◆ アニメ 百妖譜 第二期 0
◆ アニメ 百姓貴族 2nd Season 0
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大きな地割れができた!どう見ても飛び越えられる幅ではないが、全員が助かった!(おんぶして飛べるわけないだろう!)若いって凄いわ。私なら、足がすくんで無理。腰に石の打撃を受けてしまった結花は、体調が悪化。毒雲から逃れ、洞窟に避難。壁に、丁寧に書かれた文字と絵が残されていた。`第二人類´という衝撃の文字が。浅海「砂漠が地球全体を覆い、食料や資源を巡って、破滅的な最終戦争が起きた」男子「僕たちみたいな人間は、もう僕たちしかいないんだ…。やはり僕たちも、滅びる運命なんだよ。生きる意味なんて、もうないんだよ」「生きる意味はある・・・あるよ」苦痛の中、絞り出すように反論する結花。ヘトヘトになりながら、やっと学校に戻ってきた一行。「ただいま」生徒たちが口々に言う。「ただいま」と言える、唯一の場所・・・。富士山が噴火~地震が起き、僅かに以前いた世界…`過去´とつながる。すんでのところで現代に残れた女子「いた。あいつら、生きてた」浅海たちのいる未来に、一時的に腕をもっていかれたことで、確信する。「死んでねぇんだよ!あたしは見たんだ!見たんだよ!みんな生きてんだよ」TVカメラの前で必死に訴える。結花が逝く。* * * 現代の公園・・・思いがけず結花が現れ、驚く藤沢。「私ね、藤沢の先生になれてよかった。よかった。ずっとそれ言いたかったんだ」「俺もずっと言いたかったことある。ありがとう。先生がいたから、俺の人生 変わったんだ」続いて「先生のこと、好きなんだ」と告白するかも…とドキドキしたが、しなかった。・・・それでいい。「幸せだったよ。この世界に生まれて、良かったって思う」結花の姿が消える。穏やかな表情で、空を仰ぐ藤沢。* * *結花の亡骸に寄り添って泣く浅海を、大きくて不気味な生物が取り囲む。「殺すなら殺せよ。よえーんだよ、俺たちは。お前らはさ、悲しいとは嬉しいとか、誰か守るとか何か守るとか、生きる意味とか、そういうの何もねぇんだろう。シンプルに生きてんだろう。俺はダメなんだよ!よえーからさ。そういうのなしじゃ、生きられねぇんだよ。・・・ただ生きるだけじゃ、足りねぇんだよ」「それが無駄だって言うなら・・・でも・・・それでも俺たちは、生きるしかねぇんだ!」どう生きるか・・・単に生き延びることは虚しい、耐えられない と。【心や生きる意味は、生存には必要ない。弱い生き物は・・・滅びるしかない世界だ】去っていく怪物・・・意外と少しは情がある?!「きっと今ここで生きてる人間は俺たちだけだ。だとしたら、俺たちここで生きていくべきなんじゃないかな。俺たちは、何ものかの手によって過去から過去から未来に蒔かれた、人類の種なんだよ」「ここにいる皆で、生きようぜ、これからも」浅海が演説するも「それでも帰りたいって言ったら…」高松が小声で言う。それはそうだよね・・・帰りたい!!「次の噴火の衝撃で、過去に飛ばしてみたいと思います」我猛がなにやら装置を作った。「手紙、書かないか?元の世界の人たちに、どうか、どうか未来がこんな世界になりませんようにって、祈りを込めて」地球の行く末を知ってしまった身として、過去の人類に訴えたい。<かおるへ。もし、この手紙が届いたら、もう、俺のことは忘れてください。かおるには、幸せになってほしいから> 涙が溢れる高松。これが本当の愛だな・・・自分のことより相手のこと。彼の携帯電話が鳴る。「忘れないよ かおる」瞬時に消えたメッセージ。ごく僅かに`過去´と繋がっているってことか。水川 あさみ、きれい。結花もノートに `2002年にいるあなたたちへ´と題した文章を書き残していた。再び富士山が噴火。浅海たちは我猛の作った装置に手紙とノートを入れて、過去に飛ばす!* * *生徒たちで賑わう学校・・・浅海は、ぼんやりとその光景を見ている。共に未来で過ごした生徒たちは、全く何事もなかった様子だ。誰も浅海に反応しない。教室で、結花が待っていた。「三崎さん、ごめんね。俺たちは生きるよ。いいよね?俺、間違ってないよね?」笑顔の結花。・・・これは、準 過去? まぼろし?* * *装置がグングンと、時のトンネルを突き進む。やがて装置は粉々になり、中に入れた手紙・ノートも千切れてバラバラに。浅海と結花が、商業施設でお茶している。初めて出会った日のシーンだ。その晩、浅海が携帯電話を盗られる前・・・空から小さな紙片が、ひらひらと落ちてくる。『どうか今を』未来から来た、結花のノートの断片だ。それを見た浅海は、彼女に電話する。「今の今でなんなんですけど…会いません?あの~もうちょっと話したい事あって」すぐに会いに行く結花。二人の将来が変わる!これが、浅海が戻りたかった本命の過去か。パラレルワールド?最後に映った緑の木々と草原は、良い未来・こうであってほしいという未来を表しているのか。人類が間違えなかった未来。地球が荒廃せずに済む未来。`ロングラブレター´とは、浅海や結花、生徒たちが大切な人に宛てて書いた手紙のことか。青春ラブストーリー、SF、地球の危機警告ドラマ。常盤 貴子がきれい・演技がうまい。窪塚 洋介も見た目いい。演技は、うまいと思う時と「…ん?」と思う時があったが、浅海という役にはまっていたと思う。10代だった山田 孝之も、演技が達者。(かわいい少年)結花の黄色いコートが土で汚れても、次の回では新品みたいにきれいになっていて「えっ?!」だった(笑)常に眉毛がきれい…整っているのも含めて。「今を生きろ」 誰と、どう生きるか。久しぶりに原作を読みたくなったが、怖すぎるから迷っている・・・メンタルが、若い頃と違う。
2024年01月10日
池垣が亡くなっていた。浅海は、結花が見つけてきた薬と`緊急手術´によって、奇跡的に回復。生徒たちが立派!よく立ち向かったなぁ。行動力…勇気と覚悟に脱帽。浅海もよくぞ…耐えきった。見ていられず。学校があった場所で、廃棄物の不法投棄を行う男たちに遭遇するかおる。抗議するも「ややこしいゴミを処理するのが、おじさんたちの仕事なの」「人類のためにやってんだよ」」「快適だろう、今の暮らしは。そういうことのためには、誰かがこういうことやんなきゃ」このように言われ黙り込む。呆然と囲いに沿って歩いていると、一人でゴミ拾いする藤沢(妻夫木 聡)に出会う。結花「かつて私たちは、見たくないものを見ようとせずに、自分の周りだけが幸せならいいと、そうやって生きてきたのかもしれない」「そして今では、目の前に叩きつけられるその現実を、見つめなくてはならない世界にいる」人間の自己中心により、環境破壊が極まった。「地震を起こすの。爆弾を作るの。それで、人工的に地震を起こせば、もしかすると」元の世界に戻れる可能性に懸ける生徒たち。だが、そんな大地震を起こせるわけがない。ピストルを持つ関谷が西を人質にし、皆に地面を深く掘るよう命令。飲み水がほしい。「この水、本当に危険ですよ」浅海が関谷に忠告するが、結花に「飲みなさい」。西の頭にはピストルが突きつけられている。やむなく結花が水を飲もうとした瞬間、大友が奪い取って口に入れ、途端に苦しみだす。「学校の下の土は、かなりの有害物質で汚染されている」「地下水も飲めないのか」「一体誰が」人間による害毒の結果を、目の当たりにする。かおると藤沢、二人で学校の周りに捨てられたゴミを拾う。「忘れそうで…怖いんです。半年たって皆が、ていうか私も、時間が経つにつれて、この学校のこととか、あの頃の気持ちとか…全部忘れそうで…怖いんです。凄く大事な、思い出なのに」世間に同化し薄情になりそう という恐れ。(水川あさみ きれいだな)「本当に、本当に大事な思い出なら、消えたりしない…って思う。なんとなく。俺がそうだったから」結花のことだね。大友が関谷の隙をついて、ピストルを奪う!「殺してやる」苦しんでいたのは演技だった。関谷は暴走ばかりの厄介者。周囲に銃口まで向けたのだから、生徒たちが口々に「殺せ」と賛成するが、高松が止める。「お前キャラ違うっしょ」「変わったんだよ!…何もかも変わったんだよ」「人殺して生きたってしょうがねぇだろうがよ!みんなで一緒に元の世界に帰んだよ」「無理なんだよ!」殴り合う二人。大友の悲痛な叫びが、胸に刺さるわ。間に入る結花。「どうしてよ!人間ってやっぱそうなの?自分勝手で、争いばっか繰り返して…だからこんな世界になっちゃったんだよ!だから何もかもなくなった!でも、違うって思いたい。池垣君はさ、みんなで生きてくために植物守ってくれた。人間はそうやって生きていけるんだよ。あたし達だって今まで、そうやって助け合ってやってきたじゃん!」人間は愚かだ・傲慢だ。それは今いるここでイヤというほど味わっている。しかし、それだけではない。他者を思う心・共にありたいと望む心も本質なのだと。浅海「みんなで歌おう。空気が振動すれば、雨が降りやすくなる」エッ・・・?!で、合唱「今日の日はさようなら」が始まる!えっ・・・?!(笑)皆の気持ちが届き、池垣からの恵み・・・悲願の雨が降ってくる!殴り合った高松と大友は、共に大はしゃぎ。若いっていいなぁ。美しい。葉っぱの雫もバケツに・・・貴重な水。結局、汚染水を飲んだ大友に、体調不良は起きなかったの?浅海が「本当に危険」と言っていたが。飲んだふりしただけ?!浅海の回復が異様に早い(笑)
2023年12月27日
大人っぽい女子(香里奈)…色気ありすぎて、高校生に見えない。病状悪化し悶え苦しむ浅海に高松「しっかりしろ、浅海!わかってんだろう、浅海!お前に死なれちゃ困るんだよ!なあ!絶対 死ぬんじゃないぞ!」気持ちはわかるが「重篤者の前で、そんな大声 出さないで」と思った。中国兵3000人が神隠しに という話…実話なの?浅海は23歳、結花は28歳…5歳も年上かー。エッ!?素人が輸血実施!どういうこと?!まず、器具がない。知識も技術もない。衛生的にも問題大。池垣(男子)が安堂(女子)に声をかけるが、冷たくあしらわれる。彼女は、別の男子の世話だけ熱心にして立ち去る。表情が曇る池垣。反対に、安堂に優しくされた男子は笑顔を見せる。これは・・・川田(生徒会 役員)「もしかして、三崎さんがもう戻らなくて、浅海も死んじゃった場合…あたし達だけでここをどうしていくかって問題」そうならないでほしいが、そういうことも考えねばならない状況だ。あろうことか、ピストルを拾ったのは関谷。種から芽が出て「やった!やった!」喜ぶ岡津と高松。いいシーンだ。教室にいる池垣もベランダに出て「かわいいな!」と喜ぶが、固い表情で教室に引っ込む。そして、丸めた紙を投げてよこす。「コッチもどってくんな アサミを守れ」それは緊急メッセージだった!浅海に輸血する…信じられない。どうやって?この環境での輸血だから、拒否反応を起こしてもおかしくないと思う。本倉高校に赴任し、結花の同僚になり交際 ~ 時には痴話げんかもする、若者同士の普通のカップルそんな二人を夢想する浅海。「普通だ。そんな、もっと普通の恋愛ドラマだって、ありえたはずだ」こんなわけのわからない・明日の命も危うい過酷な状況ではなく、平和で豊かな以前の世界で。常盤 貴子のスタイルの良さ!薬を探しに病院に向かう結花たちだが、ついにガス欠。そうでしょう。今までよく持ったな。高木(女子)「ふざけんな。帰れねぇだろう。どうして配分 考えて走らねぇんだよ!」かなりの距離を来た。歩いて帰るなんて、想像もしたくないよね。ろくに食べていない体で、砂漠を歩き続ける羽目になる。そりゃ怒るよ。結花「今、そんな先のこと考えて行動する心の余裕なんてないんだよ!」無我夢中…気持ちはわかる。でも、大友と高木を連れてきたのだ。彼らのことも、ちゃんと考えないと。竜巻発生!池垣「俺ちょっと行ってくるわ。畑だよ。せっかく芽出たのにさ、これじゃ死んじゃうって」高松「お前が死ぬぞ」「俺はあの芽がかわいいんだよ。なんか今、あの芽がすっげぇ大事なんだよ。あれってさ、俺らが生きる、最後の砦だべ。まじで。なんかさぁ、今までなんとなーく生きてきたけど、こういう気分ってあんだよなぁ」いい子だ。泣けてくる。でも、だからこそ嫌な予感。「殺せ!俺は邪魔なんだ!」あまりの苦痛と、生徒たちに負担をかけることが心苦しい浅海が叫ぶ。結花たちが大病院に来ると、そこには先頃学校に侵入した謎の男が!だが、怪我をしている。「あたしたちと一緒に生きて!」彼に寄り添い、涙を流す結花。優しい。(常盤貴子 きれい!)「生きろ、無駄な人間たちよ」「君達は、未来に〇〇〇」←聞き取れないと言い残し、彼は果てた。なんとそこに、学校を去った松葉杖の女子・西の姿が!「私を守ってくれたのね」男への感謝を口にする。まさか西が再登場するとは!これには驚いたわ。無事でよかった。しかし大友「一緒に帰ろう」西「私、ここに残る」またバカなことを言い出す!三崎は西の気持ちを汲んで、彼女の為に戦死した男たちをきれいに並べ、高木のタバコを線香代わりにし弔う。(気持ちは尊いが、一刻も早く浅海の元に帰ってほしい!)歩いて帰る四人。(よく気力体力が残っているなぁ)学校の方角に大きな竜巻が見え高木「先に行け」結花に代わって足の不自由な西を支え、結花と大友を促す。つっぱっているが、優しいところもある。池垣「俺の農園だよ。俺が守んなくてどうすんの」我が子を思うのと同じだな。 「俺さあ、昨日の夜、安堂に告ったんだ」「ちょっと待ってとか言われたんだけど、それってどう思う?」そういうことか。安堂、そんな思わせぶりなことを言った割に、池垣に冷たかったじゃん!何と言えばいいかわからない高松だが、数秒後に「バーカ!女はな、NOって言わない限りOKなんだよ」明るく返す。16,7歳の少年がこのセリフ…池垣を思いやって不意に出たのか、かおるとの付き合いでそう感じたのか。どちらにせよ、令和の今は理解されずらい台詞だろう。予想どおり、池垣が倒れている!「脈も、呼吸も、もうほとんどない!」浅海がついに、力尽きる一歩手前に。とにかく、輸血が衝撃。生徒たちの行動力に驚いた。偉い。
2023年12月27日
浅海から突然キスされた結花は、黙っていられない。「ねぇ、何?今の…」「こういう時にそういう関係になるのは良くねぇとかブツブツ言ってたの、そっちじゃん!」「私だって混乱するよ。こういういことされると」「こんな非常時に、こんな曖昧なこと」そう思うのは至極当然だ。「理由なんかあるかっつうの」「別になんもねぇよ!」「そっちが悪いんだよ!」浅海がイライラ、不機嫌な顔で言い放つ。<本当はそうだよね。私だって、彼だって、そんなに強くない>浅海を思いやる結花。同じ状況にいるから、微妙な気持ちがわかる。浅海は先生という立場もあるから、より負荷がかかっているし。「浅海君ってさ、生徒の前とかだと、凄く冷静で落ち着いたいい先生じゃない?なのにさ、なんで私の前とかだと、なんかその、そういう感じなの?若いっていうか、子どもっぽいっていうか」「まぁ、ちょっと甘えてたかも」それができる相手は、結花しかいないからね。どんどんいい感じになる二人。* * *TVリポーターは、学校消失の時に吹いた突風に注目する。風紀が乱れてきた!* * *用務員「花粉を運ぶ昆虫がいないと、菜の花は自分で受粉できないからなぁ」結花「私たちって、ああいう小さな生き物たちに支えられて生きてたんですよねー」普通の生活の中では、なかなか意識しないことだな。受粉作業を面倒くさがる大友に、ある生徒が思わず言う。「僕、楽しいんだ。僕は今まで生きてきて、なんていうか、特別には世界に必要のない人間だと思っていた。でも、ここでは、ちゃんと僕がやるべき仕事がある。…不謹慎だよね。みんな大変なのにさ」皆が生きるために、自分がやるべきことがある。やりがいを感じて没頭している。とんでもない非常時だが、以前とは違う充実感が確かにある。* * *種を盗み食いする男子たちに、高松たちが怒る!「ふざけんな。光合成しねぇと酸素なくなんだよ!」「酸素ないと息もできねぇんだぞ!」「火も燃えねぇんだよ!」「長く生きてくためには、今つくんなきゃいけねぇんだよ!」高松たちは先のこと…皆が生き延びることを具体的に考え、行動している。ケンカする男子たちに派手女子「腹 減るから、無駄な動き やめな」ごもっとも。* * *楽しかった文化祭の写真を見て、しんみりする面々。大友も見入っていたが「そうでもないんじゃん?」ん?・・・意味深長だな。* * *結花は、浅海と出会った日の夜、さっそく彼に電話をかけていた。「かけたけど、女の人 出た。それで、すぐにメモリー削除」あ~あ、誤解されちゃった。まさか浅海が携帯電話を紛失→拾った女性が電話に出た なんて思わないよね。「信じる。信じるから、浅海君もあたしのこと信じて。後は大丈夫。あたしに任せてもう休んで。これ以上、無理して動かないで」「そうはいきません」「一人になりたくないんだよ」「あたしと浅海君ってほら、相棒でしょう。だから、片割れ元気でいてくれないと困る」二人が別れるなんて、もう考えられないね。浅海に結花が、結花に浅海がいるから、どうにかやっている。あぁ、浅海の具合が悪くなってきた。* * *大友「かなり前向きだよ。俺さ、前に比べると、すっげー積極的に生きてると思うんだよね。だってさ…(浅海が黒板に書いた【今を生きろ】を指さす)今しかないじゃん。生き抜くしかないっしょ、俺ら」以前は、空虚に過ごしていた感があったね。高松「今しかないって、それはわかるけどさ、その今を一緒に生きてきた人がここにいなかったら、俺はどうすんだろう・・・」今って何だろうね・・・共に今を積み重ねてきた人が、今いない・・・その戸惑いや寂しさとどう向き合うか。* * *山田「俺はかおるのこと好きだよ。いねーじゃん。もう高松は。今、ここにいるのは俺なんだよ」かおるに思いをはっきり伝えるのはいいが、残酷な言い方だな。かおる「高松は…いるもん」「どこにだよ…どこいんだよ。いねーじゃんよ!」そうだけど、言葉がきつい。「私の心の中にいるんだもん!」率直なかおる。高松への思いは変わらない。水川あさみがきれいだな。* * *学校を出ていった教師の若原が、戻ってきた!「人類は滅びたのだ。いや違う、いたのだ。でも、あれはもやは、人間ではない!」怖ろしいものを見た。* * *自分たちの慰霊碑を見つけた結花と大友。ショックを受ける大友。「誰にも言わないで」そりゃそうだよね・・・「本当にここは未来だったんだ。地球が滅びる寸前の未来」「私たちはこれから、どうなってしまうんだろう」怖すぎる。* * *浅海が悶え苦しむ声が響く。柳瀬「死ぬしかないだろう。何かひどい感染症なんだ。薬もなければ医者もいない。こんな環境でどうしろって言うんだよ」何もできないと思うよね。どうしようもないって。医療体制がないのだから。自分を責める大友。そして「殺そうか。だってあんなに苦しそうなんだぞ。俺らに何ができんだよ。あんなに痛そうで苦しそうで。かわいそうだよ!だったらいっそ早く…」いつもクールな彼が、涙を流しながら言う。さらに「俺らだって、どうせ死ぬんだよ!」以前より積極的になった と言っていたのに。男子「死なせとけって。人数減った方が食糧 持つし」誰もが飢えているとはいえ、非道な言葉に激怒する女子。そして、大友と高松が男子に殴りかかる。* * *女子「あんたさ、医学部に行きたいって言ってなかったっけ。医学部ってさ、医者になりたい奴が行くとこなんだよ!死ぬしかないって、それ何?!医者になる奴が言う言葉じゃないでしょう?!」気持ちはわかるが柳瀬「僕に何ができるって言うんだよ?!」ごもっとも。医学生でもない、ただの高校生だもの。「努力すんだよ。俺らは、生きるための、生き抜くための、あらゆる努力をすんだよ」「関係なくねぇだろう!あいつはさぁ、浅海は俺らのために努力してくれただろう。俺らのために、教師だからってたったそんだけの理由で!死ぬほど色々やってくれたじゃねぇかよ!」高松、いい子だなぁ。医学部志望という自負心に火がついた柳瀬!「お前ら素人に何ができる?!」「先生は、僕が看る」図書館で医学書を集め、読み漁る。そして、浅海は破傷風だと断定。「こんな衛生環境じゃ、まず助からない」「いなくなんないでよ」「一人にしないでよ」心細さでいっぱいの結花。浅海なしでやっていく自分を、想像できないよね。考えたくない。「抗破傷風人免疫グロブリン それを投与できれば、助かると思うんだが」白衣を着て、いっぱしの医者のようになった!「探してみる。大きな病院のあった所とか、まだ何か残ってるかも」あるわけない と言われても出掛ける結花。やれることは諦めずやりたい。植物担当の生徒が前向きで、泣けてくるわ。車のガソリン、もうなくなるのでは?
2023年12月20日
「`ただいま´というありふれた言葉が、今一番重く、一番遠い」「人より持ち物が少ないのって寂しいけど、いざという時は軽くて済む」浅海の言葉が心に沁みるわ。セスナ機と複葉機の話は、本当に記録が残っているのか?「ムー」に載っていそうな不思議な話。松葉杖の女子に、身を守れるようにとライターを渡す大友・・・いつも不愛想な彼の優しさが、印象的なシーン。派手女子たち、強い(笑)山田がかおるに「あいつのことは、もう忘れろって」それは`行方不明の高松に見切りをつけろ・彼は生きていない´を意味する…残酷な言葉だなぁ。いつまでも暗い顔でいてほしくない・自分を好きになってほしいという気持ちなのはわかるが。「俺、三崎さんのこと好きなのね。だけど、今ってこうじゃん。俺 教師だし、俺とか三崎さんとかが、あいつらのファーザーになってやんなきゃって思うんだよね。やっぱ今そういう関係になるのは良くねぇ」浅海と結花の微妙な恋愛に、胸がキュンとする!「俺がお前ら残して死ぬはずないっしょ。心配すんな」いい先生だなぁ、まだ若いのに。生徒の前では弱音を吐かず、結花と二人だけの時は気を緩め、少し甘える・・・教師として /一人の男性として が同時進行する浅海が魅力的。パソコン女子が、謎の男と会話!なぜ彼の言葉がわかるの?!松葉杖の女子が、謎の男と学校を出る選択をした!大友からもらったライターを置いて・・・。それなりの覚悟。なぜ・・・深手を負った浅海・・・医療体制のない世界でどうなるのか?!
2023年12月07日
10数年前に再放送されたのだが、最終回を見逃してしまった。ツタヤで取り扱いがなく、泣く泣く諦めた。それがTVerで見られるのだから、嬉しい。生きていれば、ごく稀にこういうこともあるのだなぁ。(もはや内容を覚えていないので、初見である)ドラマをきっかけに、原作漫画を購入。画といい内容といい、衝撃だった。(私の初 楳図かずお)2002年1月~3月に放送された作品・・・もう20年以上経っている。主演は窪塚 洋介と常盤 貴子。生徒役は 山下 智久、山田 孝之、香里奈水川 あさみ、妻夫木 聡。今やベテラン俳優たちが、若い。* * *窪塚 洋介の美青年ぶりが目を引く。すらりとしているのも良い。彼の演技は、巧いのかヘタなのか・・・よくわからん!でも、あのルックスと雰囲気で役を十分成立させている感じで、妙な説得力があるというか…浅海という人物が、とても魅力的に思える。常盤 貴子も、華があっていい。* * *あぁ、20年前の`派手な女子高生´は、こういう感じだったか・・・と思う。* * *「生徒を命がけで守る」と抜かしていた教師が、生徒を殺そうとする!あぁ、口ばっかり!偉そうなこと言う奴ほど・・・である。* * *浅海に救われた後も、栓抜きを握りしめ臨戦態勢の結花・・・かっこいい。(あれだけ首を締められれば、グッタリしてとても立ち上がれないはずだが)* * *ホテルの部屋の壁に、大きな穴を開ける結花 父(大杉 漣)の、常軌を逸した行為!そうしないでいられない…娘を思う切なる親心とはいえ、もはや狂気。ついてきた山田は唖然とし、おののく。大胆な器物損壊。そりゃ「この人、どうかしている!」と怖くなるわ。「音と振動で`何事だ?!´と騒ぎになり、スタッフが駆けつけるはず!」と思いながら見た。父「ホテルの人にわからないように、きれいに直して帰るから」エーッ!いやいやいや、絶対にばれるって!笑ってしまったよ。* * *主題歌は山下 達郎「LOVELAND, ISLAND」ドラマの内容とそぐわない感じの明るさ・爽やかさ。季節も異なる。歌…夏/ドラマ…冬である。それなのに、なんとなく受け入れられる不思議。SFドラマといっても、青春や恋愛が含まれているからか。
2023年12月07日
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