◆ アニメ 百妖譜 第二期 0
◆ アニメ 百姓貴族 2nd Season 0
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梨々華「おばさん、また聡介を自分のために演じさせるの?」いや、文化祭の劇に出るだけじゃん。(-_-;) お母さんは全く関係ないでしょう。芸能活動を再開するわけではないのに、過剰反応では?梨々華に凄まれた志摩君の母は「大事な用事があるの忘れてて…もう帰るね」息子の演劇を見ずに帰る。見え透いた嘘。せっかく来たのに。(>_<)梨々華の登場で、志摩君が子役だったことも、クラスメイトたちに知れてしまった。美津未〈あ…この人、わざとやってるんだ。子役やってたのバラさせたり、お母さん帰らせたり。志摩くんが困ること…〉で、とっさにコアリクイの威嚇ポーズで、二人の間に割って入る!志摩君を守ろうとする美津未・・・かわいいし優しい。が、梨々華にまさか「志摩君を困らせないでください!」とは言えないので美津未「梨々華さんも並ばないと、立ち見しんどいですよ!」と。こういうところ、さすが頭の回転が早いわ。向井「お~い、そろそろ準備」「子役だったの?!」とクラスメイトが沸き立ち、志摩君が戸惑っているのを察した迎井・・・気が利くね。玖里寿(くりす) が志摩君に「梨々華、また自分のために演じさせるのかっておばさんに」「正直、俺も言いたいことはわかるよ」玖里寿が梨々華に同意するってことは…志摩君は子役時代そんなに母親からプレッシャーをかけられていたの?!最後の公演・・・志摩君は役を演じながら、自己と対峙。(器用!)〈周りが自分に望んでいることならわかるのに〉〈俺が俺のためにやればいいってこと?〉〈なんで自分のこともわからないんだ…〉モノローグが続く。これまでの自分を分析し、思いがけないことに気づく。〈この感情は・・・嫉妬だ〉やりたいことがあって、ひたむきに取り組む美津未や兼近に、いつの間にか感化されたか。衝撃的な自覚・・・この俺が?!という感じだろう。驚きつつも、それを否定せず・逃げず、素直に受け入れるのが偉い。で、ついに梨々華に意思表明。「一緒に落ちようみたいな、破滅的なことはもうやりたくない」「学校 楽しいんだ」破滅的…まだ15,6歳だぞ(-_-;)梨々華「はあ?なに言ってんの?自分が幸せになりたいから、許してくださいってふうにしか聞こえないんだけど」「もう好きにしたらいわ!そん代わり、二度と顔 見せないで!」彼女は怒りを露わにするが、一転、帰路で付き添いの玖里寿相手にワーワー嘆く。■ 飲酒騒動は、自分にも非があった。なんだ!志摩君が止めたのについて行った が真相とは!■ 飲酒騒動で志摩君と自分の仲は`訳あり´になり、彼は自分といるとプレッシャーを感じてしまう。よって彼は梨々華「なんにも知らない子といる方が、気楽で楽しいんでしょ」暗い過去を共有しない女の子(美津未)といる方が気楽。■ 自分は勉学が苦手だが、志摩君は進学校に入り、こうして高校生活を楽しんでいる。それが悔しい。志摩君に対して、好意と苦々しさを抱えている。葛藤から彼に威圧的な態度をとってしまうのだろう。それは甘えだと思うし良くないことだとも思うが、微妙な心理はなんとなくわかる気がする。玖里寿「だからってさ、罪悪感を煽って脅すようなマネしなくたって、あいつはどっか行ったりしないよ。そんな人間じゃないし」「梨々華のことだって大事に思ってるよ」玖里寿、大人だなぁ・・・そしていい奴!15,6歳の男子が、こんなにしっかりした発言できるのかな。彼は梨々華に恋心をもっているの?梨々華はもっと素直にならないと。人との接し方も、改めないとダメだ。高校生2人でタクシーに乗る…さすが人気モデルだな。お金がある。文化祭が終了。全校生徒の前で挨拶する生徒会長の風上。余裕しゃくしゃく。彼は高嶺が一人、膝を抱えて泣いているのに出くわす。高峰「色々あるの!達成感とかホッとしたりとか」「きっとわかんないわ、風上さんみたいな要領のいい人には」生徒会長選で、サッカー部だったぽっと出の風上に負けた・・・それがくやしい。不意に風上が「うちってさ、T大 当たり前の家系で、親戚じゅう医者とかコンサルとか、そんなんばっかなんだよね」「親戚の兄ちゃんたちに会ってもさ、遊んでもらった記憶ない。みんな部屋にこもって勉強してた」「俺も部活は2年までって約束だったのにケガしちゃってんだから、要領いいとは言えねぇよ。でも何かしてぇなって、高校生らしいこと…」エリート一族の中で、運動部に所属するというのは異端か。そういう環境でもサッカーをやっていたが、思いがけず離脱。だからといって、勉強するだけの高校生活は送りたくない/親戚のガリ勉兄ちゃんたちとは別の自分でありたい そんな思いがあるのかな。処世術に長けたちゃっかり者だが `二年生までサッカーで活躍する´という希望が失われたことは `要領いいとは言えない´ということらしい。演劇部が人気投票で一位受賞。兼近、よかったね!大きく一歩踏み出した志摩君。朗らか。美津未〈今日はなんだか子どもみたい?〉自身を振り返り、気づきがあり、梨々華に率直な思いを伝えたことで、彼の世界が広がったからだろう。心が軽くなったのでは?* * *毎週とても楽しみにしていた番組なので、終わるのが残念。原作漫画を買って、続きを読む!美津未役の黒沢 ともよが非常に巧かった。志摩君を演じた江越 彬紀(えごし あきのり)も、役にピッタリだった。アニメーションを見るたびに、声優の技術の高さに感心する。兼近に好感(^_^) 友達になりたい。彼は、日大 芸術学部を目指すのだろうな。第二期の放送を期待。同じ思いの視聴者が多いようだし、原作者の高松 美咲さんも望んでいる。
2023年06月26日
いよいよ文化祭の日!生徒会長・風上にイライラする高嶺。おもしろくない存在だからね。美津未は、高嶺が文化祭を含む時期に生徒会長をやりたかったはずだ と彼女を慮る。(生徒会長の任期は1年だと思っていたが・・・学校によっては半年なのか?)美津未のクラスの演劇が好評。クラス一丸となって取り組んで、いいね!青春。観たいな。ミカ、修道女の役が似合っている。笑ナオちゃんとミカ、`ピンスタ´繋がり。笑 今風のつきあいね。中学時代の友達が遊びに来て、楽しそうな生徒たち。東京が地元でない美津未は、寂しさを感じる。上京したのだから、仕方ないね。たびたびナンパされ、顔を曇らす結月。美人がゆえに、煩わしいことがつきもの。誠の中学時代の友達がやってきたが、容姿端麗でハキハキした結月に戸惑う。そんな友達を見て、思わず結月の作品を熱心に説明し始める誠・・・嬉しくなる結月。チュロス、食べたくなってきた。(食べたことないが)風上「もうだいぶ空いてんじゃん。バカ正直に座ってないで、どっちかサボればいいのに(^_^)」バカ正直! 随分と露骨な物言いするね!彼は見るからに、要領良さそうだものな。志摩「先輩の、最終的な目標ってどこなんですか?」兼近「ご飯を食べる、出勤するみたいな毎日の営みに、到達点ってあんのかなぁ?僕にはまだ、想像つかないや」ほぅ・・・哲学的。私は彼が好きだ。今回はチンピラ役か?「Kの日曜日」観たい。笑志摩君の弟登場。ミカは子ども好きのようだな。号泣して志摩君に抱きつく坊やがかわいい。梨々華が文化祭にやって来た!志摩君の母親と鉢合わせし・・・いいなぁ、文化祭。私は全く記憶にない。何一つ、楽しくなかった学生時代。ただただ辛く、退屈だった。だから美津未たちが凄く羨ましい。
2023年06月22日
夏休み。帰省してゆっくり過ごす美津未。実家の廊下の幅が、都心のワンルームと同じだな。サトノスケがかわいい。朝寝坊する・・・疲れが溜まっているんだね。上京・高校入学 そりゃ精神的にも緊張の日々だから。文化祭に向けて、演劇の道具作りに励む兼近。通りかかった志摩君に「文化祭公演の脚本。今回のは本当に自信作なんだよ。もう無理に出てくれとか言わないからさ、読むだけ読んでみてくれないか?純粋に、君の感想が聞きたいんだ」しかし、すげなく断られてしまう。(>_<) 受け取ったらまた勧誘される・・・と用心深い志摩君。ミカ 「京都の有名なクッキー。よかったらナオちゃんにあげて」村上開進堂のロシアケーキだろう。ナオちゃんに`お世話になった´のは秘密。(^_^)夏休み明けの教室。美津未は、志摩君にお土産のイカ煎餅☺を渡したいが「どこか、遠くなった人」彼を捕まえるタイミングがつかめない。文化祭の説明会に出席し、規模の大きさを知る美津未。「あんなに盛大なんですねー!」〈どうしよう?この喜び、フミに言ったら自慢になってしまう!〉田舎とは違う、大々的な学校行事にワクワクする。都会に住む美津未が日常のあれこれを話せば、そりゃフミにとって`自慢´のように聞こえることもあるだろう。環境の違い。これから美津未はフミと話す際、気を遣うことが増えるぞ。〈なーんか`上から´なのよねぇ〉高嶺女史は、生徒会長・風上の言動に多少ムッとしている。笑志摩君を見かけると、お土産を持って急いで追いかける美津未・・・かわいい。「うちの文化祭って、来場者数が7000人近くにもなるって知ってた?!」「こんな華やかな文化祭って、ドラマの中だけだと思ってたんだよ。めちゃめちゃ楽しみじゃん!」気持ちが高ぶる。「いや、でも、こんなにはしゃいじゃ、学級代表としての威厳が損なわれるよね。志摩君みたいな、大人の余裕をもたないと」志摩〈違うよ、美津未ちゃん。俺は資格がないから立ち止まってしまうだけで・・・ためらいなく、まっすぐ進んでいける君らの方が、ずっと眩しくて・・・遠いよ〉志摩君の闇(-_-) 美津未も兼近もやりたいことに積極的で、こうなりたいという将来像を描き、ひたむきに努力している。確かにその姿は眩しい。志摩君には梨々華への申し訳なさがあり、それに囚われているようだ。自分のせいで彼女に悪い噂がついて回る…十字架を背負っている身で、心を開放してはならない そんな心理か。梨々華「自分だけ楽しく高校生活、楽しくやれると思わないで」この言葉が呪縛よ。ずしりと重い恨み節。生徒会室に戻ろうとした美津未が、タッタッタと小走りで戻ってきて「やっぱ志摩君、元気ないから三つあげる」かわいい!優しい!少し感動!〈九月はきっと、文化祭の準備であっという間です。そしたら夏が終わって、季節は残りあと半分。楽しく大事に過ごせたらいいです〉楽しく大事に過ごす・・・いい言葉だね。それが一番いい。
2023年06月10日
志摩君と動物園に行く美津未は、叔母(本当は叔父)でスタイリストのナオちゃんに、着ていく服の相談。「ごめんね。プロの意見を、こんな気軽に聞いちゃいけないと思ったんだけど」気遣い!まだ15歳なのに、こういう、プロに対する敬意を備えていることに感心するわ。偉い。ナオ「志摩って、あのシマ助!?」 男声になった。笑〈人気者のシティボーイって話じゃなかった?そんなのが、うちのおみつと?!〉シティボーイ(笑)大事な姪っ子が、都会の男子に軽んじられているのではないか・・・心配になり、こっそり動物園に同行する。笑ミカは、志摩君とモデルの梨々華が友達だと知り〈学校の外では、ああいうキラキラした人たちと繋がってたわけね。誰でも羨ましがる女の子連れて…志摩君、普通にミーハー男なんだ。あーあ、なんかガッカリ〉しかし、美津未と志摩君のことがどうしても気にかかり、動物園に行き跡をつけることに!「あ~あ。何やってんだろう、私」抑えきれない思いに突き動かされ、来てしまった。ナオちゃんが、自分と同じくこっそり二人を見ているミカに声をかける。〈そういえば、おみつは私のこと、何て説明してるのかしら?〉ふと考えるよね、そりゃ。で「どうも~、美津未の叔父です。これ、保険証」女装しておらず、男性に見えるからね。保険証(笑)なるほど、なにかと必要な場面が多いのだろう。で、二人で尾行。笑志摩君、手ぶら!物陰で二人を見るナオちゃん、拳を握りしめて憤怒の顔!笑ナオ「ぶっちゃけて彼、どういうつもりで美津未とお出かけしてると思う?」そりゃ、真意を知りたいね。ミカ「さあ。志摩君って、なに考えてんのかよくわかんないところあるから」うん・・・そうだね。ナオ「なぁにぃ!?」また男声。笑ナオ「うちのおみつが弄ばれてる、なんてことは…」直球だね。ミカ「す、好きって程じゃないです!高校生のうちに、ハイスペックな彼氏捕まえるのが目標なんで、私」ほ~。打算的というか、しっかりしているというか・・・。美津未と志摩君は、猛暑のため早めに切り上げることに。残念だが、美津未が熱中症になりかけているしね。(>_<)ミカ〈そうじゃない(志摩君がミーハーでない)ことぐらい知ってる。誰でも羨ましがる男の子を連れたら、自分も何かになれると思ってるの。私…〉は~、そういう気持ちがあるのか。ブランド品感覚か。`何か´とは・・・スマートで華やかで、多くの女子に憧れられる存在ってことか。美津未「志摩君、きょうだいは?」志摩「あ~…弟が一人…三歳」途端に表情が曇り、声のトーンも落ちる。明らかに`訳あり´だ。弟が三歳!そこに美津未が全く違和感を抱かないので「えっ?!」と思った。志摩君にパンダのマスコットをあげる美津未。付き合ってくれたお礼だね。気が利く子だなぁ。美津未「二個入りのお得なやつだったから、気にしないで」パンダのリボンが赤と青で志摩〈それは、カップル向けでは…〉そうかなぁ。私は「オスとメスか…」くらいにしか思わない。弟にお土産を買う という思考が全くない志摩君。どうやら お母さんが再婚~男児をもうける~志摩君は孤立気味 そういう状況か。美津未に促されてペンギンのマスコットを買ったが「やっぱこれ、美津未ちゃん、いらない?弟、来たことあるっぽい」と言い出す。「関係なくない?志摩君から貰うから嬉しいんだよ」「えっ、あ、そう かな」「当たり前じゃん!」ずっと家族仲の良い美津未と、そうではない志摩君の思考・感覚の違いが表れていたと思う。というか、多くの人にとって志摩君の感覚がズレているのでは。ミカを甘味処に連れていったナオちゃん。いいね。すてきな大人。* * *美津未の家で`お泊り女子会´することに。「あなたの叔母が、生物学的には男ということは伝えておいてね びっくりされると凹むから」笑 親によっては<生物学的には男の叔母さん>が家主の家に、娘を預けられない と思うだろうな。女装を驚かれることに慣れているのかと思いきや、傷つくのか…そういうものか。で、勉強会・・・さすが進学校。自主性がすばらしい。誠、しょっちゅうお菓子を食べている。笑 さらに〈ブルべ?〉わかるわ、仲間(^_^;)あら、結月は中高一貫校に通っていたのか(・o・)!「正直、友達とうまくいってなかったんだ」「恋愛関係のいざこざに巻き込まれることが多くて」中学生が(ー_ー)!!「空気読んでるうちに、何がイヤなのか、自分でもわかんなくなっちゃって。ああいう遠慮の仕方は良くなかったなって反省したの。今度は、もっと思ったこととか、ちゃんと口に出そうと思って。で、舐められないぞーみたいな気持ちで、気張り過ぎてたっていうか。あたし最初はちょっと、感じ悪かったでしょう」意外にも苦しい時代があったのだね。「あたしずっと、こうやって、肩の力抜いて話せる友達がほしかったんだ。だから嬉しい」自己反省して、前向きになって・・・素直ないい子だな。誠(結月に)「せんべい食うか?」絶妙なタイミング。笑 優しい。ミカ〈でも…結月って、この性格でこの顔でしょう。そんで頭も良くて。帰国子女っていうのも、多分 親が商社か大手メーカー。中高一貫通うような子なら、なおさら結月のスペックの凄さが理解できちゃうんだろうな。そんでまあ、ちょっと意地悪するくらいいいじゃんって気持ちになる子がいるのもわかる…と思ってしまうのは、私がそっち側の人間だからでしょうか」今時の十五歳は、ここまで考えが及ぶのか―。私は「ちょっと意地悪するくらいいいじゃん」とは思わないが、ルックス以外もレベルが高いことに注目し、羨ましく思う気持ちはわかる。あぁ、住む世界が違う人だなという気持ち・・・。正直言って`俗人´ミカに頷く自分もいる。塾で、女子たちから声を掛けられる志摩君・・・えっ、迎井が嫉妬?志摩君がモテることを、淡々と受け止める男子だと思っていたが。誠「柿ピーチョコ、うまいじゃん」美津未「甘いとしょっぱいを兼ね備えた、完全食ってことだね」また`甘いとしょっぱい´礼賛!笑 美津未、好きだねぇ。夕方「家族で外食するから」とミカが抜ける。が「もしかして、外食って嘘じゃない?」ナオちゃんにはお見通し。〈おみつの口からシマ助の話を聞くのがイヤと。完全に恋する乙女よね〉〈どうしてあんな物言いしちゃうのかしら?〉えっ、ミカが`ハイスペックな彼氏´を求めていると言ったのは虚勢?本心は、やはり志摩君に恋しているってことか。〈それでも自信がもてなくて、傷つきたくない・・・ちょっと懐かしい〉十代の頃の自分を思い出すナオちゃん。自己確立するまでの自分を重ねる。「外食の日 勘違いしてたって、今すぐおみつに電話しなさい」ミカの背中を押すナオちゃん。「なんに気後れしてんのか知らないけど、誰かと本当の友達になれるチャンスなんて、そうそうないのよ」すてきな大人だなぁ。言っていること、正しい。異論なし。志摩君が`仲間に呼び出された´と思って店に行くと、梨々華しかいない。騙された。「二人では会わないって約束じゃん」戸惑う志摩君。なにやら、意味深長だな。美津未を「珍獣っぽいのとか好きだもんね、聡介」と揶揄され「人の友達をそういうふうに言うなよ」ムッとして言い返す。すると「炎上騒ぎから四年も経ったから、もういいと思ってる?」「これから先も、ずっと詮索されて、攻撃の種にされるんだよ。あたしは、あんたに付いてったせいで」「自分だけ楽しく高校生活やれると思わないで」ミカが言っていた梨々華の「小学生で飲酒疑惑」に、志摩君が絡んでいた!というか、彼のせいか。憎しみを滲ませる一方「手、繋いで、子どもの時みたいにだよ」子役時代からつきあいのある志摩君を、今も慕っている。志摩君のダークサイドが徐々に出てきた・・・家庭のこと、飲酒のこと 事実は?
2023年05月31日
前期 生徒会の書記になり、はりきる美津未。新しい生徒会長は当然、憧れの高嶺だと思いきや・・・元サッカー部のエース・風上が選ばれた。これは、高嶺本人にも全く想定外だった。兼近、派手なアロハシャツ!なんとなく似合っているから良い。(^_^) 部活のある時以外は、必ず生徒会の座談会に顔を出すという。「皆勤賞なんだぞ。アイディアの多くは、他人との会話から生まれるんだ」演劇に役立ちそうだから、ということか。兼近が高嶺に声をかける。「いやぁ、むしろ副会長の方が、仕事が多くてやりがいがあるかもしれないよ。どの世界でもナンバー2ってのは、難しいポジションだ。とにかく応援してるよ!副会長!」慰め励ましたつもりだが、彼女は涙ぐんで走り去る。「うぉ!美津未君、僕って今、デリカシーなかった かい…?」顔!目が点(笑) うん・・・慰めになっていないな。最後の「副会長!」と強調したのがとどめになったでしょう。(>_<) 悪気が全くないのはわかるが、高嶺の心がグイグイと圧迫されてしまった。美津未「高嶺先輩の傷は、まだ癒えてないのです」やはり。* * *回想シーン前生徒会長からも「頼むな、高嶺(^_^)」と期待され、やる気満々だったのに、思いもよらない風上の立候補。ミカから・人気者で知名度のある彼には勝てない・高嶺が生徒会に熱心に取り組んでいることは一部の人しか知らない・高嶺の第一印象は、まじめ過ぎて怖そう と指摘され、美津未は納得できない。高嶺に憧れ、彼女こそ生徒会長に相応しい!と思っているから。しかし、結果はミカの言ったとおりに。「この`生徒会長になったらやることノート´を、彼にあげようと思うの」いやー、やめたほうがいい!余計なお世話だよ!役に立つと思うのが、甚だしい勘違い。逆に、自分がそんなことされたらどう思うか。こういうところはまだ`子ども´だな。風上が「生徒会長は一年間だけだし、先生へのウケもいい。目立つのが自分向き」と友達に話しているのを聞いた高嶺は、さすがにノートを渡すことをやめた。涙を落とす高嶺を、黙って見つめるしかなかった美津未。* * *「すぐに何か言ってあげたかったけど、言えなかったんです。私も先輩と同じことに、気づき始めてたから。努力は、自信になります。だけど、努力がいつか報われるって信じることは、凄く、凄く怖いってことです」15歳でこういうことを考える…なんて殊勝。ずっと自身と真剣に向き合っているということだ。毎日ダラダラと、ただボヤっと過ごしていた私とは大違い・・・天と地の差よ。生徒会の「当直」? どういうこと?放課後の活動を「当直」とは言わないよね?「俺も行っていい?今日、暇だし」志摩君も飛び入り(笑)で、高嶺・美津未・志摩 三人で過ごしていると、兼近がやってきた。三人に、彼が小五の時に撮影した処女作を見せる。「友達いなかったから、制作もキャストも全部僕」えっ…兼近に友達がいなかった?意外。どうしてだろう。「君ら、微妙に気を遣ってくれてるけど、笑っちゃっていいんだぞ!誰にも見せないよりは、君らが笑ってくれるならいいと思ったんだ」兼近なりの、高嶺に対する励ましか。カッコ悪い、思うようにいかなかった自分も笑い飛ばせってか。兼近の好感度がますます上がった!普通の小学生が「撮影」・・・その環境に時代を感じる。後日。高嶺「あのあと私、やっと気持ちの整理がついたの。今、私に足りてないのは、寛容と遊び」ノートには「明るい服」「流行の場所へ行く」「お祭り」などなど、勉強以外のことがびっしり。パンケーキ店の情報も貼ってある。風上に握手を求め「あなたからも、色々と学ばせてもらうわね」高二でこの言葉…感心するわ。この思考は`大人´だなぁ。美津未「たまーのたまになら、サボってもいいんじゃないですか?」高嶺「う~ん、そうねぇ、期末テストの結果によっては、少しなら」さすが進学校。基本軸はぶれない・・・高嶺は高嶺だな。= = =〈しますけ~!〉ナオちゃんが「男」になって笑った。(^_^;)結月「夏休みは、女子会もするよね。誰かの家で勉強会とかさ~♪」さすが進学校。女子会で勉強もするという思考。帰省前に動物園に行き、パンダを見る・文乃にパンダグッズを買う計画の美津未。志摩君にうっかり「二人で行かない?」と言ってしまい、焦る!が、志摩君は「いいよ」あっさりOK。〈あんなに女の子を気遣えて、察し上手な志摩君なのに、私の、この`これってデートじゃないの?´オーラに気づいてない!?〉【トモダチ100% 安心安全 石川県産】〈もしかすると、志摩君にとって私ってこんな感じに映ってるのかもしれない!〉笑 そうだね。忘れ物を取りに来たミカが、扉の陰で二人の会話をこっそり聞いていた。「フン!」当然おもしろくない。嫉妬 ドロドロ。やけに大人びた他校の女子が、教室に来た。尊大。「なんか、わかっちゃった」美津未を見て、小さく鼻で笑う。慌てて彼女を連れ出す志摩君。ミカは彼女が誰だか知っており、美津未に持っていたファッション誌を見せる。「あっ、さっきの人やのきゃ!」表紙を見て驚く。志摩君の友人らしい。モデルか。学校まで乗り込んでくるって、尋常ではないが・・・。
2023年05月25日
親友・文乃から「うち、好きな人ができて」と言われ、思わず牛乳を吹き出す美津未!豪快すぎて笑った!むせる演技もおもしろい(^o^) 声優の技術を感じる。* * *志摩君が欠席。学校には「風邪」と連絡があったが、実は「さぼり」。「聡介は中学の時から、迷惑をかけないことならサボっていた」と迎井から教えられ、驚く美津未。さらに、志摩君が夜遊びしていた噂があると知り、戸惑う。(あら、迎井にもファン出現か)翌朝の教室にも、志摩君の姿はない。〈大丈夫かなぁ。今日もだなんて…寝坊だけで二日も?もしかして、本当に体調悪いとか?!何かトラブルあったのかな…〉美津未の心配は増す。〈そういうの、言わなそう…〉確かにね。連絡なく登校しなかったら、先生が電話して確認とらないのか?いまどきの学校は、そうすると思うのだが。すると、志摩君が来た!「低気圧で頭 痛くてさ」梅雨だからね…気象病か。「おはよう!美津未ちゃん」志摩君から声をかけられたのに、何も言えない美津未。思わず無言でプイっとする。先生から、書類作業を頼まれる二人。〈なにも今日じゃなくても〉志摩君と接することに、抵抗を感じる美津未。志摩「あの~美津未ちゃん、なんか怒ってる?」美津未「怒っ、てはないけど…」「テスト期間中は、授業で大事なこと言うんだよ」志摩「まあ俺は、進級できればいいから。そんなことだったの?良くない?べつに」美津未「よ、良くないよ!じ、自分のこと適当は良くないし、夜遊びしてるとか言われるのだってイヤじゃん!」「とにかく、私が言いたかったのは、一年生でも期末テストは大事だし」志摩「それは、美津未ちゃんにとっては、でしょう」美津未の脳裏に「たかが入学式」「それはあなたにとってはでしょう!」がよぎる。志摩「ごめん!」しかし、美津未はそそくさと教室を出ていく。* * *美津未、自宅で〈うぅぅクーッ!根に、持ってたー!〉〈完全に出過ぎた真似をしてしまった―!〉志摩君は、自分のことをあれこれ言われるのを特に嫌うからね。しかし「私が、あの時のこと気にしすぎてるだけで、偶然の一致かも!〉〈怒ってはいなかったのかも〉〈そうだよ。悪い方に考えすぎてた。とにかく今は、テスト勉強に集中しよう〉悩んでいられないので、いい方に考え直す。で「それは、美津未ちゃんにとっては、でしょう」の冷ややかシーンを、都合よく笑顔に変える!志摩君が言っていない「価値観 認め合っていこう(^_^)」も付け加え、理想化しちゃった!(笑)* * *志摩君は友人・くりすに相談しに行くが、彼は勉強中で迷惑顔。「根に持ってたのかなぁ、俺」「一緒に学級代表やってる女子がさぁ、俺が適当に学校休んだりしたのが、信じられなかったみたい。良くないよってけっこう注意されて、やんわりチクッと言い返しちゃった。絶妙に嫌味っぽい言い方で。多分、傷ついてた」反省している。くりす「お前それやめろよ、マジで。笑顔の下でブチ切れてそうで、怖いんだよ」確かに。笑顔で、相手の胸にグサッとくることを言い放つから。くりす「でも、聡介にしたら珍しくねぇ?その手のこと受け流すのなんて、すげぇ得意でしょう」そう…他人からああだこうだ言われても、気に留めない性格に思える。志摩「なんだろうなぁ・・・その子に言われたくなかったってのはあるかなぁ」くりす「まっ!」(・o・)!驚く。志摩「思ってること話し合うみたいなこと、あんま意味感じないんだよね。大丈夫な時は、ほっといたって大丈夫だし、ダメな時は、なに言ったってダメじゃん」まだ15,6歳なのに、達観しているなぁ。くりす〈突き放すー。でも、お前がそうやって、人間関係のこと口にしただけでも、事件だと思うぞ、俺は〉今までとは違う志摩君に、内心 衝撃を受ける。壁にクイーンっぽい・ブルースブラザーズっぽいポスター(笑)* * *翌日も、志摩君に戸惑ってしまう美津未。『湿気で広がった髪』 わかるー!(笑)どうしようもないんだよー!雨の日の難(>_<)志摩〈メッチャ怒ってる…〉笑った。ミカ「喧嘩でもしたの?」美津未「あのね、私じゃなくて友達の話なんだけど…」ミカ〈わかりやす過ぎる!〉お見通しだよね。ミカ「わざわざ蒸し返して謝ったりしなくていいんじゃない?言いたいこと言ったんだったら、自信もたなきゃ」〈混乱してる、混乱してる!学級代表同士っていうアドバンテージがあんだから、そのぐらい自分でなんとかしなさいよねー〉うゎ、意地悪。高みの見物か。美津未に対する結月のスキンシップに驚いた。クールビューティーが意外なことする。美津未のこと、大好きなんだな。❀美津未〈心配したのも、良くないと思ったのも本当。だけど、言いたいことだったかと言うと、しっくりこないのはなんでだろう〉放課後、二人は思っていることを話して`仲直り´。ボタンの掛け違えのようなことになってしまったが、これで解決・・・だが、美津未は志摩君に猛烈にドキドキしてしまう!〈何だろう…さっきからこの、いたたまれなさ。この場を、ダッシュで去りたい感じ!〉〈クーーーッ!〉〈あれ?なんか蒸してない?今日の最高気温は20度だって言ってたのに〉志摩君に対して気恥ずかしくて、熱で全身が火照っている!「そういう友情もあると思うんだよねー!」赤面で、走りながら文乃に絶叫しちゃう美津未がかわいい。が、私の思いは美津未と志摩君は「友達」でないとダメだよー!その設定・関係が崩れたら、もうこの作品の魅力激減だと思う。つ ま ら な い。「友達」だからいいんだよー!しかし、主題歌(メロウ)の歌詞が「青い温度の正体が 恋だとしたら」これ!初回で聞いた時から「エッ…結局そこに行くのか…?!」とモヤモヤした気持ちに。まだ原作を読んでいないが、やはり恋愛に発展してしまうのか・・・(*_*)美津未の低音ヴォイス、怖い(笑)紫陽花がきれいだなぁ。映像美に引き込まれる。
2023年05月19日
美津未 「さすが東京の進学校だけあって、努力家で負けず嫌いの人が多く、私も日々刺激を受けています」意識の高い子ばかりの環境…いいね。環境大事!教室・・・クラスマッチ実行委員から大会の説明がされると「頑張ろう!オーッ!」意外とやる気を見せる生徒たち。勉強だけでないのがいいね。進学校の子は、何事にも負けず嫌いってことか。「イベントのモチベーション、こーんな高いの?!」美津未、引いてる・・・笑運動音痴の誠は、ブツブツ文句…やさぐれる。笑美津未も「実は私、凄く運動が苦手で!学級代表として士気を下げるわけにはいかないよ…」と志摩君に話すと「自主練する?昼休みだけならつき合うよ」シブシブ美津未を指導するミカだが、志摩君が来ると表情も態度も豹変。うゎ・・・(-_-)彼と接する機会が持てて ミカ〈でも、これは思った以上に、役得!〉確かにね。やる気につながっていい。ミカ〈ラッキーだったね、岩倉さん。そのまんま受け入れてもらえて。私みたいに食べたい物を我慢して、キラキラした部活に入って、キラキラしたグループに入って・・・そんな努力、しなくてよかったんだもんね〉理想の自分…おしゃれな女の子になるために、色々と苦労したり奮闘してきたのだね。志摩君は用事で来られないので二人で体育館に行くと、使用許可のない三年生たちがバスケットボールに興じている。しかもミカにぶつかってきたが、謝らない。勇気を振り絞って抗議する美津未。運よく別の三年生がやってきて、傍若無人な同級生たちを叱る。〈白井!柴本!心の許さじノート*にしかと刻んだからな!〉😠※ 江頭さんのことを理不尽に扱った人間の名前が全て刻まれている、魂のノート怒りの気持ちはよーーくわかるが、無意味だな。それで多少スッキリするならいいけど。ミカ 「あんたもね!ああいうのに関わっちゃダメ!」あんた・・・美津未「はーい…でも、あの福田さんって先輩はカッコ良かったよね!バシッと注意してくれて」ミカ〈きっとこういうところだ。私がムカつく奴の名前を二つ覚えている間に、岩倉さんは親切にしてくれた人の名前を一つ、覚えるんだろう〉〈とびきりの美人でもなければ、純粋でまっすぐにもなれない。私を一体、誰が選ぶ?〉まあ、ミカと同じタイプの人が多い…というか、ほとんどでしょう。ミカ 「村重さんも元バレー部でしょう。なんで私に頼んだの?私、岩倉さんにイヤな奴だったもんね。迷惑かけやすかった?」あぁ~、劣等感を刺激され、心のタガが外れたか。美津未「ちょっ~と当たりが強いかなって思ったことはあったんだけど…でも、私なりの思い返してみて、言い方はきつかったけど、嘘ついたりはしていないよなって。江頭さんの方が、忌憚ない意見を言ってくれると思って。実際わかりやすかったし、凄く練習して上手になったんだなってわかるよ」なんと返したらいいのかわからず、顔を赤らめて黙るミカ。照れくさいよね。美津未「人格的には褒めてないよ、そんな特には」言うね。笑** ** **大会当日誠の髪を編み込んでやった結月。女の子らしくていいシーンだな。誠…実は意外と美形なのでは。ミカは美津未の`ちょんまげ´をピンでかわいく留めてくれた。うん、その方が絶対にいい!誠のTシャツに「週休二日」なんだ、これ?(^_^)美津未「今日は皆にねー、浅漬けを作ってまいりました!」おいしそう!スマートフォンで試合の感想を述べ合う・・・いまどきねー。バスケットボールの試合で活躍する志摩君。カッコいい!と女子たちがザワつき、視線を一身に集める。美津未は浅漬けを持ってきたものの…ミカ「渡さないの?」美津未「うん。なんか、話しかけられる雰囲気じゃないし…」ミカ〈さすがの美津未でも空気を察したか〉ミカの予想どおり志摩君は大人気で、女子たちに囲まれる。とても差し入れできる状況ではない。兼近登場♪ エプロン・三角巾が似合っているぞ(^_^) 「運動能力では戦力外」でも、おにぎりを、こんなにきっちり・きれいに握れるなら良い。「一個ずつあげよう。ラップで握ったよ☆」優しいね。かわいい(笑)衛生観念もあって良い。兼近「寂しいだろうなぁ、志摩君。彼自身は変わらないのに、遠慮されることも多いのかなっと…」デリカシーの欠如はあったが、洞察力ある。美津未〈寂しいのは、私ばっかりだと思ってたけど・・・〉人気者で華やかな志摩君だから、美津未がそう思うのも無理もない。** ** **バレー部員相手の試合にも、ひるまず臨んだ美津未たち。優勝を逃してくやしいが(そりゃ、勝てるわけない!)充実感はある。いいね、青春だわ。結月たち「江頭さんも志摩君のことが好き、的な!」ミカ「違う違う!ちょっとカッコイイな~くらい、みんな思ってるでしょう?」いや!明らかに志摩君のことが好きでしょう。言動や思うことからいって。ミカ〈人を好きになる時って、ないものねだりみたなとこもあるから、もしかしてだけど、志摩君にないものは、ああいう子がもってたりすんのかなって、そんな気がして〉うん…初めからそんな気はするね。志摩君を応援する美津未、かわいい。正直言って、今もって「ミカが好き」とは言えないが、彼女が小学生の頃に苦悩の日々を送り、傷つき、そこから抜け出ようと努力~理想の自分の条件を叶えたのは、凄いバイタリティだと思う。自分に対する望みを捨てず、進む方向を決めて全力でやってきた・・・それは偉いと思う。自分にないものを持っている人を羨む気持ちもわかる。俗っぽい自分が悲しいような、残念なような気持ちも。
2023年05月12日
兼近は美津未の勘違いをいいことに、志摩君を演劇部に入れるための協力を依頼。←ずる賢い。で、美津未に、志摩君がドラマで子役だった映像を見せる。志摩君が「聞かれたくない」と不快感を露わにしたというのに、余計なことをする人だなぁ。性格が悪いというか、軽率というか。美「いや、待って・・・TVに出てたんだよね。私なら、自己紹介の時点で自慢している。言ってないってことは、皆に知られたくないってことなのかも」察しがいい。「それを`見たよ~ドラマ。なんで演劇部に入らないの?´ ダメダメ!デリカシーがなさすぎる!」そんなことを言ったら彼をガッカリさせるだろうし、離れていくかもしれない。このことで頭がいっぱいになり、何も手につかない美津未。で、思い切って志摩君に尋ねてみると志摩「あの頃は確かに一生懸命だったけど、楽しいというより、母さんが喜ぶからやってた」嫌がらず話してくれた。お母さん…どんな人で、彼はどういう家庭に育ったのだろう。美「あんまり怒らないであげてね。ちょっと強引だなぁとは思ったけど、兼近先輩なりに、部活のために必死なんだってわかったから」優しいなぁ。彼の熱意はわかるが、無遠慮なのも確か。美津未まで巻き込むし。志摩「凄いなぁ、美津未ちゃんも兼近先輩も。目標を明言するってことは、期待されたり、応援されたりするってことでしょう。俺は耐えられなかったから。情けないけど」お母さんの期待が重圧になったのかな。美「あっ!私も勝手にプレッシャーを感じて、ガタガタになったりしたよ!受験失敗したらどうしようって、ご飯も食べられなかったんだから」14歳で、食欲を失うほど悩むって・・・苦労したんだね。それくらい真剣で、頑張らないと入れないレベルの高校ってことだ。美津未が受験のプレッシャーで暗たんとしていた時、親友文乃が町中華に誘ってくれた思い出。あー、餃子が食べたくなってきた。美「自分の為にやっていることでも、知っててくれる友達がいるのは嬉しかったなぁ」孤独感が癒えるか。応援してくれる人がいるのは有難いし。美「私たちもそうしよう!これからもし、志摩君にやりたいことができたら、どうなっても志摩君の行きたいとこ行って、おいしいもの食べよう!」大切な友達だから、そうしたいのだね。志摩「約束ね」小指と小指で指切り。青春だわ。「絶対に入らないそうです!」口調(笑)兼近に志摩君の気持ちを伝える美津未。理由を知りたがる兼近に「言えませんな。友達だからこそ」そうだよね。それでいい。美津未〈友達、なのですが・・・小指がピリピリするのは、なぜなんでしょうか〉かわいいな。兼近は独り善がりで迷惑だったけど、あまり憎めないな。* * * *迎井と誠から、ゴールデンウイークは「中間試験の勉強をしていた」と言われ、ショックを受ける美津未。私も「早すぎる!」と驚いた。進学校なら別に珍しくもないのか?「私、自分はストイックな方だと思ってました。でも、高校に受かってからどうしても気が抜けちゃって」担任教師・花園に相談。〈クソ真面目ねー〉笑顔を見せつつ、内心はこれ。曲者っぽいな。が、落ち込む美津未に「我が校で、ストイックと言えば」生徒会・高嶺に会いに行くよう勧める。サッカー部から激しく抗議されても論破する・・・その凛とした姿に、すっかり魅了される美津未。たった一学年しか違わないのに`大人´に思えるのが学生時代というものか。男性教師〈我が校で、一番サボり上手な教師といえば、花園先生だよな〉なるほど、周りの教師からそう思われているのか・・・嫌味たらしい程`ちゃっかり´しているようだ。高嶺は「スケジュール管理」によって勉強時間を捻出しているという。隙がないようで実は`電車やバスに乗り遅れて取り乱す´悪夢を見ることも。←もう精神に問題が生じているだろう(-_-;)美「冷静な自己分析とたゆまぬ努力。カッコいいです、先輩!」尊敬の眼差し。高「今日 見ていて思いましたが、あなたはふとした瞬間に、ぽやーっとする癖があるようだわ」し、失礼だな!高「一分一秒、後悔のないように過ごさなくちゃ!」偉いね、まだ16,7なのに、しっかりしている。でも、その思いが過度だと・・・分刻みで動きたい高嶺は、周囲に関心をもって`ゆったりモード´の美津未にイライラ。「いや~、15分くらいで次のバスが来るっていいですね~。猫と遊んでたら一瞬じゃないですか(^_^)」こういう美津未がいい!こういう`余裕´を失ってほしくない。予定より遅れて移動する羽目になり、焦る高嶺。バスに乗ると参考書を開くが美津未「先輩、見てください! 東京にも、こんな景色があるんですねぇ」高嶺がムカッ!としながら外に目をやると、きれいな夕映えの風景。〈もう、いいか。たまにこんな日があっても〉勉強も大事だけど、夕焼けを見て「きれいだなぁ」と思うこと、そういう時間も十分価値あるよ と言いたい。美津未も、参考書なんて見なくていいから!深夜・・・またバスに乗り遅れ、泣く夢を見る高嶺。しかし猫が現れ、次にきたバスに一緒に乗り、星いっぱいの夜空の中を行く。その眩い光景に、高嶺は笑顔。少し「銀河鉄道999」みたい。楽しいな。あぁ、ファンタジー。美津未は憧れの高嶺を真似て、きっちりスケジュールを立てようとあれこれ悩む。「う~ん!後悔しないって何?!」15歳でこう思うのは偉いなぁ。後悔しないって何だろうね。美津未には将来(夢と希望)があって、家族や友達もあって・・・そういう状況でバランスよくやっていけたら最高だね。ところが翌日高嶺「あまり参考にしないでもらえる?どの時間が自分にとっていいことに繋がるかなんて、わかるのはずっと先のことだものね。だからやっぱり、あなたが選ぶってことが一番大事だと思って」16,7でこのセリフは`大人´だね。ガチガチのスケージュールにこだわり、そのとおりにやらねば!とピリピリしていた高嶺だが、美津未と過ごしたことで多少力が抜けたよう。よかったね。精神状態、少し危うかったし。`きっちり´もほどほどにしないと、つまらないし息が詰まるよ。美津未「でも、しばらく続けてみないことには。せっかくここまで計画したし」とにかくストイックに! と思っている。志摩「向いてないってわかってる方法に、固執するのって、それこそ時間の浪費じゃん。あはははは」笑顔だけど手厳しいことをハッキリ言う!志摩君らしいな。美津未には、大らかで優しい心を失わないでほしい。都立の進学校・・・日比谷高校か。
2023年05月05日
「熱々大陸」 笑 僅か15歳で年老いた自分を想像する(できる)のが凄いな。そこまで頭の中が現実的 というのが。しっかりしているなぁ。生徒会室へ行く美津未。なぜか志摩君と結月も一緒。笑すると、ドアの前にクラスメイト女子・久留米 誠が佇んでいた。(女性なのに`誠´…令和だな)生徒会長から、執行部をサポートする「つばめ会」を教えられた美津未たち。「お茶でも飲んでおいきよ」! 高校生の言葉遣いではない(笑)美津未〈思えば、今までの連絡先交換は、向こうから訊いてくれたからできていたこと。幸運に甘んじているだけでは、熱々大陸は遠い!〉自分から動こう!ということだね。* * *STAR MAX COFFEE 笑フラペチーノに感激する美津未。しかし誠は〈こんな浮かれた飲み物〉笑〈私もなに同じの注文しちゃってるんだろう!?圧が凄かったとはいえ、こんな!〉笑しかし飲んでみたら〈思ってたより、おいしい〉まんざらでもない。よかったね。美津未と志摩君 という組合わせに誠「なんか意外で…二人全然タイプが違うのに仲いいから、どうしたらそんなふうになれるのか…」誰しも抱く疑問を率直に口にする・・・が、他意がないので嫌味には聞こえない。志摩「趣味が合ったら気が合うってわけでもないしね。ちょっとしたことなんじゃないかな。一緒に食ったら、なんか飯がおいしいとか」そうだね。結局、そういうことだ。趣味が同じなら仲良くなれるとは限らないのは確か。それを既に理解しているのが`大人´だな。美津未「結月ちゃんからなんか来てる…生徒会、どうだった?だって」志摩「心配してくれてんじゃん(^_^)」結月、ああ見えて優しい子だな。美津未「そうだ!写真送ってあげよう!スタマ来てるよーって」「ブレブレ!」笑さらに志摩君「ハハ!このまま送っちゃおうよ」彼のこういうセンス、いいな。ユーモアあっておもしろい。結月『は、なんでさそってくれなかったの』←涙目のシロクマ志摩「村重さん、こんなキャラなの?(^_^)」うん、意外だよね。友達とカフェで自撮りして共有・・・令和の青春だわー。* * *誠が美津未を映画に誘う!思い切ったね!美津未「英語の課題小説のやつだ!映画もあったんだ」つかみ良し!で、わらわらと他に5人もやってくる。笑誠は、おばあちゃんみたいな服装・・・ダメだ。ミカ「フフ。思ったとおりこの二人、絶妙にダサい!あれ?なんかリュックだけ高そうだな」ナオちゃんから借りたリュック58000円!しかし、颯爽と現れた結月を見て、自信喪失。(そこは渋谷のど真ん中…結月なら、必ずスカウトされるはず)ミカ〈結局美人って、シンプルな格好で決まるんだよね。こんなゴテゴテ着飾らなくたって〉肩を落とし俯くミカに志摩「江頭さんってお洒落なんだね。洋服とか、好きなの?」彼女に気を遣って言った?「本当!モデルさんみたい!今度、どこで服買ってるか、教えてね!」無邪気な美津未。ミカ〈ホント、掴みどころないなぁ〉皮肉めいたことを言ったり、こうして褒めてくれたりね。ファミレスで、勉強の話をする・・・さすが進学校の生徒たち。アプリで勉強・・・令和だな。美津未「おぉー、こんな未来の勉強法が!」ん?!いまどきの学生なのに、使ったことないのか。結月は誠にフレンドリーに接するが、誠は緊張の面持ちで、ほぼ無言。明らかに戸惑っている・・・そんな誠に結月は「なんかごめんね。本当は、美津未だけ誘いたかったんじゃない?あたしみたいなタイプ苦手なら、今日は無理に話しかけなくていいから。気 遣わなくていいよ。せっかくの休日だし」そう言って誠から離れる。察しがいいし優しい子だな、結月は。本当に優しい。誠〈だって、仕方ないじゃん!私のこと、ダサいとか思ってんだろうなって考えたら、萎縮しちゃうんだもん。急に仲良くなんて、無理〉誠の気持ちもわかる。「内心、バカにしているだろう」と疑心暗鬼。これまで、散々イヤな思いをしてきたのだね。美津未〈ゆずちゃん、久留米さん・・・もしかして全然仲良くない?!〉〈しまった!ひと学年8人の頃の感じで誘ってしまったけど、人数が多い分もっと人間関係に配慮すべきだった!〉自分は結月と仲がいいし、誠とも話すようになったから「皆、すっかり友達になったでしょう」という感覚だったか。* * *映画館美津未〈間に入ってみたものの…〉気を遣って結月と誠の間に座ったが、どうしたらいいのかわからずガチガチになる。笑志摩君に気づいてほしくて目線を送るも「塩味も食べる?」ポップコーンを手渡される。笑で、ひとまず食べてみると「ん?!しょっぱいと甘いが交互にきておいしい!」自分のキャラメル味と志摩君の塩味をガツガツ食べる。笑〈他人(ひと)の、めっちゃ食べるな!〉ミカが引く。笑美津未「久留米さんとゆづちゃんにもあげていい?」おいおい(-_-;) しかし優しい志摩君「どうぞ」美津未「私は今日から、キャラメル&塩派だな」天衣無縫な美津未がおかしくてたまらない結月と誠。誠〈そうだった。あれ(フラペチーノ)をおいしいと思える自分もいたのだ〉 〈今日から、キャラメル&塩派〉誠の心に、大きな変化が。こっそり結月に、前向きな思いを伝える。(こういう時、ラインというものは便利だな)素直なのがいい。一歩 しっかり踏み出せた。さっそく誠を買い物に誘う結月。いい子だなぁ。(しかし、誰が見ても異色の組合わせ)ミカは、美津未に対する志摩君の言動に気を揉む。〈街の記憶は、人の記憶だと思います。なので、私はきっと、この場所を好きになります〉田舎も都会も、かけがえのない人達と楽しく過ごせる場所ならば。
2023年04月29日
ナオちゃんは男性!(女装している)とは、気づかなかったわ。○学校クラスで、自己紹介。寝不足の美津未の顔!怖い(笑)「三月三日生まれ」 だから「みつみ」か。「官僚になりたくて」 15歳になったばかりの子が、この発言!〈私は、期待値の上を行く女!〉で、大きく出てクラス中が引く(+_+)志摩君と愛犬サトノスケ、確かに似ている(笑)先生「じゃあ次は、チャチャ―ッと学級代表を決めてほしいんだけど」チャチャ―ッと(笑)美津未が立候補。志摩君は友達に促され、あっさり承諾。二人が学級代表になる。彼は「美津未とならやってもいい」と思ったのだろうな。女子たち〈えっ、なんか…〉〈いや、まさかとは思うけど…〉〈あの二人、いい感じじゃあるまいな?!〉まあ、そう思うよね(笑) 10代の子が`あるまいな´という言葉を使うかな?笑ミカ〈志摩君って天然たらし?それとも確信犯? 一応、探り入れとくか〉二人の仲が気がかり・腑に落ちないミカは、怪訝な顔。天然たらしという言葉、初めて聞いた。で、ミカがカラオケに行こうと言い出す。もちろん、志摩君も誘う。ミカ「岩倉さん 来るよー」志摩「本当?じゃあ行こうかなー」で、内心ムッとするミカ。さらに〈村重 結月…こういうあからさまな美人を、誘いたくなかったなぁ〉笑顔の裏で、あれこれ思いを巡らせ考える。ミカが美津未に`助言´。「岩倉さん、志摩君の言うこと、真に受けない方がいいよ。あんなカッコいいとさ、何人もの女子から好かれる状況が普通なわけじゃん。揉め事の元になるから、処世術として皆に優しくなっちゃうんだよね」「あっ、変なこと言ってごめんね。でも、傷つくのは岩倉さんだから」うゎ~、性悪だろう。結月に聞こえたみたい。〈そっか。そうだよね。ちょっと浮かれてた。でもなんか…聞きたくなかったなぁ〉複雑な心境になる美津未。少しかわいそうだな。ミカの敵対心には気づいていない。* * *○カラオケ店ミカ「岩倉さん、後払いだよ。もしかしてカラオケ初めて?」美津未の返事を待たず、サッと行ってしまうミカ。これは意地悪?嫌味のつもりで言ったのか。「先払いのところもあるよ」優しく声をかけてくれる志摩君。しかし美津未〈真に受けない、真に受けない。志摩君は皆に優しい〉ミカからの忠告が、脳裏に刻まれているから。タンバリン、うるさい!結月「居心地 悪くないの?明らかに、志摩と仲良くなるためのダシにされてんじゃん。意味わかる程度の方言 聞き返してバカにしたり。気づいてるよね?」あなたはハッキリ言いすぎ。もう少し、言葉を選んだ方が(-_-;)美津未〈き、気づいてませんでした〉笑った!結「帰りたくなったら言いなよ。あたしも抜けたっていいし」クールビューティー、意外と優しい子みたい。美〈難しいなぁ。中学校は8人きりだったから…人間関係がこんなに難しいなんて思ってませんでした。人の心ってわかりません〉これまで田舎で過ごしてきた彼女にとって、都会の人の多さに次ぐ試練。幼なじみに囲まれていた学校生活とは違う。戸惑い、気分が重くなったところで文乃から電話が。〈フミがここにおったらなぁ なんて言ったら心配かけるよね〉気を遣う。文乃「こうして毎日電話するようになるなんてね」毎日!?それはしすぎだろう。故郷の親友と話して、気が晴れてよかったね。木之元「気になってたんだけどさー、そのピンってさ、おしゃれ?」美津未〈どういう意味…?いや、わかるわけないか、出会って二日だもん。こんなこと考えたって仕方なかったんだ〉あれこれ裏読みしても無駄だ、と思い直した美津未。一つ学び、少し強くなった。〈志摩君も、ヘンな分析してごめんね!〉笑った(^_^)「テッテケ トコ次郎」まさかの`子ども歌´熱唱に呆然とする面々(笑) 美津未、意外と歌がうまい。活舌いいわ。〈いつか、そんなふうに笑い合える人が、この中にもいるのでしょうか?そうだったら嬉しいです〉新たな人間関係が始まったばかり・・・さて、どうなるか。これからだ!美津未の選曲と歌声は大受け。皆が盛り上がる中、微妙な表情のミカ。結月「ねえ、ID教えて」美津未を気に入ったのだね。 「あたしカラオケって好きじゃなくて。でも今日は、美津未のお陰でけっこう楽しかった」優しい笑顔を見せる結月。いい友達になれそうだね。(しかし、スカート短すぎる!)美津未〈人の心ってわかりません。だから、少しずつ…〉そうだね、焦らず少しずつ理解しあえるようになるといい。解散後も、志摩君を追うミカ。志摩「江頭さん、もう少し肩の力を抜いてもいいんじゃない?その方が、きっと楽しいよ」図星を突かれ、顔が赤くなるミカ。恥ずかしいよね。〈なに それ…!〉少し怒りも交じっているのか、いないのか?ミカを置いて美津未を追ってきた志摩君。美津未〈やっぱりサトノスケと似てるなぁ…〉で、つい「サトちゃんは…あっ!」笑 美津未 かわいい!「誰と間違えたの?」「実家の…犬」笑い飛ばす志摩君。いいね。さらに美津未から「だって、毛の色とかそっくりで!」と言われ「髪ね、触ってみる?」サトノスケを触るみたいに、両手でガシガシ遠慮なく触る美津未(笑) それをおもしろがる志摩君。* * *○学校志摩「みつみちゃん、おはよう。俺のことも、サトちゃんでいいよ」美津未「それは犬だから」笑った!昼休み、演劇部の兼近が乗り込んできて「岩倉 美津未さんってこのクラス?」結月「何か御用ですか?!」美津未を守るような眼差しで返答する。いい子だな。志摩「先輩、知らない後輩 怖がらせるの、やめてもらえます?」ニコニコ言いつつビシッと注意する。美津未「みんな、ちゃんと考えてるんだなぁ」クラスメイトたちから部活に対する考えを聞いて、自省する。演劇部の公演。観客が少なすぎて気の毒。〈驚くような発見や成果というのは、きっと、こういうひたむきさの延長線上にあるのだと思いました〉演劇を見て、15歳でこういう感想を抱くって凄いな。三「志摩君は、選択に凄く迷った時どうする?」志「部活のこと?うーん、迷うようなことは、結局たいしたことじゃなかったんだって思うようにしてるよ。譲れないほど大事なものって、そんなにたくさんないでしょう」おっ…大人びたことを言う。こういう心情になる=何かそれなりの経験をした と思われる。三「志摩君は、軽やかで、よく笑って、優しくて。だけど寂しい感じもするような・・・なんだか不思議な人です」いつも穏やかで笑顔の志摩君に、影を感じた美津未。兼近「思い出したぞ!君、かなで君だろう?!」「僕の父があのドラマのファンで」志摩君は、子役として芸能活動していた時期があったということか。興奮する兼近に志摩「わかりませんかねぇ。聞かれたくないんですよ。そんなことも察せられなくて、よく劇作家とか言えましたね」辛辣な物言い。ミカに対してもそうだった。思ったことを率直に伝える。相手の自尊心を傷つけることでも、構わず言い放つ。○ナオ宅「ナオちゃん、私ね、部活に入るのやめようと思う」えーっ、それは勿体ない!入った方がいい!「でもその代わり、生徒会に入ろうと思って。今から自治というものを経験しておかないとね」ん?部活をしつつ生徒会の活動もする というのが普通では? 15歳から「自治を経験」という言葉が出るとは!「カーッ!やっぱいいわね、高校生って。夢いっぱいのキラキラだわ」わかる。「そお?私は定年までこんな感じのつもり」15歳の発言とは思えない(-_-;)美津未がかわいくて、愛おしくなる。彼女が通学カバンを背負った姿が好き。志摩君には何か、言いたくない・触れられたくない過去がある。どんな経験で、どんな事情があるのか?彼が誰かに手厳しいことを言うシーンは、正直言ってあまり見たくない。言われた方の心情を想像してしまうから。オープニング曲が良いのだが、歌詞が聞き取れないから検索した。読んで「あ~なるほど…」と思った。意外と`深い´気がする。兼近、今のところ私は嫌いじゃないな。ハイヒールを履き慣れるよう頑張って、演劇に一生懸命だ。「テッテケ トコ次郎」が頭から離れない。
2023年04月26日
原作 高松 美咲(2018年~ 講談社 月刊アフタヌーン連載 )監督 出合 小都美(であい・ことみ)アニメーション制作 P.A.WORKS少し前に人気漫画だと知り、読みたいと思っていたらアニメ化。* * *高校進学のため、田舎から上京してきた少女・美津未(みつみ)。父親のきょうだいナオ(妹か)と同居・・・安心ね。広くてきれいなマンション・・・いいな。「私の高校生活に失敗はない」えっ!意気揚々を超えて、嫌味に聞こえてしまうわ。「なぜなら、私には明確な人生設計があるから!」「東大法学部を首席で卒業~総務省で過疎対策に大きく貢献~定年後は地元で市長 財政を大幅に改善」 ひぇ~!まだ15歳にして、ここまで具体的に思い描いているとは驚き。いまどきの子は情報量が多いとはいえ、なんというか…大人じみている。エリートを自負しているが「井の中の蛙 大海を知らず」 これから都会で揉まれ、思うようにいかないことも起きるはず。* * *で、さっそく「迷子」になってしまった。だが、通りかかった爽やか美男子・志摩君が声を掛けてくれ、一緒に学校に向かう。「そんなこの世の終わりみたいな…たかが入学式じゃん」「それはあなたにとってはでしょう」言い返された志摩君は意外にも、穏やかな表情のまま。(少しも驚かないって凄いな)しかし美津未は、己が放った言葉にハッとする。「お父さん・お母さん・・・東京は猛スピードの街です。お姉ちゃんは簡単に波にのまれ、動揺して、さらに状況を悪化させ、挙句、こんな親切な人に八つ当たりしてしまいました」「たった半日で自分の正体を見た気分です。恥ずかしいです」あら、意外と素直にしくじりを認め、さらに自己嫌悪。志摩君に悪いことしたと思っている・・・いい子だな。裸足になって走る美津未!危ないから、せめて靴下は履いて!と思った。彼女は、新入生代表として挨拶することになっていた!そりゃ、遅刻するわけにいかない!志摩君と違って「たかが入学式」ではない。幸い間に合って「やれやれ」と思いきや、慌てていたため原稿をカバンに入れたまま壇上に上がってしまった!しかし動揺せず、驚異の記憶力と集中力で予想外の危機を乗り越えた。ホッとしたものの、睡眠不足+ダッシュ+極度の緊張のせいで急に気分が悪くなり、今度は吐いてしまう!* * *教室に行くと〈初日から‹吐いた人›になってしまった〉誰も寄ってこない・・・で、思い切って後ろの席の女子に声を掛けるも「雑に扱われた気がする・・・」そこにやってきたのが志摩君。途端にクラス中の注目が集まる。キラキラした笑顔の志摩君に見惚れる美津未。「岩倉さん、俺たち友達になろうよ。ID教えて」さっそく志摩君と友だちになった美津未に、先ほど素っ気なかった女子が「私にも教えて♪仲良くしたいな♡」と優しく話しかけてくる。手のひら返し・・・だが美津未「さっきはタイミングが悪かったのね」勘づかず。* * *ナオが買ってきたお惣菜、おいしそう。ナオ「今の子がハイカラって言葉、使うのかしら?」確かに!* * *美津未の妹「姉ちゃん、うちらには完璧やったとか言うけどさ、本当は、駅で迷子になったりしとるんじゃないかって話とったんよ」まさにそのとおり。母「あの子は、勉強以外はズレとるさけ心配で」優等生だけど、世渡りは・・・って感じか。岩倉家の玄関より狭いワンルーム、都内にあるだろう。* * *ファミリーレストランで、中学時代の友達と話す志摩君。女子「(入学式に)出られなかったの?!」志摩「いや、駅から走ったから」女子「フッ!あんたが?」志摩君が走る(急ぐ)=珍しいこと なのだな。いつも泰然自若なキャラクターのようだ。志摩「俺、もうそろそろ行くわ」女子「なに?もう帰んの?」女子「ちょっと!逃げる気?」志摩「そんなんじゃないけど、早めに帰ろうかなって。明日遅刻したらイヤじゃん」帰りたいと思ったら帰る。心ならずも友達に合わせたりしない。志摩君、イヤなこともサラッとかわしていいね。男子「よっぽどいいことがあったんじゃないか?今日」どこか楽し気だったからね。志摩〈やっぱ楽しまなくちゃ、高校生活〉常に柔和だが、学校生活に関心なさそうだった・・・が、美津未と出会って少しずつ変わっていくのか。* * *「今日の失敗はノーカウントにしよう。初日だもん」都合よく考える(笑)失敗は失敗として、素直に認めればいいのに。でも、これが若いってことか。「新入生テストも、春休みの宿題 散々やったしね。ウンウン」「明日からは大丈夫でしょう。私なら」優等生だから自信があるのだね。なんでも思うようにいく、うまくいくと期待している。だんだん、お勉強できることが全てではない とわかってくるだろうが。* * *オープニングの曲、歌詞がよく聞き取れない。でも、ちょっとヘンなダンスが楽しそうでいいね。美津未の実家にいる、大きな犬がかわいい。水色の制服、目立つ!全体的に、色のトーンが柔らかい作品だな。
2023年04月07日
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