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着付けと煎茶道の13回目です
番茶点前
今回は、火おこしから始まりました
カセットコンロで専用の火おこし器に入れた炭を熾します
赤くなってきたら取り出し、瓶掛けの中にいれますが
この時、空気の通りや持ちを良くする為に
適度な炭の配置にします(炭点前というものもあるそうです)
お茶室に炭の香りが漂い、懐かしい気持ちになりました
番茶手前に欠かせない、曲わっぱに和紙を挟んだような焙じ器
本日のお菓子は、小豆栗(あずきぐり)美味しかった!
炭の入った瓶掛けの上で、番茶を焙じると徐々に香ばしい香りが
お茶室に漂ってほっこりとした気持ちになります
焙じたてを熱いお湯でいただく
まさに冬のお点前という感じです
夢と書かれた袱紗に覆われて
袱紗の下には、いつもより大きめなお茶碗と
巾筒ではなく、巾床という皿状の物に茶巾が置かれています
二つの湯沸しとお茶碗の色合いが
番茶に良く合って素朴な感じがします
茶碗の窪みは、左親指をここに当てるようになっています
高遊外売茶翁
千利休が侘び茶の祖・茶聖と称されるのに対し
煎茶の祖・茶神と呼ばれるのが 高遊外売茶翁
昔、お茶は薬として珍重された時代があって
身分の高い人の飲み物だったそうです
売茶翁は、上流階級の文化だった喫茶の風習を
庶民にまで広めた人なのだそうです~説明文から
お茶をする、昔から人と人の交流には欠かせない
大切なアイテムだったんですね~