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象鼻木や三代木を観て、力行山荘での朝ごはんを食べたとこまで書いた、昨年12月に行った台湾の続き。力行山荘のそばにある阿里山郵便局は2007年で4月で100歳 を迎えたそうや。海抜2170mと台湾で一番高いとこにある郵便局。嘉義行きの12時のバスチケットを買うたんやけど、10時のに間に合いそうやったので、セブンイレブンで変更してもろた。運賃は、単程全票(大人片道)で214TWD(約749円)。阿里山高山青大飯店に戻ってチェックアウトし、バス乗り場へ。嘉義県営バスで、日野のハイデッカーを使うてるみたいや。新しいし座席も一列に2席だけで快適やった。時間通りに10時に出発。 阿里山におったのは、17時間ほどやったけどとってもええ経験ができて楽しかった。山のなかの道を下り、10時40分に石棹バス停でトイレ休憩。このあたりから中国茶の畑が見え出した。山肌一面に茶畑が広がり始め、お茶屋さんの看板も見かけるようになった。動くバスの中からの撮影でなかなかええ写真が撮れへんかったけど。有名な台湾の「阿里山高山茶」がここで育ってるのかと思うと感慨深い。こんな景色も空気もええとこやったらおいしいお茶ができるやろうなあ。寒緋桜や梅の花が咲いてると思うたら、ブーゲンビリアやバナナが現れ、椰子の木が見えて熱帯の風景に。あっという間に温帯から亜熱帯を経て熱帯や。嘉義市内に入って、中央噴水を過ぎ、12時5分台灣鐵路の嘉義車站に戻ってきた。阿里山森林鉄路の嘉義駅を出発してから、24時間たってへんとは信じられん。行きは森林鉄路、帰りはバスとすごく密度の濃い一日やった。この後台北に向かう。台湾のこと続きます。(為替レートは、旅行時2007年12月の1TWD=3.5円で計算)今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2008年12月23日
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阿里山森林遊樂でハートや豚の形の檜を見たとこまで書いた、昨年12月に行った台湾の続き。木蘭園では、木蓮と辛夷が植わってて、辛夷は咲き始めてた。桜は日本人が明治時代に植えたのが始まりやそうや。「吉野櫻」が一番多くて1900本以上。そのほかにも台灣山櫻、八重櫻、千島櫻、富士櫻などがあって、3月に満開になるときはすごくきれいで、人出も相当なようや。開けた所に、立派な道教の寺があった。玄天上帝や福徳正神、註生娘神をお祀りしてる受鎮宮。2階にあがると目の前にバスケットボールのゴールがある小学校の校庭があって、教室までのぞけそうやった。 毎年旧暦三月三日、玄天上帝の誕生のころになると、水蝋蛾(イボタガ)が御神体に止まりにくるねんて。お誕生日をお祝いしにくる「神蝶」といわれてるそうや。でも、ちょっと不気味かも。神蝶朝聖のようす吊り橋やのうて舗装された香林橋を渡って、「象鼻木」へ。ちゃんと象さんに見えるやろか。近くには「三代木」も。一代目が樹齢1500年の紅檜で下の根元の株だけ残ってるの。二代目は右側の樹で250年後にその上に芽を出して成長。三代目は左側の細い樹で、二代目の空洞になったところに芽を出したそうや。三代にわたって同じ木の株から生まれては生長してるなんてすごいなあ。阿里山森林遊樂區では、清冽な空気のなかきもちよくお散歩ができた。5時半にお宿を出発して7時にご来光を観て、もう8時半。お腹が空いてきたので、朝ごはんを食べに戻ることにした。お宿阿里山高山青大飯店から「力行山荘」の朝食券をもろてる。系列の宿なんかなあ。朝食時間は8時から9時半までで、9時ごろ着いた。他に1組お客さんがいはった。地下の食堂で、お粥、花巻、デンブ、筍ときのこの炒めたの、キャベツを茹でたの、お漬物の朝ごはん。まあ、こんなもんかなっていうお味やった。台湾のこと続きます。今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2008年12月22日
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カンボジアへ行く72時間前になってしもた。JAL便やからかツアー参加でも72時間からwebチェックインで座席指定もできる。だんな様は早々に準備完了やのに、私は間際にならなでけへん。昨年12月に行った台湾の続き、阿里山の祝山與對高岳からご来光を観たとこまで書いた。行きは鑑賞日出車に乗ったけど、帰りは歩くことに。途中で7時30分発の祝山線鑑賞日出車の終電が追い抜いていった。鑑賞日出車の動画杉や檜林のなかの鑑日歩道を歩いてきて20分ほど。沼平駅(旧阿里山駅)近くがこの歩道の出入り口になってる。踏み切りで、祝山線鑑賞日出車に出会うた。7時30分発の祝山線が終電やったんやから、歩くほうが列車より早いんかなあ。列車の線路は地図を見ると、ずいぶん迂回してた。祝山駅が海抜2451m、沼平駅が2274mやから、177mの標高差がある。それを走行距離5kmで走ってる。乗り切れん人がいて、もう1本後に列車が出たんかもしれん。歩くほうが早い?祝山線鑑賞日出車の動画阿里山森林遊樂(森林レジャー地区)には遊歩道があって散策できる。地面にはまだ霜が降りてた。 沼平公園を抜けて、姐妹潭へ。小さいほうが妹潭、大きいほうが姐(姉)潭という沼。同時に1人の男性を愛した姉妹が、お互いに傷つけたくないので、それぞれの沼に身を投げたという伝説があるそうや。そばには変った形の檜がある。「三兄弟」は1本の倒木から3本の檜が並んで生えてる。「金猪報喜」は豚の姿。中華圏で猪は豚のこと。金の豚を見ると金運が舞いこむことを知らせてくれてるのかな。「永結同心」は「末永くお幸せに」っていう意味やそうで、大きなハート形。「老樹頭」は、日本統治下時代に伐採された、紅檜の切り株やそうや。中国語、英語、日本語で説明が書かれた解説板があるのでわかりやすかった。ネーミングもおめでたそうで台湾らしい。台湾のこと続きます。今日のラッキーくじは、Infoseekが1ポイントアタリやった。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2008年12月21日
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沼平駅(旧阿里山駅)近くの踏み切りで、祝山線鑑賞日出車に出会うた。祝山駅から杉林のなかの鑑日歩道を歩いてきて20分ほど。7時30分発の祝山線が終電やったんやから、歩くほうが列車より早いんかなあ。列車の線路はずいぶん迂回してたけど。乗り切れん人がいて、もう1本列車が出たんかなあ。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2008年12月18日
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阿里山からご来光を見て、すがすが気分になって山を降りていった。帰りは祝山線に乗らずに歩いた。7時30分発の祝山線鑑賞日出車の終電が追い抜いていった。こんな朝早い終電は珍しいやろうなあ。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2008年12月18日
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阿里山観日樓からの玉山連峰の眺めです。ご来光の5分前で、空はもうすっかり明るくなってた。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2008年12月17日
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阿里山観日樓からの玉山連峰の眺めです。朝焼けもとってもきれいやった。玉山連峰小組第三分隊長 陳源隆氏が中国語で説明してはる。最後は韓国語かな。 1日1回のクリックで、募金ができます♪
2008年12月17日
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肩が冷えると肩こりがひどくなるので、キドニービーンズ枕を作ってみた。 ほんまは小豆枕やねんけど、ちょうど古いキドニービーンズ(金時豆の一種)があったので、それを使うた。だんな様の古くなった綿のTシャツの下のほうをカットして、細長い袋を縫うた。使うのは手拭いでも薄手のタオルでもなんでもいいと思う。そこにキドニービーンズを入れては、押さえるために赤い糸で三角形に刺していった。それをカバーの袋に入れる。それもなんでもええから、私は古い綿の靴下をそのまま使うた。電子レンジで1分ほど加熱すると、カイロのようにホカホカになるので、それを肩に当ててる。適度な重みがあってええ具合に体に沿うてくれる。だんな様は、豆臭いからイヤやっていいはるけど。昨年12月に行った台湾の続き、完全防寒体制で鑑賞日出車に乗って海抜2451mの祝山駅まで行ったとこまで書いた。駅を出てすぐのところには屋台が出てて、見晴らし台のようなとこがあったけど、さらに上っていった。 広場のようなとこが観日樓やったんかな。あったかい食べ物の屋台や本わさびを売ってるとこがあった。阿里山ではわさびも栽培してるんやろか。大きな中国語で説明してるおじさんがいはって、名刺を配ってはった。表には「玉山連峰小組第三分隊長 陳源隆氏」裏には、ア里山中山村村長とも書いてあった。後ろには白い月が残ってて、前には雄大な山並み。このなかには台湾最高峰の玉山(新高山 標高3952m)も含まれてる。どれやったんかなあ。阿里山からの朝焼け(動画)朝焼けの景色も幻想的やった。7時3分にご来光。阿里山からのご来光(動画) 阿里山でご来光が拝めて、とってもうれしかった。 台湾のこと続きます。今日のラッキーくじは、インフォサーチが5ポイントアタリやった。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2008年12月14日
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阿里山高山青大飯店に泊まったとこまで書いた、昨年12月に行った台湾の続き。4時50分にモーニングコールがかかってきて、ダウンのコートに帽子、手袋、カイロと完全防寒体制で5時25分には出発。台湾とはいえ、海抜2000m以上の高さで早朝やから寒かった。セブンイレブンがもう開いてたので、帰りのバスチケットを買うて、阿里山駅まで歩いて5分ほど。満天の星空がきれいやった。駅で祝山線の切符「鑑賞日出車票」を買う。帰りは歩いて降りようと単程全票100TWD(約350円)。往復やと去回全票で150TWDになる。時刻表には、第一班5:50 第二班6:00って書いてあった。ホームに上がってると、5時50分に列車がきた。座席はボックスシートやなくて、普通のベンチシート。どんどん人が乗り込んできて、満員になってきた。6時4分に出発。次の平沼駅にもホテルがあって、さらにお客さんが乗り込んでくる。6時12分に平沼駅を出発して、終点祝山駅に着いたのは6時31分。海抜2216mの阿里山駅から2451mの祝山駅までの全長6.25km。祝山駅は台湾で一番高いとこにある鉄道駅やそうや。6輌ぐらい連結されてて、すごく長い列車になってた。駅には日出の時刻7:03と帰りの列車の時刻7:30が書かれてる。駅を出てすぐのところには屋台が出てて、見晴らし台のようなとこがあったけど、さらに上っていった。(為替レートは、旅行時2007年12月の1TWD=3.5円で計算)台湾のこと続きます。今日のラッキーくじは、インフォサーチが5ポイントアタリやった。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2008年12月11日
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やっと昨年12月に行った台湾の続き。昨年12月23日から、これもマイレージの特典で台湾へ行ってきた。特典を使うと、行きは成田から高雄へ、帰りは台北から関西国際空港へということもできるし、同じルートであれば日時の変更もできる。日本アジア航空(2008年4月1日にJALに統合された)で高雄へ飛んで、さっそく六合夜市を探検。2日目は高雄駅前からバスで移動、バスで一緒やった許さん親子と蓮池潭をお散歩。虱目魚(サバヒー)のお粥を食べたり、蕃茄切盤(カットトマト)をつまんだ。旗津までフェリーで10分たらずの船旅、星空トンネルや旗後砲台をみて、番薯椪(さつまいも揚げ餅)を食べた。フェリーで戻って、50嵐のタピオカミルクティを飲んで晩ごはんは郭家肉粽で食べて、愛河のライトアップを見た。3日目は台南へキョ光號で移動。台南の朝代大飯店はいいお宿やった。再発號の八寶肉粽でお昼を食べて、神様めぐり。台南は台湾の京都といわれるぐらい神様をいっぱい祀ってある。天壇で台湾で一番美しい「一」の字、北極殿と土地公への拝拝のお供えを見て、映画館「全美戯院」の前を通って長楽市場の青草店へ。台南大天后宮では平安米をいただいた。赤嵌樓と孔子廟を見学し、臨水夫人媽廟での拝拝して安平で台灣歌仔戲も見られた。安平古堡を見て周氏蝦捲を食べ、晩ごはんは、台南名物「度小月」擔仔麺。クリスマスのイルミネーションの消防車を見て、おいしい木瓜牛乳を飲んだ。4日目は、嘉義まで區間車で移動。嘉義駅で阿里山森林鉄道の当日券を買えてほっと一安心、お昼を噴水鶏飯店で食べて、名物の恩典方塊酥も買うた。いよいよあこがれの阿里山森林鐵路。阿里山を登っていくため、熱帯、亜熱帯、温帯を通っていく。 獨立山螺旋路線(3重ループ線)を通り、奮起湖の駅弁を食べた。三段式スイッチバック(Z字型爬昇)を体験し、終点阿里山駅に到着。ここまで書いてきた。予約してあった、阿里山高山青大飯店のバンに乗ってお宿へ。ここは、日本から予約できた値段が手ごろなホテル。1泊1600TWD(約5608円)でベッドとシャワーとバスタブとトイレがあるだけの部屋やけど、寝るだけやからええかな。暖房は夕方6時半から朝の4時までしか入らないし、お湯は夕方5時半から朝6時までしか出ないって書いてあった。携帯電話は使えた。阿里山高山青大飯店バス乗り場の前にセブンイレブンと星巴克(スターバックスコーヒー)があった。黒板に、全亜洲最高星巴克 海抜2170mって書いてあった。2007年11月にできた、アジアで最も高い場所にあるスターバックスコーヒーみたいや。台湾では、大手商品会社の統一グループが「セブンイレブン」と「スターバックス」を展開してるそうで、ここでも両方が隣り合わせにあった。統一星巴克着いた時は霧で真っ白やったのに、夜は月も星もくっきり。翌朝のご来光が期待できそうになってきた。(為替は、旅行時のレートで計算)台湾のこと続きます。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2008年12月08日
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12月に行った台湾の続き。4日目(全部で10日ある)。阿里山森林鐵路奮起湖駅で、おいしい駅弁を買ってたべたとこまで書いた。この駅で降りたお客さんもいはった。 奮起湖駅が標高1403mやから、まだ3分の2の高さまでしか来てへん。多林駅を過ぎ、標高1523mの十字路駅を通過した。十字路駅を通過する阿里山5号(動画)まわりは広葉樹や竹林からヒマラヤ杉に変わってきた。時々お茶の畑ものぞく。このあたりから霧雨でまわりの景色が見えなくなってしもた。標高1710mの屏遮那駅を過ぎ、16時半ごろ標高1827mの第一分道駅に到着。ここはもう温帯で、日本の山の中と変わらん風景。と思う間もなく、列車はバックしだした。最初は、ずり落ちてるんやないかと思うて心配になったけど、これが1回目のスイッチバックやった。スイッチバックっていうのは、急勾配を緩和するための列車が進行方向を逆転させながらジグザグに登り下りすること。これで、やっと機関車が先頭を走ることになる。2、3分も走ると、今度はまた前を向いて走り出した。第一分道駅と二萬平駅の間でまたスイッチバック。今度は、携帯のムービーで撮影できた。バックで進んで行く。ポイントの切り替えはどうするんやろうと思うて見てたら、車掌さんが手動でやってはて、切り替えるとすぐに列車に飛び乗りはる。阿里山森林鐵路スイッチバック バックと切り替え(動画)今度は前進を始めた。バックの時とは違う線路を走ってる、山を登っていく。阿里山森林鐵路スイッチバック 切り替えの後、前進(動画)このあたりは、森の中。二萬平駅は標高2000m。10分ほどいった標高2138mの神木駅で、最後のスイッチバック。阿里山森林鐵路スイッチバック 神木駅でまたバック(動画)5分ほどで、終点阿里山駅に到着。3時間半ほどの阿里山森林鐵路は植物園と遊園地を一緒にしたみたいで楽しかった。実はこの路線、10月の台風15号の被害を受けて、十字路駅から阿里山駅間が不通となって、シャトルバスによる振替輸送が行われていたそうや。12月21日、私が乗る5日前に全線で運転が再開されたところやった。中国語ではスイッチバックのことを「之字形前進」や「Z字型爬昇」っていうみたいや。阿里山森林鐵路のZ字型爬昇(switch back)駅の改札を通ろうとしてもなかなか通してくれへん。なんでかと思うたら、改札の横にある窓口で、阿里山森林遊楽区入山券を150NT$(約540円)を買うて見せなあかんかったんや。現金でしか払えないのに、クレジットカードの伝票みたいなのが入山券やった。「内含保険費、請妥善保管」って書いてあるから、無くさないように大事に持ってなあかんかったんや。阿里山駅は1999年9月の921大地震で崩壊し、少し先にある今の沼平駅がずっと臨時阿里山駅として使われてた。昨年9月に復旧工事がやっと完成して、元の場所の駅が使えるようになった。台湾最大の木造駅やそうやけど、使うてる木材は阿里山のやなくて、カナダからの輸入品やねんて。大きなログハウスみたいな駅。予約してあったお宿の人が改札まで迎えに来てくれてた。ホテルの名前を書いたプラカードを持って、最後のお客さんが改札を出るまで営業をしてから、ワンボックスカーに案内してくれた。続きます。今日のラッキーくじは、楽天が1ポイントアタリやった。 人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年04月25日
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阿里山森林鐵路スイッチバックの動画です。神木駅でまたバック。深い山のなかの駅で標高2138m。 人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年04月25日
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阿里山森林鐵路スイッチバックの動画です。車掌さんが切り替えを済ませ列車に乗りこむと、今度は前進を始めた。バックの時とは違う線路を走って山を登っていってる。 人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年04月25日
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阿里山森林鐵路の動画です。列車は線路をバックして進んでいき、走っていった車掌さんがポイントを手動で切り替え、また列車に乗った。 人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年04月24日
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阿里山森林鐵路の動画です。阿里山5号は十字路駅を通過していった。 人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年04月24日
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12月に行った台湾の続き。まだ、4日目(全部で10日ある)で半分も終わってへん。阿里山森林鐵路嘉義車站から13:30出発の阿里山5号に乗って、木屐寮駅を過ぎたとこまで書いた。木屐寮駅は標高324mやったけど、12分後に着いた次の樟脳寮駅は543m。どんどん高度を上げてる。この駅から次の独立山駅までの間には、有名な獨立山螺旋路線(3重ループ線)がある。このスパイラル線は高度200mを3重のループ線で登る。切符の裏にあった線路図を見ても、いったいどうやって一筆書きしたらええのかわからんぐらいや。3回まわって、最後には8の字に折り返してるらしい。獨立山螺旋登山鐵道圖の真ん中へん右の図を見てやっとわかったけど、こんな複雑な動きしてたんやなあ。獨立山螺旋路線を通る阿里山森林鐵路(動画)独立山駅は8の字の途中にあるみたいや。ここは、標高743m。標高800mを超えると亜熱帯になるので、ここの駅までが熱帯。亜熱帯に入ると、車内放送が入ってそのことを説明してくれてるみたいやったけど、中国語だけやから全然わからん。乗客は外国人がほとんどなんやから、せめて英語でアナウンスしてくれたらええのに。梨園寮駅は標高904m。日本で亜熱帯なのは、奄美諸島や沖縄諸島(沖大東島を除く)やそうや。標高997mの交力坪駅に到着。ここで、下り列車の待ち合わせをしてた。車掌さんは列車から降りて、二人揃って腰を伸ばす運動をしてはった。緑の矢印には、「阿里山牧場 瑞里大飯店」って書いてある。夏にはハイキングに来る人も多いんかなあ。この時期売店も閉まってた。ここでもポインセチアが咲いてる。下り列車が無事通って、出発進行。交力坪駅を出る阿里山5号(動画)次の水社寮駅は標高1186m。椰子の木はもう姿を消して、竹やススキが目につく。出発から1時間15分ほどで、標高1403mの奮起湖駅に到着。ここで急いで飛び降り、立ち売りのおばちゃんから80元(約289円)の駅弁を買うた。「自然健康 美味可口 特製木片餐盒」おいしいおいしい、自然健康食、特製経木(きょうぎ)の弁当箱入りっていう意味かな。ここの駅弁はおいしいので有名。駅のセブンイレブンでも買えるみたいやけど、やっぱりここで作ってるのとは味が違うんやないかなあ。経木のお弁当箱には、白いご飯がぎっしり。その上に、塩コショウ味の豚肉ソテーと煮卵、腸詰、サッと炒めたサヤエンドウとキャベツ、筍、ザーサイがのってる。薄味で、素材の味が活きててとってもおいしかった。今回台湾で食べたもののベスト3に入るかな。次は、スイッチバックで登っていく。続きます。今日のラッキーくじは、ラッキーサーチが5ポイントアタリやった。 人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年04月22日
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阿里山森林鐵路の動画です。交力坪駅で下り列車の待ち合わせを済ませ、出発。ここは標高997mで、亜熱帯に属する。椰子の木はほとんどなくなり、竹やススキなどが登場しだした。人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年04月22日
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阿里山森林鐵路の動画です。樟脳寮駅を過ぎて、独立山駅の手前で、獨立山螺旋路線(3重ループ線)を通過中。回転してるように感じることは感じるけど、トンネルばかりであまりようわからんかった。人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年04月22日
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12月に行った台湾の続き、4日目(全部で10日ある)。阿里山森林鐵路嘉義車站から阿里山5号が13:30に出発した。私の座席は、4車5號。一番後ろかと思うてたら、先頭の車両の進行方向右側で一人掛けの席やった。「無席(立ち席)」の人も10人ぐらい乗ってはった。席が取れただけでも、ラッキーやったのに先頭車両で前に運転席がないから景色がよう見える。自分の席と一番前を何度も往復して、完全に「鉄子」さんになってしもた。嘉義駅の海抜30mから、終着阿里山駅の2216mまで標高差が2186mもある。その間に、標高800mまでの熱帯、1800mまでの亜熱帯、1800m以上の温帯と3つの気候帯を通っていく。高度が変わるにつれて、植生も変わっていくのがおもしろい。市街地の民家の間を抜けて走ること6分で北駅門に到着。ここから乗ってきはる人もおった。写真は旧北門駅で、瓦屋根の日本建築が懐かしい雰囲気。火事で焼けた後、復旧されたものらしい。車窓の風景は、町並みから田園地帯に変わった。一面のサトウキビ畑と椰子の木。南国ムードいっぱいや。30分ほど走ると竹崎駅に着いた。ここは海抜127m。ここから列車は山の中を走っていく。勾配がきつくなってきて、スピードも遅くなったみたいや。15分ほどで、木屐寮駅へ。ここは324m。木屐寮駅を出てからの動画。駅に到着し、出発するたびに機関士さんと車掌さんが無線で話してはる。山の中っていうても、やっぱり両側には椰子の木が生えてる。線路のそばの赤い花はポインセチアみたいやった。続きます。今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。 人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年04月03日
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阿里山森林鐵路の動画です。海抜324mにある「木屐寮駅」を出発した直後です。機関士と車掌さんが、台湾語で無線連絡してる。了解、了解って言うてはるんやろか。人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年04月02日
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12月に行った台湾の続き、4日目(全部で10日ある)。「恩典方塊酥」でお菓子を買うて、嘉義駅に向かうた。行李房(手荷物預かり)に預けてあった荷物を受け取って、ホームへ。改札口を入って、第一月台(プラットホーム)をずっと先まで行くと、小さなホームがあって、「阿里山森林鐵路嘉義車站」って書いた看板があった。阿里山線は、全長71.34km。始発の嘉義駅の標高が海抜30m、終着の阿里山駅は2216mやから、標高差は2186mにもなる。マチュピチュまで行くペルー南東鉄道、インドのダージリン・ヒマラヤ鉄道、ニルギリ山岳鉄道と並んで世界3大高山登山列車といわれてた。今は青海チベット鉄道ができたから4番目かな。もとは日本統治時代に、阿里山の台湾桧(タイワンヒノキ)などの材木を運ぶために造られた鉄道なんやそうや。列車は赤とクリーム色に塗られてて、なんとディーゼル機関車が、4両ある客車の最後尾についてる。後ろから押し上げていくねんなあ。運転士(機関士)さんが一番後ろで、先頭の車両(4号車)には車掌さん?がいて、無線で連絡してはるようやった。阿里山号は特急冷房車で、各客車にトイレも完備されてる。レールの間隔、軌間は762mm(ナローゲージ)と日本の大多数の路線の軌間1,067mmより狭い。日本でこの軌間を使うて運転してるんは、近鉄内部(うつべ)・八王子線、三岐鉄道北勢線、黒部峡谷鉄道本線だけやそうや。車両の幅も狭くて、シートは一列に2人と1人の3人しか座れへん。小さ目やけどグリーンのきれいな椅子で、ちゃんと阿里三賓館(ホテル)の広告が入ったカバーまでかかってた。そろそろ出発進行!続きます。今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。 人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年04月02日
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12月に行った台湾の続き、4日目(全部で10日ある)。嘉義の「噴水鶏肉飯」で鶏片飯と蝦仁湯を食べて、「恩典方塊酥」っていうお菓子屋さんに向かうた。方塊酥は嘉義名産のお菓子で、「四角いクッキー」っていう意味かな。何軒か作ってるとこがあるけど、恩典方塊酥が元祖。ここのは、国主催のパーティー指定菓子「國宴點心」や觀光局が推薦する「100大伴手禮」にも選ばれてるそうや。交通部觀光局厳選 代表台灣特色之『100大伴手禮,百分百討喜』大禮材料は、麺粉、高級食用油、蔬果、鶏蛋、糖、蜂蜜、芝麻。小麦粉とバターかマーガリンと砂糖、卵などをパイみたいに243層になるように焼いたもの。甘さ控えめで、香ばしくパリパリ、サクサクしてる。パイほどコッテリしてへんから、中国茶ともよう合う。グラハムクラッカーに似てるかな。パッケージもキュートでかわいい。鹹(塩味)、原味(オリジナル)、杏仁(アーモンド)、海苔、蜜蛋(蜂蜜?)、椰子(ココナッツ)、(女乃)油(バター)、檸檬(レモン)、圓葱(オニオン)、珈琲(コーヒー)、巧克力(チョコレート)と11種類もある。どれも1パック150gで45NT$(約162円)。原味、杏仁、(女乃)油の3種類と薄切りアーモンドのたっぷり入った「おこし」のようなの1袋150NT$(約540円)を買うた。恩典方塊酥嘉義駅に戻る途中で、木瓜牛乳40NT$(約144円)も買うた。まだ、阿里山森林鉄道の出発まで時間があったので、駅の反対側にある嘉義鐵道藝術村に行ってみた。倉庫みたいなとこに看板が出てた。アトリエに使うてるんかなあ。誰も人がおらんで寂れた感じやった。(円換算レートは、旅行時のもの)続きます。今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。 人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年03月30日
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12月に行った台湾の続き、4日目(全部で10日ある)。區間車で、臺南駅から嘉義に向かう區間車に乗ったとこまで書いた。台湾の旅で一番楽しみにしてたのが、阿里山森林鉄道に乗って、ご来光を観ること。嘉義駅が、阿里山森林鉄道の始発駅。この列車は、平日は一日一往復しか走ってへん。日本からやと予約はむずかしくて、日本からまたは台北からのツアーという形で参加する人が多いみたいや。駅についてすぐに、切符売り場に行ってみたら、「無座」って言われた。翌日の帰りのもないっていうことで、がっかり。「無座」っていうのは、席がないっていうことやけど、立ち席なら発券してくれるみたいや。外に出たら専用の窓口があった。もう一度ダメもとで聞いてみたら「有座」やて、よかった。台南でぎょうさん神様に拝拝したご利益があったようや。片道399NT$(約1436円)。往復やと680NT$(約2448円)やけど、帰りはバスに乗るつもり。阿里山森林鐵路旅客乗車示意圖アリザ冫シ冫リンテツローリョウキャクノリシャアナイヅ乗り場の案内が、中国語と英語とカタカナで書いてあるけど、中国語のほうがよっぽどわかりやすい。1時半に出発やから、3時間ほどある。行李房(手荷物預かり)があったので、17NT$(約61円)で預かってもろた。いくつか銀行があったので、日本円から台湾ドルに両替しようと思うた。両替してなかったり、円を売る店はあったけど、日本円を買うてくれるのは、台湾銀行の支店だけやった。台湾銀行はレートがよくないうえに、チャージ(手数料)まで取るので好きやない。両替はやめといた。お昼を食べに向かうたのは、嘉義で有名な「噴水鶏肉飯」。中央噴水池のそばにある店やから、噴水ってついてるみたいや。鶏片飯50NT$(約180円)と蝦仁湯30NT$(約108円)を注文。鶏ってついてるけど、七面鳥の蒸肉をご飯にのせてタレをかけた丼。スライスした肉がのってる鶏片飯と細切りの鶏絲飯があって、鶏片飯のほうが10NT$高い。七面鳥やったらあっさりしてるのかと思うたら、コクがあっておいしかった。黄色いおたくわんがよう合う。今回台湾で食べたもののなかで、ベスト5に入る。海老のスープは普通かな。(円換算レートは、旅行時のもの)続きます。今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。 人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年03月27日
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12月に行った台湾の続き、4日目(全部で10日ある)。消防署のクリスマスイルミネーションや大戸屋のアジの開き定食の宣伝を見て、榮興水果店の木瓜(パパイア)牛乳と苺牛乳を買うたとこまで書いたんやったな。その日は、よう歩きまわったので早くに休んだ。 翌日は、朝6時におきてロビーのPCでネットをしてた。日本語入力ができるPCが2台あるんやけど、前の晩は子どもがゲームして占領してて使えへんかった。7時から1階のカフェで、サービスの朝食ビュッフェ。豆漿(甘い豆乳)、さつまいものお粥、煮梅、缶詰のツナ、でんぶ。鶏とピーマンとセロリの胡椒炒め、ベーコン、ソーセージ、豆苗(とうみょう)の炒め物、スクランブルエッグ。フルーツもスイカ、メロン、グアバ、柳橙(台湾オレンジ)。それに、擔仔麺を自分で作れる。麺ともやしを茹でカゴに入れてさっと茹で、小さなお椀へ。香菜をのせてスープを注ぐ。肉そぼろは別の器に入れた。スタッフの人が、肉そぼろは麺の上にのせなきゃってアドバイスしてくれはったけど、こうやって食べたかったんやもん。海老のお味のあっさりスープだけの麺は、さっぱりしてとってもおいしかった。肉そぼろは合間に食べたり、お粥と食べたり。朝ごはんにも大満足で、8時半に朝代大飯店チェックアウト。日本語が通じるし、とっても快適なホテルやった。朝代大飯店臺南駅に向かうて、嘉義までの區間車の切符を91NT$(約328円)で買うた。60キロちょっとやから、東海道本線の東京駅から平塚駅ぐらいの距離。台南ともこれでお別れ。相当細かく書いてきたのも、ほんまに楽しいとこやったから。また行きたいなあ。そのときは、府城観光護照(台南シティツアーパスポート)を使いたい。帰国してから、こんなお得なパスポートがあることを知った。お宿や交通機関、名所旧跡のチケットやレストランの食事券までついて2人で999NT$(約3276円)。総額4,000元以上の価値があるそうや。府城観光護照 日本語では、Matさんの府城観光護照紹介サイトが詳しい。改札を入ると、ホームにパトカーが停まってる。鉄道警察(鉄路警察署)みたいやけど、すごいとこが駐車スペースやねんなあ。9:11に台南を出て、10:21に嘉義に着く。列車は、韓国製のようやった。台湾の列車にも、優先座席がある。名称は、「博愛座」。「請禮譲座位給 老人・孕婦・行動不便及帯小孩的乗客」って書いてある。日本語の「優先席」って、「他のものより先に扱うこと席」っていうことやろうけど、ようわからん。「博愛席」にしたほうがええんやないやろか。日本語の「障害者」も、中国語では「残疾者」。「害」っていう字は「悪い」っていう意味があるから、「碍(さまたげ)」やひらがなを使う人もいはる。「残疾者」っていうのを見てハッとした。疾病が残っているだけなんや。残っていう字もあんまりいいイメージやないかな。でも、さすが漢字の国やと思うた。(円換算レートは、旅行時のもの)続きます。今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。 人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年03月25日
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12月に行った台湾の続き、3日目。「度小月」の擔仔麺を食べて、ぼちぼちお宿へ向かうた。 七叉路のロータリーのとこに、台湾に来て初めてのクリスマスイルミネーション。高雄では、まったくクリスマスらしくなかったのでうれしかった。なんと消防署や消防車まで、Merry Christmasときらめいてる。ここは、台南市消防隊大二分隊が入ってる建物で、旧台南合同庁舎やったところ。火事になったらどうするんやろうと心配になったけど、ちゃんとイルミネーションのない消防車も何台か控えてた。台湾では、クリスマスのイルミネーションを年明けまでそのまま飾っとくみたいや。公園路を行くと、民族路との交差点のビルの壁に、大きなアジの開き定食の写真があった。なんと、大戸屋の広告。FE21‘ Mega大遠百娯楽城っていうショッピングモールのレストラン街に大戸屋が入ってた。タイと台湾に出店してるみたいや。メニューは、炭(火考)風乾 竹莢魚竹魚定食 270元(約972円)主菜単品210元(約756円) 一夜干し炭火焼 トロあじの開き定食炸猪里肌肉排 滑蛋鍋定食 270元(約972円)主菜単品190元(約684円) ロースとんかつの玉子とじ鍋定食 和風炭(火考)蘿蔔泥 漢堡定食 240元(約864円)主菜単品180元(約648円) 炭火焼木和風おろしハンバーグ定食生姜炒猪肉定食 280元(約1008円)主菜単品220元(約792円) 豚の生姜焼き定食日本やと、あじの開き定食714円(単品 504円)、とんかつの玉子とじ定食787円(単品 577円)、ハンバーグ定食703円(単品 493円)、豚の生姜焼き定食745円(単品 535円)。日本の値段の2、3割増しかな。豚の生姜焼きがやけに高い。大戸屋道を渡ったとこに、果物屋さんがあってジュースも売ってた。「減糖」って書いた紙を見せて、木瓜(パパイア)牛乳50NT$(約180円)を作ってもろた。木瓜牛乳の作り方も店によって微妙に違う。ここのは、台湾で飲んだなかで一番おいしい木瓜牛乳やった。あんまりおいしいから、お宿に戻ってからもう一度出かけて、今度は苺牛乳60NT$(約216円)を作ってもろた。でもパパイヤのほうがおいしかったなあ。榮興水果店っていうお店で、台南のフルーツ店では老舗みたいや。榮興水果店(円換算レートは、旅行時のもの)続きます。今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。 人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年03月21日
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今日は、当日売りのZ券でオペラ「アイーダ」を観ようと、がんばって朝6時半ごろ初台の国立劇場に行った。そしたら徹夜した人も3、4人いたそうで、もう30人ぐらい並んでた。Z席は無理そうなので、あきらめて帰ってきた。雨が降って寒いなか、そこまでする人も多いとは、さすがアイーダはすごい人気やなあ。12月に行った台湾の続き、3日目。安平古堡を観て、周氏蝦巻を食べて、市内に戻るバスに乗った。 運賃は18NT$(約65円)を払うと、乗車票のようなのをくれた。しまいこんでたら、これは降りるときに渡さなあかんかった。同じバス停から乗った、学生みたいな二人連れの男の子が隣の席に座って話しかけてきはった。日本語と英語を混ぜて話してた。内容は「台南はいいとこだね」とか「よく台湾の人に間違えられるんよ」とか。バスは、夕暮れの台南運河に沿って走っていく。きれいやなあって思うてたら、バスが女子高前に停まって、帰宅する女子高生が山ほど乗り込んできた。部活のためか、ちょっと大き目のスポーツバッグを持ってる子たちも。日本の女子高生より素朴でかわいい。ちゃんとそれなりにおしゃれもしてるし。その子たちをかきわけて、七叉路のロータリーになってる「民生緑園」でバスを降りた。「民生緑園」は通称で、ほんまは「湯徳章紀念公園」っていうそうや。日本統治時代は大正公園と呼ばれて、周辺は日本統治時代の官庁街で立派な建物が建ち並んでる。湯徳章は、日本人警察官と台湾人女性の間に台南で生まれはった。日本で司法試験に合格、台南に戻って弁護士を開業し、日本の敗戦後も台湾に残って、台南の名士として活躍してたそうや。二・二八事件のときに、罪もないのに拷問、処刑されたけど、多くの関係者を庇って、潔く死にはったそうや。公園の真ん中には、終戦までは第4代台湾総督、 兒玉 源太郎の石像があったそうやけど、今は孫文の銅像。ここで降りたんは、台南名物「度小月」擔仔麺麺を食べるため。通りがかりの人に筆談で教えてもらいながら、消防署と文学館の間の「中正路」を行くと右側にあった。百年を超える老舗のはずなのに、カフェみたいな佇まい。店内はモダンななかにも昔の雰囲気を漂わそうとしてか、調理用のかまどや木のテーブル、イスが置いてある。擔仔麺50NT$(約180円)と香腸(台湾ソーセージ)20NT$(約72円)。煮卵(10NT$)はクーポン券でサービス。麺は、黄色い中華麺とビーフンから選べる。店内で作ってるのを眺めてた。麺を熱湯にくぐらせて、モヤシも茹で、小さい丼に入れる。香菜と肉そぼろを入れて、海老でだしをとったスープをかけて、海老をのせてできあがり。すごく小さいので、2、3口でスルスルって食べてしまえる。海老のスープはあっさりしておいしいけど、肉そぼろがちょっと醤油辛かった。煮卵はアヒルの卵みたいや。腸詰は、脂っこいけどニンニクと一緒に食べるとおいしい。ビールが欲しくなるなあ。「擔仔」っていうのは、中国語で「天秤棒」のことやそうで、昔は天秤棒を担いで売り歩いてたことから来た名前やそうや。このお店、台北にも支店がある。横浜大世界にも以前はあったけど、今はないみたいや。そのときには、入場料500円が必要で、担仔麺は500円やったらしい。続きます。今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。 人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年03月20日
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12月に行った台湾の続き、3日目。 明華園天字戲劇團の台灣歌仔戲を観て、目的の安平古堡(あんへいこほ)古蹟記念館へ。ここも入場料が、50NT$(約180円)。堡(ほ)っていうのは、砦(とりで)や要塞(ようさい)のことやねんて。オランダが造った熱蘭遮城(ゼーランジャ城)がもとになってて、台湾で最も古い城堡の跡地。当時の面影は、わずかに残る壊れた垣や壁だけ。洋風の建物は日本統治時代の税関宿舎で、オランダ統治時代から現代にまでの安平の歴史資料館として利用されている。展望台に上ると、景色がよかった。北側に流れてる河は塩水渓。左手に行くと、台湾海峡や。日が暮れてきそうなんで、台南市内に戻ろうとバス停らしきとこに立ってた。そしたら、カフェのようなお店から人が出てきて、ここのバス停は今日はバスが停まらないから、安平路のほうに行くようにって英語で教えてくれはった。バス停を探してたら有名な周氏蝦巻のお店があったので、食べていくことにした。台南名物の蝦捲2本45NT$(約162円)を注文。蝦と豚肉、魚のすり身、葱などで作ったクリームコロッケみたいなんを豚の油皮(網油?)で巻いて、片栗粉をつけて揚げてある。わさびみたいなんが、テーブルの上に置いてあったけど、何もつけずに食べた。皮がパリパリで中身はジューシー、塩味がうれしかった。つけあわせに、ガリ(生姜の甘酢漬け)がついてて、さっぱりしてよう合うてた。周氏蝦巻人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年03月15日
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12月に行った台湾の続き、3日目。赤嵌樓と孔子廟を見て、延平郡王祠(えんぺいぐんおうし)へ。台湾を占領していたオランダ人を駆逐した鄭成功(てい せいこう)の功績を賛えて建てられた祠。日本統治時代には、鄭成功を祭神とする開山神社(かいざんじんじゃ)となってたこともあるそうや。鄭成功は、日本の平戸で中国人の父と日本人の母の間に生まれた。近松門左衛門の「国性爺合戦(こくせんやかっせん)」は、鄭成功をモデルとして作られたもんやねんて。ここも中に入るにはお金がいったんで、入らへんかった。入り口にあった額「前無古人」は前人未到っていう意味なんかなあ。次にお参りしたんは、臨水夫人媽廟(りんすいふじんまびょう)。安産や子どもの成長守ってくれる女性の味方の神様。胎児の性別を変えれることもできるそうや。ご廟にいはった人が、拝拝(ぱいぱい)の仕方を教えてくれはった。ご廟のなかにいはる、全部の神様に祈らんとあかんねんて。お線香を持って、まずは入り口にある香炉にお線香を1本挿して3礼、次に手前の臨水夫人と古い臨水夫人、註生娘娘、臨水夫人と義理の姉妹関係を結んだ義結金蘭十姉妹、三十六宮婆姐、花公花婆そして最後に正面の香炉にまたお線香を挿す。(たぶんそうやったと思うんやけど、違うてるかもしれん)。全部の神さんに3礼するんで、くたくたになってしもた。でも、なんやとってもすっきりした気分。臨水夫人媽廟のこと詳しいサイトがあった。臨水夫人の儀礼と「物語」神様めぐりもひと段落して、台南市営バスで安平に向かう。大南門城っていうバス停でずいぶん待ってて、やっと2番のバスが来たと思うたら、通り過ぎて行きそうになった。あわてて追いかけて乗せてもらう。運転手さんが、「ちゃんと手を挙げなわからんやろ」って言うてはるみたいやった。まわりのお客さんが気の毒そうに見ててくれはった。台湾の人でも皆が手を挙げてるわけでもないみたいやし。でも、とにかく乗れてよかった。台南でもバスの時刻表みたいなんはなくって、待ってたらそのうち来るっていう感じ。韓国もそうやったし、日本のバスが特別すごいんかもしれん。運賃は18NT$(約65円)。20分ほどで安平古堡(あんへいこほ)に着いた。歩いてたら広場みたいなとこに、舞台を作ってパイプ椅子を並べた劇団がある。台湾で生まれた唯一の伝統芸能で、台湾オペラとも呼ばれる台灣歌仔戲やった。いくつか劇団があるなかの、明華園天字戲劇團。明華園天字戲劇團中国の京劇とは違うて、これは歌謡に民間の伝説や昔話をお芝居にして加えていったもんやそうや。安平ののんびりとした青空の下、独特の歌声が高らかに響いてた。台灣歌仔戲團 明華園天字戲劇團の動画 女性台灣歌仔戲團 明華園天字戲劇團の動画 男性珍しいもんが観られて、さっそく神様のご利益があったようや。今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。 人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年03月13日
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こちらは男性の舞台。12月に台南の安平で上演していた、台灣歌仔戲團 明華園天字戲劇團の動画です。台灣歌仔戲は台湾オペラともいわれてます。今日のラッキーくじは両方ハズレやった。人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年03月12日
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12月に台南の安平で上演していた、台灣歌仔戲團 明華園天字戲劇團の動画です。台灣歌仔戲は台湾オペラともいわれてます。人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年03月12日
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今日は、23回目の結婚記念日。土曜日にだんな様が、予約が取りにくいことで有名なロオジエのランチの席をとっておいてくれたのに、私の鼻風邪でキャンセルしてしもた。残念やなあ。次に予約がとれるのは、早くて7月。キャンセル待ちのラッキーなカップルがランチを楽しんでくれてたらええけど。 12月に行った台湾の続き、3日目。台湾にはもともと東南アジアや中国大陸南部方面からわたってきたらしい先住民がいはった。今も人口の2%ほどは原住民の人たちやそうや。6世紀、隋の時代ごろから、大陸南部の中国人が渡来し、元の時代のころからは中国に組み込まれていたみたいや。17世紀入ると、オランダの東インド会社が台湾を占領し、37年間オランダの植民地にした。赤嵌樓(せつかんろう)は、そのころオランダ人によって建築された赤レンガ造りのお城、プロビデンシア城(普羅民遮城)。レンガの城門と基礎台はオランダ統治時代のものが残ってるそうや。当時の建物は地震で全壊し、清朝の末期に基礎台の上に文昌閣と海神廟が建てられた。ここは入場料50NT$(約180円)がいる。手前の建物が海神廟で、屋根の軒先が長く、外側に反り返ってる。先には、鯉が口で起こしたさざ波にのって上がっていってる飾りがついてる。手前に小さな池があって、大きな鯉の形をした魚の餌の販売機があった。胸鰭のとこに10NT$(約36円)入れると、下から餌が出てくるみたいや。ロータリーを越えたとこに、立派な建物があった。日本統治時代に建設された市役所で、30年ほど前まで台南市政府として使用されてたそうや。今は「國家台湾文学館」になってる。南門路を行くと、孔子廟。1665年に創建された台湾最古の孔子廟で、東大成坊には「全臺首学」の額が掲げられてる。「台湾で最初に作られた儒教の学校」っていう意味やそうや。門から入ると、緑あふれた公園になってた。木陰でくつろいでる人も多い。孔子の位牌が祀ってある大成殿に入るには、入場料25NT$(約90円)がいる。そのせいか、人も少なく静かな雰囲気やった。今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。 人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年03月10日
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12月に行った台湾の続き、3日目。長楽市場めぐりは、まだ続く。大きなカゴ盛りを売ってる店があった。カゴに入ってるのは、お醤油、干しブドウ、陳皮梅、ひまわりの種、缶詰の梨、オレンジジュース、乾燥ワカメなどの食品。神様へのお供えものなんか、お歳暮みたいに使うんかなあ。山羊料理の店もあった。羊肉炒米粉(羊の肉入り焼きビーフン)60NT$(約36円)、炒羊肝(羊レバーの炒め物)100NT$(約360円)、羊大骨湯(骨付き羊肉入りスープ)50NT$(約180円)など。市場はいくらおっても飽きへんなあ。でも、大天后宮へ移動。もともと明朝の王宮やったところに、海の守護神媽祖(まそ)を祀るようになったそうや。政府が建てた媽祖廟としては、台湾で一番古いらしい。外部、内部の彫刻も見ごたえがあった。ここに、平安米っていうのがいくつも置いてあったんで、いくつかいただいてきた。一合ほどのお米が、ビニールに入ってる。きっと霊験あらたかってなお米やったんやろう。日本に帰って、日本のお米と混ぜて炊いて食べさせていただいた。お米のお味は日本のと変わらず、おいしかった。大天后宮の後ろには、祀典武廟(してんぶびょう)があった。祀典っていうのは、神をまつるための儀式やそれを記した書物っていう意味やそうや。台湾にある関羽さんを祀った関帝廟の総本山なんかな。案外シンプルなとこやった。ここにも、お守りがあった。神様ごと3種類あって、関聖帝君は前途光明の開運発財、観音佛祖は心想事成の平安吉祥、五文昌君は歩歩高昇の考運亨通。その前に行った、天壇でもお守りをもろてきた。こちらは、香炉の灰を自分で紙に包んで、赤や黄色の袋に入れるようになってる。包み方がむずかしいので、既に包んであるのもあったので、こちらのほうを。台南では、いくつの神様にお祈りしたやろう。両手はいるなあ。おかげさまで、ご利益がいっぱいいただけてよかった。今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。 人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年03月09日
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12月に行った 台湾の続き、3日目。「做牙」っていう商売繁盛をお願いする「拝拝」を見たりしながら歩いてると、映画の絵看板があった。左から、尖峰時刻3は、日本ではラッシュアワー3。ジャッキー・チェンや真田広之が出てた映画。料理絶配は、幸せのレシピ。原題は「No Reservations」っていうみたいやから、国によってタイトルはいろいろなのもあるんやな。色|戒は、ラスト、コーション。トニー・レオンが出演して、今日本でも上映されてる。哈利波特 鳳凰會的密令は、ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団全美戯院は歴史のありそうな映画館やった。こんな映画館で、ロードショーの映画を見るんもおもしろそうや。ちょっと前に評判やった「それぞれのシネマ」で、「悲情城市」の侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督が撮った、「THE Electric Princess Picture House 電姫戯院」の映画館内の映像は、全美戯院の中で撮ったもんらしい。足の向くままに歩いていくと、大きな市場があった。台湾でも、韓国でもお肉はその場で捌いて売ってはって、おいしそう。野菜にも元気があった。民家みたいなとこの窓の枠の飾りが、富士山と雲みたいに見える。日本統治時代の名残りなんかなあ。長楽市場っていうとこにやってきた。ここには、青草店があった。店頭には、さまざまはハーブが山積みになってる。ここで、青草茶を20NT$元(約72円)で買うて飲んだ。少し甘味があって、そんなに苦くない。さっぱりとしてて元気が出てくるような味やった。今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。 人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年03月08日
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12月に行った台湾の続き、3日目。玉皇上帝(ぎょくこうじょうてい)を奉ってる天壇の横にある細い通路に北極殿はこっちっていう案内があったので行ってみた。肉粽の再発號のある通りに出て、そこに小ぶりな廟があった。北極殿は、台湾で最も古い玄天上帝廟と言い伝えられてるそうや。明の寧靖王が書した「威霊赫奕」っていう扁額があって、落款の年代は明の永暦23(1669)年、台湾で最古の額。日本では江戸時代初期かな。この額のことも日本に帰ってから知ったので、見てへん。玄天上帝は北方の神で、色としては黒で表される。そやから、黒がぎょうさん使われてる。大きな通りに、焼きたてのお饅頭みたいなんを売ってる「福楽藝術」っていうお菓子屋さんがあった。焼きたてのを一つ10NT$元(約36円)で買うて、食べてみた。そしたら、ブラジル生まれのもちもちチーズパン「ポン・デ・ケージョ」やった。「ポン・デ・ケージョ」にはタピオカの粉を使うので、タピオカ好きの台湾にはぴったりのパンかもしれん。草苺(いちご)大福も30NT$元(約108円)で売ってた。また路地を行くと、陳徳聚堂があった。明の永暦18年(1664年)に建てられた、台南で最も古い祠堂。「陳」は台南で一番多い姓で、陳氏の祖先を祀る家廟。青と赤で鮮やかに彩色されてた。お昼ごろになると、お店の人が店頭にテーブルを出して、いろんな食べ物を並べ始めた。後で調べたら、12月25日は農暦(日本の旧暦)の11月16日にあたってた。台湾では、お商売をしてる人は、農歴の2日と16日に「做牙」っていう土地公っていう神様に商売繁盛をお願いする儀式(拝拝 パイパイ)をしはるみたいや。鶏が丸ごと、ご飯も炊飯器のお釜ごとドンと置かれてる。手前には台湾ビール、お箸、卵、スープ、フルーツ、それに紙のお金「冥紙」もたっぷり。お線香を持って拝んだら、そのお線香をお供え物に挿してはった。後から同じとこを通ったら、もうお供え物はなかったから、神様が食べはったあとを、人がいただくのかな。冥紙だけが、バケツみたいなののなかで燃やされてた。今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。 人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年03月06日
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12月に行った台湾の続き、3日目。台南は、台北、高雄、台中に次ぐ台湾第4の都市。オランダ植民地時代から政庁が置かれ、オランダを撃退した後も約220年にわたって台湾の首府として繁栄してきた都やそうや。台南の古い呼び名「府城」が、観光案内などにも書かれてる。台南の京都とたとえられることもあるそうで、お寺がぎょうさんある。再発號で大きな八寶肉粽を食べて、お腹いっぱいになったので、街を探検に出かけた。まずは、旧台南測候所。1897年に建てられたもので、測候計器は今でも使われてるらしい。そこから古い住宅街の路地を通っていくと、天壇があった。民間道教の最高神格の神様、玉皇上帝(ぎょくこうじょうてい)を主神として奉ってあるご廟。地元の人は、「天公廟」って呼んではるみたいや。中国人は旧暦でお正月(春節)を祝いはる。旧暦の12月23日に、各家庭の竈神(そうしん、かまどの神様)が、その家の一年間の暮らしぶりを「玉皇上帝」に報告するため、天に上る旅に出る。「玉皇上帝」は報告を受けて一人一人の人間の善行と悪行を審査して、善行が多ければ翌年に幸福を授け、悪行が多ければ災難を科すそうや。天壇には「玉皇上帝」以外にも20種類以上の神様が奉られてるねんて。正殿正面には金色の「一」の字の額がかかってる。台湾で一番美しい「一」の文字という説もあるそうや。「一」の字の周囲には小さい字で注釈が書かれてる。「世人枉費用心機、天理昭彰不可欺、任爾通盤都打算、有餘殃慶總難移。盡歸善報無相負、盡歸惡報誰便宜、見善則遷由自主、轉禍為福亦隨時。若猶昧理思為惡、此念初萌天必知、報應分毫終不爽、只爭來早與來遲。」「世人は往々にして心機を用い、天理昭彰欺くべからず、あらゆる汝の通盤には打算があり、余りある災慶はすべて移しがたし…、報応にはほんのわずかの違いもなく、ただ早く来るか遅く来るかを争うのみ」っていう意味やねんて。これは府城の三大名扁の一つでもある。入り口には、お供え物を売ってる店が何軒もあった。冥紙とお線香をセットにして、「補運金」「發財金」「補財庫」「太歳金」って書いてある。100元(約360円)、200、250、500と値段もそれぞれ。神様によってわかれてるんか、願いごとによるんかなあ。いかにもお金が儲かりそうや。お花を売ってるおばあさんもいはった。奥のほうで、バシバシとムチを打つ音が聞こえる。行ってみると、お払いをしてもろてるみたいやった。あれが、収驚っていう台湾のお祓いなんかなあ。クリーム色の中国服を着たおじさんが、お線香の煙をかけたり、呪文を唱えたり、わらのムチで地面を打ったりもしてはった。小さい子が抱っこされて待ってたんは、夜泣き封じのお祈りなんかなあ。 箱の中に、わら人形と干支の動物を描いた紙が置いてあった。わら人形に自分の干支の紙を巻いて、志を添えて供えると幸運が駆け足でやってくるそうや。日本に帰ってから、そのことを知った。天壇今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。 人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年03月05日
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12月に行った台湾の続き、まだ3日目。台南の朝代大飯店にチェックインして荷物を置いたら、さっそくお出かけ。その前に、フロントで市内の地図をもろた。これがなかなか役立った。 ホテルの外に出ると、従業員の人たちが集まって何か見てはる。私も行ってみると、幼稚園ぐらいの子どもたちが、サンタさんの格好をしてお散歩の最中みたいやった。この日は12月25日。高雄では、クリスマスらしもんは全然見かけへんかったけど、台南では教会に「生誕快楽(メリークリスマス)」の飾り付けが。高雄のお宿で、朝ごはんを食べへんかったのには訳がある。あんまりおいしくないっていうのもあるけど、台南は「小吃」っていう軽食の有名なお店がいっぱいあるので、いろいろ食べたかった。まずは、肉粽の「再発號」へ。お腹ペコペコで見つけたのは、木のテーブルと椅子が置いてあるこじんまりとした素朴なお店やった。お昼前やからか、他にお客さんはおらへんかった。ちまきには、肉粽50NT$(約180円)と八寶肉粽100NT$(約360円)、特製八宝肉粽150NT$(約540円)の3種類がある。名物の八寶肉粽(八宝肉ちまき)を注文。日本アジア空港のクーポンブックのクーポンでドリンクがサービスになった。有名なお店には、日本語のメニューが置いてあることが多く、ここにもあった。ほどなく、巨大な三角おむすびのようなのが登場。一辺が15cmほどもある。食べるのは、お箸やのうて、竹のフォークみたいなの。メニューには、これについての注意書きが、中国語と日本語の両方であった。「竹又需回収・有意購買・毎枝20元」「竹くしはリサイクルします買いたい時は一本につき20いただきます」材料は、上等長糯米、痩肉(豚肉の赤身)、上等椎茸(上等な干し椎茸)、蛋黄(塩漬け卵黄)、干貝(干し貝柱)、蝦米(干し蝦)、扁魚酥(干し魚?)、栗子(栗)、肉燥(肉そぼろ)。蒸すんやのうて、竹の皮できっちり包んだのを3、4時間もゆでるねんて。最初はおいしいんやけど、だんだん飽きてくる。香菜が添えられてて助かった。特製のには、チリアワビ、日本の貝柱、アルゼンチンのイカ、イタリアの栗、韓国の花どんこ、台湾の金勾蝦っていう干しエビなどが使われてるそうや。サービスのドリンクは、10NT$元(約36円)の桂花紅茶(金木犀の花の香りの紅茶)、お砂糖がたっぷり入ってて甘かった。お腹いっぱいになったところで、台南の街の探検に出かけた。今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。 人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年03月03日
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12月に行った台湾の続き、やっと3日目。高雄から台南駅へ移動。台南駅も、日本統治時代の1900(明治33)年に建設された洋風建築が改築され、1936(昭和11年)年に完成したものやそうや。ちょうどこのころの台湾の話が、日経新聞朝刊の連載小説になってて、毎朝楽しみにしてる。北方謙三氏の小説「望郷の道」で、「バナナキャラメル」や「新高ドロップ」などを製造してた新高製菓の創業者 森平太郎氏がモデル。森氏は北方謙三氏の曽祖父にあたるそうや。駅のロビーは天井が高くて、広々としてる。外から眺めると、白亜のコロニアル風の建築で、椰子の木が南国らしい雰囲気や。建設当時は、2階がホテルとレストランやったそうや。駅前が大きなロータリーになってて、どっちに進んだらええのかちょっと考えてしもた。横断歩道も見あたらへん。台湾も、韓国と似てて、歩行者は二の次で車優先社会。なんとかロータリーを渡って、成功路を5分ほど行くと目的のお宿、朝代大飯店が現れた。英語やとホテルダイナスティ タイナンで、台南でも高級なビジネスホテル。日本人のビジネスマンに人気みたいや。10時ごろで早かってんけど、チェックインできた。日本語も通じる。ホテルの中国語の予約サイトから、毎日一房限量優惠專案(標準型単人客房) 1550元(約5580円)ていうのを予約してあった。普通は3000元(約10800円)やから、半額近いんやけど窓のない部屋。最初801号室に案内されてんけど、煙草くさいって言うたら、広い角部屋の905号室に変えてくれはった。予約の時に、ちゃんと禁煙室希望って書いといたからかなあ。窓もある広い部屋になった。アメニティとかは前の部屋も変わらんみたいやった。シャンプー、リンスはもちろん、綿棒や、マウスウォッシュまで用意されてる。お湯を沸かせるポットもあって、インスタントコーヒーーとジャスミンティのティーバッグ。冷蔵庫のお水のペットボトルとジュースも無料サービスやった。このジュースは甘そうやったから飲まへんかったけど。屋上には、ジムがあって、洗濯機と乾燥機まで使えるようになってる。でも乾燥機が一つしかなくて、いつも誰かが使うてはった。チェックアウトの時に、せめて乾燥機が2台あればっていう感想を日本語で書いてフロントに渡した。そしたら、1か月ぐらいしてホテルから日本語のメールが届いた。「○○様 へ 台湾の朝代ホテルでございます。 この前、朝代ホテルに泊まりに来て、誠にありがとうございます。 乾燥機について主管に呈上し、検討しています。 ○○様の貴意に感謝いたします。 何卒、また台南に来るたびに、弊朝代ホテルをご利用くださいますよう、お願いいたします。 朝代ホテル より」なかなか行き届いたサービスのホテルやった。朝代大飯店続きます。今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。 人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年03月01日
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12月に行った台湾の続き、まだ3日目。 愛河の夜景も堪能して、お宿、舜(金玉)商務旅館(SHUN YU HOTEL)で2泊目の夜を過ごした。 1泊780NT$(約2808円)にしては、立地も設備もなかなかええお宿やった。ロビーのPCでネットも無料やし、日本語入力もできた。サービスで朝ごはんまでついてるけど、2日目はパス。 8時半ごろチェックアウトして、高雄駅へ。切符売り場で、台南までの切符を買うた。筆談ですむし、クレジットカードも使える。キョ(草冠に呂)光號の列車で83NT$(約299円)。台湾の鉄道には、日本の特急にあたる自強號、急行のキョ光號、準急の復興號、快速の区間快車、普通の区間車、普快車がある。復興號以上のクラスは、全車指定席のようやった。私の切符は、7車24號で、8:55開、9:36到って印字されてた。少し時間があったので、駅の売店を見てた。駅弁には、精緻飯盒100元(約360円)、特製飯盒80元(約289円)、鐵路飯盒60元(約216円)の3種類があった。隣には、台鐵鉄道関連グッズのお店「台鐵本舗」も。入り口に立ってるのは、台湾鉄道のマスコット人形で「台鐵先生(ミスター台湾鉄道)」っていうそうや。そんなことしてたら、発車の時間が迫ってきてもう少しで乗り遅れることやった。改札は日本と同じような自動改札。座席の間隔が広くて、楽やった。高雄から10駅、各停でも1時間ちょっと。新幹線の停まる新左營駅と、岡山駅に停車して、40分ほどで台南駅に到着した。台南駅の発車案内表示板には「本次車約晩1分」(本列車は1分遅れ)って出てた。続きます。今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年02月25日
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東京では今日、春一番が吹き荒れた。車の1か月点検をやってもらってる間に、ハンバーガーのお昼。炭焼きハンバーガーFELLOWSは、1年半ぶりや。どれもていねいに作ってあって、おいしいけど高いなあ。ベーコンチーズバーガーとアボカドバーガー、クラムチャウダーとコーヒーで3350円。アメリカの人やったら、一人15ドルってびっくりするかもしれん。12月に行った台湾の続き、まだ2日目。郭家肉粽でお腹いっぱいになって、夜の河辺をお散歩。この河は、日本統治時代は「高雄河」っていう名前やったのが、「仁愛河」に改名されて、通称「愛河」って言われてるそや。一時は、工場と家庭からの排水で汚くなってたのを、整地工事などを重ねて今ではデートスポットになってるらしい。夜には橋がライトアップされて、遊覧船のクルージングまで運航されてる。七賢橋を渡って、六合夜市へ。道に迷いながらも、なんとかたどり着けた。街中のお店が安いので、六合夜市を通ったら高く思えた。屋台やし、値段を表示してない店も案外あるし。チマキを食べて喉が渇いたので、お店を探してたら高雄駅の前にも50嵐があった。パパイヤミルクや西瓜ジュースが欲しかってんけど、この店にはないので、、金桔檸檬30NT$(約108円)を作ってもろた。また、カップの大きさと甘さと酸っぱさと氷を入れるかどうかを聞いてくれえる。甘味が3、酸っぱさが5、氷はなしで注文。金柑とレモンのジュースのミックスみたいで、酸っぱさによってレモンジュースの量が違うのかな?同じようにシェーカーで振って、カップに入れて、上にはシール。店員さんは、若くてかわいい子が多いみたいや。写真を撮らせてって頼んだら、気持ちよくOKしてくれた。お味は和風レモネードみたいで、さっぱりとしておいしかった。クリスマスイブやのに、街のなかに飾りつけはほとんどない。お宿に戻って、この日は早めに休んだ。続きます。今日のラッキーくじは、Infoseekが1ポイント、ラッキーサーチが5ポイントアタリやった。人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年02月23日
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久しぶりに12月に行った台湾の続き、まだ2日目。熱々の「番薯椪」を食べてると、フェリーはすぐに「鼓山渡輪站」に着いた。「濱海二路」から市バスに乗って、適当に「公園路口」っていうところで降りた。バスの運賃は12NT$(約43円)。愛河のほうに向かうて歩いてると、50嵐の塩(土呈)店があった。緑茶連鎖専賣店って書いてある。珍珠(女乃)茶を(タピオカミルクティー)を注文したけど、一筋縄ではいかへん。まずは、カップの大きさ。Lが40NT$(約142円)、Mが25NT$(約90円)でMにした。次にタピオカの大きさが大か小かで大に。さらに甘さの加減。10(すごく甘い)から0(無糖)まであって、3にしてもろた。言葉がわからへんなか、ジェスチャーとメニュー表で注文するのは、大変やけどおもしろかった。甘味はハチミツを使うてはるみたいやった。スタバのような、バーテンダーのような仕草でシェーカーに入れて作ってくれる。シェークするためのマシンまで備えられてる。最後にカップの上をビニールシールで密封してできあがり。お姉さんが笑顔で渡してくれはった。タピオカが案外甘くて、3の甘味でも私にはまだちょっと甘かったなあ。でもおいしいかった。50嵐っておもしろい店名やと思うて、日本に帰って調べてみた。経営者の人が日本に来た時「五十嵐」いう名前を見て気に入ってつけはったらしい。50嵐晩ごはんを、「郭家肉粽」っていうお店で食べたくて、筆談で尋ねながらやっと「北斗街19號」の住所にたどりついた。表が調理場と注文するとこになってて、湯気もうのうのなか活気がある。さっそく肉粽30NT$(約108円)と椀(米果)25NT$(約90円)を注文。メニューはこれ以外に、土豆粽っていうじゃがいもの粽と四神湯と猪脚湯のスープだけ。お店は改装されててきれいなんやけど、壁いっぱいにレトロな絵が描かれてる。しばらくすると、お兄さんが注文の品を持って来てくれはった。茶色い不思議な食べ物が二つ。大きな肉粽を割ってみると、なかには醤油とスパイスで煮込まれた豚肉、豚の脂身、シイタケ、塩漬け卵のゆでたの、栗が入ってた。もち米を蒸すんやなくて茹でてつくるみたいや。そのうえにたっぷりの醤油たれとピーナッツの粉がまぶされてる。最初の何口かはおいしいんやけど、だんだん飽きてくる。椀(米果)っていうんは、お米の粉で作ったういろうの柔らかいようなプディングみたいなもんで、豚肉が少し入ってて、醤油たれがかかってる。これにはおろしニンニクをつけて食べた。タピオカミルクティのタピオカを食べた後やったので、炭水化物ばっかりでお腹がいっぱいになって、最後は苦しいほどやった。私は甘じょっぱい味が苦手やからよけいかもしれん。一度食べてみるのはええけど、もう一回行こうとは思わんなあ。スープにしとけば、よかったんかなあ。郭家肉粽続きます。今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年02月20日
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12月に行った台湾の続き、まだ2日目のこと。フェリー乗り場に向かっていると、人だかりができてる屋台があった。台湾でおいしいもんを食べるコツは、人が並んでいるお店に行くこと。おばさんに個数を言うて、順番を待ってるみたいやった。 丸い白っぽいおせんべいのようなのを、次々と油の鍋に入れていきはる。狐色に揚がってくるとぷくっと膨らんでくるので、油切りして袋に入れる。「番薯椪」、番薯はさつまいものことで、さつまいも揚げ餅。でもさつまいもがそのまま入ってるわけやなくて、さつまいものでんぷんで作られてるみたいやった。値段は毎粒7元、毎イ分3粒20元って書いてある。1個約25円、3個セットやと約72円みたいや。指で1ってながら、「イー」って言うと番号の書いた厚紙を順番に並べていきはる。自分の番号を覚えといて、厚紙がはずされていくのをチェックしてた。数字を呼ばれてもわからんからなあ。でも、キャンセル扱いされてたみたいや。横にのけられてた番号の厚紙を指さすと、袋に3つ入れてくれはる。1個だけ欲しいって言うてやっと手に入った。また10NT$(約36円)払うて旗津渡輪フェリーに乗船。海を眺めながら、熱々の「番薯椪」を食べた。外側はカリッとしてるけど、中はモチッとしてる。真ん中には細かく刻んだピーナッツが少し入ってた。さつまいもの澱粉やから、わらび餅みたいになるんかもしれん。案外軽いから、3つでも食べられたかなあ。フェリーの乗船料、バイクは10NT$(約36円)、自転車は5NT$(約18円)やった。続きます。今日のラッキーくじは、Infoseekが1ポイントアタリやった。人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年02月13日
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12月に行った台湾の続き。旗後海岸からもと来た道を戻って、旗後教会へ。お土産物屋さんの間にひっそりと建ってた。スコットランドの医師が、医療活動をしながら布教をし1865年に設立したそうや。建物は日本が統治してた時代のものやねんて。クリスマス・イブの日やったけど、それらしい飾りつけはしてへんかった。教会の横の小道を入って行くと、空き地のようなとこに出て、トンネルがあった。中に入ってびっくりした。天井に星空が浮かび上がってる。12星座が飾られた、星空トンネルやった。古いトンネルと電飾が不思議な雰囲気。トンネルを抜けると、また台湾海峡。ここの海岸は波が高くて泳ぐには不向きみたいやった。このずっと先には中国があるねんな。桟道が続いてて、サイクリングロードにもなっている。北の端まで行って階段と坂道を上がっていくと、高雄燈塔があった。この日は月曜日やったからお休みで、残念ながら中に入ることはできへんかった。この灯台は、清朝統治時代の1883年に英国の技師を招いて造ったのが最初やったそうや。今の灯台は日本の統治時代に改修されたものやねんて。離れたとこからしか見られへんかったけど、優雅なデザインやった。このあたりからの眺めがすばらしい。前には高雄港が広がり高層ビル群が望める。後ろには、細長く旗後海岸が延びてる。ずっと眺めてても見飽きんかった。さらに山の中の道を行くと旗後砲台が現れた。ここでも、またおばさんに道を聞かれた。ここを行くと、どこに出るんかって聞いてはるみたいやった。また「ズーベンレン(日本人)」って言うたけど。私が来たんやから、行けると思うて上っていきはった。この砲台は清の時代に港を守るために造られて、6基の中国式大砲が設置されてたそうや。旗後の夕陽が見事やそうやけど、この日は曇り空やったんで、そろそろフェリーで引き返すことにした。続きます。今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年02月12日
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12月に行った台湾の続き。フェリーから降りてみると、レンガ造りの立派な建物は奥行きがほとんどなかった。まずは隣の観光案内所へ。ここのスタッフは、台湾の人やなくて欧米の人みたいやった。旗津と高雄の間には3種類のフェリーがあることなどをていねいに英語で説明してくれはった。廟前路を行くとすぐに旗后天后宮があった。1673年創建で台湾で一番古くからある天后宮やそうや。天后さんは、海上の守護神・媽祖(まそ)さんの別名。福建省の漁師、徐阿華さんが台風でこの地に漂流してきた。ここが気に入って郷里に帰って、同郷の人たちを連れて移住してきて、祀ったのがこの天后さんやねんて。こじんまりしてるけど、柱や屋根の細工も凝ったもんやった。道なりに行くと、海に出た。なだらかな砂浜と青々とした海が広がる、旗津海岸。風が強くて、椰子の木が揺れて、砂が舞い上がってくる。南国とはいうても、やっぱり冬の海やった。海岸沿いの道は、食堂や海産物を扱うお店がずっと並んでる。カラスミや魚のデンブのようなものをおみやげに売ってる店が多かった。続きます。今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年02月11日
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12月に行った台湾の続き。フェリー乗り場の先に、国立中山大学へのトンネルがあった。両隣と同じようにお店にも見えるけど、ブルーのTシャツのお兄ちゃんが自転車で出てきてる。台湾でも名門の国立大学なんやて。ここでの開校は1980年とまだ新しいんやけど、前身は1924年に広東省で孫文によって創立された国立広東大学。故宮博物館と同じように、中国本土と台湾に同じ名前の大学があるそうや。國立中山大學高雄側のフェリー乗り場には、「鼓山渡輪站」って書いてあった。旗津は高雄の南にある、長さ11km、幅200mの小島。元は浅瀬やったけど、1967年に大型船が航行できるように半島の付け根が切り崩されて島になったそうや。フェリーは、頻繁に出てるみたいで、運賃は10NT$(約36円)。バイクや自転車も乗れて、人は2階の客室へ。フェリーはすぐに出発して、左手に高雄港や東帝士85大楼などの高層ビルが見える。このビルは台北101ビルができるまでは、台湾で一番高いビルやったそうや。10分も経たんうちに、「旗津渡輪站」が大きくなってきた。なかなか風情のある建物。あっという間やったけど、気持ちのええ船旅やった。続きます。今日のラッキーくじは、楽天が1ポイント、ラッキーサーチが5ポイントアタリやった。人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年02月10日
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また久しぶりに12月に行った台湾の続き。いつも海外に行く時は、ガイドブックを図書館で借りて持っていくんやけど、今回は「歩き方」が借りらへんかった。それがよかったように思う。後から見てみたら、台湾版はもひとつやった。日本アジア航空からもろた「ガイド&クーポンブック」と図書館で借りた「るるぶ台湾」を持って行って、後は現地の観光案内所で地図や案内をもらうようにした。老蔡虱目魚粥(サバヒー粥)を食べた後は、デザート。七賢三路っていう大通りまで戻って、高雄婆婆冰へ。公設市場の軒下にテーブルを並べただけのお店やねんけど、70年以上の歴史があるそうや。蕃茄切盤(カットトマト)40NT$(約144円)を注文。小ぶりのトマト2個分ぐらいをカットしてあるだけ。そのままでもおいしいトマトなんやけど、おろししょうがの入った特製のたれをつけると、デザートの味わいに変身する。みたらし団子のたれをあっさりとして漢方スパイスが入った感じかなあ。これはおいしい。今回台湾で食べたもんのなかでも上位に入る。ついでに、紅豆牛乳冰35NT$(約126円)も。小豆がたっぷりでおいしかった。牛乳がかかってるのかと思うて期待してたんやけど、練乳でちょっと甘かったな。港町高雄のなかでもこのあたりは、古くから貿易、商業の中心地として発展してきたとこやそうで、おもしろそうなお店がいろいろある。七賢三路をずっと海まで歩いていくと高雄港フィッシャーマンズワーフがあった。イベントをしてたら賑やかやなんやろけど、閑散としてた。海沿いにフェリー乗り場のほうに歩いていくと、魚を干してるのに出会うた。魚を開いて、骨を片側に寄せあるのが日本と違う。フェリーに乗って旗津へ向かう。続きます。今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。 人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年02月09日
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台湾の続き。蓮池潭から行きと同じ301番の市バスに乗って、高雄(カオシュン)車站市バスターミナルに戻ってきた。ここからまた248番のバスに乗り換えて、まわりの建物をチェックしながら適当に降りたのが国際商場っていうバス停。運賃は12NT$(約43円)。高雄市立歴史博物館に行きたかったんやけど、私が行った日は月曜で残念ながら休館日。 老蔡虱目魚粥っていうお店の場所をお宿のフロントの人に聞いたら、このへんやっていうことやった。住所は、塩(土呈)区瀬南街201號。商店街に入って行って、店番してはったおじいさんに筆談で聞いてみた。年配の人やから、もしかして日本語がわかりはるかもって思うたんやけどあかんかった。でもお店の場所は知ってはって、メモ用紙を出してきて地図を書いてくれはった。身振り手振りで、今はここで、この道を入って「イー、アー、サン」3つ目の道を右に曲がって、左側にあるって。そのとおりに歩いていくと、ちゃんと老蔡虱目魚粥にたどり着けた。すごく小さなお店で、店頭の大きな寸胴鍋でなにやらグツグツ煮込んではる。歩道に置いてあるテーブルの座って、虱目魚粥40NT$(約144円)を注文。おばさんが、油条はいらないのって手ぶりでいいはるので、それも10NT$(約36円)で。お粥というか雑炊みたいにご飯粒がしっかり残ってる。具は虱目魚(サバヒー)と香菜。普通は牡蠣も入ってるんかな。私が筆談で「不能吃(虫可)仔」とかって書いたんかなあ、牡蠣は入ってへんかった。虱目魚(サバヒー)は柔らかい白身で、小骨が多いらしいけど、まったく骨は感じへんかった。日本の魚でいうと、さわらに似てるように思うた。油条は揚げパンみたいなの。お粥に浸しながら食べる。しっかりとしてて、食べ応えがあった。お店のおばあさんが、何か話してきはったので、「ズーベンレン(日本人)」って言うたら、「日本から食べに来たの!(たぶん)」って喜んでくれはった。数日後に、台北市内のスーパー頂好で虱目魚(サバヒー)の頭を落としたのを売ってるの(虱目肚)を見かけた。一匹39NT$(約140円)。ちなみに隣のむき海老のパックは115NT$(約414円)やった。さすが台湾の国民魚と言われてるだけあって、お手ごろな値段や。続きます。今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。 人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年02月04日
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東京は、一日中雪でまだ雪が残ってる。そんななか、新しい車が納車された。日本名は「デュアリス(DUALIS)」。ラテン語で「2つの性質をもつ」っていう意味やそうで、「乗る人に、ONとOFF、デュアルライフでの充実を提供したい、という想いが込められてい」るねんて。私は、ヨーロッパでの名前「キャッシュカイ(QASHQAI)」のほうが好き。西アジアの遊牧民の部族名(qashqai族)から採った名前で、「都会の遊牧民」をイメージしたそうや。台湾の続き。蓮池潭のことを書いたんやったな。バスで一緒やった許さん親子と一緒に、池のまわりを歩いていく。蓮池潭のある高雄の左営地区は、清が統治してた時代の鳳山舊城(左営旧城)が残ってたり、様々な廟があったりと、街歩きも楽しそう。私が、ちょこちょこ民家の路地に入って行って、地元の人の神様を拝んだりしてたので、許さんはふりまわされてたみたいや。池のほとりにあった孔子廟にも入った。学問の神様で、台湾で一番大きな孔子廟やそうや。同じ敷地内に「孔子廟餐廳」っていうレストランもあったけど、11時からの営業やった。ここが池のちょうど半分で北側になる。このあたりからは、世界運動會(ワールドゲームズ)のための工事で池が仮設の塀で見えへんようになってて、残念。2009世界運動會でも、許さんといろいろお話できて、楽しかった。管理事務所に着いて、許さんたちは自転車を借りに行きはってお別れした。池の南端には左営国中っていう中学校があった。その向かいのあたりの池のそばに石がきれいに敷き詰められたとこがある。これは、台湾にようある足つぼ健康歩道。靴を脱いでこの上を歩くと、 足裏マッサージの効果があるみたいや。最初にバスを降りた龍虎塔のとこまで戻ってきて、高雄市内に戻るバス停を探して歩いていった。ケーキ屋さんでは、台湾でも香港と同じような3Dケーキを売ってた。誕生日のケーキみたいで450NT$(約1620円)。香港よりはずいぶん安い。バス停に近くに鳳山舊城(左営旧城)の北門があって、そこで写真を撮ってる人はなんと許さん親子やった。レンタサイクルはやってへんかったようで、もう台北に帰るんやて。台湾人の許さんでも、どのバスに乗ったら台湾新幹線(台灣高鐡)の駅に行くのかわからんようやった。バス停の前にいた犬は、スレンダーでなかなか精悍な顔つきやった。続きます。今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。 人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年02月03日
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また間があいてしもたけど、年末の台湾のこと。前は、高雄車站のことを書いたんやったな。椰子の葉っぱ形をした柱がある高雄(カオシュン)車站市バスターミナルから301番のバスに乗った。台湾のバスは運賃先払い(上車収票)と、後払い(下車収票)がある。バスにも書いてあるけど、前の人の動きをよう見ながら乗り込む。運賃は事前に、まわりの人に「多少銭(いくらですか?)」って書いた紙をみせて教えてもらう。高雄の周辺やったら、だいたいどこでも12NT$(約43円)やった。このバスは乗り込む人が多くて、席が空いてへんかった。一番後ろの人が、ここに座んなさいって席の横の板みたいなとこに座られてくれはった。ブザーを押して降りるんやけど、それがむずかしい。路線図のバス停名と、地図を見比べて検討をつける。それでも心配で、隣の人に筆談で聞くと、同じ蓮池潭へ行きはるみたいやったので、一緒にバスを降りた。目の前に池があって塔が2本建ってる。龍の口が入口、虎の口が出口になった龍虎塔や。よい動物である龍の口から入って、凶暴な動物である虎の口から出てくると、過去の悪行を消し、善人になることができるねんて。でも工事中みたいで、中に入ることができへん。バスで一緒やった人が事情を聞いてくれて、運動会の準備のために観られないっていうことやった。どこの運動会やろうって思うたら、2009年7月に高雄で開催予定のワールドゲームズのことや。2009世界運動會この方、許さんは日本語が話せて、一緒に回りましょうっ言うてくれはった。一緒にいはるのは、息子さん。朝、台北から台湾新幹線(台灣高鐡)に乗って高雄まで来はったそうや。二人で蓮池潭のまわりをサイクリングするねんて。許さんは、通信会社に勤めてはって、息子さんは23歳で電子工学を勉強しはったらしい。北海道や盛岡、浅草に来はったことがあって、今度は立山に行ってみたいそうや。貸し自転車のところまで、ご一緒してもらうことにした。池のまわりに、いろんな神さんの像や建物が建ってる。そんなに古いもんやなさそうやった。春閣、秋閣の2つの塔からなる春秋閣の間に大きなうねる龍がいた。龍の背に乗ってはる騎龍観音像やった。龍の大きな口から、体内に入ることができる。両壁には、お釈迦様や弟子たちのいろんなシーンが色鮮やかなレリーフで飾られてる。十大弟子の一人、阿難陀さんは何してはんのやろう。次の建物は、巨大な北極玄天上帝神像。72mもある。北極星を神格化した道教の神さんで、海の守り神やそうや。まだ池の半分も来てへん。続きます。今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。 人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年01月30日
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また間があいてしもたけど、年末の台湾のこと。高雄(カオシュン)の六合夜市でからすみと胡椒餅と西瓜牛乳を買うたとこまで書いた。翌朝、高雄のお宿、舜(金玉)商務旅館(SHUN YU HOTEL) の地下に朝ごはんを食べに行った。席に着くと、おばさんがトレーにのせた食事を持ってきてくれる。味つけしてない薄焼きタマゴに、学校給食ででてきたようなハムののったトーストが2枚。それにインスタントコーヒーの味がするカフェオレ。カウンターにはケチャップなどが置いてあった。奥に冷たい飲み物があったので、コップに入れて飲んでみたらお砂糖入りの麦茶やった。お味はもひとつやなあ。サービスでつけてくれてるんやから、しょうがないけど。食べに来てる人は、台湾のブルーカラーみたいなおじさんたちやった。8時過ぎにお宿を出て、高雄駅に向かうた。駅から近いから便利や。駅には、「高雄車站」って書かれた建物が2つある。西洋風の建物のに日本式の瓦屋根がのってるノスタルジックなのは、日本が統治してた時代(1940年)に建てられたもんやねんて。新駅舎の建設が決まったときに、建物保存の声が高くて移築したそうや。総重量3500トンの駅舎をそのまま台車に乗せて、1日に6メートル、14日間かけ東南の方向へ82.6メートル移動させてんて。建物は、今は「高雄願景館」っていう資料館になってる。移動のときに使われた装置が建物の横に展示してあった。2時から開館で、残念ながら中は見学できへんかった。もう一つの駅は仮の駅舎で、今使われてるの。その中間に、さらにもう一つ駅があった。高雄では高雄捷運っていう地下鉄を造ってて、その地下鉄の駅。開通が2007年12月末の予定やということで、乗ることができるんやないかと楽しみにしてたんやけど。もともとの完成予定は2006年末やったらしい、それが工事の遅れで2007年10月に延期され、まだできてへん。駅員さんに筆談で聞いたら、その場にいた人みんなに聞いてくれはったけどだれもわからんって言うてはった。駅の向かいにある高雄車站市バスターミナルから、バスで蓮池潭に向かうことにした。このターミナル、柱が椰子の葉みたいになってた。路線図を見ると、301番のバスに乗ればよさそうや。乗り場に並んでると、中国語で何か聞かれた。私のことを台湾の人やと思うて、行き先を尋ねてるみたいた。急いで指さし会話帳を出して、「ズーベンレン(日本人)」って言いながら見せると、納得して違う人に聞いてくれはった。続きます。今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。 人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年01月23日
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また間があいてしもたけど、年末の台湾のこと。高雄(カオシュン)の舜(金玉)商務旅館(SHUN YU HOTEL) にチェックインして、高雄市六合国際観光夜市を探検しに出かけた。夜市の一番端にあったのが、この烏魚子(カラスミ)の屋台。高雄はカラスミの製造で有名で、街中でもカラスミ屋さんをよくみかけた。カラスミはのボラの卵巣を塩漬けにして乾燥させたもの。カラスミがどこで初めて作られたのかというと、諸説あるそう。トルコやギリシャなど地中海沿岸で作られてたのが、シルクロードを通って中国に伝えられ、中国経由で約400年前に日本に伝わったという説が有力なんかな。イスタンブールに行ったときも、市場でカラスミを売ってた。「烏魚腱」というのは、はボラの肝臓を乾燥させて干したものみたいや。さっとあぶったカラスミと生の葱、大根を爪楊枝に刺したのを1本50NT$(約180円)で買うた。塩味がそんなに強くなく、あっさりしたカラスミでおいしかった。大きく切ってあって食べ応えがあるし、炙ってあるから香ばしい。でも葱は合わんように思う。大根はみずみずしく甘くっておいしかった。胡椒蟹脚っていうを、120NT$(約432円)で売ってた。胡椒をまぶして焼いた蟹の脚やろうな。何本での値段なんやろう。台湾の人は胡椒たっぷりなのが好きみたいや。福州宏記胡椒餅っていう屋台で、胡椒餅も35NT$(約126円)で買うた。学生みたいが男女が売ってたから、チェーン店なんかなあ。筒状の窯の内側に貼り付けて焼き上げてた。大きさは野球のボールぐらい。饅とうのような皮に焦げ目がついてパリパリ。肉汁たっぷりの具は豚肉と葱にものすごい量の胡椒が入ってる。このスパイシーさ、病みつきになりそうや。フルーツジュースの屋台もいくつかあった。看板に有名人?のサインがびっしりと書かれてる「鄭」っていうマークの「木瓜牛乳」のお店で、西瓜牛乳を40NT$(約144円)で買うた。パパイアやのうてスイカのジュースと牛乳を合わせたもんやけど、さっぱりしてておいしい。夜市はこれぐらいにして、お宿に戻って台湾初日の夜は終わり。続きます。今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。 人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
2008年01月20日
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