三崎真琴の「ぼちぼちいこか」

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2006年01月04日
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テーマ: 新撰組!(308)
カテゴリ: カテゴリ未分類
 「新選組!! 土方歳三最期の一日」を観ました。

 「新選組!」の続編が作られると知ってから、この日をずーっと心待ちにしてきたはずなのに・・・、
そんなにコーフンすることなく、意外と落ち着いた気持ちで観ている自分がいました。

 期待はずれとか醒めてしまったとか言うんじゃなくて、
 一本の良い作品をじっくり観た、という感じなのです。

 自分にとって「新選組!」の面白さは、近藤先生がいてトシがいて総司がいてぇ~、という、隊士のキャラ立ちまくりの(変な表現すんまへん)、群像劇にあったような気がします。

 今回のドラマは、島田魁や尾関雅次郎も戦っていたとは言え、やっぱり、
 土方歳三-榎本武揚-大鳥圭介、

 特に五稜郭のシーン(でいいんかいな?)は、山本耕史-片岡愛之助-吹越満という俳優さんの舞台を観ているような気がしました。

 キャスティングを知って、最初、「エッ、榎本武揚はクサナギくんじゃないの?」と思ったけど、
 愛之助さんで正解だったかな?

 あれだけ長時間のパワフルなセリフ、舞台俳優さんでないと務まらなかったのではないでしょうか?

 ここでの会話で、土方の心が
「死に場所を探すための戦い」から「生きるための戦い」へと変わっていくのですが、
 分かりやすくしようとすれば、榎本に心の中をズバリ言い当てられた土方のリアクションをもっとオーバーにして、しかもアップで撮ったりしていたと思うのです。
 そのへんのメリハリが極端になっていなかったので、さらに舞台っぽく思えたのかも知れません。


 三谷さんの、こういう説得モノ(と勝手に名付けてしまった)って、心の移り変わりが自然で、観ていて本当に面白いですね。


 榎本と別れる時、土方が最後に言った
「あんたは生き延びて、この地に夢の花を咲かせろ」


 ああ、土方は、やっぱり一番上に立つ人ではなくて、
 “夢を支える”人なんだなぁ、と思いました。

 土方の最期も、盛り上げて盛り上げてドラマチックに・・・というのではなく、けっこうあっけなかったので、
 私にとっては、新選組の完結編ではなく、別のドラマでした。



 だって、観る側と作り手側が1年かけて共有してきた、大河ドラマという土台の上に成立する1本、なんですもん。

 こんなゼータクな作品、一生のうちに何本も観ることは出来ないだろうなあ、と思いました。




 土方の回想として出てくるシーン、あれもほとんど新たに撮影したんですよね。
 試衛館の食客の皆さん勢揃いは、やっぱり涙が出そうになりました。

 回想シーンは、出演者の俳優さんによって、時間が「新選組!」とちゃんとつながっている人と、そうでなくて別の人の顔になっている方があって、興味深かったです。
 (特に、総集編の後なので、気になってしまった)

 個人的には、オダギリジョーの斉藤一のたたずまいが好きでした。






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最終更新日  2006年01月05日 10時02分39秒
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