党首の発言は、川柳のように『芸』となっている。安倍一強下でみごとに磨いた政治の技術なのだろうが、うわべだけ取り繕った言葉をどれだけの国民が信じるのか? 低投票率が続く国政選挙……前回2014年の衆院選投票率は 52.66% で戦後最低だった。その中で自民党の小選挙区での得票率は 48.1%。この結果は、自民党の支持は有権者の4分の1程ということだ。 圧倒的多数を有す政府与党が、日本を好き勝手にできる議席を確保しているが、4分の1では民意とは言わないだろう。 残念ながら、投票をしなかった、放棄した有権者に責任があることを忘れてはならない。一票が積み重なって民意ができることを、私たちは忘れてはならない。 選挙が楽しみな私だが、無関心ではなく他人事ではなく、皆さん投票に行きましょう。 終齢幼虫……10月10日 13:34 脱皮したてなのか? ブカブカみたいです。 結構な季節はずれですが、ちゃんと蝶になれるといいですね~ ふぁいと~
2017.10.11
コメント(0)
朝日新聞の調査を挙げながら「自衛隊の存在自体に対して、憲法学者の7割以上が憲法違反だといっている」と何度も紹介している安倍晋三首相だが、都合の良い数字を引用するのが政治家だ。 朝日新聞の最初の調査1991年10~11月(学者172人を対象にして81人から回答)では、「9条に照らして、自衛隊はそもそも違憲」と答えたのは78%で、この数字を引用しているのなら首相の7割以上は正しい。しかしながら現在の憲法学者の見解を示すために用いるデータとしては不適切だ。 直近2015年6月(209人の学者を対象に122人から回答)では、「憲法違反にあたる」と答えたのは41%であり首相の発言には無理がある。改憲をやりたい一心なのだろうが、都合の良いデータだけを用いて国民に知らしめることはまさに情報操作としか言いようがない。直近の調査結果を棚上げして四半世紀前の自分に都合の良い結果のみを国民に主張する姿勢は、2014年 内閣法制局長官に横畠裕介氏を起用し、歴代長官が禁止してきた集団的自衛権の行使容認を行うために憲法解釈を捻じ曲げたことからも窺える。 2015年6月4日の衆院憲法審査会で参考人として出席した3名の有識者全員が「集団的自衛権の行使容認は『違憲』」とした。特筆すべきは、自公が推薦した参考人も『違憲』と断じたのだが、安倍政権は知らん顔だった。有識者や国民の声など聴かないのが政治家というものなのだろう。「私が当選したころ、新党ブームだった。その結果は混乱と経済の低迷だった」と、3日栃木県での街頭演説で語っていた。新党に乗っちゃダメよ、と言いたいのだろうがここにも誤りというか嘘がある。 安倍首相が初当選したのは1993年……前年に細川護煕氏の日本新党が火付けとなり、新党さきがけや新生党も誕生したことから首相が言う「新党ブームの結果が混乱」なる言葉はあながち誤りではない。しかしながら「新党による経済の低迷」は、記憶違いかご都合主義の発言と認識する。 1989年12月の日経平均株価は3万8,915円の史上最高値を記録したが、1992年8月 宮沢喜一政権時にはバブル崩壊のあおりで1万4千円台まで下落していた。すなわち、細川新党政権の発足以前から始まっていたこととなり、新党が経済の低迷を招いたものではない。細川政権では一時2万円台で推移し、その後一時1万6千円台まで下がったこともあったが、新生党羽田政権だった1994年も2万円前後を保っていた。その後、自民党 村山富市政権となるが1万4千円台に下落したのが事実であり、新党誕生と経済の低迷に因果関係など存在しない。「自公政権以外はダメ」と言っているのだろうが、株価で一喜一憂する国民はそう多くはない。「要はやるか、やらないか」と言い切った待機児童解消の約束はどうしたのか? ゼロにする期限は今年中じゃなかったのか? あっさり「3年後までに」と延期する。反故にした約束の検証もなされない。 2回延期した消費増税だが、今度は教育無償化などに使ってしまうと言う。少子化と北朝鮮を国難と主張するが、国が抱える財政赤字も大きな国難ではないのか? 痛みを先送りして選挙受けする方針にすり替える身勝手さには落胆を通り越してウンザリだ。国会における議論・討論もせず勝手に解散し、空白と混乱を招いているのは安倍晋三首相自身だという認識はなさそうだ。 [猿島]……東京湾に浮かぶ唯一の無人島 小学校時代 遠足で連れて行かれた記憶があります。BBQや釣り、夏場は海水浴なんかも楽しめるようです。運営・管理にお金がかかるため、昨年から入園料がいるみたいですが、綺麗にしてくれているのだから200円は仕方ないでしょう。
2017.10.05
コメント(0)
「辞書で調べなさい」と小池百合子・希望の党代表が使った『アウフヘーベン(Aufheben)』…『否定によって高い段階に進むが、否定されたものが取り込まれて残っている状態のこと』で、ドイツの哲学者へーベルが提唱した概念だそうだ。 ちなみにドイツ語では「持ち上げる」や「それ取って」と言う場合に日常的に使うが、小池氏が意味合いとする『止揚』としてのアウフヘーベンは一般のドイツ人は使わないそうだ。 難解語を用いてぼかすことを得意としているのだろうが、「築地は守る、豊洲を活かす」とした決着はアウフヘーベンの結果と言えるのか? 築地も豊洲も否定せず、ただ単に足して2で割っただけの結論だ。豊洲の活かし方とて施策などまだまだ先の話であり、何を高い段階に進めた結果か理解不能だ。「あんたらには分からないでしょう」と高尚なイメージを演出しているのだろうが、国民の知らない専門用語であいまいにする戦略は卑怯だ。国政政党を率いる以上は、誰にでもわかる平易な言葉で語りなさい。 10月の衆院選の出馬を問われて完全否定をしていない小池都知事だが、まさか定例都議会が閉会(10月5日)したとたんに国政への鞍替え宣言などしないだろうね。猪瀬氏も舛添氏も1~2年で辞めているし、コロコロ代わろうが都知事不在だろうが都政運営に大きな影響はないだろう。但し、また選挙となれば多額の税金が浪費されることになるのだから、1任期はきちんと全うしてくださいよ。それは立候補した者の最低限の責任なのだから。
2017.09.27
コメント(0)
昨日、「大疑」ばかりで「大義」のない解散を安倍晋三首相が表明したが、少子高齢化と北朝鮮情勢を「国難」として臨時国会冒頭で踏み切る解散は、「疑惑隠し」「政権維持」以外の何物でもない。「国論を二分する大改革」とまで言い切った安倍首相だが、増税分の使途変更は国会はおろか自民党内でも議論されたことはほとんどないはずだ。民進党・前原誠司代表の先の主張をぱくり、急場しのぎの解散理由としたが、解散して国民の審判を仰ぐような話ではない。憲法で保障された衆院任期4年を1年以上残しているのに国会における与野党の激論もなく、自分一人の考え変更で600億円も浪費しての解散選挙など断じて許せない。10%への増税はまだ2年も先のことであり、制度設計もない状態。おまけに赤字の穴埋めは置き去りのままでは、国民は返事(投票)などできない。安保関連法や共謀罪は国民の信など問わず強行採決した安倍政権……身勝手としか言いようがない。 もう一つ、北朝鮮も解散理由に引っ張り出していたが私には意味不明だ。「民主主義の原点である選挙が、北朝鮮の脅かしによって左右されるようなことがあってはなりません。」とした上で「私はこういう時期にこそ選挙を行うことで、この北朝鮮問題の対応について、国民の皆様に問いたいと思います。」と語った安倍首相。何を問いたいの? 「圧力強化」を訴えたい分け? 拉致問題を含めて政府のやり方に任せてきた国民にとっては、今さらなによ!!! っていう気持ちだ。 冒頭で「政府としていついかなる時であろうとも危機管理に全力を尽くし、国民の生命と財産を守り抜く、もとより当然の事であります。」と述べておきながら北朝鮮問題を解散理由に挙げるのには無理があるだろう。「国論を二分する」というなら、どうやって守ると言うのか説明してくれよ。 森友・加計問題に関しても、「閉会中審査に出席するなど丁寧に説明する努力を重ねてまいりました。」とする安倍首相だが、努力の形跡などみじんも感じない。言っているように「出席したから良いだろう」と言うことか? 18時の記者会見では、憲法改正に関しては一切触れずの安倍首相。夜のTVでは少々口にしていたが、いつものやり口。選挙に勝てば、「公約に謳った」「信を問うた」と言うのだろう。安倍晋三と言う政治家の嫌らしい思惑が見え見えな解散総選挙であり、大義などないにもかかわらず投票をしなければならない国民の気持ちなど、あの人には関係ないのだろう。 安倍首相の会見前に話題を振りまいた小池百合子都知事……「希望の党」っていう国政新党を結成し、自ら代表に就任した。 若狭勝氏や細野豪志氏らが準備を進めてきたが、「リセットして、私自信が立ち上げる」と『小池氏の政党』であることを名言なさった。主導権争いの様相だった若狭氏と細野氏に業を煮やしたのだろうが、「私の人気がなけりゃダメよ…勝てないよ」としゃしゃり出てくるあたり、さすが総理大臣を目指す御仁からは傲慢の匂いがプンプン漂ってきた。 今週予定してあった都のイベントを次々とキャンセルした様子の小池氏。候補者選びでもするのだろう。旧自民、旧民進や素人塾生を擁立して数獲得を目指し、次の国政選挙に出馬し、最終的に総理大臣になるストーリーの始まりだ。 政策理念など固まってもいない新政党。都議選大勝は小池人気ではなく、自民党の敵失だという認識はないらしい。自意識過剰であり、まさに「野望の党」がお似合いだ。 これまでも横文字を多用してきた小池氏だが、昨日も『アウフヘーベン』とのたまわれた。記者から意味を聞かれて「辞書で調べて」とおっしゃる傲慢な政治家。以前も問われて「アウフヘーベンはアウフヘーベンでしょう」と答えた小池氏だが、平易な言葉で語れない者に政治家を任せてはおけない。それ以前に失格でしょう。まして「辞書で調べろ」とは国民を舐めている発言だ。 本年5月、国会で憲法改正の考えを問われた安倍首相は「自民党総裁としての考え方は読売新聞に相当詳しく書いてあるから、ぜひ熟読していただきたい。」と発言した。「辞書で調べろ」「新聞を読め」と、どちらも似たようなことをおっしゃる。独裁者の素養として持ち合わせるべき共通点なのかもしれない。 マセラティ グランカブリオ 4.7ℓ 90°V型8気筒 450ps/7000rpm、4750rpmで540Nmトルクだって。 コンパクトで乗り易そうだけれど、2千万円ほどするらしい。買えませんね~
2017.09.26
コメント(0)
あなたにはいちいち答える義務がある 三重県 細谷 孝雄 手を繋ぎ暴走せぬよう連れてゆく 奈良県 中村 敬三 (朝日川柳・2017.9.21) ニューヨークに向かう羽田空港で、解散について「いちいちお答えすることは差し控える」と述べた安倍晋三首相。出発の際だから許される時間のないことは理解するが、この「いちいちお答えする」って言葉には腹が立った。使わなくても済むものをわざわざ口にするのは、彼の本音・本心なのだろう。丁寧な説明とは口先ばかりで、支持率急落前の傲慢な物言いであり嘘つきとしか言いようがない。 臨時国会冒頭解散を「疑惑隠し解散」と野党が批判したことに対して、「我々はそんな小さなというか、そういう問題を隠したりすることは考えていない」と自民党・二階俊博幹事長が反論したが、これにも腹が立った。森友・加計問題は小さな問題じゃない。「隠したりすることは考えていない」と言うなら堂々と審議に応じろ。野党が臨時国会召集を要求したのは6月22日。3か月も棚上げしたあげく履行されなくなる自分たち勝手な国会運営には誰もが納得などしない。「結論が出れば結束するのが自民党だが、方針が決まるまでは議論する」と前置きをして、山本一太参院議員のブログには次のようなコメントがあった。「臨時国会をやらずに解散総選挙に踏み切ったとしよう。普通の国民の感覚からすれば、『安倍総理が自ら約束した説明責任から逃げた』ように見えてしまう。有権者の憤懣は(短時間のうちに)自民党に対する爆弾低気圧にまで発達する可能性がある。この事態を避けるためには、よほど説得力のある大義名分が必要だ。」「苦しい道であることは充分、分かっている。でも、安倍総理は歴史に名を刻む宰相だ。だから王道を行って欲しい。国会で国民に対する最大限の説明努力を尽くし、総理自身が仕事師内閣と命名した改造内閣で実績を積み上げ、その上で国民の審判を仰ぐのが筋だと思う。出来ることなら、今からでも年内解散は思いとどまってもらいたい!」(2017-09-19 00:46:17) 私が昨日の日記で書いた安倍首相へのお願い・忠言と同じことを思っている自民党議員もいらっしゃるようだ。今日も言うよ……まだ間に合うから解散総選挙は中止しなさい。権力の側が自分の都合で解散するなんてことは許されてはならないのだから。 そもそも自民党の2012年の憲法改正草案には臨時国会の召集は「要求から20日以内」としている。自分たちが作った草案と矛盾していることを平然とやってのける安倍政権だが、選挙公約に改憲4項目「9条改正」「緊急事態条項」「教育無償化」「参院選挙区の合区解消」をうたうと言う。 安倍政権での過去3回の国政選挙では、公約でもごくごく短く触れるだけで昨年の参院選での街頭演説では一切触れなかった改憲。しかし、一旦選挙が終われば「自民党は常に憲法改正を揚げ続けてきた。いかに我が党の案をベースに3分の2を構築していくか。これがまさに政治の技術だ」とのたまう。 今年6月、野党が反対する「共謀罪」を委員会での採決を省く「中間報告」で成立させたのが、安倍首相の言う「政治の技術」だ。稲田朋美元防衛大臣(実際は辞任だったが)を含めて、8月に閣僚を入れ替えた安倍首相だが、自身も新大臣も所信表明すら行っていない。各党の代表質問すらも無視して冒頭解散に踏み切る姿勢が、安倍首相の言うところの「政治の技術」なのだろう。先月の改造内閣は安倍晋三の暇つぶしだったとしか思えない。内閣は国会を通じて国民にメッセージを送るのが議会制民主主義の基本中の基本だが、それすら出来ぬ・やらぬ現政権に改憲を語る資格など無い。「教育無償化」は予算があればの話だが、改憲せずとも法改正で実現できる。国民受けしやすい項目を添えて改憲に向けて加速させたいのだろうが、国の赤字はなにで埋めるのか。2回も見送った消費増税であり、本来の目的を逸脱させる明確な説明はない。国民に対してだけではなく国際社会に向けても公言している「基礎的経済収支(PB)」の20年度黒字化目標はどうするのか。くどいが何度でも言う……議論すべきことが山積みされているのだから、年内の解散はお止めなさい。「歴史に名を刻む宰相だ」と安倍首相を称える山本一太氏だが、このまま解散がなされれば「歴史に汚名を刻む」こととなりますよ。[青唐辛子と鶏の炒め](中華料理 泰雅)……青唐辛子のピリ辛具合がとても良かったです。この手の料理の基本どおりに同じようなサイズにカットされた食材ですが、もう少し大振りにしてもらいたかったな~ と私は思っています。文句じゃないですよ~ 為念…
2017.09.21
コメント(0)
『解散総選挙』 きったねえ ――国 民 (浦安・健さん)[朝日新聞2017.9.20かたえくぼ] とあったが、新聞報道の通りに解散総選挙が行われるとするなら「きったねえ」では済まされない。ニューヨーク帰国後 22日以降に最終判断をすると答えた安倍晋三首相……1年以上の任期を残し、公言を覆して説明責任を果たさない疑惑を隠す解散……まだ間に合うからお止めなさい。 急ごしらえで取ってつける大義……「人づくり改革」なんて称して大学等の高等教育を含めた教育無償化を打ち出すという。19年10月から引き上げる消費税の税収増をあてるそうだ。この「人づくり改革」の有識者会議は今月11日に発足したばかりで、財源はおろか論議などされていない。にもかかわらず、国の借金穴埋めに使う計画だったものをいとも簡単に独断で覆す安倍晋三。自分たちが掲げた「基礎的財政収支(PB)」の20年度黒字化目標も、あっさり反故にするのか安倍晋三。国の借金はいつ誰が返すのか? 将来の若者に背負わせるのか? 自分勝手な独裁者としか言いようがない。 首相の提案通りに「憲法9条に自衛隊を明記する」改正案も公約に盛り込むという。自民党内でも12年に取りまとめた草案との議論は不十分だというのに、野党がもたついているから入れちゃうのだろう。 解散中の有事対応を問われた小野寺五糊典防衛相は「事後承認制度がある」と答えた。安保関連法では、日本の存立を脅かす明白な危険「存立危機事態」や、日本が攻撃される恐れがある「重要影響事態」を認定するには国会の事前承認を要する。ところが、いずれも「原則」としてあって「法律の中に緊急の必要がある場合の事後承認項目がある」から良いと言う。 北海道南部上空を繰り返し通過する北のミサイルに備え、陸自・函館駐屯地にPAC3が昨日配備された。大きな危険性があるからの配備だろうが、解散期間に実動させても事後承認で良いと言う。 原則や特例を設けたこんなあいまいな安保法が成立して昨日19日で丸二年。強行採決後に丁寧な説明など一度たりともなく、現在もひた隠しにする政府。安保法を全て熟読したことはないが、独裁者に都合のいいように書かれているのだろう。 とにもかくにも、なんで今 選挙などやらなくちゃならんのか? 安倍晋三さん、本当にほんとうにお止めなさい。600億円も無駄な税金使わんといてな! 先の18号を含めて、この夏は日本列島あっちこっちで大きな被害が出とるやろ! その復興に使えよ! 政権維持の党利党略選挙としか国民には映らない。 そうだ、「仕事人内閣」と称して新人の大臣も生まれたけど、何もしなかった「閉会中大臣」にもちゃんと仕事をさせてやれよ。解散したら次の組閣で外される大臣も出るんだろう。「元○○大臣」って肩書だけが残るわけだが、お粗末過ぎるでしょ……だから解散は止めなさい!!! サザエのつぼ焼き……今夏は3個食べました。ハマグリ、アサリ、帆立、牡蠣、北寄貝…焼いても食べられる貝は大好きです。ビールか日本酒……ハイボールは合いませんね~
2017.09.20
コメント(0)
『臨時国会冒頭解散 有力』と新聞はトップで報じた。「自己保身解散」「臭いものにふた解散」との活字も目につく…… 来年12月まで1年2か月以上の任期を残して解散を検討する安倍晋三首相の意図は明白だ。森友学園問題では近畿財務局職員が値引きを主導したとしか思えない録音データが公になり、加計学園問題では今治市職員が首相官邸で面会した人物も明らかとなり、佐川元理財局長や政府の虚偽答弁にさらなる野党の追及が待っている臨時国会。もし本当にここで解散するのなら、追及逃れであり、まさに「疑惑隠し解散」と言わざるを得ない。 憲法に基づく手続きを踏んで要求した臨時国会開催だが、提出する法案の準備や外交を言い訳に拒み続け、3か月もたなざらしにしたあげく葬り去ろうとする暴挙だ。7月1日の秋葉原…都議選候補者の応援演説で安倍晋三が放った「こんな人たち」発言。臨時国会の早期開催は野党議員だけの要望ではなく、後ろにいる民意でもあったが、安倍晋三という人は「そんな人たち」は無視すれば良いと思っているのだろう。「最大限の情報を開示し、丁寧に説明していく」との安倍首相が自ら明言した約束はまた反故にされるわけだ。 先月「仕事人内閣」なんぞと名付けた新内閣だが、働き方改革関連法案の成立もなく、なんら成果など上げないうちの解散。国会を開かず、何も議論せず解散する。離党者続きの民進党の弱り目を狙い、小池氏側近らの新党の態勢が整う前を狙う、手前勝手で大義なき解散だ。 総選挙の意義を問われた萩生田光一幹事長代行は「戦後初の危機が迫る中で、安全保障法制がどう動くかを含めて国民の理解が必要だ」と記者団に語った。その安保法制も、強行採決以後 丁寧な説明など一度たりともなかった。 5月1~3日に房総半島から米海軍補給艦に、海自護衛艦「いずも」「さざなみ」を米艦防護で航行させた政府。9日の予算委員会での野党からの質問に対して「実務の逐一についてはお答えすることは差し控える」として稲田元防衛相は任務を発令したことすら認めなかった。 また、海自補給艦が日本海で北のミサイルを警戒している米海軍イージス艦に対しても燃料給油を行っていることが今月14日に分かった。4月以降すでに複数回の給油を実施しているようだが、新任務の実態を明らかにしない政府に国民の理解など求められようか。24時間態勢で弾道ミサイルを警戒監視するには必要な任務だと思うが、なぜこそこそ国民に隠すのか? 国民に堂々と胸を張って「新任務」だと言えない政府にやましさがあるのだろうか? 不信感を払拭できない。 いずれにせよ大義なき税金の無駄遣い選挙であり、解散権の乱用であり国民を愚弄する以外のなにものでもない。秋だから選挙と言うお祭りをやりたいのかもしれないが、姑息な駆け引きなどせず、正々堂々と国会で議論をしなさい。アンタたちが言う働き改革だっていいが、拉致問題も含めてやらなくちゃならないことは沢山あるだろう。ほったらかしにして政治空白を作っている場合じゃないだろう。 今日もまた書いてしまった……ダメだね~ 蜘蛛の巣……このサイズでは見えにくいかも? 大きいのに一匹で上手に張りますね~
2017.09.18
コメント(0)
7月の都議選で都民ファーストの会が大躍進し自民党が大敗した結果、勢力図が様変わりした。これに伴って、5階フロアーの会派控室が1か月かけて改修されたそうだが、なんと工事費は1億円だって。 会派構成が変わったのは事実だが、人数だけで考えれば、自民と都民ファースト、そして民進を入れ替えれば済むはずなのに…『防音の会議室が必要』『打合せスペースをたくさん作る』など都民ファーストの会議員の言いなりとのこと。結果的にコンセントはおろか、空調の吹き出し口の位置変更などなどすべて作り替えたそうだ。そもそも、控室は議会開催時にしか使われていないのでは? おまけに議場にいる時は空っぽでしょう。 4年に一度ずつリセットされるのだから、パーテーションの移動程度で済ませろよ。『サスティナブル(持続可能)』と偉そうに言っていた小池都知事の公言とは真逆であり、空調の吹き出し口位置まで変える工事のどこが『ワイズ・スペンディング』と言うのか。只々、呆れるばかりだ。 記事によれば、都民ファーストの要望は、自民党の従来控室とは大幅にレイアウトが異なると言う。数ばかり集めたからって贅沢言ってんじゃないよ。控室がなけりゃ仕事ができないの? 何が都民ファーストだ。都民の税金使ってることをもう忘れているじゃないの? 忘れるのではなく、最初からそんな意識・感覚など持ち合わせていないのだろう。やりたい放題で、1億円の妥当性もチェックできない都民ファーストの議員には、都知事のチェックなど当然機能しないだろう。いつまでも浮かれてないで、議員としての仕事をしなさいよ。 もうひとつ……民進党からの離党議員が相次いでいる。どの党に属するかは議員の政治判断によるが、党の看板(比例代表枠) で当選した議員が、辞職をせずに平然と離党するなどまったく納得できない。民進党の不人気の原因を他人事にして、次々にリーダーの足を引っ張る輩は、離党して小池都知事を支持する勢力がめざす新党との連携にすり寄る。政策や理念など何も見えていない新党だが、ただただ小池人気にあやかろうという態度が見え見えで情けない。[特定秘密保護法]や[安全保障関連法]に賛成した小池氏の政治姿勢と、民進党に席を置いていた時の考えは違ったはずだ。党の改革を放棄して次回の当選目当てで簡単に移籍する比例当選議員を、私は信任できない。 湯西川温泉の景色:2017.9.13 午前5時10分 湯西川温泉の景色:2017.9.13 午前8時13分
2017.09.15
コメント(0)
昨日5日、築地市場の豊洲市場への移転関連事業費約55億円を盛り込んだ補正予算案が、都議会臨時本会議において都民ファーストの会や公明党等の賛成多数であっさり可決された。 補正予算案は、小池都知事・AI(人工知能)が一人で決定した「豊洲移転・築地再開発」との方針を受けて提出されたものだが、築地再開発に至る声は聞こえて来ない。取りあえず豊洲移転なのだろうが、「地下水の水位は目標値までコントロールされていない」との報告に対してはノーコメントの都知事らしい。土曜日に近隣住民と一緒に豊洲を視察すると言う……30分程で主にターレの通路などを視察とテレビが伝えていたが、チャンと地下水見て来てね。 さてさて、議会制民主主義故に昨日の採決に異を唱えるつもりはないが、小池都知事を過剰にヨイショする姿勢が際立つ都民ファーストの会に都政に対するチェック機能が果たせるか? に関しては危険を感じる。 議員経験のない所属議員が多数(25人)いるからであろうが、「報道機関が所属都議を取材する場合には、同会の許諾がいる」として直接の取材はできない。失言防止対策だろうが、ネットへの書き込みについても「会として公開した情報以外は配信してはならない」……さらに「会の利益を損なう配信は処分対象になる」と警告し、抑えつけているそうだ。 自分の言葉で意見を発信できずに、どこに議員としての価値があるのだろう。大人しくしていて議場で私の方針に賛成すればそれでいい、という小池1強政治に恐さを覚える。「そんなに縛り付けるのなら辞めてやる」って離党する気骨のある所属都議は居ないものかしらね~ 2011年3月27日(日)のランチ……コロナビール久しく飲んでないな~ 今はないお店です。
2017.09.06
コメント(2)
自民党 竹下亘 総務会長…… 昨日3日、広島市内で行われた党 広島県連の会合で、北朝鮮の弾道ミサイルについて発言……「我々は『えっ』。広島は人口がいるけど島根に落ちても何の意味もない、という思いを持っていた」「精度が上がり、東京や大阪、米軍の基地を狙ったものが間違って島根に落ちることはないと思っていた」って……<我々て誰と誰?><島根に落ちても意味がない?> <東京や大阪は狙われる?> 島根にさえ落ちなきゃいいってことかしら? 島根2区選出だから地元がよければ安心ってか? 衆議院議員=立派な国会議員なんだから選挙区民だけでなく、全国民、住民の安心・安全に対処するんじゃないの? 安倍首相の言ってることとズレてないかい? 帰京後、竹下氏は「島根には米軍基地があるわけでもなく、軍事戦略上意味がないという趣旨で言った」と記者団に釈明したそうだが、<軍事戦略上意味がない>とは北朝鮮側の主張とも思える発言。 人口の多い広島はまずいけど、人口が少ない島根ならダメージは少ないっていうことだったら「まだ東北だからよかった」で辞任させられた今村雅弘復興相と同じことで、一向に改まらないのは議員体質なのかしら。 ちなみに竹下氏は、昨年起きた福岡市内の道路陥没事故に触れて「井上(福岡1区選出の井上貴博衆院議員)が歩いたんじゃないか」と不適切発言をした人物。パーティーや会合……身内の集まりだから良いってもんじゃないだろう。国民がいることなど端から意識にないのだろう。重箱の隅を突っつくつもりはないが、真剣に真摯に国政をお考えくださいませ。
2017.09.04
コメント(0)
『核の傘の下から制裁強化を叫ぶ』いつものことながら やくみつる さんに拍手を送ります。 北朝鮮の弾道ミサイルが襟裳岬上空を通過して太平洋に落下した先月29日、「我が国を飛び越えるミサイル発射という暴挙は、これまでにない深刻かつ重大な脅威であり、断固たる抗議を行った」と安倍晋三首相。 脅威を国民に植え付け防衛費拡大を受け入れやすくする狙いか? 抗議の返事は聞こえてこない。たった今も6回目の核実験を伝えるニュース(豊渓里付近でM5.6の地震)が入ってきた。北朝鮮の行いは許しがたいことは事実だが、国連(団体)としての圧力増強だけでなく、日本として出来ることはないのか? 安倍首相は「強固な日米同盟のもといかなる状況にも対応できるよう、緊張感をもって国民の安全・安心の確保に万全を期す」と締めくくりにコメントしたが、結局アメリカ任せ。だが、ミサイルあるいは破片が日本に落下しても防げないだろう。「政府としてはミサイル発射直後から、ミサイルの動きを完全に把握しており、国民の生命を守るために万全の態勢を取ってきた」とも言うが、命を守るために取った万全の体制とは何か? 教えてもらいたい。頑丈な建物や地下に避難しなさい、と流したテレビ放送か? そうそう頑丈な建物なんてないよ。落下まで十数分でどうやって何処へ逃げろっていうの? 防衛省が2018年度概算要求に計上した87億円……発射直後(ブースト段階)のミサイルを高出力レーザーで迎撃するシステムの研究費だそうだ。熱によってミサイルを変形させる技術だそうだが、間違えれば防衛だけでなく兵器となる技術だ。「イージス・アショア」を始め、膨らむばかりの防衛費……災害復旧等 自衛隊の存在は否定しないが、駆け付け警護を含めて防衛の為の国費が必要なければ日本はもっともっと豊かな暮らしができるのに…… (朝日新聞朝刊・2017.9.2) 粗い仮組の飛行機をながめながら、作成アイデアがいくつか浮かんできました。 思い通りに出来るかは不明ですが、今から進めてみようと思っています。
2017.09.03
コメント(0)
昨日行われた「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式」に追悼文を送らなかった小池百合子都知事の姿勢が私には理解できない。 歴代都知事も継続してきた追悼文であり、昨年は小池都知事名で「多くの在日朝鮮人の方々が、いわれのない被害を受け犠牲になられた。不幸な出来事を二度と繰り返すことなく、語り継いでいかねばならない」と書かれた文が代読されたが、なぜ今年から止めたのか??? 同所で午前中に行われた都慰霊協会主催の法要によせた追悼文で「犠牲になられた全ての方々に哀悼の意を表した」からそれで良いとの姿勢。「色々な歴史書の中で述べられているところだ。様々な見方があると捉えている」さらに「歴史家がひもとくものだ」と、虐殺の有無について問われた小池都知事の曖昧模糊とした返答も納得できない。昨年と態度を翻した理由をきちんと都民に説明する義務が小池都知事にはあるはずだ。 白人至上主義の衝突で「両者に非がある」と言って批判されたトランプ大統領同様の小池氏の態度を遺憾に思う。「6千余名」とされる虐殺の犠牲者数が多過ぎると主張する団体もあることから双方への配慮をしたのかもしれないが、その数こそは歴史家がひもとけばいい。少なからず虐殺があってその犠牲となった方がいらしたことは事実なのだから、かつて起きた都市の首長として「虐殺を許さず、今後は絶対に起きてはならない」と答えるのが今を生きる者としての姿勢だろう。 流言が原因の虐殺とされているが、SNSの現代においてはより高速で流言も拡散されるだろう。昨年までの追悼文は、惑わされることのなきよう警鐘の意味も持った貴重な存在であったと思うが、ゾロゾロいる都民ファーストの議員さんは誰一人異議を申し立てないのか??? 不思議であり残念で仕方ない。 かつて墨田区に住民票の有った私は、散歩の途中で法要の行われる「都立横網町公園」で手を合わせたことがある。 関東大震災による遭難者の遺骨を納めた「震災記念堂」が昭和5年に建てられ、後に東京大空襲の犠牲者ご遺骨も併せて奉安してから、現在は「東京都慰霊堂」となっている。 立派な慰霊堂とは対照的にひっそりと佇む「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼碑」……二度とこのような不幸な歴史を繰り返さないことを願って震災50周年(昭和48年)に建てられたとされる。 双方の前で手を合わせた私だが、片方しか手を合わせない姿勢の小池都知事や、それを支持する都民ファースト議員には一都民として幻滅を感じた次第だ。『差別やまぬ社会に歌で警鐘』…8月30日の新聞記事にこんなのがあった。「二度と繰り返さないとの誓いを言わなければいけない。数字のあいまいさを持ち出して、史実をなかったことにしてしまおうという動きじゃないか」と、小池都知事が朝鮮人追悼式に追悼文を送らない方針を知った中川五郎氏(フォークシンガー)が吠えた。民族差別的なヘイトスピーチが止まない現代に警鐘をならすとする18分もの長い歌=「トーキング烏山神社の椎ノ木ブルース」を収録するようだ。 烏山神社(世田谷区南烏山)にある椎ノ木は「殺された朝鮮人13人の霊をとむらって地元の人々が植えた」と、区制50年誌に記されていると言う。一方では、加害者として起訴された12人が「晴れて郷土にもどり(中略)記念として植樹した」との証言記録も残っていると言う。 これを知った中川氏が「僕は初めて思った。ぶった切ってやりたい大きな木だってあることを…」と2014年から歌ってきた作品をCDにするという。東京大空襲や広島、長崎の被害者の数字だって疑義があるのだがこだわらない小池都知事……虐殺についてだけ数字から事実ではないと言いがかりをいっているような小池都知事に対して、歌で挑む中川氏の姿は今でも健在だ。「中川五郎」…関西フォーク(1960年代後半)を代表する一人だが、岡林信康や高田渡よりも歳若く、プロテストソング歌手の末っ子的存在だった。高石ともやにひっぱられてメッセージソングを数多く歌っていた。中川五郎の詩に高石ともやが曲をつけた「受験生ブルース」は流行ったが、私的には「腰まで泥まみれ」や「殺し屋のブルース」なんてところが記憶に残っている。iPodに入っているだろうから聴いてみよーっと…… またつまらないことをボヤイテしまった……散歩行ってこようかな~
2017.09.02
コメント(0)
大井川和彦氏の立候補表明直後から、菅官房長官を始め、閣僚や自民党幹部の駆けつけ応援を展開した安倍政権……国政選挙と見まごう茨城県知事選挙戦だった。 それにしてもお粗末なのが43.48%という投票率。前回の31.74%よりアップしたと伝えるが、これで良いのだろうか? 現職の橋本昌氏が自民批判と、急な方針転換とも受け止められる東海第二原発の再稼働反対を訴える一方、自公推薦の大井川氏は「7選阻止!」を叫び続けた。 暮らしや医療、教育も口にはするが、報道を見る限りでは何に一つ具体策が聞こえてこなかった私…… 朝刊の見出しに『多選に県民「NO」』も見られる。選挙は本来 候補者の政策・施策で競い有権者が判断するのだが、ただただ「権力は長続きさせてはいけない」との県民の思いもあったのだろう。 しかし残念なのは投票率の低さだ。県外人の私が言うのは失礼だが、選挙には行きましょう。「誰が(知事に)なっても一緒」の感が強いから行かないのかもしれないが、白票でもいいから投票しよう。 50%を切る選挙結果など無効だ!! なぜならそこに民意の反映があるとは私は思わないから。お金がかかるからやり直しは無理……だからこそ一票を無駄にせず選挙には行きましょう。 今日は少し涼しい……10日以上触らなかったから今日こそ飛行機やります。気合は? 充分ではありませんが腰痛にならぬ程度に頑張ろーっと……
2017.08.28
コメント(0)
「特別な追悼控える」……として、朝鮮人犠牲者追悼式への追悼文送付を見送った小池百合子都知事。「民族差別という観点より、災害で亡くなった方々、様々な被害によって亡くなられた方々への慰霊をしていくべきだ」と説明するが、私にはよく理解できない。震災(天災)そのものの被害者と、デマにより虐殺された犠牲者を一括りで追悼できると、本当にそれでよいと考えているのか??? それとも、小池氏は加害の歴史を見えずづらくさせる排外思想の持ち主かしら? 一方、昨年戻していた追悼文は都担当者が事務的に作り、小池氏は読んでいなかったという。多くの式典参加者の前で、都知事名で読み上げられる内容を知らずにいたなど言語道断だ。追悼文送付を承認・承知していて読んでいなかったとすると、小池氏の怠慢。許諾なく勝手に作って送付したとすると、都職員の重大違反行為だ。何も言わないであろう、支持してくれるであろう都民ファースト都議の数の力を得て、小池氏は本性を表してきたということだろうか。 市場移転問題では、「豊洲移転・築地再開発」と発表した小池氏だが、最終判断に関する記録は残っていないと言う。「情報公開は東京大改革の一丁目一番地」と言ってきたのは口先だけか? 知事の方針に逆行すると問われて、「それはAI(人工知能)だから。人工知能とはつまり、政策決定者である私が決めたということです。」とこれまた訳が解らぬお答えにはビックリ仰天。すっかり独裁者と化した小池氏だが、「記録はないが、回顧録だったら残すことはできると思う」なんて主観だらけのものを後々出されても何の意味もない。数千億円規模のプロジェクトの判断が密室で行われ、資料も存在しないなどという行政がまかり通る筈はない。都民を愚弄する行為であり、どこが都民ファーストなんだ。おときた駿議員をはじめ都民ファーストの議員さん……Yesや擁護ばかりではなくしっかりと諫言(かんげん)をしてくださいませね。小池氏の為に働いているんじゃないでしょう? 都民の為に仕事してるんでしょう? お願いしますよ~
2017.08.26
コメント(0)
■ ご近所の目が参拝を見送らせ……京都府 山中あきひこ さん■ 私費になる元は税金だったよな……千葉県 山内活良 さん (朝日川柳2017.8.17) 靖国神社への安倍首相や全大臣そろっての不参拝に対する川柳二句…… 合祀問題があるために靖国の名と共に登場する「平和に対する罪」で裁かれたA級戦犯だが、<BC級戦犯>についてはあまり語られない。たまたま一昨日(15日深夜)寝付かれずにつけたNHKスペシャルで「本土空襲 全記録」(再放送)ではBC級戦犯に関して一部報道されていた。川崎市の明長寺で、BC級戦犯として刑死した人々の遺族からの手紙が見つかったことをきっかけとした事実が語られていた。 明長寺で住職を務めた故 関口亮共氏は、敗戦直後捕虜となったが教誨師(きょうかいし)として死刑囚の最期を見届けた。その際、預かった遺書を帰国後 遺族に届け続けたという。それに対するお礼や、より詳細を尋ねる遺族からの手紙だが、何より私を驚かさせたのは、これらBC級裁判記録の検証や調査を未だ政府は行っていないと言うことだ。外国で裁かれる日本人を国は見捨て、弁護士も付けられなかったという。裁判の正誤を検証しろと言うのではなく、正しい日本の歴史認識を持つためには重要・不可欠と思うのだが着手しないこの国が嫌いになりそうだ。『捕虐犠牲 国は責任問われず』… 後を追うように今日(17日)、朝日新聞もBC級戦犯を記事にした。映画「戦場にかける橋」の舞台にもなったタイとミャンマー(ビルマ)とを結ぶ泰緬鉄道建設……熱帯雨林の苛酷な環境下で「枕木1本に死者1人」と言われた建設では、捕虜やアジア各地からの労働者が食料不足や疫病などで1万3千人以上が亡くなったとされる。 当時陸軍に入隊しタイ捕虜収容所で軍医として従事した信沢寿氏は、「非人道的な扱いで捕虜を致死させ、肉体的被害を与えた」として46年6月に死刑判決を受け、8月に執行されたと。『総ては宿命です。誰か甘受せねばならぬ運命を私が背負って行くわけです。死亡せる多数の俘虜(捕虜)の事、その家族の事を思ふと諦めもつきます』とする寿氏の遺書も関口亮共氏が遺族に届けた。ろくな医薬品もなかったであろう……ただただ命令に従って従事した寿氏等に責任を負わせた大本営……このようなことがより鮮明になっては困るから調査もせず、うやむやなままで凍結しておきたいのだろう。 そんな日本政府を尻目に、「真相を明らかにした日本の有識者の勇気を称賛する」と、中国外務省はコメントしたようだ(朝日新聞2017.8.16)。 何を持ってかといえば、13日に放送された同じくNHKスペシャル「731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~」のことを指している。 中国メディアは、『反省』に言及しなかった安倍首相を批判する一方、「深い反省」を繰り返し述べられる天皇陛下を好意的に紹介したそうだ。そのとおりで、天皇陛下はご立派ですよ~ 他国に言われるまでもなく「正しい歴史を認める」ことは、日本のみならずどの国にとっても重要だが前向きに歴史を検証しようとはしない政府の姿勢にはいささか減滅している。都合の悪いことは隠し通し、事あれば責任は誰かに押し付ける体質は今も受け継がれているようだ。 森友問題で登場した当時首相夫人付政府職員・谷査恵子氏は6日付けで在イタリア日本大使館1等書記官に異動? 栄転? だって。ノンキャリア官僚での欧米大使館への移動は異例らしいが、国内マスコミから隠すように海外に出したのだろう。「役職からいって、谷氏の現在の給料は年800万円程度とみられます」という記事を以前 目にした記憶があるが、海外勤務の場合には給料とは別途<海外赴任手当=月50万円>と<住宅手当=月18万円程度>が加算されるんだって……赴任先での生活費はこれら手当で充分……給料は全額貯金できちゃう……口を閉ざしていたからこその優遇なのかしら??? 同じく森友問題で真相解明を阻み続けた成果を認められ、国税庁長官に優遇された佐川宣寿元理財局長……昇進は異例ではないかもしれないが、「就任会見」を行わないことは異例らしい。これも森友に関して報道に触れられたくない政府の意思が見え見えだ。 夏休みや外遊をよいことに臨時国会は開かれない。加計も日報も国民が忘れる事を期待しているのだろうが、27日投開票の茨城県知事選に自民党は総力戦で挑んでいる。10月に予定されている愛媛3区と青森4区の衆院ダブル補選も控えている為、支持率回復に向けての正念場だ。選挙には目の色を変えて取り組む自民党だが、国会審議も真摯に真剣に臨んでもらいたいものだ。<BC級戦犯> 捕虜虐待など「通例の戦争犯罪」「人道に対する罪」を犯したとして、連合国7カ国の軍事裁判で有罪判決を受けた人々。裁判は1945年から51年4月まで東アジア各地で開かれ、被告は5,700人にのぼった。死刑984人、無期刑475人、有罪刑2,944人、無罪1,018人など。泰緬鉄道建設をめぐっては、30人を超える捕虜収容所関係者が絞首刑となった。(朝日新聞2017.8.17) ドイツⅡ号戦車・タミヤ 1/35 2台目の戦車……くしくも2016年8月17日完成……キャタピラの歪み加減が面倒でした。反戦の意を込めて…
2017.08.17
コメント(2)
『首相の「総裁3選望まず」6割』 早稲田大学現代政治経済研究所と共同実施した世論調査の結果が、珍しくも読売新聞のトップを飾った。安倍首相にいつまで首相を続けてほしいかの問いに、「今の任期が切れる2018年9月まで」41%と「すぐに退陣」23%を合わせて6割以上が安倍首相の続投を望んでいない結果となった。 内閣改造は行ったものの、一番代わらねばならないのは安倍首相だと過半数以上の国民は思っていると言うことだ。担当大臣すらしどろもどろで説明のできない法案を強行採決し、森友・加計問題は「ないない尽くし」で隠し通す……そんな姿勢を見せつけられ続けた国民の怒りを受け止めなさい。 日報隠蔽問題を巡って開かれた昨日の閉会中審査……稲田元防衛相はもとより、前防衛事務次官や前陸上幕僚長ら真相を知る関係者の招致を拒み、特別防衛監察結果に沿った答弁しか行わない安倍政権の隠蔽体質にはうんざりする。 稲田氏が出席した2月13日と15日の幹部会議で、データの存在については「何らかの発言があった可能性は否定できない」と政府に都合の良い監察結果だが、「特別」の文字まで付いた監察の結果にしてはあまりにもお粗末ではないか。「可能性は否定できない」なんてことではなく、白黒はっきりできるだろう。逆にこの程度のことがきっちり調べられない監察であるなら、この先何が起こるか分からない。 森友学園問題では「記録は廃棄した」などとの答弁を繰り返した佐川宣寿前理財局長……説明責任を果たさなかったことが評価されてか? 七夕の日に国税庁長官に抜擢されたのだが、就任会見は行わない。理由を「諸般の事情」とするが、どんな事情か? 森友問題に対する記者からの質問を避けただけだろう。国民の目に触れる機会を減らしたい政府の隠蔽工作の一環だと、これまた多くの国民は確信している。 加計問題では、今治市の職員らが2015年4月に首相官邸を訪問した際、面会したのが「記憶する限りは会っていない」を繰り返した当時首相秘書官・柳瀬唯夫氏だったことが明らかとなった。更に、当日は加計学園の幹部も同席していたことも明らかとなったが、首相官邸での記者会見では「ここは質問に答える場ではない」として菅官房長官は説明を拒んでいるとか……ならば、森友も加計も日報もきちんと生き証人を招致して国会で答えさせなさい。何一つ真実を明らかにしない・できない政府に日本を任せるわけにはいかない。 やべ さんの「手羽中の甘辛から揚げ」……手羽先というと<世界の山ちゃん>を思い出しますが、やべさんのから揚げも美味しいです。塩コショウで焼いた手羽先の串焼きも好きですが、この甘辛味がいいです……マヨネーズは、ドーンとチューブごとテーブルに……好きなだけ乗せられます。マヨネーズ大好きな私にはありがたいです。
2017.08.11
コメント(0)
「景色がすっかり変わりました(小池百合子都知事)」…として始まった改選後初の都議会臨時会だが、こちらでもいきなり数の力を見せつけられた。 昨年7月「築地市場の移転は、一歩立ち止まって考えるべきだ」と、都知事選候補者だった小池百合子氏が公約を掲げてから丸一年……豊洲の汚染問題もあったが、長い時間をかけて今年6月20日に突如出した答えは「築地は守る・豊洲は活かす」だった。それとてあくまで基本方針であり、「輸送拠点として活用」や「環状2号線エリアを優先して解体工事」と言う程度で、築地再開発に至るまでの道筋は何一つ説明できる状態ではない。 昨日の都議会で野党に回った自民党や共産党が求めた「豊洲移転を審議する特別委員会設置」の動議は、第1会派都民ファーストと第2会派公明党との「知事与党」による反対多数によりあっさり否決された。政治的決定は必ずしも民意に沿うものとは限らない。また、基本方針無くして政策は行えないが、現状の方針はあまりにもファジー過ぎはしないか? 招致ありきで具体的計画無くして進められた五輪のバタバタ劇を目の当たりにしているはずだが、なぜ委員会設置を拒否するのか? 「特別委で知事が追及されるのを避ける狙いではないか」との声も上がるが、悲しいがうなづける。 有権者都民が求めているのは「自民党排除」でも「一強」でも「小池都知事」でもない。党派利害を越えて「真に都民の為の政治」が行われることだ。新議長には都民ファーストの尾崎大介氏が就いたが、彼は民進党からの移籍。移籍が悪いとは言わないが、55人中39人が新人の都民ファーストには危惧を感じる。右向け右! で全て従うのではなく、一議員としての信念を早く持ってもらいたい。新人であろうがベテランであろうが、議場におけるあなた方の一票は都民を代表していることをお忘れなく。 空蝉(うつせみ)……この世ははかない… (2017.8.4撮影) 言葉も面白い「蝉の羽化5コマ観察記」はこちらから… 笑っちゃうし楽しいので勝手にリンク付けちゃいました~ ごめんなさい…
2017.08.09
コメント(2)
安倍改造内閣 崩壊カウントダウン これから破裂する「スキャンダル大臣」閣僚名簿 野田総務相、小野寺防衛相ほかに重大疑惑が浮上した! (週刊ポスト・8.18/25) どんなスキャンダルが飛び出すのか? 興味津々だが、先陣を切ってしまった江崎鉄磨・沖縄北方相……「(国会答弁は)しっかりお役所の原稿を読む。立ち往生より答弁書の朗読かな」……5日 地元で開かれた支援者による就任祝賀会合後の記者団に対しての発言……飲み過ぎてしまったのか? 舞い上がってしまったのか? 軽率でお粗末過ぎて話にならない。 北方領土問題についても「素人は素人。皆さんのいろんな知恵で色を付けてもらうことが一番大切」と「素人」を堂々と自覚しておられる。 いつも下を向いて原稿を読み上げていた金田勝年 前法務大臣のオロオロ姿は充分記憶に新しいわけで、自称素人では同じ光景を想像しただろうし逃げ腰なのはよーく理解できる。入閣を要請された際に当初は固辞したものの、二階俊博自民党幹事長の説得で応じたようだが、その折に言われたのではなかろうか? 「答弁書を読めばいい…駆け付け警護もする」なんて……その言葉が頭に残っていたから、つい言っちゃったのではないか? と私は想像している。 本日、「不用意な発言で軽率だった」と述べて不適切な発言だったと語ったようだが、素人であるなら思い切って辞任されてはいかがなものか? この失言はどうでも良いが、大臣としての責務を果たせそうにないことを自覚しているのだから続けては国民に失礼だ。「私、素人です」と言う運転手の車に乗りたい人は多くないだろう。知識・力量不足を自認しているのだから、「安倍さんごめんなさい」と辞退し、ご自身の得意分野で活躍されることが国民にとって一番最良の道と考える。 ちなみに、公民権を回復したのだから北方問題に強い鈴木宗男氏にでも大臣をやらせてみたらいかがかしらね~ 一度落ちた人だから、逆に良い結果を出すのでは? と単純な私は思ってしまう。
2017.08.07
コメント(0)
「辞任した大臣を国会に呼べる前例をつくってはいけない」として、自民党 竹下亘国対委員長は昨日、稲田朋美前防衛相の閉会中審査への出席を拒否した。「大臣を辞任し、一番重い責任の取り方をした」と主張したが、辞めたからといって責任を果たしたことにはならない。政治家特有の論理のすり替えに他ならない。稲田氏を参考人として出席させた場合と拒否した場合とを天秤にかけ、支持率低下に影響の少ないと考えた選択をしたのだろうが、「観察」としか思えない「監察」で幕を引こうとする与党自民党の姿勢はいっこうに改まる様子はない。 そもそも、「戦闘があった」と日報で報告があったにもかかわらず平然と派遣を継続させ、挙句の果ては「駆け付け警護を付与」した政策が正しかったのかの議論・検証は宙に浮いたままだ。ただ単に日報隠蔽を問う審査ではなく、根幹を明確にすることが政府の責務だ。 森友問題では、籠池夫妻が逮捕された。「不当な働きかけはない」「記録は残っていない」をくり返した財務省 佐川 前理財局長は、国税庁長官に栄転。名誉校長の冠を持った安倍昭恵氏も招致されず、いきさつを知っている夫人付き政府職員 谷査恵子氏は早々に遠ざけた自民党……疑惑の根幹は国有地売却であることを忘れたのではあるまいね? 加計問題も方が付いたわけではない。隠すばかりではなく率先して調査をし、真実を明かすことが支持率アップに向けて最大の近道なんだけどな……「そもそも日報を公開すべきではなかった」なんて意見が自民党国防部会(31日)出席の議員たちから続出したそうだから、無理だろう。国民には何も知らされず自分たちの都合の良いように今後も政治は行われていきそうだ。 離任式で上から目線の説教をたれ、「みなさんに会えて本当に良かった」なんて笑顔で手を振った稲田朋美氏……「あんた皇族かよ」と思ったのは私だかか? 職にあらずと判断しての辞任なんだから、偉そうに言える立場ではない。式自体も辞退すべきだ。彼女にあげた花束は税金で買ったんじゃないだろうね? 北朝鮮が餞別のように打ち上げたミサイルで充分だろう。 ここ3~4日、日々コツコツとDTMの仕上げ作業に取り組んでいるので、今日の日記はそれにするつもりでいたのだがこんなことに…… 心穏やかでありたいのだが難しい……またつまらぬことをボヤイテしまった… 私の行くスーパーには置かれていなかった<い・ろ・は・す>「なし」(左)……先日散歩の途中、自販機にあるのを発見……ひょっとしたらコンビニにもあるかしら? と覘いたらあったので買ってみました。自販機は150円、セブン・イレブンは130円……ローソンはどうなのかしら? 鳥取県産かどうか分かりませんが、取りあえず梨のフレーバーは感じたのでまた市価調しながら買ってみましょう。「もも」「オレンジ」は私の情備品です。以前は<い・ろ・は・す>の「みかん」でしたが、最近置いてないのでしょうがなくサントリーです。いろはす はそれぞれ「手摘み」って謳っていますが、梨でも桃でも機械じゃ摘めないでしょうに……購入意欲に働きかけているんでしょう…
2017.08.01
コメント(0)
南スーダンPKOの日報問題による防衛省監察本部による特別防衛監察の報告書が公表された。数か月もかけての監察であるにも関わらず、部下の落ち度だけを明確にして幕引き。「駆け付け警護」を付与したかった安倍政権を忖度しての日報隠しだったと国民は推察するが、個人の規律違反を指摘しただけの結果だった。 身内による調査だから予想はしていたが、政府に都合の良いあいまいな結果には誰も納得はできない。稲田氏は防衛相を辞任し給与の自主返納を申し出たようだが、懲戒処分を受けた防衛省内の数人とは違い、彼女自身に傷は残らない。 報告書では、2月13日・15日に陸自幹部が稲田氏に日報について説明し「なんらかの発言があった(稲田氏が報告を聞いた)可能性は否定できない」…なんて無責任極まりないあいまいな表現。陸自側と稲田氏の主張が一致しなかったためとしているが、どちらかが嘘をついているわけで白黒させるのが監察ではないのか? 「書面による報告はなかった」から証拠がないというが、そもそもがまずい話なのだから書類など作るはずは無い。稲田氏は「(報告を)受けたという認識はない」と仰る。「記憶はない」や「認識はない」と彼らの常套句であり信憑性に著しく欠ける発言は聞きたくないが、近々開かれる閉会中審査でも同じ言葉をくり返すことだろう。 森友問題では「面会記録は廃棄」、加計問題でも不都合な文章は「怪文書・存在しない文書」として隠される。残念ながら、真実が国民に知らされることはないのが今の日本のようだ。 さて、省内の処分で停職1日とか2日とかっていうのはなんなの? どんな理由・重さで日数を決めるのか? 1~2日の出社停止など大した影響はないだろうに……と思ったのだが、懲戒処分を受けるということ自体が出世や退職金等後々に結構影響を及ぼすようだ…可哀そうに… ちなみに平成27年度に懲戒処分(免職・停職・減給・戒告)を受けた自衛官・事務官は819件(人)らしい。自衛官・事務官総数=249,191人の大所帯だから、この数が多いのか少ないのかは検討がつかないが、「業務遂行上の行為又はこれに関連する行為に係る懲戒処分」が313 に対し、「私的行為に係る懲戒処分」が506 と圧倒的に多い。 前者では「正当な理由のない欠勤」が106 と1/3を占めるのだが、被災地支援で疲れ果て行きたくないこともあるだろうに…。 後者では「私有車両運転に伴う悪質な交通法規違反」が161 のようだが、「悪質」とは飲酒や傷害事故のようなものかしら? スピード違反は入るのかしら? 面白い項目に「窃盗・詐欺・恐喝・単純横領」96 なんていうのがありました。 国内外で日々ご苦労な活動に取り組んでおられる自衛隊の皆様には感謝の念と敬意を表しています。一部の雑音に惑わされることなく益々ご尽力くださいませ。 私の晩酌がハイボールなのをご存知の方がくださいました。伊藤園の炭酸は初めてです。「磨かれて澄みきった」のキャッチフレーズのように、ものすごくやさしい炭酸水でありました。ご馳走様でした…
2017.07.29
コメント(0)
24・25日の衆参閉会中審議を聞いて、多くの国民は政府の姿勢に益々の疑念と怒りを覚えたことだろう。「加計学園による学部新設計画を知ったのは(特区の事業者に決まった)1月20日」だと、24日 安倍首相は過去の答弁を変更した。「いわば、加計学園と今治市へということの、少し、私も混同があったことはお詫びをしなければならないわけですが…」なんて言い訳をした安倍首相。あの時は正確でなかったとしていとも簡単に修正する……国会答弁とはそんなに軽いものなのか?「長年の友人である加計理事長から(学部新設に関して)一度も聞いたことはない、というのは普通信じられない」との質問に対して、相談や依頼を否定し「相手の立場を利用しようとするということなら、もう友人とは言えない」と……ようするに友人だからと言って便宜など図らなかったし、そもそも1月20日の決定まで知らなかったのだから便宜は図りようがない、との路線を選択した安倍首相。 自身の過去の発言と矛盾することを覚悟で1月20日に知ったと訂正した訳は?……「食事代は先方が持つ場合もある」と答弁してしまった安倍首相にとって、加計学園が事業者であることを知っていたとすれば規範違反に抵触することから回避したかったということだろう。 私も日々見ている新聞に記載される「首相動静」……朝日新聞によれば、2013年5月から2016年12月までの間に16回、安倍首相は加計理事長とゴルフや食事をともにしている。昨年7月21日から年末までの間には6回と集中しているが、頼む・頼まれるは別として、本当に獣医学部のジュの字も話題にならなかったのか疑わしい限りだ。私とて友人知人に会えば「健康は? 仕事はどう?」と相手の状況を訪ねる。聞いたから知ったからといって何ができるわけではないが、それが友人との関係ではないのか? 加計孝太郎理事長は、山本有二農水相(昨年8月23日)、松野博一文科相(昨年9月6日)、山本幸三地方創生相(昨年9月7日)それぞれ大臣と面会し、二人の山本氏は獣医学部の話をその時 加計氏から聞いたと答弁した。 いとも簡単に主要三大臣に面会できる加計理事長……面識もないのに良くアポがとれるものだが、各大臣は「安倍首相と加計理事長はお友達」であることを認識していたのだから、忖度したのだろう。 私がサラリーマン時代、社長とも交流のある人が来社されて商談あるいは会談をした場合には後日簡単な報告をしたものだが、三大臣たちは安倍首相には一言も告げなかったのだろうか? 「先日お見えになりました」と雑談でも一言発するのが社会常識と考えるし、大臣たちもそれぐらいは心得ているだろうに、知らぬは安倍首相一人という不可解さ。 ましてや諮問会議の議長という立場でありながら、事業主体者をまったく認識せずに選定がなされたとすればそれ自体がイイカゲンとしか思えない。招致するのは今治市や京都府ではあるが、実際に教育事業を行う事業者がもっとも重要であろうに… 探してみたらこんなのを見つけた…『10/17 WG・京都府提出資料・京都産業大学獣医学部設置構想について』…WG=ワーキング・グループが審査するためのプレゼン資料だが、明確に「京都産業大学」と書かれている。(素人ながら、なかなか良い資料と拝見した。) 探しきれていないが、おそらく同時期に今治市も同様の資料を提出しているだろうし、そこには加計学園の名称も記載されていたはずだから安倍首相が1月20日まで知らなかったとする答弁は信憑性に欠ける。議長でありながら全く資料には目を通さない、ずさんな仕事をされていたのか? 「平成29年1月10日」付けの「広島県・今治市 国家戦略特別区域会議の構成員の応募について」と題した、いわゆる応募に手を挙げた書類を見つけた。冒頭に「事業主体 学校法人 加計学園」と明記されている。なんとおまけに宛名は「内閣総理大臣殿」となっているではないか。宛名が総理大臣だからといって、いちいち安倍首相が見なければならないことではないが、少なくともこの1月10日には知りうる立場にあったし、受理した職員は速やかに報告しただろう。従って、勝手な憶測ではあるが、安倍首相のこの1月20日発言や「改革の過程に一点の曇りもない」との言葉を含めて、私は政府の答弁をさらに信用しないこととなった二日間だった。「2015年4月に今治市の職員を官邸に呼び寄せて面会した」と推測される当時首相秘書官・柳瀬唯夫氏……「私の記憶をたどる限り、お会いしていない」と記憶力の無いことをアピールし続ける姿も腹立たしいが、一番悪いのは安倍晋三という首相だ。 今治市は、官邸を訪問したことは事実としながら「相手方や内容は答えられない」としている。政府を慮って公表しないのだろうから、「お恥ずかしいが、身内は物忘れが激しいので、誰が対応したのか、どうぞ教えてください」と安倍首相が今治市に頼めばいいだろう。お願いするのが嫌なら「面会した人間は、直ちに申し出ろ!!」と一言発すればいいだろう。入館記録もない面会記録もない、おまけに記憶もないの「ないない尽くし」の政府に日本の舵取りは任せられない。 支持率低下を食い止めたいなら、今こそ最高責任者として持っている権限・権力を使いなさい。安倍晋三殿……この一つすら明らかにできないのであれば、総理大臣失格ですよ……お忙しいでしょうが、1分あったら依頼指示できるでしょう……「成らぬは総理の為さぬなりけり」…
2017.07.26
コメント(0)
つまらないことだが、何とも情けない…… 都議選応援演説での公職選挙法違反発言の直後、7月7日に予定されていた政治資金パーティーを中止の事態に追い込まれた稲田朋美防衛相…… 九州北部の豪雨で甚大な被害が発生していた最中だから当然の中止ではあるが、前日6日には私的な勉強会に出席として1時間以上も防衛省を抜け出していたのだから、中止にせざるを得なかったことはさぞや残念だったろ。何といっても集めた会費を返金しなくちゃならないし、会場=ホテル・ニューオータニの宴会場「鳳凰の間」のキャンセル料も安くはないはずだから…… さてさて、他人の懐具合などまったく気にしていないが、「稲田朋美さんと道義大国を目指す会」なるこのパーティーの案内状に関する記事を週刊ポスト8月4日号に見かけた。 資金集めのパーティーの案内状に添えられた『挨拶文』に問題があったと……<…いまやまさに日本を代表する政治家の一人として多くの国民にその手腕が発揮されることと、八面六臂の活躍が期待されています。…この度、稲田さんと同じ思いを持つ皆様と「衆議院議員稲田朋美さんと道義大国を目指す会」を開催することにいたしました…> なる挨拶文だが、寄稿者は<稲田朋美全国後援会「ともみ組」会長・渡辺昇一・上智大学名誉教授>とされていると言う。そして挨拶文の日付は「平成二十九年4月吉日」となっているようだ。「それがどうした???」とお思いだろうが、挨拶文を書き、熱心に参加を呼び掛けた渡辺昇一氏は4月17日に心不全でお亡くなりになったんだって。生前に記したのだろうが、案内状が郵送されたのは5月中旬だと伝えている。<皆様には益々ご健勝のこととお慶び申し上げます>として故人の名前で資金集めのパーティー案内状を出すことは故人に対して礼を失していると、まったくもって同紙の指摘通りだ。普通なら刷りなおすか「故人の遺志を継いで」とか一言添えるだろうが、お構いなしらしい。稲田氏本人は関知せず、秘書や事務所スタッフが流れ作業でやってしまったのだろうか? 御隠れ中の豊田真由子議員だったらボコボコにされていただろう秘書だが、いずれにしても人としての道義を持ち合わせない者たちには政治に携わってもらいたくはない。選挙で選んだ国民にも責任の一端はあるが……なにが「道義大国を目指す会」だ!!! 熱心に応援なさってこられた渡辺教授もさぞお嘆きの事だろう。 日報隠蔽は否定している稲田氏だが、もし事実だったら如何様なお詫びを国民に対してなさるのか楽しみだ。「打ち首獄門」とは言わないが、任命権者の安倍首相と二人「丸坊主になって1か月程国会前で正座」なんてのは軽いかしら…… やく さん…いつもいいですね~ (2017.7.21朝日新聞朝刊)
2017.07.21
コメント(0)
3月の衆院安全保障委員会で「(陸自内で日報のデータが見つかったという)報告はなされなかった」と答弁した稲田朋美防衛相だが、どうやら知っていたのではないか? との疑惑が浮上した。知っていたとすれば虚偽答弁になるわけで罪は深い。仮に知らされていなかったとしても、情報を上げてこられなかったことはトップに立つ立場としては大臣失格である。「破棄した」「資料は確認できない」「公文書じゃない」……政府答弁の繰り返しは、日報だけでなく、森友や加計問題にも共通して行政における文書管理のずさんさを浮き彫りにされたが、陸自PKOに関しては根本的な問題が解決されていない。 今年2月、(統幕にあったとされる日報)南スーダンの状況を「戦闘」と記録した現地部隊の報告を「衝突・衝突」と繰り返してきた稲田氏が、政府見解の違いを指摘されると「事実としての殺傷行為はあったが、憲法9条上の問題になる言葉を使うべきではない」なんて、とんでもない詭弁(きべん)を発した稲田氏。憲法にもPKO5原則にも抵触するから、戦闘と言わず無理やり衝突と単語を変えて正当性を主張する現政府には恐怖すら感じてしまったのは記憶に新しい。森友や加計問題で賑やかになり置き去りにされてしまったが、そもそも一年前(昨年7月)ジュバにおいて数百人の市民や中国のPKO隊員が死亡した戦闘があった時点で、陸自を撤収させなかったことの是非は決着されていない。おそらく問題を再燃させないために今年3月に「PKO派遣終了」を急遽決定した安倍内閣だが、どこか似ている。 加計学園だけを優遇したと追及されている獣医学部新設に関して「2校でも3校でも作ればいい」との安倍首相の発言と同様に、「追及されたくないからさっさと手を引いた」と捉えられても仕方のない幕引きを図ったわけだが、正々堂々国民が理解できる施作ではなく逃げと隠蔽のその場限りの愚策としか感じられない。 今一つ「公募2カ月前 加計 伝達」として、山本幸三地方創生相が日本獣医師会に加計ありきの新設方針を伝えていたとされる文書が登場した。双方で言い分が違うのだが、現状の報道からは「加計ありき」の匂いがプンプンするのは私だけか…… 24日衆院、25日参院での閉会中審議が決まったが二日間では山積みされた疑惑の解明、あるいは潔白の証明には時間不足だろう。与野党の質問時間も「5対5」を主張していた与党だが「3対7」で与党が引いた形になったが、安倍政府を擁護する画期的な質問を与党議員ができるわけがなく、尻込みの結果3割で決着したのだと私は勝手に思っている。 今月10日 前川喜平 前文科事務次官を参考人招致しての閉会中審査……前川氏に対する個人攻撃を連発した与党議員だが、すべて前川氏の理路整然とした答弁の前に撃沈させられた。とりわけ自民党参議院議員 青山繁春氏は酷いものだった。一方的情報操作と言えるべき質問を前川氏に浴びせるも、返される完璧な答弁には反論すらできず恥をさらすこととなった青山氏……真実の重い言葉はなかなかひっくり返せないであろうことを与党議員は充分承知したはずだ。今更恥をかきに登場する与党議員も多くはないのでは? と想像する。400人を超す衆参自民党国会議員……動き始めた潮目を感じている議員もいるだろう。何も感じていないタダの議員もいるだろう。だが、敵とか味方とかではなく真実だけは隠さず究明し、国民の為の政治に取り組んでもらいたい。 ポルシェ カレラGT タミヤ 1/24スケール 2012年12月制作 意味もなくこんな写真を載せちゃいました…
2017.07.20
コメント(0)
「隠蔽を了承したとか、非公表を了承したとかいう事実は全くありません」(稲田朋美防衛相) 南スーダンPKOで陸自が作成した日報が「廃棄した」と発表された後も陸自内に保管されていた問題で、防衛省として非公表を決めた過程での稲田氏自身の関与を否定した。 本年2月、陸自内の文書の保存に関して協議した幹部会議で「隊員個人が収集したデータであり、公文書ではない」との認識を共有し、最終的に「公表しないことを決めた」と言う。問題は、この会議に稲田氏も出席しており非公表とすることを了承したと指摘されているのだが…… そもそも、「隊員個人が収集したデータであり、公文書ではない」なんてこと自体がおかしな決定だ。隠蔽するためのこじつけとしか私には思えない。派遣部隊としての日報は紛れもなく公文書である。「隊員個人が収集」と趣味で保管したように言うが、ある意味で機密事項も含まれるであろう文書を勝手に収集できる体制に呆れてしまうし、規律違反ではないのか疑問に感じるが、自分たちに都合の良いように解釈するために導き出した答えだったのだろう。 冒頭のように「隠蔽も非公表も了承していない」と稲田氏は言うが、真実であれば突っ込んだ調査を何もしていない無責任大臣だ。2月の会議があったかについては記者の質問に答えずの稲田氏だが、出席していたとすれば明らかに隠蔽に参加したこととなり、いずれにしてもお粗末な大臣である。 本件に関して「大臣から、そうした事実はないというコメントを出した」と、いつも通りの菅官房長官……なぜ、政府として2月の会議議事録を調査しますと言えないのかしら? 5分もあれば調べられるだろうが、どうせ「記録は見つかりません」となっちゃうのだろうが……「防衛省・自衛隊・防衛大臣…」と語った都議選での応援演説の波紋が大きすぎて忘れられてしまったようだが、6月の「グッドルッキング」発言…… シンガポールでのアジア安全保障会議で「私たち3人には共通点がある。みんな女性で、同世代で、そしてグッドルッキング」と……オーストラリアとフランスの国防相と自分の容姿に触れて美しいとおっしゃった稲田氏……女性であるにもかかわらずの女性差別的な発言には驚かされたが、安倍首相や菅官房長官から怒られた、なんて記事は見なかった。外交・政治の場においての「かわい子ぶりっ子」なんて日本の恥でもあるのに、お咎めなしでほったらかしておくから都議選での大大失態に繋がったと私は思っている。月が変われば辞めさせられちゃうのだが、国防を担う重責は稲田氏には無理だ。一日も早く適任者に交代してもらいたい。「稲田防衛相の夫、敗訴確定」(7月10日) 直接稲田氏問題ではないが、彼女をめぐる週刊新潮の記事に「世間を知らない弁護士バカ」と書かれた夫の龍示氏……名誉棄損で損害賠償を求めた訴訟を起こしていたが、最高裁が上告を棄却して負けちゃったとのこと。一審大阪地裁が「論評の域を脱しない」と判断し、二審大阪高裁もこれを支持、最高裁も同じ決定ということだが、「バカ」と書いても名誉棄損にはならないようだ。勿論記事の内容を通じての言葉使いだろうから全てに関して良しとされるわけではないだろうが、この記事においては表現の自由が守られたのだろう。機会があったら読んでみたい……週刊新潮2015年4月9日号……図書館にあるのかしら? 三菱零式艦上戦闘機21型 ハセガワ 1/48スケール 2013年11月に綺麗に作ってみたものを、2016年6月に汚しました。「こんなに汚れた零戦はないですよ…」ってお声もありますが、あくまで想像上の汚し練習ですから……戦闘機マニアの方にはご理解の上、ご了承くださいませ。
2017.07.19
コメント(0)
菅義偉官房長官が「恋々と地位にしがみつき、3月まで次官を続けさせてほしいという話があった」と、前文科事務次官・前川氏を個人攻撃する発言を幾度も繰り返しているが、松野博一文科相は「5日」という日付に疑問を呈したうえで「1月中旬までの間に(前川氏から)退職の意向を聞いた」と昨日述べたようだ。 前川氏はこれまで「大臣に伝えたのは5日」と話してきたが、「1月5日に文科省統括審議官に辞意を伝え、翌6日に松野氏に引責辞任する意向を伝えた」と訂正してコメントを発表した。自分の記憶と記録とを再確認しての訂正だろう。1日のズレであり大した問題ではないが、前川氏の生真面目さが伝わってくる。 おそらく松野文科相も自身のメモなり記録なりで、5日には前川氏と面会をしていないことを確認しての発言と受け止める。「なぜ在職中に官邸に言わず、今頃になって言うのか?」との前川氏批判もあるし、その考えも理解できないではない。政府政権の意向に賛成の者しか登用されない現制度上、現役中はおとなしく言うことを聞くのが役人としての生き方なのだろうし、前川氏も在職中はその悪しき慣例に流されたのだろう。 森友学園問題で終始一貫して「記録は破棄した」「適切に処理された」との答弁を繰り返し続け、この度 国税庁長官の座に就いた佐川 前理財局長が良い(悪しき)例だ。森友問題も「行政がゆがめられた」と国民は疑問視しているが、加計問題では参画してきた一員として沈黙を守れなかったのだろう前川氏の行動を私は評価する。「出会い系バー」や「恋々…」と個人攻撃を受けながらの前事務次官から一石を投じられたのだから、真実を明らかにする責任を政府には全うしてもらいたい。(昨日も書いたし、本題ではないが) 菅官房長官と前川氏とで食い違う「恋々」に関しても明確な決着を付ける責任が政府にはある。マスコミを通して「前川氏はこんな人物だ」と全国ネットで国民に伝えたのだから、我々国民には真実を知る権利がある。杉田副官房長官か? 前川氏か? 嘘つきはどちらか……「言った」「言わない」の平行線となるだろうが、副官房長官は逃げ隠れせずに出てくる責任がある。 前川氏が朝日新聞(だったと思う)にコメントした直後に、「出会い系バー」が読売新聞に載り、菅官房長官は「恋々…」として前川氏個人の悪い印象を国民に与える手段をとったのだが、このこと自体が加計問題に踏み込ませないための手段だったと、今、多くの国民は思っているだろう。前川氏が「行政がゆがめられた」と、最初に取材に応じたのは「NHK」だと聞く。また、そのNHKは収録を放送しないままでいるとも聞く。公平性を鑑みて、まず国営放送に持ち込んだ前川氏の選択は立派だが、なぜ放送されなかったのかは想像可能だ。このことを隠すように最後に出てきた文科省内の文書は6月19日にNHKがクローズアップ現代+をもって放送した。「波紋広がる特区選定~独占入手・加計学園”新文書”」……独占入手って誰が渡したのか想像はできる。NHKへの批判防止の放送に思えたのは私だけか? 支持率が落ち込んだことで悩んでいる政府……「被災者の生活再建に向けた要望を聞く」として、安倍首相は今 大分を訪問している。災害対策に取り組む姿勢をアピールしたいのだろうが、本当に本当に、ひとつずつ真摯に国民に目を向けた政を執行していただきたい。失った信頼を回復する道はそれしかありませんよ。 蛇足ながら、西川公也 元農林水産相(現「日EU等経済協定対策本部」の本部長)が、日本とEUとの経済連携協定の大枠合意に関する政府の説明資料に関して「具体的に(関係者に)分かってもらうための資料じゃなければ話にならない。国会だったらわからないための資料でも結構だが」と自民党本部での会合で昨日述べたらしい。「国会だったらわからないための資料でも良い」なんて、まさに国会軽視=国民軽視の発言であるが、このような方が執り行う政治では日本が良くなるはずはないし、支持率だって上がるはずはない。 明るい話題にしたかったが、またボヤキになってしまった。反省… 桔梗かしら? 本当はもう少し紫っぽいです…
2017.07.12
コメント(0)
各社 支持率は30%台で不支持が50%前後となり、明らかに現内閣に対する不満の声が大きいと言うことだ。「御用新聞」と言われた読売新聞の不支持52%がトップというのも面白い結果だ。同紙の発表で不支持の理由は「首相が信頼できない」が49%でトップらしい。「真摯に受け止め丁寧に説明する」と、口ばかりの態度にはこれ以上ごまかされないという民意であろう。 重い腰をちょっとだけ上げ、前文科事務次官・前川氏を参考人に招致して昨日開かれた閉会中審議でも、「記憶にない」の常套句をくり返す萩生田官房副長官以外の内閣府関係者は出てこなかった。と言うより政府与党が出さなかったとする方が正しいのだろう。 加計学園問題の中心的人物であろう、「総理に代わって私が言う…」と前川氏に伝えたとされる和泉洋人氏も出てこない……内閣総理大臣補佐官なんて立派な肩書を持っているのだから、外遊中の総理に代わって出すべきだろうに隔離されている。 本題ではないが、菅官房長官の「前川氏は、恋々と地位にしがみついてきた」発言についても、「事実に反する」と質問に対して前川氏は明確に答弁した。そもそも菅官房長官は「杉田副長官はその都度、私に報告をしている」として、杉田官房副長官から聞いたのだから正しいと言っている。ならば杉田氏を呼べば良いのにこれまた欠席……都合の悪いことはとことん隠すと思われても仕方ないだろう。前川氏は証人喚問でも良い、と言っているのだから関係者は全員証人喚問すべきと思うが、真摯になれない安倍内閣には無理だろう。 (朝日新聞の調査は7月8~9日) 今日は、歯医者に行って先週縫った糸を抜いてもらって来ました。来週もまた行かなければなりません。面倒ではありますが、天山飯店の広東麺を楽しみに行ってみましょう。
2017.07.11
コメント(0)
8億円の大幅な値引きや安倍昭恵氏の関与など多くの疑問が指摘され、毎日のように答弁に立った財務省理財局長・佐川宜寿氏が本日付で「国税庁長官」だって…… 自分たちに都合の良い法令の説明ばかりで何一つ具体的な説明はなされなかった佐川氏……「廃棄したとして交渉記録は隠し通し」「不当な働きかけは一切なかったので記録はない」「我々財務省財務局がゴミの埋戻しを指示することは有り得ないから確認の必要もない」……記録の提出も事実確認も拒否し続け真相解明隠しの矢面に立ったご褒美なのだろう。 理財局長から国税庁長官に就くのは4代連続だって……麻生太郎財務相は「丁寧な説明に努めてきた。特に瑕疵があるわけでもない」と評価したようだが、本当に丁寧な説明をしてきたと思っているのか? そうだとすると都議選での反省など全くされていないのだろう。国民目線からは瑕疵だらけではないか。「売買契約締結をもって事案が終了しているので面会等記録は破棄した」と答弁したが、分割払いの契約なのだから全額支払いが終了した時点が事案の終了であり、さっさと破棄したこともご都合主義の勝手な解釈による瑕疵だろう……少なくとも民間企業はこんなことはしない。 守るべき国民への説明責任を捨てて、安倍首相を守ることに専念したことは政権にとっては功労者ということだ。真実に背を向けてでも総理官邸のご意向に従っていれば出世させてもらえる……定着した悪しき構図であり官僚の生き方なのだろう。 我が家の金魚です お袋が好きで泳がせています 似たような顔をして仲良しです…
2017.07.05
コメント(0)
「おごり政権への審判」都議会議員選挙の結果が出た… 豊田真由子氏・稲田朋美氏・下村博文氏etc…選挙戦に突入してから出た身内による逆風もあっただろうが、根本は安倍政権による議会軽視の体質に都民がNOを突き付けた結果と見る。特定秘密保護法や安全保障関連法、さらには共謀罪に至るまで野党が指摘する疑問・問題点に対して理解を求める説明もせぬまま強行採決で逃げ切ってきた姿勢に都民の怒りが爆発した結果だ。野党の背後にいる多くの国民の声を軽視し、ただただ審議時間ありきで数の力で押し通してきた、民主主義の要諦を失った安倍政権に対する民意の表れだということを安倍首相は認識すべきだ。 唯一安倍総理が登場した1日夕方 秋葉原駅前での街頭応援演説……「安倍やめろ」「帰れ!」の絶叫コールはすごかった。「あのように演説を邪魔する行為を私たち自民党は絶対にしません。相手を誹謗中傷しても何も生まれない。こんな人たちに私たちは負けるわけにはいかない!」と安倍首相はマイクで訴えたが、審判は明らかとなった。「彼ら」ではなく「こんな人たち」と冷静さを欠いた言葉が口をついたのは、ひとえに強い逆風(民意)を体感した恐怖心からだろう。 安倍総理の応援演説の甲斐なく、代理戦争と言われた千代田区の1議席は、ほぼダブルスコアで都民ファーストに負けた。定員3 立候補5人の目黒区の結果も、都民・公明・共産となり現職自民党議員2名が落選した。都議会議長・川井重勇氏(中野区)も落選……昨年8月、小池氏が新都知事となり挨拶に出向いた際、握手もツーショット写真も拒んだ大人げない議員の姿勢を区民は覚えていたのだろう。 自民党にとっては厳しい結果が待っているだろうとは想像していたが、昨晩の開票中継を観ていて「いつまでたっても自民党が0(ゼロ)」の光景は生涯初体験だった。結果的に半数を大きく割り込む「23議席」……国政選挙ではないし他人事なのでどうこう言う筋合いではないが、昨夜 安倍総理はお仲間とフランス料理を楽しんでおられたと聞く。安倍総理への影響を断ち切るために「下村会長だけでなく、党5役全員辞任させましょう…」なんて打ち合わせでもしていたのかしら? あくまで私の想像ですがね~ 落選を待つ候補者事務所を回って「ご苦労様・お疲れ様、申し訳なかった」ぐらいの労いはできないものかしら? 国政ではないが、貴方の言動を国民は見ていますよ~ 方や大勝した小池都知事率いる都民ファーストだが、どうなることやら……何の結果も出していない新党組織であり当選した49人のうちほとんどが新人……自民党のオウンゴールによる失点で勝ち得た議席であり、党としての得点はまだ0(ゼロ)だ。目黒区でトップ当選した伊藤ゆう氏は民進党を離党して都民ファーストに入党した人だ。都民ファーストには、同様に自民や民進からの鞍替え議員も多い。先ほど「都民ファーストの会代表を今日付けで退く」と小池知事が表明した。二元代表制での懸念を想定してのようだが、小池劇場に集まってきて資格を得た議員たちを野田幹事長が代表として引っ張っていかれるか……都民ファーストだけでなく、これからは都議会も監視していきましょう。 いずれにしても今回当選した議員さんには、都民が投じた一票の願いに応えることができた時、初めて都議として認めてもらえることだけは忘れずにいてもらいたい。柿の実もだいぶ大きくなりました…
2017.07.03
コメント(3)
「私らを落とすなら、落としてみろ」と、マスコミに向けて自民党 二階俊博幹事長が都議選応援演説で発した言葉は、やけくそ? あるいは恫喝? ……いずれにしても反省のハの字も感じられない。「国会中は野党の印象操作」、終われば今度はメディアのせいにする姿勢からは反省も謙虚さも感じられず、「我々は偉いんだ!!」だから「何をやっても許される」って欺瞞(ぎまん)が滲み出ている。<二階氏の演説(要旨)>(朝日新聞2017.7.1)『20年も30年も国会議員やっているんだから、腕は利きますよ。政治やっていたって、腕の利かないやつもあるじゃないですか。そんなのダメです。新しい用語を使って、なんとかファーストってあるでしょう。ファースト、じゃあ、セカンドに誰が立つのか。もっと真面目に政治をやってもらいたいよね。 マスコミがあんなに(取材に)来ているが、言葉ひとつ間違えたらね、すぐいろいろなところへ話になるんだ。選挙弱かったら落とされちゃうよね。私らを落とすなら、落としてみろって。マスコミの人だけが選挙を左右するなんて思ったら大間違いですよ。マスコミは偉いんです、偉いには違いないが、偉いっていったって限度がある。みんな、頼んでいるわけじゃないんだから。 あんたらどういうつもりで書いているか知らんが、我々はお金払って(新聞を)買ってんだよ。買ってもらっていることをやっぱり忘れちゃダメじゃないかな。こんなこと言うと、また明日、何を書かれるか分からないが。』(30日 国分寺市での応援演説)「あっちの方(東北)でよかった」発言で今村雅弘 当時復興相が更迭された時、「マスコミが、一行悪いところがあったらすぐ『首をとれ』という。なんちゅうことか」と自らの派閥議員をかばい、マスコミ悪しと二階氏が発言したのが4月。震災被害者の心を著しく傷つけ、国民をばかにした今村氏の発言は大臣どころか国会議員の資格はない。本当に真剣かつ熱意をもって取り組んでいる者であれば、あんな愚かな言葉は出てくる余地はない。 長靴を持参せず被災地視察で職員に背負われて水たまりを渡った務台俊介 当時内閣府政務官……その後「長靴業界はもうかったのでは」と口にして辞任(3月)したのだが、この時、務台氏に注意をしたのは誰だっけ? 今村当時復興相だよね~ みんな経験を活かさず、反省もしないからこんなことが繰り返される。 二階氏の演説だが、ファーストは私も好みではないから認めてあげるが、それ以降は無茶苦茶……マスコミは別に偉いわけじゃない……選挙を左右させるために記事を書いているわけじゃない……「我々はお金払って買ってる」と言うが「アンタら議員は誰のお金で食べさせてもらってるんだ!!!」国民の税金だろ!!! 思い違いも甚だしい、これこそ情報操作の演説だろう。 29日の応援演説では、北朝鮮を念頭に「よく変なものを打ち上げてくるきちがいみたいな国があるでしょう」と発言……「今後注意したい」と講演後にマスコミに釈明したようだが、都議候補の応援演説になんでこんな話を持ち込むのか? 私には理解不能だ。 安倍晋三首相も「色々な報道によって、政策がなかなか届かなくなってしまっている」と、30日の応援演説で報道への不満を口にしたようだ。だが、政策を届けなくしているのはどこの誰だ?? 歴代内閣が認めてこなかった「集団的自衛権の行使」を、憲法解釈を捻じ曲げて「許される」と一変させた安倍内閣の閣議決定から早いもので今日が丸3年。南スーダンPKOでは、「憲法9条上の問題になる言葉は使えない」として「戦闘」をあくまで「衝突」と表現する。米艦防護も実施されたが、政府は未だ事実を公表していない。「最大限の情報を開示し、丁寧に説明していく」との安倍首相が自ら明言した約束は反故にされたままだ。議論が尽くされないまま強行採決された「共謀罪」も、今後の説明はなされないだろう。森友・加計学園問題も、「記録がない」「記憶がない」「調べない」、おまけに職員を悪者にする常套手段で逃げてばかりの無責任内閣。国民が知りたいことをアンタ達が明かさないから、マスコミが調査して報道するわけだ。 確かにこの都議選は自民党にとって逆風のようだが、逆風を吹かせているのは誰かしら? 「公用車で保育園」「絶叫暴行」「公職選挙法違反疑惑」etc 皆さんお仲間でしょう。身内の行いを棚上げして何でもかんでも報道・マスコミのせいにするな!! と私は言いたい。与野党問わず政治家の言動を国民に伝える責任があるマスコミには、こんなことに怯まず今後も事実を伝えてもらいたい。
2017.07.01
コメント(0)
またまた稲田防衛相……「防衛省・自衛隊・防衛大臣、自民党としてもお願いしたい…」昨夜の都議選自民党候補の応援で言っちゃった。「近くに駐屯地もございますので、大変応援をいただいていることに感謝しておりますという趣旨だった」と見苦しい言い訳をするが、「誤解を招きかねない発言があったことに関しては、撤回をしたい」と述べただけで謝罪はなし。謝らないのは政治家のいつもの態度だが、「誤解を招きかねない」ではなく、明らかに自分の発言の重大な誤りを認識していない。「自民党でなければ皆さん守ってもらえませんよ~」「防衛省職員や自衛官は全員自民党支持ですよ~」とも聞こえてしまうが、こうした考え方まですると「誤解を招きかねない」との発言も筋は通るが……「防衛省・自衛隊・防衛大臣、自民党」と、自民党を除いて3つも禁句を並べていることに無頓着な稲田防衛相。自分が管轄する防衛省も、自らが実質組織のトップである自衛隊も、更には大臣である自身もこぞって自民党候補を応援しているから宜しくと明言しているではないか。 弁護士であるにもかかわらず憲法も自衛隊法も無視し、省庁や自衛隊を私物化して政治利用する発言は言語道断だ。「防衛省と自衛隊のトップは私=防衛大臣なのよ~」と都民に言いたかったのだろう。日頃から「私は偉いのよ!!」と思い込んでいる? 勘違いをしている浅はかさには呆れてしまうが、それを許してきた? 安倍晋三首相の責任も重い。幾度も発言を撤回してきた稲田氏をかばい続けた現政府が作ってしまった姿に思える。 こんな人に改憲や国防など任せられないが、菅官房長官は「辞任」とは言わない。来月アメリカとの2プラス2が予定されているので、今 稲田氏を切るわけには行かないのかもしれないが、我が国の為には一日も早い手当を願いたい。「このハゲー!!」と政策秘書を怒鳴りどついた豊田真由子議員も稲田氏同様に「私は偉いのよ~」「何をやっても許されるのよ~」と過剰な特権意識を持つ一人だろう。下の者(立場が弱い者)には威張り散らし、立場が上の人間には猫なで声で低姿勢で接する。 どういう意味で言ったのか私には理解不能だが、「かわいそうだ。男性の衆院議員なら、あんなのはいっぱいいる。」なんて擁護ともとれる発言をする自民党 河村建夫元官房長官みたいなのがいるから、「あれくらいやっても許されるわ」と思い込む豊田みたいな議員も排出されてくるわけだ。河村議員の言うとおりだとすると、自民党の代議士は傲慢の寄せ集めみたいな集団だ。「一億総活躍」が聞いて呆れる。憲法改正以前に党規改正でもやったらいかがなものか??? ……無駄ですね……ある日突然一人独断でひっくり返す独裁者がいますものね~…… 党規ではないが、議員の給与規定を変えなさい。不倫をして雲隠れで国会等長期欠席でも、パワハラ暴力騒ぎを起こしても、「一番のガンは学芸員」発言で大臣を辞任させられても……ボーナスは満額支給されるそうだ。民間企業なら考えられないことであり、きちんと査定しなさい。 道端の紫陽花……100種類以上あるそうです (2017.6.22撮影) 今日は別の話題を準備していたのだが、稲田防衛大臣がアホらしくなりぼやいてしまった。イカン遺憾…
2017.06.28
コメント(0)
全119件 (119件中 1-50件目)