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ある方から聞いた話です。
職場で作業着に着替えて仕事をする時、 A さんは間違えて他人である B さんの服を着たと言います。
これを分析理論でみると、まず間違って B さんの服を着た A さんは、 B さんが人気者であったり、自分の憧れ、理想の人ということです。
だから、憧れの B さんのようになりたい。その B さんの服を着るのは B さんに同一化する行為です。
B さんには性格や能力などが及ばず、なれないので、せめて着ぐるみである服を着て、 B さんのようになりたいという無意識の行動です。
これはフロイトが言った、錯誤行為です。
無意識は錯誤行為、しくじり行為という形をとって、無意識にあるその人の欲望、対象 a が、現実界に顔を出します。
服を間違えて着るくらいはまだかわいく、笑って済ませますが、事故や事件、病気になると笑い事ではありません。気をつけなければなりません。
ただ、気をつけると言っても、無意識のことですから、本人には気がつきようがないので、事が起こってからこの事象はこういう無意識から起きたことだと分析します。
それでも気づけば、次の錯誤行為、事象を止めることはできます。
基本的に無意識は意識に上げては困る内容です。だから、無意識に抑えて込んで無いことになっています。
それが何らかの形で意識に顔を出しますが、気がつかないと重症化していきます。
これは危険です。
全てのことには訳があります。

私たちが意識できる領域はほんのわずかな氷山の一角で、その下に膨大な無意識が在るとフロイトは言いました。
この膨大な無意識に操られているのが私たち人間です。
また、母親が娘の服を着るという話を聞きます。
これは間違えて着たのではなく意図して着たので、母の若返りたいという願望です。
若い娘が羨ましく、自分も娘のように若くなりたいと、娘の若さを吸い取る母ということです。
ライト .a 精神科学研究所 登張豊実
( LAFAERO1 大澤秀行 『メタ言語』講座より筆者まとめ)
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*我が師、大澤秀行氏 LAFAERO1 では個人セラピー、各種講座があります。
著書:大澤秀行 著
『病気は心がつくる』論創社
『令和の徒然草』論創社
『こころの科学』講座 テキスト 1 ~ 3
『メタ言語』講座 テキスト 1 ~ 9
『夢分析』講座 テキスト 1 ~ 9
『蝉成阿縷』講座 テキスト 1 ~ 8
詳しくは、 LAFAERO1 ホームページ: https://lafaero1.com/ をご覧ください。
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