2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
全16件 (16件中 1-16件目)
1

試合始まりました。キャリミはベンチみたいですね。ネット中継は画像悪いですがこちら。mms://live.iransima.ir/irib3スタメンはいつもの4人に中盤にはマダンチ入ってます。あらボスニアが先制しましたtイラン 0-1 ボスニアボランチにバフティアリザデがいます。ミルザプールカービィ、ゴルモ、レザイー、ノスラティバフティアリザデ、テイモリアンネクーナム、マダンチダエイ、ハシェミアンのようですね。キアの位置にテイモリアンか。ボスニアのGKはサバ・バッテリーのトリャ(訂正:ミトロヴィッチ)みたいです。ネクーナムはトップ下に近い位置でプレーしています。クロアチア戦の後半と同じです。後半ここにショジャイーが入ると思います。現在前半15分経過。イラン 0-2 ボスニア前半19分、ゴルモハマディがセルゲイ・バルバレスになぎ倒されて失点しました。ブランコが守備の整備と若返りを施さなかったつけが出たか。レザイーのヘッドが外れました。マダンチゴーール!!!!前半26分、ハシェミアンからのパスに抜け出し、飛び出したGKを交わしてしっかり流し込みました!イラン 1-2 ボスニアマダンチのクロスをダエイがヘッドでつなぎハシェミアンがヘッドも枠を外れました。前半30分経過。前半で追いつきたいですね。キャリミはユニフォームすら着てないので出番無さそうです。セットプレーは全てマダンチが左足で蹴ってますね。うーん、マダンチがハシェミアンのロビングパスから左サイドを抜け出して中央にクロスもダエイに合わず。レザイー、ゴール!!! 追いついた!!!!前半終了間際、オーバーラップしたレザイーがダエイのアシストで追いつきました。ハシェミアンゴーーーール!!!!! 逆転!!!!前半終了。イラン 3-2 ボスニアロスタイムの2発で素晴らしい逆転劇を演じました! さすがイラン、ごたごたしすぎ(笑しかし素晴らしい!!!~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~後半始まりました。交代はやはりショジャイーきましたね。GKにルードバリアンも入ってます。ショジャイー左からの素晴らしい突破からCKゲット。そのまま蹴るようです。ノスラティの位置にザレも入ったようです。ネコーナムの酷いパスミスをテイモリアンがカヴァー。ゴルモがはずれノスラティが中央に入り左がザレ、ショジャイーはバフティアリザデに代わりトップ下のようです。あらショジャイーがひじ打ちを顔面にもらい悶絶中。ショジャイー気性の荒さが出てイエロー。テイモリアン、ダエイからのパスを受けて右からシュート!惜しい!そろそろダエイ外してエナヤティあたり試すべきでは。ダエイテヘランの空に見事に吹かしました。ボルハニきますかね。ショジャイー見事なゲームメイクぶりです。ドリブル、パス、スピードが素晴らしい。カービィも今日の守備はいいですね。ああ、マダンチ中央にショジャイーがフリーでしたが打って吹かしました。ハシェミアン→ハティビダエイ→エナヤティやっと2トップ入れ替えました。マダンチ惜しいシュート!クロアチア戦で試さなかった選手も出てきましたね。お、サデギきますね。カービィとサデギ交代です。唯一出ていないタレブルーがベンチで寂しそうですね。中央にサデギが入り右にノスラティのようです。マダンチのゴール前でのFKをつないだショジャイーのパスからサデギとミトロヴィッチが激しく接触しました。さあ、ベンチ組でもう一点欲しいところ。エナヤティ、ゴーーール!!!!イラン4-2ボスニアボスニアDF4人を抜き去り素晴らしいゴール!ハティービ、ゴーーール!!!! テイモリアンから受けたマダンチが素晴らしいアシスト!終了間際にまたまた2得点!!!!イラン5-2ボスニアここで試合終了!最後ショジャイーはGKとの一対一を外してしまいましたが素晴らしい内容だったと思います。ダエイは相変わらずまるで役に立ちませんでした。それにしてもショジャイーとテイモリアンの22歳コンビは素晴らしい。そしてレザイーは攻守に大活躍でしたね。彼がMVPかな。後半ダエイからキャプテンを引き継ぎ(確か初です)素晴らしいプレーぶりでした。さあ、これでチームメッリはいよいよドイツに乗り込みます。メキシコ戦、素晴らしい勝利を挙げて世界をあっと言わせましょう!
2006.05.31
コメント(4)

いよいよイランでの壮行試合、ボスニア・ヘルツェゴビナ戦を迎えるチームメッリがアザディスタジアムで1000人のファンが見守る中練習を行った。リポートによるとファーストチームのスタメンは以下の通り。------------------ミルザプール--------------------------------------------------カービィ--ゴルモマディ--レザイー----ノスラティ------------------------------------------------------------テイモリアン----ネコーナム-------------------------------------------------------キャリミ-------------------ショジャイー---------------------------------------------------------------ダエイ-------ハシェミアンクロアチア戦で素晴らしい活躍を見せたテイモリアンには、キアとザンディが負傷欠場する可能性が高いためチャンスが与えられるだろう。またファンの多くはダエイをボルハニに代える事を望んでいるが、少なくともキングを押しのけてスターティングメンバーに名を連ねることは至難だ。またクロアチア戦に試されなかったサデギ、エナヤティ、ハティービ、ザレらも試すべきだが、彼らの出番は壮行試合で確実な勝利が望める状況に限らるだろう。また現実的にはキャリミが右を務め、左にマダンチが入る可能性が高い。しかし何より特筆すべきなのは、練習試合とはいえアリ・キャリミとマスード・ショジャイーが初めて中盤を構成したという事だ。ことあるごとに比較される両者が、ピッチに揃い踏みすることがあればそれだけでファンタスティックだ。勿論機能する保障はないが、98年のダエイとアジジのように絶対的なデュオになる可能性もあるだろう。ただ幾度と無く期待を裏切ってきたブランコが、ファンの夢をピッチで実現する可能性は低いかもしれない。それでも彼らが同時にプレーすることが一瞬でもあれば間違いなくファンのハートをときめかせるに違いない。果たしてイランが誇るウィザードの競演は実現するのだろうか。怪我でキャリミを温存との情報もあるが、本大会でも是非ともこのデュオの実現を望みたい。一方、深刻な背中の痛みを訴えていたマハダヴィキアはドイツ入りし、特別医療チームのもと治療に専念しているようだ。98年の彼はイランにとっての未来であった。そして今、彼はダエイと共に数少ないW杯経験者であり外すことの出来ない希望である。彼を失うことは予選敗退に直結する可能性がある。キャリミやショジャイーのマジックを堪能できるのも、彼の実直で献身的なプレーがあっての事だ。彼の欠場した穴を若手がいかに埋める事ができるかもボスニア戦の見所になるだろう。見逃せない試合開始時間は日本時間で23:30前後、テヘランのアザディでキックオフの模様。試合時間の情報が交錯してますので、また分かり次第追記します。
2006.05.31
コメント(0)

クロアチア戦分析&寸評など。フォーメーションは前半が----------------ミルザプール---------------------------------------カービィ--ゴルモハマディ----レザイー---ノスラティ-------------------------------------------------テイモリアン-------ネコーナム---------------------------------------------ザンディ-------------------キャリミ--------------------------------------------------ダエイ---------ハシェミアンの4-4-2システム。後半開始時にキャリミをマダンチにザンディをバフティアリザデに代えて、テイモリアンとバフティアリザデの2ボランチに、ネコーナムをトップ下に。その後ハシェミアンをボルハニ、ダエイをカゼミアン、ネコーナムをショジャイーに交代。----------------ミルザプール---------------------------------------カービィ--ゴルモハマディ----レザイー---ノスラティ-----------------------------------------------テイモリアン-----バフティアリザデ------------------------------------------カゼミアン-----ショジャイー------マダンチ----------------------------------------------------------ボルハニ--------------前半は4-4-2でキャリミとザンディはたえず入れ替わり、後半は4-5-1気味だがカゼミアンは時に高い位置を取る4-4-2とも言えるシステムをとった。【寸評】(評価:10段階)ミルザプール・・・7素晴らしいセービングを披露し、崩壊しかけた守備陣の最後の砦となった。ロスタイムのPKも彼に責任はない。ただ精度を欠いたフィードキックは改善の余地が残る。ゴルモハマディ・・・6落ち着いた守備で強力なクロアチアの攻撃陣に対応した。だがレザイーにも言えるがお粗末なクリアで何度かピンチを招いた。レザイー・・・6まずまずの出来だが、崩壊しかけた守備ラインを最後まで統率する事ができなかったのはマイナスか。ノスラティのカヴァーに奔走したのも痛かった。ノスラティ・・・3キャリミの得点を生んだのは確かに彼の攻め上がりだった。しかしクロアチアの1点目の場面で左DFであるはずの彼の姿は画面にすら無かった。ミスパスを連発、守備でもスルナをまったく止める事ができず最悪の出来。カービィ・・・5攻撃面では果敢な突破を見せたが、守備者としては強豪相手にまったく通用しない事を曝け出してしまった。幾度と無く裏をつかれゴルモハマディとの連携不足も感じさせた。ネコーナム・・・4前半はテイモリアンがパートナーになったことでより攻撃的に、後半はさらにトップ下の位置でプレーしたが攻撃、守備両面において中途半端。さらに中盤でのパスも短くことごとくカットされた。彼が致命的なのは中盤でリズムを作れないことだろう。テイモリアン・・・890分間フルにピッチを駆け回った。積極的なチェイシングと果敢なスライディングで守備陣をカヴァーし、攻撃においても幅広くサポートした。決して器用では無いが、その献身性は間違いなくピッチで最も輝いた。キャリミ・・・7怪我の状態が心配されたが、実力どおりのパフォーマンス。守備面での貢献度も高かった。ハシェミアン・・・6ゴール前でのドリブルは効果的だったが、ダエイと共に守備を放棄。負傷あがりではあるものの本領発揮とはいかなかった。ダエイ・・・1この試合に彼は存在しなかった。ザンディ・・・2彼もプレースキックを蹴る為にピッチに立ったようなものだ。駆け上がるスピードも無く、気の利いたパスも披露できなかった。チームでの不遇と、負傷から立ち直る事ができなかった。バフティアリザデ・・・62年ぶりの代表ながらベテランらしく声を出して守備陣を統率した。危ない場面での的確な判断が光ったが、得意ではないFKを蹴るべきでは無かった。彼もテクニックは無いが守備的なボランチとしては使える目途が立ったと言えそうだ。マダンチ・・・5投入された直後はミスを連発したが、後半スピードのある若手が投入されるのと同時に持ち味を発揮した。だがロスタイムにキープをせずに不用意なクロスをカットされ、さながらダヴィド・ジノラがブルガリアに対して犯した罪と同様の間違いを犯したのは致命的だった。W杯ではその判断が命取りになりかねない。カゼミアン・・・4これではマハダヴィキアの後継者には程遠い。何のインパクトも残せず、スタメン組とベンチの格差を浮き彫りにしてしまった。ボスニア戦もキアが負傷で欠場が濃厚なだけに奮起を期待したい。ボルハニ・・・7前半の2トップとは異なり常に高い位置でプレスをしかけ、その結果相手のミスからゴールを挙げた。キング不要論を後押しする活躍で、長年の国民の期待に応えた。ショジャイー・・・7トップ下としてはまったく無能なネコーナムに代わり、10分足らずという短い時間で才能を発揮した。クロアチアDFの寄せに当たり負けず、繰り出した完璧なスルーパスはクロアチア人審判に取り消されたが、スピード溢れる攻撃陣を見事に牽引しキャリミの代役足りうることを証明した。【総評】守備陣は決して褒められる内容では無かった。特に両サイドには早急に改善の余地があり、4バックとしての連携も成熟していない。攻撃面では、前半はキャリミの個人技で先制はしたものの怪我上がりの海外組の不調が目立った。後半スピードのある若手が投入されてからはイランらしい攻撃ができた。要は今のイランはスタメン次第だということだ。ブランコが実力主義をとることが求められる。ダエイの経験やリーダーシップはベンチでも十分に発揮されるだろう。またブランコの采配は多くの若手を試したことは評価できるが、ショジャイーに5分しか与えなかったのは明らかなミスであり、批判され続けた左サイドにノスラティを再び据えたのには落胆させられた。ただこの試合で最悪だったのがクロアチアの審判。ホームでのクロアチア代表の壮行試合という事もあってか厚顔無恥なジャッジを連発した。特にこのパスをオフサイドにすり替えたのには目を疑った。さらにロスタイムを伸ばしまくりホームチームの意地のドローに貢献した。クロアチアの観衆はブーイングを飛ばしながらもイランの素晴らしいプレーには拍手喝采を送っていただけに、なんともお粗末なジャッジが水を差した。と思ったら日刊でこんな記事が。まぁ、しょうがないですかね。またクロアチア代表は右のスルナやプルショが素晴らしいプレーを見せたが、ニコ・クラニチャル、クラスニッチは一点目に絡んだ以外はまったく見せ場なし。印象としてはクロアチアの攻撃は機能していたが、守備ではイランのドリブラーをファウルでしか止める事ができていなかった。日本でいえば玉田や裏に抜けるスピードのある大黒が有効だろう。イランは帰国し31日アザディで最後の親善試合ボスニア・ヘルツェゴビナ戦を迎える。
2006.05.29
コメント(4)

いよいよクロアチア戦です。ネット中継はmms://live.iransima.ir/irib2mms://live.iransima.ir/irib3もしくはhttp://live.ae/これで見れない方はこちらを参考にしてください。で日本時間のだいたい12:30くらいから始まると思います。尚、明日BSでも録画放送がありますのでチェックしてみてください。試合情報ですがマハダヴィキアが背中を痛めて出場が微妙なようですね。古傷の椎間板ヘルニアを再発していなければいいのですが。またレザイーも足首を痛めて微妙との事。しかし、本番を見据えた大事な一戦にハシェミアン、ザンディ、キア、レザイー、キャリミという海外組全員が怪我がちで迎えるというのは大変心配ですね。ただでさえまともに親善試合を組んでないわけですから。メキシコが呪いをかけたなんて冗談めいた話がちょっと前にあったのですが・・・時間がテヘラン時間で7:30から8:30になったとの情報が。日本時間でも1時間遅れるかもしれません。マハダヴィキアの怪我はかなり重いようで、ボスニア戦も、そしてW杯本番あやうい可能性があるとか。レザイーも今日の試合は欠場との情報が入っています。始まりました!ユニはアウェイの赤でスタメンはキャリミ、ザンディ、テイモリアン、ダエイ、ノスラティ、カービィ、ミルザプール、ゴルモハマディ、ハシェミアン、ネコーナム、レザイーです。ゴール!!! ハシェミアンからノスラティとつないでキャリミが決めました。しかしプルショにあっさり決められ、追いつかれて1-1で前半終了。ネコーナムの横に入ったテイモリアンが頑張ってますね。後半はショジャイーが見れるかな。後半ボルハニが凡ミスをついて勝ち越しましたが、クロアチアの審判がショジャイーの完璧なラストパスを無効にし、97分(審判が表示したのは5分だったが)にPKを与えるなど恥知らずな判定で2-2のドローとなりました。感想は明日の映りのいい試合を観てから書きますが、ダエイとハシェミアンはまず守備を放棄している時点で最悪。レザイー、ゴルモ及第点。カービィとノスラティは最悪。テイモリアンが体を張って頑張っていたのとショジャイー、ボルハニは素晴らしかった。ネコーナムは後半トップ下に入ったが何もかもが中途半端。しかもパスミスを連発でまったく中盤にリズムを奏でられない。ザンディいても居なくても一緒。キャリミは怪我がちながら1点取ってしまうあたりはさすが。バフティアリザデはベテランらしく指示を出しボランチで奮闘したがいかんせんテクがまず過ぎ。マダンチは後半スピードのある若手が入ってから良くなった。ばっと見てこんな感じですね。前半最悪、特に守備が崩壊してました。しかしダエイが退いた後、後半投入されたベンチの選手が輝いたって感じでしょうか。しかしクロアチアの審判はモレノ並みですね。だいたいロスタイム7分も無いだろうに。日本はクロアチアを恐れる必要はなさそうですね。
2006.05.28
コメント(6)

W杯も直前に迫り盛り上がる中、選手情報などは雑誌やWEBなどでかなり出回ってきたかと思います。思えば私もイラン代表を好きになったきっかけがサッカー雑誌(サッカーダイジェストかマガジン)でのイラン代表特集ページを見たことでした。多分その記事を読みバゲリに興味を持たなければここまで10年近くもチーム・メッリを追うことは無かったと思いますし、そういった情報を届けてくれるメディアには本当に感謝しています。またW杯に出場すると言うことは間違いなく世界中からファンを獲得するいい機会になるんだという事を再認識させられます。ということで、ちょっと今回は視点を変えてイラン代表を取り巻く人々を軽く紹介しようかと思います。まず最初はIFF(イランサッカー協会)会長のモハマッド・ダドカンです。現役時代はピルーズィで8年間にわたり活躍した代表DFとして鳴らし、今でもスーツ姿でベンチに入ったり、トレーニングにもジャージ姿で率先して参加する若くて熱い会長です。 彼は前任のモフセン・サファニー・ファラハニー(写真)が日韓大会の出場を逃した時に辞職したのを受けて会長に就任しました。常に高圧的で選手に嫌われがちであった前任者よりは受けがいい会長ですが、彼の元でのIFFのマネージングは決して改善されているとは言い難いでしょう。それでも彼の情熱によるサポートがドイツ行きの力になった事は確かです。そしてこちらはお馴染みのホセイン・ファラーキー代表コーチです。彼は現役時代は78年のW杯にも出場した代表FWでした。彼もブランコをサポートし、U-23代表の監督も務めるなど現在の代表の基礎をブランコと共に築く事に尽力しました。 しかし、彼よりブランコの側でサポートしているのが翻訳者のレザ・チャランガーでしょう。彼は前任のミロスラヴ・ブラゼヴィッチの頃から通訳として長きに渡り代表を支える一人です。彼はブラゼヴィッチの通訳であった頃に結婚したのですが、ブラゼヴィッチはスケジュールを変更してまで彼の結婚式に駆けつけたそうです。 そしてスタッフの中でも真っ白なスキンヘッドが目立つ、この異色の二人はフランク・アダムスと6歳年下のアンドレアス・アダムスというドイツ人理学療法士の兄弟です。彼らをHSVからイラン代表に推薦したのがマハダヴィキアであり、フランクと共に働いていたヘルマン・リーガーだったそうです。余談ですがヘルマン・リーガー氏は25年間HSVのマサージ師を務めたドイツでは知らない人は居ない名物トレーナーで、写真は彼の引退を記念して行われた試合のものです。皇帝とも友人である彼のお決まりの親指を突き出すポーズはまさしく「指圧の心・・・母心」といったところでしょうか(笑)追記で一番左が元代表監督でペイカンの監督も務めたマネージャーのHomayon Shahrokhiで、ファラーキーの右がクロアチア人GKコーチのFakhreddin BegovicとAhmad Sajjadiです。サジャディは元イラン代表のGKでもあります。そしてその隣りがチームドクターのDr. khanlariです。また最近見かけませんがチームアナリストのHuman Afazeliも重要なスタッフの一人です。彼は海外クラブに在籍する選手のコンディションの調査なども行います。【番外編】そして最後は先日イラン代表を激励に訪れたハダッド ・ アデル国会議長。どちらが望んだのかは定かではないがアーハマディネジャド大統領に続いて政治家を招くモハマッド・ダドカンの姿勢は何を表しているのだろうか。このように選手を支える彼らの事もちょっとでも知っておくと、ベンチが映った際などに興味をひかれる事があるかも知れませんね。選手が安心して戦えるのも彼らのサポートがあっての事で、選手を応援する我々ファンも、彼らスタッフに感謝をしたいところです。選手、スタッフ、そしてファンが夢を共有できる素晴らしい機会であるW杯はもうすぐです。
2006.05.27
コメント(0)

いよいよ28日にクロアチア戦を控えたチーム・メッリだが、この試合はイランにとって数少ない本番に近いレベルでの親善試合となるだろう。31日に行われるボスニア・ヘルツェゴビナ戦も最終マッチとしての重要度は高いが、果たしてW杯に出場しない、しかも2月に招かれたばかりのボスニア・ヘルツェゴビナ代表が高いモチベーションで試合に挑むとは思えないからだ。またアジア杯予選などの公式試合を除いてはコスタリカ、トーゴくらいしかW杯出場国との試合をこなしていない明らかな準備不足の中ではクロアチア戦は唯一の、現在のイランの実力を知る機会になるだろう。おもえば98年のW杯の直前にもイランはクロアチアと対戦している。この試合をコーディネイトしたトミスラヴ・イヴィッチはASローマとの親善試合での大敗を理由に更迭されイランのベンチには既に居なかったが、ユーゴスラヴィア対策としてクロアチアのリエカで行われた試合はシュケルとプロシネツキのゴールによってクロアチアが勝利している。勿論この時クロアチアのベンチには後のイラン代表監督になる2人のクロアチア人が居たわけだ。98年のチーム・メッリはダエイと対立したマイェリ・コハンの更迭、イランのW杯出場を決めた事でブラジル人ヴラディミール・ヴィエラに集まった国民からの人気に対するIFF会長サファニー・ファラハニーの嫉妬による彼の更迭の後、イランサッカー史上2人目のクロアチア人監督となる名将イヴィッチを招き、前述したように彼をも追放。また当時はイラン人監督の下でアメリカに勝利する事が望まれた風潮も手伝い、結局コーチから昇格したジャラル・タレヴィがW杯でチームを率いる事となったようにドタバタ劇が繰り広げられたのだが、準備という点においてはチリやジャマイカを招いたLG杯、インターミラノ、ASローマらセリエAのクラブとの練習試合、さらにはフランス入りしてからのリーグアンの数チームとの練習試合をこなすなど万全を期したものであった。これを鑑みれば、如何に今回のイラン代表が絶対的な準備不足であるか分かるというものだ。では、この状況が好転する為に重要な一戦であるクロアチア戦で何が起こることが必要だろうか。私の理想ではイランの守備が崩壊する事である。いや、これは望まなくても起こるかも知れない。先日3-4-2-1というシステムでオーストリアを蹂躙したクロアチアの攻撃力にイランの脆弱な守備が耐えられる保証は無い。だが、この試合のオーストリアはイファンシュイッツやアウフハウザー、途中から投入されたロラント・リンツ、フェルトホファー以外はマルク・ヤンコを始めとしたほとんどが若手で構成されており同列で語る事はできないが、イランの守備もそれと大差がある訳ではない。ブレーメンから好調を維持するクラスニッチ一人のプレーを見てもイランの守備も同様に破壊される事は想像に難くない。彼の他にも守備が本職でない小柄なカービィが元レヴァークーゼンの大柄なバビッチと対峙する事は絶望的で、クラスニッチの巧さに稚拙なゴルモハンマディ、プルショにつくのもアイアンマンと呼ばれながら一度もイブラヒモビッチやヴィエリ、トレゼゲらの大型FWを打ち負かしたことの無いレザイーでは心許ないのは当然であろう。しかし本当の問題は最終ラインにはない。イランの問題について私が何度も語ってきたのが左サイドの守備とネクナームのワンボランチシステムである。特に後述の問題を放置してきたつけが、このハイレベルな試合で暴かれる可能性が高いのではないだろうか。普通に考えて、ポルトガルやメキシコといった格上のチームと戦う場合、守備からチームを作ることは鉄則である。これを実践したのが98年の3バックに2人のボランチと2人のウイングバックを敷いた3-5-2である。このシステムでイランはユーゴをセットプレー以外でほぼ完封し、宿敵アメリカを見事なカウンターで葬ったのだ。もしイヴァンコビッチが本番同様に格上であるクロアチアに対し、両サイドが攻撃に参加する4バックの前をネクーナム一人に任せたら正気の沙汰では無いだろう。勿論この場合両サイドも前線も守備を全力でサポートする事になるが、今までの試合でネクナームの飛び出した穴をボランチ以外の彼らが見事に埋めた試合がいったい何試合あっただろうか。またネクナームは明らかにボランチの選手ではない。守備を放棄し最前線まで飛び出すものの、相手のカウンターの際にはスプリント能力の欠如も手伝い最終ラインまで守備に戻る責務を怠る事がよくある。彼のやっているプレーは明らかに2ボランチシステムでの攻撃的ボランチの動きに他ならない。時折彼を見ていてバゲリの後継者としての重責に耐えられず、気がふれたのかと思ってしまうほどだ。そうでなければ両サイドが攻撃に上がったと同時に前線に顔を出す彼のプレーは説明がつかない。現在のイランのキーマンの一人として、攻撃面での正確なフィード、状況判断、得点力の高さをもってネクナームの名を挙げるとすれば、何一つイランの抱える憂慮を理解していないと思う。むしろ彼はイラン最大の欠点になりかけている。ただ一つ、彼の助けとなるのがUAEでキングとして振舞っていたキャリミがドイツでその守備力に磨きをかけた事だろうか。これはワンボランチシステムの際に多くの危機を回避させるだろう。だがイランが強豪を倒すためには彼が守備に追われる事無くエゴイスティックなドリブルに専念する事が必要でもあり、このジレンマを解決するにはアンドラニク・テイモリアンでもソーラブ・バフティアリザデでもネクナームの横に据える以外に無いのではないだろうか。要はイラン本来の4-2-3-1もしくは4-4-2という2ボランチシステムへの回帰である。ネクーナムはブランコサッカーの具現者であると言われているが、私からは気のふれたクロアチア人をそのまま表しているようにさえ見えてしまう。果たしてこの狂ったシステムのまま何事も無くクロアチア戦を乗り越えるのか、それとも全てが私のとりこし苦労でクロアチアを逆に蹂躙するのか、はたまた正気に返り2ボランチシステムに戻し守備を立て直すのか。この試合如何でメキシコ戦での戦い方が見えてくる事は間違いないだろう。イヴィッチは若干5試合でクビを切られたが、長期政権となったブランコはどのような結果であってもクビを切られる事は想像できないだけに、彼の元でチームの状況が好転する事がなによりである。確かに時間は無い、だが本番前に一度崩壊を味わうべきではないだろうか。その惨劇がイランの弱点を浮き彫りにするに違いない。それがシステムの正常化、そしてメキシコ戦の勝利につながるのなら、無難な勝利よりも今のイランにとって有益である。追加情報:イラン代表は既にクロアチア入りしたようです。何よりも一人も怪我する事無く、無事に帰ってきて欲しいですね。
2006.05.25
コメント(0)

ホダダド・アジジが現役からの引退を表明した。今シーズンはオーストリアのアドミラからイラン2部のオガブ・テヘランへと移籍し、さらにシーズン途中にラフ・アハン(IPL)へと移りチームを牽引したが、ドイツ大会を前にシューズを脱ぐことを決めたようだ。引退の理由は家族との時間を増やしたいという事と、故郷でのビジネスに力を入れたい為だと報じられている。確かに彼がアドミラを去った際も身重の妻を思っての事であったし、家族を大事にする彼らしい決断だ。アジジの故郷であるマシャードはトルクメニスタンとの国境の町であり、彼が日本人に良く似ているのもトルクメニスタンの血をひいている証である。それゆえ日本人からも憎みきれないキャラクターで愛着を持たれた男がピッチを去ることはファンとしても寂しい限りである。思えばこの男がメルボルンで決めたゴールが無ければ、今のチーム・メッリは無かったと言っても過言では無いだろう。最愛の相棒アリ・ダエイとの阿吽の呼吸で抜け出し、クロアチアからの移民であるGKの脇を抜いたプレーオフ2試合連続となる彼のゴールが20年ぶりのW杯のみならず、今回のドイツ大会への扉をも開いたのだ。フランス大会の活躍でマハダヴィキアを始めとした多くのイラン人がドイツや他の欧州リーグへと渡り経験と実績を積み重ねイラン代表の躍進を担いイランサッカーのレベルアップに貢献したのだ。その後日韓大会の出場を逃したのもブラゼビッチと仲違いしたアジジの不在が響いたとされている。そして国民の声に推され復帰した正念場のバーレーン戦では、見事なスルーパスで得点を演出し再びイランを救ってみせたのだ。この男のカリスマ性が色褪せることはないし、アリ・ダエイとの2トップは今でも最高だ。彼らと同じようにアジア最優秀選手にも輝いたマハダヴィキアやキャリミですらこの2人のカリスマ性には及んでいない。その為にはドイツW杯という最高の舞台で国民に極上の感動と喜びをもたらす事が必要であろう。 またアジジと同じ98年戦士であるメヘルダド・ミナヴァンドとニマ・ナキサ、そしてペジマン・ジャムシディの元イラン代表トリオが、国内がドイツに向けて盛り上がりを見せる中、コンサートでW杯ソングを披露し代表を激励した。一方、代表キャンプも海外組を含めた23名が揃い順調な仕上がりを見せているようだ。怪我が心配されたキャリミ、ハシェミアン、ザンディも練習試合をこなすなど問題は無さそう。気になるスタメン争いだが、初日こそザンディを押しのけてテイモリアンがネコーナムの横に入ったが、結局ザンディが戻り懸念の左サイドもノスラティが務めた。ブランコは宣言どおり4-2-3-1と4-1-3-2を併用して本大会に挑むつもりだろう。他に気になるところでは、カゼミアンをディフェンスでオプションとして試した事か。どうやら彼の瞬発力をカウンターアタックに生かす作戦のようだ。26日のクロアチア戦にはどっちのフォーメーションで誰をどの位置で試すのか目が離せない。この試合は日本と同組に入ったこともありBS1で29日に録画放送するとの事。そのクロアチア代表ですが、つい先ほどオーストリア代表と親善試合を行い4-1で圧勝したようです。クラスニッチが2得点とブレーメンでの好調を維持しているようですね。オーストリア代表はイファンシュイッツが意地の一点を決めましたが元U-21代表でザルツブルグ所属の長身FWマルク・ヤンコ(元アドミラ)が不発で代わったロランド・リンツも完封されたようです。また国内のニュースではザンディにユルゲン・コーラー率いるデュイスブルグからのオファーがあったという事と、アラシュ・ボルハニがUAEのアル・ナスルに移籍が決まったと報じられている。どちらもW杯で活躍して、できるだけいいチームへ移籍して欲しいが、ボルハニ所属のパスはネコーナムへのカイザースからのオファーを蹴りアル・ワハダに放出した前科があるだけに、なんとも気がかりだ。どちらにせよ選手達の運命を決めるW杯まで残り2週間、一人も怪我をする事無く万全の状態でメキシコ戦を迎えて欲しいところだ。尚メキシコとイランは2000年にアメリカ遠征をした際に対戦していますが2-1で敗れています。イランの得点はダエイのPKによる一点で、メキシコはルイス・ヘルナンデスとブランコ。当時のメンバーで残っているのはダエイとキアの二人だけ(メキシコはトラドのみ)ですがきっちりとリベンジして欲しいですね。代表キャンプ動画mms://media.iransima.ir/tv3/tv3_13850301_020.wmv
2006.05.24
コメント(0)

W杯での公式の背番号&ネームが発表になりました。ウイイレエディットなどにお役立てください。1 GK E.MIRZAPOUR 16/09/1978 Foolad Ahvaz 2 MF M.MAHDAVIKIA 24/07/1977 Hamburger SV GER3 DF S.BAKHTIARIZADEH 11/09/1977 Saba Battery Tehran 4 DF Y.GOLMOHAMMADI 19/03/1971 Saba Battery Tehran 5 DF R.REZAEI 20/02/1975 Messina 6 MF J.NEKOUNAM 7/09/1980 Al Sharjah 7 MF F.ZANDI 26/04/1979 Kaiserslautern 8 MF A.KARIMI 8/11/1978 Bayern Munich 9 FW V.HASHEMIAN 21/07/1976 Hanover 96 10 FW A.DAEI 21/03/1969 Saba Battery Tehran 11 FW R.PAKIKHATIBI 22/09/1978 Pas Tehran 12 GK H.ROUDBARIAN 6/07/1978 Pas Tehran 13 DF H.KAEBI 23/09/1985 Foolad Ahvaz 14 MF A.TIMOTIAN 6/03/1983 AbooMoslem 15 FW A.BORHANI 14/09/1983 Pas Tehran 16 FW R.ENAYATI 23/09/1976 Esteghlal Tehran 17 FW J.KAZEMIAN 23/04/1981 Pirouzi 18 DF S.ZARE 27/01/1982 Bargh Shiraz 19 DF A.SADEGHI 6/09/1981 Esteghlal Ahvaz 20 DF M.NOSRATI 11/01/1982 Pas Tehran 21 MF M.MADANCHI 19/10/1981 Pirouzi 22 GK V.TALEBLOO 26/05/1982 Esteghlal Tehran 23 MF M.SOLEIMANI 9/06/1984 Saipa Karadj 気になるところではショジャイーの「M.SOLEIMANI」ですが実はクラブでも同様の表記です。他にハティービの「R.PAKIKHATIBI」も98年のアジア大会でも同様でしたね。ただテイモリアンが西アジア選手権やスプリング杯などで表記が「A.TIMOTIAN」になるのは謎ですね。発音は確かに近い気もしますが。追記:「A.TIMOTIAN」とはTeymorianがクリスチャンネームに変化したものだそうです。つまりティモティアンが彼の本来の名前と言う事らしいです。アルメニア系でクリスチャンである彼ならではですね。W杯でも得点や交代の際に彼が十字を切る姿が見れると思います。W杯公式サイトに選手プロフィールが追加されました。
2006.05.18
コメント(2)

23名の最終メンバーを発表した後、ブランコ・イバンコヴィッチはメディアのインタビューに答え本大会でのプランについて言及した。まずシステムについては本来の4-1-3-2に加え4-2-3-1、さらには4-4-2を使い分ける事が可能だと明言した。これは本大会初戦でぶつかる破壊的な攻撃力を誇るメキシコ戦に2ボランチで挑む事を意味しているが、その裏にはスイスキャンプで得た手応えがあったためだろう。それは滅多に個人を評価しないクロアチア人指揮官がキャンプで最も印象に残った選手にアンドラニク・テイモリアンの名を挙げた事からうかがい知る事が出来る。彼によればテイモリアンは既にチームの重要な駒であり、その才能に驚かされたと述べている。これは彼がメキシコ戦でネコーナムの横に並ぶ可能性があるという事だ。そしてもう一人、彼と共に印象に残ったプレイヤーとしてブランコに「私達にはドイツでライバル達にとって未知の驚きになるであろう選手がいる」と評されたのが「漆黒のドリブラー」マスード・ショジャイーである。この両者が最終メンバーに残った裏にはU-23代表監督のレネ・シモンエスの進言があった事は確かだが、ブランコは自らの目でアルメニアとクルドという血筋を持ちながらイランの国旗に忠誠を誓う2人の若者の実力を再認識したという事だろう。彼らについては何度も過去ログ(1、2、3、4、5)で触れているが、ここではあえてショジャイーの可能性について考えてみたいと思う。まず彼のポジションだがラオス戦で初キャップを刻んだ試合においてはアリ・バダヴィとの交代で左サイドに入り、イランB代表やU-23代表では右のウインガーに入っているが、所属するサイパでは攻撃を指揮するトップ下を任されている。プレーの特徴はスピードとアイディアを兼ね備えたドリブルと、広い視野から放たれる正確なフィードやパスである。さらにはベビーフェイスからは想像しがたいファウルの多さ(ワースト2位イエロー11枚)があげられるが、これは彼の守備を厭わない献身性を顕したものだ。ここまで書けば彼が若き日のアリ・キャリミを彷彿させるタレントである事はお分かりだろう。現在彼は21歳。本大会開幕直前に22歳になるわけだが、同じ頃のアリ・キャリミといえば私の知る限り20歳で参加したアジア大会において、98年フランス大会のメンバーを主体としたチームの左サイドバックとして狂気に満ちたドリブルを見せていたことが思い出される。ただ、イランにおいては既に19歳でファトフ・テヘランの一員としてモハマド・レザ・ヘイダリアン率いるエステグラルをラマダン杯決勝で7-3と蹂躙した事で有名であった。若干19歳の若者がアジア最強イランの、フットサル界の英雄であるヘイダリアン率いるチームを、信じられないようなテクニックで翻弄した試合は今でも語り草である。その活躍から名門ピルーズィへと移籍し、イランサッカー協会が98年のW杯メンバーに入れることをトミスラヴ・イヴィッチに強要したのだが、このクロアチアの名将はそれを拒んだという。チーム事情こそ違えど8年前にイヴィッチによって拒まれたアリ・キャリミと、ブランコによって受け入れられたショジャイーという構図は図らずも彼らを比較の対象に据えたくなるファンの心理をかきたてる。その後アリ・キャリミは審判の暴行による1年間の出場停止、2002年日韓W杯最終予選での敗退、さらにはUAEでの生活へと身を堕としながらも26歳にしてバイエルンの一員になったわけだが果たしてショジャイーにはどのような未来があるのだろう。前述したショジャイーとのプレースタイルと比較すれば、20歳前後のアリ・キャリミは少なくとも5人以上を軽く抜き去るスピードと、ドリブルテクニックを有していたが、ヴィジョンやパス能力には何一つ非凡さは持ち合わせてはいなかった。彼がそれらに磨きをかけたのはキングとして振舞ったUAEでのプレーの中での事だ。一方ショジャイーのドリブルはスピードという点でキャリミのそれを凌ぎ、さらにゲームメイカーとしての才能も既に開花していると言える。ただ両者に共通しているのは、その創造性であり魔術で観客を魅了する才能である。そして2006年、19歳からW杯出場が叶わなかったキャリミは27歳にして、ショジャイーは22歳にして共に初のワールドカップを戦うという事になる。いくつかのメディアはショジャイーの事を怪我で外れたナヴィドキア、もしくはジャッバリの代役と見ているが、それは視点がまったくずれた見方だ。マスード・ショジャイーがアリ・キャリミを超えるマジシャンになりうるか、それとも初の舞台で桁外れのマジックをキャリミが披露し、世界を魅了するのかがイランファンにとっては重要な事である。実際にピッチに二人の魔術師が同居する可能性は低いだろう。むしろショジャイーに出場時間が与えられるかどうかさえ分からないがキャリミが万全でなければ代役に抜擢されるに違いない。ただファンとしての本音はキャリミがドイツで最高のパフォーマンスを披露する事と、ショジャイーが彼の後継者としての経験を積み、いずれはキャリミを超える魔術師になって欲しいという事だ。ドイツでは是非この2人のマジックに注目してもらいたい。ショジャイー動画 画像館
2006.05.18
コメント(0)

やっと最終メンバーが出揃いましたので、告知どおりウイイレ10に不在の選手の数値を紹介とともに公開しようと思います。【ヴァヒド・タレブルー】23歳、右利き、GKエステグラルの若き守護神。国内での評価は代表正GKのミルザプールを凌ぐ実力者。U-23時代はセェイエド・マフディ・ラハマティ・オスゴウエイの控えとして常にベンチを温めたが、所属するエステグラルではラハマティをベンチに追いやり優勝の立役者の一人になった。国際舞台での経験不足は否めないが、十分に実力でカヴァーしてくれる事だろう。39/78/73/66/74/75/83/71/67/64/74/64/69/64/57/72/51/50/60/64/80/70/50/70/76/66/6/5/5/A【アミール・ホセイン・サデギ】24歳、左利き、SB,CB不利と思われていた彼の最終リスト入りを後押ししたのは、貴重な左利きである事と屈強なフィジカルを生かした守備力だ。U-23代表では主力として活躍するもなかなかフル代表でのチャンスに恵まれなかったが、クラブでレギュラーに定着した事で見事にチャンスをものにした。不安定なノスラティやザレに代わって左サイドに入る可能性もありそうだ。また中央でもプレーでき、攻撃力も魅力だ。44/77/79/73/80/76/72/63/70/71/64/64/73/67/61/77/63/50/63/68/78/73/71/73/50/50/5/5/5/A 【ソーラブ・バフティアリザデ】33歳、右利き、CB,SW2003年以来となる代表復帰がドイツへの最終リスト入りになろうとは本人も意外だったろう。2000年のアジアカップではラバリファーやマフダヴィと最終ラインを形成したベテランDF。トルコでのプレー経験があり、エルズルム・スポルでは1ゴールを記録している。彼の代表入りは同じクラブのヤヒャ・ゴルモハンマディとの連携、さらにはダエイの進言もあったに違いない。中央もしくは左の守備者として、さらにはリーグ8得点の攻撃力を生かしてボランチに起用される可能性もある。37/78/82/71/67/64/61/60/56/63/49/54/58/59/61/64/73/46/41/79/82/62/54/60/50/63/5/5/5/A【メフルザド・マダンチ・アルダカニ】20歳、左利き、SMF,CMF,OMFもはや説明の必要は無いだろう。あらゆる可能性を秘めた左足とワールドクラスの相手にもバトルを仕掛ける勇猛さを武器に、ドイツの地でブレイクが最も期待されるタレントだ。怪我で不調のザンディに代わって左サイドに起用される事も、2トップの一角としてプレーする事も考えられる。98年のミナヴァンド以上のインパクトを残すことは必至だ。73/65/71/72/80/81/61/65/82/76/76/75/67/64/71/80/7350/49/76/81/73/72/65/50/70/5/4/4/A【ラソール・ハティービ】27歳、右利き、ST,OMF若い頃から将来を嘱望され、ユース代表のエースとして10番を背負い、カップ戦でチームを優勝に導いた後ドイツへ渡ったまでは順風満帆であった。だがハンブルガーSVでは数試合に起用されるも結果を残せずに帰国。その後彼が代表に呼ばれることは無かったが腐らずにパスやセパハンのエースとして結果を残すことで見事に代表の座に返り咲いた。セカンドトップから飛び出しゴールを陥れる能力に優れ、ストライカーとしても機能する気まぐれなフレアー。ジャッバリの負傷が無ければ彼の代表入りは無かっただろうが、一度は夢破れたドイツでの再起を誓う。73/43/70/80/82/76/76/74/80/83/71/72/69/70/74/73/72/73/76/67/66/76/81/66/50/73/5/4/5/A【ゴラム・レザ・エナヤティ】29歳、左利き、CFピノキオと揶揄される華奢な容姿からは、想像も出来ない得点力を秘めたストライカー。ダエイやハシェミアンのような重さは無いが、頭でも両足でも巧みにゴールを陥れる術を身につけている。アブ・モスレム時代とエステグラルで刻んだ国内での得点数は桁外れだが、代表での得点数とは比例していない。ドイツではこのギャップを埋める事が期待されている。彼の多くのゴールと代表入りをアシストした盟友ジャッバリの無念を晴らす為にも、ひとつでも多くのゴールを挙げたいところだ。現時点で彼がイラン最高のストライカーである事は間違いない。81/33/82/78/79/76/78/76/77/76/61/55/59/54/81/83/81/50/47/81/86/74/73/70/50/77/5/5/5/A以上の6選手を作成すればウイイレ10でもドイツW杯メンバーが揃うことになります。尚、容姿EDITデータはメールにて配布しています。質問、不明な点はこちらで尋ねてください。
2006.05.16
コメント(4)

世界中でドイツ行きの最終メンバーが続々と発表される中、またしてもIFFの不可解で稚拙なマネージメントが明るみに出た。一部報道で、スイスキャンプ最後の練習試合であるMuesingen戦の前に発表されると見られていたイランの最終メンバーリストだが、ブランコによって既にFIFAへは伝えられたものの公の場での発表はテヘランに帰国する明日になるとホセイン・ファラーキが述べたのだ。確かに国外でのキャンプ中に落選を知らされる選手の心情を考慮した決定に異論を唱えるつもりはない。しかし18日まで行う予定であったキャンプを急に切り上げるのも不可解だし、ましてや代表発表の時期は事前に告知するべきではないだろうか。ジャッバリ、ナヴィドキア、ヴァへディの怪我といった不測の事態が招いた結果かも知れないが、そもそも主力の大半を欠き、3流クラブを相手にしたスイスキャンプにどれだけの意味があったのかも甚だ疑問だ。尚、試合のほうはノスラティ、カゼミアン、ボルハニの得点による快勝で最終戦を締めくくった。-----------Roudbarian-Shakouri--Nosrati--Sadeghi--Zare-------------Teymourian----Kaabi------------------Shojaei--------------Rajabzadeh---------Enayati-------Kazemianと、いちゃもんをつけてたら、たった今ブランコが公式リストをメディアにインタビューにて発表したようです(笑)【GK】ミルザプール、ルードバリアン、タレブルー【DF】レザイー、ゴルモハンマディ、カービィ、バフティアリザデ、ノスラティ、サデギ、ザレ【MF】キャリミ、ザンディ、マハダヴィキア、ネクナーム、マダンチ、カゼミアン、テイモリアン、ショジャイー【FW】ダエイ、ハシェミアン、ボルハニ、エナヤティ、ハティービ待機リスト:ヴァエジ、ヴァヘディ、シャクーリ、ラジャブザデ、マニイー感想としては、評価すべき点の少ないいつも通りの人選ですね。ここ数年召集していないバフティアリザデを試さないまま最終リストに入れてしまうあたりが信じられませんね。5年間彼のプレーは追っていたと語っていますが、それだけ見ておいて2年間一度も呼ばなかった意味が分かりません。逆に素晴らしい活躍を見せていたシャクリが落選ですか。まあサデギを入れたのは評価できますが、アシストキングのマニイーも落選。中盤ではショジャイーとテイモリアンが残りました。個人的にはショジャイーが残った事がせめてもの救いといった感じです。ただキャリミが怪我あがりでジャッバリが離脱、さらにザンディも負傷中のトップ下に誰を使うつもりでしょうか。ショジャイーもしくはハティービを下げて使うのか。10アシスト(2位)14ゴール(3位)と最高のパフォーマンスを見せたラジャブザデの方が適任だと思いますが外れましたね。そしてモバリの代表入りは案の定ありませんでした。FW陣ではハティービが意外な選出ですね。ジーコが巻を選んだようなサプライズの無い、怪我をしていても海外組重視の、いつも通りのくそつまらない人選をするあたりがこのクロアチア人らしい選択だなと感じました。試合に復帰していないキャリミ、壊れたままのザンディ、ハシェミアンの穴も塞がないばかりか、結局、最後の最後まで左サイドの守備、守備的MFの不在を解消しないままイランはドイツへ赴くことになるのか。クロアチア戦、ボスニア戦でドイツへの明るい展望を示せなければドイツでの成功は無いでしょう。キャンプ動画
2006.05.16
コメント(0)

昨日お伝えしたようにW杯後の海外移籍も可能だろうと評されるほどのタレントであるモジュタバ・ジャッバリがトレーニング中に右の膝を負傷し、W杯出場が絶望になるという最悪のニュースを伝える一方、スイスキャンプの二試合目となるFc Spiez(スイス3部)戦に挑んだチーム・メッリは見事5-0で勝利を収めました。なかなか強い相手との親善試合が組めていない点は気がかりですが、それでも連携を確認し結果を残すことは重要です。得点は8分:マダンチ44分:マダンチ51分:サデギ66分:ノスラティ90分:エナヤティ(*マダンチ、ザレ、カゼミアン×2、ボルハニという情報もあり)ラインナップから推測されるフォーメーションはこちら前半------------Talebloo--Kaabi--Nosrati---Sadeghi--Maniei--------------Teymourian----Shojaei---Rajabzadeh---Madanchi----------Enayati---Khatibi後半------------Roudbarian--Kaabi---Shakouri--Nosrati--Maniei----------------Zare??------Shojaei--Rajabzadeh--Madanchi--------Kazemian-----BorhaniGKは先日使われなかった2人を試し、左サイドはマニイーとマダンチが固定、そしてサデギとシャクーリを左右では無く中央で試したようです。ただ後半のボランチをザレでは無くノスラティもしくはシャクーリが務めた可能性もありそうです。それにしてもマダンチの好調ぶりが目に付きますね。国内で3試合7得点、そしてスイスキャンプでも2試合3得点と爆発しています。懸念の左サイドバックはメイサム・マニイーで決定なのかも気になります。ここでもう一度最終リストの現状を確認すると【GK】1. エブラヒム・ミルザプール2. ヴァヒド・タレブルー3. メフディ・ヴァエジ4. ハッサン・ルードバリアン【DF】5. ヤヒャ・ゴルモハンマディ6. ハディ・シャクーリ7. ホセイン・カービィ8. ソーラブ・バフティアリザデ9. モハンマド・ノスラティ10. アミール・ホセイン・サデギ11. サッタール・ザレ【MF】12. アンドラニク・テイモリアン13. ジャヴァド・ネクナーム14. ジャヴァド・カゼミアン15. メフディ・ラジャブザデ16. メイサム・マニイー17. アリ・レザ・ニクバフト・ヴァヘディ18. モジュタバ・ジャッバリ19. マスード・ショジャイー20. ラソール・ハティービ21. モハラム・ナヴィドキア22. メフルザド・マダンチ【FW】23. アリ・ダエイ24. レザ・エナヤティ25. アラシュ・ボルハニ【補欠】1. メフディ・ラハマティ2. メフディ・アミラバディ3. ホセイン・カゼミ4. イマン・モバリ5. セェイエド・モハマド・アラヴィ以上の25名+待機5名から、よほどの事がなければ海外組の5名が加わるため18名が最終メンバーに生き残ります。赤字の選手は怪我でOUT。太字の18名でほぼ決まりかなという感じでしょうか。ただバフティアリザデなどはブランコが評価していますがキャンプに合流していないためサデギとの入れ替えがあるか、ラジャブザデー、ハティービがトップ下のジャッバリが抜けた穴をどれだけ埋めるかで最終リスト入りに望みをつなぐかといったところでしょう。またジャッバリの怪我により、しかもキャリミも万全では無いためイマン・モバリを呼び戻す事が国民により叫ばれていますがあくまで待機リストの5名は候補25名で補えなくなった場合にのみ適用されるため、頭の固いクロアチア人が彼を戻す可能性は低いと思います。まあ賢明な人間ならイランの未来の10番である彼をUAEから呼び戻すはずですが。そして同じく待機リストからはファラーキの寵愛する驚くべき落選を喫したアラヴィも最後まで最終リスト入りにかすかですが望みがあると思います。どちらにせよ15日の最終メンバー発表を控えた大事なスイスキャンプにサバ・バッテリーのベテラントリオ不在(特にバフティアリザデは試しもせずに選出されるのか?)や怪我人の続出で候補の半数あまりしか参加できず(なら、なぜ待機リストの5名を連れて行かなかったのか?)、ローカルな弱小クラブとの試合しか行えなかった事はあまりにもIFFのスケジュールとマネージングの拙さを感じられずにはいられません。真価が問われるボスニア戦、クロアチア戦のうち一つでも最終メンバー発表前に行うべきだったと思います。98年にイラン代表はインテル(W杯組は抜けていたがゼ・エリアスなどが居た)やASローマ(この試合で7-1と大敗しトミスラヴ・イヴィッチを解任しジャラル・タレヴィが後任)、さらにはチリ代表やジャマイカ代表、フランスリーグのクラブなどと多くの強化試合を行った事を考えても今回の準備不足は明らかです。イランは15日の最終メンバー発表を受けて18日に帰国の途に着きます。スイスキャンプ動画
2006.05.13
コメント(2)

ピルーズィのキャプテンで元イラン代表ボランチのハメド・カヴィアンプールがトルコのカイセリ・スポル(今季リーグ18チーム中5位)への移籍が基本合意に達したと公式サイトが報じた。先週カイセリ・スポルのHoroz会長はカヴィアンプールをクラブに招き施設などを見せ、口頭での合意を得たという。そしてW杯メンバーが発表される15日、月曜日にもカヴィアンプールは再度トルコ入りし正式に調印するようだ。公式サイトのコメントからは彼への高い評価と期待、そして獲得へのクラブの強い意思が感じられる。この移籍が実現すれば彼にとってUAEのアル・ワスル以来の海外移籍となる。過去にもレザ・シャハルディやソーラブ・バフティアリザデがトルコでプレーしており、フェネルバフチェとはW杯を膝の負傷で棒に振りそうなアリ・レザ・ヴァへディ・ニクバフトが移籍寸前までいくもクリストファー・ダウム(元レヴァークーゼン監督)により破談となっている。今季ピルーズィのキャプテンを務めたカヴィアンプールであったが、アリ・ハーン体制になって以降モハンマド・レザ・ママニーなどの若手の台頭でベンチに座ることも少なくなかった。さらにアジア杯前に膝の怪我で離脱した代表の座にも戻ることも叶わず(一部の噂では親友キャリミとの妹をめぐる親戚問題や共同ビジネスの失敗が彼の復帰を阻んでいるとされているが、一度はキッシュ島でのキャンプに復帰した事もある事から彼の未招集はブランコの判断だろう)今回の移籍に踏み切ったと言う事だろうか。若い頃にはイングランドのプレミアリーグ移籍も視野に入れるなど将来を嘱望された彼が、トルコで自らの実力を是非とも証明して欲しいところだ。私の考えではカヴィアンプールはネコーナムを遥かに凌ぐ実力を持ったボランチだが、先日発表されたイラン代表候補リストに彼の名は無かった。それどころかブランコはクラブで不調を極めるという理由でセェイエド・モハンマド・アラヴィまでも待機リストに追いやっている。これはドイツに向かうチーム・メッリに守備的MFを本職とする選手が不在である事を意味している。この事に関してブランコは2年ぶりに代表に復帰したバフティアリザデにCBのみではなく中盤としても期待していると彼のボランチ起用を示唆したが、あまりにも馬鹿げている。2004年アジア杯初戦、大会前に怪我をしたカヴィアンプールの代役をCBのヤヒャ・ゴルモハンマディに託した事があったが、スピード不足を露呈、ミスパスを連発、さらに攻撃を構築する能力の欠如など散々な結果に終わた事を覚えていないのだろうか。確かにバフティアリザデは今季8ゴールとCBながらに素晴らしい攻撃力を示したが、それはメキシコやポルトガルと戦う本大会においてボランチに最も求められる能力では無い。しかもフル代表において彼が中盤でプレーしたこと自体皆無で、さらに所属するサバ・バッテリーがACLに出場している為スイスにすら帯同していない。ネコーナムは素晴らしいタレントだ。しかし守備的MFとしては疑問符がつく。彼とカリム・バゲリの決定的な違いは守備能力にある。徹底的にキーマンをマークするスタミナ、危険察知能力、強烈なスライディングを持ち合わせていない選手に1ボランチが務まるはずは無い。ただ中盤からのフィードを駆使した攻撃の構築能力、強烈なシュート力や高いヘッドを生かした得点力に非凡な才能を持つ彼のサポートをもう一人のボランチに任せる事は可能なはずだ。その点において攻守のバランス、フィード能力、キープ能力に長けたカヴィアンプールと破壊的なスライディング、屈強なフィジカル、キーマンのマーキング、強烈なシュートに長け、CBとしても有用なアラヴィを外した事は理解しがたい。もし両者がクラブでの不調を理由に外されたのなら、エブラヒム・ミルザプールこそ代表の座を剥奪されるべきだ。彼に関しては代表のスタッフの尽力で本来の調子を取り戻したとブランコは述べているが、それならば少なくとも待機リストに入れたアラヴィをキャンプに参加させるべきだろう。この問題を唯一解決できるのは、最終リストには多彩な能力を持つアンドラーニク・テイムリアンしか見当たらない。彼も本来は攻撃のセンスとテクニックに長けた第一ボランチだが、年老いた2人のCBにボランチを任せるよりは賢い選択と言えるだろう。スイスキャンプにおいても彼のワンボランチを試している事からも彼に対する期待の大きさがうかがえる。残り2試合を戦い10日間のスイスキャンプを終え国内でのボスニア戦、クロアチア戦を迎えるチーム・メッリだが、その短い期間に守備的MFの位置で誰が結果を残すかも、ドイツでの闘いを左右する重要なファクターになるだろう。*心配なニュースが入りました。エステグラルのMFモジュタバ・ジャッバリがトレーニング中の負傷でドイツ行きが困難になったとFars News Agencyが伝えています。真偽のほどは分かりませんが、もしこの若く有能なトップ下を欠く事になればイラン代表にとってかなりの損失です。今季のエステグラルを優勝に導いた優美な指揮者をドイツで見ることが出来ないのでしょうか。もしこれが本当ならブランコはイマン・モバリを呼び戻すかもしれません。また続報入りましたらUPします。どうやら彼が深刻な怪我を負った事は確かなようです。チームドクターのDr Khanlariが認めたとの事。キャリミはなんとか復帰したもののハシェミアン、ザンディ、ヴァへディ、ナヴィドキアと主力に怪我人が続出している事はなんとも心配です。
2006.05.12
コメント(0)

スイスでキャンプを行っているイラン代表の最初の練習試合の結果が入りました。SV Lyss(スイス4部*)との練習試合に臨んだイラン代表は前半39分にオーバーヘッドで先制を許すも、79分にエナヤティ、82分にはショジャイーがポストを叩く強烈なシュートで逆転したようです。勿論4部のチームを相手に満足のできる結果ではありませんが最低限の勝利は収めたと言えるでしょう。ラインアップはこちら。First Half: Mirzapour-Kaebi,Nosrati,Sadeghi,Zare-Jabbari,Teimoorian,Rajabzadeh,Khatibi-Borhani,EnayatiSecond Half:Vaezi-Shakoori,Zare,Sadeghi,Maniee-Madanchi,Teimoorian,Rajabzadeh,Shojaei-Kazemian,Enayatiフォーメーションとしては前半が----------------ミルザプール-------------------------------------------------------------カービィ--ノスラティ---サデギ-----ザレ----------------------------------------------------------------テイモリアン-------------------ラジャブザデ---------------ハティービ--------------------ジャッバリ--------------------------------------------------------------------ボルハニ-------エナヤティ-------後半が-----------------ヴァエジ---------------------------------------------------------------シャクーリ----ザレ-----サデギ----マニイー-------------------------------------------------------------テイモリアン------------------ラジャブザデ-----------------マダンチ---------------------ショジャイー--------------------------------------------------------------------カゼミアン-----エナヤティ--------といった感じでしょうか。もしかしたら前半の攻撃的な中盤の3人と後半のラジャブザデとショジャイー、シャクーリとザレの位置が入れ替わる可能性はありますが。ぱっと見て目に付くのはアミール・ホセイン・サデギを中央で使っていることとマニイーを左サイドバックで起用している事ですね。またカゼミアンとマダンチも無事スイス入りした事がうかがえます。そしてGKの控えに不利と思われていたヴァェジが浮上か?といった感じでしょうか。ただこのメンバーで戦った事自体が少ないのでまだまだ連携不足などはあると思います。それでもテイモリアン、ジャッバリ、エナヤティの元アブ・モスレムラインやカゼミアン、マダンチのピルーズィラインを同時起用していますし、テイモリアン、ショジャイーなどのU-23カテゴリーでのラインを中心に調子を上げて欲しいところです。また続報などありましたらUPします。とりあえずスイスからの動画が入りましたのでUPしておきます。*調べてみたらSV Lyssは4部では無くアマチュア2部のクラブです。
2006.05.10
コメント(0)

ワールドカップ最終メンバー決定まで残り一週間、イラン代表は予定通りスイスでのキャンプを開始した。しかし代表候補25名のうちアジアチャンピオンズリーグを控えたサバ・バッテリー組(ダエイ、ゴルモハンマディ、バフティアリザデ)とハズフィ杯決勝を控えたピルーズィ組(カゼミアン、マダンチ)さらに怪我で鮮烈を離れたヴァへディ、ナヴィドキアの7名を欠くという事態を余儀なくされている。確かに裕福とは言えないクラブの台所事情を考えるとACLやカップ戦で得る収入はクラブにとって貴重な財政源であり、主力を手放したくないクラブの事情も頷ける。しかし、それがW杯での成功で得る収入と比べた場合比較にならないのは確かではなかろうか。たとえばACLで活躍した選手とW杯で活躍した選手のどちらが欧州のスカウトマンの目を引くかは明らかであり、さらにスイスキャンプにもオーストリアのザルツブルクやスイスのFCバーゼルを始めとしたクラブのスカウトマンが視察に訪れるという噂もあるのだ。だがせめてもの救いは国内に残っている代表の主力が好調を維持しているという事だろう。AFC第5戦、サバ・バッテリーがカタールのアル・ガラファを迎えた一戦では55分に先制されるも77分にはダエイが左足で同点弾を、さらに82分イランのモハンマド"ベッカム"ナヴァジのFKから豪快なヘッドを叩き込みキング健在をアピールするとロスタイムにはリプレーのようなゴルモハマディのダメ押しとなるヘッドが決まるなど代表のベテランコンビが輝きを放った。さらには前節のアル・ワハダ戦においてはバフティアリザデがゴールを叩き込んでおり代表生き残りに向け強烈なアピールを忘れていない。試合動画はこちら。そしてハズフィ杯準決勝、1部リーグのNojanとピルーズィとの一戦は2-2の同点のままPKまでもつれ込む激戦となった。格下相手に2点のビハインドを背負ったピルーズィだったがゴール前でカメルーン人MFアランクがボールをコントロールすると前線に張るカゼミアンにロングフィードを通す。その瞬間左サイドからトップギアにシフトチェンジした11番が自軍から猛然と駆け上がるとカゼミアンの落としから豪快なパワードライブを叩きこむ。またもやメヘルザド・マダンチだ。その後のPKも叩き込んだ21歳のレフティーは3試合で7ゴールという脅威の活躍でチームを決勝に導く原動力となった。アリ・ハーン体制となってから本来の左ウイングではなくトップ下やカゼミアンとの2トップの一角で起用され、リーグでは1得点であったマダンチは従来のスピード、正確なクロスに加え、明らかに得点力に磨きをかけている。もし右からブンデスリーガでも屈指の攻撃力を誇るマハダヴィキアと、スピードスターのカービィが仕掛け、左からはこの絶好調のレフティーが仕掛けるとなれば、イランの攻撃はさらなる魅力を増しメキシコやポルトガルの守備陣すら脅威に晒す事だろう。彼らピルーズィ組は一日遅れてスイスキャンプに合流する予定だ。マダンチ 一点目 二点目【スイスキャンプ日程】Tuesday, May 9 : Iran vs. SV Lyss (7:30PM)Friday, May 12 : Iran vs. FC Spiez (7:00PM)Monday, May 15 : Iran vs. FC Münsingen (7:30PM)一方、シーズンも佳境を迎える欧州組の近況だが残念ながらレザイーが所属するメッシーナは降格が決定。これでペルージャに続く2度目の降格を鉄の男は味わう事となった。またフェリドーン・ザンディの所属するカイザースも最終節に残留を賭けた試合を控えているが、彼自身の退団は決定的。この2年間赤い悪魔で10番を背負ったザンディは怪我もあったが失意の時を過ごしてしまった。イラン代表入りという大きな選択をしたが更なる選択をできなかったとしても26歳の若者を責める事は誰にもできない。ただ彼に出来ることはドイツで再び自らの価値を証明する事だろう。以前興味を示していた恩師クルト・ヤラ率いるザルツブルクはウィンターブレイクにアルプスのマラドーナの正当な後継者であるアンドレアス・イファンシュイッツをラピッド・ウィーンから獲得したが、トップ下が本職のザンディとの共存は不可能では無い筈だ。また最後まで優勝争いを演じたHSVのマハダヴィキアはシーズン序盤こそ不遇の時を過ごしたが右サイドバックに定着してからは最高のパフォーマンスを維持し、逆にシーズン後半に怪我で戦列を離れたハノーファーのハシェミアンは未だ復帰の目途が立っていない。同様にシーズン後半を負傷で棒に振ったキャリミのドイツでの最初のシーズンも、満足とは言えないものの優勝の一角を担ったとは言えるだろう。これでバイエルンにイラン人が所属したシーズンは全てマイスターシャーレを獲得した事になる。またUAEに在籍するネコーナムとモバリについてだが、前者はパスからアル・ワハダ、そしてアル・シャジルと短期間で環境を変え、それが影響してかキャプテンとして臨んだ西アジア大会も本来のパフォーマンスからは程遠い感があった。だがそれよりも気がかりなのは守備的ボランチとしては疑問符のつく彼のサポートをする潰し屋であるアラヴィと、バランサータイプのカヴィアンプールが事実上の落選を喫した事だろう。もしブランコがここにゴルモハマディやバフティアリザデ、もしくはテイモリアンを充てるつもりなら、イランの守備は間違いなくここから破綻することになる。ただでさえスピードに弱く脆弱な4バックの前で、時にSWの位置に下がって守備をする、もしくはその前で相手の司令塔を破壊するボランチが不在となれば、目を覆うような惨状になるのは必至だ。果たしてブランコはハシェミアンの負傷でワントップ2ボランチのシステムに戻す事が可能な現状でネコーナムの横に誰を据えるつもりだろうか。また国民の多くが復帰を希望するイマン・モバリは待機リストにこそ名を連ねたがダエイとの確執もありドイツ行きは極めて厳しいだろう。彼自身素晴らしいタレントではあるものの、フル代表においてアジア杯、QPR戦などFK以外にブランコに何一つアピールできていないのが現実だからだ。ドイツ行きのメンバーが決定するまで残り1週間、何が起こるか分からないが最後までしのぎを削り、誰が選ばれようがチーム・メッリがドイツでサプライズを起こす事を祈りたい。イランのグループリーグ敗退を明言するメディアを目の当たりにすると反吐が出る。今まで味わった屈辱を晴らす為にも素晴らしい結果を期待したい。
2006.05.09
コメント(0)

マダンチの勢いが止まらない。先日ハズフィ杯アブ・モスレム戦で豪快なハットトリックを達成したのもつかの間、続くマラヴァン戦でも2ゴールを叩き込み準決勝進出の立役者となった。ここのところジャバド・カゼミアンとの2トップで攻撃力に磨きをかけている若干20歳のレフティーは自らのドイツ行きを確実にしたようだ。強烈な左足のシュートのみならず正確なパスを駆使したゲームメイクセンスとスピード溢れるドリブルでの突破力を併せ持ち、バイエルンとの親善試合では世界屈指の右サイドバック、ウィリー・サニュールにも臆する事無くバトルを仕掛けるなど勇猛さも見せた。さらに若干18歳で2003年の3月ベラルーシ戦にフル代表デビューして以来、ニュージーランド戦、そしてU-23代表のカテゴリーにおいてもオリンピック予選の主力として活躍、さらに台湾戦では見事な2ゴールでチームを勝利に導いている。キャリミ、そしてハシェミアンら前線の主力が怪我で戦線を離脱している今、早熟のレフティーが見せるパフォーマンスは代表にとっても好材料といえるだろう。マラヴァン戦 一点目 二点目 アブ・モスレム戦 ハットトリック一方、代表GKミルザプールの実力を不安視する国民からは激しいバッシングが繰り広げられている。国内リーグでは王者エステグラルに4点、昨季の覇者パスには7点を叩き込まれ、さらにはアジアチャンピオンズリーグにおいてもウズベキスタンのパフタコールに先制しながら3失点で敗退するなどの惨状に憂いているのだ。勿論失点が全てGKの責任ではないが、フーラド・フージスタンの守備陣はカメリとバダヴィの元代表組にアラヴィとカービィという現代表、さらにはU-23代表の主力DFであるぺジマン・モンタゼリという豪華な布陣にも関わらず、ここ最近の試合ではあまりにも醜態を晒し続けている。国民からは新進気鋭の若手GKヴァヒド・タレブルーにチャンスを与えるようブランコに圧力をかけているが、彼の選択はいつものように変わることはないだろう。当然この段階でGKを変更するなど考えられないのは明らかだ。タレブルーは確かに安定したセービングでチームを優勝に導いたがフル代表での経験に乏しく、結果イランは不調極まりないミルザプールを第一GKに選択する以外に無いのだ。私も彼の実力には懐疑的で、2002年日韓W杯最終予選で成す術なくバーレーンのゴールを許した頃からは成長したと思うが、決してベストの選択では無いと感じ続けてきた。長身だが時にハイボールにかぶる判断力の鈍さや、守備範囲の狭さ、さらには守備のリーダーとしてのコーチングにも問題を抱え代表クラスの守備陣をまとめきれていない事が最近のクラブでの大量失点の一因であろう。また特に致命的なのがリフレクトしたボールに対して反応すらできない予測の甘さと瞬発力の鈍さがあげられる。だが今更彼をバッシングする事は愚かな行為だ。ブランコの不公平な優遇により彼が最も多くの経験と守備陣との連携を築いているのは事実で、彼をサポートする以外に手は無いのだから。せめてもの願いはミルザ"POOR"がクロアチア戦、ボスニア戦でその汚名を返上してからドイツへ赴いてくれる事だろう。
2006.05.01
コメント(4)
全16件 (16件中 1-16件目)
1