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9月の3連休にどこかへ行こう。そう思ったものの、取り立てて行きたい所は無い。同窓会でもやろうかと思い、長野県の同級生に電話。リンゴ農家を営んでいる実家にお邪魔することになり、行程を組んだ。往路小淵沢廻りで佐久へ行く。早い時間に中央線に乗ると、各駅に止まりながら高尾までの旅行だ。高架工事が進み仮線を走る姿も見納めだろう。高尾駅で乗り換え、朝食を買うために駅の外へ。北側の駅に出たのは初めて。いつも高尾山へ行くための乗換駅として通り過ぎるので、こんな駅舎があるとは知らなかった。 小淵沢行きに乗る前にオレンジ色と最後の挨拶。115系に乗り換え、小淵沢へ。やや雲の多い天気でせっかくの山並みが望めず残念。交付を過ぎると時折甲斐駒や八ヶ岳が見えるようになった。小淵沢で乗り換えて小海線に。待ち合わせ時間が1時間余りあり、お昼の駅弁を購入。中央線ホームから弁当業者の大きな看板が見える。中央線名物の駅弁を購入、今回は生野菜の割合が駅弁にしてはとても多い「高原野菜とカツの弁当」にした。車中で野菜をかじりながらの「高原列車」のたびになった。小海線は清里、野辺山あたりまでの区間と、小海以北の車窓風景がまったく違い、平地や住宅が見られる北半分のほうが利用者が多そうだが、列車本数がほぼ同じなのは不思議だが、それだけ地元の人たちはJRを利用しないマイカー浸透地区か。ローカル線の車窓風景も佐久平駅近くで大きなショッピングセンターのそばを通り都会的、もっとも列車利用の買い物施設ではなさそうだ。駅を降りると近代的な設備(新幹線の駅だから当たり前だが) 、ここでレンタカーを借りる。あいにく同級生は休みが取れずに不在だが、それでもかまわずお宅へお邪魔する。昨年リンゴをいただいた所、まだ収穫期には早い。青々した青リンゴを見てきた。早稲のリンゴを頂き、ナシも頂き、こどもにはお菓子も頂き、11月の再訪を約して辞した。今日の宿は同級生宅からクルマで10分ほどの春日温泉 十二館新館。客室数5部屋のこじんまりした宿。宴会場なし、カラオケなし。静かに過ごすにはとてもいい。子供は少々手持ち無沙汰そう、テレビがアナログ放送で多くのチャンネルが写らずなお退屈。にぎやかな客も居ないのでのんびり風呂につかる。春日温泉は湧出温度が低いので加温しているが十二館は加水していない。無色透明、無臭の湯、肌触りの滑らかさはすばらしい。夕食は佐久地方の名物鯉料理。事前に宿の方と打ち合わせをして子供には鯉料理をはずしてもらった。猛暑続きでキノコの出来が悪く料理的には秋の味覚でない。もっとも、今年こちらに来てようやく涼しさを感じることが出来た。食後部屋の窓を開けているとひんやりした風が心地よい、を通り過ぎて寒くなってきた。虫の鳴き声、風の音、贅沢な旅の夜。 朝、旅館の方と相談して近くの「馬事公苑」へ。お試し乗馬をしてみた(こどもだけ)。講師の方が紐を持っていて円を描くように歩く乗馬だが、少し早足までやってもらった。春日集落を後にして、佐久地域の周辺観光へ。旧中込学校や五稜郭を見て佐久平駅へ。旧中込学校は、老朽化の為かベランダ(正面玄関の上)に立てず、太鼓楼への階段も閉鎖中。現地に常駐の係員もおらず、ご自由に見てください状態のため急な階段や、落下転落の恐れのあるベランダを見学停止にする理由はわかるが、つまらない。現役小学生の子供に明治時代の学校を見せて、教育環境の違いを感じてもらった。教室にオルガン(風琴)があった。最近の学校はオルガンが無いのか、鍵盤をたたいても音が出ないのを不思議がっていた。文明開化の色がするステンドグラス。駅近くで、大きなショッピングセンターに入り地元のお土産を買い求め、帰路に着く。リックにつめたお土産リンゴとナシの重さが肩を通じて伝わってきた。
2010年09月20日
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