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私の父はクラシックに興味がなかったわけではありませんが、ここ数年、私の影響で(?)コンサートやオペラに通う頻度が高くなってきました。定年してから職を変わり、自分の時間が増えたこともありますが。その父が今日からウィーンへ会議のため出張に行ったらしいです。携帯で向こうからメールを送ってきました。なんと、機内でウィーンフィルのヴァイオリン奏者と隣り合わせになったのだとか。「おかげで退屈しなかった」だそうで。え? ウィーンフィルって今週末から日本ツアーじゃないの?日本 → ウィーンの機内で一緒???つい最近「せっかくウィーンへ行くのに、肝心のウィーンフィルは日本ツアー中だね」なんて話を父としていたところです。なんでも、自身のカルテットで日本ツアーをやり、今日ウィーンへもどってオペラのピットに入り、そして日本へとんぼ返りなのだとか。すごいハードスケジュールです!そう言えば、父は50代になっても海外出張の多い人でした。ある時はジュネーブで1週間会議をやっていたのですが、途中でどうしても外せない東京での会議があって、一日だけ戻ってきたこともありました。昔は「かっこいい!」などと思ったものですが今思うと、自分ならそんなのゴメンですね・・・私はウィーンフィルの日本ツアー、広島公演の一日を除いて全部行く予定です。なんてったってアーノンクールですから!
October 31, 2006

ブルックナー:交響曲第7番/テ・デウムチェリビダッケ指揮/ミュンヘンフィルチェリビダッケの演奏は、とにかくテンポが遅いのが特徴です。とにかく遅い。そして、雄大にゆったりと歌わせます。ここまで遅いと、弦は弓が足りなくなりそうだし、管は息が足りなくなりそうです。それなのに、こんなにも豊潤な響きで埋め尽くすミュンヘンフィル!それにしても、遅い。ブルックナーの7番がCD1枚に収まらないなんて!チェリビダッケは『禅』に興味があって、実践しているそうです。この、果てしなく広がる宇宙空間のようなブルックナーは禅の影響を受けているのでしょうか。チェリビダッケって、三船敏郎とか永六輔に似てません?
October 30, 2006
バロックフルートを吹いている友人、前田リリ子さんが所属するアンサンブル『ラ・フェート・ギャラント』のコンサートに行ってきました。バロックフルート(リリ子さん)、バロックヴァイオリン(桐山建志さん)、ヴィオラ・ダ・ガンバ(市瀬礼子さん)、チェンバロ(平井み帆さん)のアンサンブルで、ゲストにソプラノの原雅巳さんを向かえてのフレンチプログラム。G.P.テレマン、ベルニエ、ルベル、ギユマン、ボワモルティエ、モンテクレールの作品が演奏されました。感想:すごくアツいコンサートでした!当時のフレンチカンタータがとても情熱的な作品が多いということもありますが・・・リリ子さんがパワフルで破壊力抜群な人なのはよーく知ってます(笑)。それに輪をかけてアツかったのがガンバの市瀬さん。私はこの方の演奏を聴くのは初めてだったのですが、メラメラ燃えてました!ラ・フェート・ギャラント セカンドCD発売記念コンサート雅なる宴 vol.5東京・近江楽堂 東京オペラシティ3F10月29日(日)プログラムL.G.ギユマン(1705-770) カルテットによるソナタ、 あるいは優雅で楽しい会話 第4番 イ長調 作品12の4N.ベルニエ(1665-1734) カンタータ「コーヒー」J.F.ルベル(1666-1747) ヴァイオリン・ソナタ 第4番 ホ短調G.P.テレマン(1681-1767) パリ四重奏曲 第5番 イ長調J.B.ボワモルティエ(1689-1755) 組曲 第4番よりM.P.モンテクレール(1667-1737) カンタータ「ディドンの死」前田リリ子さんのホームページ
October 29, 2006

今日はフォルテピアノ弾きの友人のコンサートに行ってきました。彼のコンサートはいつも楽しみです。いつも知らない曲が入っています。そして、それがとても魅力的な曲に感じます。「曲の魅力を伝える」才能に長けているんだな、といつも思います。今日はソプラノとヴァイオリンを入れたオールモーツァルトプログラム。KV376やKV526のようなヴァイオリンソナタや「すみれ」のような有名歌曲も入っていますが・・・今日の「知られざる名曲」は「パイジェッロの主題によるピアノのための6つの変奏曲 KV398」でした。技巧的にものすごく難しい曲なのだと思いますがそんなことは感じさせない、ノリノリのとても楽しい曲でした!彼の楽器は野神俊哉氏が彼の発注で昨年はじめに製作したワルターモデル。 ※個人的に、5オクターヴのワルターモデルって好みです。この楽器の完成お披露目コンサートから今日に至るまで定期的に聴き続けていますが、楽器がどんどん育っていくのがわかります。本番を繰り返す度に演奏者と製作者が二人三脚でフィードバックを繰り返す。理想のあり方ですね。野神俊哉チェンバロ・オルガン工房http://page.freett.com/cembalo/彼のコンサートが終わると、野神氏と一緒にピアノやチェンバロの足を外して片付け、車まで運ぶのが私の行動パターンです。ピアニストでもチェンバリストでもないのに、分解の仕方、運び方がだいたいわかってきました(笑)そして、今日の打ち上げは乃木坂の「魚真」という店。なんだか魚市場にある居酒屋みたいです。大漁旗が掲げられ、魚箱を再利用した机が店前に並べられています。魚屋さんの経営なのだとか。乃木坂にこんな店があるとはびっくりです!
October 28, 2006

http://www.fujitv.co.jp/maruchan/intro.htmlドラマ「ちびまる子ちゃん」が帰ってきました!この春、「テレビアニメ放送開始15周年記念ドラマ ちびまる子ちゃん」として放送されたのですが、まる子ちゃん役の女の子(森迫永依さん)の絶妙な演技にもう釘付けでした!モト冬樹のおじいちゃん役もはまってます。今から楽しみです。ちなみに、第1弾はDVD化されています。http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000HA4WAW
October 27, 2006

沖縄のシーサーみたいだけど、どうやら from China らしいです。秋葉原の四川料理店にて。シーサーもどきを目の前に、Seasarプロジェクトのひが氏とお話ししてました。
October 27, 2006

今週発売のロシアン・アルバムです。チャイコフスキー、ラフマニノフ、Rコルサコフ等のオペラアリア集です。ゲルギエフ指揮のマリインスキー劇場のオケが伴奏。ネトレプコの声って、太くて豊かなので聴き疲れしないのがいいですね。ソプラノ歌手にありがちなキンキンをまったく感じません。それなのに、華がある。声質だけでなく、表現も情感たっぷりで豊かです。今まではモーツァルトやイタリアオペラでしか彼女の歌を聴いたことがありませんでしたが・・・やはり、ネトレプコはロシア人なのだなと思いました。すごく、濃い。
October 26, 2006

ピリ辛キムチ納豆の手巻き寿司。どうやら新商品。今日は遅くまで仕事をしていたため、こんな夕ご飯でした。
October 25, 2006

愛用の傘です。少し大きめで荷物が濡れにくいです。骨が16本もあります。番傘みたいです。この傘、なんと「旧華族御用達」として売られていました。「皇族」ではないところがポイント。中にはけっこう落ちぶれたお家もあるとか・・・・しかも、売っていた場所が微妙です。相場に生きる男達が集う、茅場町です。地下鉄茅場町駅に直結のビルの中にある薬局で売っていました。店の名前は「ピン・ポン・パン」です。「華族」の薫りなど微塵も感じられません。
October 24, 2006

私は、甘いモノも大好きです。昨日、近所のコンビニでついつい衝動買い。左から、ハーゲンダッツの抹茶、アフォガート(バニラ・エスプレッソがけ)、ラムレーズンです。夜中にこんなモノを食べたらおデブまっしぐら決定なので、昨日も今日もスプーンで一口ずつ味見して冷凍庫へしまいました。このペースなら一週間ぐらい楽しめそうです(笑)
October 23, 2006
落ち込んだとき、ドロドロな音楽を聴いてさらに落ち込むのが好きだったりします。トリスタンとイゾルデとか、マーラーの9番とか。なんだか心が100倍敏感になっている時はドロドロ感や、心へ突き刺さる感じや胸が締め付けられるのを100倍感じるのでこれらの作品を普段の100倍味わえます。自虐的かな?マーラーの9番は、お仕事関係の知り合いの某姐さんが「ロマンティックなのに血まみれ」とか言ってたっけ。
October 22, 2006

先週NHK教育TVで放送されたアンドレアス・シュタイアーのリサイタルを録画してあったのですが、やっと観ることができました。シュタイアーは一番好きな鍵盤楽器奏者です。今年の春に来日し、東京ではラ・フォル・ジュネ・オ・ジャポンで1回、トッパンホールで2回のコンサートを行いました。ありがたいことに、そのうち私が唯一行けなかった日の様子がTV放送されたのです。TVで放送されたのは5/11 トッパンホールでのリサイタルで、プログラムはモーツァルトの作品です。1. 幻想曲 ハ長調 K4752. ソナタ ハ短調 K457今回の来日で使用した楽器は、故小島芳子氏が所有していたワルターモデル(5オクターヴ)でした。現在はヴィオラ・ダ・カンバ奏者である、ご主人の福沢宏氏が管理しています。なんというニュアンスの幅広さ。グワーンと広がってくるファンタジー。多彩な色彩感。そして、冴え渡る切れ味。奔放さ。聴いていてワクワク・ドキドキします。音楽を楽しむことにすっかり気を取られてしまうのですが、ふと考えてみるとシュタイアーのテクニックの凄さに驚きます。フォルテピアノを弾いたことのある人なら(あまりいないかな?)おわかりだと思いますが、表現力の幅広さ・多彩さの裏返しというか、とても敏感で繊細な楽器なのです。ちょっとした力加減のバラツキが全部あからさまに音になってしまう怖さがあります。これを知っている人なら、きっとシュタイアーのコントロールテクニックに驚嘆することでしょう。この放送でとても残念だった点は、当日のプログラムに含まれていたK331『トルコ行進曲付き』が放送されなかったことです。シュタイアーのトルコ行進曲!聴けばぶっとびます!まるでジェットコースター。手に汗握るトルコマーチ!ライヴでこれをやったら聴衆騒然・総立ちではないでしょうか?私が昨年買ったCDの中で一番のお気に入りです。このユーザレビューを見れば、一度は聴いてみたくなるのではないでしょうか?Amazon.co.jp のサイトHMV のサイトTower Records のサイトAndreas Staier のサイト
October 21, 2006
今日(金曜日)は、仕事で千代田区一番町にあるお客様の所に行きました。久しぶりです。4ヶ月ぶりぐらいでしょうか。近くにお気に入りのカフェがあるのですが、なんと閉店していました。かなりショックです。春には1ヶ月半、このお客様の所に通っていたのですが正直なところ、精神的にも体力的にも大変な仕事でした。そんな中で、毎日私を癒してくれたあのカフェ。奥まった路地の突き当たりの目立たない場所にあり、ちょっと隠れ家的。美味しいランチ。常連さんも多く、いつも同じお客さんがいます。目立たない場所にあるにもかかわらず、結構込んでいます。しかし何より、店員さんの対応がとても心地よかったんです。一番町へ行ったらあの店へ!と思っていたのに・・・結局、どうでもいいそば屋に入ってしまって悔しさ倍増です...
October 20, 2006
キムチです。野菜・唐辛子・乳酸菌。これで太るわけがない。でも、麦酒が欲しくなります(笑)
October 20, 2006

クラウディオ・アバド指揮ルツェルン祝祭管弦楽団・ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 ピアノ:マウリツィオ・ポリーニ・ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」1曲目。ブラームス。第1楽章。オケうまいなー。ポリーニ上手いなー。ブラームスは、繊細に絡み合う旋律が絶妙で難しいんだよねー。このオケはやっぱり木管セクションがすばらしいねー。なんて思いながら聴いていましたが・・・第2楽章からスイッチが入りました。ハッとさせられる瞬間の連続です。オケもピアノも切れ味を増してきました。第3楽章のチェロとピアノの絡みなんて、最高です。終わった後、ポリーニはしきりにチェリスト(マリオ・ブルネロ)と握手をしていました。それにしても、ポリーニはいつの間にかおじいさんになっていたんですねぇ・・・歩く姿が老人っぽかったです。休憩を挟んでブルックナーの4番「ロマンティック」。冒頭のホルンソロが一発目の音を外すも、全体としてはこのオケの能力を最大限に活かしきった演奏。パワー・色彩感・アンサンブルどれをとっても超一級です。でも・・・さすがに先週のマーラーにはおよびません。アバドには、明らかにブルックナーよりもマーラーが合うと思います。オケもなんだかしっくり行っていない感じ。。。結論:今日の目玉は前半のブラームス。ルツェルン音楽祭のスポンサーがネスレということで、先週も今日も、ホワイエと小ホールでは、コーヒー(ネスカフェゴールドブレンド)とチョコレート(キットカットとAfter Eight)が無料で振る舞われました。
October 19, 2006

金八では、ウニ丼が無くなり、かわりにカキフライが始まりました。そういえば、先日こんな記事がありましたマツタケ、ウニが食卓から消える…北朝鮮に追加経済制裁http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20061011-OHT1T00085.htm100円ぐらいで出される回転寿司のウニの中には北朝鮮産のものが多いらしいです。値段の割に品質も良く、重宝がられていたとか。魚がし料理「金八」中央区築地2-9-203-3543-0639地図
October 18, 2006

の本店です。本店だからといって何も特別なことはありません。言われなければそのへんの店舗と同じにしか見えません。アルバイトのお兄さんが二人でたこ焼きを焼いていました。銀だこのたこ焼きは、油を多めにひいて、少し揚げ気味に焼きます。外側にパリパリした食感があります。でも、個人的には大阪のトローッとしたたこ焼きの方が好きかも。屋号に「築地」とついていますが、住所は銀座4丁目です。住所が「築地○丁目」なのに、高級感を出そうと屋号やマンション名に「銀座」をつけるパターンが多い中にあって住所が「銀座」なのに「築地」を名乗る珍しい例です。もしかしたら築地の市場にルーツがあるのかな?「庶民の美味しい食べ物!」感を出すのなら「銀座」よりも「築地」ですね。
October 17, 2006

かつて、N響にはドイツ音楽の大家たちが入れ替わり立ち替わり客演していた時期がありました。ヴォルフガング・サヴァリッシュ、ホルスト・シュタインヘルベルト・ブロムシュテット、そして、オトマール・スィトナー。今見ても、素晴らしいラインナップです。N響はこれらの名指揮者の下で、渋く重厚なサウンドを聴かせていました。中でもスィトナーのモーツァルトの素晴らしいこと!ピリオド楽器がこれだけ普及した現在では、どちらかというと「時代遅れ」なスタイルとは言えます。しかし、品格・気品にあふれた彼のモーツァルトは今聴いてもやはり「良いものは良いなぁ」と感じます。シュターツカペレ・ドレスデン、シュターツカペレ・ベルリン、N響が彼の活動の3本柱でした。中でもシュターツカペレ・ドレスデンとの演奏を集めたこのセットは私の愛聴盤の一つでもあります。東独時代のこのオケの美しい音を堪能できます。スイトナー&シュターツカペレ・ドレスデンBOX(10CD)ところで、スィトナーの映像作品は無いかな?とAmazon.co.jpを探していたらこんなものが!(このページは18歳以上の方のみ閲覧できます)http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00014MOTA/ref=sr_1_3/503-5469022-5539142?ie=UTF8&s=video&qid=1160970380タイトルは「舌技の鉄人」 ←???出演は「オトマール・スウィトナー, NHKso.」曲目リストは「1. 交響曲第3番 変ホ長調op.55「英雄」」『同じテーマの商品を探す』はなんと「ジャンル別 > アダルト > フェチ・マニア」 ←???うーん、確かにスィトナーは渋い大人の音楽だし、マニアックですが・・・・どこをどう間違ったらこんなデータが入るのでしょうか。
October 16, 2006

先日、オランダ大使館のWebサイトでレンブラントの生誕400年を記念してDVDのプレゼントを企画していました。申込者先着50名とのこと。「先着」に間に合うかどうか不安でしたが、北海道へ出張に行っている間に届いていました!DVD2枚組で、内容は下記の通りです。・レンブラント時代のオランダ・レンブラントの一生・巨匠の作品・レンブラントのエッチング・レンブラントの足跡・プリントスタジオ (このプリントスタジオCD-ROMには、 約50点のレンブラントの作品(絵画、エッチング)と公式文書、 数点のライデンとアムステルダムの貴重な地図が収められており、 プリントアウトして楽しむことができます。)だそうです。なかなか勉強になります。ふ~む、一見宗教画だったりする自作品に自分や家族の肖像をこっそり描いていたのか・・・茶・オレンジ系の明暗をはっきり描く作風は後期のものだったんですね。彼は風景画をほとんど描かなかったとか。「夜警」はやっぱり最重要作品なんですね。このDVDでは、この作品だけ別メニューで解説されています。アムステルダム国立美術館でも、この絵だけ別格の展示です。それにしても、このDVDのナレーター、なんだかヘンです(笑)話す速度やところどころの単語のイントネーションやアクセントなど。日本語べらべらのオランダ人が喋っているのかな?同時通訳みたいな感じです。各国語版が用意されているみたいです。調べてみたらこのDVDは市販されているようですが、結構いいお値段するみたいです。某所ではEUR24.95ですが、なんと日本では\5,040もします。http://www.j-gift.net/catalog/product_info.php?products_id=49&osCsid=037ada9ad5b313daf59fd916a046b838http://winkel.marble468.com/?mode=f4レンブラントの作品、大好きです。エルミタージュ美術館にある「放蕩息子の帰還」はいつか見たい作品です。たまにはやるじゃん、オランダ政府。
October 15, 2006
一夜明けて、少しは興奮が収まってきました。今から思い返しても昨夜はすさまじいコンサートでした。「ウィーンフィルでもベルリンフィルでもない」と書いたけどどちらかというとベルリンフィル。スーパーヴィルトゥオーゾオーケストラ特有の音とでも言うのでしょうか。松本のフェスティヴァルが始まる前の頃のサイトウキネンオーケストラにもこんな印象を持ったことがあります。ソリストとしても腕利きのプレイヤー達が本気で音をぶつけ合ってはじめて出てくる音だと思います。マーラー6番の冒頭。いきなり本気モードで爆進する低弦セクション。「アルマの主題」直前の、木管セクションの「ruhig」な部分。(スミマセン。日本語で適切な表現が見つからず。)木管群の色彩感に驚愕。そして、その後のなんと激しく情熱的な「アルマの主題」。もう、心臓バクバクでした。エマニュエル・パユもアルブレヒト・マイヤーもいなかったけど本当に雄弁で完璧な木管セクションでした。特にクラリネットのザビーネ・マイヤー、フルートのジャック・ズーン。サントリーホールのステージが大混雑になる超特大オーケストラでしたが彼らの音は、確かにオーケストラを飛び越えて突き抜けてきました。音の速さが違います!それから、トランペット界のビッグネーム、ラインホルト・フリードリヒ。マーラーでは、トランペットには圧倒的フォルテで甘く朗々と歌う技量が要求されます。本当に素晴らしかった!ヴァイオリンセクション!第1楽章から白熱してました!「光の三原則」ではすべての色(赤・緑・青)を合わせると「白」になりますがまさにそんな感じ。スーパーソリスト達の本気モードの音全てが合成された音は白く熱く光り輝いていました。そして、なんといっても最後の音が終わった後の静寂。その場に居合わせた全員が金縛りにあった瞬間。動けません。息が出来ません。衣擦れの音一つしません。あまりの静寂に圧迫感すら感じました。マーラーの6番には楽譜の問題が常につきまといます。昨夜の演奏は、第2楽章アンダンテ・第3楽章スケルツォ・ハンマー2回です。この曲の中間楽章は、作曲当初・初版&初演(第1版第1稿)・第2版第1稿・第3版第2稿・全集版・全集新校訂版と、楽譜の改訂や再出版の過程で何度か第2楽章と第3楽章が入れ替わりました。最近になって作曲当初の「第2楽章アンダンテ・第3楽章スケルツォ」が正だと国際マーラー教会が認めたこともあり、楽譜の研究に熱心なアバドはこの「第2楽章アンダンテ・第3楽章スケルツォ」を採用しています。ただし、第4楽章のハンマー打ち下ろしは第3項で3回から2回へ変更され、昨夜の演奏ではハンマー2回のままでした。この「ハンマー」、マーラーの6番を聴いたことのない方のために補足します。巨大な木のハンマーを両手で振り上げ、打ち下ろすという、見た目にも打撃音にも相当なインパクトのあるものです。誰にも明らかに「破壊・破滅」を印象づけます。
October 15, 2006
なんなんだ?これは?ウィーンフィルでもベルリンフィルでもない、どのオケでも無い音。でも、まぎれもなくドイツ語圏のオケの音。雄弁な歌と完璧なアンサンブルを両立させる木管セクション。圧倒的プレイで魅了するトランペット。うなりまくる低音弦楽器群。心臓を直撃する打楽器セクション。柔らかく暖かいのに、電圧が上がってくると白く・熱く・猛烈に光り輝き、燃えはじめるヴァイオリン(・・・ここまで書いて、これこそが「白熱」だ!と気づきました)そして、最後の音が終わった瞬間にはオケも聴衆も総勢2000人が金縛り。波を打ったようにシーンと静まりかえってしまった。永遠のようでいて、我に返ると一瞬のようでもある、不思議な時間。「時が止まる」のを体験した。実際には2分ぐらいだったのだろうか?クラウディオ・アバド指揮/ルツェルン祝祭管弦楽団マーラー作曲:交響曲第6番サントリーホールにて。この日この時この場所に居合わせたことに感謝。
October 14, 2006

はぁ~、仕事で出張だとなかなか観光できないものですねぇ・・・当たり前ですが(笑)今日はお昼の便で東京に帰るので、少ない時間を有効活用しようと朝6時から行動開始!少しだけ小樽観光してきました。朝食は小樽駅のすぐ横にある市場の食堂で。カニ汁。これで200円です!鮭親子丼。本当は、ayaya!さんのところで紹介されていた「一心太助」に行ってみたかったのですが、早朝はやっていないみたいでした。残念。小樽はかつて「北のウォール街」と呼ばれた金融都市でした。「旧○○銀行」という重厚な建物が多く見られます。小樽倉庫跡。今は「運河プラザ」という観光資料館等に使われています。おなじみ、小樽運河。早朝のため飲食店・土産物店などは開いておらず、ひたすら歩きました。旧手宮線跡。北海道で初めて汽車が走った線なのだとか。今は散歩道になっています。小樽港の埠頭の先端まで行ってみました。海の向こうはロシアです。港湾管理事務局の看板にはロシア語も。個人的に、港町が好きです。横浜・神戸のような面影も感じます。長崎もいつか行ってみたいです。さあ!これから東京に帰ります!
October 14, 2006

札幌での仕事は今日で終わりです。ということで、仕事が終わった後、小樽まで来ました。小樽に来るのは2年ぶりです。小樽には、自分が今まで食べた中で最高に美味しい寿司を出す店があります。小樽出身の友人も、小樽におばあさんの家がある知り合いも、みんな口をそろえてお勧めする店です。今日も地元の人で満席でした。愛する「金八」と比肩するクオリティだと思う唯一の店です。この店の総力を上げて握る「魚真握り」15カンのセットです。ひらめ、中トロ、ぼたんえび、ほっき、さけ、ほたて、たまご、いか、かずのこ、つぶ貝しゃこ、ずわいがに、いくら、うに、かにみそ。小樽ビール小樽には有名な地ビールがあります。その中から「ドゥンケル」寿司を頼むと、土瓶蒸しが付いてきます。ソイ・八角追加注文しちゃいました。大トロ口に入れたとたんに溶けて無くなる大トロ。穴子この分厚さ!それでいてフワッと溶けます。今日も大満足です。ごちそうさまでした~今回、この寿司を食べるためだけに小樽へ来たと言っても過言ではありません。だって、明日の昼の便でもう東京へ帰るのですから。そして空港からサントリーホールへ直行してクラウディオ・アバドのコンサートを聴きます!小樽「魚真」■魚真●住所:小樽市稲穂2-5-11●電話:0134-29-0259●営業時間:12:00~14:00 16:00~22:00●定休日:日曜日(祝日の場合は営業)
October 13, 2006

今日も中央卸売市場に隣接した場外市場で寿司です。やはり地元のものを、ということで・・・釧路産さんま釧路のさんまは地元消費が中心で、札幌でも食べられるようになったのはここ数年のことなのだとか。ハーリンク(笑)やっぱり北の海はハーリンクです!うに(海水)生雲丹は通常、保存剤で保存するのですが、北海道のお店では海水に漬けた雲丹を食べられます。とびっきり新鮮なうちでないと食べられません。海水でほんのり塩味がついて美味しいです。とろけそうでした。ソイ東京じゃソイなんてなかなか食べられませんねー。黒鯛に似ていますが、身のぷっくり感が違います。イカ耳イカの耳の部分です。歯ごたえがあります。他にもいくら・イカ・中トロなどを頼んだのですが食べるのに夢中で写真を撮らず・・・ごちそうさまでした!大漁寿司若駒札幌市中央区北11条西21丁目 中央卸売市場 場外市場TEL.011-644-7722 / FAX.011-644-7733
October 12, 2006

今日から出張で札幌に来ています。北海道に来たら、もちろん!北海道の味覚を!ということで、魚好きの私としては、もちろん、まずは寿司です。さてどこへ行こうか・・・とインターネットで調べていたらこんな記事を発見。「市場関係者が商談や接待をするときや、 今獲れている魚の味を知るためによく訪れるという。」これは行かねば。今回、札幌で大規模な学会とバッティングしてしまったため中心部のホテルが取れず、なんと中央卸売市場にほど近い場所のホテルになりました。仕事には不便ですが魚好きにはタマラナイ。かなりの味が期待できる店に行くと、やっぱり店の一押しを頼みます。というわけで、「特上」を。まず出てきたのは、ヒラメ・トロ・アワビ。シャリがほどよくバラけるような握り方です。トロも北海道近海産らしいです。アワビもコリコリ。そして、最初のヒラメを食べているうちにあれよあれよという間に勢揃い。ほたて・エビ・数の子・カンパチ・ホッキ貝・いくら・うに。これで特上10品です。10品中、貝類が3品入っていたり数の子が入っているのがいかにも北海道らしいです。東京だとアジなどの光り物やタマゴが入ってくるところでしょう。いくらは今の北海道の旬のもの。粒の独立性が高いにもかかわらず、柔らかくトロッとしています。おまかせ10品は以上ですが、北海道のものをもう少し堪能したかったので3品追加注文しました。イカ・サケ・コハダです。(コハダは北海道じゃないけど、光り物を食べたかったのです)この店、かなり不便な場所にあるのでホテルから結構歩きました。片道30分ぐらい。板前さんに「タクシーで来たのかい?」と聞かれたぐらいです。でもそれだけ歩いた甲斐がありました!!!さあ、明日は何を食べようかな???菊水■営業時間 10:00~22:00くらいまで■定休日 日曜(祭日は営業)■住所 札幌市中央区北11条西23丁目■電話 011-644-1350■交通アクセス 地下鉄東西線二十四軒」、下車、タクシーで約5分
October 11, 2006
額の少なさよりも、まだ買ってくれる人がいたんだ~・・・ということにビックリ。先月の話ですが、今年の5~7月分の印税が入りました。2年ぐらい前に書いた技術書。JavaによるWebアプリケーションフレームワークの本です。この業界は技術の進歩がとても早いので、この手の本の寿命も短いのですが・・・この本が出た当初は、毎月数万円のお小遣いにウハウハでした(笑)
October 10, 2006

のクッキー。金八にお昼に行ったら帰りにもらっちゃいました。魚がし料理「金八」中央区築地2-9-203-3543-0639地図
October 10, 2006

とうとう出ます!カラヤン指揮シュヴァルツコップ主演の『ばらの騎士』のDVDが!発売は12/20。『ばらの騎士』フェチな私にとって最高のクリスマスプレゼントかも!http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1222652
October 9, 2006

今日は天気がよかったので、田園調布まで散歩しました。自宅から田園調布駅まで徒歩15分ぐらい。少し遠回りして多摩川沿いの緑地公園を歩いていくと30分ぐらいかかります。昨日、このblogで国立駅舎を取り上げましたが、田園調布駅舎も、かわいらしい木組みの家風で有名な駅舎でした。東急東横線田園調布駅が地下になったのを機に解体されましたが惜しむ声が多く、その後復元されました。今では駅舎としては利用していませんが、駅前広場のシンボルとしてその面影を残しています。この田園調布駅前に、パン屋「Maison Kayser」があります。昨日このblogで取り上げた築地木村家はいわゆる町のパン屋ですが、「Maison Kayser」はパリの名店です。地域密着の町のパン屋もいいけど、やっぱりパリの名店もいいです(笑)最近はあちこちに美味しいパン屋が増えて、嬉しい限りです。秋らしくマロンのデニッシュがありました。定番クロワッサンもう一つの定番パン・オ・レザン■Maison Kayser
October 8, 2006

読売新聞にこんな記事がありましたさよなら国立駅舎…「赤い三角屋根」別れ惜しむ撮影会http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20061007i512.htm通っていた高校が国立にあった(※)私には、とても残念な記事です。三角屋根の駅舎、この駅前からまっすぐ伸びる大学通り、西に富士見通り、東に朝日通り。大学通りにはこじんまりとかわいらしい一軒家が並び、小さなカフェや雑貨屋があります。桜並木が見事で、花見の名所でもあります。富士見通りは文字通り真正面に富士山が見え、朝日通りは朝日が正面に見えます。高層マンションの建築に住民が反対するなど、景観と雰囲気を大切にする気風のある街でした。高校時代をこの街で過ごしたことは誇りであり、いい思い出です。※国立音大附属高校ではありません。都立国立高校です。
October 7, 2006

築地木村家は、明治創業の、知る人ぞ知る築地の名店です。有名な銀座木村屋の分家なのだそうです。銀座木村屋は大規模パンメーカーにその姿を変えてしまいましたが、築地木村家は「小さな街のパン屋さん」の姿をそのまま残しています。売っているパンも特別な素材・高級素材等を使っているわけでもなく、ごく普通のパンです。でも、何のごまかしもないんです。ごく普通だけど、ちゃんとしている。築地は魚河岸で有名ですが、もはや魚だけでなく「食文化」の街なのです。なので、地元に根付いている店は魚料理に限らずどんなジャンルでも肉でも野菜でもパンでもお菓子でも、「まっとうな」ものを出します。築地の人の舌はごまかせないんです。栗あんパン築地木村家住所:中央区築地2-10-9TEL:03-3541-6885地図
October 7, 2006

近所のコンビニに行ったら珍しいものが売ってました。きなこやあんこに目がない私は飛びついてしまいました。十勝きなこキャラメルと十勝あずきキャラメル。「十勝」関連商品ですが、製造は函館の道南食品というところでした。
October 6, 2006

今日も今日とていつもの店でお昼です。魚がし丼(\1,000)はその日・季節・時期によって内容が少しずつ変わります。今日の魚がし丼は、なんと中トロが入っていました!魚がし料理「金八」中央区築地2-9-203-3543-0639地図
October 6, 2006

職場の近くに、「川梅商店」という和甘味の卸売問屋があります。月に1回店頭直売があり、今月は4日5日の2日間。この店はくずきり・くず餅が名物なのだとか。他にはあんみつ(栗・白玉など数種類)・ぜんざい・ところてんなど。きなこや餅が好きな私は、くず餅を選択。これが大失敗でした!なんと、3人前のくず餅が切れていなくてひとかたまりです。信玄餅のように食べやすく切れているのを想像していたのですが・・・リベンジというわけで、ミニ鯛焼きです。この店のあんこは甘すぎず上品な味です。美味しくいただきました!くず餅は自宅に持ち帰って週末にでもゆっくり食べます。株式会社 川梅商店東京都中央区築地3丁目3-5TEL: 03 - 3542 - 2291地図
October 5, 2006

いつもの店でいくら丼 (\1,000) です。魚がし料理「金八」中央区築地2-9-203-3543-0639地図
October 5, 2006

築地場外市場です。昨日のお昼にちょっと足を伸ばしてみました。会社から徒歩10分ぐらいです。魚はもちろん、肉屋、乾物屋、調理器具屋、作業着屋・・・いろいろなお店が所狭しと並んでいます。年末は買い出し客で大混雑です。もちろん、寿司屋や魚料理の飲食店もたくさんあります。そば屋、ラーメン屋、牛丼屋もあります。昨日は寿司を食べました。よく行く店なのですが、はじめてだと行けない・見つけられないような場所にある穴場店です。安くて新鮮で美味しいです。卸業者の人がこぞって絶賛する、知る人ぞ知る名店らしいです。浜茂寿司東京都中央区築地4丁目9番5号 山一漁業ビル2FTEL 03-3541-9206
October 4, 2006
バイエルン放送主催の、ARDミュンヘン国際音楽コンクール。チャイコフスキーコンクール等と並んで、世界で最も権威あるコンクールとして知られています。そして、世界で最も1位の出にくいコンクールでもあります。1位なし・1位2位なしという結果になることもしばしば。今年は、オーボエ・トロンボーン・パーカッション・ピアノトリオです。トロンボーン部門の開催は11年ぶりです。トロンボーン部門では、未だかつて1位が出たことがありません。地元ドイツ人の入賞は1度だけ。(バイエルン放送響首席のHorch氏が3位に入ったことがある)ピアノや弦楽器では日本人が最高位を獲ったこともありますが、トロンボーンでは、現N響の吉川さんが2次まで進んだのが最高成績。非常に厳しいコンクールです。課題曲がすごい!優秀な学生が、音大時代数年間に勉強する曲のほぼ全てと言っていいでしょう。真面目に勉強した学生なら一度はやったことのある曲ばかりですが、短期間のうちにこれらをまとめて演奏しなくてはならないとは…!過酷です。。。古典派から現代音楽まで幅広く出ています。そして、審査員の顔ぶれが凄い!Christhard G?ssling (審査委員長。ベルリンフィル首席。我が師匠!!)Michel Becquet (過去入賞者。トロンボーン奏者なら誰でも知っているフランスのスーパーソリスト)Ian Bousfield (ウィーンフィル首席)Jonas Bylund (ハノーファー音大教授)Enrique Crespo (シュトゥットガルト放送響首席。ジャーマンブラス主宰)Andras F?jer (過去入賞者。ハンガリー国立管弦楽団首席)Branimir Slokar (トロンボーン奏者なら誰でも知っているスイスのスーパーソリスト)コンクールよりも、この人達の演奏を聴きたいです(笑)トロンボーン奏者にとって、夢の顔ぶれ・夢の共演です!今回こそ、日本人が本選まで行って欲しいですね。ARDミュンヘン国際音楽コンクールトロンボーン部門課題曲:1. 下記より3曲。ピアノ伴奏付きソロ。a) Ferdinand David, Concertino in E-flat major op. 4b) Frank Martin, Balladec) Eug?ne Bozza, Ballade op. 62d) Paul Hindemith, Sonata (1941)e) Stjepan Sulek, Sonata2. 下記より3曲または4曲。ピアノ伴奏付きソロ。a) Alexandre Guilmant, Morceau symphonique op. 88b) Eugen Reiche, Concerto No. 2 in A majorc) Sigismond Stojowski, Fantasied) Carl Maria von Weber, Romanzee) Jacques Cast?r?de, Sonatinef) Launy Gr?ndahl, Concerto op. 81g) Lars-Erik Larsson, Concertino op. 45 No. 73. 下記より1曲。無伴奏ソロ。(現代曲)a) Folke Rabe, Bastab) Luciano Berio, Sequenza Vc) Iannis Xenakis, Keren4. Stefan Heucke による新作。ピアノ伴奏付きソロ。5. 下記より1曲。室内オケ伴奏。Johann Georg Albrechtsberger, in B-flat majorLeopold Mozart, in D majorGeorg Christoph Wagenseil, in E-flat major6. 下記の協奏曲より1曲。オーケストラ伴奏。Henri TomasiChristopher Rouse
October 3, 2006

私はギュンター・ヴァントが好きで、CDをいくつか持っているのですが、今日はこれを聴いてみました。ブラームス:交響曲第1番北ドイツ放送交響楽団(1982年)シカゴ交響楽団(1989年)北ドイツ放送交響楽団(1996年)ヴァントの演奏は、基本的にいつでも解釈が変わりません。それだけに、オケの差違がよく出ます。やっぱりアメリカのオケは苦手です~。パワー・スタミナ・テクニックは抜群です。文句なし。でも、サウンドがゴージャス・ギラギラでハリウッド映画のサントラみたいなのです。各楽器の音があまり溶け合わない。柔らかさと薫り立つ雰囲気に欠ける感じがします。それから、歌心に欠けるのがどうも・・・たとえば、下の部分。第2楽章のホルンソロとヴァイオリンソロが絡み合う箇所。ホルンもヴァイオリンも、とにかく計ったように正確に音価を3等分・6等分します。第4楽章のオーボエも。ここはブラームスらしい「ゆらぎ」を聴きたいところなのにまるで正三角形を描くように、2拍3連を正確に3等分です。そういえば大学時代にシカゴに留学した先輩の話を思い出しました。シカゴ交響楽団のある高名なプレイヤーに師事した先輩の話です。先生の自宅の地下には、レコーディングスタジオが完備されていたそうです。そして、ある日のレッスンのこと。トロンボーン奏者にとってあまりにスタンダードなオーディションレパートリーである、ワーグナーの「ローエングリン」第三幕への前奏曲を吹けと言われ、先生はそれを録音しました。なんと、先生はその録音を4倍遅く再生し、細かく拍を分割して数えて上の楽譜で5小節目のfisの音で「ほら、遅れた!」と言ったそうです!!!それを聴いた私は絶句です!なんてレッスンをするんだろう!これが音楽か???・・・と。
October 2, 2006

雨の日は美術館日和。台風直撃や大雪ならなおいいです。なぜなら、空いてるから(笑)私は、悪天候の日曜の朝一番に美術館に行きます。というわけで、今日は上野の国立西洋美術館に行ってきました。ベルギー王立美術館展です。日曜なのでそれなりに人は入っていましたが、ゴッホやフランス印象派などの展示会よりは空いています。ベルギー絵画と言えば、ブリューゲル親子。そして、マグリット。これから行く人のために、タネ明かしにならない程度にWebサイトに掲載されている絵から印象に残った物をいくつか。「イカロスの墜落」ピーテル・ブリューゲル〔父〕(?)調子に乗って空高くまで飛んでしまい、太陽に近づきすぎたためろうで出来た羽を溶かして墜落してしまうというギリシャ神話を題材にした絵です。「む~か~しギリシャのイカロスは~」で 始まる「勇気一つを友にして」という歌を小学校の時に歌ったのを思い出しました。この絵では、なんと左下に見える、海に突っ込んで足だけ出しているのがイカロスです。歌は「勇気」がテーマですが、この絵のテーマは「調子に乗るからこうなるんだ。バカタレめが」です。「婚礼の踊り」ピーテル・ブリューゲル〔子〕ブリューゲルらしい、農民の生活を描いた絵です。右端にバグパイプのような楽器を吹いている人物が描かれているのがおわかりでしょうか?ある私の友人はチェンバロ・フォルテピアノ弾きですが、彼は「ミュゼット」というバグパイプのような楽器も演奏します。ミュゼットはバロック時代にフランス宮廷で使われた楽器です。以前に、その彼がブリューゲルの絵に描かれているこの楽器を「ブリューゲルパイプ」として絵や文献を頼りに復元し、コンサートで使ったことがありました。実物を見ると結構大きいです。屋外で演奏するために大音量を稼ぐためにそうなったのかな?それから、この絵にはもう一つ気になるところが・・・男性の衣装です。その…足の間…ちゃんとおさまるように形作られています(笑)「シューマンを聴きながら」フェルナン・クノップフいかにも「シューマンを聴いてます!」という雰囲気ですね~。よく似た題材・構図の「ロシア音楽」という絵もありました。「光の帝国」ルネ・マグリット最後の部屋にあった、この絵のインパクトがすごかった!昼と夜が同居してます!以前このブログにも書きましたが、やっぱり美術館は私にとっては刺激です。鑑賞時間は2時間強。もうへとへとです。お昼過ぎに出てきましたが、今日は一日他に何も出来ませんでした…。ベルギー王立美術館展2006年9月12日(火)~12月10日(日)9:30~17:30(入館は閉館30分前まで。毎週金曜日は20:00まで開館)休館日:月曜休館(9月18日、10月9日は開館、9月19日、10月10日は振替休館)国立西洋美術館(東京・上野公園)
October 1, 2006
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