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29日、大崎ゲートシティホールにて『エバン・オールマイティ』を鑑賞した。 客入りは7割ほどで、下は小学生位から年配の方々まで様々な客層。 上映形態は、シネスコのスクリーンにサラウンドSP無しのフロント3chでセンタースピーカーは、スクリーンを左右から挟んだデュアルセンターSPだ。 映画の話 「世界を変える!」という使命のもと、下院議員選挙に出馬し、見事当選したニュースキャスターのエバン。ある夜、妻と子供たちの言うとおりに神にお祈りをしたら、なんと神様が現れた!神様は「箱舟を作りなさい」とエバンに告げるが…。 ジム・キャリー主演「ブルース・オールマイティ」のスピン・オフ作品、と言うかジム抜きの続編といった方が良いかも。 この作品は今夏開催された「GTFトーキョーシネマショー2007」のラインナップにもなったけど途中でラインナップから消えてしまい、9月から日比谷みゆき座の公開も決まっていて、試写会でも予告編が流れていた作品なのだが、本国での興行不審と、日本での主演のスティーヴ・カレルの知名度が低いなどの理由から突然ビデオスルーになってしまった作品。 映画の感想 何にも期待しないで見たのですが、この作品相当面白いです!はっきり言って前作の「ブルース・オールマイティ」より面白かったです。 以下ネタばれあり。 心配していた主演のスティーヴ・カレルも、初めは騒がしい役で大丈夫かなぁと思っていたのですが、話が進むうちにドンドン神々しくなって最後なんか「十戒」のモーゼ状態で感動すら覚えました。 ニュースキャスターから下院議員に転進したエバンは、神様からの啓示により無理やり「ノアの箱舟」作りを命じられ、抵抗するエバンをよそに髭が伸び、髪の毛が伸びノアの姿に近づいてゆく。とにかくこの過程が面白い、試写会場も笑いに包まれる。 「ノアの箱舟」をベースにしたストーリーなので「天地創造」を見ていればより面白いです。周りの人々からバカにされながらエバンは箱舟造りに専念する過程も面白い! ノアの箱舟と言う事で動物も沢山出てきます。何故か動物達がエバンの周りに集まってくる描写も楽しいです。多分、実写の合成とCGを駆使したものだと思うけど、鳥が群れを成して飛び回るシーンを見ると、現在マイケル・ベイがリメイクすると言う「鳥」も凄い出来になると予感させる。 それから本作は無駄にお金が掛かっています。欠陥ダムの決壊シーンから箱舟が洪水に包まれるシーンは、下手なデザスター映画もビックリの一大スペクタクルで、SFXを担当したILMの腕の見せ所、是非大画面で楽しんで欲しいシーンです。 ネタばれ終わり。 家族愛あり、助演のジョン・グッドマンのヒール演技、モーガン・フリーマンの面白い神様、素晴らしいSFX、そして主役のスティーヴ・カレルの名演技、ビデオ・スルーにするのは勿体無い出来で、くだらないコメディ作品が多い中、久しぶりに試写会場で大笑いしてしまった、嘘話もここまで壮大だと大したものだ、大画面と大音響で真価を発揮する作品です。 映画「エバン・オールマイティ」の関連商品はコチラをクリック。
2007.10.29
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25日、渋谷オーチャードホールにて第20回東京国際映画祭、特別招待作品「オリヲン座からの招待状」を鑑賞した。 映画上映前には主演の宮沢りえ、原田芳雄、監督の三枝健起の舞台挨拶があっての上映。今回は特別にSONYのデジタルシネマ上映システム「CineAlta 4K」を使って上映との事。客入りは映画祭の前に一般試写会を開催しているせいかあまり芳しくない。ざっと見て7割弱と言ったところか。【東映まつり】 ★ オリヲン座からの招待状(DVD) ◆25%OFF! 映画の話 昭和25年の開館以来、オリヲン座の館主を務めてきた豊田松蔵(宇崎竜童)が病に倒れ、その弟子だった留吉(加瀬亮)が志を引き継ぎ、先代の妻トヨ(宮沢りえ)と映画館を守ることになった。映画産業が斜陽になり、周囲の人間に陰口をたたかれながらも、2人は映画を愛し、互いを思いやり続けた。 浅田次朗原作の『鉄道員』に収録された一遍を映画化したもので、監督は「MISTY」の三枝健起。 映画の感想 原作は読んでいないのでどんなものか知らないけど、淡々とした地味な演出で映画としてカタルシスを感じない駄目な作品だ。この監督の特徴は伏線を描かず突然物事が始まるので、見ていて観客が戸惑ってしまう。 以下ネタばれあり。 まず映画は、トヨと留吉と、離婚間近の祐次と良枝の現在から始まり、話はさかのぼり、留吉がオリヲン座にやって来るところから始まるのだが、留吉が何故突然オリヲン座で働きたいのかが判らない。その理由は映画後半で留吉がセリフで簡単に言って終わってしまい絵で見せないのが不満だ。 そして映画の中で、留吉が何度も自転車でフィルムを、スカラ座という映画館にオリヲン座と往復して運んでいたけど、あれは一組のフィルムを時間差で二つの映画館で使っていたと理解してみていたが、映画の中では何の説明も無いし、二つの映画館の位置や距離も不明だ。私は『ニュー・シネマ・パラダイス』や、そのエピソードをパクッた「キテレツ大百科」を見ていたからそのように理解したのだけれど、そうなると留吉が来る前はどうだったの?と疑問がわき上がる。 それから先代の館主、松蔵の死もアッサリとしていて不満だ。映画の中では映写機を廻しながら具合が悪くなって死んだみたいだが、映画は映写機からフィルムが流れ落ちてゆくカットで松蔵の死を現していたけど、あのシーンはちゃんとフィルムがなくなり画面が真っ白になり観客がザワメクというシーンからトヨが松蔵の死を発見すれば良いと思うのだが、映画は次のカットで松蔵は骨壷になってしまっている。最低でも松蔵の通夜か葬式のシーンは必要だ。そこで街の人々から、どれだけ松蔵が愛されていたのか語らせれは゛後のシーンの展開が効いてくると思う。このシーンが無いお陰で、うどん屋で町の男達がトヨと留吉の陰口を話すシーンが唐突に感じてしまうし、町の男達がトヨに対してそんな目で見ていた事に驚かされる。大体、宮沢りえじゃ男達が色めき立つような美女には見えないのも痛い。 そして一番の問題点は祐次と良枝の幼少期のエピソードだ。何の脈略も無く突然オリヲン座に子供達が現れて、トヨと留吉に親しげ接しているのには唖然とした。映画というものは、ちゃんと細かいエピソードを積み重ねて物語が進行するものだが、この監督は何もかも省略してしまい、タメも効かないし、説明もしない。トヨと留吉と子供達の関係をちゃんと描くべきだ。どうしょうも無い演出にイライラしてくる。 そして現在に移り、オリヲン座最後の上映会も祐次と良枝以外の観客が、今まで見てきた話しとは関係無い人々に埋め尽くされているのも駄目だ。映画館と言うものは不特定多数の人々が来館して楽しむ場所であるが、このオリヲン座は地元の人々に愛されてきた映画館であり、この最後上映会には今までのエピソードに出てきた人々を登場されるべきであると思う。あれでは祐次と良枝以外の観客は書割の観客と同じだ!ネタばれ終わり とにかく面白く出来そうな題材を、最悪な監督のお陰で駄目な映画がまた一本完成してしまった。トルナトーレの『ニュー・シネマ・パラダイス』が現在でも人々に愛されている理由は、人間がちゃんと描かれていて、映画や映画館への愛情が画面からヒシヒシと感じられるのでエバーグリーンとなった訳で、この作品から先に書いた事が殆ど感じられなかった。唯一の救いはジャズピアニストの上原ひろみのメインテーマと、ジャズをベースとした劇中音楽、そして静かなエンディング曲が良かった。 映画を見ていての疑問 この当時の日本映画界は東宝、東映、松竹、大映、日活で5社協定があり、映画館はそのシステムにのっとり、そのチェーンの作品を掛けていたと思うのだが、オリヲン座では東映、松竹、大映、日活の作品が掛かっていたけど、地方ではOKだったの?それともオリオン座は名画座だったの?とにかく良く判らない。 まぁ、これは私の自論なんだけど観客が映画を見ていて、このシーンはあぁすれば良いとか、こうすれば良いとか、疑問を感じさせる映画は大体駄目な作品なんです。本作は正に駄目な作品の典型的な作品でした。 「CineAlta 4K」について 高画質を売りとしたデジタルシネマでしたが、この作品では真価を発揮出来ていなかった。まず東映のロゴマークの波しぶきが緑がかり、本編も緑がかった脱色した色合いで、絵もボケ気味、映画のフィルムを題材にした映画なのにデジタルシネマとは皮肉なものだ。 映画「オリヲン座からの招待状」の関連商品はコチラをクリック。【送料無料選択可!】映画『オリヲン座からの招待状』オリジナル・サウンド・トラック / サントラ
2007.10.26
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TBSラジオ主権の「クローズZER0」の試写会に参加した。このホールに来るのは今回が初めてであるが、同じビルのアスミック・エース試写室には時々お邪魔しているのだけれど、こんな立派なホールが同じビル内にあるとは驚いた。客層は、下は小学生女子から女子高生など若い女性を中心に9割ほどの客入りだ。【ハロウィンセール】 クローズZERO スタンダード・エディション(DVD) ◆25%OFF! 映画の話 偏差値最低、品性最悪の不良学生が集まる鈴蘭高校では、多数の派閥が覇権をめぐって勢力争いを繰り広げていた。現在の最大勢力は、3年の芹沢多摩雄(山田孝之)率いる“芹沢軍団”だった。そこへ、鈴蘭制覇を本気で狙う滝谷源治(小栗旬)が転入、鈴蘭OBで早秋一家矢崎組のチンピラ片桐(やべきょうすけ)と友人になり、勢力を拡大する。 いつもどおり原作の事は何も知りません。そんなこんなで大勢のキャラクターに頭が混乱しながらの鑑賞です。監督は相変わらず多作の三池崇史。 映画の感想 血気盛んな若者達が学校の天下を取るための抗争劇で、話は殆ど無いに等しく2時間10分は辛い。とにかく原作を知らない者にとって大勢のキャラクターの判別が難しく、誰が誰だかの整理から入るので感情移入しづらい。 三池監督らしいド迫力の乱闘シーンは素晴らしく、ただの殴り合いだけではなく、殴られた奴はただひっくり返るのではなく、机やロッカーや扉など物を巻き込んで派手に倒れるのが見ていて面白い。乱闘には飛び蹴りや足技なんかも入り立体的なアクションが凄い、クイック&スローを駆使した映像は「300スリーハンドレッド」並みの迫力だ。しかし、映画はそれだげで話が浅く、源氏とルカの関係も中途半端であるし、ヤクザの描写もイマイチだ。唯一良かったのは片桐の存在で、彼のおかげで何とか話が一本調子にならなかったのが救いであった。 それにしても山田孝之って背が小さいんですね。長身の小栗旬と一緒に写ると小ささが際立っちゃて可愛そうだった。それから小栗旬っておとなしいイメージだったんだけどアクションも旨いです。大勢の敵を相手に大暴れで、動きの切れも良く長い手足がアクションを大きく見せていて絵図らが良い。 ラストの大乱闘の前、決戦の地へ向かうGPS達が無言で傘を差して群集が増えてゆく様子は、任侠モノを彷彿させて映画的なカタルシスを感じた。学生の大乱闘と言えば73年の『愛と誠』の大乱闘で、本作は30年以上も前の作品とは比べ物にならない乱闘シーンで興奮した、演出と映像クオリティの高さは特筆する。 ただ学校を舞台にした作品には教師の描写が不可欠になると思うのだが、本作では少しだけしか教師が描かれていないのも作品の面白みに欠けると個人的に思うのだが・・・。 まぁ、話はエピソードゼロなので、これから話が進む内に面白くなっていくのだろう。そんな事を思わせるエンディングだったので、今後の『クローズ』シリーズに期待をするとしよう。 オリベホールについて スクリーンが大きく階段状の客席は見やすいのだが音が酷い。2台の映写機の内1台の音が酷く高音が出ないモコモコの音で、セリフが聞き取れないくらいに音がこもっていた。それからサラウンドのバランスが悪く、サラウンド音声の音がデカ過ぎで前の音を掻き消していた。 映画「クローズZERO」の関連商品はコチラをクリック。クローズzero official photo bookサントラ/「クローズ ZERO」オリジナル・サウンドトラックBOYCOTT/ボイコット/クローズZEROコラボTシャツ(ブラック)
2007.10.25
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20日、北の丸公園内のサイエンスホールにて「スターダスト」を鑑賞した。 土曜日の試写会という事で会場は大盛況。客席はあっという間に満席で、パイプ椅子も出されたようだ。客層は下は小学生男子から年配の方まで様々な客層だ。 今回の主権は日本テレビ。映画上映前に『日テレ・チン(名前不明)』のキャラクターが、上映前のご挨拶と注意事項をチンチンとベルを鳴らしながら案内してくれる。【送料無料選択可!】スターダスト スペシャル・コレクターズ・エディション / 洋画 映画の話 イギリスの外れにあるウォール村の青年トリスタン(チャーリー・コックス)は、村一番の美女ヴィクトリア(シエナ・ミラー)に恋をしていた。ある夜、村にある壁の向こうに落ちた流れ星を目にした彼は、それを愛の証としてヴィクトリアにプレゼントすることを決意。壁の外に広がる魔法の国ストームホールドへと足を踏み入れる。 ニール・ゲイマンのグラフィック・ノヴェルズを、『レイヤー・ケーキ』のマシュー・ヴォーンが監督。ミシェル・ファイファー、ロバート・デ・ニーロ、ルパート・エヴェレットらが共演。 映画の感想 私もファンタジー映画は好きだが、本作はかなりゆるい展開で私の好みではない作品だ。物語は寓話なので低年齢の子供が喜びそうな内容だ、とにかく前半が緩くて睡魔との格闘であった。 舞台は、壁に囲まれたイギリスのウォール村と、壁の向こうの魔法の国ストームホールド。壁の中で暮らす人々と言うとM・N・シャマランの『ヴィレッジ』を連想してしまうが、本作のメイン舞台は壁の向こうの魔法の国なので魔女やら空飛ぶ海賊など自由な発想の世界観が繰り広げられる。 この作品の要は、流れ星を演じる女優の選択なのだと思うのだが、演じるのはクレア・デインズで、旬でもないスターだし、顔も可愛くない、はっきり言ってミスキャストである、この役は手垢のついていない新人の女優が演じるべきで合ったような気がする。 それに対して、邪悪な魔女を演じたミシェル・ファイファーが良い。現在公開中の「ヘアスプレー」でもヒール役を楽しそうに好演していたが、本作では醜い老婆から随分中途半端な若返りを遂げて、またドンドン老いて行く役柄を捨て身で演じている。彼女は数年のブランクを経て銀幕に返り咲いた訳だが、復帰後の開き直り的な演技が実にいい。 そしてロバート・デ・ニーロ、彼らしい男らしい海賊の船長と思いきや・・・。楽しい顔芸を披露して、何と○○まで披露しています。 まぁ、作品はブラックな所もあるが家族皆で楽しむファミリームービーといった所で、ファンタジー映画好きの方にもお勧めです。 映画『スターダスト』の関連商品はコチラをクリック。
2007.10.21
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14日は映画が¥1000で見られるTOHOシネマズデイという事で見逃していた「ファンタスティック・フォー 銀河の危機」をTOHOシネマズ川崎に行ってきました。先月の14日から始まったTOHOシネマズデイも、まだ世間から認知されていないのかチケットカウンターは誰も並んでいない。 今回見たプレミアは76席の小さいシアターであるが画面の大きさもそこそこで、リクライニングシートにTHX完備の最高の環境なのだが、川崎はあいかわらが客層が悪い。本編上映ギリギリに入ってきた中年カップルの男は前の席に足を乗せて、上映中でも平気で携帯のメールを打っている。座席番号C-2という画面の端の真下に居るから嫌でも視界に携帯のバックライトが飛び込んでくる。こう言う輩は、上映前のTOHOシネマズオリジナルの鷹の爪団のマナーCMなんか見ていないので困る、客入りは8~9割ほど。DVD ファンタスティック・フォー:銀河の危機 特別編 【ベスト・ヒット・マックス】 映画の話 日本では駿河湾が凍結し、エジプトでは雪が降り、ロサンゼルスでは大停電が起こる怪現象が発生。そんな中、今や全米の有名人となったファンタスティック・フォーのリード(ヨアン・グリフィズ)とスー(ジェシカ・アルバ)は結婚式を挙げることに。しかし、挙式当日、彼らの前に銀色のサーフボードを操る未知の生命体が現れる。 前作をDVDで大分前に見てシリーズの詳細を忘れての鑑賞。 まずオープニングが日本の駿河湾!多分、在米の日系俳優の演技に日本人がセリフのアフレコしたみたいだ。続き世界各地で異常な現象がが次々と起こる。 そして話はファンタスティック・フォー(以降FF)のリードとスーザンの結婚の話がダラダラとした展開でイライラしてくる。FFのファンでもないので早くアクションを見たいと期待しているのに、マッタリとした展開には付き合いきれない。 そして映画は地球の運命の鍵を握るシルバーサーファーの登場と、DR.ドゥームの野望と並行してギャラクタスが地球に迫ってくる・・・。 映画の感想 鑑賞した人たちの評判が悪かったので、それほど期待しないで見たのが良かったのか、なかなか面白かった。この手の作品はアメコミの実写版と割り切って楽しむ映画なので、あれこれ難しい事は考えないのがいいみたいです。 マーベル作品恒例のスタン・リーの出演も、今回は堂々と本人を名乗って登場していて可笑しい。それなのに他のお客さんの反応が悪い、一人で笑ってしまった。 そして今回初登場のシルバーサーファーは、アメコミにそれほど詳しくない私でも知っているヒーローである。その理由は7~8年前、当時開店したばかりのトイざらス厚木店で見た銀色に輝くデカイフィギュアの存在が記憶に残っていた。その時は、売れ残っていたのか¥500位で売っていた。 話はそれてしまったので戻ります。シルバーサーファーは、ほぼ全篇CGみたいだったけど、後半の黒くなった時は人が演じていたみたいだ。シルバーの姿は「ターミネーター」のT-1000に似ていた。それから、タイトルにローレンス・フィシュバーンの名前が出ていて期待をしたのに最後まで出てこない、と思ったらシルバーサーファーの声だった、ガックリ。 映画は派手なアクションに加えて、今回はFFのマシーンも出てきて面白かった。しかし、あの着地点には全ての日本人が脱力してしまう着地点で、変な着物を着た日本人と、浴衣姿の子供たち。うーん、なんか間違ったアメリカ人が描く日本の姿を見せられて微妙な気持ちで劇場を後にした。 映画「ファンタスティック・フォー 銀河の危機」の関連商品はコチラをクリック。 ファンタスティック・フォー:銀河の危機 特別編 / ジェシカ・アルバ■送料120円■オリジナル・サウンドトラック CD【ファンタスティック・フォー 銀河の危機】 07/9/19発売音楽のジョン・オットマン、なかなかいい仕事をしています。【2008年4月発売予定】マーベル スタチュー:シルバーサーファー【Bowen Designs】ファンタスティック・フォー シルバーサーファー 10インチアクションフィギュア
2007.10.15
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9月下旬、UIP試写室にて「キングダム 見えざる敵」を鑑賞した。DVD キングダム 見えざる敵 【ユニバーサル・ザ・ベスト 1800円 2008年第6弾】(2008年12月4日発売予定) 映画の話 父母参観日に出席中のFBI捜査官ロナルド(ジェイミー・フォックス)の元に、サウジアラビアで自爆テロ事件が発生したと知らせが入る。彼は法医学調査官のジャネット(ジェニファー・ガーナー)や、爆発物専門家のグラント(クリス・クーパー)らとともに事件の調査を開始。しかし、FBIの捜査を拒むサウジ政府との交渉は難航し……。 映画はタイトルロールと共に、サウジアラビアとアメリカの特殊な関係が年表形式に矢継ぎ早に頭の中に叩き込まれるが、凄まじい情報量なので私の頭の処理能力では全てを理解するのは不可能であった。 ネタばれあり。 サウジの石油会社のアメリカ人居住区で、のどかな野球大会がテロの攻撃により一転して惨劇になる様子が畳み掛けるように描かれる。その様子を建物の屋上からビデオカメラに収めるサウジの親子。アメリカ人が避難した場所で起こる自爆テロ。目まぐるしい展開に頭がクラクラしてくる。監督のやる気を感じさせるショッキングなオープニングに本作がただのエンタメ作品でない事を感じる。 映画は、テロの調査に現場に入ったFBI職員も2度目のテロ攻撃に巻き込まれる。死者100人以上、負傷者200人以上。 FBIは同僚も失うテロ行為に対して、4人のFBIスペシャリストをサウジに送り込み、事件の調査とテロの阻止の為、テログループと闘う事になる。 映画の感想 これは9.11以降に起こりうる話で作品としてのクオリティも高い。 マイケル・マンプロデュースという事で徹底したリアリティ主義で、撮影もハンディカメラを多用して、ユラユラとゆれる映像と早いズームイン&アウトでドキュメント作品のような効果を醸し出している。 サウジ側の監視の下、現地調査もままならないFBIのジレンマからサウジの王子に直接陳情して捜査に参加し始める辺りから映画は面白くなってくる。サウジの警察とFBIの関係も初めギクシャクしたものだが、話が進むうちにお互いを認め合う関係となっていく過程も丁寧に描かれ感情移入しやすい。 FBIは捜査の帰路、テロの攻撃にあい仲間一人が拉致されてからは凄まじいテンションが続く。かなり緊張が強いられるシーンの連続であるがアクションも素晴らしく、FBIの仲間を見殺しにしない姿勢が画面から感じ取れる連係プレーで、アクションの組み立ても良く出来ている。 女性捜査官メイズとサウジの子供との心温まるエピソードも、一瞬にして吹き飛ぶ現実を見つめた展開を用意していて作り手達の醒めた目線を感じた。 暴力が暴力を生む悪巡回を描いた作品で、けして後味良い作品ではないが、今の時代を色濃く描いた骨太な第一級のエンターテイメント作品である。 映画「キングダム 見えざる敵」の関連商品はコチラをクリック。《送料無料》ダニー・エルフマン(音楽)/オリジナル・サウンドトラック キングダム-見えざる敵-(CD) いつも饒舌なダニー・エルフマンの音楽も、マイケル・マンの要求なのかタンジェリン・ドリームぽい淡々とした打ち込みのシンセサウンドがメインでした。
2007.10.12
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サウスバウンド スペシャル・エディション [DVD] 映画の話 小学6年生の二郎(田辺修斗)の悩みは、父親の一郎(豊川悦司)があまりにも型破りで恥ずかしいこと。例えば修学旅行の積立金が高いと思えば、校長と直談判しに学校へ乗り込んでくる。しかし、そんな父のよき理解者である母・さくら(天海祐希)の一声で、一家は東京から、父の故郷・西表島に引っ越すことに! 奥田英朗の同名小説を、個性派映像作家 森田芳光が監督、主演に豊川悦司、天海祐希、北川景子、松山ケンイチが出演。 映画は長男二郎の目線で語られ、破天荒の生き方をする父一郎と上原家の姿が描かれる。 映画の構成は東京を舞台にしたコミカルな前半と、沖縄の西表島を舞台にした後半の2部構成で描かれる。 映画の感想ややネタばれあり おかしい事におかしいと言えない現代社会を「ナンセンス!」の一声と決めポーズで一刀両断する父一郎の姿が見ていて気持ち良い。 設定では一郎とさくらは80年に活動した元過激派となっているけど、演じる役者の年齢と照らし合わせるとかなり設定に無理があるように感じたが、あくまでも寓話として判断してその辺は目をつむる事に・・・。 区役所のおばさん、学校関係者、建築業者を相手に自論で相手をねじ伏せる一郎の姿は、豊川のネッチリとした論法と共になかなか良い事を言っているのに共感する。 映画前半は二郎の目線で現代社会を生きる小学生の姿が面白く描かれ、母の実家を桃子と共に訪ねるシーンで、リッチな生活を送る実家の子供たちのシーンが初期の森田作品に通じる印象を受けた。 かなり話としてはギスギスとした話なのだが、桃子を演じた松本梨菜の子供らしい難しい言葉に対して「過激派ってなぁに?」と聞く姿が映画のガス抜きになっていたように感じた。 映画後半、グウタラだった父がキビキビと働く姿が、東京と沖縄の生活の対比になっていて面白い、働くトヨエツもまたカッコいい。 西表島のリゾート開発のエピソードは2003年7月に提訴された「西表島リゾート開発差止訴訟」をモデルにしたと思われるが、自由を求めて移住した上原家だったのに、また新たなる騒動に巻き込まれる誤算は、現代社会の矛盾を批判しているように感じた。 映画の着地点は、「パイパティローマ」というファンタジーの世界に話が行ってしまい、一郎の今までの思想や言論から矛盾するように感じたが、見る人によって好みが分かれると思う。 映画全体としてなかなか面白い作品だった。二郎を演じた田辺修斗の自然体の演技と、他を圧倒する豊川悦司の演技が光る。北川景子はあまりにもナチュラルすぎて本人と判らなかった。森田の演出も奇をてらった物ではなく、正攻法のスタイルに好感を持った。 映画「サウスバウンド」関連商品
2007.10.11
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2日、内幸町イイノホールにて『ローグアサシン』を鑑賞した。 客入りは、かなり空席の目立つ6~7割と言ったところか。最近の試写会には小学生位の観客を良く見かける。彼ら彼女らにはかなり刺激のある映画なのだが・・・。●ネットバンキング決済・コンビニ後払いも可能!(DVD)ローグアサシン DTSスペシャル・エディション 映画の話 FBIアジア系組織犯罪捜査科のクロフォード(ジェイソン・ステイサム)は、同僚とその家族を“幽霊”と称される殺し屋のローグ(ジェット・リー)に無惨にも殺されてしまった。3年後、クロフォードの宿敵ローグがサンフランシスコのヤクザ街に姿を現し、中国系暴力団と日本のヤクザの抗争を複雑にかき回し、激化させる。 予告編でイメージしていた映画とは随分と違っていた作品で、見る人によっては珍品にカテゴライズされてしまう作品かもしれない。その理由は本作はチャイニーズマフィアとジャパニーズマフィア(ヤクザ)の抗争が話の主軸で、そこにFBIと警察、更になぞの暗殺者ローグが絡むかなり複雑な構造になっている。 問題はヤクザと日本の描写である。アメリカ人の間違った認識がそのまま画面に現れている。過去にも「ライジング・サン」『ブラック・レイン』など日本が絡んだ映画は数多くあり違和感を感じる描写があったが、やはり本作もかなり変だ。 ヤクザの経営する日本レストランには、外国人向けのお土産店で売っていそうな着物を着たお運びさんがいて、お客さんは女体盛りを楽しみ、隠し扉の向こうでは畳の上で博打をするヤクザ達、刺青もかなり変だ。そしてヤクザの日本語セリフはオールアフレコみたいで、ヤクザの親分の娘を演じたデヴォン青木も日本語がペラペラだ。そのくせジェイソン・ステイサムの喋る日本語は本人のもので、字幕も無く喋るので何を言ってるのか判らない、試写会場も爆笑だったぞ。とにかくヤクザを演じているのも在米の日系俳優で、敵対するチャイニーズマフィアとの区別が付かなくって困る。 日本のシーンではヤクザの親分の石橋凌と、その子分のケイン・コスギが真剣で手合わせをして、親分の怒りを買ったケインは右耳を切り落とされたはずだったのに、アメリカに行ったらちゃんと右耳が付いていました。それから親分の経営するモーターショップには日本語で『下手な横好き』とか書かれた格言が沢山ぶら下がっていました。 出演者は先にも書いたけどかなり豪華な面子。ジェット・リーとジェイソン・ステイサムのガチンコ勝負は、ある意味エイリアンVSプレデターもしくはゴジラVSガメラに匹敵する組み合わせで、この手の好きな人にはたまらない組み合わせなのでは。 映画の感想 かなり微妙。脚本はかなり旨く出来ているのに演出が伴わない、何か映画が淡々としていて熱いものを感じない。 ジェイソン・ステイサムは『トランスポーター』にしか見えないし、ジェット・リーがスポーツカーを乗り回したり、バイクに乗ったり、銃をバンバン撃ったりでかなり凄いのだが、どうもキャラと合っていないような気がした。やっぱりジェットは肉体を駆使したアクションを見たい。 以下ネタばれあり オチに関しては面白いぞ。「ユージュアル・サスペクツ」を彷彿される捻りのあるオチで、すっかり騙されました。それにしても本作を制作したライオンズゲートは「SAW」シリーズ以降どんでん返しを狙った映画が多く、先日見た「カタコンベ」しかり、観客をいかにして騙すかを全勢力を掛けているような気がする。 ただ本作の面白いオチも映画全体が雑な演出の為、驚愕なオチにならなかったのが残念である。「あーそうだったんだ」と言う印象で、言われてみればローグのなぞの行動も合致する。もっと旨い監督が撮れば傑作になったかもしれない作品なのだが、いかんせんMTV上がりの監督なので映像の見せ方は旨いのだが底が浅い演出で、映画全体から良い印象は受けなかった、B級ぜんとした作風がもったいない。 映画「ローグアサシン」の関連商品はコチラローグアサシン DTSスペシャル・エディション
2007.10.03
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1日、新宿厚生年金会館大ホールにて「ヘアスプレー」を試写会にて鑑賞した。客入りは7~8割くらいで、小学生位から年配の方まで様々な年齢層の観客が集まった。ヘアスプレー DTSスペシャル★エディション(DVD) ◆20%OFF! 映画の話 おしゃれとダンスに夢中な女子高生トレーシー(ニッキー・ブロンスキー)の夢は、人気テレビ番組「コーニー・コリンズ・ショー」のダンサーになること。ある日、番組のオーディションが開催されると知ったトレーシーは、自分と同じく大柄な母親エドナ(ジョン・トラヴォルタ)の反対を押し切り、オーディションに参加する。 ジョン・ウォーターズの同名カルト作品をリメイクしたミュージカル映画、私はオリジナル版は未見です。監督は『ウェディング・プランナー』のアダム・シャンクマン。 時代は1962年のボルチモア。保身的なアメリカ社会を舞台に、人種差別やキューバ危機など時代背景をある程度予習しておくと楽しめると思う。 映画の感想 ややネタばれ。 これは面白い!オープニングのフィル・スペクター調の60年代アメリカン・ポップスの歌と踊りの幕開けから胸踊る展開で、映画を見ながらニヤニヤしっぱなしである。 丁度「グリース」に通じるミュージカルで、出演者も『グリース』のジョン・トラボルタが主人公の母親役を演じていて、太った巨体に女装という特殊メイクで、私の周りの大人の観客はトラボルタの一挙手一同にクスクス笑いっぱなしである。敵対する主人公のライバルの母親役には『グリース2』のミシェル・ファイファーで、すっかり年を食ってしまい時々研ナオコに見えてしまう。 この映画のいい所は、若い役者の歌とダンスもいいが、何と言ってもリアルタイムで「サタデーナイト・フィバー」「グリース」を見てきた者にとってトラボルタの歌とダンスが見れた事で、Lサイズの洋服店で踊るトラボルタを見ていたら涙が溢れてきた。きっとオールドファンはこのシーンで涙が出ると思う。そしてコミカルなクリストファー・ウォーケンと嫌味なミシェル・ファイファーなど皆自分の役どころを理解していて見ていて気持ちがいい。主人公のトレーシーを演じた新人のニッキー・ブロンスキーの体系からは想像もつかない切れの良いダンスと歌声も良かった。 映画は保身的な時代には避けて通れない黒人問題なんかも真正面から取り組んでいて好感を持ったし、太った人々を邪険にしないで愛情を持った姿勢も良い。 上映時間は116分。まったくそんな長さも感じさせない娯楽作で、最初から最後までワクワク感は途切れる事はなかった。エンドロールも楽しく帰る人が少なかったのも印象的だ、これは個人的に好きな作品だ、面白かった! 是非大きいスクリーンと音響設備の整った劇場での鑑賞をお勧めしたい作品である。 ちょっと野暮な話 映画の中の、白黒ブラウン管テレビがスィッチを入れると直ぐに画面が写っていたけど、昔のテレビはブラウン管に絵が写るまで相当時間が掛かっていた。 それからテレビ番組の中で、黒人がメインを勤める日の事をセリフでは“ニグロ・デー”と言っていたのに、日本語字幕は“ブラック・デー”となっていた、ちょっとその辺がちょっと気になった。 映画「ヘアスプレー」関連商品
2007.10.01
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