ウンとかスンとか mamatamの日記

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2012.02.05
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カテゴリ: 読書
話題の作品です。図書館で予約していたのがようやく順番が来て、

とっても面白かったです

宇宙ロケットのエンジンの研究者として第一線を走っていた
佃航平は、打ち上げの失敗をめぐる責任問題から、仲間の
研究者や上司の人間性にも不信感を抱くようになり、
偶々父が死去したこともあって、開発機構を辞め、東京
大田区にある中小企業佃製作所の社長を継ぐことになった。
航平の社長就任後7年、順調に業績を伸ばしていた佃製作所は

通告を受け、時を同じくして主要製品である小型エンジン
市場で競合するで巨大企業ナカシマ工業から特許権侵害で
訴訟を起こされた。
追加の運転資金調達の必要に迫られた佃製作所に対し、
主要銀行は業績悪化は避けられないとして追加資金調達の
申し出を拒否、顧問弁護士の、法廷論争に必要な技術的知識の
欠如から裁判の行方も危ぶまれた。
しかし、経理部長殿村が、以前接触のあった国際的な投資会社
ナショナル・インベストメントを思い出し融資を打診してみると
同社は佃製作所の卓越した技術力を評価して、融資に同意した。
資金的には一息ついたものの、裁判が長引けば、運転資金が

ナカシマ工業の訴訟の真の目的は、佃製作所が資金的に早晩
行き詰ることを見越しての企業買収にあった。佃の別れた妻に
紹介された特許裁判の専門家である神谷弁護士はそれを見抜き、
逆に別の特許の侵害でナカシマ工業への訴訟を提案した。
佃製作所を資金的に追い詰めるためのナカシマ工業による裁判

新規の裁判で和解斡旋を勝ち取り、最初の訴訟を取り下げる
という条件と共に巨額の和解金を手にすることになった。
この裁判を利用して、宇宙ロケット開発のために、佃製作所の
所有する特許を安く買いとろうとしていた帝国重工の目論見も
外れ、特許権使用の方向で交渉が始まった。
航平は安易な特許ビジネスを拒否して、自社で製造した部品の
供給を帝国重工に提案する。
ところが若手を中心とする大多数の社員は、和解金によって、
資金繰りの苦しさから解放された上、会社の規模から見ると
度外れた額に上る研究開発費が、高額の特許権使用料収入に
よって、労せずして回収することができる事から、リスクを
伴う製品供給に反対していた。
また、帝国重工側も、キーテクノロジーの内製化という方針
のため、佃製作所からの部品供給を快く思わない者が多く、
受け入れのためのテストの実施に当たっても、評価担当者は
最初から反感を胸に佃製作所にやってきており、超一流企業
社員の優越意識をむき出しに、佃の技術や社員をバカにする
言動を繰り返すのだった。
社長航平の方針に反対し、また、当初帝国重工という存在に
萎縮していた社員たちも、ここに至って、佃プライド、佃品質
への自信に目覚め、帝国重工に目に物見せてやりたいと、
真剣に受け入れ試験に立ち向かい始めた。
自分たちの会社は、良い会社だ。帝国重工が、これをきちんと
評価できない程度の会社であるなら、大事な特許の使用も認め
るわけにはいかないと言い切るまでに、意識が変わったのだ。
財務内容、技術力、工場設部などすべての面で高評価を獲得
して、佃製作所の部品は研究所での受け入れ検査のため納入
された。そこでの検査もパスし、いよいよロケットのエンジン
点火実験に挑むことになったものの、一回目の実験の結果は
失敗だった。この実験結果いかんで、正式注文が決まるのだ。
佃の社員は帝国重工の研究所で自社の部品及びその周辺の
部品の提供を受け、失敗の原因究明に挑む。
非礼な言動を重ねる帝国重工研究員達の中で、佃は帝国重工製
部品に失敗の原因となった瑕疵を発見した。
佃製作所はその技術と製品の質の高さで開発中の国産ロケット
エンジンへの部品供給を認められ、また、部品製造特許の
宇宙ロケット部品以外への利用を探りつづけ、医療機器分野へ
の進出の道を見出しつつあった。
種子島での打ち上げ実験は、佃製作所の多くの社員が見学に
駆けつける中行われた。
カウントダウンからエンジン点火、そして打ち上げ成功。
東京の下町、大田区の社員100人余りの中小企業佃製作所の
大きな夢が実現した瞬間だった。

長くなりましたが、それでもまだあらすじです。
とはいえ、雰囲気はわかっていただけたでしょうか?
下町の中小企業が技術的に世界レベルの大企業をしのぐと
いう筋立ては、日本人の判官贔屓の嗜好をくすぐるようです。
大人のお伽噺。。。と言ってしまえばそれまでですが、
なんか、講談噺を読んでるような心地良さで、一気に
読んでしまいました。
特に、帝国重工の評価員達が審査のために佃製作所に
入り、その傲慢な態度に気圧されていた社員たちが、やがて
自分達の会社の優良さ、技術力の高さへのプライドに目覚めて
ゆき、極めつけは経理部長殿村の啖呵。。。

なんだか話に聞く「アラカンの鞍馬天狗」の映画を見ている
ようで、思わず笑みがこぼれ、拍手したなる爽快感です。
読後の気分はスカッとスッキリ、でした。





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最終更新日  2012.02.05 17:46:52
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