海外旅行紀行・戯言日記

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2021.08.22

第3回大規模修繕が始まる

テーマ：気になる技術動向(1283)

カテゴリ： Technology

前回は2007年でしたから、14年ぶりの大規模修繕が始まりました。南側1号棟から順番になりますので、私の住む4号棟、次の5号棟には足場が設置され、防塵除けのスクリーンが掛けられました。

北側で玄関側にも、簡便で丈夫なBK足場が組み上げられましたが、日曜日は作業をしませんのでスクリーンは掛けられていません。

BK足場は亜鉛メッキした鋼管の先端楔部を縦鋼管に設置された楔型ボックスにハンマーで畳み込むことで互いに連結しますので、足場構造が堅牢となり、組みあがった後に人の往来を良くするべく、横の鋼管を一部取り外しても堅牢さに変化はありません。

それまで住宅用の足場と言えば、殆どが丸太などで組まれ、その安全性・作業性・耐久性など、多くの問題をかかえていました。
ところがこの楔方式の「ビケ（GK）足場」は、極めてシンプルな構造ながら安全性・作業性・耐久性にすぐれ、組み立てや解体もハンマー1本で簡便に行えます。そのため、足場作業の安全対策と施工能力向上いう二律背反の命題を、一挙に解決しました。

防塵用の遮蔽スクリーンも14年前のものと比較しますと、透かし具合が向上していて、室内がそれ程暗くはなりません。

修繕の作業安全環境と平常暮らしへの改善は随分進歩していました！

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