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初夏から秋に、香りのある細長い葉をつけた茎の上部の葉のわきに、青紫色の小さな筒状唇形花がおしべとめしべを突き出して、穂状に次々と咲きます。5月25日の誕生花は、旧約聖書に記されたさわやかな香りのハーブ、ヒソップ。花の名は、英名Hyssopの音読みで、英名は属名のHyssopusから名づけられました。ヒソップの学名はHyssopus officinalisで、属名はヘブライ語のEzob(聖なる草)を表し、種小名officinalis(薬用の、薬効のある)です。別名のヤナギハッカ(柳薄荷)は、ヤナギ(柳)に似た葉とハッカ(薄荷)のような清涼感があることからつけられています。 花言葉「浄化」「清める」は、かつて西洋において、穢れを払い、疫病を清める働きがあるとされ、神殿を清めるのに用いられたことからつけられています。旧約聖書の詩編51の記述「ヒソプをもって我が身を清めたまへ」のヒソプは、イスラエル周辺に自生しないことから、ヒソップは聖書のヒソプではないと考えられています。 ヒソップは日当たりと水はけがよく乾燥気味の土壌を好むので、庭の東側と北側の空き地に家が建ち、風通しや日当たりが悪くなったときから、青紫色の花が見られなくなりました。昨年梅雨入り前にひょろりと伸びた茎に、久しぶりに青い花をたくさん咲かせましたが、花の重みで茎が折れそうになりました。シソ科ヤナギハッカ属、耐寒性半常緑低木、原産地:南ヨーロッパ、中央アジア別名:ヤナギハッカ(柳薄荷)ヒソップの花言葉:浄化、清潔、清める。ヒソップの誕生花:5月25日、9月10日流通時期:ポット苗を春と秋に見かけます。ハーブとアロマテラピー、花の大和 楽天市場店、ハーブガーデン 蒼さんにあります。 キャットミント
2022.05.25
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晩春から夏に、長楕円形の葉をつけてすっと伸びた細い茎先に、ほのかに香る淡いピンク色の筒形の花が数輪、横向きに咲きます。5月24日の誕生花は、山形、福島、新潟の高原に自生する原種のユリ(百合)、オトメユリ(乙女百合)。花の名は、小さく控えめな淡いピンク色のユリの花の姿を乙女に見立てて名づけられました。ユリは風で花がゆれる様子から揺すりと呼ばれ、揺すりの す が詰まってユリ(揺り)になったといわれています。別名のヒメサユリ(姫早百合)は、他のユリより早く咲くことからつけられたサユリ(ササユリの別名)に似て、花が小さく愛らしいことからつけられています。 花言葉「好奇心の芽生え」は、花の名の思春期を迎えた乙女から連想してつけられたのでしょう。花言葉「飾らぬ美」は、斑点がなく花弁が外側に強く反り返らないすっきりとした上品で愛らしい花の姿からでしょうか。 晩春の高山植物園のロックガーデンのあちこちで咲くオトメユリの花をもう少し間近に見たいと思いましたが、遊歩道沿いには咲いていませんでした。ユリ科ユリ属、秋植えの耐寒性球根、原産地:日本別名:ヒメサユリ(姫早百合)オトメユリ(乙女百合)の花言葉:好奇心の芽生え、飾らぬ美、純潔、私の心の姿、私の心。オトメユリ(乙女百合)の誕生花:5月24日、8月11日流通時期:球根を晩夏~秋に見かけます。紫桜館 山の花屋 楽天市場店、富士園芸楽天市場店、四国ガーデン楽天市場支店さんにあります。 ヤマユリ ポット苗
2022.05.24
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春から夏に、まっすぐ伸びた細い円柱形の茎の途中に出した数本の短い花茎の先に、短い柄をもった緑黄色の小花が集まって咲きます。誕生花のない花は、水辺に生える畳の材料の花、イグサ(藺草)。花の名は、編んで畳表やむしろにすることからの居(い)という説や、漢名の藺(りん)が転訛したという説などがあります。別名のトウシンソウ(燈芯草)は、茎の髄を燈明やロウソクの芯として使ったことからつけられています。イグサは畳表に利用するために水田で育つ香りのよい栽培品種や、草丈の低い観賞用の品種があります。 花言葉「従順」は、細く固い茎が畳表やむしろなどに織り上げられ、粽(ちまき)を包む笹など、物を結ぶのに使われることからでしょう。花言葉「堅く信じる」は、固い茎と苞がまっすぐ1本に伸びた茎に見え、先のとがった細い茎が束になった草姿をしていることからきているのでしょうか。 イグサは春になると、茎と同じ形で伸びた苞の境目(白く見える所)から小穂を出して六弁花を咲かせるので、1本の茎の途中に花が横向きに咲いているように見えます。庭の草丈の低いイグサは乾燥に強く、あちこちに飛んだタネで増えて、親と同じ草姿をした葉が固い超ミニサイズのイグサが小さな鉢植えで見られます。イグサ科イグサ属、耐寒性多年草、原産地:日本、朝鮮半島、中国、インド別名:トウシンソウ(燈芯草)、イ(藺)イグサ(藺草)の花言葉:従順、堅く信じる。イグサ(藺草)の誕生花:―流通時期:―トオヤマグリーンさんにあります。ハナショウブ
2022.05.07
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初夏に、白い斑点が入った矢じり形の葉の間からすらりと伸びた茎先に、くるりと漏斗状に巻いた黄色の苞(ほう)に包まれて、黄色い棒状の花(肉穂花序)が咲きます。5月5日の誕生花は、ラインの流れがすらりと美しい畑地性カラーの黄花、カラー(黄)。花の名は、英名のCallaで、ギリシャ語のkallos(美しい)に由来するという説、白い仏炎苞がカトリックの修道女の衿(カラー)に似ているからという説があります。別名のキバナカイウ(黄花海芋)は、花が黄色いカイウ(海芋)で、カイウは海外からきたサトイモ科の仲間の芋からつけられています。 カラー(黄)の花言葉「壮大な美」は、1枚の明るい黄色の花弁(苞)をくるりと巻いてすらりと立つ花の姿からつけられたのでしょうか。キバナカイウの苞は開くまでは内側が鮮やかな黄色で、外側が緑がかった黄色をしていますが、咲き進むにしたがって外側も黄色になっていきます。 畑地性のカラーは晩春になるとぐんぐん葉を伸ばし初夏に花を咲かせて、晩秋に葉が枯れ、休眠します。サトイモ科オランダカイウ属(ザンテデスキア属)、半耐寒性の春植え球根、原産地:南アフリカ別名:キバナカイウ(黄花海芋)カラー(黄)の花言葉:壮大な美。カラー(黄)の誕生花:5月5日、7月28日カラー(紫)の花言葉:夢見る美しさ。カラー(紫)の誕生花:10月28日カラー(白)の花言葉:愛情、乙女の清らかさ。カラー(白)の誕生花:5月23日カラーの花言葉:乙女のしとやかさ、清浄、素敵な美しさ、壮大な美、夢のように美しい。カラーの誕生花:1月20日、3月20日、5月31日、6月1日、6月17日、6月19日、6月27日、8月23日、10月31日、11月21日、12月5日流通時期:球根を晩夏~秋に、鉢花を春に見かけます。園芸ネット プラス、種苗・花苗・球根の専門店 大郷屋、タネのタキイ 楽天市場店さんにあります。
2022.05.05
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晩春から初夏に、枝先の光沢のある楕円形の葉のわきに、白い5弁花が甘く香りながらたくさん咲き、晩秋から冬に黄金色の扁平で小さな実がたわわになります。5月1日の誕生花は、平安王朝の内裏・紫宸殿の前庭に植えられた右近の橘、タチバナ(橘)。花(木)の名は、垂仁天皇の命により、常世の国から非時香果を持ち帰った多遅間毛理(たじまもり)の名にちなむ多遅間花(たぢまはな)が転訛したものといわれています。非時香果(ときじくのかぐのこのみ)は時を選ばず(非時)に香る果実で、常世の国にある不老不死の霊木と伝えられていました。 花言葉「追憶」は、平安人たちが花の芳しい香りに、昔の恋に思いを馳せたことからつけられています。古今和歌集・巻3夏歌139(五月待つ 花橘の香をかげば 昔の人の 袖の香ぞする)が詠まれてから、橘の花を題材にした歌の多くが昔の恋を思い起こすものになりました。 初詣で平安神宮に訪れたとき、右近の橘の実を見て、ご近所の畑の片隅に植えられている扁平で小粒な実がタチバナの実と知りました。ミカン科ミカン属、半耐寒性常緑小高木、原産地:日本別名:ヤマトタチバナ(大和橘)、ニッポンタチバナ(日本橘)タチバナ(橘)の花言葉:追憶。タチバナ(橘)の誕生花:5月1日流通時期:―苗木の専門店 グリーンでGO!さんにあります。みかん
2022.05.01
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春に、扇形に広がる剣状の葉の間からまっすぐ伸びた花茎の先に、青紫やピンクなどの六弁花が穂状に次々と咲きます。4月27日の誕生花は、バビアナのストリクタとルブロキネアの花、バビアナ。花の名は、現地語でヒヒ(狒々)を表す babianer(babiaan) で、ヒヒが球根を好んで食べることから名づけられました。バビアナ・ストリクタ(Babiana stricta)は、別名でホザキアヤメ(穂咲き菖蒲)と呼ばれる品種で、ホザキアヤメはアヤメの仲間で咲き方が穂咲きであることからつけられています。 花言葉「離れる愛」「薄れゆく愛情」は、穂状に次々と花を咲かせながら、葉が茶色く枯れ始めることからつけられています。花言葉「派手好み」は、花弁の基部が赤く目立つ青紫色のバビアナ・ルブロキネア(Babiana rubrocyanea)の配色の派手な花からきているのでしょう。 バビアナ・ルブロキネアは草丈が短いうちから、花筒が6つに裂けて漏斗状に開いた筒状花を咲かせ、葉脈に沿った筋が縦に入った葉を枯らしながら成長しました。アヤメ科ホザキアヤメ属(バビアナ属)、半耐寒性秋植え球根、原産地:南アフリカ別名:ホザキアヤメ(穂咲き菖蒲)バビアナの花言葉:変わり身が早い、薄れゆく愛情、離れる愛、派手好み。バビアナの誕生花:4月27日、5月6日、6月6日流通時期:球根を秋に見かけます。千草園芸さんにあります。レンゲショウマ
2022.04.27
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春から初夏に、細かい毛が密生したハート形の大きな葉の間から長く伸びて枝分かれした花茎の先に、空色の小さな五弁花が円錐状に咲きます。誕生花のない花は、斑入りのハート形をした葉と可憐な青花、ブルンネラ(ブルネラ)。花の名は、属名brunneraの音読みで、スイスの植物学者Samuel Brunnerにちなんで名づけられました。ブルンネラの学名brunnera macrophyllaの種小名macrophyllaは、ギリシャ語のmacro(大きい)とphylla(葉)で、葉が大きいことに由来しています。 花言葉「清純」は、大きな葉の上にふんわりとさわやかに咲く青色の花の姿からきているのでしょう。ゴールデンウイークに訪れたイングリッシュガーデンで見かけたブルンネラは咲き始めたところで、縁にクリーム色の斑が不規則に入った葉がこんもりとしていました。 花色は白と青があり、葉色は緑や黄、銀白色などがあり、葉脈が網目模様のように浮き出た品種などがあります。ムラサキ科ブルンネラ属、耐寒性多年草、原産地:東ヨーロッパ、西アジア、西シベリアブルンネラ(ブルネラ)の花言葉:清純。ブルンネラ(ブルネラ)の誕生花:―流通時期:ポット苗を春に見かけます。園芸ネット プラス、花みどりマーケット 楽天市場店、花苗と球根の店 Better Gardensさんにあります。
2022.04.23
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春に、羽状に切れ込んだ葉をつけて毛の生えた茎の上部から伸びた長い花茎の先で、うなだれていたつぼみを持ちあげて、紙細工のような薄い4弁のオレンジ色の花がはかなげに咲きます。誕生花のない花は、南欧原産の帰化植物で野生化して広がったオレンジ色のヒナゲシ、ナガミヒナゲシ(長実雛芥子、長実雛罌粟)。花の名は、花がヒナゲシ(雛芥子、雛罌粟)に似ていて、実の形が細長いことから名づけられました。ヒナゲシの名は、小さい、かわいいを意味する雛と、実の形が罌(もたい=酒を入れる器)に、種子が粟(あわ)に似ているという意味の漢名の罌粟(けし)からつけられています。ナガミヒナゲシの長い実は円柱形で、8本の放射線が残った柱頭の上部の蓋の隙間が開いて、多数のタネを散布します。 花言葉「慰め」はヒナゲシと同じ花言葉で、ヒナゲシに似ていることからでしょう。ヒナゲシの花言葉は、アヘンで知られるケシの花に似ていることからつけられています。ケシの花言葉「慰め」は、ギリシャ神話(ローマ神話)で眠りの神ヒュプノス(ソムヌス)が豊穣の女神デメテル(セレス)の疲労回復のために眠らせようとつくったことからつけられています。 最初ナガミヒナゲシは国道の街路樹の下や植え込みをオレンジ色に彩り、タネが生活道路沿いの空き地などにタイヤなどに運ばれて広がり、数年後には路地わきの玄関の鉢の中で咲いていました。玄関わきの鉢植えや駐車場横の花壇から庭に広がることはなく、株が枯れるまで抜かなかったのに、姿を消し、今では国道でもご近所でも群生する花は見られなくなっています。株が小型化して、道路脇やアスファルトの割れ目でひっそりと咲いています。ケシ科ケシ属、一年草、原産地:地中海沿岸ナガミヒナゲシ(長実雛芥子、長実雛罌粟)の花言葉:心の平静、慰め、癒やし。ナガミヒナゲシ(長実雛芥子、長実雛罌粟)の誕生花:―流通時期:―タイツリソウ
2022.04.20
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晩春から秋まで、鉾形の葉を互い違いにつけたつるが支柱などに巻きついて伸び、大きく開いた円錐形の白い花が早朝から開き始め、昼頃にはしぼみます。4月14日の誕生花は、夏の風物詩アサガオ(朝顔)の白い花、アサガオ(白)。花の名は、朝の容花(かおばな)で、朝早く美しく咲き、昼にはしぼんでしまうことから朝の美人の顔にたとえて名づけられました。別名のケンゴカ(牽牛花)は、牛を牽く花で、古代中国において、種子が牛と交換されるほど高価な薬で、牛を牽いて帰ったことからつけられています。 花言葉「あふれる喜び」は、夏中途切れなく次々と真っ白に咲く花の様子からきているのでしょうか。花言葉「固い絆」はアサガオと同じ花言葉で、支柱にしっかりとつるを絡ませることからつけられています。 毎夏、鉄道のフェンス沿いに花を咲かせる中輪の白いアサガオは10時半頃にはしぼんでいますが、少し離れた所に咲くピンクのアサガオは昼頃まで咲いています。晩夏になるとフェンスから線路に向かってつるが地をおおって伸びていき、電柱の支線に巻きついて登りながら咲く元気な花が見られます。ヒルガオ科サツマイモ属、春まき1年草、原産地:熱帯アジア別名:ケンゴカ(牽牛花)、ケンギュウカ(牽牛花)アサガオ(白)の花言葉:あふれる喜び、固い絆。アサガオ(白)の誕生花:4月11日、4月14日アサガオ(朝顔)の花言葉:明日もさわやかに、はかない恋、固い絆、結束、貴方に私は絡みつく。アサガオ(朝顔)の誕生花:6月25日、7月2日、7月6日、7月13日、7月31日、8月1日、8月4日流通時期:ポット苗を晩春に見かけます。園芸ネット プラス、ハッピーガーデン、リアン(雑貨とギフトのお店)さんにあります。
2022.04.14
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春に、掌状に深く裂けた葉のわきから伸びた長い花茎の先に、5〜6枚の花弁とガク(蕚)の重なり合った白い花が上向きに次々と咲きます。 誕生花のない花は、愛らしい春の山野草、タンチョウソウ(丹頂草)。花の名は、花をタンチョウヅル(丹頂鶴)の頭に、長い茎を首に、葉を羽根に見立てたという説と、つぼみがタンチョウヅルの頭のように赤いことからという説があります。別名のイワヤツデ(岩八手)は、渓谷の岩場に自生し、葉の形がヤツデ(八手)に似ていることからつけられています。 花言葉「愛嬌」は、細長い花茎にあふれるように咲く小さな白い花の様子からつけられたのでしょう。花言葉「謙虚な心」は、つぼみが目立つ赤なのに花は白くつつましいことからきているのでしょうか。 早春に、土に露出した太い根茎に赤いつぼみがのぞき、短い花茎が白い花を咲かせながら長く伸びていき、咲き始めから咲き終わりまでの花姿の変化が楽しめます。ユキノシタ科イワヤツデ属、耐寒性多年草、原産地:中国、朝鮮半島別名:イワヤツデ(岩八手)タンチョウソウ(丹頂草)の花言葉:愛嬌、謙虚な心、気品の高い、崇高。タンチョウソウ(丹頂草)の誕生花:―流通時期:ポット苗を秋~春に見かけます。charm 楽天市場店、ファーム フローラル、つどいの里八ヶ岳山野草園さんにあります。 ヒトリシズカ
2022.04.01
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早春から初夏に、細かく枝分かれした茎の白い産毛に覆われた線形の葉のわきから伸びた花茎に、中心が黄色い濃青色の五弁花が次々と咲きます。2月16日の誕生花、シルバーリーフと青い花、ダンピエラ。花の名は、属名のDampieraの音読みで、属名は18世紀のイギリスの自然学者William Dampierにちなんで名づけられました。ダンピエラの仲間はオーストラリアの西部の乾燥した地域に自生しています。 花言葉「解放」は、シルバーリーフの茎葉に引き立てられてのびのびと咲く軽やかな青い花の様子からでしょうか。花言葉「節度」は、乾燥してやせた土地でもよく育つことからきています。 ダンシングブルーは品種名で、さわやかな青い花が風に揺れて咲くことから、プルプレアフレアは花弁がヒラヒラと波打ち紫がかっていることからつけられています。線形の葉のダンシングブルーも柔らかな毛に覆われた幅広な葉のプルプレアフレアも、ネームタグの学名はDampiera teresで、種小名teres(円柱形の、円い棒状の)です。鉢植えのダンシングブルーは少し這うような茎に、プルプレアフレアはまっすぐ伸びた茎に花をたくさん咲かせていました。クサトベラ科ダンピエラ属、半耐寒性多年草、原産地:西オーストラリアダンピエラの花言葉:節度、頑固、解放。ダンピエラの誕生花:1月25日、2月16日流通時期:鉢花を早春に見かけます。園芸ネット プラスさんにあります。カンガルーポー ワックスフラワー
2022.02.16
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春に、しなやかな枝の長楕円形の葉のわきに、黄色みを帯びた白い4弁花が6~8輪ずつ集まって咲き、満開のときには枝が細かいリボンを短く束ねたような花に覆われます。2月12日の誕生花は、枝先に集まる緑の葉に白い花が人気の花木、トキワマンサク(常盤万作)。花の名は、常緑を意味するトキワ(常盤)と、花が落葉樹のマンサク(満作)の花に似ていていることから名づけられました。アカバナトキワマンサク(赤花常盤満作、別名ベニバナトキワマンサク)は、葉が緑で花が白いトキワマンサクの変種で、花が赤いことから呼ばれています。 花言葉「不思議な力」はマンサクからきているのでしょう。マンサクの花言葉は、かつて東北地方で花の咲き方から作況を占っていたことと、アメリカ先住民が枝を占い棒に使用していたことなどからつけられています。 数年前に、公園に植えられたトキワマンサクの生垣にちらほらと花が見られるようになり、新枝いっぱいに咲く花を楽しみにしています。アカバナトキワマンサクの葉色は赤紫の銅葉と緑葉があり、花色と葉色は株によって濃淡があります。マンサク科トキワマンサク属、耐寒性常緑小高木、原産地:日本、中国南部,インド東北部別名:シロバナトキワマンサク(白花常盤満作)別名:アカバナトキワマンサク(赤花常盤満作)トキワマンサク(常盤満作)の花言葉:不思議な力、神聖な。トキワマンサク(常盤満作)の誕生花:2月12日ベニバナトキワマンサク(紅花常盤満作)の花言葉:霊感、不思議な力、おまじない、私から愛したい。ベニバナトキワマンサク(紅花常盤満作)の誕生花:2月12日流通時期:鉢植えを秋~春に見かけます。苗木部 by 花ひろばオンライン、園芸ネット プラス、苗木の専門店 グリーンでGO!さんにあります。
2022.02.12
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春から初夏に、うちわに似た形の葉(掌状複葉)の間からつぼみをたくさんつけた花穂をすっと高く伸ばしながら、黄色の蝶形花が咲き上がります。2月2日の誕生花は、花が昇りながら咲く長い豪華な黄色い花穂のルピナス、ルピナス(黄)。花の名は、ラテン語のlupus(狼)で、狼のように荒れ地でも生育する強靭さから名づけられました。別名のノボリフジ(昇藤)は、フジ(藤)の花房を上向きにしたような花の姿から、ハウチワマメ(葉団扇豆)は、掌状に裂けた葉の形が団扇に似ていることから呼ばれています。 花言葉「多くの仲間」は、どんどん伸びる花穂の密集した花の色の黄色のカラーイメージから連想してつけられています。古代エジプトの時代から薬用や食用に用いられ、明治初期に肥料用として渡来したキバナルピナス(黄花ルピナス)でしたが、今では黄色い花の園芸品種があります。 寄せ植えのルピナスは長い花穂がきれいに上まで咲いて、少し枯れ始めたときに花穂のつけ根で切り取ると二番花、三番花と次々咲きます。マメ科ハウチワマメ属、耐寒性一年草・二年草、多年草、原産地:南北米、地中海沿岸、南アフリカ別名:ノボリフジ(昇藤)、ハウチワマメ(葉団扇豆)ルピナス(黄)の花言葉:多くの仲間。ルピナス(黄)の誕生花:2月2日、4月30日ルピナス(白)の花言葉:いつも幸せ、母性愛。ルピナス(白)の誕生花:11月2日ルピナス(バラ色)の花言葉:珍奇。ルピナス(バラ色)の誕生花:-ルピナスの花言葉:想像力、あなたは私の心に安らぎを与える、あなたは私の安らぎ、貪欲、欲深い心。ルピナスの誕生花:3月10日、3月17日、5月31日、11月2日、11月4日、11月9日流通時期:花つき苗を冬~早春に見かけます。あなたの街のお花屋さんイングの森、園芸ネット プラス、フラワーネット 日本花キ流通、産直花だん屋、花みどりマーケット 楽天市場店さんにあります。
2022.02.02
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春から春に、長楕円形の葉をつけた短い枝先の紅色のつぼみが開くと、香りのある小さな白い花がおしべを長く突き出して、半球形に集まって咲きます。1月23日の誕生花は、外国産ガマズミ属の花木、ビバーナム・ティナス(ティヌス)。花の名は、学名Viburnum tinusの音読みで、属名Viburnumはこの属の植物の古ラテン名から、種小名tinusは本種のラテン名から名づけられました。別名のトキワガマズミ(常磐莢迷)は流通名で、ガマズミ(莢迷、学名Viburnum dilatatum)の仲間で常緑樹であること呼ばれています。 花言葉「茶目っ気」は、花色が緑から白に変化するスノーボールと同じ花言葉で、固い紅色のつぼみが淡いピンク色に膨らんで開く白い小さな花の愛らしさからきているのでしょう。花言葉「私を見て」は、流通でガマズミや同じガマズミの仲間のスノーボールと名が混同されていることからでしょうか。 公園のビバーナム・ティナスは花後に剪定され、秋に青紫色に熟した実は見られませんが、実の色は赤、ブラウンなどもあるそうです。レンプクソウ科ガマズミ属、耐寒性低木、原産地:地中海沿岸別名:トキワガマズミ(常磐莢迷)ビバーナム・ティナス(ティヌス)の花言葉:茶目っ気、誓い、私を見て。ビバーナム・ティナス(ティヌス)の誕生花:1月23日流通時期:苗木を冬から早春に、鉢花を春に見かけます。植木組合、遊恵盆栽 楽天市場店、花と緑、苗木の専門店 グリーンでGO!、園芸ネット プラス、トオヤマグリーンさんにあります。
2022.01.23
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早春に、放射状に広げた厚い葉の中心にたくさんのつぼみを抱いた太い花茎を伸ばしながら、赤い花弁の先を反り返らせた小さな6弁花が華やかな花房になって咲きます。1月7日の誕生花は、春ごとに清々しい香りとともに愛の命をよみがえらせるヒヤシンスの赤い花、ヒヤシンス(赤)。花の名は、ギリシャ神話で太陽神アポロンと西風の神ゼピュロスの寵愛を受けた美少年Hyakinthosから名づけられました。別名のフウシンシ(風信子)は漢名の音読みで、明治中期に導入された当時の和名で、香りが風によって運ばれることからつけられています。 花言葉「嫉妬」は、西風の神ゼピュロスが太陽神アポロンとヒュアキントスの仲むつまじい様子に嫉妬したことからつけられています。鉢植えのヒヤシンスは球根と球根がくっつきあうくらい詰めて植えられているので、穂状にまとまった花が咲くとゴージャスです。 原種の花は青紫色ですが、今では品種改良により赤や白、ピンク、黄など色彩が豊富になり、八重咲きの品種もあります。ユリ科ヒヤシンス属、秋植えの耐寒性球根、原産地:地中海別名:ニシキユリ(錦百合)、フウシンシ(風信子、飛信子)ヒヤシンス(赤)花言葉:嫉妬ヒヤシンス(赤)の誕生花:1月7日ヒヤシンス(ピンク)花言葉:しとやかなかわいらしさ、スポーツ。ヒヤシンス(ピンク)の誕生花:3月1日ヒヤシンス(白)の花言葉:心静かな愛、控えめな愛らしさ。ヒヤシンス(白)の誕生花:1月2日、1月26日ヒヤシンス(青)花言葉:不変の愛、変わらぬ愛、不変、誠実。ヒヤシンス(青)の誕生花:2月7日ヒヤシンス(紫)花言葉:初恋のひたむきさ、悲しみを超えた愛、悲哀、遊び、私は悲しい、私は寂しい、優しくかわいい。ヒヤシンス(紫)の誕生花:1月24日、2月17日、12月12日ヒヤシンス(ヒアシンス)の花言葉:(ギリシャ神話から)スポーツ、ゲーム、遊び、運命、嫉妬。ヒヤシンス(ヒアシンス)の誕生花:1月4日、3月7日、3月27日、4月6日、4月11日、12月3日、12月11日流通時期:球根を晩夏~秋に、鉢花を冬~早春に見かけます。お花処 昌山園 楽天市場店さんにあります。 春植え球根
2022.01.07
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春に、トゲトゲの枝(花束状短果枝)から出した数本の花柄の先に、白い5弁花が枝いっぱいに咲き、花後に卵形の実が鈴なりになって、盛夏から初秋に濃紫色に熟します。10月24日の誕生花は、健康食品のプルーン、セイヨウスモモ(西洋李)。花(木)の名は、西洋のスモモ(李)からで、スモモはモモ(桃)に比べて酸味が強いことからの酢桃(すっぱいモモ)に由来し、漢名の李の訓読みになったといわれています。スモモは大きく分けて、中国原産のニホンスモモ(プラム)と、コーカサス原産のセイヨウスモモ(プルーン)に分類されています。別名のプルーンは英名Pruneの音読みで、フランス語でプルーンの木(Pruneau)に由来します。 花言葉「誠実な一生」は、一つの花芽から数輪の花が咲き、花が花粉にめぐりあって数多くの実を結ぶことからつけられています。花言葉「変わらない信仰」は、発祥の地では命の果実と呼ばれ、紀元前から変わらずドライプルーンとして食べられていることからきているのでしょうか。 友人宅のセイヨウスモモは古木になり食べる人もいなくなり、摘果をしていないとのことで、鈴なりになっていました。セイヨウスモモは1本では結実せず、受粉樹を必要とする品種と、自分の花粉でよく結実する品種があります。バラ科サクラ属、落葉小高木、原産地:西アジア(コーカサス地方)別名:プルーンセイヨウスモモ(西洋李)の花言葉:誠実な一生、変わらない信仰、約束を守ってください。セイヨウスモモ(西洋李)の誕生花:6月15日、10月24日流通時期:苗木を冬~春に見かけます。苗木部 by 花ひろばオンライン、苗木の専門店 グリーンでGO!、園芸ネット プラス、日本花卉ガーデンセンター annex、花と緑の専門店 土っ子倶楽部、植物販売のITANSE楽天市場店さんにあります。
2021.10.24
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秋に、細長い葉をつけてまっすぐ伸びた稈(イネ科の茎)頂に淡緑色の小穂(しょうすい)を出して、花を咲かせると白い毛が生えたタネで長い穂が銀白色になります。誕生花のない花は、河川敷に群生する湿地植物、オギ(荻)。花の名は、おぐ(招)が転訛したもので、穂の風になびく姿が霊魂を招き寄せるように見えることから名づけられました。 花言葉「片思い」は、秋風にゆれる白く長い穂が同じ方向を向いている様子を、振り向いてくれない人への一方的な恋にたとえてつけられています。花言葉「片恨み」も、見事に同じ方向を向く姿を、一途に思っても振り向いてくれない相手が恨めしくなってくることにたとえたのでしょう。 畦道に生えているオギが間隔をあけて並んでいて、長い銀白色の小穂の綿毛がふわふわと風に揺られている様子は、花言葉どおり「爽やかな」です。オギが線路際の狭い用水路に群生し、初秋に小穂がほんのり赤く色づいてきたところで刈り取られ、赤紫色のおしべを垂れさがらせた花は見られませんでした。イネ科ススキ属、耐寒性多年草、原産地:日本、中国、朝鮮半島オギ(荻)の花言葉:片思い、爽やか、片恨み。オギ(荻)の誕生花:―流通時期:―トオヤマグリーンさんにあります。ピラカンサ
2021.10.23
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晩秋に、春から伸びた枝先の縁のギザギザに鋭いトゲのある葉のわきに、白い小さな4弁花が泡立つように咲きこぼれ、さわやかに香ります。10月14日の誕生花は、鋭いトゲが邪気を払うヒイラギ(柊)とギンモクセイ(銀木犀)の雑種、ヒイラギモクセイ(柊木犀)。花(木)の名は、葉がヒイラギに似て、花がギンモクセイに似ていることから名づけられました。ヒイラギは痛みを表す古い言葉の疼ぐ(ひいらぐ)が転訛したもので、葉のトゲにふれると疼痛を起こすことから呼ばれています。モクセイは漢名の木犀の音読みで、樹皮が動物のサイ(犀)の皮膚に似ていることからつけられています。 ヒイラギモクセイの花言葉はヒイラギと同じ花言葉です。花言葉「歓迎」は、控えめで清楚な花の香りからきているのでしょう。花言葉「用心深さ」は、光沢のある濃い緑色の葉の鋭いトゲのために無用に近づいたり、むやみにさわったりできないことからつけられています。 近くの公共施設の小道沿いのヒイラギモクセイの高い生垣は秋に枝が剪定されるので、花は刈り込まれた内側の枝の葉のわきや、高く伸びて剪定を免れた枝先で見られます。ヒイラギモクセイは葉の形と大きさがキンモクセイに似ていて、葉の縁のトゲはヒイラギから受け継ぎ、キンモクセイと同時に咲くとよく香ります。モクセイ科モクセイ属、常緑小高木、原産地:日本、中国、台湾ヒイラギモクセイ(柊木犀)の花言葉:先見の明、先見、歓迎、用心深さ、保護、用心、剛直。ヒイラギモクセイ(柊木犀)の誕生花:10月14日流通時期:苗木や鉢植えを秋に見かけます。花と緑、苗木部 by 花ひろばオンライン、トオヤマグリーン、遊恵盆栽 楽天市場店さんにあります。 ギンモクセイ
2021.10.14
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晩夏から晩秋に、小さなトゲがついたつる状の茎や掌状に裂けた葉のわきに、雄株は黄白色の雄花を円錐状に咲かせ、雌株は緑色の苞に包まれた花弁のない雌花を下向きに数個咲かせます。誕生花のない花は、つる性の雌雄異株の花、カナムグラ(鉄葎)。花の名は、強靭なつるを鉄にたとえ、ムグラ(葎)は草が繁茂して絡み合う様子から名づけられました。 花言葉「力強い人」は、下向きの小さなトゲのあるつる状に長く伸びた茎が鉄のように固いことからつけられたのでしょう。雄株は5枚の花弁に毛が生えた雄花が5本のおしべの細い花糸の先に大きな黄色い葯を垂れ下がらせ、雌株は緑色の反り返った卵形の苞に包まれた雌花が子房から2本の花柱を出しています。 晩秋に、雄株と雌株が線路のフェンス沿いにそれぞれ離れて花を咲かせているところと、両方の株がつるを絡ませて、雄花と雌花を咲かせているところがありました。アサ科カラハナソウ属、つる性一年草、原産地:日本、中国、台湾カナムグラ(鉄葎)の花言葉:力強い人。カナムグラ(鉄葎)の誕生花:―流通時期:―花苗セット
2021.10.11
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夏から秋に、小葉3枚の葉(3出複葉)をつけた茎先や葉のわきから伸びた花茎に、ピンク色の小さな蝶形花が穂になって咲き、豆の入った莢(さや)をつけます。誕生花のない花は、深くくびれた豆莢でくっつくひっつき虫、ヌスビトハギ(盗人萩)。花の名は、2つの豆が入った莢の形が抜き足差し足で家に忍び込む泥棒の足跡に見えることから名づけられました。ハギ(萩)の名は、毎年根元から新しい芽を出すことからの生え芽(はえき、はえぎ)が変化したといわれています。 花言葉「略奪愛」は、花の名前の盗人に由来しています。ヌスビトハギは繁殖力が旺盛で、群生して他の草花の生えている場所を奪い、人の衣服や動物の毛にくっついてタネを運ばせ、落ちた場所でまた繁茂することからもきているのでしょう。 少し涼しくなって久しぶりに山道をのぼって行くと、ヌスビトハギの群生から1株だけ、ぽつりと離れたところで、極小輪の花を順に咲かせながら次々と実を結んでいました。ヌスビトハギの3枚の小葉は先がとがって中央の幅が広く、軸先の小葉は両側の小葉より大きく、扁平でくびれた豆莢は触れるとざらつき、赤褐色の斑紋があります。北米原産のアレチヌスビトハギも近くで見かけましたが、花がヌスビトハギより大きく、4~6個にくびれた扁平な実(節果)をつけていました。マメ科ヌスビトハギ属、多年草、原産地:日本、中国、朝鮮半島、台湾ヌスビトハギ(盗人萩)の花言葉:略奪愛。ヌスビトハギ(盗人萩)の誕生花:―アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)の花言葉:略奪愛。アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)の誕生花:―流通時期:―ノボタン
2021.10.09
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秋に、細かく切れ込んだ繊細な葉をつけてまっすぐ伸びて枝分かれした細い茎先に、一重の黄色い花が次々と咲きます。10月5日の誕生花は、秋の青空に咲く黄色のコスモス、コスモス(黄)。花の名は、ギリシャ語のkosmos(調和、秩序、美しさ)で、整った花姿や群れ咲く花の美しさから名づけられました。別名のアキザクラ(秋桜)は、花弁の形がサクラ(桜)に似た花が秋に咲くことからつけられています。黄色いコスモスは1957年に、玉川大学の佐俣淑彦教授が深紅色の八重咲きコスモスの中に、花弁の先が黄色く発色した株を発見し、その花色を一重咲きコスモスに取り入れました。1980年頃から鮮やかな黄色い花の定着に成功して、1987年に種苗法に基づいて世界初の黄色いコスモス イエローガーデンとして登録されました。 花言葉「たおやかさ」は、細い茎先に澄んだ黄色い花が風にしなやかにそよぎながら咲き乱れる姿からきているのでしょう。コスモスの仲間のキバナコスモスの花言葉「野生美」は、雨にも負けず、風にも負けずに花を咲かせるたくましさからつけられています。 秋に訪れた寺院の広い境内の片隅に、コスモスの一重のピンクと赤、白の三色の花が咲き乱れている中に、黄色いコスモスが幾株か咲いていました。キク科コスモス属、夏まきの非耐寒性一年草、原産地:メキシコ別名:オオハルシャギク(大春車菊)、アキザクラ(秋桜)コスモス(黄)の花言葉:たおやかさ。コスモス(黄)の誕生花:10月5日コスモス(ピンク)の花言葉:乙女の純潔、乙女の愛情、純潔。コスモス(ピンク)の誕生花:9月5日、10月22日コスモス(赤)の花言葉:調和、愛情。コスモス(赤)の誕生花:10月4日、10月6日コスモス(白)の花言葉:優美、乙女の純潔、純潔、美麗。コスモス(白)の誕生花:9月23日、10月14日コスモスの花言葉:調和、乙女の真心、乙女の心情。コスモスの誕生花:9月3日、9月15日、9月18日、9月22日、9月27日、10月31日キバナコスモス(黄花コスモス)の花言葉:野生美、野性的な美しさ、幼い恋心。キバナコスモス(黄花コスモス)の誕生花:7月26日、8月12日、9月6日、10月2日流通時期:鉢花を春~秋に見かけます。チューリップ
2021.10.05
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晩夏から秋に、先のとがった長楕円形の葉をつけてまっすぐ伸びた茎の上部でよく枝分かれした茎先に、白い小さな五弁花がドーム状に咲きます。10月3日の誕生花は、秋の七草のひとつオミナエシ(女郎花)より大きく逞しい野の花、オトコエシ(男郎花)。花の名は、オミナエシに比べて茎や葉が大きいことからという説や、葉や茎に白い粗毛が多く生えていることを男性にたとえたという説などがあります。オミナエシは、オミナ(女性)とエシ(飯)が転訛したもので、小さい黄色の花が女性の食べる粟飯に似ていることからつけられています。別名のハイショウ(敗醤)は、切り花や乾燥させた根茎に醤油(しょうゆ)の腐敗したような臭いがすることからつけられています。 花言葉「野生味」は、花名に由来する男郎花の男性的なイメージからつけられています。花言葉「慎重」は、つぼみをたくさんつけ、小さな白い花が少しずつ咲いていく様子からきているのでしょう。 晩夏になると、花後に結んだ実(痩果)はうちわ状で翼があり、タネが1つ入っているのが見えます。オトコエシは、匍匐茎(ランナー)が這うように伸びた先端に子苗をつけて、増えていましたが、今見ると雨の多い天候のせいでしょうか、小苗が消えていました。オミナエシ科オミナエシ(パトリニア)属、耐寒性多年草、原産地:日本、中国、朝鮮半島別名:チメクサ(血目草)、ハイショウ(敗醤)、シロオミナエシ(白女郎花)、オトコメシ(男飯)オトコエシ(男郎花)の花言葉:野生味、慎重、賢明。オトコエシ(男郎花)の誕生花:10月3日流通時期:ポット苗を春と秋に見かけます。トオヤマグリーン、紫桜館 山の花屋 楽天市場店さんにあります。 オミナエシ
2021.10.03
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晩夏から秋に、地を這って枝分かれして長く伸びた細い茎先のまばらについた小穂に、花弁のない花が白いブラシ状のめしべの花柱とおしべの淡黄色の葯を突き出して咲きます。誕生花のない花は、縮み(表面に小じわを織り出す織り方)の入ったおしゃれなササ状の葉、チヂミザサ(縮笹、縮み笹)。花の名は、葉の形がササ(笹)に似ていて、葉の縁が縮れていることから名づけられました。チヂミザサには花軸に毛の多いケチヂミザサ(毛縮笹)と、花軸に毛のないコチヂミザサ(小縮笹)があります。 花言葉「強い結びつき」は、小穂の長い刺(芒)で人の衣服などを突き刺し、先端から出す粘液でしっかりとくっつくことからつけられたのでしょう。チヂミザサの小穂は小花が2個あり、めしべの柱頭は花粉を受け取りやすいように白い羽毛状に2つに裂けて、小穂の外側におしべが細い花糸に薄黄色の葯をぶら下げています。 チヂミザサはご近所では見かけないので、どこから来たのかわかりませんが、いつの間にか庭に入り込んでいて、草抜きを怠る夏に地を這って広がってしまいました。離れた場所の鉢植えでもちゃっかり花を咲かせていたので、実が熟すと粘液を出す紫色の芒(のぎ)を服にくっつけてつれてきたようです。イネ科チヂミサザ属、耐寒性多年草、原産地:日本、北半球の温帯、亜熱帯、オーストラリアチヂミザサ(縮笹、縮み笹)の花言葉:強い結びつき。チヂミザサ(縮笹、縮み笹)の誕生花:―流通時期:―青いバラ
2021.10.01
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秋に、先が尖って縁にギザギザのある(鋸歯)長楕円形の葉をつけた枝先に、淡紅色の筒状の唇形花がおしべとめしべを突き出して、円柱状の花穂を咲き上がります。9月28日の誕生花は、山地の林床に群生する薄紅色の花、ミカエリソウ(見返草)。花の名は、群生する花が美しく思わず振り返って見ることから名づけられました。別名のイトカケソウ(糸掛草)は、花筒から突き出るおしべとめしべを糸に見立てています。 花言葉「詩的な愛」は、1個のつぼみに花が2~3個包まれ、先が2つに裂けた花柱と、花糸が紅紫色の4本のおしべを長く突き出して咲く独特の花形から連想してつけられたのでしょうか。ミカエリソウの花を振り返って見る場所が色鮮やかな花が植えられている庭ではなく、林の中などで薄暗がりによく映える淡紅色の花を見たら足を止めて眺めることでしょう。 園芸品種のバリエガータは植え場所を間違えたようで、強い日差しに葉焼けしてきれいな葉色が見られなくなりましたが、花は健気に咲いています。毎年お彼岸の墓参後に訪れる秋の植物園で、小山の北側の木陰にミカエリソウが群生していますが、花穂が出てきたところで花を見るに至っていません。シソ科テンニンソウ属、耐寒性落葉低木、原産地:日本別名:イトカケソウ(糸掛草)ミカエリソウ(見返草)の花言葉:詩的な愛。ミカエリソウ(見返草)の誕生花:9月28日流通時期:ポット苗を秋に見かけます。つどいの里八ヶ岳山野草園、トオヤマグリーンさんにあります。 真珠の木
2021.09.28
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夏から晩秋に、よく枝分かれした紫褐色の茎の葉のわきから伸びた花茎の先に、小さな黄色の頭花が放射状に開いた葉状の総苞に取り囲まれて咲きます。誕生花のない花は、タネのトゲでくっつくひっつき虫、アメリカセンダングサ(亜米利加栴檀草)。花の名は、北アメリカ原産で、仲間のセンダングサ(栴檀草)に似ていることから名づけられました。センダングサの名は、葉のつき方(羽状複葉)がセンダン(栴檀)の木に似ていることに由来します。 花言葉「近寄らないで」は、コセンダングサ(小栴檀草)の花言葉と同じで、先端に2本の鋭いトゲのついているタネが服につくと簡単に取れないことからつけられています。花言葉「陽気で騒がしい」は、細長い総包が緑の花弁のように取り巻く黄色い小花がアメリカ原産ということで、アメリカのイメージからきているでしょう。 アメリカセンダングサは先が開いた黄色い筒状花のみが多数集まった花で、黄色い花弁のような舌状花がまれにつくこともあるそうですが、まだ見たことはありません。最近は稲刈りが終わった後の畦道に群生して咲くようになり、道端のアスファルトの隙間などでも見かけるようになりました。キク科センダングサ属、一年草、原産地:北アメリカ別名:セイタカタウコギ(背高田五加木)アメリカセンダングサ(亜米利加栴檀草)の花言葉:味わい深い、陽気で騒がしい、近寄らないで。アメリカセンダングサ(亜米利加栴檀草)の誕生花:―流通時期:―春の山野草
2021.09.26
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晩夏から秋に、まっすぐ伸びた太い茎や枝分かれした茎先の、縁にギザギザがある先のとがった三角形の葉のわきに、花弁のない黄緑色の小さい花が穂状に咲きます。誕生花のない花は、縄文時代から生えていた野草、シロザ(白藜、白座)。花の名は、若葉の中心が白い葉を、仏の座する台座に見立てて名づけられました。シロザは縄文時代の遺跡からタネが見つかり、古い時代に畑の雑草として入ってきたという説と、野菜として食べられていたという説があります。 花言葉「結ばれた約束」は、花後に5枚のガク(萼)が閉じて五角形に包まれ、実(胞果)を結ぶ様子からきているのでしょうか。シロザはおしべが成熟すると5本のおしべを突き出して花を開き、その後でめしべが成熟すると花はほとんど開かず、めしべの柱頭だけをのぞかせるので、花穂では両方見られます。 晩春に庭の片隅で、葉の裏や新芽の粉状物が白いシロザと、粉状物が赤いシロザの変種アカザが並んで生えていました。シロザもアカザも花が咲いたあと、実を結ぶ前に抜いていますが、毎年庭の片隅でこっそり花を咲かせているようです。ダイモンジソウ
2021.09.22
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晩春から夏に、セージは刺激的な香りのある葉をつけた枝に、紫色の唇形花を穂状に咲かせ、初夏から秋に、サルビアの園芸品種が紫色の花を咲かせ、紫色の萼(ガク)は花後も長く残ります。9月14日の誕生花は、夏の花壇を彩るサルビアの紫色の花、サルビア(紫)。花の名は、属名の音読みで、属名はラテン語でsalvare(治療)、salveo(健康、よい状態)に由来し、薬用ハーブとして知られているセージが仲間にあることから名づけられました。サルビアの仲間は多くありますが、単にサルビアというと、明治中期に渡来したヒゴロモソウ(学名Salvia splendens)を指しています。単にセージというと、コモン セージ(Common Sage、学名Salvia officinalis)を指し、学名の種小名はofficinalis(薬効のある)で、別名はヤクヨウサルビア(薬用サルビア)です。 セージは古代ヨーロッパの「長生きしたければ、庭にセージを植えなさい」という諺があるように、貴重なハーブとして栽培されてきました。花言葉「尊重」は、中世ヨーロッパで、花に寿命を延ばし、生命力を高め、悲しみを和らげ、厄を防ぐ力があると信じられていたことからつけられています。花言葉「知恵」「尊敬」は、英名のsage(賢人)からきているのでしょう。 子供の頃、公園や学校の花壇で咲いていたサルビアは、ヒゴロモソウ(緋衣草)と呼ばれる品種だけでしたが、そのうち園芸品種の紫や白なども見かけるようになりました。庭のパープルセージ(セージの変種または園芸品種)は学名がSalvia officinalis var. purpureaで、葉色が紫がかっています。●ヒゴロモソウ(緋衣草)シソ科サルビア属(アキギリ属)、非耐寒性多年草(春まきの一年草扱い)、原産地:南アメリカ●コモン セージシソ科サルビア属(アキギリ属)、常緑小低木、原産地:地中海沿岸サルビア(紫)の花言葉:尊敬、尊重、知恵。サルビア(紫)の誕生花:9月14日サルビア(白)の花言葉:不断の精力、すべてよし。サルビア(白)の誕生花:8月31日、11月23日サルビア(赤)の花言葉:燃える思い。サルビア(赤)の誕生花:8月7日、10月4日サルビアの花言葉:私の心は燃えている、燃える心、家族愛、家庭の徳、尊敬、知恵。サルビアの誕生花:8月6日、8月7日、8月31日、9月19日流通時期:ポット苗を春~初夏に見かけます。トオヤマグリーン、園芸ネット プラス、苗木部 by 花ひろばオンライン、ファーム フローラルさんにあります。 パープルセージ
2021.09.14
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初夏から秋に、つややかな羽状の葉(羽状複葉)をつけてまっすぐ伸びた茎先に、極小輪から巨大輪までの赤い花がさまざまな花形で咲きます。9月10日の誕生花は、エネルギッシュに咲き誇る赤いダリアの花、ダリア(赤)。花の名は、属名Dahliaの音読みで、属名はスウェーデンの植物学者Anders Dahlにちなんで名づけられました。ダリアは18世紀に種がメキシコからスペインに送られ、19世紀にはヨーロッパに広まり、日本には1841年にオランダ船により球根がもたらされました。別名のテンジクボタン(天竺牡丹)は、天竺(インド)経由で渡来し、花の形がボタンに似ていることからつけられ、花は赤い大輪のデコラティブ咲きだったようです。 花言葉「華麗」「栄華」はダリアの花言葉と同じで、ダリア(赤)の花言葉「華麗」は、他の色合いの花よりも赤い花の華やかな美しさを表しているのでしょう。花言葉「栄華」は、中世のフランス革命の時期にナポレオンの后ジョセフィーヌに愛され、上流階級層の間で流行した花であることからきているのでしょう。 花形は一重咲き、八重咲きの整ったデコラティブ咲き、コラレット咲き、アネモネ咲き、ポンポン咲き、八重咲きの長い花びらの先が巻いているカクタス咲きなどがあります。初夏にお花畑で色とりどりの高性のダリアが咲き始め、鉢植えの矮性のダリアも次々と花を咲かせ、梅雨明け以降は一休みし、秋にまた花を咲かせています。キク科ダリア属、春植えの耐寒性球根、原産地:メキシコ別名:テンジクボタン(天竺牡丹)ダリア(赤)の花言葉:栄華、華麗。ダリア(赤)の誕生花:9月10日、9月15日ダリアの花言葉:華麗、華やかな恋、移り気、移ろい、不安定、栄華、気まぐれ、威厳、エレガンス、品位。ダリアの誕生花:5月22日、7月27日、7月28日、7月29日、8月13日、9月2日、9月3日、9月10日、9月15日ダリア(黄)の花言葉:栄華、優美。ダリア(黄)の誕生花:9月24日ダリア(ポンポン咲き)の花言葉:気持ちがはずむ、感謝。ダリア(ポンポン咲き)の誕生花:9月7日、10月19日流通時期:球根を冬~春に、ポット苗や鉢花を春~夏に見かけます。園芸ネット予約店さんにあります。
2021.09.10
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晩夏から秋に、細長い葉の間からまっすぐ伸びた花茎の先に、青紫色の蝶形花が穂状に咲き、花後にできる豆の莢は褐色の毛が密生した萼(ガク)に包まれます。誕生花のない花は、正午頃から咲き始める野の花、タヌキマメ(狸豆)。花の名は、褐色の毛でおおわれる萼をタヌキに見立てたという説や、花の姿がタヌキの顔のように見えることからという説があります。 花言葉「愛嬌」は、タヌキの顔のように見える花と、褐色の毛がふさふさと生えた実のユーモラスな姿からつけられています。タヌキマメは穂状につぼみをつけ、茎頂に1~数輪の花を褐色の毛が生えた大きい萼からのぞかせ、下から順に豆莢をぶら下げていきます。 深まる秋に訪れた植物園では、鮮やかな青紫色の花が茎先にちらほら見られるだけでしたが、褐色の毛の密生したガクに覆われた莢が鈴なりになっていました。マメ科タヌキマメ属、一年草、原産地:日本、朝鮮半島、中国、東南アジア、インドタヌキマメ(狸豆)の花言葉:愛嬌。タヌキマメ(狸豆)の誕生花:―流通時期:―ホトトギス
2021.08.16
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夏に、羽状の葉をつけた枝の10~20個の小さな丸いつぼみが一つずつほぐれて、黄色の長い花糸を放射状に伸ばした球形の花がふわふわと咲きます。誕生花のない花は、暮れると葉を閉じて眠る観葉植物、エバーフレッシュ。花(木)の名は、葉のさわやかな色合いと葉姿から名づけられました。別名のアカサヤネムノキ(赤莢合歓木)はネムノキの仲間で、花後に赤いサヤの中に黒いタネが入った実がつくことから呼ばれています。ネムノキは眠りの木の略で、夜になると葉軸にそって眠るように左右の小葉が閉じて垂れ下がることからつけられています。漢字の合歓木は、中国名の合歓で、夜になると葉がぴったりと合わさることから、中国では夫婦円満の象徴とされ、エバーフレッシュの花言葉はネムノキと同じ花言葉です。 花言葉「胸のときめき」は、ネムノキが中国で夫婦円満(夫婦和合)の象徴とされていることからきているのでしょう。花言葉「歓喜」も、ネムノキと同じ花言葉で、昔の中国でネムノキの入ったお酒を飲むと、いつも不機嫌な父親の機嫌がよくなって家族が大喜びしたことからきています。 夏になると、店先に置かれた鉢植えのエバーフレッシュが枝の間に点々と咲く花と、黒いタネをのぞかせたエキゾチックな真っ赤な豆莢を見て楽しんでいます。マメ科ピトヘケロビウム属、非耐寒性常緑高木、原産地:中南米、東南アジア別名:アカサヤネムノキ(赤莢合歓木)エバーフレッシュの花言葉:歓喜、胸のときめき。エバーフレッシュの誕生花:―流通時期:鉢植えを夏に見かけます。charm 楽天市場店、植物販売のITANSE楽天市場店、プランチュ 楽天市場店、観葉植物の専門店e-RAN、日比谷花壇、花のアリマツ楽天市場支店、園芸ネット プラスさんにあります。
2021.08.12
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晩夏から秋に、線形の葉がとりまいてつく茎の上部で円錐形に枝分かれし、舌状花が白い俵形の小さな頭花がたくさん咲き、花後に淡褐色の冠毛を持った実が無数に飛び散ります。誕生花のない花は、明治維新の近代化で広がった大型の帰化植物、ヒメムカシヨモギ(姫昔蓬)。花の名は、在来種のムカシヨモギ(昔蓬)に似て、花が小さい(姫)ことから名づけられました。別名のゴイシングサ(御維新草)、テツドウグサ(鉄道草)は、明治維新に鉄道の普及とともに線路沿いに広がっていったことから呼ばれています。 花言葉「人なつっこい」は、綿毛で小さなタネを飛ばして空き地や道端などに生え、どこででも見られることからつけられたのでしょう。ヒメムカシヨモギは、田畑を埋め立てた跡地や更地などで他の夏草よりいち早く伸びて群生し、舗装道路の間や街路樹の植え込みなどでもよく花を見かけます。 草姿がよく似ている仲間のオオアレチノギク(大荒地野菊)もヒメムカシヨモギと競うように、ふっくらした頭花を次々と咲かせながら、綿毛を飛ばしています。キク科ムカシヨモギ属、一年草(越年草、二年草)、原産地:北アメリカ別名:ゴイシングサ(御維新草)、ゴイッシングサ(御一新草)、メイジソウ(明治草)、テツドウグサ(鉄道草)ヒメムカシヨモギ(姫昔蓬)の花言葉:人なつっこい。ヒメムカシヨモギ(姫昔蓬)の誕生花:―流通時期:―サフラン
2021.08.08
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晩夏から秋に、先が尖った長卵形の葉のわきから出した長い花柄の先に、花筒の中心が濃いピンク色をした淡いピンクの小さな星形の花が朝開いて、昼頃にしぼみます。誕生花のない花は、旺盛につるを伸ばして控えめに咲く野の花、ホシアサガオ(星朝顔)。花の名は、花がアサガオ(朝顔)に似て、上から見ると5角形で星のように見えることから名づけられました。アサガオは朝の容花(かおばな)で、朝早く美しく咲き、昼にはしぼんでしまうことから朝の美人の顔にたとえてつけられています。 花言葉「絆」は、アサガオと同じ花言葉で、他の草花などにしっかりとつるを絡ませていることからつけられています。花言葉「優しい愛情」は、ヒルガオと同じ花言葉で、優しさや愛情を表すピンク色のイメージからきているのでしょう。 ホシアサガオは夏草が刈り取られたあとの田の土手一面につるを這わせ、毎年秋草に巻きつきながら、大きい葉を背に点々とかわいい花を次々と何輪も固まって咲かせています。何年か前から空き地や水路のわきなどで、近縁種のイモネノホシアサガオ(芋根の星朝顔)のピンク色の漏斗形の小輪花が見られるようになりました。ヒルガオ科サツマイモ属、つる性一年草、原産地:北アメリカホシアサガオ(星朝顔)の花言葉:絆、優しい愛情、くつろぎ。ホシアサガオ(星朝顔)の誕生花:―流通時期:―リンドウ
2021.08.01
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初夏から秋に、新枝の葉のわきに、ピンクに色づいた3枚の花弁状の苞の中心に3輪の白い筒状の小さな花が一つずつ開き、花(苞)が集まって株を埋め尽くします。7月23日の誕生花は、夏が似合う熱帯花木の代表、ブーゲンビレア(ピンク)。花の名は、18世紀にブラジルでこの花を発見したフランスの航海家Louis Antoine de Bougainvilleにちなんで名づけられました。別名のイカダカズラ(筏葛)は、つる性(葛)で、苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)を筏に、花を船頭に見立てたものです。 花言葉「情熱」は、真夏の太陽の下で苞がピンク色に色づくことからきているのでしょう。花言葉「魅力がいっぱい」「あなたは魅力に満ちている」は、しなやかで弾むように伸びた枝にあふれるように咲く花の姿や独特の花形が目を引くことからつけられています。 ブーゲンビレアは夜の長さが昼よりも長くなると花芽がつく短日植物なので、真夏は花が咲きにくく、晩夏にまっすぐ伸びた枝先と葉のわきに、花が咲き始めます。黄や白、複色、斑入り葉の赤などを鉢植えで育てましたが、ピンクの花だけが残り、室内で冬越ししていますが、暖地の冬にご近所の庭に咲いているピンク色の花を見かけます。オシロイバナ科ブーゲンビリア属、非耐寒性熱帯性つる性低木、原産地:中央アメリカ、南アメリカ別名:イカダカズラ(筏葛)ブーゲンビレア(ピンク)の花言葉:情熱、魅力がいっぱい、あなたは魅力に満ちている。ブーゲンビレア(ピンク)の誕生花:7月20日、7月23日、7月26日ブーゲンビリア(ブーゲンビレア)の花言葉:情熱、熱心、魅力溢れる、あなたは魅力に満ちている、あなたしか見えない。ブーゲンビリア(ブーゲンビレア)の誕生花:6月14日、6月30日、7月3日、7月15日、7月20日、7月21日、7月23日、8月16日流通時期:鉢花を春~夏に見かけます。千草園芸、イイハナ・ドットコム、緑の風yamashoku、園芸ネット プラスさんにあります。
2021.07.23
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初夏から晩夏に、まっすぐ伸びた花茎の先の葉の間につぼみをいくつもつけて、黄色い六弁花が横向きや上向きに咲きます。7月19日の誕生花は、豪華で大輪の黄色のユリ(百合)の花、ユリ(黄)。花の名は、風で花が揺れる様子から呼ばれた、揺すり、揺れが揺りに変化したという説や、球根の鱗片が寄り重なる、寄り(ヨリ)からという説などがあります。ユリの花は内側の3枚(内花被)が花弁で、外側の3枚(外花被)はガク(萼)が色づいたものです。 花言葉「不安」は、安全を意味する青と危険を意味する赤の間にあって、不安を掻き立てるという黄色の花色から連想してつけられています。花言葉「陽気」は、花のまばゆい黄色が太陽の光をイメージすることからきているのでしょう。ユリは黄や白、オレンジ、ピンク、赤の花色によっても花言葉がつけられています。 花が最も大きい漏斗状のヤマユリ、ラッパ状のテッポウユリ、花弁が反り返るカノコユリ、上向きに咲くスカシユリなどの品種による誕生花と花言葉もあります。大形で多花性の黄色のユリが花壇で何年も咲いていますが、品種名を忘れてしまいました。ユリ科ユリ属、秋植えの耐寒性球根、原産地:アジア、ヨーロッパ、北アメリカなどユリ(黄)の花言葉:偽り、陽気、飾らぬ美、不安。ユリ(黄)の誕生花:7月19日ユリ(白)の花言葉:威厳、純潔、高貴。ユリ(白)の誕生花:6月1日、7月14日ユリ(ピンク)の花言葉:虚栄心。ユリ(ピンク)の誕生花:8月1日ユリ(百合)の花言葉:愛らしさ、威厳、純潔、無垢、純粋さ。ユリ(百合)の誕生花:6月25日、7月23日、7月31日、10月11日流通時期:球根を秋に、芽だしポット苗を早春に、鉢植えを春に見かけます。
2021.07.19
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初夏から秋に、まっすぐ伸びて上部で枝分かれた堅い茎先に、パリパリと乾いたような質感のピンクやオレンジ色などの花弁のような総苞片の重なった花が次々と咲きます。7月17日の誕生花は、夏のまばゆい太陽に負けることなく咲き続けるドライフラワーの代表花、テイオウカイザイク(帝王貝細工)。花の名は、花弁の独特の硬い質感を貝細工に見立てて名づけられました。テイオウカイザイクの花は、花弁に見える総苞片(花を包む葉が変形したもの)が中心の頭花を包み、総苞片はケイ酸を含むため水分が少なく、カサカサしています。ムギワラギクは英名のStraw flowerからで、花が乾燥した麦藁のようなことから呼ばれています。別名のヘリクリサムは、ギリシャ語のHelios(太陽)とchrysos(黄金)で、輝くような太陽の金色の花の姿からつけられています。 花言葉「永遠の思い出」「いつまでも続く喜び」は、黄やオレンジ、紅、白などの花色と花形がいつまでもそのまま残ることからつけられています。花言葉「不滅の愛」も、咲いているときも摘んでドライフラワーにしても、いつまでも変わらない独特の光沢と質感につけられたものです。 今でも毎年、近くの畑にこぼれダネで咲く草丈が高い花をテイオウカイザイクと、コンパクトな品種の花をタグのヘリクリサムと呼び分けています。キク科ムギワラギク属、半耐寒性一年草、原産地:オーストラリア別名:ヘリクリサム、ムギワラギク(麦蕎菊)テイオウカイザイク(帝王貝細工)の花言葉:いつまでも続く喜び、不滅の愛、永遠の思い出、黄金の輝き。テイオウカイザイク(帝王貝細工)の誕生花:2月22日、2月28日、5月24日、7月11日、7月17日、7月25日流通時期:ポット苗や鉢花を晩春に見かけます。ハイビスカス
2021.07.17
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初夏から秋に、茎先や上部の葉のわきに、先が5つに裂けて平らに開く丸味のある花や中心に赤目が入る花、フリンジ咲きなどの白い花が絶えることなく咲き続けます。7月8日の誕生花は、夏の盛りに元気いっぱいに毎日咲くニチニチソウの白い花、ニチニチソウ(白)。花の名は、花の命が2~4日で、新しい花を次々と咲かせるので、毎日花が咲き変わるように見えることから名づけられました。別名のビンカは、旧学名Vinca roseaの属名が残って呼ばれています。 花言葉「生涯の友情」は、白色の新たな始まりを感じさせるイメージと、寄り添って友達と楽しく話しているように見える花の姿からつけられたのでしょう。ニチニチソウの花言葉「楽しい思い出」は、夏の間強い日射しの下で、たくさんの花を咲かせる様子が楽しげで、夏休みを満喫する子供たちを連想させることからつけられています。 ニチニチソウは最近では品種改良が進んで、定番の5弁の花のイメージを一新する、花形や花色の新しい品種が次々と生まれています。ご近所の玄関先などに置かれたプランターや鉢に、真紅や白、赤紫などの大輪系や極小輪系の、変化に富んだ花形の花を見かけます。キョウチクトウ科 ニチニチソウ属、非耐寒性春まき一年草(多年草)、原産地:マダガスカル島、インド洋の島々別名:ビンカ、ニチニチカ(日々花)ニチニチソウ(白)の花言葉:生涯の友情。ニチニチソウ(白)の誕生花:7月8日ニチニチソウ(ピンク)の花言葉:優しい追憶。ニチニチソウ(ピンク)の誕生花:9月17日ニチニチソウの花言葉:友情、若い友情、楽しい思い出、楽しい追憶。ニチニチソウの誕生花:5月14日、5月25日、5月29日、7月27日、7月30日、8月3日、8月8日、8月12日、8月19日、10月27日流通時期:ポット苗を春~夏に見かけます。園芸ネット プラスさんにあります。
2021.07.08
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春から初夏に、よく枝分かれした枝の光沢がある濃い緑の葉のわきから出たつぼみが開きかけると、固まっていた青い小さなつぼみがいくつものぞき、小さな花が開くと青い花房になります。7月5日の誕生花は、青い小花が円錐形に集まったさわやかな花、セアノサス。花の名は、属名Ceanothusの音読みで、属名はトゲのある植物に使われたギリシャ古名Keanothosから名づけられました。別名のカリフォルニアライラックは、アメリカのカリフォルニア州に分布していて、花の姿がライラック(モクセイ科)に似ていることから呼ばれています。 花言葉「初恋の思い出」は、気持ちよく晴れた空のような花色とやさしい香りの美しい花の印象からつけられたのでしょう。花言葉「温厚」は、穏やかで安心できる青い花色からきているのでしょうか。 狭葉種のパシフィックブルーは濃い緑葉が小さく、濃い青紫の花を咲かせ、苦手な暖地の梅雨の高温多湿と夏の暑さをなんとか乗り越えて、翌春もきれいな花を咲かせました。かかりつけの歯科の駐車場に咲く広葉種のベルサイユの薄青紫の花を楽しみしていましたが、数年後には見られなくなりました。クロウメミドキ科ソリチャ属(セアノサス属)、半耐寒性常緑低木、原産地:カナダ南部、北アメリカ、メキシコ北部別名:カリフォルニアライラック、ケアノサスセアノサスの花言葉:初恋の思い出、温厚。セアノサスの誕生花:7月5日流通時期:鉢花を早春に見かけます。セイヨウニンジンボク
2021.07.05
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晩春から夏に、細かく切れ込んだ羽状の葉をつけてまっすぐ伸びた茎の上部で枝分かれした茎先に、5枚の不揃いな白い花弁の先に切れ込みのある小花が10個ほど放射状に咲きます。誕生花のない花は、くっつき虫の仲間、ヤブジラミ(藪虱)。花の名は、藪に生え、鉤状に曲がったトゲ状の毛によって実がシラミのように衣服につくことから名づけられました。 花言葉「逃がさない」は、先の曲がったトゲ状の毛を密生させた卵状楕円形の実が人の衣服や動物の体にくっつくことからつけられています。花言葉「ジキルとハイド」は、可憐で清楚な花がしっかりと絡みつくトゲのある実に変わっていく様子をたとえたのでしょう。 ヤブジラミは初め街路の植え込み一か所にひっそりと生えていましたが、今では道路沿いに広がって、花を咲かせて実が褐色に熟して枯れる傍らで、また別の株が伸びてきて花を咲かせています。放射状に開いた花(散形花序)がまた放射状に複数集まってもう一つの花(複散形花序)を形づくって咲き、白い花弁を散らせながら次々と実をつけていました。セリ科ヤブジラミ属、耐寒性越年草、原産地:日本、アジア、ヨーロッパヤブジラミ(藪虱)の花言葉:逃がさない、ジキルとハイド。ヤブジラミ(藪虱)の誕生花:―流通時期:―パッションフルーツ
2021.07.03
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夏に、雄株は多数のおしべが球状になった黄白色の雄花を円錐状に次々と咲かせ、雌株は鮮やかな赤い柱頭が3つに分かれためしべが円錐状に集まった雌花を咲かせます。誕生花のない花は、春の鮮紅色の新芽と雌雄異株の花弁のない花、アカメガシワ(赤芽槲)。花の名は、新芽が赤く、カシワ(槲、柏)の葉のように食べ物をのせる皿に使ったことから名づけられました。アカメガシワの新芽の赤は葉の表面に密生している星状毛の色で、先の尖った菱卵形の葉が大きくなると、星状毛の間隔が広がって密度が薄くなり、星状毛が落ちて緑の葉になります。別名のゴサイバ(五菜葉)、サイモリバ(菜盛葉)は、お菜をのせる器として葉を使ったことから呼ばれています。 花言葉「澄んだ心」は、春に目を引く鮮紅色の新芽や雌雄異株の花弁のない花のどこからきているのでしょうか。花言葉「繊細」は、おしべが集まって小さな球状になった雄花の様子からでしょう。雌花の淡黄色のめしべの柱頭は受粉すると紅色に変わっていくようです。 花後に柔らかいトゲがたくさんついた淡い黄緑色の実がつき、秋に熟すと果皮が裂けて中から光沢のある小さな黒いタネが顔を出します。アカメガシワは川のガードレール沿いの路上で雄株と雌株が花を咲かせ、数年後には護岸にタネが芽吹いて繁殖し、護岸のあちこちで見かけるようになりました。トウダイグサ科アカメガシワ属、耐寒性落葉高木、原産地:日本、中国、台湾、朝鮮別名:ゴサイバ(五菜葉)、サイモリバ(菜盛葉)、ミソモリバ(味噌盛葉)アカメガシワ(赤芽槲)の花言葉:澄んだ心、忠実、繊細。アカメガシワ(赤芽槲))の誕生花:―流通時期:ポット苗を春~夏に見かけます。苗木部 by 花ひろばオンライン、トオヤマグリーンさんにあります。 サルスベリ
2021.07.01
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晩春から初夏に、まっすぐ伸びた茎先に出した細長い円柱形の花穂に、めしべの赤紫色の柱頭とおしべの白い花糸をつけた赤紫色の葯をつけて白い絹毛の生えた小穂が密生します。6月20日の誕生花は、風にいっせいになびく白い穂、チガヤ(茅、茅萱)。花の名は、千の茅(カヤ)で、たくさんの意の千を表すチと、茅が群生している様子から名づけられました。若い穂が赤く見えることからの血茅、開花前の若い穂を噛むと乳に似た甘味があることからの乳茅という説などもあります。 花言葉「子供の守護神」は、古くに尖った葉が邪気を祓い清めるとして魔除けに使われ、粽や茅の輪くぐりなど、端午の節句や神事に使われてきたことからきているのでしょう。花言葉「みんなで一緒にいたい」は、地中を這う匍匐茎で草原や土手などに群生して、白い穂を一斉に風になびかせている様子からつけられたのでしょう。 何年か前に空き地に生えたチガヤの白い綿毛をつけたタネが風に飛んだのでしょうか、近くの側溝の隙間や道路の街路樹の植え込みなどでも花穂を見かけるようになりました。イネ科チガヤ属、耐寒性多年草、原産地:日本、中国、東南アジア、インド、アフリカ別名:チ(茅)、ミノガヤ(蓑茅)、ツバナ(摘花菜)チガヤ(茅、茅萱)の花言葉:子供の守護神、みんなで一緒にいたい、親しみ深い。チガヤ(茅、茅萱)の誕生花:6月20日流通時期:ポット苗を春に見かけます。charm 楽天市場店、紫桜館 山の花屋 楽天市場店さんにあります。チガヤ・ベニチガヤ
2021.06.20
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初夏から秋に、長く伸びていくつるの3枚の楕円形の小葉をつけた葉(3出複葉)のわきから出した花茎の先に、淡い紫色の花が房状に3~5輪固まって咲きます。誕生花のない花は、グリーンカーテンの不思議な形をした花、スネイル フラワー(スネール フラワー)。花の名は、英名のsnail flowerの音読みで、つぼみの形がカタツムリ(snail)に似ていることから名づけられました。別名のクライミングエスカルゴは、エスカルゴ(フランス語のカタツムリ)のような形をした花がつるをのぼっていくように見えることからつけられています。 花言葉「楽しいおしゃべり」は、房状に固まって咲く花が仲良く話しているように見えることからきているのでしょう。スネイル フラワーの花は芳香のある蝶形花で、大きく目立つ旗弁と左右2枚の翼弁、2枚の竜骨弁が組み合わさってカタツムリの殻のようにねじれています。 秋に訪れた植物園で、スネイル フラワーが園内休憩所の外壁の所々で淡い青色の花を咲かせていましたが、花の盛りは過ぎているようでした。マメ科ササゲ属、半耐寒性つる性多年草(一年草)、原産地:ベネズエラ別名:クライミングエスカルゴ、ファセオルス・カラカラ、ビグナ・カラカラスネイル フラワー(スネール フラワー)の花言葉:楽しいおしゃべり。スネイル フラワー(スネール フラワー)の誕生花:―流通時期:ポット苗を春に見かけます。日本花卉ガーデンセンター、花苗園芸店なごみさんにあります。 グリーンカーテン
2021.05.16
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晩春から初夏に、木々にからまって伸びていくつるの短い枝先に、淡い紫色や白の花弁状の8枚のガク(萼)を平らに広げた大輪の花が次々と咲きます。5月12日の誕生花は、さわやかな5月の風が似合う大輪のクレマチスの原種のひとつ、カザグルマ(風車)。花の名は、花の形が風をうけてくるくると回る風車に似ていることから名づけられました。自生種のカザグルマは学名Clematis patensで、カザグルマを交配の親としたクレマチスの園芸品種はパテンス系に分類されていて、前年のつるに大きな花をたくさんつけます。 花言葉「心の美しさ」は、今にも折れそうな細いつるに大きく清楚な花を咲かせることからつけられています。花言葉「高潔」は、大きく平らに開いた原種の紫や純白の堂々とした花の姿からきているのでしょうか。 カザグルマは小川の岸辺や林の縁などに自生し、高山植物園でも近くに水が流れ、陽の光が当たる場所で咲いていました。ポット苗のネームタグにカザグルマと書かれていましたが、晩春にピンクの中筋が入った淡いピンクの花が原種と同じようにたくさんの紫色のおしべを見せて咲きました。キンポウゲ科センニンソウ属、つる性耐寒性多年草、原産地:日本、東アジアカザグルマ(風車)の花言葉:心の美しさ、高潔。カザグルマ(風車)の誕生花:5月10日、5月12日流通時期:ポット苗や鉢花を春に見かけます。
2021.05.12
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晩春から初夏に、光沢のある剣状の葉の間から伸びた葉のような花茎に、円柱状の花穂(肉穂花序)を斜めに出して、淡い黄緑色の小さな両性花を密生して咲かせます。5月5日の誕生花は、水辺や湿地に咲く穂状の目立たない花、ショウブ(菖蒲)。花の名は、同属のセキショウ(石菖)の漢名の菖蒲の音読みで、古くに間違えて名づけられました。別名のニオイショウブ(匂菖蒲)やカオリショウブ(香菖蒲)は、独特の香りがあることから呼ばれています。別名のノキアヤメ(軒菖蒲)は、端午の節句に邪気や災厄、火事除けに、束ねた葉が玄関の軒に吊るされることからつけられています。 花言葉「心意気」は、男の子の健康と成長を願う端午の節句で、さわやかな香りの葉が菖蒲湯や菖蒲刀など魔除けや厄払いに使われてきたことからきているのでしょうか。花言葉「勇気」は、葉の持つ強い香りが邪気を斬り祓うとされていたため、葉を刀に見立てて男の子が腰に差したことからつけられたのでしょうか。 こどもの日の菖蒲湯に使うため、ショウブを植えて10年以上に咲かなかった花が一昨年から咲くようになりました。ショウブ科ショウブ属、耐寒性多年草、原産地:日本、朝鮮、中国、アジア別名:ニオイショウブ(匂菖蒲)、カオリショウブ(香菖蒲)、ハショウブ(葉菖蒲)、ノキアヤメ(軒菖蒲)ショウブ(菖蒲)の花言葉:勇気、心意気。ショウブ(菖蒲)の誕生花:5月5日流通時期:ポット苗を春に花を見かけます。紫桜館 山の花屋 楽天市場店、charm 楽天市場店、花の郷滝谷花しょうぶ園楽天市場店さんにあります。 ノハナショウブ
2021.05.05
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春から初夏に、葉の芽吹きと前後して、車輪状によく枝分かれしてすらっと伸びた枝先に、漏斗状の黄色の花が集まって咲きます。4月23日の誕生花は、冷涼な高原に咲く野生の落葉ツツジ(躑躅)、キレンゲツツジ(黄蓮華躑躅)。花(木)の名は、花が黄色いレンゲツツジ(蓮華躑躅)で、レンゲツツジはツツジ(躑躅)の花やつぼみが輪状に並ぶ様子を仏様の蓮華にたとえて名づけられました。ツツジは、花が次々に連なって咲く様子をあらわす続き(つづき)からという説や、花の形が筒(つつ)状になっていることからという説などがあります。 別名のウマツツジ(馬躑躅)やベコツツジ(牛躑躅)は、高原や牧場などで群生していても馬や牛が食べないことからつけられています。花言葉「堅実」は、枝先にたくさん咲き広がる明るくやわらかなクリームイエローの花の姿からつけられたのでしょう。 晩春に訪れた高原のサイクリングロードでは、キレンゲツツジや朱橙色のレンゲツツジが咲き始めていました。ツツジ科ツツジ属、落葉低木、原産地:日本別名:ウマツツジ(馬躑躅)、ベコツツジ(牛躑躅)キレンゲツツジ(黄蓮華躑躅)の花言葉:堅実。キレンゲツツジ(黄蓮華躑躅)の誕生花:4月23日レンゲツツジ(蓮華躑躅)の花言葉:あふれる向上心、情熱。レンゲツツジ(蓮華躑躅)の誕生花:4月16日、4月23日流通時期:鉢花を春に見かけます。遊恵盆栽 楽天市場店、園芸ネット プラス、日本花卉ガーデンセンター annex、e-フラワー、富士園芸楽天市場店、千草園芸さんにあります。
2021.04.23
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春に、よく枝分かれした枝先の先が尖った長楕円形の葉のわきに、先が5つに裂けた漏斗状の大きい赤紫色の花が2~4輪咲きます。4月21日の誕生花は、春を飾るツツジ(躑躅)の代表品種、オオムラサキツツジ(大紫躑躅)。花の名は、大きな紫色の花を咲かせるツツジで、ツツジは花が次々に連なって咲く様子をあらわす続き(つづき)からという説や、筒状になっている花の形からという説などがあります。漢名の躑躅(てきちょく)は、たたずむの意味で、見る人の足を引き止める花の美しさからあてられたといわれています。 花言葉「美しい人」は、枝を埋めて咲く赤紫色の大輪の花の姿が目を引くことからつけられたのでしょう。花言葉「優雅な」は、上向きの花弁(上弁)にある濃い赤紫色の斑点がアクセントになっている花の美しさからきているのでしょう。 オオムラサキツツジは古い品種で、朱赤色の大輪のケラマツツジ、紫がかったピンクのモチツツジ、香りのあるキシツツジが自然に交配してできたものと考えられています。学名は Rhododendron pulchrum cv. Oomurasakiで、種小名が pulchrum(美しい、優雅な)、 cv.(園芸品種名)がOomurasaki(大紫)です。オオムラサキツツジは公園や街路で、ゴールデン ウイーク頃に株を覆うように一斉に咲き、淡いピンクの花や白い花が赤紫色の花に混ざって咲いているのを見かけます。ツツジ科ツツジ属、耐寒性常緑性低木、原産地:日本別名:オオムラサキ(大紫)、ヤマヒメ(山姫)、オオサカズキ(大盃)オオムラサキツツジ(大紫躑躅)の花言葉:美しい人、美しい、優雅な、節約。オオムラサキツツジ(大紫躑躅)の誕生花:4月21日流通時期:鉢植えや苗木を春に見かけます。遊恵盆栽 楽天市場店、植木生産販売専門店 芝樹園、グリーンロケット、樹緑 kimidori、ガーデン・チコリ 彩乃里、グリーンPEACE、苗木部 by 花ひろばオンライン、日本花卉ガーデンセンターさんにあります。
2021.04.21
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春に、まっすぐ伸びた茎先や上部の葉脈が目立つ楕円形の葉のわきから出た花茎に、苞の間から数個のつぼみが上向きにのぞき、円筒形の黄色い六弁花が下向きに咲きます。誕生花のない花は、ホウチャクソウ(宝鐸草)の黄花種、キバナホウチャクソウ(黄花宝鐸草)。花の名は、花が黄色いホウチャクソウで、ホウチャクソウは花の形がお堂や多宝塔の四隅につるす銅製の鐘形の鈴の宝鐸に似ていることから名づけられました。 花言葉「追憶」は、春に雑木林などの樹間のひらけた場所で見かけた群生して咲く可憐な花を懐かしく思う気持ちからきているのでしょうか。花言葉「よきライバル」は、いくつもの花茎から伸びる苞の間から1~3個たれさがって咲く黄色の花の姿をたとえたのでしょう。 春の植物園のキバナホウチャクソウは雑木林に続く小道のわきに、他の花より一足早く目覚めて花を咲かせています。イヌサフラン科(ユリ科)チゴユリ属、耐寒性多年草、原産地:対馬、朝鮮半島、中国別名:キバナアマドコロ(黄花甘野老)、コガネホウチャクソウ(黄金宝鐸草)キバナホウチャクソウ(黄花宝鐸草)の花言葉:追憶、よきライバル。キバナホウチャクソウ(黄花宝鐸草)の誕生花:―流通時期:春にポット苗を見かけます。千草園芸さんにあります。ホウチャクソウ
2021.04.18
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春に、縁にギザギザ(鋸歯)のある葉をつけた茎先に花穂を出して、黄色い小さな四弁花を次々と咲かせ、花後に円柱形のころりとした実をつけます。誕生花のない花は、田に咲く黄色い小花、スカシタゴボウ(透田牛蒡)。花の名は、羽状に深く切れこんだ葉の間から田が透かして見え、まっすぐ伸びる太い根がゴボウに似ていることから名づけられました。 花言葉「快活」は、花色の黄色のイメージからきているのでしょう。花言葉「活発」は、茎の上部で枝分かれした先に黄色の小さな花を数多く咲かせる姿からつけられたのでしょうか。 スカシタゴボウは田植え前の田の縁だけでなく、稲刈りが終わった秋にも花を咲かせているのを見かけるようになりました。アブラナ科イヌガラシ属、耐寒性越年草(一~二年草)、原産地:日本、北半球スカシタゴボウ(透田牛蒡)の花言葉:快活、活発。スカシタゴボウ(透田牛蒡)の誕生花:―流通時期:―ニオイバンマツリ
2021.04.15
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春に、縁に粗いギザギザ(鋸歯)のある長楕円形の葉をつけて枝分かれした茎先から出した花穂に、黄色い4弁花が次々と咲きます。誕生花のない花は、田園の春の花、イヌガラシ(犬芥子)。花の名は、カラシナ(芥子菜)に似ていて、食べられないことからイヌ(役に立たないの意)をつけて名づけられました。 花言葉「平凡の非凡」は、道端で多く見られることからつけられています。花言葉「恋の邪魔者」は、草花の目覚める季節である春に畑や田の畔、路傍、庭の隅や空き地などどこででも見られることからきているのでしょうか。 イヌガラシの小さな花はよく見ると4枚の小さな花弁と4枚の萼が十字形になっていて、咲き終わると次々と弓状に曲がる細長い円柱形の長角果をつけていきます。アブラナ科イヌガラシ属、耐寒性一年草、原産地:日本、朝鮮半島、中国、インド、フィリピンイヌガラシ(犬芥子)の花言葉:品格、恋の邪魔者、平凡の非凡。イヌガラシ(犬芥子)の誕生花:―流通時期:―ホタルブクロ
2021.04.13
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早春に、葉の出る前に、雄株にはおしべの黄色い葯が目立つ淡黄色の小さな鐘形の雄花が半分開いて房状に咲き、雌株には黄緑色の雌花が咲きます。4月6日の誕生花は、春を告げて咲く茶花の黄藤、キブシ(木五倍子)。花の名は、果実が五倍子(フシ)の代用にされることから木を冠して名づけられました。五倍子は、ウルシ科のヌルデの若芽や葉がヌルデシロアブラムシに寄生された刺激によってこぶ状になったものです。別名のマメブシ(豆五倍子)は、つぶらな花や実の形からつけられています。 花言葉「待ち合わせ」は、別名でキフジ(黄藤)とも呼ばれるように、枝の各節から房状に垂れ下がって一斉に花を咲かせる姿からつけられたのでしょう。花言葉「出会い」は、冬眠から覚めやらぬ雑木林や山道などで、他の木の花に先駆けて葉よりも一足先に穂状に連なって咲く半開きの花に出会うことからきているのでしょう。 植物園に植えられているキブシは雄株で、近くで見上げると開ききらない4弁花から8個のおしべとめしべがのぞいていました。キブシ科キブシ属、落葉低木、原産地:日本別名:マメブシ(豆五倍子)、キフジ(黄藤)キブシ(木五倍子)の花言葉:待ち合わせ、出会い。キブシ(木五倍子)の誕生花:4月2日、4月6日流通時期:苗木を秋~春に花を見かけます。あなたの街のお花屋さんイングの森、遊恵盆栽 楽天市場店、日本花卉ガーデンセンター annex、トオヤマグリーン、苗木部 by 花ひろばオンライン、相馬グリーンさんにあります。
2021.04.06
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春に、枝先の葉(奇数羽状複葉)のわきに円錐形のつぼみが出て、雄株には4枚の細長い花弁の小さな白い雄花が、雌株にはめしべの赤紫色の柱頭が目立つ雌花が集まって咲きます。誕生花のない花は、プロ野球でバットに使われている木、アオダモ(青椨)。花の名は、青いタモで、枝や樹皮を切って水につけると水が青くなることからのアオと、トネリコ属の落葉樹の総称のタモから名づけられました。タモは材が粘り強く折れにくいことからの「撓む木」の転訛という説や、丸木舟を作る木を意味するタブノキ(椨、椨の木)のタブで、朝鮮語のt'on-bai(丸木舟)の転訛という説などがあります。 花言葉「未来への憧れ」は、アオダモのバットを振って活躍するプロ野球のスター選手の姿に、少年野球の子供たちが夢を重ね見ることからきているのでしょう。花言葉「幸福な日々」は、枝の先々に小さな花が円錐形にふわふわと白く煙るように集まって咲く様子をたとえたのでしょうか。 晩春から初夏の植物園では、マルバアオダモ(円葉青椨)の雌株の細長い翼のある赤紫色の実が青葉に映えてきれいな花のように見えます。マルバアオダモの名は、アオダモに似て葉の鋸歯が不明瞭なことからつけられています。モクセイ科トネリコ属、耐寒性落葉小高木~高木、原産地:日本、朝鮮半島別名:コバノトネリコ(小葉の梣)、アオタゴアオダモ(青椨)の花言葉:幸福な日々、未来への憧れ。アオダモ(青椨)の誕生花:―流通時期:苗木を春~夏に見かけます。日本花卉ガーデンセンター、グリーンロケット、苗木部 by 花ひろばオンライン、園芸ネット プラス、トオヤマグリーン、関西緑化楽天市場店、千草園芸、SORAさんにあります。
2021.04.02
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