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184位 3098 ココカラファイン (東1、3月優待) △
PF184位の中堅銘柄は、セイジョー、セガミメディクス、ジップドラッグ、ライフォートの4社の大合併でドラッグ業界上位に浮上したココカラファインです。
私はアライドハーツHD(ライフォート+ジップドラッグ)をその指標的な割安さから以前主力の一角として保有していたことがあり、その後の 大合併に伴いスライドしてココカラファインホルダー
ホルダーになった直後は PF15位前後の主力だった(2010年頃の話)
のですが、ココカラファインは合併後にシステム統合に伴う混乱があってうまく成長することが出来ず、私は「総合戦闘力が全然足りない。これはよゆーであかん。優待株いけすに戻そう。」と判断して持ち株のほとんどを売り切りました。そして今はその時の恩株が僅かに100株、ポートフォリオの片隅に眠るのみとなっています。
現在の株価は6340円、PBR1.68、自己資本比率は48.6%、今期予想PER15.08、配当利回り1.2%(76円)、総合利回り1.5%(76+18=94円、優待券はヤフオク平均落札価格の90%で換算)で、優待は100株保有で2000円相当、500株で3000円相当、1000株で5000円相当の優待券です。
ココカラファインの4社大合併後の業績推移を見ると、文化が異なる企業が合併してもそう簡単に利益が急増するわけではないんだな、ということが良く分かります。ただ同時に十分な時間が経過すると、やっぱり「規模の利益」って出てくるんだな、とも思います。
実際、ココカラファインも、この数年でようやく利益率が上がってきており、それを反映して株価も相応に上昇しました。
企業が変わり、実際に利益を出せる様になるのにはどうしても
「時間」という「魔法のスパイス」が必要
です。それは一朝一夕に達成されることはありません。そしてだからこそ、我々投資家は「長い時間軸」で企業を見ていく必要があります。
難しいことですが、とても大切なことなんですね。