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June 10, 2007
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カテゴリ: ワイン
土曜日は、らぶらぶわいんさん主催の究極のボルドーワイン会に参加させていただきました。

ありがとうございました。

さて、究極のワインたちはというと、

究極のボルドーワイン会070609.JPG

まずは、アペリティフの泡物に
ブランケット・メトー・ド・アンセストラル・クレア・ド・リュニュ(NV)
モーザック種を瓶内二次発酵のみで造られたものとのこと。
夏のはしりの蒸し暑い午後に軽快な口当たりと甘さが心地よいです。

 アミューズは、地場の港から直送の鯵を針生姜とともにオリーブオイルのひと振りで
 いただく。

ボルドーワイン会むなかたアペリティフ.JPG

Ch.ラヴィユ・オーブリオン1998
熟成が始まったセミヨンの甘みと、まだまだ若々しい酸味に思わず口がほころびます。
アミューズの鯵にも、この次のサーモン&カニにもピッタリの味わい。
今でも十分に美味しいですが、この先まだまだ成長していくことを感じさせる喜びのボトルでした。

 一皿目は、サーモンとカニのルロー サワークリームと香草ソース

さあ、これから珠玉の赤が続きます。
一本目はオーメドックから Ch.ラ・ラギューヌ1982

世紀のビッグヴィンテージ82だが、口当たりはやわらかく女性的。
抜栓直後のため、久しぶりの下界の空気に、この天使もはじめは、どことなく戸惑いぎみの様子です。
しかし、30分後にはグラスから溢れるほどに翼を広げ、愛らしい華やかな味わいに大変身。
今回最も変化を楽しめたボトルでした。

続いてはポイヤックから Ch.フォンバデ1978

29年の歳月を感じさせない、かくしゃくとした紳士といったところ。

 二皿目は、牛ほほ肉とフォアグラのパイ包み モリーユのソース

赤の3本目は、サン=ジュリアンからレオヴィル3兄弟の長男にして実質の2級筆頭
Ch.レオヴィル・ラス・カーズ1985

一口目を口に含んだ瞬間、静寂と爽やかな風を感じました。

そして続けざまに4本目、同じくサン=ジュリアンの美しい小石
Ch.デュクリュ・ボーカイユ1982



4本の赤が、フォアグラの滑らかな味わいとモリーユのきのこの風味と、
それぞれに響きあい、
ワインも一口ごとにその味わいを変化させながら
めくるめく光のシャワーを振りまいていきます。

いよいよワイン好き憧れのヴィンテージ1961の
グラーヴの逸品 Ch.ラ・ミッション・オーブリオン

 この大物役者に宗像シェフは、何を合わせるのかと思いきや、
 なんとスズキのフリチュール トマトのコンフィ添え

しかし驚くのはまだ早かった。
畏敬の念を込めながらラ・ミッションを口に含むと、
出汁の旨みタップリのやさしいばあやが私たちを迎えてくれました。
これぞ、熟成の極み!こんなに綺麗に歳を重ねたワインに出会ったのは初めてです。
ワインという飲み物の領域を飛び越えた、いのちの水です。
また、この味わいとスズキのフリチュールの旨みとの絶妙な組み合わせ!
宗像シェフの創造力に脱帽です。

天上の園で我を忘れている私たちに、更なる試練がやってきます。
それは、ポイヤックの巨塔 Ch.ラトゥールの1994と1962 の垂直
ほぼ30年の隔たりがありながら、ともにようやく飲み頃に入った2つのボトルは、
”我らはラトゥールなり”とその個性を輝かせています。
94が、13歳の若く逞しいパワーをほとばしらせれば、
62は、40余年の歳月に鍛えられた熟練のパワーを見せつけてきました。

 ここでもシェフの料理がすばらしい相棒として登場。
 フランス ヴァンテ産 鳩のロースト
 サマートリュフを贅沢に乗せたサラダとともに、その溢れる味わいは、
 ラトゥールにも負けていません。

62はこれが4回目の愛飲になりますが、今回初めてグラスの中でその厚いベールを
脱いでくれました。溢れんばかりの香りの広がりに改めてその偉大さを痛感しました。

締めは、3種のドルチェとともに味わう
バルザックの王冠、ソーテルヌ最高の年 2001のCh.クリマン

まだピチピチの酸とそれに負けない甘美な味わいに、ノックアウトです。

今回は、すべてのワインが、時間とともに次々と変化して
素晴らしいパフォーマンスをみせてくれて、
ボルドーの偉大さと奥深さを目の当たりにすることができました。
これほどまでのワインと一堂に会する機会を与えてくださった、
らぶらぶわいんさんをはじめメンバーの皆様、
そして宗像シェフにもう一度深く感謝いたします。





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最終更新日  June 11, 2007 12:20:06 AM
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