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熱射病になりそな日曜日。諸々買い物のため、浜風吹き抜けるあの場所へ。またもや何時間も歩き回ってしまった。思いがけず良いモノが手に入り、疲れも吹っ飛びゴキゲンになる。 うって変わって、ひんやりと風が涼しげな月曜日。最近明け方窓を開けると、四時すぎにはもう空が明るい。鼻にツンと、夏の朝の匂いを感じると妙に嬉しくなる。私の一番好きな朝の時間がやって来た。夏が近いとは言え、ウグイスは今日も変わらず楽しそうに美声を、響かせております。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「相次ぐ訃音。真相は藪の中。」
2007.05.28
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ベーグル熱は、とりあえず数ヶ月経っても冷めてない。何事も、ハマったら嫌いになるまでガンガン猛烈に突き進んでしまうので、コレに代わる何かと出会うまではずっと、ひたすら食べ続けるだろう。とは言え、そんなに色んな店を食べ歩いてるわけじゃないんで、いつも買うショップは同じになってしまう。今のところ一番気に入ってるのは『ジュノエスクべーグル』http://www.junoesque.org/top.html。 噛んだ時のもっちりした食感が好みなんだけど、近所にあまり数置いているショップがない。あっても私が買おうとする夕方には、ほぼ売り切れてしまってたり。仕方ないので最近は、お手軽に手に入る『ベーグル&ベーグル』 で選ぶことが多い。こちらはいつも商品が豊富で、焼き立てに当たるチャンスもある。ココのベーグルは大きく分けてお菓子感覚の甘い系と、食事感覚の惣菜系と二つある。私の好きなのは、惣菜系。今一番ハマってるのは、ヴォルケーノ。二番手がエヴリシング、そしてオニオンって順。昨日はエヴリシング、今日はオニオンを使って、家ランチした。いつも冷蔵庫の中身と相談して適当に用意するので、手抜きベーグルになってしまう。でも何かしらトッピングされたベーグルは、温めるだけで充分に美味しいので、おかずは要らないんだよね。甘い系のブルーベリーなんて、いつもそのまんま食べるから安上がりでいい。今日はレタスやハムがあったんで、サンドする量を軽く添えた。デザートは残ってたブルーベリー・ヨーグルト。飲み物は香味焙煎のインスタントコーヒー。ケチなので、ショップで毎回クリームチーズは買わない。美味しいのは知ってる。その代わりに大活躍なのが、いつも近所のスーパーでお得に買っているkiri!! とりあえずベーグル食べる時にこれさえあれば、私は満足クリームチーズだと、今までは決まってブルサン を買ってたんだけど、お高めだしオトナ味だからワイン飲まずにはいられなくなるんでー(笑)。てなわけで、ベーグルのオトモはkiri、と決めている。今日はまぁ、具材が貧しいわりに、ボリュームたっぷりでなかなか美味しかった。ベーグルのいい点は、一般のパンに比べて、とってもヘルシーだってこと。パンはカロリーとか色々でお米より太りやすいと言われるけど、ベーグルはアレルギーやダイエットに対する心配がない。しかも腹持ちがいい!家にひとりの時は他のランチをできるだけ控えて、ベーグル中心のランチにしたら、その頃から体重が元に戻ってきた。私には合っているようだ。ホントはごはん党なので、おにぎりとか食べたいところだけど、今のところ全くベーグルに飽きることはないので、この勢いを利用して、新しいベーグル屋さんのものを食べてみたいと思っている。できるだけ自分の足で、店に買いに行って味を楽しみたい。ちなみに、職場の休憩で時々利用する某コーヒーチェーンにも、ベーグルサンドがある。何度か食べたけど、違うんだなぁ…もちもちしてないし、手に持った時に重量感がない。そう思いつつ、その店に入るとついそれを頼んでしまう自分がカナシイ…さーて、このブーム。いつまで続くのやら。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「高校時代のクラスメイト♂が、某プロデューサーとして大成してた」
2007.05.25
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この先に梅雨が待ってるとは思えない、夏のような1日だった。水曜日。友達(=元同僚)に会いに汐留まで行って来た。彼女と会うのは、2年ちょっとぶり。Zepp TOKYOに行く時ぐらいしか“ゆりかもめ”には乗る用がないので、新橋の奥にあるいつも素通りしてた汐留エリアは、この日が初上陸?(私はJR新橋駅からモチロン徒歩)である。前日までにネットで汐留情報をチェックして、それなりにイメトレしてたけど、いざそのエリアに入り込んだら、どっちがどっちだか全く判らず状態。とりあえず、友達に指定された待ち合わせ場所には、無事辿り着けた。しかし、なんかモゾモゾ落ち着かない。こんなに都内最先端のオフィス街化された所には、音楽業界から足を洗った今じゃ全く縁遠くなったもので。日テレなんて、私が出入りしてたのは麹町の古~いビルだったからなぁ。目の前にそびえ立つ小奇麗なガラス張りの塊を眺めると、随分時の流れを感じる。テレビ局の近くには電通ビルもあるけれど、劇団四季の劇場が珍しいくらいで、それ以外は主に大手企業やホテルや飲食店が集まってるだけのような。平日の昼間のせいか、男も女もスーツ姿がやたら目に付く。田舎ヨリの町でのほほん生活に浸りきってる私は、とんでもない所に迷い込んだ気分。ぶるぶる子犬のよーに身を震わせつつ、友達の登場を待つ。 現れた彼女は、とても元気そうだった。新しい生活も仕事も順調のようで安心した。和食屋さんでランチしつつ、近況を語り合う。会社員のランチ時に混じって職場話なんかしてると、“あの頃”に戻ったような気になる。仕事の合間に抜けて来てもらい時間が限られてたので、急いで次の場所に移動。『コンラッド東京』http://www.conradtokyo.co.jp/restaurants/twteight/index.html のティーラウンジで、浜離宮庭園や東京ベイサイド(ベイブリッジ、お台場方面)を眺めつつお茶をいただく。こんなことでもない限り、私なんて一生縁のないセレブ~な空間……おごってもらっちゃった 値段は不明だが、びっくり価格なハズ改めて、ご馳走様でしたm(_ _)m 贅沢な気分を味わわせてもらい大満足でございます。1時間半後、仕事へと戻る彼女を笑顔で見送る。さーてと。滅多に来ない場所だし、せっかくなのでぶらぶらしてみよう。題して、“おひとりさま汐留半日ツアー”。カレッタ汐留の『ADMT(アド・ミュージアム東京)』で【コピー07~TCC広告賞展】http://www.admt.jp/index.html をやってた。入場無料なので、迷わず入館。長年活字と関わり合ってきた人間なので、こーゆーのは素通りできない。「雑誌編集者以外ならコピーライターになりたい!」と、淡い夢を抱いたこともあり、遠い昔、広告関係もいくつか受験したりしたので。懐かしい広告とか超レトロな広告とか…ワクワクするものが結構あった。賞を獲った最近の広告もまぁいいんだけど、最も心くすぐられたのは常設展示コーナー。20世紀の時代を7つに分けて、当時のヒット商品や新聞・雑誌等をコラージュしている。自分の生まれた時代のヒットものを見て子供の頃を思い出したり、青春時代のヒットものを見て恥ずかしい想い出が蘇ってきたり……タダなのに、なかなか面白い時間を過ごさせてもらってラッキーだった。外に出たら、ちょうど広場のアナウンスが流れ、『亀の噴水』から勢いよく飛沫が…暑かったので、暫く涼むことに。マイナスイオン効果、あるのかは微妙。仰々しいアナウンスのわりに、特別捻りもなく、あっけなく終了。ちゃんと眺めてたのは、私ぐらいだったような気がする。いっそ断水した方が… 何か面白いものを見落としてはいないかと、ふた周りぐらいしてしまったけど、思い描いてたよりもこじんまりとした街のようで。ショッピングする場所はこれと言ってなく、飲食店が集結した所、という印象。やっぱりココは、新橋の延長線上に在る土地柄、“ビジネスマンの街”なのかもしれない。さすがに“おひとりさま汐留半日ツアー”もネタ切れしたので、帰ることに。長歩きに向かないヒールを履いてきたせいで、浜離宮庭園に足を伸ばせなかったのがちょっともったいなかったかな。 ※画像にふれるとコメント出ます。 ※5/25に一部修正。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「チケット取れますように…」
2007.05.24
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電化製品とかが壊れるのって続く時は続くもので、この春わずか1~2ヶ月ぐらいの間に我が家にしてはとても珍しく次々と新しいものを手に入れた。モノは“果てるまで”使い続けるのがケチケチ夫婦の鉄則なので、今のモノがまだ使えるのに、新製品が出たからとポイッと買い換えるなんて言語道断。動きが少しぐらい悪くなっても、なだめなだめだましだまし…というのが常。そんな日常の中でパタリと力尽きたのが、ダンナと私のケータイ。数年ぶりにやっと時代にマッチした商品(と言っても新型出たから既に旧型)に機種変更。ふたつ目は、たぶん結婚する前から使ってたような気がするヘルスメーター。丸コロとしたデザインが気に入り私が選んだが、いつどこで買ったかは思い出せない。電化の部類じゃないが、経年劣化のせいか機嫌が悪いと針が数字を増減させるようになり。ってことで、さすがに今時は体脂肪とか細かいデータが判る正確な体重計がいいだろうと、体重体組成を初めて購入。みっつ目の“大物”が、掃除機である。結婚してから住み始めた家では、ダンナが実家から持って来た旧型の紙パック式を利用。年季が入っているので、音や見た目の大きさのわりに、細かいゴミを見逃しまくり。それでも部屋数もなく狭かったので、なんとかなってたんだけど…ちょうどヘトヘトになった頃、引っ越しすることになったので、新居に移る直前に、ケチって激安のを買ってしまった。収納だけはバッチリの、一応サイクロン式という名の某スタンド型クリーナー。見た目はシンプルでコンパクト。どう見ても独り暮らしの部屋にピッタリな商品。そこでケチったのが間違いだった。全然サイクロンじゃない(涙)。不満を持ちながらも大事に使い続けた。壊れるまで使うつもりで。そして購入から二年めというその日。前日まで動いたのに、あっけなくご臨終。安すぎたんだから、この二年もった方がもしかして奇跡なのかも…そんなこんなで、久しぶりに高価なモノを買う羽目に。家電はナショナルが我が家の場合いちばん相性がいいので、掃除機を買うにあたっても、近所の家電量販店に何度も出向き全商品リサーチして、ナショナルのを第一候補にしてた。個人的には「掃除機買うなら次はElectroluxかダイソンがいいなぁ~」と、ぼんやり思ってたのだが、ダイソンは店で実物を見て諦めた。めちゃデカイ! ロボットみたいにゴツイ! 音も豪快!収納と騒音のことを考え、我が家のような狭小マンションには不向きと判断。Electroluxのオキシジェン が欲しかったのは、食材宅配を頼ってる“ら○ぃっしゅぼーや”でも取り扱ってる推薦品で、興味と安心感があったから。ここの家電は、とにかくデザインや色がしなやかで美しい。新居に越して間もない頃、同社の遠赤外線ミニヒーターを買ったが、これが期待以上の能力を発揮してくれて、冬の電気代の節約に成功。何と言っても、シンプルでスタイリッシュなデザインが気に入った。だから掃除機もかなり魅力的で。ただ、紙パックなのが私の希望とは違うので購入を断念。結局我が家に迎えられたのが、 である。3色あるうちのホワイトが新しい相棒になった。正直、メーカーは好みじゃなかったが、店頭で実際に使ってみてその特長に素直に感動できたので。それに掃除機売り場の関西弁のオジサンの、見事な営業魂にやられた。このオジサンじゃなかったら、この商品には目が向かなかった。各メーカーの掃除機を知り尽くした人で、トークも滑らかで、すごく解かりやすかった。いや、商品自体も気に入っている。一番は何と言っても、収納時のスタイルが画期的。お蔭で収納もラクチンラクチン。使ってる時も収納姿もとにかく可愛い。部屋中くるくる回って、ストレスなく角までしっかりスイスイ掃除できて、実に快適。嬉しくってしょっちゅう取り出しては動かしてるんで、このコが我が家に来てから面倒くさがりな私にしては珍しく、掃除の回数が増えている。ダンナには「びー。の“マイカー”みたいだねぇ」と、笑われちゃってるけど。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「冷麺の似合う季節になったなぁ。」
2007.05.21
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かなり調子が戻ってきた気がするので、軽く散歩に。ナント8日ぶりの“外出”、である。天気予報に反して、夏のように晴れ上がった空がまぶしい。寝込んでてずっと出せずにいた“母の日”のプレゼントを、1週間遅れでやっと今日、九州の母に送れた。郵便局を出て、新緑のアーチを心地よく感じながら風そよぐ遊歩道を進む。ノラ猫が“縄張り”を見回りするかのごとく、いつも行く店で遅めのランチを済ませ、いつもの本屋で立ち読みをして、ぐるぐると馴染みのショップを徘徊し、ペットショップのワンコに癒され、お気に入りのスーパーで買い物をして、特に用もないけれど、あそことそことここにぶらぶら立ち寄り、また並木道へと戻ってく。公園のベンチにふたり、仲良しのおじいさんが並んで今日も座ってた。最近、彼らの指定席になっている。頬をゆるませ楽しそうに話し込むふたりの姿に、久しぶりにまた小さな幸せを分けてもらった。いつもの場所に、ボス(=最愛の公園猫♀)はいない。彼女もまた今頃、どこかを見回っているのかも。次に会った時。私のこと、忘れてないといいけれど…まだ完治、とまではいかないが、先週の弱っちい私はもういない。ダンナも調子が戻ったので、引き続き天気がいいらしい日曜日はもっと遠くの“いつもの場所”をめざす予定でいる。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「冬物クリーニングが終わってないのに梅雨が近い」
2007.05.19
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さっきから泣きっぱなしだ。そろそろ日も傾く頃だし、その扉を開けてあげてほしい。朝からいい天気だし、やっとこさ病み上がりかけの身なので、気分を一新させようと午後からリビング側の窓を少しだけ開けて、風を入れ替えていたのだが。ギャンギャンと幼子は泣きわめいている。「おがぁぁ゛ざん゛、開゛けでぇぇぇ゛~!!」出し得る限りの声を上げ、必死に家の中に居るはずの母に訴える。この周囲は車もたまにしか通らないやや奥まった閑静な住宅地なので、日頃は鳥の声でもエコーがかかる程、とても静寂が漂っている。それが私達の大いに気に入ってる点でもあるのだが、唯一の欠点でもある。“音”がとにかく響くのだ。それが甲高い幼児の声ならなおさら。泣き虫サンはママに、「泣き止むまで入れてあげない」とでも言われたのだろう。私が子供だった頃、一度だけ父に同じ目に遭わされたことがあるから、なんとなく。無口だけど頑固な父はモロ九州男児の人だから、むやみに人前で涙を流すのを、ひどく嫌うような所があった。年老いた今は別人のように随分涙もろくなったけれど、あの頃の父は滅多に感情を高ぶらせない分、叱られる時はとても怖かった。男親として初めての子供である長女を、自分の手で厳しくしつけなければ…と、若かりし父は思ったのかも…いや全くその思惑は違ったのかもしれないが。とにかく父の閉め出し行為は、何十年経った今でも鮮明にこの脳に刻まれている。ま、私の昔話はどーでもいい。で、さっきの下の階のどこかに住むその奥さんと子供。今やーーっと静けさが戻ったので、なんとか家に戻れたのかな。そうであってほしい。残念ながら、この“閉め出し”をやってるのは、この家だけじゃない。我が家のお隣の奥さんも、結構子供にガミガミ言うタイプのよーで、ある日そこのお子さんが、激しく大泣きしてる声が聞こえてきて驚いた。共用廊下側の部屋に回り、こっそり様子を伺うと(“家政婦は見た!”風味)、玄関ポーチに取り残されたお子さんが、扉を叩きながら号泣中。叫び声は周辺の静けさを明らかに破壊して、かなりの“近所迷惑”になっていた。それでも扉は開かない。これだけ周囲に我が子のギャンギャンが響き渡っているのに、一体その時、部屋の中で彼女は、どんな顔して何をしてたんだろう?それから今日の奥さんも…もしかして何かの子育て本にでも、「泣いたら閉め出せ」とでも書いてあるの?(んな馬鹿な)子供を甘やかさないために、母親として精一杯しつけてるつもりなのは、何事をも許してしまうダメ親達よりは全然、理解できる。けど、『しつけ』って文字は『美しい身』と書くではないの。しつける側の親の行為事態も、“見苦しくない”程度であってほしいと身勝手に願うのは、私が単に経産婦じゃないから?子供という人間をひとり育てるという仕事は、それ相当のご苦労があるだろう。幾つになっても自分中心でちゃらんぽらんに生きてることが申し訳ないくらい、世の中の親と呼ばれるみなさんに対し私は、ただただ頭の下がる想いだ。けれど、この“閉め出し行為”をご近所であちこちで繰り返し見せられるたびに、イチ傍観者は「それって、どうなの?」と、首を傾げずにはいられない。あれっ。また…あの子、泣いちゃいましたよ?!(男も女もすぐ泣く子が多いような気がしてならない今日この頃。)★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「SAT林巡査部長のご冥福をお祈り致します。」
2007.05.18
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1週間である。ダンナも私もいまだ完治する様子は、なし。これでもだいぶマシになってきた。ふたりとも“夜静かに眠れる”時間が続くようになったのだから、幸せなことだ。“寝る”ということが、人間にとってどんなに大切か、分かってたけど、思い知らされた。私より先にマイコさんに気に入られたダンナは、私よりも先に回復しつつある(当たり前?)。咳はまだ出ているものの、食欲も戻り、仕事にも集中できるようになった。ここ数日は夕方から急に熱を出してダウンする私の代わりに、スーパーに寄ってもらってる。「あの時間、単身赴任とか独り暮らし風なオヤジや野郎が結構集まってて面白いよ~」と、夜の買い物を楽しむ余裕さえ。私は家事を大幅に手抜きしながら、寝巻きのまま、毎日ゴロゴロと過ごしている。「今日こそは病院に行くぞ!」と誓いつつ、そろそろ治りそうだし、自力で治してしまえ!とか、おざなりに時の流れを眺めつつ…あともう少しだと思う。かなりいいとこまで来てるはず。咳はまだ今日も出るけれど、昨日より明らかに身体も頭も軽い。高熱が続き喉が渇くと、天然水を浴びるようにひたすら飲んだ。今日は少しだけ味覚も戻ったので、いい気分になりコーヒーを飲むことに。仕事日に飲んで以来、一杯も飲まなかった。断ってたわけじゃないけど、水しか欲しなくて。我が家は美味しいコーヒーは外で飲む派なので、家では専らインスタントの粉末で手抜き。とりあえず発売以来『香味焙煎』がお気に入りなので、今は日本限定商品てやつを。 添えたのは、先日米国出張から戻った義弟にお土産で貰ったビターチョコ。身体が弱ると甘いモノを欲してしまうが、これは甘いと言うよりホロにが系。最近流行りの高カカオチョコレートらしい。コーヒーの苦味とチョコの苦味が重なって、口元をキュッと引き締める。久々の感覚。日常の自分が、少しだけ目覚めたような。 ここから余談。昨夜遅く、突然九州の実家から電話が。「何かあったのだろうか」と内心不安になりつつ、“元気”を装い受話器を取ったら、「最近身体ん調子はいいんかえ? ○□さん(=ダンナ)も元気にしちょんのかえ?」と母に第一声から矢継ぎ早に聞かれ、しどろもどろに……母と私は以心伝心度数が高めで、内緒にしたいこともすぐにこうしてバレてしまう。それが今回、珍しく父の方が何かを感じたらしく、就寝1時間後に私の体調が気になり、目を覚ました、と言う。もうバレてるのかもしれないけど、ひたすら「元気」をアピールしまくって、咳が出る直前に、慌てて受話器を置いた。血の繋がりって、そのパワーって…ごまかしの利かない驚異に、思わずだらけた背筋も伸びた出来事だった。いつまでも病人ぶって寝てばかりじゃ、ダメだよなぁ。治りを早めるか否かも、結局は心の持ちようだ。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「試合予想せずに機械に運任せ、ってのがサッカー馬鹿には腑に落ちない。」
2007.05.16
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この前の月曜いや日曜の夜頃からだ、私達の体調がおかしくなり始めたのは。そのままなんとかふたり、仕事はこなしてたものの、いつもよりはやや辛い状態で。それでも無事に私が最終日の仕事を終えた夜、ダンナと中華屋でスタミナ料理を食べ、安さと旨さに大満足してゴキゲンに締め括ったハズなのに……翌日、いきなりダンナがダウン。風邪の症状にしては、咳がものすごくひどい。朝イチで病院に行くよう言ったのだが、熱っぽくて身体もだるそう。しかも運の悪いことにこの日、近所の病院が揃って休診日で呆れる。仕方ないので、会社の近くで病院に絶対に行くように言って見送る。診断結果は、「『マイコプラズマ』だろう」と先生。子供のかかる病気だと思ったのに、こんなオヤジもかかるんだ?疑問に思いネットで調べたら、症状が似てるから、そうなのか、やっぱり。とにかく咳が激しい。眠りを妨げるくらい辛そうなのだ。先生曰く「咳は出した方がいい」そうで、咳止めは貰えず、痰切りと炎症を抑える薬のみ。だから相変わらず、咳を繰り返す。喉が「痛痒い」のだそう。私はそばにいて何もしてあげられない。懸命に介抱してるつもりでも、彼が全然よくならないので、役立たずな自分に腹が立つ。それがストレスになったのかはしらないが、彼に続いて私もその翌日ダウン。それから夜中にふたりで熱にうなされる日々。ふらふらなふたりが、ふらふらなままお互いに水を持ってきたり食べ物を運んだり…病気で寝込んでも、独り暮らしの頃のような“心細さ”がないのは、とてもありがたい。けど、こんな風に“一緒に”倒れてしまっては、なんとゆーか間抜けすぎる。支えになりたくても、力が出なくて歯痒い。なにせ、まともに起き上がれないのだから。幸い私の症状はダンナのとは少し違うようで、喉は腫れてるが咳はあまり出ない代わりに、高熱のせいか、頭と目の奥が痛む。それでも熱が下がれば、だいぶラクになって食欲も出てきた。ま、私の場合。高熱出し慣れてる(イヤスギ)んで、40℃が38℃台になっただけでも“天国”みたいなものだ。37℃台なんて平熱同然(苦笑)。だからこうして、今日はのこのこネット上に出てきてるんだけどー。ダンナは初日に比べればだいぶ咳の間隔が開いてきてるので、熟睡できる時間も長くなってきてるみたいだ。とは言え、快方に向かってるのかは微妙。ホントは土曜も彼は仕事で、その後飲み会もあったんだけど、さすがに休ませてもらった。もしホントに『マイコさん』だったら、飛沫感染でまた患者増やしちゃうもんね。って、モトは“会社で貰ってきた”のかもしれんが。しっかし、あんなに厳しく毎日通勤時マスクさせて、うがい手洗い徹底してたのになぁ。とにかく、私にとり付いてる方から、そろそろ退散してもらおう。今ダンナを守れるのは、私だけなのだから。倒れてる場合じゃないのだ。病院になんか行かなくても、気合で治してやるっ!! ※5/14に寝床抜け出し一部修正。 今頃になって咳に苦しめられるなんて…咳込むたびに 頭が割れそうに疼いております。うう…。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「暫くおとなしくしてます。」
2007.05.12
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連休が終わってしまった。長かったような短かったような………後半は予定どおりに二泊三日で上京した義母のため、“親孝行”で締め括られた。義母の電車を見送ったとたん、左脇腹辺りに痛みが走り始めた。今日もまだ針で刺すようなチクチク感が、時々襲ってくる。今に始まったことではないが、精神的な疲労が溜まると、私の身体は敏感に反応するのでコマリモノである。今日は実母の“母の日”プレを買いに行くつもりだったが、あまりに身体重いので延期に。とかいきなりマイナスなことばかり書いてると、嫁姑が不仲なのかと勘違いされそうだが、結婚以来変わらず、“至って良好”である。義母のことはとても好きだし、義母も私を娘としてとても可愛がってくれている。その愛情に私も嫁として、しっかり応えたいと思う。ただ。お互いの想いが強すぎるのも、かえって疲れる原因になる、ってこと。私は義母に気を遣い、義母は私に気を遣う。どちらかが気を抜けばいいのだろうが、頑なにそれを譲らないのは、お互い意外と似ているせい、なのかも。そんな気丈に振舞う義母ではあるが。本当に会う度に老いが進んでいく。だんだん身体は丸まって、どんどん小さくなっている。足取りも確実にペースダウンして、喋るのもぎこちなくなっている。早口で話しかけると小首を傾げてしまうので、できるだけスローに簡潔に話すことにした。60代半ばの私の両親だって急激に老いてきたのだから、70代前半の義母が老いるのは仕方のないことだけど…定年まで部下を従え頼もしい職業人であった彼女が、70の声を聞いたとたんにガクッと老いが進んだのは、私達夫婦にも本当にショックだった。唯一の救いは、私よりも若手お笑い芸人の顔と名前を知っていること。私の知っているお義母さんは、ちょっとミーハーでお菓子の好きな私よりギャル度の高い人。その気持ちはこれからもずっとずっと維持してほしい。しかし、彼女自身も急激な老いを自覚してるようで、会うと最近“葬式”の話ばかりする。「私が死んだら……してね」と言われる度に辛くなる。足腰立たなくなってしまった時に、私に迷惑かけてしまうのがイヤだ、ともこぼす。この連休には遂に「“遺言ノート”が流行ってるから、私も書いてるの」と何やら細々と書き記したノートを見せられた。そこから葬儀会社のパンフまで飛び出して…さすがにここまで“覚悟”されると、ダンナも私も言葉がない。20代で父親が病死して以来、一家の主として、長男として、1人の息子として母親を支えてきたダンナの気持ちを想うと、いたたまれない。マザコンじゃないけど、その絆は普通より深いと思うのだ。だから義母の最近の発言や行動が、息子として気がかりだろう。電車が走り去った後、ポツンと彼が言った。「やっぱりトシとったな…」ダンナとしては今すぐにでも、そばに置いておきたいことだろう。でも強情な義母のこと。上京すると新居での生活についての希望をあれこれ言うわりに、一向に先に進まない。寂しい時や甘えたい時、思い切りアナタの長男を貸してあげるから。私は私でアナタがこれ以上気を遣わなくていいよう、陰日向となり見守るから。亡き義父との想い出の家を棄てるのは勇気が要ることだけど、そろそろ自分にとっての幸せも、真剣に考えなくちゃ。“家族”つながりでひとつ。『重松本ブーム』は、以前よりもスピードを落としつつも今も続いてる。先日友達から素敵なブックカバーを貰ったので、それを励みに再び気合を入れ直したところ。多分今日じゅうに読み終わるはずの『明日があるさ』は、これまで読んだ作品とはやや趣の異なる重松清初のエッセイ集。「男子ってガキなんです」ほか多数を収録。ひとつのタイトルが短いので、サクサク読める。けど個人的には、重松さんのこのテの本より彼の独特な色を感じる小説の方が好きだ。この本は彼の考え方に頷ける時もあるが、「え~それはどうかなぁ…」と首を傾げたい時も。まぁ、“ひとつの考え”として、読んでも損はない、考えさせられる1冊には違いない。「男子ってガキなんです」を敢えてここで名指ししたのは、特別深い意味はないが、なんとなく今日ブログに書いたことと合わなくもないかな~、と軽く思ったので(笑)。明日明後日と仕事なので、次に読む新しい本をバッグに入れた。重松清の「新たなる原点」と謳われたごく最近の作品集。お得意の“家族”を描くこの1冊に、さて、どんな刺激が待っているのやら。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「我が家もバラの開花シーズンを迎え、日々アブラムシと格闘中(泣)。」
2007.05.07
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電車内や都内オフィス街の隙間が、いつもよりちょぴっとだけ多めな気がするGW。半分過ぎちゃいましたが、いかがお過ごしで?私はとりあえず先月末の3日間ぶらぶらして、昨日は遅刻しながらもおとなしく仕事に専念。後半は義母が我が家に泊まる予定なので、明日はその準備で潰れそう母の日も近いので、お義母さん孝行に休みの後半は費やされるはず。ってことで、この前の3日間は結構ワガママに過ごさせてもらった。日曜日。暑いくらいの快晴。ダンナがスーツを新調するというので、横浜エリアをめざす。早めに用を済まして、そのままお約束の“徒歩”で“みなとみらい”まで移動。途中、新高島町辺りに最近ドカーンとできた“マリノスタウン”(横浜Fマリノスの新たなクラブハウス&練習場)で休憩。練習試合をやってたので、みんなに混じって客席で小休止。試合の終わりと同時に、ランドマーク辺りに移動。2、3店を覗いてから、再び新高島町まで戻る。そろそろいい時間。久しぶりにダンナと映画を観るのが、この日のもうひとつの目的だったので。結婚前はよく映画を観に行ってたのに、この頃全く外で観なくなった。前にふたりで観たのは招待券もらった『皇帝ペンギン』?(笑)そこから2年以上は経ってると思う。まだオープンして間もない多分“最新型”の設備満載の映画館で、これまた公開間もない最新映画を観た。古い映画館でマイナー映画を好んで観てた私達にとって、かなり珍しいことである。ちょっと前評判で気になっていた『BABEL(バベル)』の、ペア券を貰ったから、なのだが。開場前はすごく楽しみだった。ダンナはもともとこの作品に全く興味がなさそうだったが、タダなら観てもいいや的な気持ちはあっただろう。まだ日本で解禁されたばかりの新作なので、これから観ようとしてる人達には悪いけど…少しだけここからネタバレ失礼。あくまでも素人の言うことなので、サラッと聞き流してやってくださいましね。私にはこの作品の良さが、何ひとつ解からなかった。理解できないというより、理解したくないというか。監督の言わんとすることは、モチロン解かってないわけではない。けど、3時間足らずの尺の中では、彼の想いが表しきれてない、と私は感じてしまった。肝心な所を深く描かず、無駄な所を引っ張りすぎた。ある国で起きたひとつの事件が引き金となり、いくつかの国の人達に様々な事が起こりクライマックスに向け“ひとつ”に絡み合い、それぞれの心に変化が起きるまでが描かれたのだろうが、私の中では最後までそれぞれのピースが繋ぎ合わされないままだった。具合の悪くなる人続出?でこの数日再びこの作品が話題になっているが、私もダンナも特には…。確かに観てて気持ちのいい視覚効果ではなかったけども。でももし何か問題があるとすれば、そのシーンだけではなく、全シーンの映像の撮り方が難ありだったせいかも。手ブレ画像を含み、なんというか…映像が美しくないのだ。ストーリーもあちこち前後するので、いちいち頭の切り替えするのもしんどい。音もやたら大きくて(映画館のスピーカーのせいだろうが)、耳も目も疲れたのは事実。菊地さんも役所さんも、マスコミや海外で絶賛される程の演技には正直、思えなかった。彼女の必要以上の脱ぎっぷりは見事ではあるが、本場ハリウッドで称賛される大女優には見えなかった。ついでに言うと、プラピやケイトさんも。唯一褒めるとするならば、メキシコ人ベビーシッター役のおばさんは、いい味出してた。でもなんだかなぁ…映画やドラマや小説って、どこかしらに必ず“自分自身”に似た部分見つけられると思うのだけど、この映画はどの人物にも自分を重ねられなかった、ってのが私がハマれなかった原因かな。リアリティを感じられないのだ、どこにも。設定にもあれこれ無理があるから、ツッコミどころだけは満載。解かったのは、この監督さんが“日本ビイキ”なのかなぁってこと。菊地凛子や役所広司の他にもぞろぞろ登場する日本人と日本の様々な風景。世界の坂本龍一(音楽)はまだしも、藤井隆(なんと映像と歌)やリップスライム(歌)が大音量で流れてくる違和感に、最初の大きな期待は萎えてしまった。日本のシーンだけ浮いていると思ったのに、最後まであんなシメ方だなんて。映画のエンドロールが流れ始めて周りが帰り始めても、なかなか立ち上がれなかった。胃が重いというか、すっきりとしないモヤモヤ感と疲労感に全身見舞われたよな。テレビのCMで観たらしきお客さんが興奮気味に「ぜひ観てほしい!」と鼻息も荒く言っているが、残念ながらそんなことは1度も思わないまま終わった。ちなみにダンナも同意見。「感動した!」とか言われたら、夫婦の危機が訪れたかしら(爆)。結局のところ。涙も出ないし、笑えもしない。後味の悪さだけが、いまだ真ん中にずっしりと重くある。感動したお客さんや関係者にはすまないけれど…タダ券でほんとヨカッタ。こんなことなら「東京タワー」の方が、“幸せな休日”で終われたのかも。 ※5/3に一部修正。 ※画像にふれるとコメント出ます※★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「え゛っ、またハッチの子じゃないの?! クララおそるべし。」
2007.05.02
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