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どうした銀星黒 銀星DS 6目半コミ出し白 魔婆斗黒1、白2の交換はともかくとして、黒3では5に打って簡単に活きだった。しかし、黒3と打ったため、白4が急所の一撃となり、ここが頓死した。ここで盤面全体を眺めてみると、なんと黒は下辺の1箇所しか活きていない。人間だったらとっくの昔に投了しているところだが、銀星は最後まで打つ。作ってみて、白240目半勝ちが確認された。1目勝ちをめざすなどと言っておきながら、前2局以上の大差となった。だがこういうものである。1目勝ちでよい、という手堅い打ち方をすれば、COMが勝手に転んでくれて、結果的に100目以上の大差となるのである。これで魔婆斗、3連勝である。銀星は後がなくなった。しょせん機械(ソフトか)なので、こんなことを言っても仕方ないが、あえて言っておきたい。どうした銀星、お前の力はこんなものではないはずだ。奮起せよ!
2009.11.30
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頓死黒 銀星DS 6目半コミ出し白 魔婆斗黒73は、ここを打っておかないと白に打たれて例の「気持ち悪い」ところがいよいよ危なくなる。白74、堅い。以下、76、80、88など、必要以上の堅さである。途中82のアテは気持ちよく、さらに白94も打てて、ダメがつまるとここに手入れがいる。ここまでキケば下辺白2子も捨てがいがあるというものだ。黒95に対し、白96はダメヅマリを強調して手入れを促したもの。しかし、銀星は何を思ったか黒97と頑張ってきた。すかさず白98。黒は100にアテるほかなく、さらに地が削減されるのを免れない…と思った瞬間、黒99。これは白100で黒5子が落ち、大惨事である。このあと、さらに黒は誤り、ここの黒が頓死するのだが、序盤から中盤にかけて、ここの黒が死ぬとは誰が想像できようか。むろん魔婆斗も、こんなところを取ろうなどとは思っていない。
2009.11.29
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死活の見損じ黒 銀星DS 6目半コミ出し白 魔婆斗白48のオキに対し、黒は55がきくので、58に眼をもてば活きはあった。しかし、銀星は、死活だけは完璧なCOMらしからぬ打ち方をする。黒49はよしとして(眼をつぶすために白50がやむをえない)、黒51とは…。白は52とノゾキ、右方の黒との連絡を断っておく。黒55、白56の交換をしてから、黒57が信じられない見損じだった。COMも死活の見損じをするのか…。白58が一見してわかる急所で、こうなってから黒59としてもなんの意味もない。黒61には白62の7子抜きで応え、黒63に白64とツイでこれは4目ナカデである。さらに黒はヨセで後手をひき、白72に出られて中央右方も取られた。大差である。
2009.11.28
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黒、自滅黒 銀星DS 6目半コミ出し白 魔婆斗白22のマゲに、黒23はおかしかった。ここは打つなら24ぐらいのものだろう。正着は手抜きだと思うが。白は24から26と、ダメヅマリを徹底して追及する。白28に対し、なおも逃げるのは無理と見て黒29とこちらをつながりに行くが、白は30と取り切り、ここに一大勢力出現である。黒、自滅の図である。こうなると左辺の黒もにわかに薄い。黒31と連絡してきたときに、白32は捨石戦法。黒33ハネダシに34と切り、黒35のアテにはいったん36とノビる。白38のアテがキクだけでなく、なんとなく黒気持ち悪い形である。白は悠々、40に手を戻し、黒41にも白42と手堅く受ける。黒43にまで44と受け、「金持ち喧嘩せず」の姿勢である。だが黒45には俄然おこった。白46から48とオキ、ここの黒をいじめにかかる。碁を決めにいったのだ。さてこの黒の死活はどうなるか。
2009.11.27
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1目勝ち黒 銀星DS 6目半コミ出し白 魔婆斗黒1から3。切り結んだ形から銀星が必ず打つ手だが、こうした手法がうまくいくことはまずない。白はずらずらノビて、8まで上辺を飲み込んでしまう。黒9で16の点にハネダシても、その上を切り、下方へ進出して何事もない。黒は9とここを補強にかかるが、白は10とツケて中央で形をつくる。黒11はいかにも愚型で、白12が気持ちいい。白14とじっとノビ、まだ黒を狙っている。黒15がきたので白16とつながる。まったく危なげない展開だ。実は、この碁は1目勝ちをめざしていたのだが、もう前譜あたりでそれは難しい情勢となっている。わざわざ損するような手を打って調整するのでは意味がないし、明らかに見える急所ははずせない。序盤のそのまた序盤はともかく、あとは堅い手を打ち続けていたのはそういう意味があったのだ。しかし、ひたすら自分を固めると、COMは勝手に転んでくれるものなのである。最初から100目勝ちをめざすと、そこに隙が生まれ、思わぬ逆襲を食う。COM碁では、1目勝ちをめざすことが、必勝法なのである(新たな教訓)。黒21とこちらを活きにきたところで、ぐいと白22。ここを厚く打ち、下辺への突入を狙っている。
2009.11.26
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クリティカルヒット黒 銀星DS 6目半コミ出し白 魔婆斗白76に対して黒が78にツゲば、ここを先手で眼なしにしたのに満足し、今度は退路を断って攻める。黒は77と打ち、白78を許した。しかし77はいかにも中途半端で、こんな手を打つくらいならここは手抜きしたかった。さらに黒79、81も後手で、白は悠々82に手を回した。これで左辺はガラガラである。黒83は一見手筋風だが、4-17の点のダメがつまっていないので白84で何事もなし。黒85とは、なんともカス石を動いてくるものだ。白は構わず86と彼我の必争点を占める。右辺が大きくなってはたまらないとばかりに、黒は87と動いてくる。白88と右上隅との連絡を断つのに対し、黒89は重い。86の2路上の「馬の顔」あたりに打つものだろう。こうしておいて86の右のツケコシを狙う方が働いていた。白は90と急所にノゾき、92とあくまで右上との連絡拒否。ここで黒は93とツケてきた。ハネればどこまでもノビて左方とつながる目論みとみて、白はじっと94にヒク。黒95はなんという手だろう…。白は96から、安全にここを突破にかかる。黒97とゆるめてきたので、これは上辺を処分して中央強化しようとしているのかと思ったが、ついで白98と出たのに対し意外にも銀星はここで黒99とオサエてきた。RPGに「クリティカルヒット」という用語がある。ウィザードリィシリーズでは一撃必殺を意味するが、ファイナルファンタジーでは「会心の一撃」程度の意味だ。いずれにせよ、無茶苦茶にダメージが大きい一撃である。白100の切りが、まさにクリティカルヒットだった。
2009.11.25
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丈和の訓戒黒 銀星DS 6目半コミ出し白 魔婆斗白62は打ち過ぎだった。その上に出られたら、下方4子をうまくサバかれる恐れがあった。黒63と打ってくれたので、白64にノビて62の顔が立った。こうなってみると、10-17の1子が非常につまらない手になってくる。黒65から67のハネツギも、銀星の好きな手である。白68とひたすら堅く応じる。この手では1路下に打ちそうなものだが、ポイントを稼いでいる白はとにかく堅く打っている。黒69に白70。じっくり打つ。本譜では、魔婆斗の厚い打ち方が目立つ。先の白64、68に続いてこの手である。そうしておいて黒71とサバキを求めたのに白72。堅く打っておいて強攻。COM碁での鉄則である。そしてこれは、実は「とかく我が石を備え堅むるを第一とし、次に敵の透き間を打つべし」という、有名な丈和の訓戒を意識した手なのである。この程度の実力で丈和の名を口にすること自体、不遜と言われるかも知れないが、技量は伴わずとも、この思想を実践しているつもりである。道策と秀策の間にはさまれて影の薄い感のある丈和だが、この思想ひとつをとっても、素晴しい巨人であることは間違いないだろう。白62を最後に魔婆斗の無理手は影をひそめる。COMに敗れるパターンは、大体図に乗って無理筋を連発し、自ら墓穴を掘るパターンなのである。じっくり打って力をため、隙を逃さず攻めるのが、COM碁でのコツなのである。黒73に白74の出から76。もう完全にツボにはまってきた。
2009.11.24
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悪い癖黒 銀星DS 6目半コミ出し白 魔婆斗黒51に、白は52、54と堅実に応じる。こうして次の攻めを見るのがよいと見た。ここで黒は、ようやく右下に転じた。しかし、56のツギではなく、55とここをツメた。これは随分あっさりした手である。白56にいったん黒57とツギ、白58とここを取り切ったのに対し、黒59とヒラく。落ち着いた手だが、ここは55の2路上にトブなど、いっぱいに打ちたかった。白60。右辺の黒にじわりと圧力をかける。対する黒61は、ちょっと薄い感じだ。しかし、対する白62が、魔婆斗の悪い癖だった。一見急所風。ついこういうところを打ちたくなってしまう。だが黒の一団は直接動くのは重く、黒としてはうまくサバきたいところだ。白62のような手は、まさにサバキの調子を与えてしまう危険が大きい手なのである。白62では、15-8の一間トビくらいが本物だったろう。
2009.11.23
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一息黒 銀星DS 6目半コミ出し白 魔婆斗黒35の強襲に対し、白は長考の末、36にハネた。黒37は当然。白38とツキアタり、40とツケた。ワリコミがないことを読んだ上での手である。黒は41、43とここをオシてきた。白はともかく44と中央進出する。ここで黒に46とツガれると相当苦しかったのではないか。白は何らかの形でダメをつながらなければならず、そこで下辺をじっくりヒラいて攻めをみられるのがいやだった。黒45は威勢がいいが、白46に切りが入っては一気に白が楽になっている。黒47のアテに続いて、黒49では50の外オサエを予想していた。狭いながらも左辺を先手で確定地にし、右下の借金を返済(ノゾキにツギ)して、これからの碁であろう。しかし、黒は49と内側からオサエてきた。これは白50とマガって、この白が取れない以上、黒の失敗は明らかである。35の厳しい迫りにどうなることかと思ったが、こうなっては一息ついた。黒は51と転戦し、第2ラウンドに移る。
2009.11.22
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強襲黒 銀星DS 6目半コミ出し白 魔婆斗白28、30のツケノビに対し、黒は31から33と堅く打ってきた。白34ツケに対し、ここで銀星のパワーが爆発する。黒35。見たことのない手である。左下、「手抜き定石」としては、黒2-16にハネてから、白4-17ハネダシ以下のものか、あるいは黒が星にツキアタり、白ノビ、黒カケツギ、白左辺ヒラキの2つしか知らない。実際、黒がここをそう打ってどこが悪いのか、といいたいが、ともかく黒35もありそうな手ではある。新定石か?日頃の勉強不足がこういうところで祟る。さらによくよく見ると、左上、黒ががちがちに堅いことからも、ここは厳しく迫りたいところであり、棋理にもかなっている。しかしこうこなくては面白くない。知識ぬきで、「最善の手」を読む絶好の訓練だ。そもそも、ここはもともと黒が1手多いところで、相手充分な形にされるのはやむを得ない。いかに不利なワカレを軽減するかである。さあ白はここをどう打つのか。
2009.11.21
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無理が通る黒 銀星DS 6目半コミ出し白 魔婆斗白10は、今にして思えば、やはり無理の感を否めない。いきなり16あたりにハサまれると、右下から絶好のヒラキヅメとなる。しかし、銀星はあっさり黒11、13と定型に打ってきたので悠々白14の二立三析。黒15は、やはりここでも右辺16にハサむものではないか。こう打つと、白10の打ち過ぎを咎めることになる。白は、14に石があるので左上を受ける気はせず右辺16のヒラキ。ここが打てては無理が通った。16が右下への三間バサミを兼ねている。黒17は、右辺の白が堅いので下辺にハサみ返し、白が隅を制する間に下辺星下にヒラいて左下との関連がよく充分なのではないか。後から見ると、白は随分無理な手を打っている。堅実に打ったつもりだが、実のところ銀星のミスに相当助けられている。右下隅は白18以下、銀星では約束されたワカレである。ところが、白26に対して、黒27と転戦してきたのが意外だった。こういうところに借金を残して、うまく打ちまわすことは銀星にはまずできない。
2009.11.20
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乱戦模様黒 銀星DS 6目半コミ出し白 魔婆斗魔婆斗連勝の後、銀星の黒番に戻った第3局。黒1の小目に白2は、今では悪いとされるようだ。昔は後の白8のカカリを支援してよいとされていたような気がするが…。時代の変化はめまぐるしいものだ。しかし、この手が好きなので、悪いと言われていてもこう打つ。そもそも、悪いといっても、所詮魔婆斗のレベルでそんな目立った差があるわけでもあるまい。布石の感覚的なことはあまり考えすぎないことにしている。黒3、高目。またしても変則の構えだ。白4に黒5と内ヅケだったので、手を抜いて白6と空き隅を占める。黒も7と右下にカカリ、さらに白も右上を8とカカる。どうやら乱戦模様の展開だ。黒9とケイマに受けたので、早速白10と迫っていく。
2009.11.19
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魔婆斗、連勝!黒 魔婆斗 6目半コミ出し白 銀星DS黒11は、白14がアタリになることを見損じたものである。こう打った方が得な気がしたのだ。しかし最終的に先手になったのでご愛嬌だろう(白18は保留して他に回るのが正しい)。白26も銀星が好きな手である。手を抜くとでも思っているのだろうか…。黒29の半コウ取りにコウダテなく、白30は無コウで一手一目損。黒31と半コウをツイで終局した。結果は141目半もの大差となったが、序盤から中盤にかけては銀星もなかなか堂々の渡り合いをしている。勝ったとはいえ、黒にも課題の残る打ち方が随所に見られた。魔婆斗、これで2連勝であるが、こういう危険な打ち方をしていては、不覚を取ることも十分に考えられる。ふんどしを締めなおして第3戦以降に臨みたいものである。
2009.11.18
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勝負あり黒 魔婆斗 6目半コミ出し白 銀星DS白66の必殺のオキに対し、黒は平然と67とツグ。ここで白が15の3に打ってトリカケにいくとどうなるか…。黒は75とここを切り、白アテコミから黒75の右、白75の下切りで、どうやら攻め合い模様である。だが黒には、眼をもつふりをして右辺上方の白のダメをつめ、最後に94の上にワリコむ手があって、右辺を破る手があるのである。すべてはヨミキリだった…。そこで白はここをあきらめ、68へ。しかしここも、黒69ツギに対して81にサガっても二眼はない。白は70と1子をカミ取り、76とさらにハネてダメヅマリを狙う。しかし話が遠すぎる。黒は79とがっちりつながり、白80のコウ取りにも81とここのトドメをさしてしまう。しかもこの間に、黒は75と右上の白一団を飲み込んでしまった。もろい、もろすぎる…。さらに78の戦線離脱(おいおい…)。さしもの名局(?)も、こうなってはボロボロだ。話が前後したが、白82以下は83の2路右のオキねらいだが、これは黒87で応える。また、白88、90に対しては、91とこんなところが右方の白7子にきくのが自慢である。こうなっては魔婆斗絶好調だ。黒93と、カナメを取って形勢を不動のものにする。白はまだしつこく下辺のコウを争ってくるが、ここを欠け目にしたところで、黒にツガせるには中央から4つもダメをつめなければならず、ヨセにもなっていない。黒101から103に抜いては勝負あった。
2009.11.17
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最後の波乱?黒 魔婆斗 6目半コミ出し白 銀星DS白46から2子を助けたが、黒は全部つながっているので痛くない。将来攻め合いになるのを防いで、51と手を入れた。手数は黒のほうが断然長いが、COMに勝負手を与えないためである。([教訓]COMの勝負手は、ダメヅメから油断をついてのアタリである。)白52と、右上黒の「保険」を解消してきた。そこで53とトビ、55のアテをきかして(今なら黒を攻めに来ているのできく)、57のノゾキから59と、先につながるのを促す。いっぱいに頑張った手だったが、これが一瞬の隙を生んだ。白62から64コスミツケ。猛烈なトリカケである。ここにきて最後の勝負手を与えてしまったか。黒が65と全部助けたのに対し、狙いすました白66のオキ。さあこの黒の死活はどうなるか?
2009.11.16
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取ってシノぐ黒 魔婆斗 6目半コミ出し白 銀星DS白4の切りに、黒は5とアテ、7と突き出した。これでシノげている。白が9に切ると、調子で35に黒石がきて、33のハネダシなどがあってこの黒は容易に死なない。むしろ右辺になだれ込まれ、差が開くおそれがある。そもそも、ダメヅマリとなった中央の白石がもちそうにない。白8とマガってもあてがない。黒は9とツギ、万全を期す。こういう、味を消して自らを固める手がCOM碁では有効である。白10に黒11は、下辺を固めようという手。白12となおもノビるのに対し、黒は13で完封する。白は14といったんは出てみるものの、無理とみて16と上方に石をむける。しかし、これも黒17とオサエられて道が塞がった。かくして、6子を取って黒はシノいだ。白18に黒は19から21とツギ、25のアテを残す。白22には23と、左下隅を脅かしながら受ける。黒25とアテが打てては下辺はくつろいだ感がある。白は26と活きにいくが、黒は27に打って連絡を確かめる。ただし、この手では1路右にツイでおくのが正しかった。白が28と29を交換してから30に戻ったとき、黒は31とついに右辺に顔を出す。白32と、右辺がこんなに小さくなっては黒勝勢だ。さらに黒33以下、シボリを決めて39と、この白石まで取り込んでしまう。黒43。ここに石が来ると23の石が欠け目の急所にあたり、中央で1眼できないと、左下とつながっても活きない。白44と脅しをかけてきたが、気合いで45の出だ。
2009.11.15
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スケベ根性黒 魔婆斗 6目半コミ出し白 銀星DS黒83のノゾキには、白85にツイでよかった。黒87にハネても、白に83の左に出られて左方の6子は助からない。しかし、ここでも…白84の戦線離脱である。なぜだ、なぜなんだよおっ!拍子抜けして黒85。さらに白86と、いまさらこんなところを助け出してくる。もっとも、86はともかく、84は右上に迫って一手の価値はある。それにしてもここで打つか?黒87は、「勝ちました」の手だが、ここは1子ポン抜くのが正しかった。白にその右をアテられてちょうどノゾかれた形になるのをきらったのだが、それならツイでおき、白がコウを取ってきたら87にワタればいいのだ(白87ならコウツギ)。白88。渋い。しかしこんなに落ち着いていられる陽気か?黒は、右辺さえ大きくならなければ勝ちなので、100あたりに消しておいて十分だった。しかし、上辺を攻めたい気持ちがどうしても強く、黒89のツケ。これはスケベ根性丸出しで、むさぼりだった。白は当然、90と反発し、91切り違いに92のアテ。COMの大好きな手である。黒95にマガり、白96のがっちりツギに97とノビキって、なんとか暴れられるとみていた。しかし、すぐ101あたりに打たれたら相当危なかった。白98とまたしてもソッポ。…。黒は図に乗って99とトビツケた。今度こそ白は怒ってきた。100と迫り、黒101に102、104の出切りを敢然と決行する。はたしてこの黒にシノギはあるのだろうか。
2009.11.14
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またしても…黒 魔婆斗 6目半コミ出し白 銀星DS白64の動き出しは痛打だった。上辺左方の黒は、これといってうまい進出の手がない。ままよと黒65と、右方を逃げ出した。白66で、いよいよ左方が危なくなる。黒67は、ダメヅマリの白を横目に、なんとかここを突破する調子を求めたが、普通に80以下出切られてまずそうだ。黒ピンチである。白は、先に68から右方を攻める。カラミの態勢だ。黒が69から73まで連絡を確かめた時、白74がソッポだった。またかよ…。今ここを囲っておく意味はあまりない。ここは上辺を攻め、一転下辺に襲いかかる構えをみせながら、大きく地模様にしてしまう構想さえ考えられるところだ。黒75と、図に乗って脅しをかける。しかし、これは80くらいにつながっておいて十分だった。白は76から78と、逆にここの黒を脅かす。黒79は当然。ここでついに、白80、82の出切りがきた。やばい…。絶体絶命である。黒83。苦しい…。
2009.11.13
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手ぬかり黒 魔婆斗 6目半コミ出し白 銀星DS黒49はひとまずここを突破し、それから左辺を狙おうという手。対する白50のワリコミが、なんとも強情な手だった。しかし存外きびしい。黒は長考の末、51とアテ、53にツイだ。51の左を白が切ってくるのは、その左に切り返し、白57ツギに黒56で2子が取れ、左上隅、54の2路右への切りなどの味もあってシノげるとみている。ここで白54と切りに備え、背後から迫ったのが意外な手だった。黒は55と「2目の頭」(尻か?)をハネ、白56の愚形に57。続いて白59にオサエてからの戦いはやれると思っていたが、白はあっさり58と転戦した。すかさず黒59と突き抜き、この戦いは一本とった。白60。いつになくじっくり、焦らず大場を打って追い上げをはかってくる。左辺で得をしているので、黒は61と、ここを攻められないように用心する。しかし、ここは用心する場所が違った。白62に黒63は、まだこの白への攻めをみている。また、59の左下のノゾキに対する対策にもなっている。左辺の戦果が大きくおなかいっぱい、下辺を強化して右辺の模様化をけん制して好調…と思っていたが、ここで重大な手ぬかりを咎められるのである。白64の打ち込みが痛打だった。
2009.11.12
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銀星、強攻黒 魔婆斗 6目半コミ出し白 銀星DS左辺白の打ち込みに対し、黒は39から41と、隅を守った。しかしここも、39の左下へのトビコミも残って完全ではない。それを横目に、白は左辺で攻勢をしかけてきた。白42のカドから44のオシアゲ。黒45の本手のノビに対し、46と上からかぶせてくる。堂々たる攻めである。黒47とマゲて左辺の味をみたのに対し、白48には驚いた。今日の銀星は強気である。この手では、何か左辺を守っておくくらいだと思っていたので、少し意表をつかれた。いつもの魔婆斗なら、「何を生意気な」とばかりに頭に血が上り、無理筋を放ってしまうところだが、この日は違っていた。「面白い…」正面から堂々の力比べをしてやろうではないか。へたに左辺をくすぐると、ここを強化した後に左下隅をいじめられ、結果的に左辺の黒が孤立し苦戦に陥る。さあ魔婆斗、どうシノぐのか…。
2009.11.11
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開戦黒 魔婆斗 6目半コミ出し白 銀星DSこの碁は、序盤の展開が非常に面白かったので、前半はやや短い手数で譜を区切らせていただく。右上のカカリに黒27は定型だが、右辺に白がある状況ではどうだったか。1路右に低く打っておいた方が堅かったのではないか。もっとも、それではカカってきた白石に対して迫力がないうらみがある。ともかく、この手があとあと尾を引くことになる。白32と狭くヒラかせ、さらに上辺にツケられるのをきらって33。普通は上辺を鉄柱にサガるのだが、忙しく打った。これに対し白34は甘くなかったか。35にオサエて悪くなかったはずだ。黒35とハイコミが打てては、33の顔が立った。白36。ここをシマられるのはやむをえない。黒37と、いよいよ左下に迫る。白38と左辺に打ち込んで、いざ戦闘開始である。
2009.11.10
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秀策のコスミ黒 魔婆斗 6目半コミ出し白 銀星DS黒7は「秀策のコスミ」。堅実一路で盤面3目勝ちをめざすような手で、現在ではやや甘いとされるが、やはりこの手を打ってみたい。対COM戦では、ぬるくとも堅く打っておくのが秘訣であり、これはこれで有力な作戦である。コミ碁でプロが秀策流を試したこともある。このコスミが歴史から姿を消すことはないと言われている。対して白は、8から10とツケノビてきた。変則である。ここはいったん保留して、黒11と左上をハサむ。すぐ7の上に切られたらどうするのか。乱暴な話だが、そのときはそのときでなんとかなると思っていた。白12以下の定石は、あまり好きでない。12の石を動き出されると、この黒の一団もそう強くない気がする。23と大きくヒラく。右上とのバランスを考えた手で、「ミニ高中国流」の構えである。高中国流自体、甘いとされてあまり打たれなくなったが、要は臨機応変である。白24。さすがにいいところだ。今日の銀星はなかなかてごわい予感がする。黒25と下辺を割っておく。なんとなく乱戦の気配が漂ってくる。
2009.11.09
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秀策流黒 魔婆斗 6目半コミ出し白 銀星DS第1局を159目半という大差で幸先よく制した魔婆斗だが、油断は禁物。かつてCOM(PCだったが)相手に7番勝負を戦い、3連敗4連勝という崖っぷちに追い込まれた経験もあるのだ。第2局は魔婆斗先番。黒1の小目に対して、白は左下に目外し。いきなりカカるという愚は犯さず、黒3にじっと打って様子をうかがう。白4と打ってきたため、黒5と小目にカカり、秀策流を反転させたような形になった。とすると、白6のカカリに対する一手は…。
2009.11.08
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魔婆斗、先勝黒 銀星DS 6目半コミ出し白 魔婆斗初段(自称) シャレで「人類vsCOM 最強者決定戦」などと題しているが、魔婆斗が真の意味で人類代表などでは、断じてない(当たり前の話だが)。しかし、コンピューターごときの相手がプロだったり、アマ高段者であったりしても困るのだ。これはあくまで私の個人的思想であるが、囲碁は機械が人間にどうしても勝てない最後のゲームなのである。よって、最強コンピューターの相手が最強の棋士などであってはならない。私のごとき、ごく平均的な人間がよい相手くらいでないと、人間の尊厳は保てない。そういった意味で、私はあえて「人類代表」を自ら任じている。ところで、コンピューターの能力も、最近飛躍的に向上し、アマ有段者クラスの実力をもつソフトもいくつかでてきているという。その意味で、この「銀星DS」も、COM代表ではない。技術の進歩とはおそろしいものである。私が生きている間に、コンピューターに負かされることなど間違ってもないと思っていたが、どうやら胡坐をかいている場合ではないようだ。現に私も油断が主因とはいえ、時々COMに互先で負けることがある。これは決して自分が弱くなったとか、油断のせいとか思わないほうがいいだろう。アマ初段…人間ならば、途中でくじけず努力さえすれば必ず到達できる水準。私の棋力を客観的に評すればこんなところか。つまり、私がコンピューターに勝ち続けることが、囲碁においては普遍的に人類がCOMに勝っていることを証明することにもなるというわけだ。面白い。世界最強銀星だろうが、天頂だろうが、所詮はゲームである。ならば必ず攻略法はあるはずである。いつの日か、これらのソフトと対戦する機会を持ちたいものである。【第8譜・75-127(通算175-227)】111コウ取る(84の上)、113ツグ(77の左)、114コウ取る(88)、115パス、119コウ取る(84の上)、127半コウ勝ちツグ。227手完 白159目半勝ち
2009.11.07
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あっけない…黒 銀星DS 6目半コミ出し白 魔婆斗初段(自称) 白26が来て、この黒の死活はどうか?結論を言うと、こうなってからの黒の活きはない。当然、黒74と受ける一手だが、白から下方左からハネられ、どう打っても二眼できる手順はない。眼あり眼なしかナカデを免れない運命である。ご研究あれ。また、外側の黒はともかく、隅の黒では、攻め合いも勝てない。「五目ナカデは手が長い」という、攻め合い必勝法も、さすがにこの局面では通じない。とはいえ、対局中は読みきれておらず、黒74の後を必死に考えていた。心理的には「勝負」である。しかし―。ここで黒27。あっさり右下をあきらめた手である。ここは白28と受けるが、先手をとっても、黒が右下に回ることはない。これはCOM(少なくとも銀星DS)の特徴である。案の定、黒29と、関係ないところを打ってくる。しかも後手…。白32は、隅の攻め合いにするよりも、より確実にここを切っておきたいという手。黒がつながれば仕方なく右下を取るという算段である。黒は、ここでも33と戦線離脱した。白は調子に乗って34、さらには36までキカそうとする。対して、黒37。まったく抵抗の意思が感じられない。白は意地になって38と関係ないところを打つ。もっとも、この手は逆に黒に打たれるのとの差で大きいことは大きい。白42では、本来タケフが本手。しかし、あるスケベ根性から、ここはあえてこう受ける。黒43、45のツケノビに、白46と欲張った。黒47の切りは、白48、50で支えきれるとみている。ここでトドメが、黒57である。またも一手パス…。白は68の大きなヌキから、ここを先手でヨセ、ついに右下外側の黒を切断に行く。もっとも、白68では69に打ち、左右の切りを見合いにしそうなものである。しかし、このあたりではもう大して考えなくなっている。そう、すでに緊張の糸が切れているのである。黒73は後手死に。白は手抜きでも大丈夫だが、74と念を入れ、もはやゲーム・セット。なんともあっけない幕切れである。【第7譜・26-74(通算126-174)】66ツグ(51)
2009.11.06
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必殺のカウンター黒 銀星DS 6目半コミ出し白 魔婆斗初段(自称) 黒17(通算117)と打ち白18と3子ヌカせる。この手はまったく予想していなかった。こう打つ以上、当然黒19とナカデしてくる。ここが取られては左上から中央左方のポイントも挽回され、もはや逆転か?そうなったら左下の黒に猛攻をかけるしかない。対人戦なら到底取れそうにないが、COMならばまだわからない。いつどこで得意の一手パスが飛び出すかわからない。ここで白は20と隅にオイて様子見。じつは数手前からここが打ちたくてしょうがなかったのだ。黒は21のツケ一本(意味不明)から、23とトリカケにくる。しかしこの手では24の方に打って隅を安泰にし、白23に対してここを欠け目にすべきだった。攻め合いは黒のほうが有利なのではないだろうか…。実戦は25の守りが省けず、白26となって隅との攻め合いの目がでてきた。いやしくも人類代表(笑)魔婆斗、必殺の狙い炸裂である。さてこの黒の死活はどうなるか…?【第6譜・17-26(通算117-126)】19ナカデ(18の2路上)
2009.11.05
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大乱闘黒 銀星DS 6目半コミ出し白 魔婆斗初段(自称) 白82のハザマに、黒は83と左方につながろうとする。ここで白84はおかしかった。こう打ってもここはうまく切れないのだ。ひとまず右辺下方を何か守っておくべきだった。黒が手をかけてダメをつながってくれるならさらに右辺上方を守って、地合いは白よしではないだろうか。黒85と平易に応じられて困った。白86はほとんどダマシにいった手。黒87で、多少俗だが90にツキアタるくらいでも白息切れである。しかし黒87がひどかった。白は88と後ろからアテ、強引に切断に行く。黒は89から右辺になだれこみ、ここの白と差し違えをはかる。大乱闘だ。しかし、白は82の下がきいているので平然と90とポン抜き、黒93のアテにもがっちりツグ。黒95からいよいよ迫ってくる。白は96とダメをつめてつながり、ここのキキを拡大する。黒97は一応キキを消した手。さらに98のサシコミを狙っている。白は98とじっとツメ、下辺への連絡を確保しようとする。黒99に白100。これで黒が左方への連絡を断とうとしても、116がアタリとなり、シノいでいるという主張だ。黒101と右辺を完全に割ったのに対し、白は102とトリカケにいく。碁を決めにいった手だ。黒103と連絡したときに白104、106と露骨に目を取りにいく。黒107、109のハネツギから111と打って112サガリと代わるのもこうなるところ。対人戦なら嘘だが、少なくとも銀星は必ずこう打つ。黒115と出るが、白116が3子にアタリ。しかし、ここで黒は驚天動地の一手を打ってくるのだ。【第5譜・82-116】
2009.11.04
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一手パス黒 銀星DS 6目半コミ出し白 魔婆斗初段(自称) 黒43には、俗ながら白44、46のノゾキ連発が用意の手。黒45では43の左に出るものではなかったか。白オサエに黒46と切って、白45に出て難しい戦い。しかし、上辺の捨て方として、この規模ならば黒も顔は立ったのではないか。中央の戦いは白苦しいと思う。実戦では黒45とツイだので、白46にもツイでくれるものと思っていた。そこで白47のツギにまわろうという寸法だが、こう打っても白の姿はちっとも自慢にならない。むしろ左辺が薄くなり、黒有望だったのではないか。相手の注文どおりに打っても、必ずしも悪くならないのである。しかし銀星としては、なんとかやぐらノゾキの顔を立てたいのだろう。黒47と出て、さらに49と打ち、白50とものすごいところを突き抜かせた。黒49では60ではないか。白62からの出切りは恐れない。左辺二間トビの白も、そう威張れた石ではないのだ。ここで黒は右下に転じ、51コスミツケ。白52とタタせて、何を思ったか(COMだから思ってないと思うが)、これ一本で手を抜いて上辺黒53のナラビ。へ?「あなたの手番です」との表示が出て、一瞬どこに打たれたかわからなかった。これを次の一手にすればよかったか。わかる人はよほど弱い人か、さもなくば相当の高段者?(嘘々)こんな堅いところに手を入れる必要はなく、COM得意の一手パスである。すかさず白54、56が手筋。カッコイイ!黒59のツギを打たせたのをキカシとみて、狙いの白60ワリコミ一閃。ここを分断して中央左方の黒と右下の黒の一団をカラミにしようという構想である。黒63までは余儀ないところ。白64の切りは指がしなった。いや、DSなので、しなったのはAボタンを押す親指だが…。黒65に白66とオシ、黒ノビとかわって左下方面に何か打とうと思っていたところ、黒は67にハネてきたので、68にハネ返す。黒ノビくらいかと思っていたが、こう打たれた方がいやだった。しかし、なんと黒は69と切ってきたのである。これでは白70でポンヌキと71の両アタリが見合いである。やむなく黒71に、白72とこんなところをポン抜いて、白有望である。しかし、黒73に白74と筋っぽくツケたのが悪く、どちらかをハネられたら困っていた。ところが、ここで黒は無謀にも75と戦線拡大してきた。白76にトビ、右辺打ち込みは迎え撃つ構えである。黒77に対し白78下方の黒2子周辺にはさまざまなキキがある。いよいよツボにはまってきたか。黒79に白80と補強し、これで上方黒4子はほぼ助からない。さらに黒81に、白82とハザマを割って出る。【第4譜・43-82】
2009.11.03
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条件反射黒 銀星DS 6目半コミ出し白 魔婆斗初段(自称) 黒31は、人間同士の対局ならばよくある手。しかし、COMにこんな手を打たれると、つい「何を生意気な」とかっとなってしまう。白32では、33にノビ、隅に小さく活かして36と広げて何がいけないのだろうか。32から34とし、この黒を追い出して攻撃目標を作る。黒39までのトビ合いに続き、白40とここを止めて左下の黒とつながらせない。とはいえ、黒41とコスまれると、上辺の白も弱い。白42。こう打つとCOMは必ず打ってくる手がある。そう、黒43のやぐらノゾキだ。マガリトビの形を作ると常にこれを打つ。ほとんど条件反射である。わかっていてなぜ…。もちろん白には対策がある。【第3譜・31-43】
2009.11.02
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生意気な手黒 銀星DS 6目半コミ出し白 魔婆斗初段(自称) 白20シマリ。好きな手である。しかし、ここはもう少し考えてもよかったのではないか。右下のカカリとどちらが大きいか、にわかには断定しがたい。ただし、左下の黒の一団を厚みにはさせない、という意思表示でもある。黒21と上辺を打ってきたので、22と右下にカカる。黒23と受けてくれたので24と右上のカカリ。ずいぶん忙しい感じの打ち方である。単に右辺にヒラくとか、もう少しゆっくり打てないものか。黒25の受けに右辺をヒラく。黒27。これも銀星の好きな手である。白はすかさず28と上辺をいっぱいにツメ、左上の拡大をはかる。黒29のトビとの交換に満足し、さらに左辺を30と大股に開く。よくよく見ると黒もなかなか堂々の布陣である。ここで黒31が、魔婆斗の逆鱗にふれた生意気な手だった。【第2譜・20-31】
2009.11.01
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