海外旅行紀行・戯言日記

< 新しい記事

新着記事一覧(全6526件)

過去の記事 >

2022.09.04

高等遊民的な生活を過ごす

テーマ：徒然日記(22903)

カテゴリ：カテゴリ未分類

「知に働けば角が立つ、情に掉させば流される、意地を通せば窮屈だ！」
お馴染みの夏目漱石「草枕」の一節、高等遊民とは夏目漱石の造語と思っていたのですが、その前からあった語彙の様なのです。

私は独り住まいの年金生活者、範疇から言えば貧困世帯となるのですが、それでも介護保険に加えて税金も天引きされていますので、生活保護の対象にはならない様でもあり、借金もありませんし、何とか高等遊民的な生活を過ごすことが出来ている気がします。

庭いじりをし、仏壇に花を供する等して、ゆったりと暮らしています！

定義
高等遊民はなんら生産的な活動をせず、ただ日々を雅やかに過ごしたり、学問の延長として己の興味のある分野を追い求めていたりした。夏目漱石が作中にしばしば用い、『それから』の長井代助、および『こゝろ』の先生、川端康成の『雪国』の主人公のように、屡々、文学のテーマとしても取り上げられた。
昭和初期満州事変・日中戦争へ続く対外戦争の軍需景気により、就職難が解消し、国家総動員体制の元で戦争へ動員され、高等遊民問題は解消に向かっていった。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう