きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

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2011.09.05
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テーマ: 自己成長(442)

『発酵道』 著者:寺田啓佐(けいすけ:寺田本家 当主)

今日はあやうく「腐る」ところでした。
思考が、自分のことだけで停止してしまうと、腐ってしまいますね。
気をつけねば・・・。

というわけで、読書メモの第2回です。 

第1回は こちら

===============================
『発酵道』 読書メモ ロゴ
(本の後半部分。第11話~ まで)

(東京医科歯科大学医学部の藤田紘一郎教授によれば、)
 腐敗菌がまったくいなくなればいいかというと、
 そうでもない。

腐敗菌には腐敗菌の働きがある。

なんでもかんでも排除すればいいってものじゃないのだ。

しょんぼり この論理が、広くいろいろな人に知られるようになってほしいと思います。
   僕も、本当のところは腑に落ちていないのですが・・・。

   僕の場合、こう考えます。
   もし自分が腐敗菌として生まれてきた場合。
   生まれてきたからには、僕が生まれてきたわけがあります。
   必要だから、生まれてきたんです。
   それが、「こいつはいらない」と排除され、
   消されてしまう・・・。

   こういうことは世の中にごまんとあります。
   でも、それはひょっとして、非常に利己主義な「腐敗した」考え方でもって、
   狭い範囲のことしか考えずに排除しているだけかもしれません。

   神様は、それをのぞんでいるでしょうか。
   広く全体を観れる視野をもった人がいて、
   その人が公平に判断するとしたら・・・?

   私たちは、そろそろこの考え方に行き着く時が来ていると思います。
   排除しない考え方、
   「共生」の考え方です。

・昔の日本人は、ばい菌と一緒に暮らしていたおかげで、
 たくましく生きてこられた。

 今の長寿世代を支えてきたのは、
 このあたりにヒントがあるのではないか。

よくなるために、悪くなる
 という法則
があることも、しっかり見ていてほしい。

一見腐敗した状態も、
 発酵のために必要だったのだと思えるときが来る
からだ。

 今の腐敗を「よかったね」と受け入れ、
 「すべてはいいことなのだ」と思い切れれば、
 すぐにでも発酵の道はたどることができる。
 それからあとは、どんどん発酵が進んでいく。
 なにもかもがよくなっていく。
 自然も、社会も、家庭環境も・・・・・・。

手放すところから、循環が始まる。
 「 ギブ・アンド・ギブ 」でいい。
空っぽになれば、おのずと入ってくるのだから、
 それで安心していればいい。

・共生とは、 競争しない、争わない、仲よしの世界 のことだ。
負けちゃう、損しちゃう、謝っちゃう 」、
むしろ積極的にこういう姿勢にしていく。

肩の力をフッと抜き、
 がんばるのをやめてみたとき、
 みんなとつながれることに気づくはずだ。

(p223(第17話の終わり)まで)
================= ==============

最後の方は、 小林正観 さんの考え方にかなり似ています。
正観さんは、 「き・く・あ」の法則 ということを言われていました。
「きそわない、くらべない、あらそわない」 という意味です。

小林正観著「き・く・あ」の実践
小林正観著書「き・く・あ」の実践

自分を振り返ってみると、
学生時代、「受験」とかしていたときは、
かなり競争意識が強かったと思います。

でも、30代も半ばを過ぎて、
今「何が幸せか、どういう生き方が幸せか」と考えたときに「競う」こと、そして「勝つ」ことは、必ずしも、大きな目で見て
幸せとは限らない、と思うようになりました。

負けちゃう、損しちゃう、謝っちゃう 」、
この3つは 大嫌い だったのです。
負けず嫌いで、損するのが嫌いで、謝るのが嫌いでした。
そして、そのことで、ずいぶん「失敗」してきました。
今では、この3つは、必要なことだと思います。
(今でもキライですが・・・。(^^;))

何も、聖人君子みたいになるということではなく、
(1)勝ち負けにこだわっているとき
(2)自分だけのことにこだわっているとき
ふっと肩の力を抜いて、
上で出て来るような考え方が「ある」ということに、
思いが至ればいいなあ、と思います。

必ずそうしないといけないというのではなく。
自分を広く大きく成長させるために

さて、読書メモはあと第18話と第19話を残しています。

第18話は「 発酵していくと幸せになる 」というタイトル。
本書全体のまとめとなる章で、
名言・金言が山ほど出て来ます。
僕は付箋を山ほど貼りました。

そういうわけで、最後の2章は、次回。

「発酵道」の中で著者が至った結論、
発酵道の神髄とは何か?
待て、次回(笑) 大笑い

ありがとうのおじぎ男の子ブログを読んでいただいて、ありがとうございます。

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Last updated  2011.09.05 23:16:01
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