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深夜のテレ東でやっていた。 佐藤浩市,原田芳雄と好きな役者が、非常に硬質の演技で、あの「金大中氏事件」を見事に映画化していた。 三島由紀夫割腹自殺など、当時、小学生だった私も鮮明に記憶している事件も挿入、車も、ケンメリが元気に走り、ディティールにもこだわった映画だった。 ”本当の”真相は、未だ明らかではないが、もし、自衛隊がああいう形で関与していたとしたら、こりゃ、面白い。 事件後、20年を経て、韓国大統領となった金氏の政策(北への対応)を見、拉致事件が未だ解決していないことを考えると、複雑な気持ちで見ていた。
2005/09/29
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戦争映画はあまり好きではないのだが、メル・ギブソン見たさに、見てしまった。とても、考えさせられる映画だった。ベトナム映画、というより、アメリカ映画にありがちな、敵方の命は紙くず(特にインディアン系)みたいな描写が抑えられ、敵も味方も同じ人間で、家族もある。という描写や、戦死報告を残った奥さんが配って歩くなど、興味深い点も多かった。個人的には、米国は、好きで戦争を行っていると思っているが、前線に送られる兵士や、その家族に関しては、たまったものではないだろう。この作品、実際に戦闘に参加していた幹部の原作を元にしているということで、本当に、重みのある映画となっている。善悪は別にして、米国はしょっちゅう戦争をしているわけで、60年、ほとんど戦闘を行っていない日本・日本人の感覚が、浮世離れしているのも当然と再認識させられた。「ソルジャーブルー」という、インディアン虐殺をインディアン側から描いた70年代の映画を、ふと連想してしまった。
2005/09/24
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さすがTBS。けなげに生きる三姉妹の日常を、これでもか!これでもか!と描き、「人が人の上に原爆を落としていいのでしょうか?」と西田敏行が号泣する。朝鮮人差別をする憲兵、徴兵と、日本軍の悪逆ぶりが描かれる。トドメは「私たちは過ちを繰り返しません」のアップだ。小学校5年生で原爆ドームを叔父と見学し、ニヤニヤ笑いながら記念写真を撮っていた外人を、勝手にアメリカ人と決めつけ、「この野郎!ニヤニヤ笑ってんじゃね~!」と、掴みかかり、叔父に止められたものの、怯えたようなあの外人の目の色は、今も鮮明に覚えている。そう、キリスト教の一部にとっては、有色人種は”人”ではないのだ。つまり、この番組のテーゼ自体が、先方には鼻で笑われる程度のものである。広島に原爆を落とした行為は、ホロコースト並みに裁かれるべきである。戦争の経緯とは別に、非人道的行為は公平に裁いて欲しい。日本軍の所業についても、客観的な第3国に綿密な調査の上、同様。戦争は誰でもしたくはない。しかし、今も世界のあちこちで広島と同様な悲劇は繰り返されている。ドンパチ撃ちあっている戦場のど真ん中に、このドラマ、もって行けるんですか?TBSさん。大好きな中国がチベットで虐殺を続けていますが。報道してよ。
2005/08/31
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■大岡越前 今日は、久しぶりに、”ちゃん”と”大五郎”の競演だ!子連れ狼ファンへのサービスともとれる、小林君のアップ延々。■夢で逢いましょう 一気に最終回直前まで捲くる。素晴らしい!ほとんどサーチで見切れてしまった(笑)矢田亜希子は気立てのいい娘、長塚京三はいい父親。それだけのドラマ。2時間枠で収まるんじゃないの?■社長を出せ! 鈴木京香主演。ビジネスドラマかと思いきや、小林薫扮する詐欺師(?)が出てくるあたりからトーンが変わる。 どうしようもない人間の弱さと、足掻くような強さが描かれた秀作。■温泉マル秘大作戦2(かなり前) このシリーズ、コンサルティング番組とサスペンスをミックスして、ちょっとお得な感じのするシリーズだ。 まあ、その分、中途半端なところは否めないが。 今回の旅館の意識改革は、通常の家庭でも充分通用するものである。と、一緒に見ているカミサンには全くそういう意識がない(笑) それでも、終盤のドラマ性は高い。しかも、おっ、ジェリー藤尾が!
2005/06/17
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久しぶりに、最終回を楽しみに観たドラマ。世間の裏をかくような、ハッピーエンド(幽霊のままどこかでひっそりと暮らす等)を期待したが、そうはいかず、やはり予定調和的な別れ。 危機一髪で暁子さん登場など、ドラマとしての流れは面白かった。 考えてみれば、恋人もいることだし、祖父母も健在なのだから、この終わり方でも、ハッピーエンドといえないこともないか。 それにしても、お父さんの最後の曲、曲名は「死んでたまるか」じゃなかったのか。残念。
2005/06/17
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たまっているドラマをやっと消化している。■雨と夢のあとで 流行の幽霊モノと舐めていました。スミマセン。 昨夜の展開は、予想していたとはいえ、ちょっと切なかった。 娘と父の情愛が、本当に丁寧に描かれている。 死んだフリをしていたお父さんの話と、両親に真実を告げる回が 秀逸だったと思う。 元・バービーボーイズの杏子が出ているのが嬉しい。■瑠璃の島 川島さんの秘密がとうとう明らかになった! な~んだ、そんなオチかい。 まあ、2時間ドラマ並みの展開だが、子役のひたむきな演技で つい涙腺が緩んでしまう。■タイガー&ドラゴン 西田敏行目当てで観ている。その昔、「淋しいのはお前だけじ ゃない」という、生涯ランキングに入る名作ドラマの雰囲気がちょ っとある。 古典落語をモチーフに、うまく脚色していると関心。
2005/06/11
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ランボーはちょっと強すぎるので、一応観ているが、ロッキーはLD&DVDセットなんかを揃えちゃっている。 単純明快なストーリと、1作目のB級らしい、うらぶれた雰囲気が大好きなのだ。 今回、ランボー4の情報を集めていたら、ロッキー6の撮影準備も始まったと同時報道されていた。 →http://www.eiga.com/buzz/030121/14.shtml ジョージ・フォアマンの46歳王座返り咲きの実例もあるし、50代ロッキーの現役復帰もありじゃないのかな~。 ランボーも、1作目は、ベトナム帰りの兵士の悲哀があったが、3あたりでは、もう、ゲームの世界。 今回も、最初のシナリオでは、ランボーが単独、タリバンを壊滅させる話だったらしい。 さすがに、シナリオ変更したようだが、スタローンが絡むと、わからないからな~。ともあれ、楽しみにしよう。 ところで、そのスタローンもメンバーに入っていた、ケビンコスナー製作の「荒野の七人」のリメイクはどうなったんだろ? 報道当時は「やめてくれよ~」ってカンジだったが、今では見てみたい気もする。 TVシリーズでは製作されていたが、やはりパッとしなかったな。
2005/06/09
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子どもの頃、加藤剛の大岡越前が大好きで、よく見ていた。しっかし、今度の、北大路欣也バージョンは凄いぜ!今回は、情状酌量の余地十分の犯人(皆善人)を救うため、なんと、真犯人に閻魔堂に祀られている閻魔様に縄を打つ!裁きは、5日間の”さらし”だって(笑)そんなオチでも、「真面目に観て損したぜ~」なんて気には全くならない。それどころか、危なく、泣きそうになったわ。「閻魔様の罰が大岡越前に当たるのでは?」なんて、心配は御無用。ちゃ~んと越前が、さらされている閻魔様に夜通し付き合い酒だ!(爆笑)つっこむ隙のまったく無い一話だったが・・・頭が混乱している。
2005/05/30
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昨夜は、1979年公開の「戦国自衛隊」を久々に鑑賞。今年、リメイク版が公開されるのも、楽しみだ。 しっかし、今見ても面白い、というより、角川映画の勢いを感じるな~。 役者が凄すぎるわ。 昔から好きだったが、最近はめっきりいいオジサンばかりの渡瀬恒彦の悪役振り(ちなみに、渡る世間の角野某も)、スター錦野、かまやつひろしと、脇がいいね~。 千葉真一の例によってフェロモンぷんぷんの演技も、これはこれでいいや。 夏木勲(現:夏八木勲)も岸田森も、成田三樹夫もみんな出ている、ある意味、ゴージャスな映画だ。 モデルガン規制の影響でステージガンも最悪の頃で、チャチな電着銃が景気よく、安手の花火のような発火焔を撒き散らすのもOK。 酸いも甘いも噛み分けた役者たちのオンパレードが総てを覆い尽くしてくれる。 テーマソングも、たまらない。俺の中では名作だ。 実はリメイク版のエキストラ募集に、最後まで悩んでいた。行っとけばよかった!(後悔)
2005/05/29
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観よう観ようと、のびのびになっていた「キング・アーサー」やっと観ることが出来た。 いや~、これまた、予想以上に面白かったな~。 戦闘シーンも迫力あるが、何より、緑が綺麗だ。もちろん、GBには行ったことはないが、あの地方は「曇り」とか「もや」のイメージがかなり昔からある。 この映画の中では、そのイメージにぴったりだったのも嬉しい。 ところで、観ていて途中で気がついた。ランスロットを演じているのは、ホーンブロワー船長じゃないか!髭なんてたくわえているから、わからなかったよ。 う~ん、いい役を得て、これから伸びそうだな。注目。ヨアン・グリフィスのランスロットについては、監督がインタビューで、「TVドラマで彼を見て」と言っていたが、多分ホーンブロワーだろう。 "アーサー王"とか"円卓の騎士"なんて、名前しかしらなかったが、なるほど、こういう話なのね。 こうなると、史実(伝説のモデルになった)を知りたいものだ。 特典映像で"もうひとつのエンディング"が入っていたが、こっちの方が観たかったな。 評価 ★★★★☆
2005/05/17
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“亡国のイージス”の満足度を受けて、早速読んでみた。結論からいえば、まあまあの佳作ではある。心情的には、平和ボケ・ニッポンに刺激を与えてくれる作品のひとつとして、ありがたいのではあるが、例によって、ディティールの描写が細かくて、なかなか読むリズムがつかめない。 それでも、この若さでこのくらいの作品をリリースしてくれれば、10年したら、北方謙三みたいに、化けてくれるのでは?と、淡い期待を抱きつつ、よみ続けることにする。 読みながら、小説の中に出てくる、ドロドロした各国、各機関の駆け引きも、「現実の各国、各機関は、ここまで悪巧みするほど、まじめにやってね~だろ~」と思ってしまう現実が寂しい。 ちょっと前は、CIAといえば、“とんでもない諜報戦略で、世界中を操っている“という幻想があったが、現実には、結構間抜けな連中でしかないことも、最近では周知のものとなってしまった。 日本のみならず、世界中が、単視眼化してしまっているような気がする。 リアルタイムで報道がなされている昨今、下手な諜報戦を飛び越えて、一般ピープルに情報が行き渡ってしまうことも多く、諜報機関は有名無実化・官僚化してしまうような気もする。 作品に話を戻せば、例によって、登場人物の人格描写に頁を割いている分、その人物達の“熱さ“は多少感じられた。当然、映画化などされれば、そのあたりがカットされてしまうのであろうが。評価:★ ★☆ ☆ ☆
2005/05/15
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ジョン・ウェイン主演の「アラモ」は子どものときに見た。おそらく数回見ているが、ま~、例によって、J・ウェインがカッコ良かった。 リメイクされた今回のアラモは、「史実に忠実に描かれている」という触れ込みで、本当は劇場で観たかった(例によって) 確かに、派手な見せ場のある旧作に比べ、全体のトーンは非常に静かである。 役者の演技も、抑え気味だ。が、それが返って、”悲劇の砦”にふさわしいムードを醸し出している。 デイビー・クロケットも、英雄に祭り上げられた自分を、潔く演じる葛藤が非常に興味深く描かれている。 メキシコ軍の楽隊の演奏にあわせて、バイオリンで合わせるシーンは、非常に美しくも、勇壮に描かれている。 クロケットの最後は、本当にあんな感じだったのだろうか? ちょっと調べてみたいと思わせる作品であった。 「国威発揚モノ」と分類される向きも多いようだが、私には、史実を丁寧に描いた、人間ドラマに見えた。 まあ、J・ウェインの文字通り「爆発的」なアラモも好きだが。(評価:★★★☆☆)
2005/04/27
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「ゼブラーマン」をwowowowでチェック。東映のオープニングで、条件反射的にB級映画を鑑賞するモードに入る。 Vシネマで血の雨を降らせ続けてきた、哀川翔の何とも頼りない父親(職業:小学校教師)が、女房には浮気され、娘には買春され息子には信頼されず、しみじみとアイロンをかけるシーンは、中々板についている。 悪役や極道役でそれなりの地位を気づく役者は、基本的には二枚目が多いので、多少惨めな役を演じても、とことん暗くなることは無い。 やがて、何故かエイリアンとの戦いに巻き込まれ、最後はヒーローとなるが、ラストのキメゼリフと、ポーズは、さすがVシネの帝王というカッコ良さである。 このシーンを引き立たせるために、映画全体の情けないトーンがあったのかと思うくらい、カッコ良い。 B級らしいSFXは、目を細めてピントを外して観ていれば、全く問題は無い(笑) お父さんたちには、鈴木京香演じるナースマンは必見!(笑) 正直、終盤はホロリとさせられてしまいました。☆今日の天体観望 太陽は、小さな黒点が寂しいが、プロミネンスは結構大きいものがいくつか出現している。 木星の撮影は、黄砂を運んでいる北西からの風のおかげで、冬場のようなシーイングである。 木星の隣に月があり、辺縁部を双眼装置で木星を観望した後月面に向ける。 う~ん、やはり素晴らしい!アイレンズ(瞳側のレンズ)の大きいXLなどで観ると、まさに、宇宙船から月面を観望しているような気分になる。何時間観ていても飽きない眺めだ。※写真は、自宅て撮影した月面(蔵出し)
2005/04/23
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先日の映画版鑑賞以来、末っ子がサンダーバードにはまっている。当然、映画版から、オリジナルシリーズへと誘導。 LD-BOXで、オリジナルシリーズを順次見せており、メカも、オリジナル版がお気に入りとなってきた。 先日、オークションで1号と発射ベイのセットのプラモを落札。本当に久しぶりの、プラモデル製作となった。 実際、サイズがちょっと小さかったので、塗装など、常に疲れた。 で、とりあえず、組み立て途中の乾燥中だが、我慢できない末っ子に持たせて写真に撮る。 塗装はスプレーでやりたいとか、金属部分は別部品を自作しようかなどと、凝りたくなってしまう。
2005/04/21
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米国のTVシリーズ。CSのFOXチャンネルで放映している。一応、第8シーズンは終わったようで、一応の最終回を迎えたようである。 とある弁護士事務所と、そこに所属する弁護士達が主役の1話完結(ほぼ)のマルチプルドラマである。 毎回、複数の案件が併行して進む。 現代アメリカを象徴するように、白人・黒人・イタリア系・ヒスパニック系の弁護士がそれぞれ。 体型もデブったおばちゃんなど、リアリティを求めている。 ストーリーは秀逸である。無実の罪を叫ぶ良心的な被疑者を、知恵の限りを救う・・・とここまでは良くある話だが、このドラマの場合、被疑者が一枚上手で、実は真犯人だったりする。 米国の裁判社会を風刺するドラマである。 S・ストーンなどもゲスト出演し、豪華。 私のお目当ては、第8シリーズあたりから出てきた、ウィリアム・シャトナーだ。 歳は取ったが、いたずらっ子のような目の輝きは往年のままである。役どころは、アルツハイマー気味の、伝説の弁護士。 極めゼリフが、またいい。大爆笑である。 仕事を選んでいるはずなのに、こういうカメオ的な出演が多いのは残念ではあるが。 コロンボの時などは、悪事がばれたとたん、コロンボを撃ち殺そうとして、珍しく手錠をかけられ引っ立てられる役を演じた。 最近では、ショータイムで、これまた大ファンのデニーロと共演。 大笑いさせてくれた。 できれば、元気なうちにもう1作、カーク船長を演じてもらいたい。
2005/04/19
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昨年末、TVでメイキング・スペシャルを見て、興味のあった作品。実は、私もジャスは好きだ。 車の中でもよくオスカーピータソンあたりは聞いている。 ビックバンドジャズでは、子供の頃「グレンミラー物語」を観て、妙に感動した記憶がある。両親とも、洋楽が好きで、レコードもたくさんあったせいか、耳に残っているジャズの名曲は多い。 昨今の若者が出てくると、AVに近い展開を懸念してしまうが、この作品は、安心だ。 山形ののんびりした風景の中で、やや足早に話は進む。 実は最近、出張でよく山形に行くが、この映画の大きなパネルはまだ飾ってある。 そんなにわか山形通として、ひとつ明確にしておきたいのは、山形の冬に、太腿をさらしている女子高生は、い・な・い!(ほぼ)そんな甘い寒さではないのだ。そこだけが残念だった。 いい意味での学園祭ドラマが続き、後味はさわやかである。 日常の中で、やりたいことが見つかり、また日常は続く・・・。映画が終了した後も、”それなりに”前向きに進んでいくであろう登場人物たちのその後が見えるようで、安心して観終われた。 それにしても、楽器の特訓など、何らかのスキルを身に付けさせて映画を作るのは、作り手にもパワーが必要であろう。 学生時代、8mmながら何本か映画を作った私には、その辺りが評価のポイントとなる。 その意味で、かなり気に入った映画である。 ちなみに、娘たちには大好評である。 ちなみに、いまさら気がついたのが、NHKの朝ドラ「ファイト」に現在主演中の子が、準主役級で出演していた。 「どっから沸いてでたんじゃい?」と、毎朝いぶかしく思っていたのだが、ここから出ていたのね。納得。
2005/04/14
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昨年、何とか劇場で見たかったのだが、やっとこの日が来た!四半世紀前、我々の前に現れた”完全生物”エイリアンと、あのターミネーター・シャワルツネッガーと激闘を演じたプレテダーが、遂に雌雄を決するのだ! 人間界で云えば、近々ミルコvsヒョードルの頂上決戦が行われる、PRIDE以上のマッチメイクである。 正直、映画の筋よりも、その勝敗が気になっていたのは事実だ。 (まさか、痛み分けや、TKOなんてのはないよな~) オリジナルシリーズからのゲストもあり、予想以上のちゃんとしたストーリーが展開していく。映画館で観ても後悔はなかっただろう。 そもそも、この両異星生命体に、何の接点があったのかが、大方の気になるところであろうが、何とも強引な、それでいて何故か納得してしまう理屈で説明されている。 居酒屋でわけのわからんオッサンの屁理屈に何となく納得させられてしまうようなカンジだ。おそらく、企画段階でスタッフも、酒か他の物質で飛んでいたんだと思う。 まあ、問題は、バトルの結果なのであまり深く追求しないでひたすら楽しむ。 それにしても、オリジナル当時は生まれていない長女(6年生)以下子供たちに、この背景を説明するのは困難だ。 「なんで闘ってるんですか?」 「・・・・オファーがあったからだろ」とお茶を濁す。 迷宮の通路がゴリゴリ閉まる雰囲気は、インディージョーンズ風で、エイリアン得意のネバネバした体液と、酸により、いろんなものを溶かしてしまうシーン、プレテダーの遮蔽装置とファンのツボを突く演出が続く。 プレテダーの手裏剣であっさり頭部を真っ二つにされるエイリアンに驚き、「お~っ」と目を見張ってしまった。 プレテダーって、こんなに強かったのか~!ということは、シュワ知事は、エイリアンとやっても、もしかしたら、勝ってたのかも。 それにしても・・・最後は”槍”かよ・・・・。これなら、前田利家かなんかでも、倒せたんじゃね~の。なんていいながらも、エンディングには大満足。 そっか~そういうことだったのか! オリジナルシリーズとの時間の環が、見事につながったのだ! ジェイソン対何某とか、古くは、フランケンシュタイン対ドラキュラなど、この手のキワモノ対決は、今後も続くのだろうが、やるならたとえ世界中の失笑を買っても、この作品のように真面目にやってもらいたいものである。
2005/04/13
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PS版からPS2そしてゲームキューブと幾多のバイオハザードを制覇し、一時はナイフクリアまで挑戦した者として、この作品も、ひとつの研究材料して鑑賞しなければならないのだ。 そして私は70年代を代表する映画「ゾンビ」のファンでもある。 勝手な創造だが、バイオの製作スタッフは間違いなく「ゾンビ」の影響を受けていると、私は密かに確信している。 その証拠は・・・ゾンビのステップである(ほんとか) 前作は、雑誌の映画評などでコキ下ろされている程は、ひどいものではなかったことも、今回の鑑賞の動機となった。 大体、ゲーム自体が荒唐無稽なんだから、それを映画化すりゃ、滅茶苦茶なものになるのは、仕方のないことだ。 大人はそんなことに目くじら立てずに、ゾンビ犬を撃ち殺すタイミングをしっかり目に焼き付けなければいけない(笑) ストーリは上々、ダレもなく(アクションばかりでダレようもないが)コンパクトに良くまとまった作品と思う。 とくに、ジル役はゲームそのままの風貌で、その上、ハードボイルドな雰囲気も持っており(ちょっと魔女みたいな顔だけど)見事。 パンチラも往年の「戦隊モノ」みたいなノリでうれしい(笑) 今回、数段パワーアップしたアリスの戦闘シーンも凄い。ジルたちが危機に陥ったときに、教会の2階の窓から、バイクで飛び込んで(なんでわざわざ2階なの?飛び込んだ先に何があるのか、把握してんのか?)ハンドガン~サブマシンガン~ショットガンでクリーチャーを片付けていくあたり、まさにワイルド7の飛葉ちゃんライクなカッコ良さである。 それにしても、まあ、ゾンビを蹴るわ殴るわで、ちったあ武器を使えよって感じはある。ゲームでは、ゾンビを蹴り殺すのは結構大変だし、後ろ回し蹴りなんて、できね~キャラばっかだぞ。 それにしても、娘たちと「やはりゾンビ相手には空手だな」と打撃系格闘技の対ゾンビ戦について盛り上がってしまった。 だって、関節技や、チョークスリーパーじゃ、締め上げてる間に他のゾンビに齧られちまうもんね(笑) でもクリーチャーがバルカン砲(?)持ったら、こりゃ強いよな~。それにしても、CGでデザインされたゲームキャラを良く再現している点は、非常に評価できる。ゲームからは大きく話がそれてしまったようだが、次回作も期待! 次回作は、「アリスを救援に日本からワイルド7が駆けつける」という設定でお願いしたい。 飛葉のガン捌きで、前面のゾンビを殲滅した後は、両国のロケット弾乱れ撃ちで、後方ゾンビ達を殲滅。肉薄してくるゾンビは、へボピーの怪力で、ぐちゃぐちゃにして欲しい。 最後に逃げようとするアンブレラの幹部は、草波隊長運転の7レーラー搭載の大砲で、ユキとオヤブンが花札やりながら撃ち落とすってのはどうだろうか?
2005/04/12
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60年代に幼少期を過ごし、サンダーバード~謎の円盤UFOと正当な、空想科学モノにハマリ続けてきた世代としては、やはり押さえておかなければならない作品であろう。(両作品ともLDBOXは当然保有) 例え、吹き替え版が頭の軽そうなジャリタレであっても・・・。 監督は、これまた大ファンの「スタートレックTNG」のライカー副長の、ジョナサン・フレイクス!義理でも見なければなるまい。 末っ子(3歳男子)と日本語吹き替えで鑑賞。 メカの格好が、多少科学的に検証され、変更されているのは仕方がないがSFX自体はさすがに凄い。1号の発進シーケンスで、ロケット噴射が、島の側面の排気口から噴出すあたりは、凄い! 私は、長男なので、当然、苦労人のスコットが好きだったのだが、オリジナル版では時には、正装してペネロープとワインを楽しむ渋いはずのスコットはじめ、兄弟は皆、子供(笑) 救助の最中に「ひゃっほ~」と叫んだり、まあ軽いこと。 こんな連中じゃ、ちょっと女に狂えば平気で国際救助なんて崇高な世界からは足を洗っちまいそうである。 果ては、ブレインズ親子は吃音症で、それをアランがいじめるというなんとも意味不明なディティールは理解不能。 科学の粋を凝らした救助メカの活躍より、派手に突いたり蹴ったり、果ては素潜りでの水中救助と、まさに身体を張った救助活動には、本当にお疲れ様と言いたい。 こちらの国際救助隊は、その技術を世界に公開して、思慮分別のある良識ある人々に救助は任せていただきたいと願う。 宇宙ステーション5号が絡む宇宙でのシーンと、夕焼けに包まれるトレーシー島の風景は、さすがにJ・フレイクスといえるが、それ以外は軽すぎて、悲しい作品である。 悪役フッドの吹き替えはピカード艦長の麦 人氏でうれしかったが、ついてにフッド役を、P・スチュアート(ピカード)にしてくれれば、それだけでPART2も見に行くのだが(あれば) もっとも末っ子は大喜び=子供向けの作品 ということか・・・・。
2005/04/11
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太陽観測を終え、久々にのんびりした日曜日。買ったまま、まだ読んでいない「映画秘宝」の別冊の頁を繰る。本当に、このシリーズ、大笑いである。 丁度、同世代のライターの皆さんの着眼点が、いい所をついており、居酒屋のバカ話が活字になったような雰囲気(いい意味で)を楽しんでいる。 それにしても・・・レンタルやケーブル・CS全盛で、レアな映画も割と簡単に見ることが出来る昨今では、それぞれの作品の印象が薄くなっているのも事実で、やはり、ビデオもなかった時代、食い入るように見つめたブラウン管越しの映画劇場や、パンチ(フィルムの交換を示すマーク)の位置まで記憶しているほど何度も観た劇場映画が、年齢を重ねるごとに熟成され、人生のかなりの部分に影響を及ぼしていることは動かせない。 そんなこことを、再認識させてくれる本である。 電車の中じゃ、人目を気にしちまって、読めないが(笑)
2005/04/10
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現在、劇場で公開中の「ローレライ」の原作を、前評判を信じて読んだのが半年前。確かに、面白かったのだが、正直、作者が影響を受けたと思われる過去の作品群(小説・劇画・映画など)が想像できてしまい、正直、「それほどでもないな~」と、その他の作品は読まなかった。が、先日、感性の面で非常に信頼できる友人からの勧めと、長時間新幹線に乗る出張が重なり、「亡国のイージス」を読んだ。いや~、面白かった!福井さん、スミマセンでした。終盤、もろくなった涙腺から涙がこぼれないように耐えつつ、「これが映画になったら凄いだろうな~」と。俺が考え付くぐらいだから、企画ぐらいは既にあるだろうと、ネットで検索してみたら、なんと、この夏公開!夏までは生きていたい~!しかも、仙石先任伍長がデューク・真田(笑)!かっこよすぎないか?その他、佐藤浩一、中井貴一など、これほどイメージどおりの作品も珍しい。楽しみ半分、裏切られる怖さ半分で夏を待とう。
2005/04/04
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大河ドラマの新撰組。長年の新撰組というより土方ファンとしては、初回からしっかり見ている。予想していたより、遥かに面白い!過去のドラマよりも、細かい点で突っ込んでいる点と、完全なフィクションとしてのドラマがバランスよく組み込まれている。永倉新八が近藤勇を諌めるために建白書を出した話などは、過去のドラマや映画には、なかなか描かれていない話である。一般的に近藤・土方・沖田以外は、無機質な新撰組の幹部として描かれているケースが多かったと思う。まあ、坂本竜馬との絡みなどはご愛嬌と言うことで、割り切って見ている。オダギリ・ジョーの斉藤一もいい。「サトラレ」などとは正反対の役が、全く違和感がない。芹沢を演じた佐藤耕一も良かった。奇しくも、彼の父親、三国連太郎も、かなり昔の映画で芹沢を好演している。そのあたり、狙ったのだろうか?名作ドラマ「燃えよ剣」で、土方役者と呼ばれた栗塚旭も、土方の義兄を好演しているのはオールドファンとしては嬉しい限りである。盲目の役なので、あの力のある眼光を見れないのは寂しいが、腹からでる素晴らしい声量は、昔のままである。山南切腹の後は、どうみても挽歌の調べを帯びてくるだろうが、最終回まで楽しみである。
2004/08/25
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今年は、司馬遼太郎の名作「坂の上の雲」もTV化される。脚本家の野沢尚氏が自殺してしまい、脚本家変更による影響は心配だが、いずれにしても20世紀の日本の指針を、大きく決めてしまった日露戦争をどう描いてくれるか、楽しみにしている次第。今日の新聞に、「日露戦争下の日本」という本の、さわりが紹介してあった。日露戦争時、日本軍の捕虜となったロシア将校の奥方が記した記録である。その奥方、ご主人が捕虜になったと聞くや、何と、敵国日本に渡り、しばらく滞在したとのことである。驚くべきは、当時の日本はその奥方の行動の自由を保障したという点である。さらには、奥方の滞在地の町の住民は、奥方を慰め、温泉に連れて行ったりと大サービス。戦後、勝利に沸く国民を代表して、滞在地の政治家夫人が「帰国が敗戦したというのに、はしゃいでしまってすみません」と謝るという逸話に、本当に新鮮な驚きを覚えた。コラムでは、近代化を焦る日本が象徴されていると、意図して親切に振舞ったようにコメントしているが、それは違うと思う。「相手の立場を思いやる美徳」は、明治維新後に無理して身に着けた特性ではない。古くから日本に、そのような徳があったことは、維新後すでに新渡戸稲造が「武士道」に記していること、また、私自身、薩摩出身の曾祖母などから散々聞かされていたことからも日本人が、本来身に着けていたものと信じたい。「いい話を聞いた」そんな気分であり、ぜひとも読みたい本である。
2004/07/28
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読了。いや~面白かった!池波正太郎のこの作品、とにかく面白い。小説が充分、娯楽たることを照明してくれた思いである。かなり前から気になっていた全12巻(文庫で)を一気に読み終わり、安心して夏を迎えられる(笑)ケーブルで再放送中の、NHK版の真田太平記も面白い。役者がハマリ過ぎだよ。今日の太陽面は、やや活発な黒点群が認められたが、雲がだらだらと流れ、落ち着いた画像は得られなかった。
2004/07/19
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