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暴走列車を危機一発で止めた男たちの実話を映画化した作品。 主演は、我が家では一番人気、最近では「荒野の七人」のリメイク作品、 「マグニフィセント・セブン」で主演した デンゼル・ワシントン。 悪役もしっかりこなせる、素晴らしい俳優である。 そして相棒は、リブート版・スタートレックで若きカーク船長を演じる クリス・パイン。 こうなると配役だけで我が家は盛り上がる。 この実話は、米国のドキュメンタリーやそれを紹介した日本のTV番組で 顛末は知っていたのだが、そこは名作?「トップガン」のトニー・スコット監督 ハラハラドキドキでたっぷり楽しめる娯楽作品に仕上げてくれている。 ちなみにこの監督、異常な野球ファンを描いた「ザ・ファン」でこれまた我が家 のお気に入り、R・デニーロに久しぶりにサイコな役を演じさせても居る。 観てスッキリ。こういう映画はありがたい!
2017/03/02
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井上ひさしが戯曲「父と暮せば」(映画化もされた)と対をなす作品として 実現を願いながらもかなわなかった物語を、山田洋次監督が映画として制作。 主演は吉永小百合・二宮和也。 「父と暮らせば」(映画)は大好きな原田芳雄と宮沢りえの演技が素晴らし かったので、期待して見たのだが・・・。 山田監督の演出だったのかは不明だが、吉永小百合の演技が酷過ぎた。 一緒に観ていた愚息などは「海峡」などでの演技も観ているので、客観的な 意見が聴けると思い、質問して見ると、同感のようだった。 作品自体も戯曲を映画にしている無理無理さがあり(特にラスト)正直、 保存リストから外す程度の映画だった。 原爆の悲劇~戦争の悲劇~世相批判という主旨は、同感できるかは別として、 理解は出来るのだが、それがために、肝心の作品自体がダメダメでは、まさに 企画倒れだろう。 脇役陣もなかなか良かったのに非常に残念な作品だった。
2017/02/27
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日本とトルコの友好125執念を記念して制作された合作映画。 1890年に起きたエルトゥールル号遭難事件が前半、後半は1985年のイラン・ イラク戦争勃発時に、テヘランに取り残された日本人の救援のため、トルコ 政府が救援機を飛ばして救出した話が描かれている。 企画から実現にいたるまでは、両国の省庁、さらにはエルドアン大統領と 安倍総理大臣との会談まで経ているとのことだが、作品自体は、実話をもとに しているので、ドラマティックな展開よりも「話の裏を読む」ような想像力を 動員して楽しむタイプの作品である。 それでも、特に前半パートの映像は、映画でなければ出せない美しさで、 特に当時を意識した暗めの照明は良かったと思う。 さらに、それぞれの子孫がエキストラなどで出演されていたようで、私は素直 に楽しめた。 数年前、仕事でトルコの現地法人一行を迎えた際、私は1時間ほどのプレゼン を担当したことがある。 英語は通じない様なので、英語-トルコ語の通訳氏を挟んでの小一時間。 普段なら手を抜く資料も、動画なども新規撮影、編集も自分で行ったりと、 可能な限りの誠意で対応した、と自負している。 もちろん当時からこの映画の元となった実話は承知していたからに他ならない。 両国の友好がさらに発展することを願う次第。
2017/02/24
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アル・パチーノ主演の2015年作品。 「ゴッドファーザー」「狼たちの午後」「セルピコ」など陰影のある二枚目を 演じていた印象が残るA・パチーノだが、年齢を重ねてからはなかなか恍けた 演技も磨きが掛り、「腹の出たちょっと汚い爺さん」というルックスも非常に 味があって牽き込まれる。 本作の原案となった実話 「若手のシンガーにジョンレノンからの手紙が届いていたことが後年判明」 がメインのストーリーになっているが、老いてなお自分探しに躍起になる ちょっとハチャメチャなロックシンガーを、でしゃばり過ぎない脇役陣が 上手く支えていて、観ていて疲れない作品だった。 時々、脇役陣も含めて「情報量が多過ぎる」作品があるが、あれは疲れる。 実話を基にしていても、所詮は「作り話」なのだから、気軽に感情移入出来る ことが私にとっては重要だ。 さらに、簡単にハッピーエンドに落し込まない終わり方も良かった。 A・パチーノは「ミッドナイト・ガイズ」のクソジジイ振りも最高だったが、 75歳を過ぎ、ますます艶のある爺さんを演じて欲しいものである。
2017/02/18
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「ジャック、まだ頑張るの?」とタイトルをCSの番組表で見た時は思った のだが、この新シリーズ(?)はジャックとは別の主人公の物語。 ジャックを演じてきたキーファー・サザーランドは製作総指揮となっている。 既に4話まで観たが、相変わらずテンポの良さの中に適度なイライラ感と 毎回の山場がしっかり盛り込まれていて楽しめる。 さらにあの「トニー・アルメイダ」が登場予定との事で期待が高まる。 収監されている筈のトニーがどんな形で登場するのか? 情報サイトはあまり観ないようにして、素直にワクワクしていたい。 このところ、割とジックリと観賞するタイプの洋ドラを多く観ていたので、 あまり頭を使わずに楽しめるこういう作品が新鮮に感じる。
2017/02/09
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録画したままになっていた東映映画「強盗放火殺人犯」を何とはなしに カミサンと飲みながらじっくり観賞したのが1/22の夜。 翌日、松方弘樹の訃報。 先日のロバート・ボーンの時も偶然に久しぶりに再放送で、 「華麗なるペテン師たち」を観た翌日に訃報。 もちろん、単なる偶然なのだろうが、こういうことは結構多い。 松方弘樹が多く出演しているヤクザ映画はあまり好きな方ではないので、 さほど観てはいないのだが、最近では「皆殺しのスキャット(1970)」で GUNをたっぷりと見せてくれたのが印象に残っている。 また、どう見てもイメージ違いの真田幸村も。 今回観賞した「強盗放火殺人犯」は題名こそ当時の東映・岡田社長の意向で 物騒なものになっているが、内容は若山富三郎と松方弘樹が絶妙に噛み合った 味のあるバディ・ムービーに仕上がっており、酒を飲みながら楽しむには いい作品である。 凶悪な役からコミカルな役まで、楽しく演じられた俳優の御冥福を祈る。
2017/01/19
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年が明けるまで、まったく知らなかった!やっぱやるんだね~! 劇場で観賞した「星巡る方舟」でガトランティスが出てきたあたりで、 ほのかな期待はあったんだけど。 今更ながらで彼方此方検索してみると、結局「2199」と同じように分割 上映みたい。 ディスク版を捜してみると、限定版は既に締め切り過ぎてんじゃん(苦笑) TV放映をのんびり待つかな~。 オールドファンは皆そうだと思うが、結末はどちらに行くか?が気になる ところだろう。 ・40年前にはタイトルにあった「さらば」がついていない ・ロゴの「2202」の最後の「2」が大きくなっていること ・「星巡る方舟」でアクエリアスらしきものが出来てきた などから察するに、TV放映版「宇宙戦艦ヤマト2」をなぞるのだろうか? いっそ、劇場版ではヤマトを特攻させて、TV版では生き残らせる、という パターンでも、我々オールドファンはOKだぜ! 楽しみだな~。
2017/01/18
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年末から年始にかけて、時代劇の供給が激減しており、飢餓状態にある。 この作品も「どうせ黒木メイサ・・・」(実写版ヤマトのトラウマw)と あまり期待しないで観たのだが、いやいや非常に面白かった。 主人公の中澤琴は、江戸初期の女性剣術家・佐々木 累や会津の中野竹子ら とともに、時々名前は出てくるものの、主人公としてしっかり描かれた作品 は、私は観たことがなかった。 今回のドラマは、アクション時代劇というカテゴリながら、琴については、 史実のポイントは忠実に押さえられており、観終わった感じも爽快だった。 ちなみに「剣客商売」に登場する女性剣士・佐々木三冬のモデルは、私は 時代的にも佐々木累かと思ってきたのだが、今回、ドラマ内では描かれ なかったが、中澤琴が戊辰戦争後「自分より強い男でないと結婚しない」と して、結局誰も彼女に勝てず、独身を通した、という逸話があると知り、 琴もモデルの一人だったのかな?などと思ったりもした。 こちらを大河にしてくれた方がいいのに。 IMGP2311 posted by (C)kirk1701
2017/01/10
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トゥルー・クライム 悪い奴ほどよく眠る 危険な商売 鉛をぶちこめ マクベイン アイリスへの手紙 キラー・エリート (2011) 人間蒸発 | Movie Walker 山猫は眠らない 山猫は眠らない2 テッド 絞殺 栄光のル・マン 凶悪 神火101 殺しの用心棒 皆殺しのスキャット クレイマー、クレイマー パーフェクト・ワールド 金閣寺 竜馬を斬った男 野良猫ロック セックス・ハンター 黄金の野郎ども 泥棒は幸せのはじまり 暴走パニック 大激突 われに撃つ用意あり ろくでなし野郎 つぐない (テレビドラマ) 十二人の怒れる男 俺達に墓はない 信長協奏曲 サヨナラCOLOR 吸血鬼ゴケミドロ 生きていた野良犬 TAJOMARU 赤い天使 暴力街(1974) マイ・インターン 惑星大戦争 杉原千畝 スギハラチウネ 47RONIN の・ようなもの 大草原の渡り鳥 オデッセイ ノウイング それでも、愛してる ザ・ガンマン 健康診断の結果を受けて、運動に時間を割いたり、末っ子が受験シーズンという ことなどもあり、観賞本数は減ったが、秀作がいくつかあった。 このあたりはボチボチ振り返りたい。 IMGP1958 posted by (C)kirk1701
2017/01/02
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日経新聞を購読していた頃、特典か何かで電子書籍を無償購入し、少し読んだが その後、まったく電子書籍を読んでいない。 世代のせいかもしれないが、定期購読している雑誌も電子版はあまり見ない。 Sky&Telescopeや天文ガイドは写真もあるので、電子版も興味深いはずなのだが、 何故見ないのだろう。 モデルガンや望遠鏡とともに、我が家のスペースのかなりを占める膨大な書籍を 眺める度、電子版への移行を考えなければ、とも思えるのだが。 「紙をめくる行為」「直感的に目的の項に辿りつける」など、触感としての メリットは確かにあると思うのだが、このあたり、紙の束の様な「電子ブック」 が開発されれば、電子書籍でも実現できるし、売れると思うのだが。 IMGP1285 posted by (C)kirk1701
2016/12/15
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ドラマ「相棒」で「ヒマか?」の課長が中学時代は写真部で、友人の一人に 「天文」なるあだ名のキャラも登場。 銀塩カメラについての台詞もあり、また「赤道儀」なんて台詞も登場し、 マイナー趣味に甘んじている天文ファンとしては嬉しい限り。 庭先での星野撮影のシーンで、室内の灯りが煌々と灯いているなど、突っ込み どころはあったが、それでもライター氏(女性のようだが)には感謝したい。 その点、GUN趣味の方はたいてい銃器関連の犯罪者の部屋をがさ入れすると、 本棚に「GUN誌」が並んでいたりして、家族に爆笑されている。 酷い扱いは何とかならんものか・・・・。 話を戻して「相棒」だが、過去の相棒役が薬物疑惑で引退。 再放送はしない方針をテレ朝は即発表したが、高木容疑者の場合同様、役者が 犯罪犯したからって言って、放送しない理由になるのも理解できない。 報道姿勢とはずいぶん異なる対応だが、番組内で実際の犯罪を行っているなら 別だが、制作済みのコンテンツに関しては問題ないと思うのだが。 IMGP1902 posted by (C)kirk1701
2016/12/07
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「WOWOW開局25周年ドラマ」と宣伝されていたので期待して視聴。 劇場版クラスの高画質を存分に活用したカメラアングルだけでも観ていて楽しい。 横浜近辺の良く散策するエリアも美しく写し込まれ、参考にもなる。 ドラマ自体も骨太で、配役もまた実力派ぞろいで楽しめる。 オリジナルはCBSで放送された米国ドラマだが、本作ではエンドロールに キッチリ明記され、また、本放送前に米国版も連続放送された。 この手のちゃんと手続きを踏んだ「焼き直し」は決して嫌いではない。 古くは「七人の侍」を翻案した「荒野の七人」など、成功例も多いが、本作も 各エピソードの事件に国内の今日的話題が盛り込まれている上で秀逸なカメラ ワークはオリジナルを凌駕出来そうな勢いを感じる。 WOWOWのオリジナルドラマは年々レベルが高くなってきており嬉しい限り だが、良くを言えば「時代劇」や話数の多い大河的な作品も期待したい。 IMGP1881 posted by (C)kirk1701
2016/12/03
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往年のアクション映画がTVシリーズでリメイク。 あまり期待しないで一応観たのだが、3話まで観た限りでは面白い。 劇場版シリーズの初期設定の通り、主人公のひとりリッグスのキャラクターは 愛妻の死をひきずり、陰影が深い描写が随所に挿入されている。 それでも、ほとんどのアクションシーンは陽光あふるる中で展開されるので、 作品自体は明るい雰囲気で楽しめる。 愛銃はリッグスは劇場版同様のM9系だが、マータフの方はリボルバーから グロックに持ち替えている。 酒とドラッグに溺れ、時には嘔吐しながら事件解決に向かうリッグス役は、 クレイン・クロフォードが演じているが、メル・ギブソンの印象が強烈すぎて まだ馴染めないが、好感のもてる役者なので馴れるだろう。 マータフ役は、良く知らない役者だが、劇場版よりスマートなタイプでこれも 新鮮味はある。 「往年」と書きながらも私の中ではさほど昔でもなかったのだが、もう30年前 の作品になることに思い至り、時の流れの速さを実感している次第。
2016/11/30
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CSの映画専門チャンネルでも「4Kリマスター版」と表された番組が チラホラ登場している。 「大脱走」などを観てみたが、プロジェクターで拡大投影すると、なんとなく フィルムに迫っているような「気が」する。 さらに、いくつかの作品も「4K Scanning Blu-ray」として再販されるなど、 フィルムを掛けてくれる映画館が近場に無い私にとっては、新しい楽しみに なって来ている。 35mmフィルム以上のサイズの作品に関しては、今でも乳剤はデジタルに 優っていると思う。 今後、8K~18Kと解像度は上がって行くのだろうが、70mmサイズの フィルムを10m対角のスクリーンに上映していた頃のあの美しさが家庭で 楽しめる時代は来るのだろうか? リマスター版に関しては、ドキュメンタリーで制作風景を観たが、やはり 原本の保存状態次第であり、さらに、各種補正作業次第という面もあろう。 結局、保存状態の良いフィルムを掛けてくれる映画館の再興を期待したい のだが、さすがに商業的には成立するとは思えない。 非常に寂しいのだが、デジタルという「代替品」で楽しむしかないようだ。
2016/11/26
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83歳。早過ぎるとは言えないだろうが・・・。 ついに「荒野の七人」のガンマンはひとりもこの世にいなくなってしまった。 リメイク版の公開に合わせてのタイミングとは何とも。 つい先日もCSで「華麗なるペテン師たち(~2012)」を観たばかりだった ので、事故かとも思ったが急性白血病。 子供の頃「ナポレオン・ソロ」は良く見ていたし、「荒野の七人」では、彼の 演じたリーというガンマンの陰影ある雰囲気にマックイーンやコバーンよりも 魅力を感じた。 「刑事コロンボ」でも良い悪役振りで「プロテクター電光石火」ではソロよりも 厳しい雰囲気の諜報員が良かった。 「タワーリング・インフェルノ」も彼を目当てに見に行ったものだ。 私が中学の頃の雑誌「ロードショー」での人気ランキングでも常に7位あたりに あり、人気はそれなりに安定していたと記憶している。 命日は11月11日・・・まさに「0011ナポレオンソロ」で彼が着けていた コードバッジの番号が並んでいるではないか。 こういう時は、さすがに歳を取るのが嫌になる。 御冥福を祈る。 IMGP1927 posted by (C)kirk1701
2016/11/11
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いやはや便利な世の中になったものだ。 最近は、音楽鑑賞もほとんどAndroidタブレットにBOSEのスピーカーに接続 して 楽しんでいる。 それでも時々はCDを買うのだが、気が付けば同じ曲を結局動画サイトで聴いて いたりするので、CDも完全にコレクション化してしまっている。 ネットの便利さは、他人の知恵(=ミックスリスト)を拝借して、曲名が特定 出来ずにずっと気になっていた曲の素性を、明らかにすることもできることで 痛感している。 時々、自分とまったく好みが同じようなミックスリストを見掛けることもある。 どうもスペイン系の方と好みが合うようで、音楽の広がりを感じたりもする。
2016/10/31
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みうらじゅん と 山田五郎がひたすら居酒屋トークを続ける素晴らしい番組。 前番組「男同士」がグレードアップ?され、より磨きが掛っている。 みうらじゅんはいつもの調子だが、山田五郎はアド街などで見せる博識ぶりに 加えて、下ネタトークも絶妙で、このコンビは最高だ。 この二人は私よりちょっと上の世代なので、ネタも共通項がありひとりで観て いても楽しいが、カミサンにも受けているので、一緒に観ることにしている。 気がつくと録り溜めていた69回(30分番組)をほぼ消化しつつある。 サブカルというジャンルは、何人かの有名人を生んだが、考えてみれば定期的に メディアに露出しているのは、ほんの数人になってしまった。 「映画秘宝」シリーズなどもそうだが、腹を抱えて笑えるこの世代の番組は、 私にとっては貴重である。
2016/10/29
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10/14の初日に近所の109で観賞。IMAX・3Dを選択した。 前作の時よりも3Dメガネが軽くなっており、待たされた時間を感じる。 今回は台湾系アクション派監督がメガホンを取っており、IMAXでの「体験」 を盛り上げるために、スピード感あるシーンの連続。 客席中ほどのエグゼクティブシートで観賞したのだが、スクリーンに展開される アクションを追いかけ過ぎて、最後には軽く酔ってしまった。 音量も、柔軟性を失ってきたオッサンの鼓膜には厳しかった。 次回は最後列あたりで観るのが良さそうだ。が、とにかく迫力はあった。 内容は、予想していたとおりの展開だったが、オールドファンには堪らない カットが大画面に映し出されると、さすがに感涙ものだった。 オリジナルメンバーで健在のW・シャトナーは、今回オファーがあったにも 拘わらず「脚本次第」という回答で結局本人出演は見送られたようだが、 今後の展開はどうなるか?非常に気になるところである。 既に次作の製作は決定しているようなので、楽しみにしている次第。 DSCF0768 posted by (C)kirk1701
2016/10/16
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15年に亘る北方謙三の「大水滸シリーズ」を読了。 丁度末っ子が生まれた頃、出張に行く新幹線の中で「水滸伝」の初刊を読んだ 記憶がある。 水滸伝~楊令伝~岳飛伝と、フィクションである水滸伝と実在の人物を巧みに 組み合わせる手法で全く新しい切り口で、定番小説に新たな魅力を吹き込んで くれた北方氏だが、氏の若い頃は全く評価していなかったことは以前も書いた。 三国志の頃からか、氏の言う「年表の空白部分は自由に創作する」という手法 に磨きがかかり、作品とともに氏自身の成長を拝見出来たことは嬉しい。 さて、岳飛伝は岳飛を主人公に置きながら、梁山泊のその後をしみじみと描い た物語で、派手な戦よりも、それぞれの者たちの「人生」が中心に描かれる。 正直、中だるみの感もあったが、最終2巻の迫力はさすがで、水滸伝で活躍した 武将の生き残りやその子孫たちが、梁山泊最後の戦に臨む。 エンディングは北方・三国志の馬超同様、ひとりの登場人物が〆る。 描ききった北方氏のスタミナには感心。今後の著作活動が楽しみである。 DSC_5654 posted by (C)kirk1701
2016/10/14
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Wowowで放送している「シェイムレス」とスーパードラマTVで放送している 「レイ・ドノヴァン」が面白い。 特に「レイ・ドノヴァン」で主人公ドノヴァンの父親を演じるジョン・ボイト の振っ切れたクズ振りは見事なものだ。 ほとんど動かなかった「ミッション・インポシブル」に不満を覚えていたが、 このドラマではもう77歳になるのに、走って、暴れてアクションもこなし、 ファンとしては毎回拍手だ(笑) これが「シェイムレス」のようなコメディタッチのものなら救いもあるが、 「レイ・ドノヴァン」はシリアスな、サスペンス系ドラマなのにこのクズ具合 が浮き上がらないのは、ジョン・ボイトの演技の幅だろう。 実娘のアンジェリーナ・ジョリーと長年の絶縁(このあたり私生活でも?)が 解消されたのも、この快活な演技に繋がっているのだろうか? 「真夜中のカウボーイ」を彷彿させるエピソードも盛り込まれており、今後の シーズンが楽しみだ。 一方の「シェイムレス」は子供には見せられないドラマだが、これらのドラマ を見ていると、大統領選でトランプが健闘しているのも納得できたりする(笑) DSCF9841 posted by (C)kirk1701
2016/09/30
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計画書の類の締め切りは、仕事で数日おきに経験しているので要領も良くなり、 期限ぎりぎりにそれなりに仕上げるのが習慣化出来ている。 若い頃は、期限前に仕上げてさらにブラッシュアップしていたものだが、ここ 数年は、経営者のレベル低下とともに要求される内容も低下し、頭の中の引き出 しからネタを引っ張ってくれば済むので、その必要もない。 例外として自分が提案したい、と真剣に思う案件には若い頃以上の情熱で仕上げ ているのだが、全体的には「こなしている」という感じだ。 一方、ここ数年応募している某懸賞小説の場合は、仕事とは比較にならない真剣 さで締め切りを意識している。 もちろん、私なんぞの駄文では入賞なんて夢のまた夢だが、中学校の頃から自主 製作映画のシナリオを書いたりと、文章を書くことは好きだったので、ボケ防止 の意味で書き続けている。 ネットの進展により、書籍マーケットが衰退して久しいがストーリを考えるとい う行為は、やはり非常に良い頭の体操になると思う。 実際、ビジネスに於ける企画書・計画書も実データを利用するとは言え、やはり ストーリーがしっかりしていなければ共感は得られない。 そして全くコストが掛らない点、趣味としても長く続けられるだろう。 何より「締め切り」をキッチリ意識できる数少ない機会ゆえ、大切にしたい。 14_1026_MEs_Provia100-014 posted by (C)kirk1701
2016/09/20
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劇場版スタートレック最新作「スタートレック・ビヨンド」が10/21封切り。 リブートシリーズも3作目となり、オールドファンにも嬉しいサービスが毎回 盛り込まれてもいるので、素直に楽しみにしている。 「ビヨンド」なんて副題は、ビートたけしの映画を連想してしまうが、内容は アクション中心のものとなっている。 と断言するのも、某動画サイトで既に目を通してしまったからだ。 現在の映画産業を考えれば、こういう路線を行かざるを得ないのはわかるが、 本来のスタートレックの良さはどんどん無くなって来ているのも事実だ。 それでもギリギリ、ほんの数分だが、劇場で絶対見たいシーンがあり、恐らく 初日に観に行くと思う。 リブートシリーズは、過去のスタトレ作品では描かれていない、ファンには 堪らないカットを毎回ぶち込んでくるから憎らしい(笑) あのカットだけで、ブルーレイ購入も決定だ(笑) おっと、その前にこの20年ほどの習慣で、先行発売される(はずの)ノベラ イズ版は読んでおかなくては。 14_1019_KX-Ekt029 posted by (C)kirk1701
2016/09/18
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寺尾聡主演で「仰げば尊し」というブラバンのドラマが放映され、カミさん と観ているときに、 「これ、『スクール・ウォーズ』のブラバン版だね。」 などと笑っていたら、CSで本家「スクール・ウォーズ」の再放送が。 リアルタイムで放映されていたのは、大学の頃だった。 土曜日夜の放映だったと記憶している。 梅宮辰夫演じるラーメン屋の店主が○○される回の時、丁度親類が集まった 席でTVで観ていたが、号泣してしまい、当時は恥ずかしい思いをした。 社会人になってからも再放送で観たが、やっぱ感動するな~。大映ドラマw 今回は、この「大映ドラマの輪」に末っ子も参入。 受験を控えた身にもかかわらず、かぶりつきで観ている(笑) 彼曰く「こういうドラマ、今は作れないでしょうね~」と言いながら、 「このぐらい真剣に勉強すりゃいいのに」というぐらいの入れ込み様だ。 改めて調べてみるとこの作品、山口和彦監督だった。ハマるわけだ。 IMGP0855 posted by (C)kirk1701
2016/09/08
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遠すぎた橋 新・夕陽のガンマン/復讐の旅 ジョーズ 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 アフター・アース 南へ走れ、海の道を! 突入せよ! あさま山荘事件 バクマン。 マッカーサー さすらいの航海 恐怖の報酬 人間魚雷出撃す 山猫は眠らない5 反逆の銃痕 ミート・ザ・ペアレンツ イベントや来客が多く、映画は少なめの8月だった。 「遠すぎた橋」は、都内の名画座で当時人気のあったR・レッドフォードが 目当て観に行って以来だが、さすがに細かいところで記憶違いがたくさんあり、 新鮮に観賞出来た。 オールスターゲームのように、有名俳優に出番を割り付けたように発散して しまっていたのが残念だ。 「ジョーズ」は劇場で観た当時は怖かったんだけどなあ。 今観ると、あまりにチャチだ(笑) 某CS局は妙にサメが好きなようで、サメ映画がしつこくオンエアされている が、最近のB級作品でもSFXのおかげでこの作品より迫力はある。 まあ、その辺りを割り引いて観賞するのも、旧作の楽しみ方だが。 14_0727-29-003e posted by (C)kirk1701
2016/09/03
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またひとつの時代が終わる。 この作品は、単発の懸賞応募作?の時に読み、銃のリアルさに惹かれたことを 鮮明に記憶している。中学生の頃だった。 その読み切り作品の最後に、両さんと中川は、どっかの離島に飛ばされて終了 したような。 連載が始まり、当初「山止たつひこ」という「山上たつひこ」を捩ったペン ネームで男心をくすぐる趣味・道楽も盛り込みながら、物欲まみれの両さんに 随分笑わせてもらった。 当時、作者も太田裕美ファンだったので、劇中に太田裕美が登場して、両さん にコンサートを滅茶苦茶にされたエピソードなども懐かしい。 実家に居る時には、親父が工場で読み終わった週刊誌を持ち帰って来てくれた ので、ジャンプも毎週目を通せたが、社会人になってからはすっかりご無沙汰 になってしまっていた。 聞けば、単行本が200冊、40周年で終了するということで、隔週連載の ゴルゴ13を追い抜いた、凄い作品になったものだ。 ま、今後も単発での復活もあると思うが、とにかく大団円を祝福したい。 IMGP3118 posted by (C)kirk1701
2016/08/25
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HDDも一杯になってきたので、夏休みは片っ端から録画済み作品を観賞。 特に高画質録画のものを片付けたい、という気持ちもあり、愚息が理解できる 年齢まで待っていた、 「突入せよ! あさま山荘事件」と 「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」 の2本を連日観賞。 当時小学生だった私が、毎日学校からダッシュで帰り、TVのニュースで観て いたことなど、当時世相も解説しながら観賞した。 当然「昔の学生運動ってこんな感じだったんだよ」という過去の記録として 見せたのだが・・・・。 その日の夕方。カミサンの観ていた地上波のニュース?番組で、なんと現在の 中核派に所属する元学生(女性)の特集が。 当然、さすがに穏健化してるんだろうと思いきや、有名な「前進社」のビルで 若者が共同生活し「暴力革命」をいまでも叫んでいるのには爆笑。 あまりのタイムリーさに早速愚息を部屋から呼び、番組を楽しく観賞した。 案の定、どこぞの大学にバリケードを張り、授業妨害を行った挙句、一般学生 に怒鳴られバリケードを排除される間抜けさの後に 「とりあえず授業妨害は出来たので達成感があります」 と悪びれず応える姿にまた爆笑。 実はバラエティかと思ったら、この女性、親子二代に亘る活動家だと。 こんな奴らがまだ棲息しているのだから、痴呆気味の都知事候補に100万 以上の票が入るわけだ・・・・くわばらくわばら。 まず「暴力」で何かを変えようとする方法論を捨てなければ、いつまでも 「総括」という名のリンチを続けるだけの異常集団のままだろう。 こういう連中にISなどが食指を伸ばす可能性は大いにあると思い、その点、 不安が残る。 IMGP3249 posted by (C)kirk1701
2016/08/07
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ナイト・オブ・ザ・リビングデッド ゴルゴ13 九竜の首 続・荒野の七人 ボルサリーノ トレーニングデイ ニューイヤーズ・イブ 大いなる陰謀 ジャージー・ボーイズ チャッピー ゴッドファーザー スティーブ・ジョブズ ボディガード牙 ゴッドファーザー PART II ゴッドファーザー PART III 必殺女拳士 逆襲! 殺人拳 女必殺拳 トロピック・サンダー/史上最低の作戦 暗い日曜日 真昼の決闘 進撃の巨人(実写版) ミッドナイト・ガイズ 山猫は眠らない4 復活の銃弾 錆びたナイフ 2ガンズ キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 某CS局にリクエストを送った「ボルサリーノ」が待望の放映。 約40年振りの観賞だが、A・ドロンとJ・P・ベルモンドのコンビ振りは まったく古さを感じさせない。 「暗い日曜日」は「パイナップルARMY」で読んで以来「人を自殺させる ような曲って?」と愚息とともに興味津々で観賞。 ドイツ人らしい「カッチリした」どんでん返しに妙に納得。 「ミッドナイト・ガイズ」「ジャージー・ボーイズ」「キャッチ・ミー・イフ・ ユー・キャン」はクリストファー・ウォーケン繋がりで観たが、さすがにどれも 秀作だが、C・イーストウッドの才能には今回も驚かされた。 IMGP0853 posted by (C)kirk1701
2016/08/04
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私の先祖はいわゆる「官軍」であったことは、歴史に興味を持ちはじめた 小学校高学年の頃から密かな自慢であった。 中学生の頃、実際は西南戦争で西郷軍に所属したことから、最後は「賊軍」 となったことを知ったが、残念に思うこともなく寧ろ自慢となった。 ところが、大学生の頃になると、様々なノンフィクションに目を通すように なり、薩長が本当に「官軍」だったのか疑問を持つようになった。 本書では明治維新に至るまでの日本の内政と、世界情勢の事実を丁寧に検証 しながら、 「無能ゆえに開国を迫られ、国内混乱を招いた」 と扱われている江戸幕府の高官たちの功績を冷静に提示している。 著者は忘れたが、勝海舟と榎本武揚を対比して描いた別の書籍でも、同様の 事柄が記されていたが、本書はより読み易くなっている。 司馬遼太郎作品に飽きてきた年頃の皆さんには広くお勧めしたい。 14_1103_MEs_Velbia100-008e posted by (C)kirk1701
2016/07/21
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かさばる本は買わないなどと書いたその日だったか。 本書が発売されている事を知り、即ポチッ(苦笑) 税込5,400円は専門書並の価格だが、全頁がカラーであることや、氏の遺作的 な位置付けを考えれば、決して高くはないと思う。 オリジナルシリーズが完結した後のワイルド7は、正直あまり面白くない。 各キャラクタ―に感情移入出来ないことが原因なのだが、ストーリー自体は 良く出来ていていて劇画としては充分楽しめる。 「俺の新撰組の続編を書くつもりだ」と氏は生前語っていたが、出来れば ワイルド7のオリジナルシリーズのスピンオフなどを書き続けて欲しかった。 メディアによる政界支配(バイクナイト事件)、ハイジャックに偽装した スパイ行為(誘拐の掟)など今でも充分通用するプロットを当時から構成して いた氏には、いくらでもアイデアはあっただろうと残念でならない。 改めて、稀代の劇画作家のご冥福をお祈りしたい。 Book-W7 posted by (C)kirk1701
2016/07/16
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ネット配信番組で河添氏の解り易いコメントを聞き、興味を持って図書館で 借りた。 この手の本は一度読めば十分なので、コストとスペース削減のため、最近は 図書館をよく利用している。節約節約(笑) 内容は主にカナダとオーストラリアに移住した中国人の実情と、その国・地域 の対応、問題点などが非常に具体的に報告されている。 著者自身、中国留学経験があるのでタイトルほど偏りが無くノンフィクション としても面白く読めた。 2010年の本なので、この本の中で「予見」されている中国人の行動が現実の ものとなっている事実に、大きな懸念を感じている。 民主党政権では、危うく外国人地方参政権が導入されそうになり、その後も 舛添元知事はじめ、いくつかの自治体で推進する動きがある上、今回都知事に 立候補して、76歳のクセに「終戦時20歳だった」とボケたのか狙ってか 大法螺を吹く鳥越も推進派である。 一次産業しかなく、産業付加価値を上げる手軽な手段として移民による投資を 求めなければならない国ならともかく、日本のように既に成熟した一次~三次 産業があり、内需比率も高まっている国が、なぜそんなリスクを冒さなければ いけないのか? また帰化に関しても、今世紀になってから帰化後も明らかに元国籍の国のため に日本に不利益をもたらそうとする政治家(今回の参院選で減少はしたが)が 多く、帰化要件も随時見直して欲しいものである。 「国民が減少すると国力(GDP他)が衰退する」 という政府(消費税減少を懸念する財務省あたりが火元と推察)のコメントは 例によって国民を馬鹿にしたミスリードである。 多くの製造業を見て欲しい。人員を削減しても生産性向上に成功し、生産量増 とコストダウンを両立できるのは当たり前であり、我々は日々その恩恵を享受 している。 「他所の家に行ったら、その家に迷惑をかけない」という躾の出来ていない様 な人間は入国すらして欲しくない、と思う。 14_1102_MEs_FUJI100-013e posted by (C)kirk1701
2016/07/09
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若い頃は見向きもしなかった千葉真一の東映アクション映画。 意外な出演者などが楽しく、気がつくとDVDなどが増えている。 中古でしか現存しないものも多く、先日はVHSソフトまで買っちまった(苦笑) さらに国内ではDVD化されていない「ボディーガード牙」がどうしても観たくて 英語版をイギリスから購入した。 早速拝見すると・・・・ 音声が英語のみであることは了解済みだったが、冒頭のマス・大山出演シーンの BGMが変な音声に置き換えられていた。 数分に亘り、低いオッサンの声で 「ビーバ、チーバ、ビーバ、チーバ・・・・」 と延々と「お経」のように繰り返されるのだ(笑) さらにストーリーに全く関係ない他のアクションスターのシーンが挿入されて いたりと、オリジナルがどんな作品なのか?これを観て「観た」と言っていい のか?と混乱してしまった(苦笑) もちろん画質は往年の○ラビデオ並みだ。 DSCF9539bw posted by (C)kirk1701
2016/07/08
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龍三と七人の子分たち ミート・ザ・ペアレンツ2 鉄と鉛 日本のいちばん長い日 愛の嵐 ロシアン・スナイパー フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白 蛇の道 蜘蛛の瞳 拳銃王 007 慰めの報酬 フライト サンセット大通り 弾丸刑事(デカ) 怒りの奪還 猟人日記(1964) 怒りの荒野 ギャング・オブ・ニューヨーク 荒野の七人・真昼の決闘 容疑者 (2002) しあわせはどこにある 黒線地帯 ヒート (1995) ある兵士の賭け 直撃! 地獄拳 直撃地獄拳 大逆転 激突! 殺人拳 殺人拳2 銃弾の嵐 博士と彼女のセオリー ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション プロ野球が開幕してしまうと、どうしても映画観賞に割ける時間が減ってしまう。 が、今年はタイガースがダメダメなので録画&早見観戦で済ませることが多く なりそうなので、今月からはペースを上げられそうだ。 末っ子は受験なのだが、勉強も大事だが若い感性で良い映画にも触れておいて欲し いので、本人さえよければ、というスタンスで一緒に見ている。 「サンセット大通り」などは、丁度末っ子の今の歳と同じ頃に観たが、果たして 彼にはどんな記憶として残るのか。 IMGP0695 posted by (C)kirk1701
2016/07/02
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「直撃!地獄拳」は、千葉真一が忍者の家系に育った私立探偵を演じた、 東映アクション映画の一作である。 「殺人拳」「地獄拳」と物騒なタイトルばかりで、B・リーの影響も受け ながら粗製乱造?された東映作品の中でも、出演俳優の豪華さとピント外れの ギャグ、そして突きで眼球が飛び出すなど劇画的な描写が爆笑を誘う迷作だ。 二本立てを基本として製作されているので、上映時間が短いのも良い。 昔は何かの併映でなければこの手の映画を観ることはまずなかった。 15歳で既に空手を習い始めていたので、B・リーの映画も、この手の空手 アクション映画も、劇中に登場する技の荒唐無稽さに逆に軽蔑すらしていた。 今回、石井輝男監督・脚本作品ということで、信条に背いてDVDを入手。 各俳優の往年の姿を観賞した。 池部良が一番のお目当てだったのだが、やや出番は不足。それでもアクション もあったのは望外。 津川雅彦はその後のキャリアを彷彿させる、観客サービスのエロティックな シーンもあり、良い悪役振り。 若き日の室田日出男は眼球を撒き散らして絶命w 中学生?時代の真田広之も、尻に刀傷を負いながら頑張っている。 佐藤允は観ているだけで安心できる良い面構えだ。 当時ボクシングチャンピオンからキックに転向していた西城正三、Gメン75 で活躍を始める倉田保昭、松田優作の遊戯シリーズでお色気満点の中島ゆたか。 最後にコミカルな役どころの「郷エイ治」 我々の世代にはちあきなおみの「喝采」の相手、すなわち夫としても、また、 宍戸錠の実弟として記憶されているが、50代の若さで亡くなっている。 これだけの俳優陣の黒歴史?が拝めるだけで元は取れる。クセになりそうだw IMGP0246 posted by (C)kirk1701
2016/06/24
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小学生の頃、読売新聞に都内映画館の上映作品が小さく掲載されていた。 映画に目覚めたばかりの私は、池袋の「地球座?」で「荒野の七人」という タイトルを見つけ、「おお、リバイバル上映か!」と日曜日朝早く電車に乗った。 小一時間かけて池袋駅に到着。あちこち迷いながら目当ての劇場に。 と、上映作品のポスターを見てびっくり。 出演者の名前や写真が私の知っている「荒野の七人」とは全く違うのだ。 良く見ると「荒野の七人・真昼の決闘」とタイトルも微妙に違う。 新聞広告ではタイトルが省略されていたのだろう。 結局、観る気にもならず肩を落として御徒町に向かった記憶がある。 途中、怖いおじさん2人組に声を掛けられたりと、この映画には悪い記憶が セットになってしまい、長じてからも積極的に観る気にはならなかった。 20代になり、例によって テレ東編集版(笑)で観賞したが、大した評価は 出来なかった。 先日、同じく「テレ東編集版」を高画質でじっくり観たのだが、おや?と意外に 面白そうに思え、何よりエンディングが途中でカットされてしまってることが 妙に気になり、ブルーレイを捜したがDVDしかなく、それでも購入した。 さて、家族でしっかりと観賞してみると・・・。 カットされていた部分が追補(復元)されると、ストーリーもなかなかしっかり しており、戦闘シーンもなかなか。 さらに「カエルの楽園」のようなプロットも含まれており、考えてみればベト ナム戦争当時の作品だったことなども想起され、充分に楽しめた。 何より、リー・ヴァン・クリーフのクリスがなかなかの「ワル」振りが良い。 DSC_6440 posted by (C)kirk1701
2016/06/17
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ファミリー劇場で後期作品と前期作品が併行してHDリマスターで放送中。 このところは、月曜未明に「殉職刑事特集」と安定して供給されている。 ふと観てしまったのがキッカケで、結局毎週新旧合わせて4話の割合で観ている。 もちろん、当時第一話から観ていたのだが・・・。 カミサンなどは、マカロニ刑事時代は観たこともない世代なので、結構新鮮な 気持で観ているようである。 改めて観てみると、細かいリアリティの点では昨今のドラマに及ぶべくもないが、 練られた脚本とキャラクターの描き込み、16mmとはいえフィルム撮りの緊張 感と現場感に見入ってしまう。 沢田研二や近藤正臣、水谷豊など現在でも活躍しているゲストも豪華で、当然、 ガンマニアとしてはハイパトはじめ、当時のモデルガンの推移も楽しい。 また、裕次郎が1度?だけ使用する電着ルガーP08のカッコ良さは秀逸。 日産ばかり乗っていた私としては、乗ってみたかったセリカなどの当時の車が 登場するのも興味深い。 IMGP0459 posted by (C)kirk1701
2016/06/14
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この本のサイン会が襲撃予告で中止になったり、大手メディアが一切書評を 載せなかったり、と何かと話題のあった本。 それにしても、本屋大賞の歴代受賞者から百田氏だけを削除してフリップを 作成したTBSには哀れさすら感じただ。 作品の背景となる主張にはおおむね賛同できるが、現実世界をカエルに置き 換える小説としてのディティールは残念ながら失敗したようだ。 氏の作品で「風の中のマリア」という蜂を主人公にした秀作があるが、あの くらい登場人物(カエル)に感情移入を出来たら面白く読めたと思う。 「ボックス」のように、熟知している分野での氏の筆力は将来を大いに期待 できるが、この作品のように、特定の「使命感」で書くととたんに筆力が 落ちてしまう点、非常に残念である。 百田氏ばかりではなく、50代~60代の熟年世代の作家には読み手として 期待しており、様々な作品に目を通している。 結果、池波正太郎作品などに目を通しているような現状だが、可能であれば 新しい作家の作風に触れつつ、新鮮な感動を憶えたいものだ。 DSC_6181 posted by (C)kirk1701
2016/05/18
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ご冥福をお祈りします。 富田勲氏の「展覧会の絵」のレコードを購入したのは中学生の頃だった。 このアルバムは、林間学校で振るような星空の下、技術家庭の先生がラジカセで 聴かせてくれ、帰宅してすぐ買いに行った。 自営業の家庭で景気の波はあったが、亡くなった母が部類の音楽好きで、 いわゆるオールディーズと呼ばれる1950年代の洋楽などのレコードが豊富にあり、 買いたいレコードは大概買って貰えたものだ。 最初に「自分のもの」として叔父に買ってもらったのはビートルズの「レット・ イット・ビー」の写真集付きの赤いレコードだった。 おかげで私は「赤」という前期ベストを「Let It Be」の事だと中学に入るころ まで思っていた。 話を戻して、富田氏のアルバムは「惑星」も購入したが、我々の世代にとって より印象的なのは「マイティ・ジャック」のテーマソングや「ジャングル大帝」 などであろう。 国内でのシンセサイザーの草分け的な存在であるとともに、多くのTV・映画音楽 の作曲家であることが氏の業績の素晴らしいところだと思う。 DSCF1935 posted by (C)kirk1701
2016/05/10
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さらば冬のかもめ セント・オブ・ウーマン/夢の香り 君が生きた証 メイズ・ランナー イコライザー チキンレース (ドラマW) 双葉荘の友人 プロ野球開幕で、映画観賞本数は暫く減りそうだ。 「君が生きた証」は別項で書いたので省くが、若き日のJ・ニコルソンが 比較的まとも?な役を演じた「さらば冬のかもめ」は、当時のニューシネマ らしく、あっさりとした終わり方だった。 「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」のアル・パチーノは彼の受賞作品で ある以上に、文句なしの名作だ。 主人公の同級生を演じた、フィリップ・シーモア・ホフマンもアカデミー賞を 受賞したが、残念ながら一昨年、40代で世を去った。 現在のベテラン俳優の若き日の勢いや試行錯誤を手軽に観ることが出来るのも、 コンテンツが豊富な今ならではの楽しみである。 「イコライザー」はTVシリーズのリメイクのようだが、いや~面白かった! 主演のデンゼル・ワシントン。頼もしいオッサンそのものに、リメイク版の 「荒野の七人」でリーダー役を演じる。 今年の秋、全米公開のようだが、日本公開が楽しみだ。 DSCF2027 posted by (C)kirk1701
2016/04/30
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こういう作品に巡り会うと、映画って本当に素晴らしいと素直に思う。 昨年あたり、通勤途中に聴いているニッポン放送で紹介されていたこの作品、 Wowowで放送されたのをホームシアターで観賞。 私の思う映画の基本、映像・音楽・シナリオ・演技がバランスよく協調出来て いる上、後味のサッパリした作品だ。 監督は「シェイムレス」でとんでもない父親を好演?しているW・H・メイシー が初めてメガホンを取り、主演はこれまた名作の「ビック・フィッシュ」の ビリー・クラダップが、ミュージシャンとしての才能も披露。 ストーリーはネタバレになるので書かないが、安直なハッピーエンドで料金分 の帳尻を合わせようという映画ではない。 W・H・メイシーが「地力」で観客と向かい合おうとしつつ、ちょっと照れ隠し のような雰囲気も感じた。 音楽が素晴らしく、映像・ストーリーとこれだけ高い水準で融合出来ており 「小さな恋のメロディ」や「いちご白書」などのレベルだと思う。 即、CDをポチってしまった。 CD_Rudderless posted by (C)kirk1701
2016/04/09
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天国は、ほんとうにある アパートの鍵貸します ラッシュ/プライドと友情 激戦 ハート・オブ・ファイト 市川崑物語 時をかける少女 (1983) 白昼の死角 天河伝説殺人事件 人間の証明 時代屋の女房 蘇える金狼 野獣死すべし (1980) 007 カジノ・ロワイヤル(2006) レインメーカー スワロウテイル 怒りの用心棒=復讐のダラス セッション 三人の名付親 ノイズ (1999) さらば冬のかもめ 角川映画が観たくなり「白昼の死角」などは今更DVDを購入してしまったりも したが「A級並みの環境(予算など)でB級作品を真面目に作る」という雰囲気 は、今観ても面白いし、家族も楽しんでいた。 「アパートの鍵貸します」は小さなTVでしか観たことがなかったが、改めて 大きな画面で観てみると、モノクロフィルムの階調の豊かさに圧倒された。 「三人の名付親」はモノクロだったと記憶していたが、驚くほど美しいカラーで、 J・フォードの詩情あふるるシーンでJ・ウェインが後年では窺えないような 人間味あふれる悪役?を演じている名作だ。 「セッション」は好きなジャズも聴き方が変わりそうなぐらい、思いっきり スポ根ものの秀作だった。 DSCF2089 posted by (C)kirk1701
2016/03/31
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そもそもホームシアター(プロジェクターを使ったチャチなものだが)を組んだ 目的は、大画面で集中して堪能したいことと、3Dなどの新技術を楽しみたい、 そして、中学生になった愚息の情操教育のためである。 映画に心から感動できるのは、せいぜい十代まで、と考えているからである。 精神年齢が低く、割と物事に感動しがちの私でさえ、最近ではちょっと気を抜くと 「頭」で映画を観てしまう。 「ローマの休日」あたりから「クリード(劇場観賞)」まで、既に200本以上を 観賞してきた愚息の最近の感想は、当然ながら私と嗜好が重なる部分とそうでない 部分がハッキリしてきて、語り合うのも楽しい。 アメリカンニューシネマなども歴史背景とともに楽しみ、それなりの「映画感」 を持ってきた愚息に角川映画「時をかける少女」(1983)を観せた。 筒井康隆の原作を読み、NHK「タイムトラベラー」でより深く記憶に残った ストーリー・雰囲気を頭に描いて劇場に足を運んだ我々世代のズッコケ振りとは また違った感想を今の中学生は持ったようである。 いつもは何とか気の利いたコメントを発する愚息の目は宙を泳ぎ、しばらくして 「何かとんでもないものを観ちまった感じ」と発するのがせいぜいだった。 特にあのエンドロールの奥深さ(笑) 学芸会レベルの知世ちゃんの演技に、風情のあるきめ細かい風景、安定した演技 を見せる名優や、演技派ではないと誤解されつつ世を去った上原謙の素晴らしい 演技などがぶち込まれ、確かに評価するのは難しい映画である。 「トンデモ映画」と簡単に括れないカオスな作品を「興行」に乗せていた角川 映画の凄まじさを、改めて感じた次第。 DSC_5947 posted by (C)kirk1701
2016/03/09
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レインマン 未知との遭遇(ファイナルカット) 続・荒野の1ドル銀貨 ロボコン きみに読む物語 新選組始末記 映画 暗殺教室 M:i:III ハート・ロッカー KANO 1931海の向こうの甲子園 セーラー服と機関銃 ゲッタウェイ ザ・バッグマン 闇を運ぶ男 天体観測に時間を割いた事と、愚息の定期試験が重なったため、本数は少なく なってしまった。 その中でも劇場で観たかった「KANO 1931海の向こうの甲子園」は面白かった。 父親の代が台湾で暮らしていた私にとって、祖母や父親から聞く台湾という国 には、格別の思いれがあり、楽しく観賞することが出来た。 「君に読む物語」は、大好きなJ・ガーナーが本当にいい味を出しており、 思春期にこの武骨な役者のファンになれたことを、本当に感謝している。 人生の終わる時、夫婦という元は他人の関係がどうあるべきか、否、どうありた いか・・・となりで爆睡している愚妻をしみじみ眺めてしまった(苦笑) DSC_5886 posted by (C)kirk1701
2016/02/29
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何より嬉しいのは、通勤時に聴いている「朝ラジ」のアシスタント・箱崎アナの 御懐妊による降板だ。 あの異常なまでの噛み具合は、本当に不快だった。さよ~なら~。 そして朝5時からの山口良一。 「私はいい人です~」という雰囲気がこれまたあざとくて、敢えて6時までは 聴いていなかったが、誰が来ても、今よりはマシになりそうだ。 そして午後1時からの大谷ノブ彦。 「キキマス」という番組タイトルにも関わらず、ま~とにかく自分を語る語る。 しかも、自分がリアルタイムで経験していない時代の音楽やお笑いまで、上から 目線での論評を押しつける。 自身の苦労話も噴飯もの。 「その程度のヤツはざらにいたぜ。」と毒づいているリスナーも多いと思う。 この時間帯は聴取率最低で、局としても投げているのかもしれないが、以前、 日替わりでデーモン閣下やおすぎなどの密度の濃いトークを中心にした番組が あったが、どうせならあの路線に戻して欲しいものだ。 デーモン閣下が最終回に、局の上層部批判をしていたのが記憶に残っているが、 どうも局(スポンサー)側は、あの時間帯にラジオを聴いている層の知的好奇心 の方向性を読み誤っているように思う。 DSC_5608 posted by (C)kirk1701
2016/02/25
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劇場で予告編を観た時に「月は地獄だ!」を思い出してしまったことを酒席で 友人に話すと、友人も興味を持ったようで、古書をネットで入手していた。 映画の方は、Wowow待ちとさせていただくことにして、ここでは「月は地獄だ!」 を回想することに。 最初に読んだのは小学校3年の頃。 何の拍子か、親父と二人きりで車で本屋に行ったことは憶えている。 好きな本を選び、買ってもらった。 「海底二万里」「タイムマシン」「地底探検」そして「月は地獄だ!」だった ように記憶している。 帰宅してそのまま読み漁り、何度も何度も読んだ。 活発な子供だったので、当時良く捻挫をして病院に行くことも多く、その待合室 で読んでいたこと、目の前のグロな医療資料写真もついでに思い出した。 作品自体に関しては、このブログで何度か書いた記憶があり、また1930年代から のSF黄金期の有名な作品でもあるので割愛するが、数年に一度は引っ張りだし て読んでも、いまでもワクワクする。 J・P・ホーガンが亡くなってしまい、ハードSFの新作に興味を無くしつつ あったが、この作品などを読み返してみると、希望が沸いて来る。 今回ネットで調べたが、作者のキャンベル氏。 結構とんでもない奴だったようで、嬉しくなる。 またMIT出身だったことを知り、得心。 SF黄金時代の立役者(編集者としても)であったことはもちろん、ハードSF の中興の祖でもあったわけだ。 そして元祖ハードSFは、やはりベルヌやウェルズ(専門家の知見を活用した点 で)だな~と、記憶を遡っている次第。 とまれ、私の知る限り「月は地獄だ!」は映像化されていないはずだ。 是非、映画化して欲しいものだ。 15-1027_moon posted by (C)kirk1701
2016/02/17
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劇場版 SPEC〜天〜 劇場版 SPEC〜結〜 舟を編む アメリカン・スナイパー わが青春に悔なし 最高の人生のはじめ方 上島ジェーン 上島ジェーン ビヨンド マイ・フェア・レディ 姿三四郎 (1943) アポロ18 ダイ・ハード ダイ・ハード2 サンバ 狙撃 小さな恋のメロディ 1月は「男たちの旅路」などのドラマに時間を割いたため、映画の本数は伸びな かった。 いたすらに本数を観たいわけではないか、社会人になって以来、本来大好きだった 映画を見る機会が激減し、「忘れ物」がいっぱいあるのだ。 また、思春期を迎えた愚息にも、新旧拘わらずとにかく印象に残る映画を多く 観てもらいたい。 良質の映画は、1冊の本に優るとも劣らないと思っている。 DSCF1337 posted by (C)kirk1701
2016/02/02
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1970年代、中学生の頃から楽しみに観ていたドラマ。 「墓場の島」や「車輪の一歩」などの有名作は散発的に再放送されていたが、 全ての作品が、当時と同じ時間帯=土曜の20時にCSで放送された。 当時の私と同じ中学生になった愚息の反応が知りたいこともあり、じっくりと 観てみることにした。 改めてじっくり観てみると、鶴田浩二演じる吉岡の「男の色気」が何ともいえ ず魅力的で、連日一気に観てしまった。 愚息の方は当時の私同様、ドラマとしての面白さ、脚本(台詞まわし)の妙を 評価していたが、それはドラマの設定自体が陳腐化しにくい人間ドラマである こともあるだろう。 配役も豪華で、森田健作・水谷豊・柴俊夫・桃井かおりらの若手(当時)に加え、 吉岡の上司役で私の大好きな池部良の落ち着いた演技も楽しめた。 ゲスト出演の志村喬の最晩年の演技も素晴らしかった。 若い頃には、自身の父親たちの世代とダブらせて観ていた吉岡(鶴田浩二)と 同世代になってみると、中年の哀愁感がリアルに寄せてくる。 何年か後、また観てみたい名作ドラマだ。 DSCF1304 posted by (C)kirk1701
2016/01/27
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このところよく聴いている。 日本でどのくらい人気があるのかは知らないが、来日頻度から考えると、もっと 売れて欲しい歌手である。 懐かしいビックバンドナンバーを歌いこなせる歌唱力に加え、オリジナル・ナン バーは軽く聴きやすいものが多く、ウィンダムヒル・レーベルの曲に歌詞をつけ たような感じで気に入っている。 若い頃から好きなボズ・スキャッグスやボビー・コールドウェルが超ベテランに なってしまってきた昨今、まだ40歳のブーブレには期待したい。 DSCF2130 posted by (C)kirk1701
2016/01/24
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発刊されることを知らず、慌てて購入した。 学生時代、既につかこうへいは作家活動に主力を置き、TVでも大晦日に 「つか版・忠臣蔵」を演出してみたりと演出家という範疇を超えた活躍をして いたと記憶している。 そして私が社会人になる頃「娘に語る祖国」で在日韓国人であることを公にした 頃から、作家としての力量は明らかに低下し、北区つかこうへい劇団を立ち上げ るころには、そこそこ名のある俳優・女優をスポーツ新聞などで持ち上げたりす る言動に、寂しさすら憶えていた。 氏を見直したのは、訃報に接したときである。 現代では若死にの部類に入る短命、サッパリとした遺言に、高校時代から作品を 追いかけ続けた我々の様なファンを「裏切らなかった」と感じたものである。 今回「正伝」と銘打つ氏を描いた作品を、誰が書いたかと一瞬不安になったが、 氏と青春時代を共にした長谷川康男氏が書いたと知り、安心して読み進めている。 氏の黄金期に期間を絞ったタイトルであることも嬉しい。 一気に読むのは勿体なく、本文中の時代に合わせて、家にある氏の同時期の作品 などを再読しながら、若き日、夢中になって読み、観た「才能」の輝きに思いを 馳せつつじっくり楽しみたいと思う。 DSCF2131 posted by (C)kirk1701
2016/01/21
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今更ながらで読了。 読書量の多い友人に勧められたが、設定に政治色があるように誤解してしまい、 そのままになっていた。 その上、ちょっと興味が沸くと直ぐ本を買ってしまうのが若い頃からのクセで、 おかげで未読本が家の彼方此方に積まれており、そちらも片付けなければならず、 結果随分遅れていた。 ソマリアに派遣されていた自衛隊員たちが、戦闘に巻き込まれざるを得ない状況 を描いた物語だが、政治色は全く無く、どの時代・シチュエーションで描いても 通用するような「男たち」の物語になっており、楽しく読めた。 月村了衛氏は、もっと若い世代かと思ったが、調べてみると同世代。 「どうりで」と思われるシーンが幾つかあった。 氏は脚本家出身だったようで、なるほど、直ぐにでも映像化出来るような描写も 多く見られた。 片岡義男の小説をちょっとハード側に振ったような作風で、好感が持てる。 DSCF1021 posted by (C)kirk1701
2016/01/09
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96時間 96時間/リベンジ 96時間/レクイエム マチェーテ・キルズ 拳銃王 フライト・ゲーム 大怪獣ガメラ 御用牙 拳銃無頼帖 流れ者の群れ 男はつらいよ 柴又慕情 荒野の1ドル銀貨 大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン 赤い谷間の決斗 ヒーローショー 虎の尾を踏む男達 エリジウム 夜の勲章(1963) 暁の挑戦 バットマン ビギンズ ダークナイト ダークナイト ライジング 宮本武蔵 (1954) 続宮本武蔵 一乗寺の決斗 宮本武蔵 完結篇 決闘巌流島 ファイナル・カウントダウン めし 六月燈の三姉妹 ディパーテッド 木枯し紋次郎 関わりござんせん 素晴らしき哉、人生! 英国王のスピーチ 人生の特等席 THE WINDS OF GOD 項羽と劉邦/White Vengeance ☆前月の「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」以来、我が家では今更ながらリーアム・ ニーソンが人気だ。 食わず嫌いだったバットマンシリーズも最新三部作はさすがに面白かった。 三船敏郎の「宮本武蔵」は荒っぽい筋立てながら、小次郎に鶴田浩二と存在感 が大き過ぎてたまらなかった。 DSC_5094 posted by (C)kirk1701
2016/01/06
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