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いやあ2020年1月も終わりましたね。 今月は中盤までは堅調だったのですが、その後中国の新型肺炎の影響で相場が暴落し、「常にほぼほぼフルインベストメント」である私のポートフォリオも大きなダメージを受けました。 「コロナウイルス関連でなければ株にあらず」という投資家の多くが極端に感情的になっている状況で、自分としては新型肺炎と紐づけられて急騰した一部の持ち株(1771日本乾溜工業や4990昭和化学工業など)を売却した以外にはほとんど出来ることはありませんでした。 次に今月の成績ですが、対2019年末比でー2.5%となりました。 1月バロメーター のことが頭にあったので、今月だけはいい成績を出したかったのですが、ま、仕方がありません。 2020年は厳しい船出となりましたが、気持ちを切らさずに引き続き頑張ります。それでは皆様、来月もよろしくお願い申し上げます。
Jan 31, 2020
さて今日は久々に株式投資本オールタイムベストシリーズです。第98位は、魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門 (リンダ・ブラッドフォード・ラシュキ / ローレンス・A・コナーズ著、パンローリング社 1999年)です。 リンダ・ブラッドフォード・ラシュキ は、永遠の名著である 新マーケットの魔術師 及び マーケットの魔術師 大損失編 に登場しているスーパートレーダーであり、もう一人の著者であるローレンス・A・コナーズは、数多くの名著(特に短期売買に関するもの)を世に出している実力者です。このシリーズで前回紹介した 「恐怖で買って、強欲で売る」 短期売買法 も最高の1冊でしたね。 さてこの本は20年前の発売以来、「短期トレーダーのバイブル」として名高い名著 です。 長年のロングセラーであり、現在8刷 と重版を重ねてもいます。私もずいぶん昔に本屋さんで立ち読みした時に「自分は短期売買はしないけど、でもとても良さそうな本だな。」と思いました。ただ、 定価が30800円!!! と非常に高く、当時の「万年金欠病」の自分には全く手が出ませんでした。 そしてたまにアマゾンで安い中古が出ないかをチラチラと見張っていたのですが、なかなか値下がりしないので一旦諦めていました。その後数年して偶然再びアマゾンで見てみたところ、1冊だけ妙に安くてかつ程度も良い中古本があったので、「やった。これは大チャンスだ!!」と思って喜び勇んでやっと買いました。 そして届いた本がこれです。!!! 安い物にはきちんと理由がありました。カバーが無かったのです。(泣) 私はバリュートラップに嵌まってしまった のでした。! 自分は「投資本収集マニア」っぽい一面があるので、これはかなり残念でした。ちなみに後で確認すると、アマゾンの説明には「カバー無し」としっかり書いてありました。私にはこういうちょっとおっちょこちょいな面があるんですね。(滝汗) 勿論カバーが無くても、本の内容は第一級品です。それでは次回からは、「高額な本が多いパンローリング社の中でも、トップクラスに高い超高級本」の中身をドキドキワクワク一緒に見ていくことに致しましょう。(続く)
Jan 30, 2020
さて現在全国の書店で好評発売中の 楽しみながらがっちり儲かる 優待バリュー株投資入門 今日は以前紹介し忘れていた、巻末付録 を改めて紹介します。 この付録では、「私がこよなく愛する株主優待&投資本ベストテン」を紹介しているのですが、本の発売から数か月経って、 投資本ベストテンがめっちゃ面白かった 何冊か実際に買って読んでみたら、どれもびっくりするくらいにいい本だった という高い評価を頂くことが増えてきました。 中でも、下で紹介している マネーの公理 (マックス・ギュンター著 日経BP社)を私の著書を通じて初めて知り、「実際に読んで感動した。」という喜びの声を多く頂いています。 またこの巻末付録を通じて、初めてパンローリング社の看板書籍であるマーケットの魔術師シリーズに出会った、という方々もたくさんいらっしゃったようです。 ちなみにこの巻末付録で紹介した10冊ですが、その詳細とエッセンスをもっと知りたい方は、パンローリング社より発売中の拙著 みきまるの【書籍版】株式投資本オールタイムベスト も是非合わせてご参照ください。ここですべての本を徹底解説しています。 さて、この優待バリュー株投資入門ですが、発売後2か月が経過した今でもじわじわと売れ続けているようです。私の20年の投資家人生の全てを詰め込んだ、完全燃焼した1冊となっていますので、未読の方は是非一度本屋さんの店頭で手に取って見てください。
Jan 29, 2020
さて今日は2020PF概況シリーズです。346位 3464 プロパティエージェント(東1、9月優待) ○ PF346位は、資産運用型不動産の開発、販売と不動産管理(PM)の2本柱のプロパティエージェントです。 現在の株価は1172円、時価総額83億円、PBR1.40、自己資本比率は28.2%、今期予想PER8.82、配当利回り2.0%(23~24円)、総合利回り4.0%(23+24=47円、個人的な判断で1ポイント=0.8円で換算。)で、優待は100株保有でプレミアム優待倶楽部ポイント3000Pなどです。以前は3000円相当のクオカードでしたが、前期から変更になりました。 プロパティエージェントは若くて勢いのある会社でとても良いと思います。これからも現行の優待制度が続く限りはホールドの予定です。
Jan 28, 2020
さて今日は通常の2020PF概況シリーズです。 345位 2503 キリンホールディングス (東1、12月優待) △ PF345位は、ビール類シェア国内2位で、飲料、医薬等を積極的に買収し多角化推進中のキリンホールディングスです。 現在の株価は2460.5円、PBR2.43、自己資本比率は38.8%、今期予想PER38.15、配当利回り2.6%(63円)、総合利回り3.0%(63+10=73円)で、優待は100株保有で1000円相当の自社製品5点から1点選択などです。内容は非常に良いと思いますね。 キリンHDは指標的にはやや割高と思いますが、優待内容に深く満足していることによる加点ポイントが極めて大きく、今のところは楽しくホールド継続の予定です。
Jan 27, 2020
さて現在全国の書店で好評発売中の新著で、昨日は「犯行現場」に行って見たものの残念ながら空振りに終わった みきまるの続[書籍版]株式投資本オールタイムベスト ですが、今日はそのアピールポイント第4弾です。 4. 各章の最初に、内容まとめの序文を入れました。 投資本というのは専門的で特殊なジャンルであり、読み慣れない人には読み進めるのが難しいものでもあります。そこで今回の新著では、各章の最初に内容をまとめた序文を書き下ろしました。 これにより、各章でどのような本が紹介されているのか、その本の凄いところはどこなのか、どういう流れで話が進むのか、を解説し、より読みやすく理解しやすくなるようにしました。 今日は具体的に、第2章 モメンタム投資のための7冊 の序文を見てみましょう。 ちなみに第2章に登場しているのはこの7冊です。 第2章 序 さてこの章の冒頭を飾るのは「ワイコフ3部作」です。リチャード・ワイコフはオールタイムベスト1で紹介した ジェシー・リバモアと同時代を生きた投資家兼ジャーナリストで、モメンタム投資家の始祖と言っても良い偉大な人物 です。 この3部作を読むと、 「100年近く前の本なのに内容が全く古くない」 ことに驚くでしょう。損切りの大切さ、ナンピン買いの危険性、なぜファンダメンタルズだけでなくテクニカル要因にも目を配った方がいいのか、そして何故モメンタム投資手法が有効なのか、その答えの全てがここに書いてあります。 モメンタム投資の有効性が学術的に証明されたのは実は21世紀に入ってからのこと です。なのに ワイコフは、テレビもインターネットもなかった100年近くも前にその「マーケットの真実」に既に気づいていた のです。その圧倒的な洞察力。彼は正に天才だったといっていいでしょう。時を超える、心震える傑作群ですね。 次に登場するのは、モメンタム投資手法を洗練させたやり方である、 キャンスリム(CAN-SLIM)投資法で知られるウィリアム・オニール です。彼の代表作である「オニールの成長株発掘法」と「オニールの相場師養成講座」は既に前著であるオールタイムベスト1で紹介しましたが、今回は「オニールの空売り練習帖」です。 株で最も難しくかつ大切なのは「株の売り時」ですが、これを詳細に分かりやすく解説してくれる本というのはなかなかありません。この「空売り練習帖」は文字通り、株の空売りのタイミングを解説した本なのですが、実は同時に 「株の売り時を教えてくれる貴重な本」 でもあるのです。「なんだ空売りの本なのか、やらないから自分には関係ないな。」と思って食わず嫌いでこの本を敬遠している投資家の方が多いですが、実にもったいない話と思います。是非一度読んでみてください。最高ですよ。♪ 続いては、オニールのお弟子さん2人による、最高にクールな「株式売買スクール」を紹介します。本家オニールを超える、より洗練されたモメンタム投資手法を目指した意欲作であり、彼らの目論見は成功していると思います。 「ワイコフとリバモアが生み出し、ダーバスとオニールが昇華させたやり方を更に洗練させていく、歴史が動いた瞬間」を正に目撃することが出来る傑作 ですね。 そして、「現代最高峰のモメンタム投資家」であるミネルヴィニ の傑作、「株式トレード 基本と原則」が登場します。彼の本はとにかく実践的で「明日からの投資に直接役立つ」金言に溢れているのですが、本作もその期待を裏切らないですね。 最後に登場するのは、アナ・クーリングによる傑作、「出来高・価格分析の完全ガイド」です。彼女のこの本は、「市場はすべてインサイダーによって操作されている。」という、陰謀論(?)とも言えるようなややトリッキーな視点で書かれているのですが、読んでみると驚くほどに市場の真実を射抜いています。ということは、やはりマーケットはインサイダー天国ということになるのでしょうか? 是非実際に本を読んで見て頂ければと思います。 知的好奇心が刺激される新鮮な1冊 ですね。 さてこの序文を読んで気づいた方がいらっしゃるかも知れませんが、私は 各章の「本の並び」に関しても最大限の配慮 をしています。 少しでも流れ良く、テンポよく、読みやすくなるように極限の努力 をしています。 例えばこの第2章では、モメンタム投資の始祖であるリチャード・ワイコフの3部作からスタートし、ワイコフの考え方を洗練させてモメンタム投資の考え方を完成させたウィリアム・オニールの本へ繋ぎ、更にはそのオニールのお弟子さんたちによる新世代の傑作へバトンを渡す、という 「モメンタム投資の進化の歴史」に沿った流れ にしています。そして最後に紹介しているアナ・クーリングの名著ですが、実はこの本にはワイコフの影響がはっきりと、色濃く見て取れます。なので、 クーリング本の書評を読んだ後で最初のワイコフ本の書評に戻ると、まるで「無限ループ」の様に何度も楽しめるという「裏の仕掛け」まで仕込んである のです。 ちなみに他の章でも(特に第1章)この第2章と同じような「深い仕掛け」を張り巡らせています。皆様はその内のいくつに気づくことが出来るでしょうか?
Jan 26, 2020
今日は街で一番大きな本屋さんに出かけました。 その理由はもちろん 犯人は現場に戻る 習性があるからです。 つまり、自分の新著がちゃんと店頭に並んでいるか、だれか手に取って読んでいる人はいるか、を観察しに行ったのです。 行ってみると、流石に街一番の本屋さんだけあって、全部で5冊も置いてありました。しかもそのうちの4冊は売り場の平面の良い位置に表紙が見えるように置いてありました。 でも地方都市の宿命で、元々株式投資をしている人が非常に少ないので、投資本コーナーには誰も人がいませんでした。でもそれはいつものことであり、私は、「よし、だれか来るまで他の本を立ち読みしながら待っていよう。」と思って、本棚から適当に本を取ってパラパラとめくりながら楽しく一時を過ごしていました。。。 優に30分が経過しましたが、人っ子一人来ません。その間に私はパンローリングの新著の 相場師マーク・リッチ という本を見つけ、むさぼり読み始めてしまいました。「うん、これはなかなか良い本だな。かなりキテル。よし、買って帰ろう。」ということで、本を小脇に抱えてレジに向かいました。 本を買って、満足してお店を出た後で、 はて、自分はいったい何をしに来たんだっけ? と少し思いました。 週末の平和な一日の出来事でした。。。。
Jan 25, 2020
中国での「新型コロナウイルス」による肺炎の広がりや死者数の増加を受けて、優待株の「2大両巨頭」である 9201日本航空 と 9202ANAホールディングス の株価が下落しています。 特に9201日本航空は、現在の株価3257円、PBR0.95、自己資本比率は60.8%と良好、今期予想PER9.57、配当利回り3.4%(110円)、総合利回り4.6%(110+40=150円、優待券は金券屋さんの平均買取価格である1枚4000円で換算)と、 優待バリュー株インデックス投資法 の基準を完全に満たす水準であり、非常に魅力的なところまで株価が下がっています。 ところで「生まれ持っての優待族」である私には、JALとANAの株主優待券を貰う事に関して非常に強いこだわりがあります。それは 「優待株投資の果実」そのものであり、最もダイレクトに喜びを感じることが出来る優待品の1つだから です。 なので、もしもチャンスがあるならば、「優待券でトランプが出来るくらい」に大量の優待券を手にしたい、両の掌で握りしめたい、という欲望が常にあります。これはもう「優待族としての本能」と言ってもいいくらいのものです。 その意味で、今は両社の株価推移を集中して見守っているのですが、同時に「まだちょっと恐怖が足りないかな?」とも感じています。私が「優待族の本能全開」で飛び込んで戦える日は果たして実際に訪れるのでしょうか?
Jan 24, 2020
新年に入ってしばらく経ちましたが、成長力のある一部の中小型株には株価推移が絶好調なところが目立ちます。 私のポートフォリオでも、例えば 7508 G-7ホールディングス なんかは急騰が続いており、バリュー投資家としての視点で言うと、「よう揚がったのう。こんだけ上がったら、ぶっちゃけもう十分だな。」という思いは率直に言ってあります。 ただ私は数年前から、 バリュー → モメンタム戦略 を導入しており、持ち株が人気化して指標的に割高になっても、モメンタム(勢い)がある限りは我慢してそのままホールドを続けるようにしています。 じゃあ、いつ売るのか? そう、それが大問題なわけですが、イメージとしては名著 規律とトレンドフォロー売買法 に載っていた印象的なグラフに従うようにしています。これです。↓ トレンドフォローの仕掛けと手仕舞い例 要は、 トレンドが続く限りは居心地が悪くても我慢して乗り続ける。そして同時に全部の利益を取ろうとはしない。欲張らない。 ということですね。そしてこのやり方が、一番理に適っているように思っています。
Jan 23, 2020
さて現在好評発売中の新著 みきまるの続[書籍版]株式投資本オールタイムベスト ですが、今日はそのアピールポイント第3弾です。3. 原著からの引用図表を大幅に増やしました。また同時に各本の「書影」を入れました。 私はこれまでに数百冊の投資本を読み倒してきましたが、やはり 図表の多い本はいい です。読みやすいし、内容が頭に入ってきやすいからです。なので今回の新著では、図表やグラフを前著オールタイムベスト1に較べて意図的に大幅に増やしました。 更に、 「名著カタログ」としての利便性向上 のために、各本の「書影」もタイトルの下に可愛く小さく入れました。これで皆様が本屋さんでお目当ての本をより探しやすくなると思います。 特に、「図表が命」の超名著である、ケン・フィッシャーの、「チャートで見る株式市場200年の歴史」からは貴重なチャートをたくさん引用しました。この本は非常に人気があって通販サイトだと高額なプレミア価格で取引されている1冊なので、今回そのベストオブベストの大トロのところをごっそり書籍として紹介できたことにも大きな意味と価値があると感じています。 具体的にはこんな感じです。 それ以外のページも見ておくと、こんな感じ。 前著より圧倒的にパワーアップした新著を、是非お楽しみください。! (続く)
Jan 22, 2020
さて現在好評発売中の新著 みきまるの続[書籍版]株式投資本オールタイムベスト ですが、今日はそのアピールポイント第2弾です。尚、本日より大手通販サイトでも発売開始となっています。2. 一部の本に追加書評を新しく書き下ろしました。 具体的には以下の4冊となります。 実はこれらの本には共通点があって、それはブログで紹介した時には記事がどれも1つしかないことでした。この4冊はすべて株式投資本オールタイムベストシリーズの最初期に書評を書いたものなのですが、当時の記事は全体に今よりもサラッとしていて非常に軽い内容だったんですね。 ただ今回の新著にこれらの本が入選するにあたり、「圧倒的にボリュームが足りない。」という判断があり、それぞれに追加の書評を入れました。 特にピーター・リンチの「株で勝つ」のパートは気合を入れて書き上げました。またここでは、 「企業IRに電話を掛けるときの秘密のコツ」 についても開示しています。ブログでは今まで書いたことのないシークレットの内容です。 ブログ未公開の激アツ記事を、是非本書でお楽しみください。(続く)
Jan 21, 2020
さて今日は通常の2020PF概況シリーズです。 344位 4923 コタ (東1、3月優待) △ PF344位は、美容室向けヘア化粧品製造・販売のコタです。 現在の株価は1617円、PBR4.12、自己資本比率は78.3%で有利子負債は0、今期予想PER29.83、配当利回り1.1%(18円)、総合利回り3.3%(18+35=53円、優待品は額面の70%で換算)で、優待は100株保有で5000円相当の自社製品などです。 コタは指標的にはかなり割高ですが、利益率の高い良いビジネスをしていますし、PF中位としては十分に許容できる銘柄であると考えています。
Jan 20, 2020
さて今日は 2019~20主力株概況シリーズ です。22位 4754 トスネット (東JQS、9月優待) ◎◎ PF時価総額22位の準主力株は、建設現場やイベントの交通誘導警備が柱のトスネットです。2018年30位、2017年は26位だったので、3年連続でのPF上位での登場となりました。 現在の株価は1638円、時価総額77億円、PBR1.38、自己資本比率は66.5%と良好、今期予想PER11.92、配当利回り1.5%(25円)、総合利回り1.6%(25+2=27円)で、優待は、1000株保有で2000円相当、2000株保有で3000円相当、5000株保有で4000円相当のブルーベリージャムまたはブルーベリー商品セットです。 今日は私が昨年2018年に戴いた5000株優待品を見ておきましょう。ちなみに先日届いた2019年優待品も内容は一緒でした。 次に実際の使用例を1つだけご覧いただきましょう。 トスネット優待ブルーベリージャムのホットケーキ さてトスネットは交通誘導警備を柱とする実に地味な銘柄ですが、東北を地盤とし関東へも進出している同社(上記データは会社説明会資料より引用) にとっては、2020年の東京オリンピックなどのビッグイベントが目白押しですし、また世界中でソフトターゲットを狙ったテロが増加していることから、その対策としての民間警備業への需要は増すばかりです。(上記データは会社説明会資料より引用) 更にトスネットは、「お祭りには電源車」という新たな「付加価値創出」となる電源供給事業に取り組んだり、(上記データは会社説明会資料より引用) 積極的なM&Aや地盤の東北から「北へ南へ」営業所を新設するエリア拡大戦略によってマイルドながら着実な成長を続けています。(上記データは会社説明会資料より引用) またこの業界はとにかく不人気で人手不足な訳ですが、(上記データは会社説明会資料より引用) 規模と財力に勝るトスネットにはそれは有利に働いています。積極的なM&Aで着実な成長を続けるタクシー業界1位の 9035第一交通産業 なんかをどこか彷彿とさせる銘柄と言う印象ですね。またトスネットが専門としている 「交通誘導警備業界には他に有力な大手企業が存在しない」 ということで、そのニッチさも実に心惹かれるポイントです。 以上をまとめると、 トスネットは、まずまずの指標的な割安さ、地味ながら着実な成長力、堅牢な財務、魅力的な優待 の4つの魅力を兼ね備えた、いぶし銀の実力派銘柄 という事です。更にもう一つ付け加えると、バリュー投資家として抜群の目利き力を持つ9435光通信が最近ここを不気味にジリジリと買い増しし続けている(現在保有割合は12.8%)のもいいですね。♬(上記データは四季報オンラインプレミアムより引用) 今後の業績推移をしっかりと見ながら、引き続きPF上位の一角で楽しくホールドして応援していく予定です。2020主力株概況シリーズ 免責事項2020主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、死んだ目の魚になっていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.000%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Jan 19, 2020
さて昨日いよいよ全国発売となった みきまるの続[書籍版]株式投資本オールタイムベスト ですが、今日から数回に分けて、この気合満点で書き上げた新著のアピールポイントをまとめておきます。1. ブログ未公開本のオリジナル書評を収録しました。 はい、最大のアピールポイントはこれです。 前著、オールタイムベスト1は全体として高い評価を頂いたものの、一部のジャンキー系&上級者の複数の投資家の方から、「世界中の株式投資に関する超名著を集めてそのいいところだけを煮詰めて紹介しているわけなので、内容はそりゃいいには決まっているが、ブログそのまんまで新しいところがないのでそこが実につまらなかった。」というご批判を頂きました。 私は、「自分のブログはこんなにも更新が頻回でかつ文章量も膨大なのに、それを欠かさず毎日熟読しているばかりか、更にはその内容まで完全に暗記パン食べたみたいに覚えている奇特な人がたくさんいるんだ。それは完全に病気だな。」と内心は思いましたが、同時に、「ま、でも、それも一理あるな。」とも感じました。 そのため今回の新著では、ブログ未公開のとっておきの超名著3冊の書評をオリジナル収録 しました。具体的には以下の3冊となります。 この中でも、特にベンジャミン・グレアムの「証券分析 1934年版」は、我々バリュー投資家にとっての「ザ・バイブル」とも称される名著中の名著であり、本当は当ブログで連載中の株式投資本オールタイムベストシリーズで、当初最終回を予定していた第100位で登場させるべくずっと大切に寝かせて温存していたものでした。それを今回 特別に「新著オリジナル原稿」として贅沢に投入 しました。 また、「一家に1冊誰もが買うべき」国宝級の名著、ジェフリー・A・ハーシュの「アノマリー投資」の書評が、自分で言うのもなんですがびっくりするくらいに良く書けていたのですが、これも思い切って新著オリジナルに回しました。 更には、現代最高峰のモメンタム投資家である、マーク・ミネルヴィニの傑作「株式トレード 基本と原則」もサービスで突っ込んでおきました。 そしてこれらのブログ未公開本の書評についてですが、 少なくとも本の発売後の相当期間は当ブログでの公開予定はありません。 なので、今回の新著は、 私のブログの熱心な読者の方にも間違いのないフレッシュな魅力のある「安心して」(?)購入していただける1冊 となっております。(続く)
Jan 18, 2020
さて以前にもチラッとお伝えしていました みきまるの続[書籍版]株式投資本オールタイムベスト ですが、本日2020年1月17日、無事に全国発売となりました。 これは昨年2019年8月に発売した みきまるの[書籍版]株式投資本オールタイムベスト の正統派の続編&第2弾となります。 前作から僅か5か月 という 驚きの短いスパン での発売となった今回の本ですが、これは前作『みきまるの【書籍版】株式投資本オールタイムベスト1』 が 大変売れ行きが良く、また多くの投資家の方から激賞を頂いた 結果を受けてのものです。 そして実は昨年10月には早くも続編にゴーサインが出て、担当編集者のT氏と2人で大喜びで、知恵をギューギュー絞りながら楽しく本の選定を進めてきました。 今回この本をお届けできることになったのは、全てオールタイムベスト1を実際に購入してくださった皆様のお力 の賜物です。ここで改めて心からのお礼を申し上げます。 そして今回のオールタイムベスト2ですが、実は執筆出来て心の底からホッとしています。何故かというと、前回のオールタイムベスト1では紹介したい本があまりにも多過ぎて、大量の超名著が当落線上を彷徨い、結果として載せることが出来なかったからです。 私は1を書き終わった瞬間に、「まだ絶対に紹介したい本がたくさんある。2を書かずには、このままでは自分は死ねない。」と感じました。その念願がかなった今回の続編では、1で紹介することが出来なかった名著の「かなりの部分」をカバーできたものと考えています。本当に書けて嬉しいです。 今回のオールタイムベスト2では、1の時には実現できなかった様々な新しいアイデア・アプローチを取り入れました。そしてその結果、 読み味の良さ、分かりやすさにおいて、1から更に改善された充実作 になったと確信しています。そして 初心者から上級者の方まで、多くの投資家の方々にとって役立つ1冊 になったものと自信を持っています。是非、本屋さんの店頭で手に取ってご覧頂ければ幸いです。
Jan 17, 2020
さて今日は2020PF概況シリーズです。343位 8473 SBIホールディングス (東1、3月優待) ◎ PF343位は、国内外ベンチャー企業投資、ネット証券、保険、銀行など総合金融業を志向しているSBIホールディングスです。 現在の株価は2419円、時価総額5722億円、PBR1.24、自己資本比率は8.6%、今期予想PER11.07、配当利回り3.9%(95~100円)、総合利回り4.8%(95+20=115円、100株優待品はヤフオク平均落札価格の2000円で換算)で、優待は100株保有で14,152円相当の自社子会社商品(サプリメント等)引換券1枚などです。 私はもうずっとSBI証券をメインで使って戦っています。数年前に、「自分はもうずっとSBI証券にお世話になってるし、サイトはとても使いやすいし、シンプルにSBIホールディングスを主力株にして戦うのも面白いんじゃないだろうか?」と感じたことがあったのですが、(ここでは書きにくいので書きませんが)ちょっと気になる点があって結局主力参戦しませんでした。 ただSBIホールディングスはその後も業績の伸長が続き、株価も大きく上昇しました。命がけの戦いの場である株式市場に「個人的な好き嫌い」の感情を持ち込んでしまったことを深く反省すると共に、もしも今後チャンスがあればここを大きく買い増ししたいとも考えています。
Jan 16, 2020
さて今日は2020PF概況シリーズです。342位 5380 新東(東JQS、非優待株) ◎ PF342位は、三州瓦大手3社の一角の新東です。 現在の株価は2147円、時価総額8億円、PBR0.23、自己資本比率は47.3%、今期予想PER25.32、配当利回り3.5%(75円)で、優待はありません。 新東の様な超地味な非優待株を何故持っているのか? このブログの下書きを書いていた時に「なんだこれ? どうして自分のポートフォリオにいるんだろう?」とかなり驚いたのですが、そういえば「追証のかかった大株主の売り?」かなんかで2019年1月に株価が急落したときがあり、 その時に、「新東は非優待株だけど、株価暴落で超低PBRだし、一時的な需給の乱れで急落している今の状況は大チャンスだろう。長期的に見れば間違いなく安いだろうし、1枚だけ運試しで買っとこう。」と思って、本能で夢遊病のように買っていたのでした。 ほとんど病気ですね。(汗)
Jan 15, 2020
さて今日は通常の2020PF概況シリーズです。 341位 2751 テンポスホールディングス (東JQS、4月優待) △ PF341位は、中古厨房機器のリサイクル販売では独壇場で、ステーキの「あさくま」などの飲食業も手掛けているテンポスHDです。 現在の株価は2468円、時価総額351億円、PBR2.51、自己資本比率は61.1%で有利子負債は0、今期予想PER23.35、配当利回り0.4%(10~11円)、総合利回り3.0%(10+64=74円、優待券はヤフオク平均落札価格の額面の80%で換算)で、優待は100株保有で8000円相当の食事券です。 私は実は幼少の頃からあさくまのコーンスープが大好きで、優待券で大人買いしています。 いつ飲んでも、何度飲んでも美味しい。。。 テンポスHDは指標的にはかなり割高ですが、ステーキ「あさくま」で自家利用できる場合には優待族的にはなんとか許容できる株価水準と思います。これからも現行の優待制度が続く限りはホールド継続の予定です。
Jan 14, 2020
さて今日は当ブログ1番人気の2019~20主力株概況シリーズです。21位 2790 ナフコ(東JQS、3月優待) ◎◎◎ PF時価総額21位の上位銘柄はホームセンター業界上位で九州・中国を地盤としているナフコです。出来高の少ないやや流動性に欠ける銘柄であり、仕込みの関係で紹介が遅れてしまいましたが、実際にはもっと上の順位&主力の一角で既に戦っています。 現在の株価は1491円、時価総額444億円、PBR0.30、自己資本比率は62.4%と良好、今期予想PER9.68、配当利回り2.6%(38円)、総合利回り3.2%(38+10=48円)で、優待は100株保有で1000円相当、500株保有で3000円相当、1000株保有で5000円相当のギフト券です。 ナフコは、 2019年11月8日に上記の優待制度を新設 しました。私はそれを見た瞬間に、「これは 優待バリュー株投資家である自分にとっては、ストライクゾーンど真ん中の甘めの絶好球 だ。 絶対に買い だな。最低でも準主力、調査を追加してからだけど、もしかすると主力中位くらいでも余裕で行けるだろうな。」と感じました。そして新設直後にある程度の量をまとめて買った後でゆっくりと調査を追加し、「うん、やっぱり行ける。」と判断して更に買い乗せしたために、今回ポートフォリオ最上位の一角に登場することとなりました。 今日は私のナフコへの主力参戦の理由をまず最初に簡単に箇条書きでまとめておきます。1. ホームセンター業界は全体に成長力に乏しいことから全体に不人気で株価も割安なのだが、その中でもナフコの割安さがずば抜けて突出していること。2. 具体的には、超低PBR&好財務&過去25年間一度も赤字のない手堅い業績を高く評価したこと。3. 優待新設によって、ピカピカに光り輝く極上の優待バリュー株に一夜にして大変身を遂げたこと。 の3点です。 それでは次にそれぞれを具体的に見ていきましょう。 1についてですが、 ホームセンター業界の銘柄はどこも不人気なので、ざっくり言うとPBR0.6~1.0程度に評価されている ところが多いです。ただその中でも、一人ここ ナフコだけは、PBR0.30と超が付くほどの低評価 に甘んじています。IRによると、「それ(同業他社と比較した場合の株価的な著しい低評価)が気になって気になって仕方がない。理由については、外資に多く株を持たれているのと、後は東証ジャスダック所属のせいで流動性が低いせいだと思っている。」とのことでした。 それではここで同業他社を含めて比較しておきましょう。 2790 ナフコ PBR0.30×PER9.68=2.90 3050 DCMHD PBR0.71×PER10.27=7.29 3191 ジョイフル本田 PBR0.89×PER14.36=12.78 3564 LIXILビバ PBR1.33×PER16.56=22.02 7516 コーナン商事 PBR0.73×PER7.90=5.77 8168 ケーヨー PBR0.91×PER45.37=41.29 8184 島忠 PBR0.73×PER18.32=13.37 8218 コメリ PBR0.62×PER9.71=6.02 9842 アークランドサカモト PBR0.70×PER8.71=6.10 こうしてみると、ナフコだけ異常にPBRが低いのが分かりますね。。。 次に2について、ナフコの過去業績と財務状態を見ておきましょう。 下記の通り、過去25年間にわたって一度も赤字がなく利益を積み上げてきています。(上記データはかぶたんプレミアムより引用) そして長年の努力により、現在の財務状態は極めて良好なものとなっています。(上記データはかぶたんプレミアムより引用) 次に3の優待新設についてですが、ナフコは2019年9月現在の株主数が1795人と東証1部指定替えの条件である2200人を下回っていることから、優待パワーで株主数を充足させて上位市場への昇格を狙っているのかと思っていました。 ただIRによると、「現時点では昇格の意向はない。ただ、ここ数年利益が横ばいで増配が出来ていないので、その代わりと言っては何だが株主に少しでも報いるために優待を新設した。今後利益が向上すればもちろん増配したい。」ということでした。株主の方を意識してくれているのはありがたいですね。 以上、3つの大きな魅力を持つ地味株ナフコを、2020年の新しい主力株として楽しくホールドしながら応援していく所存です。2020主力株概況シリーズ 免責事項2020主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、死んだ目の魚になっていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.000%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Jan 13, 2020
昨年の11月にそれまで使っていたパソコンが突然死して、急遽ふるさと納税で貰っていて家でそのまま寝ていたパソコンにバトンタッチしたことは以前にブログで書いたと思うのですが、その時に大量の写真データが失われました。 でもカメラには撮った写真が残っていたので、要はカメラから再度パソコンに移せば済む話ではありました。 ところが昨年末は、昨日の記事でも触れたパンローリングから出す2冊目の本の原稿書きで超絶忙しく、その時間を捻出することがどうしても出来ませんでした。何故かというと、今度の2冊目はブログ未公開となる完全書下ろしの新パートが多く、書かなくてはならない文章量が物理的に非常に膨大だったからです。 そういったこともあり、例年なら年末に処理できていた写真出しが去年は一切できないままに新年に突入してしまっていました。ただ、私のスタイルだと適切な優待写真がないとブログが書けないので、ついに限界がきて今週は覚悟を決めてひたすら写真出しに取り組んでいました。 そして昨日の深夜でようやくその地獄の作業が終わりました。そして同時にデータの外部HDDへのバックアップも完了しました。失われていたデータを含めると、写真は全部で多分7000枚くらいはあったでしょうか? 精も根も尽き果てましたが、これでようやく通常のブログ進行に戻れます。良かったです。。。
Jan 12, 2020
さて近日中に、投資専門出版社であるパンローリング × 私みきまるファンド がタッグを組んでお送りする書籍の第2弾が登場します。 パンローちゃんとみきまる君、仲良くタッグを組むの図。 さて今回の第2弾は、前著を担当して頂いた敏腕編集者のT氏と再びコラボを組んでの著作となります。前回はお互いに「初顔合わせ」ということで若干のぎこちなさがありましたが、今回の第2作では「総合理解」が進み、前作を圧倒的に上回るハイクオリティな1冊 に仕上がったと自負しています。 その理由ですが、前回の第1弾の発売後に、「今から考えると、こうしたらきっともっと良かったよね。」というところを2人で徹底的に話し合い、前作の欠点を潰し、逆に長所は伸ばして超パワーアップすることが出来たからです。 第2作の詳細・アピールポイントを今すぐに激アツで語りたいですが、残念ながら本日現在まだ私の手元に本が届いていないので、それについてはまた別の記事で改めて紹介する予定です。 絶対の自信作となります。お楽しみに !!!。
Jan 11, 2020
先日、ちょっとした質問があって、某地方市場に上場しているマイナー企業に電話をかけたことがありました。対応してくれたのは、声の感じから若い女性と推測される方でした。 私が、「個人投資家で、御社の株を現在〇万株保有させて頂いているみきまると申します。数点質問したい事項があり、 IR担当の方 とお話ししたいのですが。」と話を切り出すと、少しの間を置いて、とても不思議そうな声で、 ファイナルアンサー? と逆質問されました。 「いや、 アイアール担当の方 とお話がしたいのですが。(汗)」と改めて説明すると、 「あっ、はい、、、」 と少し恥ずかしそうに答えられ、その後無事に手練れっぽいおいちゃんの担当者の方に電話を繋げて貰えました。 でも、電話が終わった後、私は、「何が、一体どう聞こえたのかな?」と何度か自問を繰り返したのでした。。。
Jan 10, 2020
さて今日は、2019~20主力株概況シリーズで紹介してきたポートフォリオTOP20銘柄をまとめておきます。令和2年最初のポートフォリオまとめですね。 まず復習として、TOP10銘柄についてはこちらをどうぞ。 1~10位 それでは私にとって大切なPF上位銘柄がぎっちりと並ぶ、11~20位のまとめです。 11位 9035 第一交通産業 福証には割安な優待バリュー株が浜辺に打ち上げられたデブアザラシの如くにゴロゴロと転がっているわけですが、その中でも特にここ第一交通産業は飛び抜けて良い銘柄と思いますね。 12位 8591 オリックス 「事業内容が多岐に渡り過ぎていて、個人レベルでは分析しきれない超大型株であることだけが惜しまれる」日本株市場最強クラスの優待スーパーバリュー株ですね。 13位 3020 アプライド 業績急改善中で、同業他社と較べても指標的に極めて割安なのがいいですね。 14位 8928 穴吹興産 穴吹興産はうどんの国讃岐らしい極めて魅力的な御当地優待、指標的な強烈な割安さと高い総合利回り、マンデベなので投資家にほとんど信用されていないが実際の過去の業績は非常に安定感があることなどから、優待族的には最上級の銘柄であると考えています。 15位 9707 ユニマット リタイアメント・コミュニティ 「ユニマットリスク」はあるものの、介護関連銘柄としては指標的に極めて割安なのがいいですね。 16位 3097 物語コーポレーション 自分が消費者として様々な体験をする中で、「最も感銘を受けるサービス」を提供しているのがここ物語コーポレーションですね。 17位 9324 安田倉庫 ここはのんびりと持っていればたまに「含み資産関連株」として吹くこともありますし、武運が無くて何もなくても、そもそも「資産バリュー株」として十二分に死ぬほど割安ですし、「ローリスク・ミドルリターン」のリスク・リワード比に優れた、「プチ宝くじ」感覚で保有していける実に良い銘柄であると考えています。 18位 7508 G-7ホールディングス G-7の着実で力強い成長を見ると、「フランチャイジービジネスだけでもこれほどの成功を収めることが出来るんだな。」と改めて目を開かされる思いがしますね。 19位 7417 南陽 南陽は、1950年の創業以来69年間一度も赤字を出したことのない非常に守りの強い会社です。シクリカル(景気敏感)銘柄ではありますが、同時に一定の「手堅さ」があるのがいいですね。 20位 3467 アグレ都市デザイン フレッシュな魅力にあふれた銘柄ですね。 以上、2019~20ポートフォリオTOP20のまとめ でした。2020主力株概況シリーズ 免責事項2020主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
Jan 9, 2020
さて今日は2020PF概況シリーズです。340位 6365 電業社機械製作所 (東2、3月優待) ◎ PF340位は、ポンプ大手5社の一角で官公需に強みを持つ電業社機械製作所です。 現在の株価は2408円、時価総額115億円、PBR0.57、自己資本比率は79.5%、今期予想PER9.07、配当利回り3.4%(82.5円)、総合利回り4.0%(82.5+15=97.5円)で、優待は100株保有で1500円相当の静岡茶などです。 電業社機械製作所は指標的にも安いですし、総合利回りも出ていますし、優待内容もいいですし、PF中位では申し訳ないくらいにいい銘柄と思います。
Jan 8, 2020
さて今日は2020PF概況シリーズです。 339位 9948 アークス(東1、2月優待) ◎ PF時価総額339位の中堅銘柄は、北海道・青森・岩手でトップシェアを誇るスーパーチェーンのアークスです。 私は元々青森地盤のスーパーである旧3078ユニバースを主力の一角として戦っていたのですが、その後アークスに経営統合されたためスライドしてアークス株を多く持つことになりました。そしてその後アークスの株価も大きく上昇したためにチビチビと売却し、今は激戦の形見として恩株が105株のみ残る形となっています。 現在の株価は2301円、時価総額1326億円、PBR0.89、自己資本比率61.5%、今期予想PER13.54、配当利回り2.2%(50円)、総合利回り3.0%(50+20=70円)で、優待は100株保有で自社商品券もしくは全国共通ギフト券2000円相当、もしくは青森県産りんご3キロ、もしくはりんごジュース1箱です。ユニバースの優待制度が残ったのが旧ホルダーとしては嬉しかったですね。 アークスは今や「北海道・東北の輝く一番星☆」ですし、 イオン等のスーパー列強との今後の死闘を楽しみにこれからもホールドして応援していく予定です。。。。。。。
Jan 7, 2020
いやあ、いよいよ2020年の相場が始まりましたね。 さてこれは以前もチラッと書いたことがあったと思うのですが、私は、 1月だけは、絶対に勝ちたい。 と強く願っています。 もちろん、勝ちたいと思うだけで勝てるような甘い世界ではないことは重々承知していますし、自分に非合理的な精神的な負荷をかけることは避けたいので極力意識しないようにしているのですが、それでもやっぱり1月には良い投資成績を出したいとしみじみと感じます。 その理由は、 1月バロメーター があるからです。 これは、投資家であればだれでも「一家に一冊」必ず常備しておくべき、国宝級の超名著 アノマリー投資(ジェフリー・A・ハーシュ著、パンローリング 2013年) の中で、提唱されている有名な指標です。ちょっと引用してみましょう。 素晴らしい1月バロメーター 1月バロメーターは 1972年にイェール・ハーシュが考案した指標 だ。1950年以降に大きく誤ったのは7回だけで、 精度は88.7% だった。 この指標は、 年間の相場は1月のS&P500の動きに似る という格言に従っている。 1年の動きは1月の動きに似る ー 騰落率順で見たS&P500の1月のパフォーマンス そして、自分の個人的な感覚としても、この 「1月バロメーター」は絶対にある と思っています。そして私はそれを前提とし更に一歩進めて、「1月だけは何があっても絶対に好成績を出したい。」という所まで精神的には既に進化(・・? しています。 経験上、1月の成績が良かった年は大体そのまま年間成績がいいし、逆に1月の成績が悪いと年中ひーひー苦しんだ挙句最後も酷い ということが多いからです。(笑) トランプ砲で波乱の幕開けとなった1月相場ですが、果たしてどうなるでしょうか?
Jan 6, 2020
、、、という事で、年末から年始にかけてお休みしていた分の日記を朝から数時間かけて今日一気に書き上げました。 実は例年は、前もって書き溜めていた記事を「予約投稿」という形で毎日1つずつアップするという対応を取っていたのですが、これをやると、年始に正月休みの影響で頭がぼやーっとしていて、脳みそが高回転まで綺麗に吹き上がらず、思考が明確かつ俊敏に進まなくて困ることが多かったので、今年は年末年始は記事を一切アップせずにお休みして、代わりに年明けにガチンコで大量の記事を書きまくって、無理矢理に頭を覚醒させようと決めていました。 なので今日一気に8本の記事を順次アップしましたが、その内の6本は完全な新規書下ろしだったのでとても疲れました。 ま、明日からの相場開始に向けて、いいリハビリになったと思います。それでは皆様、改めて今年もよろしくお願い致します。
Jan 5, 2020
さて今日は 2019~20主力株概況シリーズ です。20位 3467 アグレ都市デザイン(東1、3月優待) ◎◎ PF時価総額20位の準主力株は、東京都下を地盤に、デザイン性を高めた中価格帯の戸建て分譲を展開し、製販一貫体制を持つアグレ都市デザインです。建設用地の高騰で減益に沈み株価が暴落した影響で2018年の10位からは順位を下げましたが、それでも相対上位の地位を維持して今年はここで登場してきました。 現在の株価は565円、時価総額32億円、PBR1.26、自己資本比率は20.1%と悪いのが最大の欠点、今期予想PER11.10、配当利回り3.2%(18円)、総合利回り5.0%(18+10=28円)で優待は100株保有で1000円相当のクオカードです。 アグレ都市デザインは創業者である大林竜一社長が8893新日本建物で働いていた時代の数人の仲間と2009年4月に設立した若い会社ですが、一気に成長し2016年3月には東証ジャスダックへ上場、その後東証2部を経て2018年7月にはついに待望の東証1部昇格を果たしました。(上記データは2019年3月期有価証券報告書P4より引用) ありふれた戸建て分譲という業種で、設立から僅か9年で東証1部にまで上り詰めるというのは並大抵のことではありません。 アグレには特別な何かがある。 と考えており、それが私がここをポートフォリオ上位に据えて戦っている理由です。 それでは私がアグレを評価しているポイントをまとめておきましょう。1. 多分社長さんの能力が凄いこと。 ま、これは絶対そうでしょう。じゃないとこんなに一気に成長できるはずないからです。ちなみにIRによると、「いい意味で不動産屋の社長っぽくない。この業界では珍しいくらいに人望があり、バランスの良い人である。」ということでした。不動産業界の社長さんには「戦国時代の武将そのもの」の様な凶暴な荒くれものが多いので、これは素晴らしい加点ポイントですね。(滝汗)2. 3228 三栄建築設計 が建てる家をより上質&高価格にしたような、「高級既製服(プレタポルテ)」的な住宅を供給しているアグレのビジネスモデルが非常に魅力的 であり、かつ 実際に建てている家も好調に売れ続けている のをホームページで確認していること。 IRの言う「他のパワービルダーよりちょっと高価格で、財閥系メーカー並みの品質とクオリティの家」を売るというアグレの戦略は実にクレバーでスマートだと考えています。また実際にホームページで見ても、 アグレの家というのは「センスが良くてとてもお洒落」で購買意欲が刺激される んですね。(上記データはアグレ都市デザインホームページより引用)3. 創業以来概ね確実な成長が続いていて、優待グロース株としての一定の魅力があること。(上記データはかぶたんプレミアムより引用) 前述の通り2019年3月期は用地高騰の影響で減益に沈みましたが、今期は回復基調にありますし、個人的には「数年単位で見れば大きな問題はない」と現時点では考えています。 またこれも前述の通り財務状態が悪いですが、アグレ都市デザインは創業後間もない「若い会社」であり、これは今の段階ではやむを得ないものと許容しています。最初から「財務鉄壁」の所なんてないですからね。(上記データはかぶたんプレミアムより引用) 以上、フレッシュな魅力に溢れたアグレ都市デザインを、引き続きPF上位の一角として楽しくホールドしながら応援していく予定です。2020主力株概況シリーズ 免責事項2020主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、死んだ目の魚になっていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.000%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Jan 5, 2020
さて今日も通常の2020ポートフォリオ概況シリーズです。 338位 9468 KADOKAWA (東1、3月優待) 〇 PF338位は、出版大手のKADOKAWAと動画投稿サイト運営のドワンゴが経営統合して誕生したKADOKAWAです。 現在の株価は2091円、PBR1.22、自己資本比率44.7%、今期予想PER13.53、配当利回り1.4%(30円)、総合利回り2.9%(30+30=60円、優待は3000円相当で換算)で、優待は100株保有で1年以上連続保有した場合にのみ、「自社子会社の書籍3冊またはeメール型映画前売券2枚または電子書籍購入ポイント3000ポイント付与またはDVD・ブルーレイ1セットまたはニコニコグッズ1点」などです。 今日は私の過去の商品選択例をいくつか御覧戴きましょう。 カドカワは指標的には妥当な株価位置ですが、優待内容は極めて良いと思います。これからも優待を楽しみに末永くホールドして応援していきたいと考えています。
Jan 4, 2020
さて今日は新年1発目のポートフォリオ概況シリーズです。 337位 3179 シュッピン (東1、3月優待) △ PF337位は、カメラを軸に時計、文房具等専門性高い商品をネット販売するシュッピンです。 ちなみに私はここの GMT という時計屋さんで、大好きなロレックスをよく眺めています。 でも最近はバリュー投資家としての観点から見ると価格があまりにも高騰し過ぎており、もう何年も1本も買えてないです。(汗) 現在の株価は1249円、時価総額299億円、PBR5.60、自己資本比率は53.1%、今期予想PER23.61、配当利回り1.1%(14~16円)、総合利回り4.3%(14+40=54円、優待券はヤフオク平均落札価格の額面の80%で換算)で、優待は100株保有で優待券1枚( 商品購入時5000円割引または売却時5%上乗せとして利用可)などです。 今日は私の優待券での買い物の1例を御覧戴きましょう。 モンブランというブランドの万年筆、マイスターシュテュックです。 なかなか良い書き味です。♪ さてここは個人的には非常に苦い思い出のある銘柄です。それは、シュッピンの成長力に上場直後から目を付けていたのに、核となる投資理論の不在で大きく買うことが出来なかったからです。 そして「シュッピン事件」の痛切な反省から、私は「勝てる優待グロース株発掘のための魔法の公式」である、 YOU-CAN-SLIM法 を新たに独自開発し、最近は意図的に優待グロース株もPF上位に取り込むようになりました。 これからも少しでも自らの投資手法をブラッシュアップさせながら、日々精進していく所存です。
Jan 3, 2020
さて1年の初めに投資家としての成績目標を掲げることについては賛否両論があります。 否定的な立場の方の意見を総合すると、「相場の先行きがどうなるかなど誰にもわからない。それなのに具体的な年間成績目標数値を掲げるというのは、相場の神に対して傲慢過ぎる自己中心的な考え方だし、また自分自身に対して全く合理的ではない無駄なプレッシャーをかけることになるので、その意味でも非常によくない。」あたりかと思います。 そして私も上記のような考え方には基本的に賛成です。 ただその一方で、自分は農耕民族的でのんびりかつおっとりとした争いを好まない平和主義的な性格であり、常に高い目標を掲げていないと、 ただひたすらバイ&お祈りホールドの愚鈍な中長期凍死家 になってしまいがちであるという大きな問題があります。 そのため自分は例年 TOPIX+20% を目標成績として戦っています。 その心は、目の前に待ち構えている相場環境がどんなものであれ、基本的にフルインベストメントを貫いて常に相場に留まり、ベンチマークとなるTOPIXをしっかりと上回る成績を出せればそれで良い、というシンプルなものです。 この数年全く目標を達成できていないのは事実ですが(滝汗)、 今年2020年もとにかくそこを目指して頑張ろうと思います。
Jan 2, 2020
皆様、2020年明けましておめでとう御座います。 さて早速今年の抱負ですが、 1. 1年間例えどんな事があろうとも株式市場から絶対に退場せずに生き抜く。そして常に「御機嫌でにこにこ楽しく」毎日を過ごす。 2. 今年も「優待株いけす」から選び抜いた総合戦闘力の高い精鋭銘柄に資金を集中し、ベンチマークを上回る成績(具体的にはTOPIX+20%)を上げることに注力する。もちろん負けてしまっては元も子もないので、数多くの優待銘柄でPFの防御力・総合利回りを限りなく高めつつ、確信の持てる上位銘柄には迅速かつ大量に資金を投入する「カウンター狙いの投資」を徹底する。 3. 投資戦略としては、 バリュー → モメンタム戦略 を貫き、少しでも良好なパフォーマンスを目指す。「勝つことに貪欲」な勇気を持ち続ける。 4.優待銘柄への感謝の気持ちを忘れず、戴いた優待をありがたく100%使い切る。 といったところです。 今年はどのような優待バリュー株との出会いがあるのか、どの銘柄を新たに主力として戦うことになるのか、今から本当に楽しみです。それでは皆様、今年2020年も1年間何卒よろしくお願い申し上げます。
Jan 1, 2020
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