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さて、続きを。Alexの実家で曲作りに励む彼らですが、Alexがいろんなコネクションを生かしてつかんだツテでライヴをすることが決まります。多分この時21歳くらいなのに、Alexは百戦錬磨の風格。笑 しかもリハーサルが嫌いという。どうすんのPatrickほとんど初心者ですけど?という私のツッコミはさておき、実はまだ名前さえないこのバンドは、当初、「Words and Pictures」と名乗っていたそうですが、実はSuedeという名前も候補に挙がっていたんだとか!とはいえ、結局、何だかふと思いついてStrangeloveになったようですよ。初めてのライヴは25人くらいしかお客さんがいなかったと。けれどなかなかよくできたとAlexに言われて嬉しくなるPatrick。そして彼のコネクションで、Blue AeroplanesのマネージャーしてたCerneとSimonを紹介してもらいます。このCerneが、バンドを最後まで面倒を見てくれることになる人です。いまはFranzのマネージャーとかやってるみたいで、ずいぶん大物になりました。このときに音楽ライターにほめられたおかげで、音楽賞を取ったことを勝手に想像してにやつくPatrickがいます。可愛いですね、まだまだ夢がありました。…このころは。実はこのときにこのライターにコカインをすすめられ、せっかく断酒と断薬してたのに、ここからまた彼の依存が始まってしまうんです…。Cerneのマネジメントのおかげで、Strangeloveは順調にライヴの予定が組まれていきました。しかしそこで問題が。DrのDaveは別バンドもやっていたせいでライヴに入れないような状況になってしまったのです。そこでAlexとJoeが迷わず推薦してきたのが、John Langleyでした。彼はBlue Aeroplanesを抜けた直後で、そこのVoのGerardの弟。Alexにとっては顔なじみでした。メンバーより10歳くらいは年上なんですが、このJohnのグダグダっぷりもPatrickにひけをとりません。苦笑 でもね、Johnのドラムスはすっごくタイトにビシッとしてて、バンドの屋台骨として最高のドラマーだったと私は思ってます。いつも咥え煙草で叩いてて、それがまたカッコいいんだなあ…。その後いくつかライヴをこなした後で、バンドに接触してきたのがあのFOOD。当時はBlurを見つけてきたレーベルとして有名でした。しかもそこがStrangeloveと契約したいと!でもPatrickはいまいち現実的に考えられていなくて、Alexに「じゃあもう失業手当はもらえないの?」と聞いて「当たり前だバカ」とあしらわれたり、契約の場でも「契約書を理解した?」と聞かれて「わかってないけどサインします」と答え、みんなをあきれさせたり…まあ、それまでほぼホームレス状態だった若者にそんなこと求める方が無理なんですが。そうそう、この辺りで面白い小ネタが挟まれていました。ある日のライヴは、マンチェスターからやってきたバンドとの対バン。あまりお客さんは多くなかったけれど、「I Am the Walrus」を威勢よく演奏する彼らは、Patrickに強い印象を残しました。楽屋裏で煙草を吸っていると、そのバンドのヴォーカリストがやって来て、「やる?」とマリファナを差し出してきます。ちょっと吸って返そうとすると、ヴォーカリストは「いいよ、あんたのだ」と言ってVサインをしてニッと笑い、去っていきました。そしてバンドのところに戻ったPatrickが「今日の対バン相手、誰だっけ?」と聞くと、返って来たのは「Oasis」と。やだ…Liam…可愛い…!という感じで今回はこの辺まで。
2025.12.31
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Editorsのフロントマン・Tom Smithのソロアルバム「There Is Nothing In The Dark That Isn't There In The Light」がリリース。私にとって今年最後を飾る素晴らしいアルバムでした。年間ベストに入れるにはあまりにもリリースが遅かったので、もうこれは来年にカウントしていいですか?いいです。リリースちょっと前から彼のインスタで音は聴いていましたが、心にじわりと沁み込んでくる、実に美しい曲たち。シンプルを極めたアコースティック・サウンド。Editorsのカッコよさとは違う、生身のTom Smithだなと私は感じました。正直、最初は驚いたんです。こんなにシンプルでいいの!?って。彼がRazorlightのAndyとやってるSmiths & Burrowsはもうちょっとポップで楽しそうな感じもあるんだけれど、このソロアルバムは、シリアスを突き詰めた雰囲気で。基本的にTom自身とプロデューサーのIain Archerのみで演奏されています(ストリングスとかドラムスも入るけれど、本当にシンプル)。私がいちばん好きな曲。「Life Is For Living」。タイトルだけでぐっとくるのに、彼のバリトンで歌い上げられるこの曲と詞が、胸に迫りました。「希望は意味を見つけられないときは八の字みたいにぐちゃぐちゃに絡み合う」という出だしで、もうこの曲が絶対に好きになる確信を抱きましたね。そして、このフレーズ。Life is for living / Any way you want / Life is for living / Live it ’till it's gone私はしばらく念仏のようにこれを唱え続けましたよ。その通りなんですよ。その通りなんだけど、そうやって生きるのが難しい。たぶんそれをわかっていて、彼は「Put a hand on my back / Share suffering and breath with me/ No one said it would be easy」と言ってくれる。今年読んだ詞の中でいちばん心に残りました。これがわりと最初のころにアップされたやつかな。とても優しく温かい響きのサウンドで、詞はちょっとほろ苦さを感じさせる。ニューヨークの風景が目に浮かぶようで、その街自体に向けたような詞にも思えるし、特定の誰かに向けたような感じもします。好きな曲を挙げていったらキリがなくて、というより全部いい曲で好きな曲しかないんですが、「Endings Are Breaking My Heart」もめちゃくちゃ好き。訥々と語るようなTomの声が「Endings are breaking my heart, Always a dream at the start, Endings are breaking my heart」と歌い上げる瞬間、いつも胸がキュッとします。それは切なさなのか悲しみなのかよくわからないけれど、私はそう感じます。全曲感想書いてたら途方もない長さになりそうなのでここで締めます。こんなにも静かに、穏やかに痛みを歌い上げながらも、じっとそばに寄り添ってくれる。冷たい孤独に差すおぼろげな光のような、押しつけがましさのない優しさを私は感じました。Editorsのカッコよさとはまた違う、Smith & Burrowsのポップさとも違うTom Smithの新たな一面を見ることができて、それが今年を締めるアルバムになり、とても嬉しく思います。ロキソニ予習復習しなきゃいかんのに、もうずっとこればっかり聴いてる。笑
2025.12.21
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個人的今年のベスト3に入るアルバムです。Jens Lekman「Songs For Other People’s Weddings」。これをタワレコの試聴機で聴いた瞬間、突然目の奥がじわっと熱くなり、本気で狼狽えました。そして思い出しました、私は彼の新譜を初めて聴くと、たいてい、泣きそうになってたことを。彼の作り出すメロディと、あの甘い歌声は、唯一無二です。まるで、冬枯れの世界があっという間にカラフルに色づき、命が芽生えていくような。実にドラマティックな展開なのに、決して過剰ではなくて、聴く人それぞれの心にいろんな物語を運んでくれるような気がするのです。今回のアルバムは、ウェディング・シンガーとしても活動する彼が、実際に出会った人たちとのことをベースに書いたっぽいです。そして、このアルバムの中での主人公(ウェディング・シンガー)「J」と、ガールフレンドの「V」との関係も描かれています。実はこれとセットになる小説も出ているのですが、これはまだ買ってないです。英語読むの大変だもん。苦笑しかし、Jens Lekmanが自分の結婚式で歌ってくれたらもう死んでもいいですよね。笑冒頭の「The First Love Song」~「A Tuxedo Sewn For Two」の流れはここ数年聴いたアルバムの中でも最も美しくパーフェクト。決してスポットライトの当たることがないウェディング・シンガーという立場へのちょっとだけビターな思いをにじませながらも、「愛は暴力的なまでにシンプルだ」と呟く。多くのセレモニーに立ち会ってきた経験から言える言葉です。「A Tuxedo Sewn For Two」がね、本当にスウィートで涙が出そうになるんです。腕が二つ、脚が三つのどでかいタキシードを二人で着て一人になってる新郎と新郎のお話。キテレツな装いなんだけど、トイレで四苦八苦する彼らに遭遇したJが、彼らを温かく見守るっていう、そんな話です。「Speak To Me In Music」も素敵な曲。Jが結婚式を挙げるカップルにいろいろ話を聞いて、それを曲にしていくんだけれど、まだそこには何かが足りない。でも、その間に離れているVのことを考えていると、自然とすべてがすっとはまる瞬間が来る。この瞬間、この曲はもう彼らのものじゃないって思っちゃうJの密かな告白。「With You I Can Hear My Own Voice」が泣きそうになるほど切なくて甘くてどうしようもないです。ストリングスが入るのでドラマティックな展開に拍車がかかるんですが、もちろんそれ以上にメロディが良すぎる。絶対に甘いだけじゃない、どこかにキュッとするような切なさとか痛みが顔を覗かせてる。でも、きみとなら自分の心に向き合える、心の声を聞くことができると歌い上げるJがたまらなくいい男です。ただ、歌詞を拾い読みできる範囲で読んでいくと、「I Want To Want You Again」のあたりから、JとVの間にはだんだんとひんやりとした空気が漂い始めます。たぶんVはアメリカにいて、Jはスウェーデンが母国で、各国を飛び回るウェディング・シンガー。一緒にいられないことへのフラストレーションがVの方でどんどん溜まっていって、JはJで彼女を想う気持ちはあるのに、ウェディング・シンガーをやめれば自分の創作活動もできなくなるとわかっているので、そばにいてあげられない。すれ違うことしかできない二人が曲の中でも曲間でも想像できるので、胸が痛くなってきます。そして「Increasinly Obsolete」で、かつての自分たちがずっとあのころに置いてけぼりで、ver1.0から何も変わっていないと悲しげに歌うJ。メロディが美しいがゆえに余計に辛く感じるんですよ。Jensの声ってすごく低いところから驚くほど高いとこまで、音域が広くて。私は甘く高い声も好きですが、彼の真骨頂は低く朗々と響かせる声だと思っているので、この曲の出だしの低い声は、ツボです。「One A Pier, On The Hudson」で、二人の間には何か決定的な亀裂が生じます。「愛してるって言って欲しい、人生にはやっぱりきみが必要だって言ってくれ」って思っているのに、最後に彼らの胸に浮かんだのは「きみと前に進むことはできない、きみに言えるのはもうそれだけ」。それから、VのJへのメッセージソング「You Have One New Message」の痛切な響きに、胸が痛みます。「留守電だからちゃんと言える、もう私たちは続けられないの。折り返しはして来ないでね、もうこの電話番号は使えなくなってるから」と。Vの気持ちは女性シンガーが歌っているんですが、途切れ途切れのか細い歌声が、辛すぎる。美しいがゆえに辛さが倍増です。「Just For One Moment」は、1曲目の「The First Love Song」と同じイントロなんですが、まったく別の物悲しさを感じさせる始まりです。スウェーデンに戻ったJが、ある日パブで友達と飲んでいるときに流れた曲を聴いて、「これめっちゃ好きだよ」と言うと、友達が笑って「これ、お前の曲だろ」と。そんなこともわからないほど、長くその存在を忘れていた彼ですが、お客さんがその曲に感動して抱き合うさまを見ていて、「俺、めちゃくちゃ天才だったのか…?」と少し嬉しくなります。Vとの別離でずっと重苦しいものを胸に抱えていた彼が、ようやく顔を挙げられた瞬間だったのかな。とはいえ、Jは自分の歌に感動しているお客さんたちを羨ましく思います。なぜなら、シンガーソングライター自身はそんな経験ができないから。歌を聴いて感動するという経験は、聴き手にしか味わえない。結局、そうした経験はフェンスの向こう側にあるようなものだけれど…と思いながら、彼はふとVのことを思い出します。人間にとっての呪いは、他人が自分をどう思っているのか決して知ることが叶わないということ。この間たまたま目にした(たぶんSNS?)Vは、髪型もジャケットも変えて、でも幸せそうに笑っていた。自分は彼女の中に何かを残せたのだろうか?もしそれが一瞬だけでも愛と呼べるものであったなら、もうそれだけで十分だ、と。そしてクロージング・ナンバーの「The Last Love Song」。とてもビターだけれど少しだけ光が差してくるような印象を受けました。辛い別れの後で、「これが自分の書く最後のラヴソングだ」と、「心のドアは開けたままにしておくし、過去に恋したりはしない」と歌うJ。この後彼がVとどうなるのか、戻るのか、過去になるのかはわからないけれど、彼が前に進むことを決めた力強さと輝きを感じられる曲でした。……長いな。苦笑うまくまとまっていないんですが、乱暴にまとめると、Jens Lekmanのビタースウィートな一枚に酔え。ということです。やっぱり小説買わないとダメか。
2025.12.14
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今年はそれこそ糸の切れた凧のごとく制御不能なまでにライヴに行った私ですが(前年比ですよ)、その中でも印象的だったものを。Pulp @ rockin'on Sonic 1/4年始一発目のライヴがロキソニでしかもPulp。初めてのPulpです。まさかね、彼らがこんな復活劇を遂げるとは思ってなかったですよ。Common PeopleとかDisco 2000を大合唱できる日が来るとは、夢にも思いませんでした。最高でした。Oasis @ Tokyo Dome, Tokyo, 10/26これもまさかの再結成。まさかのチケットゲット(友達のおかげ)。しかも過去最高にLiamの調子がいい。最初から号泣したの初めてです。こんなに涙って出るのかと思うほどでした。そしてこんなに最初から最後まで歌ってたライヴ初めてでした。Suede @ Royal Festival Hall, London, 9/14これが印象的でないわけないです。相変わらずの勢いだけで行ったロンドン。やはり本国でのライヴはちょっと違いました。なんかもう、ひたすら感激しました。ライヴ前の出来事含めて人生でも屈指の思い出になりました。さて、いろいろと思い出に残っている出来事などです。Tahiti 80の整理番号まさかの1番。ペドロさんの「ボンジュール、マダム」に、雷食らったくらいの衝撃。フランス語の破壊力すごい。Brigitte Calls Me Babyのみなさん可愛すぎ。写真は宝物。Wesの流し目最高。Bill Pritchardのあったかいライヴたまらんかった。まさか見られるとは思わなかった!Record Store DayでリリースされたSuedeの「sci-fi lullabies vol.2」(レコード)を奇跡的にディスクユニオンオンラインでゲット。あの時だけスムーズにつながったの信じられない。それとこれ大事なやつ。NEARMISSのライヴ!まさかのバンドの皆さんとご対面。だってね、まさかまさか学生のころに聴いてたバンドが再結成して、まさかヴォーカルのYU-KIさんとSuedeつながりで知り合いになれるとは思ってなかったですもん。最初、「ん?…NEARMISSって書いてあるけど…まさか、ねえ?」って思ってたくらいですから。ご本人と判明したときの私の衝撃、やばかったです。笑そこからのXつながりでライヴにも行って、皆さんとご挨拶ができて、信じられないような時間でした。あとはやはりこれです。Brett Andersonにロンドンの路上で遭遇。ライヴ観に行っただけなのに、まさかその日に路上で出くわすとは思わないですよ。いまだに思い出せます…ノッティング・ヒルを颯爽と歩いてくるやたらイケオジ…初めてだったんですよ、過去現在未来すべて私のナンバーワンに君臨する人に一対一で会うのって。Tearsのときだって兄さんサイン会いなかったし、ソウルのときはマットの肩越しに手伸ばしてサイン書いてもらっただけだし…しかも、当然ですが、予告なしでの遭遇ですからね、何にもできなかった。笑でも、兄さんの綺麗なPetrol Blue Eyesは記憶に焼き付いてます。そうだ、もうひとつSuede関連。Suede hq(オフィシャルアカウント)にMy Suede Storyが紹介される。朝6時にX開いてフリーズしました。まさか自分の投稿が採用されると思わないですよ。くどいけど。とりあえず全部のSNSスクショ取りました。笑私のつたなすぎる英語が恥ずかしくて仕方ありませんでしたが、アジアの果てに変なファンがいるんだなくらいに思ってもらえたなら光栄です。……というわけで。今年はいろいろありすぎました。本気で運を使い果たしたような気がするので、来年が怖いです。いや、ここまでの数年の暗黒時代に対する天のご褒美だと思えばいいや。来年も楽しいことがあるといいな。またたくさん音楽を聴きたいな。ライヴ行きたいな。
2025.12.13
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今年は昨年に比べてずいぶん音楽を聴きました。新譜・旧譜取り混ぜてだいぶ聴いたような気がするのですが、その中でも個人的に良いなと思ったものを、ベスト3+1(番外)で紹介したいと思います。1.Antidepressants / Suedeこれは私のことを知っている人なら容易に想像がつくでしょうが、これ以外の選択肢、ないでしょ?…まあ、私個人の思い入れを抜きにしても、このアルバムは再結成後のSuede史上おそらく最高の出来。捨て曲の無さ、心をつかむフックの強さ、そしてSuedeらしさをまったく失うことなくつぎ込んだ、最強クラスの一枚だと思います。June Rainを聴くといまだに感極まります。ロンドンも行ったし、兄さんに会えたし、Suedehqにツイート紹介されるし、Suede関連のお友達増えたし、最高です。最高です。最高です。それしか言えない!!!2. Song For Other People's Weddings / Jens Lekman実はあまりに好きすぎてまだ記事さえできていない、Jens Lekmanの新譜。再生ボタンを押した瞬間に流れ出す、涼やかで優しくドラマティックなメロディと、Jensの甘い歌声は、またしても私のツボを直撃し、涙腺を決壊させました。好きすぎるので生半可なことが書けなくて(これとセットの小説があるんですがまだ買えてない)…いつか必ず思いの丈をぶちこんだ記事を書きたいと思います。3. The Hives Forever Forever The Hives / The Hives笑っていいですよ。いいんです、大好きなんです、彼らが。これぞHives節!しかない曲のオンパレード。昔からのファン、新しいファンの心をつかんで離さない、キャッチーでテンションぶち上がるロックだけが詰め込まれた一枚です。元気がないときに聴くとふふっと笑えるし、元気があるときだとものっすごくハイになる。笑ユーモラスで笑えるSNS運用とか、ベタだけど客のツボを完璧に心得た煽りとか、ペレは本当に鋭く、聡明な男だと思います。番外(2024年末なので)Another Word For Rose / Patrick Duffリリースは昨年の秋の末頃ですが、私が手に入れたのは12月のことでした。なので今年の勘定に入れちゃう。久しぶりのリリースで、私も久しぶりにファンに戻ってきました。これまでとは少し違う穏やかさをたたえながらも、幽玄の世界にいざなうような神秘的なサウンドは、彼の静かな進化を物語るよう。このアルバムのおかげで旧譜をおさらいし、Strangeloveにずっぽりハマり直し、自伝まで読んで、すっかりPatrick Duffフリークとなりました。彼のたどって来た人生の歴史を知ってからこれを聴くと、さらに感慨深いものがあります。2025年は、90年~00年代UKロックを聴いてきた年代には最高の年だったと思います。Franzの新譜を皮切りに、Manics、Pulp、Idlewild、the Charlatans...バニはButler, Blake & Grantでアルバム出してくれたし、Oasisは再結成したし、夢みたいな感じがしました。さて、来年はどんな素晴らしいアルバムに出会えるでしょうか。楽しみは尽きません。
2025.12.09
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