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晩春から初夏にかけて、白い縁取りのある葉をつけて放射状に伸びた枝先に、小さな白い筒状花が穂になってこぼれるように咲き、枝をおおって甘く香ります。誕生花のない花は、清涼感あふれる白い斑入り葉の生垣の木、シルバープリペット。花(木)の名は、英語のprivate(私的な)に由来し家と家を隔てる垣根に使われることからprivetと名づけられました。流通名ではprivetをpripetと呼び、シルバーリーフ(銀葉)を持つプリペットを特にシルバープリペットと呼んでいます。 花言葉「くつろぎ」は、花の名前の由来のプライベートからきているのでしょう。細かい葉が密集して生えるプリペットの生垣は道路やお隣から目隠ししてくれるので、外からのぞかれずにプライバシーが守られて、庭や室内でくつろぐことができます。 シルバープリペットは中国原産のプリペットで、仲間にヨーロッパ原産のEuropean privet(セイヨウイボタ)と日本原産のイボタノキ(水蝋樹、疣取木)があります。たまに白い斑入り葉より大きい緑の葉の枝が出ますが、緑の葉は性質が強く放置すると緑色のプリペットになります。植物園の生垣仕立てのプリペットは緑葉の枝の中に白い斑入りの枝を出して、緑葉より早く花穂を出して花を咲かせていました。モクセイ科イボタノキ属、半耐寒性半常緑低木、原産地:中国別名:シルバープリベットシルバープリペットの花言葉:くつろぎ。シルバープリペットの誕生花:―流通時期:ポット苗を秋~春に見かけます。苗木部 by 花ひろばオンライン、花と緑、トオヤマグリーン、ガーデンショップさんぽ道、インターフェース市、お台場ガーデンクラブさんにあります。
2019.05.24
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初夏から秋まで、春に伸びて羽状の葉(奇数羽状複葉)をつけた新しいつるの先につぼみを十数個つけて、赤紫色の筋の入った淡いピンクのトランペット形の花が次々と咲きます。誕生花のない花は、真夏に元気なピンク色の花房、ピンクノウゼンカズラ(ピンク凌霄花)。花の名は、中国原産のオレンジ色の花が咲くノウゼンカズラの近縁種で、ノウゼンカズラに似たピンク色の花を咲かせることから名づけられました。ノウゼンカズラは漢名の凌霄花(りょうしょうか)の凌(しのぐ)と霄(そら)で、つるが木にまといつき天空を凌ぐほど高く登る様子からつけられています。別名のポドラネア・リカソリアナは、学名Podranea ricasolianaの音読みで、属名Podraneaは旧分類のPandrea属のアナグラム(綴り換え)で別属とされました。 花言葉「愛らしい」は、鮮やかな緑に浮かぶやさしいピンク色の上品でかわいらしい花からつけられています。花言葉「女性らしい」は、他の木に寄り添って咲くピンク色の美しい花の姿からきているのでしょう。 ピンクノウゼンカズラは花径3~4cmほどで、花径が6~7cmあるノウゼンカズラより小さく、花筒の長い花です。鉢植えのピンクノウゼンカズラは行灯作りにしていましたが、真夏になるとつるを近くの果樹の枝にぐんぐん伸ばしていっては払われるつるに花を咲かせています。寒さに弱く、暖地でも落葉しますが、戸外で冬越しして春になると芽吹きます。ノウゼンカズラ科ポドラネア属、非耐寒性つる性低木、原産地:南アフリカ別名:ピンク・トランペット・ヴァイン、ポドラネア・リカソリアナ、ポドラネアピンクノウゼンカズラ (ピンク凌霄花)の花言葉:愛らしい、女性らしい。ピンクノウゼンカズラ (ピンク凌霄花)の誕生花:―流通時期:鉢花を夏に見かけます。日本花卉ガーデンセンター、千草園芸、園芸ネット プラス、e-フラワーさんにあります。 ノウゼンカズラ
2019.05.23
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晩春から夏に、まっすぐに伸びた断面が三角形の茎先に、濃い緑の細長い葉(総苞)が放射状に広がり、総苞のわきから長楕円形の手のひらのような小穂が垂れ下がって、淡褐色の花が咲きます。誕生花のない花は、観葉植物のシペラスの仲間で水辺を好む大型の常緑多年草、シュロガヤツリ(棕櫚蚊張吊)。花の名は、カヤツリグサ属の仲間で、茎先に細長い葉を広げた姿をシュロの葉に見立てて名づけられました。カヤツリグサ(蚊帳吊)は、三角形の両端の茎を裂いて広げてできる四角形が蚊帳(かや)を吊った形に似ていることからつけられています。別名のカラカサガヤツリ(唐傘蚊帳吊)は、放射状に広がる葉姿が傘を広げたような形をしていることからつけられています。 花言葉「言い表せない思い」は、細長い葉(総苞)の中心から出した花柄にぶら下がるたくさん小穂のゴチャゴチャとした印象からつけられたのでしょう。カヤツリグサと同じ花言葉の「伝統」「歴史」が、明治の終わり頃に観賞用として渡来したシュロガヤツリにもつけられています。 シュロガヤツリは庭の湿った場所でも、ビオトープ用の水槽の中でも、暑い夏を涼しげに花を咲かせて過ごし、近くの小さな川岸には群生しています。根に植物プランクトンの増殖を抑える物質が含まれ、水質浄化に適しているそうです。園芸品種に草丈30~40cmほどの小型改良品種、斑入りの品種などがあります。カヤツリグサ科カヤツリグサ属、耐寒性多年草、原産地:マダガスカル別名:カラカサガヤツリ(唐傘蚊帳吊)シュロガヤツリ(棕櫚蚊張吊)の花言葉:言い表せない思い、伝統、歴史。シュロガヤツリ(棕櫚蚊張吊)の誕生花:― 流通時期:ポット苗を春に見かけます。charm 楽天市場店さんにあります。 オモダカ ホテイアオイ
2019.05.22
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初夏から晩秋まで、旺盛に長く伸びていくつるの葉のわきにつぼみをいくつもつけ、青紫色の大きな花が房になって朝開き、午後をすぎると赤みを増していき、赤紫色になってしぼみます。誕生花のない花は、宿根性のノアサガオ(野朝顔)の園芸品種、リュウキュウアサガオ(琉球朝顔)。花の名は、沖縄県が原産であることから旧名の琉球王国と、アサガオ(朝顔)から名づけられました。アサガオは朝の容花(かおばな)で、朝早く美しく咲き、昼にはしぼんでしまうことを朝の美人の顔にたとえてつけられています。ノアサガオ(野朝顔)は、野生のアサガオの意味で、沖縄や南西諸島の海岸近くの原野に自生していることから呼ばれています。 リュウキュウアサガオ(琉球朝顔)にはアサガオと同じ花言葉がつけられています。花言葉「愛情の絆」は、つるの伸びる勢いが強く、樹木などにしっかりとつるを絡ませて這い登り、寄りそって離れないことからつけられています。花言葉「明日もさわやかに」は、夏の早朝のひんやりした空気を胸一杯に吸い込んで、朝開いた花を見る気分をあらわしたものです。 リュウキュウアサガオはガーデニングを始めた頃、通販カタログにイリオモテアサガオ(西表朝顔)と紹介され、朝と夕で花色が変化することに心惹かれ、庭に植えていました。夏の朝は青紫の一日花が涼やかで、さわやかな秋は赤紫色に変化して咲き残った翌日と朝の二日分の花で、花数も多く、青紫と赤紫の2色の花色が同時に楽しめました。ヒルガオ科イポメア属、半耐寒性のつる性多年草、原産地:日本南部海岸、熱帯アジア別名:イリオモテアサガオ(西表朝顔)、シュッコンアサガオ(宿根朝顔)リュウキュウアサガオ(琉球朝顔)の花言葉:明日もさわやかに、愛情の絆、はかない恋。リュウキュウアサガオ(琉球朝顔)の誕生花:―アサガオ(朝顔)の花言葉:明日もさわやかに、はかない恋、固い絆、結束、貴方に私は絡みつく。アサガオ(朝顔)の誕生花:6月25日、7月2日、7月6日、7月13日、7月31日、8月1日、8月4日流通時期:ポット苗を春に見かけます。緑の風yamashoku、千草園芸、花みどりマーケット 楽天市場店、荒川種苗 楽天市場店、園芸ネット プラス、花苗園芸店なごみさんにあります。
2019.05.21
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晩春に、尖った長楕円形の葉をつけたトゲのある枝先に、白い5弁花が次々と香り豊かに咲き、秋にラグビーボールのような形の香り高い黄色い実をたくさんつけます。5月20日の誕生花は、実と花が一緒に見られる四季咲き性が強い柑橘類、レモン(檸檬)。花(木)の名は、英名のlemonの音読みで、英名は原産地インドのヒンドゥー語のlimbuがヨーロッパに伝わる過程で変化したものといわれています。レモンは20~30℃あれば、周年開花する性質があり、1本で実がなり、寒さに強いリスボンや寒さに弱いユーレカ、レモンとオレンジの交雑種のマイヤーレモンなどがあります。 花言葉「熱意」は、ビタミンCたっぷりの実の強烈な酸味をたとえたのでしょう。花言葉「誠実な愛」は、香り高い白い花を次々と咲かせて、多くの実をつけ、長期間収穫できることからきているのでしょうか。 鉢植えのレモンはタグにオレンジ色レモンとあり、果皮はオレンジがかった色をしていて、酸味がマイルドで、少し甘みがあります。木が小さいときは日当たりのよいベランダに、鉢増し後は午後から日の当たる玄関わきに置いています。ミカン科ミカン属、常緑低木、原産地:インドレモン(檸檬)の花言葉:心からの思慕、熱意、誠実な愛、愛に忠実。レモン(檸檬)の誕生花:5月20日、5月22日、5月24日、11月12日流通時期:苗木や鉢植えを秋~春に見かけます。花と緑の専門店 土っ子倶楽部、花と緑の専門店 土っ子倶楽部、ガーデニングショップ四季の里、園芸ネット プラス、日本通販ショップ楽天市場店さんにあります。
2019.05.20
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晩春から初夏に、縁にギザギザのある細長い葉をつけた短い新梢に、真っ白い小さな5弁花が房になってこぼれるように咲きます。5月19日の誕生花は、夏の訪れを告げる清楚な白い花、ヒメウツギ(姫空木)。花の名は、成長すると幹の中心が空洞になる空ろな木からつけられたウツギ(空木)より、葉や花が小さいことから名づけられました。 花言葉「秘密」は、ウツギと同じ花言葉で、幹が空洞になっていることから連想してつけられています。花言葉「秘密の恋」は、花の名のヒメ(姫)から連想した恋を、幹の空洞に隠したということでしょうか。花言葉「夏の訪れ」は、晩春から初夏になるまでの間に咲くことからつけられています。 鉢植えのヒメウツギは今年伸びた短い枝に、ウツギより少し早くゴールデンウイーク前に、小さな花を咲かせています。ヒメウツギの新品種の紅がすみは紅色のつぼみが開くと、白い花弁の裏に残った紅色の縞が透けて見えます。ユキノシタ科ウツギ属、耐暑性耐寒性落葉低木、原産地:日本ヒメウツギ(姫空木)の花言葉:秘密、秘めた恋、夏の訪れ。ヒメウツギ(姫空木)の誕生花:5月19日流通時期:鉢花を春に見かけます。園芸ネット プラス、千草園芸、ガーデニングショップ四季の里、Garden Shop OHANA、苗木部 by 花ひろばオンライン、山野草と盆栽の専門店ヴェールモア、苗木の専門店 グリーンでGO!さんにあります。
2019.05.19
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初夏に、若枝の丸みをおびてつやつやした葉のわきに、雄株は白い小さな雄花がかたまって咲き、雌株の雌花は花後に結実して、秋に丸い小さな実は黒く熟します。誕生花のない花は、冬でも青々した小さな木、マメツゲ(豆黄楊)。花(木)の名は、イヌツゲ(犬黄楊)の変種で、葉の表面のふくらむ様子が豆に似ていることから名づけられました。イヌツゲは櫛材になるツゲ(黄楊)に葉が似ていて、役に立たないことからつけられ、ツゲは葉が層をなして次から次へと密につくことから、次(つぐ、つぎ)が転訛したといわれています。 花言葉「魅惑」は、イヌツゲと同じ花言葉で、玉作りや生垣などに仕立てられた木の人目を引く美しさからきているのでしょう。花言葉「堅固」は、強く刈り込むことができて、さまざまな形に仕立てられる強健さからつけられています。 同じ季節に咲く華やかな色とりどりの花に目を奪われて、マメツゲの目立たない花に気づいたのは数年前の植物園の低い生垣でした。公園の玉作りのマメツゲが雌花を咲かせていて、花後に小さな実をつけた枝を丸く刈り込まれ、熟した実を見られないと思っていましたが、冬にいくつか黒く熟した実がついていました。モチノキ科モチノキ属、耐寒性常緑低木、イヌツゲの原産地:日本、朝鮮半島別名:マメイヌツゲマメツゲ(豆黄楊)の花言葉:魅惑、堅固。マメツゲ(豆黄楊)の誕生花:― 流通時期:苗木を春に見かけます。季の香(きのか)、ぐりーんぐりーん、植木生産販売専門店 芝樹園、ファインガーデン、ガーデンタウン、トオヤマグリーン、グリーンロケットさんにあります。
2019.05.18
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晩春から夏に、ランナーで横に広がりながら、丸い葉の間にギュッとかたまった小粒のつぼみをつけた花茎を立ち上げて、白い小さな五弁花を次々と咲かせます。誕生花のない花は、夏に涼しげな水辺の植物、ウォーターマッシュルーム。花の名は、丸い葉がきのこのマッシュルームに似ている水生植物から名づけられました。別名のウォーターコインは、葉の形がコイン(硬貨)に似ていることから呼ばれています。 花言葉「希望」は、キュートな葉をつけた細い茎が水中でも陸上でも場所を選ばすどこまでも伸びていこうとする様子をたとえたのでしょうか。ウォーターマッシュルームは葉の縁に丸いギザギサ(鈍鋸歯)があり、茎から出した葉柄が葉の中心についているので、中心が白っぽく見えます。 ネームタグには学名Hydrocotyle vulgaris、原産地ヨーロッパとあり、正確には花の名はミニマッシュルームで、ヨーロッパで作出された改良品種のようです。ウォーターマッシュルームより小型で、耐寒性が強く、冬には姿を消していますが、春にわっと姿を現して、茎を伸ばしながら晩春には花を咲かせ始めています。ウコギ科チドメグサ属、半耐寒性多年草、原産地:北アメリカ別名:ウォーターコイン、ウチワゼニクサ(団扇銭草)、タテバチドメグサ(立葉血止草)ウォーターマッシュルームの花言葉:希望。ウォーターマッシュルームの誕生花:―流通時期:ポット苗を春~夏に見かけます。フラワーネット 日本花キ流通、サニーポップ、コケのインテリア コケリウムさんにあります。 ビオトープ
2019.05.17
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晩春から初夏に、先のとがった広卵形の葉をつけた枝先に、紫色の斑が入った淡い黄白色の漏斗形の花が円錐状に次々と咲きながら、細長いさや状の実を枝いっぱいにぶら下げます。誕生花のない花は、枝先にぶら下がる細長い豆のさや、キササゲ(木大角豆)。花(木)の名は、木がマメ科のササゲ(大角豆)のような細長い実をつけることから名づけられました。ササゲ(大角豆)は、10~30cmのさやの先が上に反り、物をささげる手つきに似ていることからつけられています。別名のライデンボク(雷電木)、カミナリササゲ(雷大角豆)は、高木になり水気を好むために、庭に植えておくと落雷を防ぐということから呼ばれています。 花言葉「夢心地」「夢見心地」は、枝先の大きな葉の間から見え隠れする花弁のフリルがかわいいやさしい花の寄り添って咲く姿からきているのでしょうか。近くの廃屋の庭で、毎年たくさんの細長い実をぶらさげている木の名が長い間、わかりませんでしたが、植物園のキササゲのネームタグと実を見て、その名を知りました。 キササゲは実に利尿作用があり、生薬として用いられていることから、昔は民間薬として利用されていたのでしょうか。長い実は冬になっても葉のない枝先に、褐色になってぶら下がって残っています。ノウゼンカズラ科キササゲ属、半耐寒性落葉高木、原産地:中国別名:ライデンボク(雷電木)、カミナリササゲ(雷大角豆)キササゲ(木大角豆)の花言葉:夢心地、夢見心地。キササゲ(木大角豆)の誕生花:―流通時期:苗木を秋~春に見かけます。日本花卉ガーデンセンターさんにあります。クチナシ
2019.05.16
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春から晩秋まで、多肉質の茎頂付近のつやつやした肉厚の葉のわきから伸びた花茎の先に、赤や白、ピンクの一重や八重のかわいらしい花が咲きつづけます。5月15日の誕生花は、たくさんの愛らしい花を休まず咲かせる四季咲きベゴニア、ベゴニア・センパフローレンス。花の名は、学名のBegonia semperflorensの音読みで、属名のBegoniaはフランス領アンティル諸島総督を勤めたMichel Begonにちなんで名づけられました。種小名のsemperflorens(いつでも花をつけている)と別名のシキザキベゴニア(四季咲きベゴニア)は、一年を通して花を咲かせていることからつけられています。ベゴニア・センパフローレンスはブラジル原産種ククラタの変種フーケリーを元に改良された園芸品種の総称で、花つきがよく育てやすく花期が長いので、花壇やコンテナで人気です。 花言葉「片思い」は、丸っこいハート形の葉が左右対称でなく、少しゆがんだような形をしていることからつけられています。花言葉「あなたは親切」は、春から霜が降りるまでの長い間、花を見せてくれる花つきのよさからきているでしょうか。 センパフローレンスは木立性ベゴニアの仲間で、昔は一重咲きの緑葉だけでしたが、今では八重咲きや斑入り葉、銅葉、大型の品種もできて個性豊かになっています。センパフローレンスの花は雌雄異花で、大小の花弁が対になっている4弁の雄花が咲き、大小不揃いの5弁の雌花が後から咲きます。八重咲きの小輪のタブレット・シリーズはつややかな銅葉で、春から秋まで戸外で、冬は室内で花を咲かせています。シュウカイドウ科ベゴニア属、非耐寒性多年草、原産地:ブラジル別名:シキザキベゴニア(四季咲きベゴニア)ベゴニア・センパフローレンスの花言葉:あなたは親切、愛の告白、片思い、慈しみ、丁寧、美しい瞳。ベゴニア・センパフローレンスの誕生花:2月3日、5月15日、6月14日、9月28日、10月6日、10月18日、11月7日流通時期:ポット苗や鉢花を春から見かけます。花みどりマーケット 楽天市場店、花苗園芸店なごみ、千草園芸、園芸ネット プラス、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店さんにあります。
2019.05.15
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春から秋に、幹や枝に直接小さな緑のつぼみが点々とついて、白い花が集まって咲き、結実すると小さな緑の実が次第にふくらんで、濃紫色の丸い実がびっしりとつきます。誕生花のない花は、見る人が驚く甘くておいしいトロピカルフルーツ、ジャボチカバ。花(木)の名は、ブラジル先住民トゥピ族の言語に由来し、「亀のいる地」という意味だそうです。別名のキブドウ(木葡萄)は、ぶどうの巨峰そっくりな実が木の幹や枝に直接つくことからつけられています。 花言葉「神秘」は、幹や枝に直接、おしべをたくさん突き出した白い花がびっしりと咲き、ぎっしりと実をつける様子からつけられたのでしょう。花言葉「永代」は、たくさんの実を収穫できるまでに年数がかかるけれど、一度植えると孫の代まで実がなり続けることからきているのでしょう。 ポット苗の四季成りジャボチカバはベランダで樹高80cmほどになって、初めて実をつけたときは実より細い枝に、本当に巨峰の実がなっているように見えました。今では、少し大きくなった幹にも実がつくようになりましたが、植物園の温室のジャボチカバのように木全体に花を咲かせるまでには、まだまだかかりそうです。フトモモ科ミルキアリア属(キブドウ属)、非耐寒性常緑高木、原産地:ブラジル別名:キブドウ(木葡萄)ジャボチカバの花言葉:神秘、永代、芳醇。ジャボチカバの誕生花:―流通時期:ポット苗や鉢植えを春~夏に見かけます。沖縄サトウキビ畑、園芸ネット プラス、グリーンプラントネットファーム、苗木部 by 花ひろばオンライン、フタバ種苗ネットショップ、遊恵盆栽 楽天市場店さんにあります。
2019.05.14
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初夏に、枝先の円錐状につけた花穂に、花弁の先が4つに裂けた白い筒状の小花がたくさん咲き、晩秋から冬にかけて、花後についた緑の小さな楕円形の実が黒く熟します。誕生花のない花は、見た目は悪いけれど薬効のある実、ネズミモチ(鼠黐)。花(木)の名は、熟した黒い実がネズミの糞(ふん)に、葉がモチノキ(黐の木)に似ていることから名づけられました。別名のタマツバキは、光沢のある厚い葉がツバキ(椿)に似ていることから呼ばれています。 花言葉「名より実」は、ネズミの糞を連想させる印象のよくない実に強心、利尿作用などがあり、古くから強壮薬として用いられていることからきています。名は名声や名誉などのことですが、黒い実がネズミの糞に似ていることよりも焼酎につけて滋養、強壮の薬用酒にするなど、薬効を選んだということでしょう。 昔はご近所の家の生垣や畑と家の間の垣根に、白い花穂や黒い実をよく見かけましたが、今では植物園で垣根仕立てのネズミモチを見るだけになりました。ネズミモチの仲間に、イボタノキや中国原産の葉や実が大きいトウネズミモチがあり、園芸品種に、葉に黄色の縁取りが入る覆輪のものや細長い葉のホソバネズミモチがあります。モクセイ科イボタノキ属、半耐寒性常緑低木、原産地:日本、朝鮮半島、中国、台湾別名:タマツバキネズミモチ(鼠黐)の花言葉:名より実。ネズミモチ(鼠黐)の誕生花:― 流通時期:苗木を秋~春に見かけます。ガーデンタウン、トオヤマグリーン、ガーデニングショップ四季の里、遊恵盆栽 楽天市場店、園芸ネット プラス、季の香(きのか)さんにあります。
2019.05.13
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春から初夏に、長楕円形のしわのある葉の間から伸びた長い花茎に、紅紫色の花弁の内側に白く縁取られた暗紫色の斑点のある筒状の花がびっしりと咲きます。5月12日の誕生花は、大きな花穂に魅力のある美しい花、ジギタリス。花の名は、ラテン語のdigitus(指)に由来し、花の形が指サックに似ていることから名づけられました。別名のキツネノテブクロ(狐の手袋)は、英名Foxgloveの直訳です。 花言葉「不誠実」「誠意が無い」は、花の形がジュピター(ギリシャ神話ではゼウス)の妻ジュノー(ヘラ)の楽しんだサイコロに似ていることからつけられています。ローマ神話の伝説によると、ジュピターはサイコロ遊びに熱中していたジュノーが誤ってサイコロを地上に落としたので、地上でサイコロを1輪の花に変えてしまったそうです。花言葉「もう隠すことはできない」「隠されぬ恋」は、ジュノーがジギタリスの花を摘み、身ごもったとされることからきているのでしょうか。 ジギタリスの葉に含まれる成分は有毒でありながら、昔は貴重な強心剤の材料になっていました。暖地では、高温多湿で夏に枯れてしまうので、早春に赤紫と白、クリーム色のポット苗をプランターで育て、今わき芽が何本も伸びてつぼみをつけています。鉢植えのジギタリス プルプレア モンストローサは花穂の頂上に1輪だけカップ状のスポットのない白い大輪花を咲かせています。ゴマノハグサ科ジギタリス属、耐寒性多年草・二年草、原産地:ヨーロッパ、中央アジア別名:キツネノテブクロ(狐の手袋)ジギタリスの花言葉:誠意が無い、不誠実、熱愛、熱い思いは隠せません、隠されぬ恋、もう隠すことはできない。ジギタリスの誕生花:5月12日、5月23日、6月6日、6月13日、6月25日、6月26日流通時期:ポット苗を秋~早春に見かけます。四国ガーデン楽天市場支店、花みどりマーケット 楽天市場店、園芸ネット プラスさんにあります。
2019.05.12
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春から晩秋に、細かい毛が生えてべとつきのある卵形の葉のわきに、白や赤、ピンク、紫などの一重や八重の小輪から大輪の花が咲き続けます。5月11日の誕生花は、ゴージャスにキュートに夏花壇を埋めつくして飾るバリエーション豊かな花、ペチュニア。花の名は、ブラジルの先住民の言葉petun(タバコ)に由来し、同じナス科のタバコ(煙草)の花に似ていることから名づけられました。ペチュニアの葉をタバコに混ぜて香りを長持ちさせたともいわれています。別名のツクバネアサガオ(衝羽根朝顔)は、花の形をつくばね(羽根突きの羽根)とアサガオ(朝顔)にたとえて呼ばれています。 花言葉「あなたと一緒にいると心が和む」「心の平安」は、タバコにちなんでつけられたといわれています。花言葉「変化に富む」は、八重咲きやスター咲き、絞り咲きなど多彩になった花形や、紅やピンク、紫、黄、黒、覆輪や絞りなど豊富な花色からきているのでしょう。白やピンクの花色による花言葉もつけられています。 花の大きさは大輪、中輪、小輪、極小輪まであり、草姿はまっすぐ伸びるタイプや横に這うタイプ、こんもりまとまるタイプがあります。ペチュニアは梅雨の頃に花弁が溶けてしまう欠点がありましたが、気候に適応した品種改良が進み、今では花壇でも鉢植えでも、吊り鉢でも、茎いっぱいに花をつけて、夏中楽しめます。ナス科ペチュニア属、非耐寒性~半耐寒性多年草(春まき一年草)、原産地:南米別名:ツクバネアサガオ(衝羽根朝顔)ペチュニアの花言葉:心の平安、あなたと一緒にいると心が和む、あなたとなら心が安らぐ、変化に富む。ペチュニアの誕生花:4月28日、5月11日、5月18日、7月13日、7月22日、10月30日ペチュニア(白)の花言葉:和らぐ心。ペチュニア(白)の誕生花:5月10日、9月25日ペチュニア(ピンク)の花言葉:自然な心。ペチュニア(ピンク)の誕生花:5月14日流通時期:春~夏にポット苗を見かけます。園芸ネット プラス、ハニーミント、花 ガーデニングshop岐阜緑園、千草園芸さんにあります。
2019.05.11
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春から初夏に、先がとがった線形の葉をつけたシルバーグリーンの茎先に、細かな切れ込みのある赤や白、ピンクなどの八重の大きい花が咲きます。5月10日の誕生花は、母に感謝を捧げる日の愛の花、カーネーション。花の名は、英名のCarnationの音読みで、ギリシャ語のcorona(王冠)に由来し、花の形が王冠に似ていることから名づけられました。また、品種改良される前の花が肉の色に似ていたことから、ラテン語のcaro(肉)に由来するという説などもあります。母の日は1907年に、アメリカのアンナ・ジャービスが母の命日に教会で白いカーネーションを配ったのが始まりで、1914年に5月の第2日曜を「母に捧げる日」として祝日に制定されました。 花言葉「清らかな愛」は、カーネーション一般に対する花言葉で、母の日に用いられることからつけられています。白いカーネーションは亡き母に贈る花とされ、花言葉「私の愛情は生きている」「生きた愛情」は、亡き母への変わらぬ愛情をあらわしています。赤いカーネーションの花言葉「母への愛」は、日頃の感謝の気持ちを込めて、母の日に贈ることからきています。 古代ギリシャ時代に愛された一重咲きの小さな花は春から夏に咲く一季咲きでしたが、中国のセキチク(石竹)との交配によって、四季咲きの品種が作られました。今ではフリルのように波打つ花びらが重なり合う八重咲きやバラ咲きの品種や大輪の品種も作られ、花色も豊富になり、小輪で房咲きのスプレーカーネーションも作出されました。昔は母の日が近づくと、白いカーネーションと赤いカーネーションの鉢植えがお花屋さんに並んでいましたが、今では白い花を見かけなくなりました。ナデシコ科ナデシコ属(ダイアンサス属)、一・二年草または多年草(半耐寒性~耐寒性)、原産地:ヨーロッパ、西アジア別名:オランダセキチク(阿蘭陀石竹)、オランダナデシコ(阿蘭陀撫子)、ジャコウナデシコ(麝香撫子)カーネーションの花言葉:清らかな愛、女性の愛。カーネーションの誕生花:5月9日、5月10日、5月11日、5月12日、11月20日カーネーション(赤)の花言葉:母への愛。カーネーション(赤)の誕生花:5月10日、5月12日カーネーション(濃赤)の花言葉:私の心に悲しみを、欲望。カーネーション(濃赤)の誕生花:6月15日、6月20日カーネーション(白)花言葉:私の愛情は生きている、生きた愛情。カーネーション(白)の誕生花:5月9日カーネーション(ピンク)の花言葉:熱愛の告白、美しい仕草、あなたを熱愛する、女性の愛、感動。カーネーション(ピンク)の誕生花:1月11日、5月15日青いカーネーション・ムーンダスト:永遠の幸福。流通時期:ポット苗は早春に、鉢花は春、特に母の日の前に見かけます。ヤマアジサイ
2019.05.10
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春に、ギザギザのある(鋸歯)の3枚の小葉の葉(3出複葉)をつけたつるの節から出た長い花柄に、紅紫色のガク(萼)の先が4つに開いて、花弁のない鐘のような花が咲きます。誕生花のない花は、可憐なベル形の日本のクレマチス、ハンショウヅル(半鐘蔓)。花の名は、花の形が江戸時代から火の見櫓につるした半鐘(小型の釣鐘)に似ていることから名づけられました。ハンショウヅルはクレマチスの仲間で、林床や林縁や草地、高山などに自生し、赤紫色の花が咲くミヤマハンショウヅルやシロバナハンショウヅル、クロバナハンショウヅルなどがあります。 花言葉「感謝」は、火災や洪水などの発生時にカンカン鳴らして、周辺の人々に危険を知らせた半鐘に似た花の形から連想してつけられたのでしょう。花言葉「心の美しさ」は、風情がありひっそりとうつむきがちに咲く紅紫色の控えめな花の表情からつけられたのでしょう。 ハンショウヅルは花後に旺盛に伸びたつるに翌春の花が咲くので、秋につるの先や枝分かれした細い部分をとりのぞき、太い部分を残して冬越しさせています。キンポウゲ科センニンソウ属、つる性落葉低木、原産地:日本ハンショウヅル(半鐘蔓)の花言葉:感謝、心の美しさ。ハンショウヅル(半鐘蔓)の誕生花:―流通時期:ポット苗や鉢花を春に見かけます。charm 楽天市場店、あなたの街のお花屋さんイングの森、GardenShop LaCotto、園芸専門店 さいじょう緑花、おぎはら植物園さんにあります。
2019.05.09
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晩春から初夏に、縁にギザギザのあるハート形をした濃い緑色の小さな葉をつけてよく枝分かれした茎先に、青紫色の小さな鐘形の5弁花が葉をおおい隠して咲きます。5月8日の誕生花は、仲間が多いカンパニュラの中でも可憐なベルフラワー、オトメギキョウ(乙女桔梗)。花の名は、花色や花形がキキョウ(桔梗)に似ていて、草丈が10~15cmほどと小さくて、乙女のように可憐であることから名づけられました。オトメギキョウの学名Campanula portenschlagiana(ポルテンシュラギアナ)は、属名がラテン語のcampana(鐘)に由来し、釣鐘のような花の形からつけられています。種小名portenschlagianaは19世紀のオーストリアの植物学者Frantz Portenschlag-Ledermayerにちなみます。 花言葉「感謝」「感謝します」は、花の形を教会の鐘になぞらえて、教えを説いたものです。花言葉「感謝の音色」は、教えを説く教会で鳴らす鐘の音から連想してつけられています。花言葉「楽しいおしゃべり」は、上や斜め上に向いてかわいらしく口をあけたようにも見える小花を、少女が楽しくおしゃべりしている姿にたとえたのでしょう。 オトメギキョウは早春に濃い青紫の花が吊り鉢からあふれるように咲きましたが、夏の猛暑に株が小さくなって、翌春は濃い青紫の花をポツリポツリと咲かせていました。庭植えにしたオトメギキョウはこんもりと咲きましたが、鉢植えと違って涼しい半日陰に移動できないので、高温多湿の夏を越せませんでした。キキョウ科カンパニュラ属(ホタルブクロ属)、耐寒性多年草、原産地:東ヨーロッパ別名:ベルフラワーオトメギキョウ(乙女桔梗)の花言葉:感謝、感謝します、楽しいおしゃべり。オトメギキョウ(乙女桔梗)の誕生花:5月8日、6月21日、6月28日、11月21日流通時期:鉢花やポット苗を晩秋~春に見かけます。Y&Jガーデンセンター、charm 楽天市場店、千草園芸、苗木部 by 花ひろばオンラインさんにあります。 カンパニュラ
2019.05.08
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晩春から初夏に、線状の葉の間からまっすぐ伸びた細い花茎の先に、花弁の中央に濃青紫色の筋が入った白や青紫の小さな6弁花が十数輪、放射状に咲きます。5月7日の誕生花は、何年も楽しめる植えっぱなし球根、トリテレイア(ブローディア)。花の名は、ギリシャ語のtri-(3)とteleios(完全な)に由来し、花の器官が6本のおしべ、めしべの柱頭が3つに裂けているなど3の倍数であることから名づけられました。別名のブローディアは、かつてBrodiaea属であったことから、今も旧属名からとった流通名で呼ばれ、旧属名はスコットランドの植物学者James Brodieにちなみます。別名のヒメアガパンサス(姫アガパンサス)は、アガパンサスを小さくしたような花の姿から呼ばれています。 花言葉「受け入れる愛」は、上向きに開きかけたような漏斗形で群れ咲く花の姿からつけられたのでしょう。花言葉「淡い恋」は、やさしく涼やかな花色から連想してつけられたのでしょうか。 トリテレイアは白に青紫のバイカラーのルディーと少し花が小さい純白のヒアシンシアナ、淡い薄紫のライラックチャームは、植えっ放しで何年も花を咲かせる野放し球根です。花が咲き終わってタネが落ちたあとすぐに茎や葉が枯れて、球根で休眠して夏を越し、冬に線状の細い葉を2~3枚出しました。ヒアシンシアナ、ルディー、ライラックチャームの順に咲きます。キジカクシ科(ユリ科)トリテレイア属、秋植え耐寒性小球根、原産地:北アメリカ別名:ヒメアガパンサス(姫アガパンサス)、ブローディアトリテレイア(ブローディア)の花言葉:淡い恋、受け入れる愛、好意、守護、大切に守る。トリテレイア(ブローディア)の誕生花:5月7日、5月28日、7月2日流通時期:球根を秋に見かけます。アガパンサス
2019.05.07
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晩春に、柔らかな曲線を描く数枚の葉の間から伸びた赤紫色の花茎に、紫紅色の花が下のつぼみから順に、何輪も咲きあがっていきます。5月6日の誕生花は、うつむきがちに咲く鮮やかな紫紅色の美しい野生蘭、シラン(紫蘭)。花の名は、ラン科の植物で、紫色の花を咲かせることから名づけられました。 英名のHyacinth orchidは、ギリシャ神話の太陽神アポロンと美少年Hyakinthosのエピソードにちなんでつけられています。 花言葉「変わらぬ愛」は、英名のヒヤシンス・オーキッドからヒヤシンスの花言葉に由来してつけられています。花言葉「楽しい語らい」は、先に咲いた花や隣の花茎の花に向いて、語りかけているように次々と咲く横向きの花の姿からきているのでしょう。 シランの花はラン科特有の唇弁(リップ)に美しい縦フリルが入っていて、数株が楚々と咲く姿は風情があり、群生すると見事です。アオバナシラン(青花紫蘭)やキバナシラン(黄花紫蘭)などは鉢植えで、シロバナシラン(白花紫蘭)やクチベニシラン(口紅紫蘭)などは庭植えにしています。ラン科シラン属、耐寒性・耐暑性宿根草、原産地:日本、中国別名:ベニラン(紅蘭)、シケイ(紫蕙)シラン(紫蘭)の花言葉:あなたを忘れない、お互いに忘れないように、変わらぬ愛、楽しい語らい、美しい姿。シラン(紫蘭)の誕生花:4月28日、5月6日、5月14日、5月17日、5月31日流通時期:つぼみつきの鉢を春に見かけます。園芸ネット プラス、四国ガーデン楽天市場支店、やましち山野草店、産直花だん屋さんにあります。
2019.05.06
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晩春から初夏に、剣状の葉の間からまっすぐ伸びた花茎の先に、垂れ下がった花弁(外花被)の黄色い基部に紫色の網目模様のある紫や白い花が朝開いて夕方閉じます。5月5日の誕生花は、慣用句のいずれアヤメかカキツバタの花、アヤメ(綾目、文目、菖蒲)。花の名は、綾目が外花被の基部に綾になった模様があることから、文目(筋道、模様)は葉がきちんと並んで生える様子から名づけられました。菖蒲(アヤメ)は、昔はサトイモ科のショウブ(菖蒲)の花名で、今、菖蒲と書くのは花が咲くのでハナアヤメと呼ばれていたときの名残です。 花言葉「よい便り」「嬉しい知らせ」は、アヤメ属の花に共通していて、ギリシャ神話の虹の女神イリス(Iris)のお話から、虹を渡って届けられる便りをイメージしてつけられています。花言葉「優雅な心」は、垂れ下がった3枚の花弁の黄色地に紫色の綾目模様から、身分の高い人が着る綾織物(模様を織り出した美しい絹織物)を連想してつけられたのでしょう。 矮性タイプの三寸アヤメが年々大きくなって、花も草丈も普通サイズになったように見えますが、友人宅の庭では大きく見事に咲いていました。数年遅れて、隣に植えた白花のアヤメはシロバナコアヤメで何年たっても大きくならないで、花壇の縁で遠慮がちに咲いています。アヤメ科アヤメ属、耐寒性多年草、原産地:日本、アジア北部アヤメ(菖蒲、文目、綾目)の花言葉:よい便り、嬉しい知らせ、神秘的な人、優雅な心。アヤメ(菖蒲、文目、綾目)の誕生花:4月17日、5月5日、5月10日、5月11日、5月18日、6月6日流通時期:ポット苗を春に見かけます。園芸ネット プラス、紫桜館 山の花屋 楽天市場店、石田精華園 楽天市場店、四国ガーデン楽天市場支店さんにあります。
2019.05.05
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夏に、枝先の艶がある葉のわきからつぼみをいくつもつけて、小さな淡い黄白色の5弁花がたくさんのおしべを長く突き出して、次々と咲きます。誕生花のない花は、オーストラリア先住民アボリジニのハーブ、レモンマートル。花(木)の名は、葉に強いレモンの香りがあり、ギンバイカ属のマートル(銀梅花、学名:Myrtus communis)に似ていることから名づけられました。レモンマートルの学名Backhousia citriodoraは、属名が19世紀のイギリスの植物学者 James Backhouseにちなみ、種小名はcitri(レモンの)とodora(香り)です。 花言葉「愛」「幸運」は、ヨーロッパでは古くから愛を象徴する木で、幸運を呼ぶハーブと呼ばれるマートルに似ていることからきているのでしょう。レモンマートルは柑橘系の香り成分シトラールを多く含んでおり、オーストラリアの先住民アボリジニは古来より肌によいハーブとして、薬草に使用してきたそうです。 鉢植えのレモンマートルはオーストラリアの亜熱帯雨林に自生しているそうなので、室内で冬越しさせて、暖かくなってもしばらくは軒下に置き、初夏に庭に移動しています。フトモモ科バクホウシア属、非耐寒性常緑低木、原産地:オーストラリアレモンマートルの花言葉:愛、幸運。レモンマートルの誕生花:― 流通時期:苗木を秋~春に見かけます。FLOWER&PLANTSあとりえ、花と緑の専門店 土っ子倶楽部、園芸ネット プラス、花 ガーデニングshop岐阜緑園、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、ランドプランツさんにあります。
2019.05.04
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春に、縁が波打った緑色のハート形の葉の間からしなやかに伸びた花茎の枝分かれした先に、白い4弁花が一輪ずつ次々と咲きます。5月3日の誕生花は、シェードガーデンに点々と咲く春の白い妖精、シラユキゲシ(白雪芥子)。花の名は、雪のような白い花色とケシ科の花であることから名づけられました。シラユキゲシの学名Eomecon chionanthaは、属名Eomeconがギリシャ語の eos(東)とmekon(ケシ)に由来し、中国東部に自生する花がケシに似ていることからつけられています。種小名のchionanthaはギリシャ語の chion(雪)とanthos(花)に由来します。 花言葉「清純な誘惑」は、うつむきかげんに開いた白い清らかな花の黄色いおしべの葯とめしべの目をひく美しさからきているのでしょう。花言葉「優美」は、木陰や日陰で緑の葉の上に咲く、白い花弁と黄色いおしべが美しく、しとやかで優しい花につけられています。 シラユキゲシの花ははかなげですが、とても丈夫で、湿った半日陰に庭植えにすると地下茎でよく伸びて広がり、フラワースタンドの隙間などからでも顔をのぞかせています。鉢植えは1~2年ごとに植え替えないと、花や葉が小さくなっていきます。ケシ科エオメコン属(シラユキゲシ属)、耐寒性多年草、原産地:中国別名:スノーポピー、コチョウカ(胡蝶花)シラユキゲシ(白雪芥子)の花言葉:清純な誘惑、優美。シラユキゲシ(白雪芥子)の誕生花:5月3日流通時期:ポット苗を春に見かけます。四国ガーデン楽天市場支店、園芸ネット プラス、紫桜館 山の花屋 楽天市場店、トオヤマグリーン、千草園芸、みちのくふるさと便さんにあります。
2019.05.03
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初夏から秋に、先のとがった細長い葉をつけた茎先にたくさんのつぼみをつけてまっすぐに伸び、長い花筒の先が5つに分かれた赤やピンク、白などの小さな花が円錐状に咲きます。5月2日の誕生花は、ピラミッド状に咲く宿根フロックスの代表花パニキュラータ、フロックス。花の名は、属名の音読みで、ギリシャ語のphlox(炎)に由来し、原種の炎のような鮮やかな花色から名づけられました。高性種のフロックス・パニキュラータ(学名Phlox paniculata)は、種小名がpaniculata(円錐花序)で、茎先に集まった花が円錐形をしていることからつけられています。別名のオイランソウ(花魁草)は、花の香りが花魁のおしろいに似ているからという説と、花のあでやかさや華やかさを花魁に見立てたという説があります。 花言葉「合意」「一致」「あなたに同意」は、花立ちがよく赤やピンクの花が群れるように咲くことからつけられています。花言葉「あなたの気に入れば幸せ」は、別名のオイランソウ(花魁草)の由来のように円錐状に咲く花の華やかさやあでやかさからきているのでしょうか。 草丈が高いパニキュラータは日当たりのよい庭に植えっぱなしでよく咲くので、白い花は真夏には涼しげに庭で咲き誇っています。フロックスの仲間は多く、一年草のPhlox drummondiiはキキョウナデシコ(桔梗撫子)とも呼ばれ、花色が豊富で八重咲きや星咲きなどの花形があります。ハナシノブ科フロックス属、耐寒性多年草、原産地:北アメリカ別名:宿根フロックス、クサキョウチクトウ(草夾竹桃)、オイランソウ(花魁草)フロックスの花言葉:合意、一致、温和、協調、あなたの気に入れば幸せ、あなたに同意、あなたの望みを受けます。フロックスの誕生花:3月16日、4月25日、5月2日、7月2日、7月14日、8月24日、10月17日流通時期:ポット苗を春~初夏に見かけます。花苗と球根の店 Better Gardens、苗木部 by 花ひろばオンライン、おぎはら植物園、園芸ネット プラスさんにあります。
2019.05.02
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晩春から秋に、葉束の間から出した花茎の先に、赤紫色の大きな苞に包まれて雌花の先に雄花が咲き、緑色の実が何段にも房になってついて、黄色く熟します。誕生花のない花は、たくさんの房になった実をつける大型の多年草、バナナ。花の名は、アラビア語のbanan(指)からという説と、西アフリカのギニア語のbanema(複数の指)からという2つの説があり、手を広げたような房の形から名づけられました。別名のミバショウ(実芭蕉)は実がなるバショウ(芭蕉)で、芭蕉は漢名からきています。 花言葉「風格」は、風に大きな葉を揺らしながら房になった緑色の実を何段もつけて、どっしりと構えた立ち姿からつけられたのでしょう。バナナは、葉鞘が幾重にも重なりあった偽茎(茎のような部分)の先端から、次々と巻いた長楕円形の大きな葉を広げて、数メートルにも伸びた、堂々とした姿をしています。 鉢植えの観賞用のピンクバナナは沖縄で見たバナナとは違って、上向きに橙黄色の花を咲かせ、小さな淡い紅色の実はほんのり甘く黒いタネがありました。ピンクバナナは1回だけ咲いて子株を残して枯れ、子株は冬越しできませんでしたが、鉢のそばにタネから芽を出した株がまた夏に花を咲かせて実をつけていました。バショウ科バショウ属、非耐寒性多年草、原産地:マレー半島別名:ミバショウ(実芭蕉)バナナの花言葉:風格。バナナの誕生花:― 流通時期:ポット苗を初夏に見かけます。charm 楽天市場店、園芸ネット プラス、苗木部 by 花ひろばオンライン、苗木の専門店 グリーンでGO!、日本花卉ガーデンセンターさんにあります。
2019.05.01
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春に、枝先の花芽から3~8個のつぼみを出して、葉が開くのとともに白い5弁花がまとまって咲き、晩夏から晩秋に茶色や黄緑色の豊潤な大きい実をつけます。4月30日の誕生花は、白いブーケのような花とシャリシャリした食感の秋の味覚、ナシ(梨)。花(木)の名は、芯に近くなるほど酸味が強くなることから、ナ(中)がスミ(酸味)のナスミや中酸(ナス)が転じた説や、果肉が白いことからナカシロ(中白)が転じた説などがあります。別名のアリノミ(有の実)は、ナシが無しに通じるため庭に植えることを忌み、反対の意味を持たせて呼ばれています。 花言葉「和やかな愛情」「愛情」は、純白のやさしい花が集まって咲き、たくさんの実を結ぶことからきているのでしょう。花言葉「幻想する」「幻想」は、梨農園の枝を這わせた棚の上を真っ白な花が降り積もる雪のように一斉に咲く様子からきているのでしょうか。 ナシ(学名Pyrus pyrifolia var.culta)はヤマナシ(学名Pyrus pyrifolia)から改良されたと考えられていて、果皮の色が黄褐色の幸水や豊水、淡黄緑色の二十世紀など多くの品種があります。梨農園では袋掛けされているので実を見られませんが、植物園ではナシ(ワナシ、ニホンナシ)の大木が高い枝先に小さな実を鈴なりにつけていました。ナシは1本では実がならない(自家不結実性)ので、同じ頃に花が咲く受粉樹が必要です。バラ科ナシ属、落葉高木、原産地:日本、中国、ヨーロッパ別名:有の実(アリノミ)ナシ(梨)の花言葉:博愛、和やかな愛情、愛情、幻想する、幻想。ナシ(梨)の誕生花:4月20日、4月30日流通時期:苗木を冬~春に見かけます。苗木の専門店 グリーンでGO!、園芸ネット プラス、日本花卉ガーデンセンター、苗木部 by 花ひろばオンライン、苗通販店:ぐりーんべりぃさんにあります。
2019.04.30
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春から初夏に、羽状に細かく切れ込んだ葉をつけて枝分かれした長い花茎の先に、ハート形の大きな花弁が中心部の小さな花弁を囲んだ白い花が集まって咲きます。誕生花のない花は、白いレース編みのような繊細で優しい花、オルラヤ(オルレア)。花の名は、属名Orlayaの音読みで、属名はロシアの植物学者で医師の Johann Orlayにちなんで名づけられました。オルラヤは、学名Orlaya grandifloraの音読みのオルラヤ・グランディフローラとも、園芸品種名のWhite Laceからオルラヤ・ホワイトレースとも呼ばれています。種小名のgrandiflora(大きい花)は花弁が大きいことから、ホワイトレースは白い小花がふんわり集まった花の姿が豪華なレースのように見えることからつけられています。 花言葉「ほのかな想い」は、白い小花と小花がレース編みのドイリーのように見える清楚で繊細な花の姿からつけられたのでしょう。花言葉「可憐な心」は、セリ科の仲間のホワイトレースフラワーと同じ花言葉で、白いレース編みのような優美な花の姿からつけられています。 オルラヤ・ホワイトレースは暖地では夏越しできませんが、秋にこぼれダネが芽を出し、ロゼット状の葉を広げて冬を越し、春になると花を咲かせます。純白のハート形の花弁がよく目立つ花は繊細な葉の上で際立って美しく見えます。セリ科オルレア属、半耐寒性多年草(秋まき一年草扱い)、原産地:ヨーロッパオルラヤ(オルレア)の花言葉:可憐な心、ほのかな想い、細やかな愛情。オルラヤ(オルレア)の誕生花:―流通時期:ポット苗を早春に見かけます。ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、みんなの花屋さん ほのか、おぎはら植物園、園芸ネット プラス、大神ファームさんにあります。
2019.04.29
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早春に、葉が開くより先に葉芽のわきに出した短い花柄に、白い5弁花が次々と枝いっぱいに咲き、晩春から初夏にかけて、結んだかわいい実が真っ赤に熟します。4月28日の誕生花は、子供のころの思い出の甘酸っぱい味、ユスラウメ(梅桃、山桃桜)。花の名は、移植して楽しむという意味の朝鮮語の移徙楽(イサラ)が転じてユスラになり、花がウメ(梅)の花に似ていることから名づけられました。また、よく分枝して茂った高い枝の上部が風に揺れるからという説や、熟した実を採るときに枝を揺すって落とすことからという説もあります。 花言葉「輝き」は、日の光に透きとおるルビーのような美しい実からつけられたのでしょう。花言葉「郷愁」は、昔はよく庭先に植えられていて、鈴なりになった小さな実が真っ赤に熟すのを待ちかねて、採って食べた幼い頃の思い出からきているのでしょう。 店先に並ばないユスラウメの赤い実とやさしい花がなつかしくて、大きな鉢に植え、鉢から庭に根を出して木が成長すると、食べきれないほど赤い実がなりました。甘いサクランボのように鳥にねらわれることはなかったのですが、ここ数年は少し赤く色づくとスズメの群れが実をつつき、真っ赤に熟した実が食べられなくなりました。ユスラウメは淡紅色の花や白い実のなる品種もあります。バラ科サクラ属、耐寒性落葉低木、原産地:中国ユスラウメ(梅桃、山桃桜)の花言葉:郷愁、ノスタルジー、輝き。ユスラウメ(梅桃、山桃桜)の誕生花:4月28日、6月23日流通時期:苗木や鉢植えを秋から春に見かけます。苗木の専門店 グリーンでGO!、園芸ネット プラス、花と緑の専門店 土っ子倶楽部、苗通販店:ぐりーんべりぃ、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店さんにあります。
2019.04.28
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春から晩秋まで、赤い若葉を出した枝に、おしべを長く突き出した白い袋状の小さな花が集まって咲き、結実すると2~3ヶ月ほどかけて赤く熟し、甘酸っぱい味がします。誕生花のない花は、不思議な力を持つ小さな赤い実、ミラクルフルーツ。花(木)の名は、実を食べたあとにレモンなど酸っぱいものを味わうと甘く感じられるという不思議な効果を起こすことから名づけられました。 花言葉「不思議」は、赤い小さな実に酸っぱいものを甘いと感じさせる成分(ミラクリン)が含まれていることからつけられています。春から秋まではベランダで、冬は室内の窓際で7年ほど過ごしてようやく実が3~4個なり、赤い実を食べたあとの梅干しは梅干しの触感があるのに甘く、不思議な感じがしました。 ミラクルフルーツの花は真冬を除いて咲いていて、たくさん咲くわりに実の数は少なく、うまく結実すると、夏でも秋でも冬でもいつのまにか赤い実がポツリと1個ついています。ミラクルフルーツは鉢を大きくしたら、花は咲きますが、実を結ばなくなりました。鉢は小さめの方が実をつけやすいそうで、実は温度と湿度がないとつきにくく、筆で軽くたたくか、木を軽くゆすったりすると、実をつけやすくなるそうです。アカテツ科シンセパルム属、非耐寒性常緑低木、原産地:西アフリカ別名:ミラクルベリーミラクルフルーツの花言葉:不思議。ミラクルフルーツの誕生花:― 流通時期:鉢植えを春~夏に見かけます。園芸ネット プラス、フラワーネット 日本花キ流通、花みどりマーケット 楽天市場店、花工房たんぽぽ こだわりの宿根草、アリスガーデン、花と緑の専門店 土っ子倶楽部、花と雑貨のABC、打出農園さんにあります。
2019.04.27
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晩春から秋まで、水面に浮かぶハート形の葉のわきから伸びた花茎の先に、花弁の縁が細かく波打った鮮やかな黄色い五弁花が朝開き、夕方に閉じます。誕生花のない花は、水辺に広がる可憐な一日花、アサザ(浅沙)。花の名は、浅い水辺に生えることからの浅く咲くが転訛したという説、水深の浅い所という意味の浅沙(あささ)に由来するという説、早朝に咲くことからの朝咲が転訛したという説があります。別名のハナジュンサイ(花蓴菜)は、葉がジュンサイ(蓴菜)に似ていることからつけられています。 花言葉「しとやかな」は、フリルのような花弁の中央に星を浮かべた上品な花の印象からつけられたのでしょう。花言葉「信頼」は、一つ一つは短命な一日花が群生して次々と咲き継ぐことからつけられています。 植物園のアサザの池では、花期には水面が黄色く染まるほど群生が見られるそうですが、夏に訪れる機会がなく、春に訪れると散ったサクラの花弁が浮かび、初秋にはちらほら咲いています。昨春、水槽いっぱいに咲くアサザを見たくて植えると、夏に何日か毎日一輪ずつ咲きました。アサザの根茎が水槽の土の中を広がっていき、節から葉と根を出して増えると、もっとたくさんの花が見られるでしょう。ミツガシワ科アサザ属、耐寒性多年草、原産地:日本、ユーラシア大陸別名:ハナジュンサイ(花蓴菜)アサザ(浅沙)の花言葉:しとやかな、信頼。アサザ(浅沙)の誕生花:― 流通時期:ポット苗を春~夏に見かけます。charm 楽天市場店、石田精華園 楽天市場店さんにあります。
2019.04.26
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初夏に、まっすぐ伸びた幹の先に集まった大きな掌状の葉のわきに、5枚の乳白色の花弁のつけ根がふくらんだ花が咲き、緑色の実がしだいに大きくなり、熟すと橙黄色になります。誕生花のない花は、沖縄の完熟トロピカルフルーツの忘れられない味、パパイヤ(パパイア)。花の名は、カリブ海沿岸で呼ばれていたアババイがスペイン語化したpapaya(果実)、papayo(樹木)から名づけられました。別名のモッカ(木瓜)は、ウリ(瓜)に似た実がなる木から、チチウリノキ(乳瓜木)は、茎や葉、青い実に含まれている乳液から呼ばれています。 花言葉「同情」は、黄色くなった古い葉を落とした木の幹に鈴なりになった実が重そうにしがみついている様子からきているのでしょう。花言葉「同朋」は、たくさんの実が幹の周りに輪になって、仲良く身をよせ合っているように見えることからつけられたのでしょうか。 パパイヤは一か所の葉のわきにいくつものつぼみをつけて、最初の花が結実しなかったり落果したりしても、次の花、その次の花が咲き、葉のわきにひとつ結実していました。秋に、庭に捨てたタネから芽を出したパパイヤを鉢に植え、室内に冬越しさせて、翌春に庭に植えるとどんどん大きくなって実もいくつかなりましたが、熟す前に冬の寒さで枯れてしまいした。1株で結実する春苗の矮性パパイア紅妃なら完熟パパイアを収穫できるかもと思い、ベランダで鉢植えにして育てて、晩秋に実が色づきました。パパイア科パパイア属、非耐寒性小高木、原産地:熱帯アメリカ別名:モッカ(木瓜)、チチウリノキ(乳瓜木)、チチウリ(乳瓜)パパイヤ(パパイア)の花言葉:同情、同朋。パパイヤ(パパイア)の誕生花:― 流通時期:ポット苗を晩春に見かけます。フラワーネット 日本花キ流通、日本花卉ガーデンセンター、苗木部 by 花ひろばオンライン、沖縄お土産・土産の通販 沖縄宝島さんにあります。
2019.04.25
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春から夏に、放射状に広げた長楕円形の葉の間から伸びた花茎の先に、紫やピンク色の唇形花が横向きに咲き、花の後ろに細長い距を出しています。誕生花のない花は、淡い黄緑色の葉を重ねる姿とスミレ色の花がきれいな食虫植物、ムシトリスミレ(虫取菫、虫取り菫)。花の名は、葉の表面を覆う細かい腺毛から粘液を出して小さな虫を捕らえ、花がスミレ(菫)に似ていることから名づけられました。別名のピンギキュラは、属名のPinguiculaの音読みで、ラテン語のpinguis(やや太った、やや脂肪性の)に由来し、葉の表面のべたつく粘液からつけられています。 花言葉「欺きの香り」は、やさしく香るスミレに似ている花に虫がおびき寄せられて、葉にくっつき身動きがとれなくなってしまうことからつけられたのでしょう。花言葉「幸福を告げる」は、小さなロゼット状の葉の間からすらっと伸びた花茎の先の大きくきれいな花の姿からきているのでしょう。 熱帯高山性のピンギキュラ・シクロセクタは、室内で小さな厚めの葉を縮ませて休眠し、春になると楕円形の葉を大きく伸ばして、10月頃まで次々と花を咲かせます。ムシトリスミレには、日本の寒地性のムシトリスミレ(マクロセラス)や北アメリカ原産の暖地性のプリムリフローラ、メキシコ原産の熱帯高山性アシナガムシトリスミレなどがあります。タヌキモ科ピンギキュラ(ムシトリスミレ)属、非耐寒性多年草、原産地:日本、メキシコ、北アメリカ別名:ピンギキュラムシトリスミレ(虫取菫、虫取り菫)の花言葉:欺きの香り、幸福を告げる。ムシトリスミレ(虫取菫、虫取り菫)の誕生花:― 流通時期:ポット苗を春~夏に見かけます。園芸ネット プラス、charm 楽天市場店さんにあります。
2019.04.24
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晩春から初夏に、剣状の葉の間から伸びた花茎の先に、白や淡い紅紫色の小さな6弁花が朝開いて夕方にしぼみ、しぼんだ花のわきに新しい花が咲きます。4月23日の誕生花は、いっせいに咲く小型の愛らしい帰化植物シシリンチューム(シシリンチウム)、ニワゼキショウ(庭石菖)。花の名は、水辺に自生するサトイモ科のセキショウ(石菖)に葉の形が似ていて、庭に生えることから名づけられました。シシリンチューム(Sisyrinchium rosulatum)は属名Sisyrinchiumの音読みで、セイヨウヒメアヤメ(Iris sisyrinchium)の種小名が属名に転用され、種小名はrosulatum(ロゼット状の)です。 花言葉「愛らしい人」は、白や淡い紅紫色の花の中心の黄色がアクセントになっていて、まわりを縁どる濃い紅紫がおしゃれでかわいらしい花の印象からつけられたのでしょう。花言葉「繁栄」は、こぼれタネからあふれるように群生して可憐な一日花を咲かせ続ける強い繁殖力からつけられています。花言葉「豊かな感情」は、淡紅紫色や白い花弁に紫のストライプが入り、花弁の中心が濃い紅紫色と黄色に染まる花色の変化が多く、花がきれいなことからきているのでしょう。 ニワゼキショウの花はアヤメ科らしく、3枚の外花被片(萼)と3枚の内花被片(花弁)があり、外花被はアヤメのように垂れ下がらず、内花被より少し大きいだけです。ニワゼキショウの仲間で、Sisyrinchium bellum(美しい、きれいな)の園芸品種カリフォルニア スカイは透き通るような空の青をまとった大輪の花が咲きます。ニワゼキショウは毎年あちこちの鉢植えや庭でかわいい花をのぞかせていますが、カリフォルニア スカイは数年咲いて、夏の大雨と猛暑の翌年、芽を出しませんでした。アヤメ科ニワゼキショウ属、耐寒性多年草、原産地:北アメリカ別名:ナンキンアヤメ(南京文目)、クサアヤメ(草菖蒲)ニワゼキショウ(庭石菖)の花言葉:繁栄、豊かな感情、豊富、愛らしい人、きらめき。ニワゼキショウ(庭石菖)の誕生花:4月23日、7月5日流通時期:ポット苗を春に見かけます。トオヤマグリーンさんにあります。 シシリンチューム
2019.04.23
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晩春から初夏に、二枚貝のように合わさった葉の間からいくつもつぼみをつけた花茎を立ち上げて、白い小さな五弁花が次々と咲きます。誕生花のない花は、夏休みの自由研究で人気の食虫植物、ハエトリソウ(蝿取草)。花の名は、ハエなどの小昆虫を捕食する食虫植物であることから名づけられました。別名のディオニアは、属名Dionaeaの音読みで、属名はローマ神話の狩りの女神ディアナに由来します。英名のVenus Flytrapは2枚の葉の縁の規則正しくきれいに並んだ櫛の歯のようなトゲを、女神のまつ毛に見立ててつけられています。 花言葉「魔性の愛」は、左右二つに分かれた葉でしっかりと抱きしめてくれますが、離してくれず自らの糧にすることからきているのでしょう。花言葉「嘘」は、罠だと思わず葉だと思ってとまった虫が捕えられる姿からつけられたのでしょう。 歯の中央に左右3本ずつ短い毛のような感覚毛が生えていて、虫が触れる刺激を2度受けると、左右の葉がぴったりと閉じ、捕らえられた虫はかみ合ったトゲから逃げられません。ハエトリソウは東側の勝手口のコンポスターの横に置くと元気がなくなり、西側の玄関脇は置き場所が気に入ったようで、何年も花を咲かせて越冬しています。モウセンゴケ科ハエトリグサ属、食虫植物、原産地:北アメリカ別名:ハエジゴク(蝿地獄)、ハエトリグサ(蝿取草)、ディオニアハエトリソウ(蝿取草)の花言葉:魔性の愛、嘘。ハエトリソウ(蝿取草)の誕生花:― 流通時期:ポット苗を春~夏に見かけます。charm 楽天市場店、園芸ネット プラス、フラワーネット 日本花キ流通、花 ガーデニングshop岐阜緑園、e-フラワーさんにあります。
2019.04.22
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春から初夏に、地際からよく分枝してこんもりと茂り、縁にギザギザ(鋸歯)のある小さな楕円形の葉をつけた細い小枝に、赤紫色のかわいい唇形花が咲きます。4月21日の誕生花は、葉のさわやかな香りとこぼれるように咲く愛らしい花、ミントブッシュ。花の名は、小さな緑の葉にふれると漂うさわやかな香りがミントに似ていて、ブッシュ状に茂ることから名づけられました。別名のプロスタンテラは、ギリシャ語のprostheke(添えられたもの、付加した)とanthera(葯)に由来し、葯に付属体がつくことからつけられています。 花言葉「清涼感」は、ミントのようなさわやかな葉の香りからつけられています。花言葉「爽やかな恋」は、心地よいアロマティックな香りに包まれた赤紫やピンク色のやさしくかわいい花の姿からきているのでしょう。 葉の形は品種によって、針形や卵形、披針形などさまざまで、花色はライラックや青紫、白、ピンクなどがあり、ブッシュ状に茂る立ち性タイプと這うように広がる這い性タイプがあります。小さな鉢植えのミントブッシュは暖地なので戸外で冬を越し、数年で大きくなって、春に寒の戻りの繰り返しが少なく暖かい年には花が枝いっぱいに咲きます。シソ科プロスタンテラ属、半耐寒性常緑性低木、原産地:オーストラリア別名:プロスタンテラ、オーストラリアン・セージミントブッシュ(プロスタンテラ)の花言葉:爽やかな恋、清涼感、信頼、ゆとり、広がる信頼。ミントブッシュ(プロスタンテラ)の誕生花:4月21日流通時期:ポット苗や鉢花を春に見かけます。ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、産直花だん屋、園芸ネット プラス、千草園芸、花 ガーデニングshop岐阜緑園、大神ファーム、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店さんにあります。
2019.04.21
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早春から初夏に、縁にギザギザ(鋸歯)のあるへら状の葉をつけた花茎の先に、白や黄、オレンジ、ピンクなどの一重や八重、ダブルなどの花が次々と咲きます。4月20日の誕生花は、カラフルでユニークな形のかわいい花、オステオスペルマム。花の名は、学名のOsteospermumの音読みで、ギリシャ語のosteron(骨)とラテン語のspermum(種子)に由来し、種子が骨のように硬いことから名づけられました。オステオスペルマムと別属のディモルフォセカの花はよく似ていて、互いに交雑するので、植物学的にはタネのつき方で分類されています。 花言葉「心も体も健康」は、華やかで整った形をした輝きのある花が朝開いて夕方に閉じることから連想したのでしょう。花言葉「変わらぬ愛」は、早春からきれいでかわいらしい花をこぼれるように咲かせ続けることからきているのでしょう。 四季咲き性の強い品種は秋から花数が少なくなっても咲き、暖地では戸外で冬も暖かい日にはポツリとポツリと咲いています。花弁がスプーンのようになっていくスプーン咲きや一重咲き、斑入り葉の白い花は朝開いて、夜に閉じていますが、花が閉じない園芸品種もあります。オステオスペルマムは花後に切り戻さないと長く伸びた茎が木質化して下の葉がなくなっていくので、切り戻して株を更新し、さし芽で増やしています。キク科オステオスペルマム属、半耐寒性多年草、原産地:南アフリカ別名:アフリカンデージーオステオスペルマムの花言葉:心も体も健康、すこやかな人、元気、無邪気、変わらぬ愛、ほのかな喜び。オステオスペルマムの誕生花:4月20日流通時期:ポット苗や鉢花を早春から見かけます。園芸ネット プラス、GardenShop LaCotto、charm 楽天市場店、千草園芸、あなたの街のお花屋さんイングの森さんにあります。
2019.04.20
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晩春から初夏に、高くまっすぐに伸びた茎の節近くに細く繊細な葉をつけて、茎の上部で枝分かれした花茎いっぱいに、青や紫、白、ピンクなどの一重や八重の花が咲きます。4月19日の誕生花は、長い花穂が彩るボーダー花壇、チドリソウ(千鳥草)。花の名は、花の形がチドリ(千鳥)の飛ぶ姿を思わせることから名づけられました。別名のヒエンソウ(飛燕草)は、花の姿を飛んでいるツバメ(燕)にたとえてつけられました。英名のLarkspurは、lark(ひばり)のspur(蹴爪)の意味で、花の後ろにある細い突起(距)が蹴爪に似ていることからつけられています。 花言葉「野原の喜び」は、晴れた日に麦畑や草原から空高くのぼって鳴くヒバリ(雲雀)のにぎやかなさえずりからきているのでしょう。花言葉「軽やかさ」は、風に揺れる花の姿が楽しそうに飛んでいるチドリやツバメを思わせることからつけられたのでしょう。 チドリソウの一重の花は大きな5枚のガク(萼)が花弁のように見え、上部のガク片は後ろに蜜を貯める距を有し、中央の合着した2枚の花弁の間から、おしべとめしべをのぞかせています。濃い青色の一重咲きのチドリソウは毎年、花壇のどこかにこぼれダネで芽を出して、他の花に遠慮がちに花茎を伸ばして、花を咲かせています。キンポウゲ科ヒエンソウ属(コンソリダ属)、秋まき一年草、原産地:ヨーロッパ南部別名:ラークスパー、ヒエンソウ(飛燕草)チドリソウ(千鳥草)の花言葉:陽気、活発、快活、軽快、野原の喜び、自由気ままな暮らし、私の心を読んでください。チドリソウ(千鳥草)の誕生花:4月17日、4月19日、5月21日、7月26日流通時期:ポット苗を秋~春に見かけます。デルフィニウム
2019.04.19
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春に、這うように伸びた枝の楕円形の葉のわきに、ピンク色の花弁(翼弁)と黄色い花弁(竜骨弁)のコントラストがきれいな蝶形花が1~2輪咲きます。誕生花のない花は、ヨーロッパの高山に咲く可憐なポリガラの仲間、トキワヒメハギ(常盤姫萩)。花の名は、学名Polygala chamaebuxus var. grandiflora(大きい花の)の流通名で、常緑で花がヒメハギ(姫萩、学名Polygala japonica)に似ていることから呼ばれています。属名のポリガラは、ギリシャ語のpolys(多い)とgala(乳)に由来し、牛などが食むとミルクの分泌量が増えるとされたことからつけられています。シロバナトキワヒメハギ(白花常盤姫萩)が基本種のPolygala chamaebuxusで、トキワヒメハギは変種です。 花言葉「隠者」は、高山や人里から遠く離れた場所で、ひっそりとかわいらしい花を咲かせることからつけられたのでしょう。花言葉「信じる恋」は、どこかへ飛んで行ってしまいそうな蝶に似た姿をしたピンク色の花のどこからきているのでしょう。トキワヒメハギやポリガラにはヒメハギと同じ花言葉「隠者」「信じる恋」がつけられています。 トキワヒメハギは2個のポットから小さな鉢に植え替えて、戸外と室内でどちらも冬を越し、春に何年か花を咲かせていましたが、猛暑日が増えた暖地の夏を越せなくなってしまいました。室内の鉢植えは大きくなり冬から花を咲かせ、戸外の鉢植えも晩春には寒さに精彩を欠いていた葉が緑を取り戻して花を咲かせました。ヒメハギ科ポリガラ属、耐寒性常緑小低木、原産地:ヨーロッパトキワヒメハギ(常盤姫萩)の花言葉:信じる恋、隠者。トキワヒメハギ(常盤姫萩)の誕生花:―流通時期:鉢花や盆栽仕立て、ポット苗を春に見かけます。charm 楽天市場店、やましち山野草店、四国ガーデン楽天市場支店、つどいの里八ヶ岳山野草園、Rocca-clannさんにあります。 ポリガラ
2019.04.18
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春に、細長い赤紫色の茎が這って広がり、掌状に浅く裂けた葉のわきから出した長い花柄の先に、薄紫色の小さな唇形花が1輪ずつ、晩秋まで次々と咲きます。誕生花のない花は、小さなツタ(蔦)の葉に群れ咲く愛らしい花、シンバラリア。花の名は、学名Cymbalaria muralisの属名の音読みで、属名はギリシャ語のkymbalon(楽器のシンバル)に由来し、葉の形がシンバルに似ている種があることから名づけられました。別名のツタバウンラン(蔦葉海蘭)は、ツタのような葉を持ち、ウンラン(海蘭)の花に似ていることからつけられています。 花言葉「遠い夢」は、かわいい花と小さな葉をつけた細い茎が場所を選ばすどこまでも伸びていこうとする様子を、手の届かない夢にたとえたのでしょうか。シンバラリアの学名の種小名muralisはラテン語のmural(壁)で、城壁などに生えることからつけられています。 シンバラリアの花は2つに裂けて濃い紫色の筋が入る上唇と、3つに裂けた下唇の中央の2つの畝に黄色の斑紋があり、春には蝶が群がっているように見えます。暖地では冬遅くまで、日当たりのよい南側の軒下などでちらほらと咲き、早春には新芽が出てきます。ゴマノハグサ科シンバラリア属、耐寒性半つる性多年草、原産地:地中海沿岸、西アジア別名:ツタガラクサ(蔦唐草)、ツタバウンラン(蔦葉海蘭)、キンバラリア、コロセウムアイビーシンバラリアの花言葉:遠い夢。シンバラリアの誕生花:―流通時期:ポット苗を春~夏に見かけます。園芸ネット プラス、ハッピーガーデン、花みどりマーケット 楽天市場店、GardenShop LaCotto、ここなぎさんにあります。
2019.04.17
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春に、地際から茎が枝分かれしてよく茂り、楕円形の小さな葉をつけて伸びた花茎の先に、ピンク色の花弁に切れ込みの入った5弁花がカーペット状に咲き広がります。4月16日の誕生花は、かわいい花の後ろのガク(萼)がふくらんでいくフクロナデシコ(袋撫子)、シレネ・ペンデュラ。花の名は、学名Silene pendulaの属名の音読みで、属名は粘液を出す種が多いことから、ギリシャ神話の酒の神バッカスの養父Silenosが酔って泡を吹いた姿にたとえて名づけられました。別名のフクロナデシコ(袋撫子)は、開花後にガク(萼)がふくらんで袋状になることから呼ばれています。 花言葉「未練」「しつこさ」は、茎などが出す粘着性の分泌液のベタツキから連想してつけられています。花言葉「恋の落とし穴にご注意」は、恋や愛情のイメージがあるピンク色の花のふくらんだガクや葉の裏が出す粘液に、虫が寄りつくことからきているのでしょう。 シレネ・ペンデュラはつぼみから花が散るまでを横からみると、花が咲き進むとガク(萼)が袋状になって次第に大きくなっていくのがよくわかります。品種改良が盛んに行われていて、株が半球状になって一重の小花をびっしりと咲かせるタイプや株が横に広がるタイプなどがあります。ナデシコ科シレネ属、秋まき一年草、原産地:ヨーロッパ、地中海沿岸別名:フクロナデシコ(袋撫子)、サクラマンテマ、サクラギソウシレネの花言葉:恋の落とし穴にご注意、偽りの愛、未練、しつこさ、欺瞞、罠。シレネの誕生花:4月16日、5月9日流通時期:ポット苗を春に見かけます。園芸ネット プラス、おぎはら植物園、おぎはら植物園、 四国ガーデン楽天市場支店、ハッピーガーデンさんにあります。
2019.04.16
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春から初夏に、地を這うように広がる赤みを帯びた淡緑色の茎先につぼみをつけて、鮮やかな紅紫色のかわいい4弁花が次々と咲きます。4月15日の誕生花は、メキシコに自生している這い性の小さなノボタン(野牡丹)、ヒメノボタン(姫野牡丹)。花の名は、野に咲くボタン(牡丹)のように美しい花からつけられたノボタン(野牡丹)より、花が小さくかわいらしいことから名づけられました。別名のヘテロケントロンは、学名のHeterocentron elegansの属名の音読みで、属名はギリシャ語の heteros(異なる)と kentron(距)に由来します。 花言葉「優雅」は、種小名elegansのとおり、小さくても目を引く美しさがある花の姿からきているのでしょう。花言葉「謙虚な輝き」は、シコンノボタンの花言葉と同じで、株いっぱいに咲きあふれる紅紫色のかわいい花が輝いて見えることからつけられたのでしょう。シコンノボタンの花言葉は、開花時に木全体が紫紺色に輝いて見えることからつけられた英名Glory bushに由来します。 ノボタン科の植物は、属が違っても花の形からノボタンの仲間とわかるものが多く、同じ花言葉がノボタンとその仲間につけられているようです。ヒメノボタンはメキシコノボタンの仲間で、日本の里山に咲く絶滅危惧種の姫野牡丹(ヒメノボタン属)とは別種ですが、ノボタンに似て小さいことから同じ名前で呼ばれています。暖地では、戸外のビニール温室でも冬越ししますが、鉢植えの小さい株は室内の方が無難です。ノボタン科メキシコノボタン属(ヘテロケントロン属)、非耐寒性多年草、原産地:メキシコ、中央アメリカ別名:ヘテロケントロン、ヘテロセントロンヒメノボタン(姫野牡丹)の花言葉:謙虚な輝き、優雅。ヒメノボタン(姫野牡丹)の誕生花:4月15日、6月4日流通時期:春に鉢花を見かけます。e-フラワーさんにあります。フクシャ
2019.04.15
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春に、縁に細かいギザギザ(鋸歯)のある長楕円形の紅い新葉が伸びて開き、枝先に円錐形のつぼみをつけ、紅い若葉は固くなって緑色に変わっていきます。誕生花のない花は、輝く紅色の新葉が美しい生垣の木、ベニカナメモチ(紅要黐)。花(木)の名は、材質が堅く扇の要として用いられ、モチノキ(黐)に似ていることからつけられたカナメモチ(要黐)の中で、新葉がより鮮やかな紅色の個体が呼ばれています。レッドロビンはカナメモチと近縁種のオオカナメモチを掛け合わせた園芸品種で、カナメモチとして利用されています。 花言葉「賑やか」は、春に光沢のある新葉が枝先でいっせいに真っ赤に色づく見事な美しさを表したのでしょう。晩春から初夏に、レッドロビンの開いた紅い葉が固くなってだんだん緑色に変わるころ、白い小さな5弁花が集まって円錐形に咲く花が見られます。 公園などの生垣仕立てのセイヨウベニカナメモチ レッドロビンは新葉が燃えるように赤く、秋にもきれいな紅色の葉が楽しめます。ベニカナメモチは強い刈り込みも平気で、タイミングよく剪定すると赤い葉を年に2~4回楽しめますが、花芽が夏にできるので秋に剪定すると翌春には花が咲きません。バラ科カナメモチ属、常緑小高木、原産地:日本、中国別名:アカメモチ(赤芽黐)ベニカナメモチ(紅要黐)の花言葉:賑やか。ベニカナメモチ(紅要黐)の誕生花:― 流通時期:苗木を春に見かけます。ぐりーんぐりーん、相馬グリーン、グリーンロケット、季の香(きのか)、ランドプランツさんにあります。
2019.04.14
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春から晩秋まで、よく分枝して伸びる多肉質の茎先の浅い切れ込みのある葉の間から出した花茎に、淡いピンクや濃いピンクの一重や八重などの花が房になって咲きます。4月13日の誕生花は、長く咲く窓辺のゼラニウムのピンク色の花、ゼラニウム(ピンク)。花の名は、リンネによって分類された旧属名Geraniumの音読みで、ギリシャ語のgeranos(鶴)に由来し、実がツルのくちばしに似ていることから名づけられました。ゼラニウムはいくつかのグループに大きく分けられますが、単にゼラニウムというと丈夫で乾燥に強く適温であれば、一年中花を咲かせるゾナールタイプ(Zonal Group)を指します。 ゼラニウム(ピンク)の花言葉「決心」「決意」は、次々と花を咲かせて窓辺やベランダを長く飾るピンク色の花のどこからきているのでしょう。ゼラニウム(ピンク)の花言葉「真の友情」は、やさしいピンク色の花が花茎の先に寄り添うように集まって咲くことからつけられています。 ヨーロッパの窓辺の花として大流行したゼラニウムは西洋で多くの花言葉がつけられましたが、花色別の花言葉は、深紅色の花言葉「メランコリー(憂鬱)」以外は由来がはっきりしていません。ゼラニウムの葉は虫が苦手な独特なにおいがあり、夏に他の花のようにバッタなどに食べられて穴があくことなく、斑入りなどのきれいな葉も楽しめます。フウロソウ科ペラルゴニウム属(テンジクアオイ属)、半耐寒性常緑小低木、原産地:南アフリカゼラニウム(ピンク)の花言葉:決心、決意、真の友情、疑い。ゼラニウム(ピンク)の誕生花:4月13日、8月28日ゼラニウム(赤)の花言葉:君ありて幸福、安楽。ゼラニウム(赤)の誕生花:1月26日、6月29日、8月11日ゼラニウムの花言葉:愛情、真の友情、決意、君ありて幸福、慰め。ゼラニウムの誕生花:1月24日、4月3日、4月24日、6月28日、7月27日流通時期:ポット苗や鉢花を春と秋に見かけます。園芸ネット プラス、花 ガーデニングshop岐阜緑園、花と雑貨のABCさんにあります。
2019.04.13
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夏に、やわらかな毛でおおわれた茎上部の粗いギザギザのある葉のわきに、白い小さな唇形花が穂状にたくさん咲きます。誕生花のない花は、ネコが好む香りを持つメディカルハーブ、キャットニップ。花の名は、英名のcatnip(猫が噛む草)の音読みで、ネコが好んで食べる(噛む)ことから名づけられました。学名Nepeta catariaの種小名も、ラテン語のcataria(猫)で、ネコを引きつけることに由来します。別名のイヌハッカ(犬薄荷)は、茎葉の香りがハッカ(薄荷)に似ていて、ハッカと違うもの(否ぬ)であることからつけられています。 花言葉「自由な愛」は、花名から自由気ままなネコの性質を連想してつけられています。花言葉「愛らしさ」は、白い花弁に薄い赤紫の斑点があっておしべの先が濃い紅紫色をした花が小さくお洒落でかわいらしいことからきているのでしょう。 ネコがキャットニップを寝ころんで手足で持って遊んだり、体をスリスリと擦りつけたりする愛らしいしぐさを想像しながら、庭のまわりにネコよけ網をはっています。キャットニップの近縁種で春にラベンダーブルーの花を咲かせるキャットミント(5月31日の誕生花)も植えています。乾燥した葉はピローや入浴剤、ネコのおもちゃに入れ、ハーブティーは古代ローマ時代から喉の痛みや風邪の予防に飲まれていたといわれ、眠気を誘うので眠れない夜に飲むとよいそうです。シソ科イヌハッカ属、耐寒性多年草、原産地:ヨーロッパ、西アジア別名:イヌハッカ(犬薄荷)、チクマハッカ(筑摩薄荷)キャットニップの花言葉:自由な愛、愛らしさ。キャットニップの誕生花:―流通時期:ポット苗を春と秋に見かけます。園芸ネット プラス、ハーブティー専門店 e-ティザーヌ、苗木部 by 花ひろばオンライン、Herb&Rose楽天市場店、ハーブとアロマテラピー、euro plants studio、トオヤマグリーンさんにあります。
2019.04.12
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晩春から初秋に、よく分枝してこんもりとなった小さな線形の葉のわきに、淡い青紫や黄色の小さな4弁花が次々と咲きます。誕生花のない花は、小さく愛らしい花と香りのする葉、スコパリア。花の名は、属名Scopariaの音読みで、属名はラテン語のScopae(箒)に由来し、ブッシュ状になる草姿から名づけられました。スコパリア ブルーメロンやハニーメロンは学名Scoparia montevidensisの園芸品種です。 花言葉「明るい愛」は、春から秋まで長く咲き続ける黄色い小花の明るいイメージやこんもりと茂る草姿からきているのでしょう。花言葉「楽しい記憶」は、葉の甘いメロンの香りが家族とメロンを食べながら語らった夏の日を連想させることからきているのでしょうか。 スコパリアのブルーメロンは葉が細く線状で淡い青紫色の花を咲かせ、ハニーメロンは葉に切れ込みがあって黄色い花を咲かせ、どちらも葉に触れるとよい香りがします。ブルーメロンの花は春に株をおおうように咲き、夏からは花数が少なくなりましたが、ハニーメロンはつぼみをたくさんつけても花が散るのが早いのか、秋まで同じような感じで咲きました。ゴマノハグサ科スコパリア属、半耐寒性多年草、原産地:南アメリカスコパリアの花言葉:明るい愛、 私の心を慰めて、 楽しい記憶。スコパリアの誕生花:― 流通時期:ポット苗を春に見かけます。あなたの街のお花屋さんイングの森さんにあります。アガパンサス
2019.04.11
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赤やピンク、紫、白などの豊富な花色と多彩な花形で、春から秋まで繰り返し咲く四季咲きと、春、夏、秋、冬にそれぞれ咲く一季咲きの品種があります。4月10日の誕生花は、フェンスやオベリスクを華やかに彩るつる性植物の女王、クレマチス。花の名は、属名Clematisの音読みで、属名はギリシャ語のKlema(つる)に由来し、つる性であることから名づけられました。英名のtraveller's joyは、かつて旅人に木陰を提供したことから呼ばれたとも、旅人が一夜を快適に過ごせることを願って宿の玄関に植えられていたことからともいわれています。 花言葉「旅人の喜び」は、英名のtraveller's joy(旅人の喜び)からきています。花言葉「精神的な美しさ」は、つるが細くても、葉が見えないくらい大きく鮮やかな花をたくさん咲かせることからつけられています。クレマチスは紫と白の花色別の花言葉があり、原種の数も多く、日本の原種のハンショウヅル、秋咲きのボタンヅルやセンニンソウには咲く花に見合う花言葉がつけられています。 クレマチスは、前年の枯れたような枝から数節伸びて花を咲かせる旧枝咲き、春から伸びる枝に花を咲かせる新枝咲き、新旧両枝咲きの3タイプに分けられています。四季咲きで上向きに大輪の花を咲かせる園芸品種や、横や下向きに小、中輪の花を咲かせる品種や原種などを揃えると一年中花が見られそうです。キンポウゲ科クレマチス属(センニンソウ属)、つる性耐寒性多年草、原産地:日本、中国、ヨーロッパ クレマチスの花言葉:精神の美、精神的な美しさ、心の美、高潔、旅人の喜び。クレマチスの誕生花:4月10日、4月27日、5月3日、5月9日、6月19日、7月1日、9月12日、10月22日流通時期:鉢花や花つきポット苗を春に見かけます。秋咲きや冬咲きの鉢花をそれぞれの季節に見かけます。園芸ネット プラス、ファーム フローラル、e-フラワー、園芸専門店 さいじょう緑花さんにあります。
2019.04.10
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春から夏に、茎のつけ根でくるりとねじれて裏返ろうとしている葉をつけてまっすぐ伸びた花茎の先に、ピンク色の花弁に縞模様(条斑、条紋)の入った花が次々と咲きます。4月9日の誕生花は、花もちのよいエキゾチックな花、アルストロメリア(ピンク)。花の名は、分類学の父と呼ばれるリンネ(Carl von Linné)の友人で、スウェーデンの植物学者Clas Alströmer男爵(Claus von Alstroemer)にちなんで名づけられました。別名のインカノユリ(インカの百合)は、英名Lily of the Incasを訳したもので、南アメリカのインカ地方原産で、花姿がユリ(百合)に似ていることからつけられています。 花言葉「気配り」は、リンネが南米を旅行中に発見したピンク色の花に友人の名をつけたことからきているといわれています。アルストロメリアは花色別の花言葉と誕生花がつけられていますが、ピンクと濃いピンクにはそれぞれ別の花言葉と誕生花があります。 アルストロメリアの原種は数多く、花色や花姿もさまざまあり、園芸品種に引けを取らない華美で大輪の花もあります。庭植えのアルストロメリアは初夏に咲きますが、四季咲き性の品種もあり、切り花は温室栽培などで開花時期をずらしているそうで、一年中見かけます。ユリ科アルストロメリア属(ユリズイセン属)、秋植えの耐寒性球根、原産地:南アメリカ別名:ユリズイセン(百合水仙)、インカノユリ(インカの百合)アルストロメリア(ピンク)の花言葉:気配り。アルストロメリア(ピンク)の誕生花:4月9日アルストロメリア(濃ピンク)の花言葉:人の気持ちを引き立てる。アルストロメリア(濃ピンク)の誕生花:12月20日アルストロメリア(赤)の花言葉:エキゾチック、幸い。アルストロメリア(赤)の誕生花:8月9日、8月10日アルストロメリア(黄)の花言葉:持続。アルストロメリア(黄)の誕生花:2月18日アルストロメリア(白)の花言葉:凛々しさ。アルストロメリア(白)の誕生花:11月19日アルストロメリアの花言葉:エキゾチック、持続、援助、未来への憧れ、幸福な日々。アルストロメリアの誕生花:2月18日、2月26日、3月13日、3月25日、4月9日、3月27日、4月11日、4月18日、5月5日、6月11日、8月9日、11月14日、11月19日、12月16日流通時期:球根を晩夏から秋に、鉢花を春に見かけます。園芸ネット プラス、あなたの街のお花屋さんイングの森、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、フラワーネット 日本花キ流通さんにあります。
2019.04.09
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晩秋から冬にかけて芽を出して暗緑色のハート形の葉を開き、早春にロゼット状に広がった葉の中心につぼみを抱き、暖かい日に黄色い花が太陽にきらきら輝きながら次々と咲きます。4月8日の誕生花は、早春の日射しを集めてつややかに咲くヨーロッパ生まれの山野草、ヒメリュウキンカ(姫立金花)。花の名は、春から夏に湿原や湿地で群生して、立ち上がるように咲く金色の花につけられたリュウキンカ(立金花)に、花や葉が似て小型であることから名づけられました。別名のオウシュウキンポウゲ(欧州金鳳花)は、ヨーロッパの山地の湿った草原などに生え、キンポウゲの仲間であることからつけられています。 花言葉「あなたに会える幸せ」「会える喜び」は、自生する草原や湖畔などで、春を告げて輝くばかりの黄色い可憐な花に出会ったときの気持ちをあらわしたのでしょう。晩春から初夏に、葉が次第に黄色くなって晩秋まで長い休眠をしたので、猛暑を越して翌春また花を咲かせてくれるかドキドキしました。 ヒメリュウキンカは暖地でも鉢で育てられ、花後に小さな金平糖のようなタネをつけ、夏は木陰に、晩秋から日当たりのよいフラワースタンドやベランダに置いています。ヒメリュウキンカは白やクリーム、バイカラーなどの花色や八重咲き、銅葉、斑入り葉など園芸品種が多くあります。キンポウゲ科キンポウゲ属、耐寒性多年草、原産地:ヨーロッパ別名:オウシュウキンポウゲ(欧州金鳳花)ヒメリュウキンカ(姫立金花)の花言葉:会える喜び、あなたに会える幸せ。ヒメリュウキンカ(姫立金花)の誕生花:4月8日流通時期:ポット苗を早春に見かけます。やましち山野草店、花みどりマーケット 楽天市場店、千草園芸、石田精華園 楽天市場店さんにあります。
2019.04.08
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晩春から初夏に、先が尖った広線形の葉をつけた枝先から伸びた花柄に、淡い紅色や白い壷形の小さな花が2~10輪、垂れ下がってたくさん咲きます。誕生花のない花は、寒冷な湿地にひっそりと咲く愛らしい花、ヒメシャクナゲ(姫石楠花)。花の名は、葉の先がとがって硬く裏側に巻く様子をシャクナゲの葉に見立てて、シャクナゲの葉より小さいことから名づけられました。 シャクナゲの花言葉「警戒」「危険」は、美しい花なのに、葉に強い毒性があることからつけられています。ヒメシャクナゲは、シャクナゲ(ツツジ科ツツジ属)の仲間ではありませんが、毒をもつ場合が多く、注意が必要なツツジ科なので、そのまま花言葉「警戒」「危険」がつけられているようです。 ヒメシャクナゲの属名Andromedaは、湿原の浮島に咲く花を、ギリシャ神話で怪物(化け鯨)の生け贄として海の中の岩に鎖でつながれた美しい王女アンドロメダにたとえています。アンドロメダを救出した英雄ペルセウスも花言葉どおり「危険」な目にあったようです。春の鉢花は花いっぱいで、花後に葉がよく茂りましたが、高山の湿原や寒い湿原に自生する小型の樹木なので、夏を越すと葉がまばらになって、翌春の花数も少なくなりました。ネームタグは淡い紅色の花でしたが、花が咲くとシロバナヒメシャクナゲ(白花姫石楠花)でした。ツツジ科ヒメシャクナゲ属、耐寒性常緑小低木、原産地:日本、北半球の寒帯地方別名:ニッコウシャクナゲ(日光石楠花)ヒメシャクナゲ(姫石楠花)の花言葉:危険、警戒。ヒメシャクナゲ(姫石楠花)の誕生花:― 流通時期:鉢植えやポット苗を春~夏に見かけます。charm 楽天市場店、苗木部 by 花ひろばオンライン、日本花卉ガーデンセンター annex、石田精華園 楽天市場店、カクタスYUUさんにあります。
2019.04.07
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初夏から秋まで、地をはう茎の節から根を出し枝分かれして広がりながら、葉のわきから伸びた花茎の先に、下唇の中央に黄色の斑紋のある白や淡い紅紫色の唇形花が咲きます。誕生花のない花は、小さな花が愛らしいグラウンドカバープランツ、ヒメイワダレソウ(姫岩垂草)。花の名は、岩場に垂れるようにして咲くイワダレソウ(岩垂草)の仲間で、花がイワダレソウより小さいことから名づけられました。別名のリッピアは、旧属名のLippiaが流通名として定着したもので、現在はイワダレソウ属に分類されています。 花言葉「誠実」は、夏の暑さの中で、小さいけれど可憐な花をせいいっぱい咲かせ続ける姿からつけられたのでしょう。花言葉「絆」は、球状に集まった淡い紅紫色のつぼみが外側から開いていき、人形のような花がくっつきあっている様子からきているのでしょうか。 夏にフラワースタンドの一番上のプランターから茎を垂らして花を咲かせ、晩秋から徐々に茎が枯れていき、冬に茎葉が茶枯れて休眠し、暖かくなると緑を取り戻しました。緑化植物としてよく知られるようになった今では、川の土手や公園の木々の下などで、雑草除けに植えられたヒメイワダレソウが一面に広がり、花を咲かせています。クマツヅラ科イワダレソウ属、耐寒性常緑ほふく性低木、原産地:南アメリカ別名:リッピアヒメイワダレソウ(姫岩垂草)の花言葉:誠実、絆。ヒメイワダレソウ(姫岩垂草)の誕生花:―流通時期:ポット苗を夏に見かけます。ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、四国ガーデン楽天市場支店、花みどりマーケット 楽天市場店、国分グリーンファーム、みんなの花屋さん ほのか、ここなぎ、お台場ガーデンクラブ、緑の空(SORA)さんにあります。
2019.04.06
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春から初夏に、よく枝分かれした茎の深くて細かい切れ込みが入った葉の間から出した花柄の先に、淡紅色や白などの小さくかわいらしい5弁花が咲きます。誕生花のない花は、切れ込みがおしゃれな大きい葉に愛らしい小さな花、アメリカフウロ(亜米利加風露)。花の名は、アメリカ産のフウロソウ(風露草)から名づけられました。フウロソウの名の由来は不明で、アメリカフウロは昭和初期に牧野博士が京都で発見しました。 花言葉「誰か私に気づいて」は、花弁に3本の脈の入った淡紅色の花がきれいで可憐なのに、草姿の大きいわりに花が小さすぎて目立たないことからつけられたのでしょう。ガーデニングを始めてしばらくすると、庭に掌状に分かれた葉の先が2~3回裂けた珍しい形の葉が伸びてきて、どんな花が咲くのだろうと楽しみにしていました。 晩春に咲いた花は驚くほど小さく、すぐ細長い実をつけて基部の5つの袋からタネを飛ばすので、20年以上庭のどこかで咲いています。アメリカフウロは今では、道端や空き地、アスファルトのすきまにも生えていて、あちこちで見かけます。フウロソウ科フウロソウ属、一年草、原産地:北アメリカアメリカフウロ(亜米利加風露)の花言葉:誰か私に気づいて下さい、誰か私に気づいて。アメリカフウロ(亜米利加風露)の誕生花:―流通時期:―フウロソウ
2019.04.05
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