全97件 (97件中 1-50件目)
少しの間更新をお休みします。なるべく早く再びここでお会い出来ます事を願って。MA*KOThank you.
July 14, 2006
design++dalu++■●●■●■■●出勤前の忙しい朝時計代わりにつけているテレビ番組で暑~い夏の日、食べたいのはあっさり?こってり?どっち?と視聴者アンケートがなされているのを観ました。冷やし中華などのあっさりメニューか焼肉などのスタミナ満点こってりメニューのどちらか片方を選んで投票するもので私は...どちらかと聞かれれば後者。結果は意外にも7:3くらいの割合であっさり派支持が上回っていました。大切なのは身体の声を聞くこと...最近になってそんな風に思います。昔から「腹八分目」とはよく言ったもので目先の食欲にまどわされ食べ過ぎにならないようにだけは注意を払っているつもり^^;?少し空腹感を感じるくらいの方が身体も軽く、気力も増す気もするのは年のせいかな?ううん、夏の暑さのせいですよね。さて、本日のメニューはタコス♪メキシコ人の主食とも言われるトルティーヤに肉や野菜様々な具をトッピングしたものがタコスと呼ばれるお料理です。皮にあたる部分のトルティーヤはとうもろこしの粉だけのもの、小麦粉を混ぜたもの色々なレシピがあるようです。今回は手に入り易い小麦粉+コーンミール。B.Pを使用してフライパンでこんがり焼きました。ほんのり黄色い色が食欲をそそりますね。トマトをたっぷり入れたサルサソースにアボガド、レタス、ミックスハーブ、挽肉。お肉はクミン、コリアンダー、ガーリック、レッドチり等スパイスと香味野菜で味付けをしました。私スタイルのタコスに欠かせないもの...それはサワークリームです。サワークリーム&ヨーグルト&オリーブオイルMA*KO特製ソースをのせて頂きます^^あっさり派さんにもこってり派さんにも是非おすすめしたい夏のおいしいメニューです。Thank you.■●●■●■■●
July 10, 2006
design++dalu++■●●■●■■●皆様こんばんは。今夜は暑い季節にさっぱりと頂けるメニューの提案です。レモン果汁をぎゅ~っと閉じ込めたレモンマリネードチキン。軽く塩胡椒をしケイパーと共にソテーした鶏肉(胸orささみ)を焼き汁に白ワインと水を加え煮詰めたものとレモン果汁、EXVオリーブオイルでマリネしました。冷たく冷やすと清涼感がいっぱいです。ハーブブレッドに挟んでチキンバーガー風にアレンジ。パン生地にはフレッシュハーブを刻んで練りこ込みフランスパン用粉とホシノ天然酵母を使用して焼きました。ハーブ類はセージ、ミント、ローズマリー等をプランターで育てています。人様から頂いた鉢物の花や自分で買った観葉植物。買っては枯らし、買っては枯らしの今日まで。イタリア料理を作るにあたりハーブ類は買うとなれば少しの量でも結構なお値段がしたりします。「枯らしたくない!!」の一心で世話をするうちにこれまでにない感情体験に気づきました。朝起きるとまずベランダへ。そしてハーブ達の観察。少し前からセージの元気がなく新芽がなかなか大きくならないのでどうしたものかと真剣に悩み我が家で一番日当たりのよい南側のベランダから東側のベランダに移動させ朝日だけを当ててみたり。はたまた風当たりの強くない柱の陰へ置いてみたり。植木鉢を抱え右往左往している私がいます。時には声を出して「お願い。元気になってよ。」と問い掛けてみたり^^;今更ですが...植物を育てる事ってこう言う事なのかぁ。こう言う感じもう何年も?何十年も?見過ごしていました。Thank you.■●●■●■■●
July 5, 2006
design++dalu++■●●■●■■●すっきりとしない梅雨空です。夏本番はまだこれからと言うのに夏物のバーゲンセールが始まりました。合理的?けれど...早く!!早く!!と何かしらに追い立てられている気持ちにもなります。グラハム粉、プルーン、くるみ入りのパン。薄く伸ばして葉っぱの形に成形しました。フランスパン用粉とホシノ天然酵母を使用してパリッとした焼き上がり。通っていたパン教室の延長でほんの少しの間パン屋さんのお手伝いをさせて頂いた事があります。(主な仕事は洗い物と袋詰めですが...)眠い目をこすり早朝4時厨房に入ると既にパン屋さんのご主人が一人で作業をなさっています。それは気ままなお手伝いを申し出た私とは違いほぼ毎日繰り返される日常です。パン生地を成形しながらも半分眠りかけているご主人にコーヒーを入れたり思いつくだけの様々な話題で話し掛けたり^^;とりわけこだわりのパン屋さんであっただけにご苦労も多かったように思います。先日友人からのメールにこんな言葉がありました。「料理でもヨンハでも一生懸命になれるモノがあったもん勝ちやよ。私もピュアにのめり込めるモノがほしいな。」もちろんそれが仕事となると決して楽しいばかりでは済みませんが一生懸命な時は楽しくてもしんどくても後から振り返った時結構いい思い出になっている事も多い...と信じたい。今年も半分が過ぎました。早いっ!!本日のおまけ。ガトーショコラといちごのジェラート^^前回のブルーベリーのジェラートいちご編です。生クリームだけ少し増やしてよりリッチな味わいに。Thank you.■●●■●■■●.
July 3, 2006
design++dalu++*********************本州も亜熱帯化が進み始めているのでしょうか?「蒸し暑いですね」会う人ごとに挨拶として交わすこの頃。休日はパジャマ代わりのTシャツとタオル地のズボン姿のまんまメイクもせずに1日中過ごしていたりします。キッチンに立って煮炊き物などしようなものならすぐさまじんわり汗ばんでGive up!!夜ごはんはお寿司でも買ってこようかな。気を緩めると生活がずるずる堕落していく私の夏^^;けれど東南アジアのどこかにいるようで気分は決して悪くはない日本の夏。さて本日のパンはオニオンブレッドです。ホシノ天然酵母で発酵させたリーンな生地。玉葱は塩で軽くもみ布巾に包んで水気を絞っておきます。さらにポピーシード、ナツメグ、塩、胡椒オリーブオイルでマリネしてパン生地に巻き込むように成形しました。仕上げにエダムチーズをのせてオーブンへ。火を入れた玉葱は甘味が増して一段と美味しくなりますね。お次はブルーベリーのジェラート。コメント欄でもお馴染み?のsukiyonさんの日記に冷凍マンゴーを使ったシャーベットが紹介されていました。美味しそうなお写真を拝見するなり...冷凍庫をゴソゴソ。発見~♪冷凍ブルーベリー♪中途半端に残っていたラズベリーと生クリームもプラスして冷たいジェラートへと変身させました^0^冷凍ブルーベリー200g 冷凍ラズベリー50g砂糖70g 卵黄2個分生クリーム125cc キルシュ小匙11)ベリー類をフードプロセッサーでピュレ状にする。2)ボウルに卵黄をほぐし砂糖をプラス。湯せんにかけながら泡立てる。 人肌に温まったら湯せんをはずしさらに白くもったりするまで泡立てる。3)1のピュレと別のボウルで5分立てした生クリーム そしてリキュールをゴムべらで混ぜ合わせる。冷凍庫へ。4)3をフードプロセッサーで攪拌し再び固める。こんな風な手作りおやつで少しは涼気を呼びたいですね。Thank you.*********************
June 28, 2006
design++dalu++*********************マレーシアからの国際電話は先日お引越しをされた友人のMさんでした^^高層階の眺望やゲストルームだけで3部屋もあると言う新居の話にただただ「いいな~、いいな~」と繰り返すばかり^^;過去に1度シンガポールから陸路マレーシアに入り長距離バスを多用してティオマン島、マラッカクアラ・ルンプルを足早に周りました。そしてクアラ・ルンプル駅でマレー鉄道の夜行列車に乗り再びシンガポールへ。バスの路線が発達しているため長距離の移動も比較的スムーズなマレーシア。けれど...ガッタンゴットン寝台列車に揺られて眠る時緊張と期待が入り混じった感覚に見舞われ...何の変哲もない2段ベッドの狭い寝台がロマンチックな空間へと変貌を遂げる不思議体験。さて、本日はご飯入りの薄焼きパンにベビーリーフや生ハムをのせパルメザンチーズを削ってサラダ風なピザに仕上げてみましたよ。マヨネーズ、ヨーグルト、マスタードを合わせたソースと好みで胡椒を挽いて頂きます。マレーシアにもロティと呼ばれる薄焼きのパン?があります。インドや東南アジアでは主食としてカレー等のおかずと共に供される食べ物ですがハムや野菜を挟んで焼いたおかずバージョン果物やチョコレートをトッピングしたおやつバージョンと選択肢も豊富で色々な満足をかなえてくれるのです。店先で丸めた生地を台に叩きつけるようにして広げ薄く伸ばして内側に折り込みながら焼くパフォーマンスもなかなか愉快ですよ^^Thank you.*********************
June 27, 2006
design++dalu++*********************パスタマシーンがなくても大丈夫。麺棒と少しのやる気があれば美味しい自家製の生パスタが作れますよ^^セモリナ粉、卵、塩、そしてお水。強力粉only、強力粉+セモリナ粉等いく通りかのレシピがありますが今回はセモリナ粉100%で作りました。シコシコとやや歯ごたえのある食感に仕上がります。このくらいの太さをタリオリーニと呼ぶのだそう。ちょっと太さが不揃いですね^^;ベランダのプランターからペパーミントの葉をちぎり細かく刻んで生地に練り込みました。清涼感とすっきり甘い香りがラグーソース(ボロネーゼ)とよく合い私好みです。 パスタを乾燥させている間にソースも最終仕上げへ。玉葱、人参、セロリのみじん切りをバター、オリーブオイルでソテーします。合びきミンチを加えて更に炒め赤ワイン、トマトソースで煮込みます。ここでローリエやローズマリー、タイム等数種のハーブをプラスすることでお味にぐんと深みが生まれますね。塩、胡椒で好みの味に調えて。サイドメニューはビーンズサラダ。茹でた数種のお豆と玉葱、トマト、きゅうりのサラダです。マスタード、ワインビネガー、オリーブオイル、塩、胡椒でマリネ。冷たく冷やして頂きます。パスタなど近所のスーパーでさえ様々な種類が手に入り、しかも美味しい。でもね...毎日を豊かに楽しく過ごすひとつの生活術として時にはほんの少しのやる気を出して「今日は手打ちパスタを作るぞ~!!」なんてそんなスローな1日があってもいいなと思うのですよ。17日から始まったキャンドルナイト。1年で1番昼が長い夏至の今日が最終日。8時から10時の2時間電気を消してスローな夜を過ごしませんか?Thank you. *********************
June 21, 2006
design++dalu++*********************麦の穂を形どったベーコンエピは既にお馴染みのパンですね。焼き立てのエピにきりりと冷えたスプマンテなどいかがでしょうか?ああ、やはりワインを冷やしておくべきでした。エピを焼くのは本当に久しぶり。切り込みを入れる際にハサミを持つ手が微妙に震えました。何だか少々開き気味の穂ですよね?生種が元気なうちにとせっせとパン作り。おかげでホシノ天然酵母でのパン作りにも一定のリズムが生まれて来ました。話は変わりますが。。。明日、我が家に新しいテレビが届きます。テレビに合わせテレビを置くボードも思い切って奮発し購入しました。長く使っていた物を買い替えたり処分したりする時幾らかの思い切り&勇気がいりませんか?新婚時代から使用していたダイニングテーブルを処分した時目立たない場所に「ありがとう」と書きました。長年使っていた羽毛布団を処分した時夫は布団をぎゅっと抱きしめていました。また夫がひとり暮らしをしていた部屋で友人夫婦から譲り受けた冷蔵庫を使っていたところある時「やっぱり返して」と言われ彼らの思い出が詰まった小さな冷蔵庫は再び元の家へと帰って行きました。何と20年近くもリビングに鎮座していたテレビ。新居に遊びに来た友人達に「レトロな感じがいいよ。」とか「何もかも新しいと嫌味やからね~」とどちらが嫌味だかわからないような台詞を言われても愛着がありました^^;テレビさん、長い間お疲れ様でした。Thank you.*********************
June 16, 2006
design++dalu++*********************梅雨前線の北上に伴い午後から雲も多くなりこちらはお天気も下り坂の模様。週間天気予報にも雨マークがずらり並んでいよいよ本格的な梅雨の到来です。ここ何日か仕事でも落ち込む事が続き...皆様にもこんな時がありますよね。どんな時であっても笑顔を絶やさずに今出来る事を心がけよう。ゆっくりでも一歩一歩前へ進めばいいのだから。では、本日のパンいきま~す!!クリームチーズ入りマーマレードBread強力粉+全粒粉+マーマレードのパン生地にクリームチーズを忍ばせました。ホシノ天然酵母を使用して焼きました。マーマレードは先日作った自家製のもの(29May参照)マーマレードの酸味とわずかに感じる苦味。これからの暑い季節に爽やかな風を吹き込んでくれ心のもやもやを吹き飛ばしてくれそうです。サイドメニューのサラダ。茹でたじゃがいもを一口大に切りトマト、ルッコラ、ツナ缶、ケイパーを白ワインビネガー、EXVオリーブオイル、塩、胡椒で和えただけの簡単なもの。こちらも夏向けのさっぱりしたお味になります。私「なぁ、今日は何か女の子向けのメニューやと思わへん?」夫「・ ・ ・。」どうやら私が自分の事を女の子と表現したと思ったらしい。いくつになっても妻の心はガラス細工の少女のままなのですよ^^;?Thank you.*********************
June 14, 2006
実家の庭に咲いていたビオラ。小さな花達がたおやかに咲く様がとても可愛らしく少しだけ摘んで砂糖漬けにしてみました。作り方はいたって簡単。まずビオラを水で洗います。ペーパータオルで優しく水気をとり卵白を塗ります。この時、花を手の甲にのせ指につけた卵白をちょんちょんとのせるような感じで塗るとうまくいきます。仕上げに細粒グラニュー糖をまぶしてはい、おしまい!!お菓子やデザートの飾りに使うつもりです。 帰りに母が切ってくれた紫陽花。。。ところでパンジーとビオラの区別をご存知でしたか?今回、調べてみましたところ花の直径が3~5cm以上のものはパンジー。それより小さなものをビオラと呼ぶのだそう。パンジーはフランス語の「パンセ(考える)」と言う意味で蕾が下を向く形が人が頭を垂れ物思う姿を連想させるところから命名されたとありました。こんなエピソードを知ると今後パンジーを見る目も変わると言うものですね。そしてこちらは...ホシノ天然酵母を使用して焼いたチョコチップスコーン。 遊びに来ていた甥っ子へのお土産に持って行きました。薄力粉に少量の全粒粉を混ぜています。ボールに粉をふるい入れ砂糖、塩、ホシノ酵母液種、牛乳室温に戻したバターを入れ練らないよう注意しながら手でまとめチョコチップを加えます。薄くオイルを塗ったボールに移し変えそのまま1次発酵へ。スコーンはホシノ酵母を使っていく通りかのレシピを試しましたが今はこの捏ねない作り方に落ち着きました。お菓子とパンのちょうど中間のような食感に焼き上がるんですよ。表面に出たチョコの焦げた部分がこれまた美味~♪この微妙な味わいをすき焼きを食べながらファンタを美味しそうに飲む今どきの小学5年生の甥に果たしてわかってもらえるのでしょうか^^;?Thank you.
June 13, 2006
皆様こんにちは。今日はホシノ酵母を使って焼いたパン・ド・ミ2種をお届けしています。プレーンとキャロット。酵母の風味を大事にしたいから油脂、卵等の副材を加えずに焼いたプレーン。キャロットの方には...生の人参をすりおろして生地にプラス。焼き上がりもほんのり人参色に染まってきれいです。焼きたてのパンはサンドイッチに翌日はトーストにして頂きました。先日のテレビ番組で子供達の間に広がる「好きなものだけを食べたい症候群」について初めて知りました。夕食の食卓に家族と別に用意されたメニュー。好きなものしか食べない子供の存在。それを許している大人の寛容さに少々の驚きと戸惑いを覚えたのは私だけでしょうか?小学生の頃...給食の時間がとうに終わっても教室の隅で泣く泣くチーズを食べる友人がいました。ちゃっかり者の私はと言うと「お願い、お肉の脂身入れないでね。」とお当番さんにお願いをして居残りの難を逃れていたんですけれどね。 タイやネパールへ行ったと人に話すと「食べ物は大丈夫でしたか?」とよく聞かれます。大丈夫と答えても「でも、とても辛いのでしょう?」とか「香辛料の香りが強いのでしょう?」と怪訝そうな顔をされることもありました。その度に辛くてスパイシーなのもタイ料理のよさなのにな...と思います。新しい食べ物に出会うと「どんな味かな?」食べてみたい好奇心が先に立ちます。食べるのも作るのも好きな私は前日の夜から翌日のごはんを心配?しているようなところがあり大切な人にはおいしいごはんを食べさせてあげたいとも思います。前述の番組を観ていて食育に関して考えさせられたと共に一筋縄ではいかない状況を想像しながらも悲しい気持ちになったことは否めないのです。Thank you.
June 10, 2006
6月に入ってずっと晴天続き暑い毎日です。今朝の天気予報では梅雨入りも秒読み段階にきているのだとか。夏生まれの私。暑さにはめっぽう強いのですがこの時期には少々困った事があります。ヘアースタイルがまとまらないのです。朝、入念にブローしても瞬く間に広がってしまう。あれこれと悩んだ末に久しぶりにパーマなんぞをかけてみる事に。今?流行の?ゆる巻きウェーブ...の予定でした。ところがこれが。。。失敗。。。まさかエビちゃん風にとはとてもあつかましくて言えません。けれどそれなりに理想を描いての決断でしたのにィ~~~何だか以前にも増してますますお手入れがしにくくなってしまった髪に大きくため息です。来月には大好きなヨンハさんとファンミーティング。困った、困った、大変困りました。さ~て、気を取り直して本日のパン^^; 基本に戻ってバターロールを焼きました。パン教室等でも初めの頃に必ず一度は習いますよね。 ヨンハさんもバターロールお好きかな?そこで今回は一ひねりしてハートの形に成形してみました^^いかがです?ちゃんとハートに見えますか?ホシノ天然酵母を使用しています。 この酵母は上手に種おこしが出来ると甘酒のようないい香りがします。焼き上がったパンはイーストパンのようにふわふわ感こそありませんが独特の噛み応えと香りが楽しめておいしく頂きました。Thank you.
June 7, 2006
ブログ用に写真を撮るようになり写真そのものにも興味を持ち始めました。これもブログの副産物?「いいカメラがほしいなぁ~」近頃の口癖です。いつもはたいていダイニングテーブルの上に食べ物と小物の類をセットしてあーでもない、こーでもないとない知恵を絞っているのですが...今回のテーマは外ごはん「イタリアンなピクニック」青葉若葉の季節、梅雨入り前の晴天の休日食べ物と飲み物をバスケットに詰めて久しぶりのドライブへ出掛けました。 それではイタリアンなお弁当の中身を少し紹介させて下さいね。パスタサラダにはファルファッレと呼ばれる蝶形のショートパスタを使いました。中心部と外側に微妙なゆで具合の差が生じ歯ごたえの違いが楽しめるファルファッレ。ミニトマト、ブラックオリーブ、ツナを加えてバジルペーストで和えました。 フリッタータはイタリア版オムレツと言った感じかな。ソテーしたズッキーニ、マッシュポテトパルメザンチーズを入れて塩、胡椒をして焼きました。フォカッチャに挟み、イタリア版サンドイッチパニーニにして頂きます。 メインはこちら、ハーブチキンと野菜のグリル。ローズマリーの香りを移した鳥もも肉。エリンギ、ミニアスパラ、赤、黄パプリカで彩りもよく。 マチェドニアと言う数種の果物をシロップやリキュールに漬けたデザートがあります。そこで、夏みかんとキウィにオレンジキュラソーとグラニュー糖をプラス。ペパーミントの葉をあしらって清涼感を演出。焼き菓子はコーヒー風味のマドレーヌです。刻んだくるみをトッピングしてアクセントに。 緑に囲まれたテーブル。ときおり吹くそよそよと心地よい風にのって茶畑から新茶の香りがしました。話し声や笑い声が聞こえてきそうな... 思い出がいっぱい詰まったような...ひとりのごはんもそこにある安らぎや、寂しさみたいな空気感が何かしら伝わる写真、テーブルが好き。ふとした瞬間に人生の残り時間を思う事があります。もうそれほど遠くはない将来、迎えるであろう更年期--;親の介護問題...大きな困難にぶつかっても好きなことはきっと心の処方箋になる。 あらら?いつの間に暗い話題になってしまったの?緑のパワーをたくさんもらって心はすこぶる元気なはずなのに。この日の最高気温は30度近くありました。早起きをして張り切り過ぎて...少し疲れました。好きな事もほどほどに^^;Thank you.
June 3, 2006
暑い1日でした。皆様こんばんは。今日ご紹介するのはライスブレッドとバナナブレッド。それではまずライスブレッドから。その名の通り、ごはん入りのパンです。粉の半量のごはんを生地に混ぜ焼いてみました。焼き上がってしまうとよほどよく見ない限りお米の粒々が確認出来ないのが残念なところ。切り込みには有塩バターをのせて焼きごまの香ばしさとバターの塩気がとても相性良しなパンなのです。バターをのせると切り込みが開き過ぎてしまうのが難。焼き上がりの見栄えをよくするためには浅めにカットする方が良さそうです。 続いてバナナブレッド。こちらはB.Pを使った無発酵なパン?です。パンと言うよりはお菓子に近いですね^^パウンド型1本分に生のバナナを丸々2本フォークの背でつぶして、くるみも入れました。皮に黒い斑点がぽつぽつ出来始めた完熟したバナナを使う事が美味しさの秘訣かな。レモン汁で色止めをしておけば焼きあがりもほらね、こんなにきれいです。朝食用にとお砂糖とバターは控えめに...あっさりとしながらもバナナの甘さがちょうど良く感じられました。 さて、今回写真に使用した布はどちらも旅先で購入した物。青い布はバリ島のウブドの市場で買ったバティックと呼ばれる布です。普段着として腰に巻いて着用もされます。手描きの高級品も売られていますがこちらは量産品のプリント、はっきり言って安物^^;市場で買い物する時は値段交渉が必須です。「暑いですね~」「雨、降りますか?」と互いに片言の英語で会話。和やかな雰囲気になったらいざ値切り作戦決行!!交渉が決裂して「じゃあ、いらないですよ」と歩き出すふりをすれば...「待って!!」とお店の人があわてて追いかけてくる場合も^^こんな風なやりとりを楽しめなければ買い物はただただ苦痛となります。下の写真、ピンク地に黒糸で刺繍が施されている布はミャンマーのヤンゴンで見つけました。市場の中をうろうろ歩き回り、ある1軒のお店で...気に入ってほぼ同時に手にした地元のお客さんから「私はいつでも買えるからいいよ」と買う権利を譲ってもらった思い出の布。ロンヂーと呼ばれバティックと同じように腰に巻いて着用します。ジーパンなどよりずっと涼しく快適と滞在中、夫もずっと愛用していました。97年当時、男女問わずほぼ100%の人がロンヂーを身にまといゆったりとした物腰が印象的でした。今も変わらずにあってほしいと願うのは私のひとりよがりのわがままなのかな。Thank you.
May 31, 2006
週末は知人のピアノを聴きに出かけました。ご家族や友人、知人だけのアットホームで小さなコンサート楽しかったです。けれど、帰りにお店を覗きながら人ごみをうろうろ歩き回り少々疲れてしまいました。日曜日、夫は趣味の稽古へ。そして私は1日ひとりの時間を過ごしました。ゆっくり休んで身体を休めよう...そう思ってはみたものの、溜まった洗濯をし布団を干し、掃除機をかけ...ああ、家事ってどこまでやってもこれでよし!!と思えるところがなくて本当に困りますね。無農薬の夏みかん家事の合間にマーマレードを煮ていました。夏みかんは10分ほど熱湯につけておきゴシゴシときれいに洗います。皮を薄切りにし、果汁は絞っておきます。皮の白い部分に多く含まれているペクチン。厚めに剥いて、薄切りにした皮はしばらくの間、水にさらし水を換えながらよくもみ洗いをします。分量の水につけて3時間以上おきます。砂糖、果汁を加えてとろみがつくまで煮詰めたら自家製マーマーレードの完成~♪ジャムは加える砂糖の量が多いほど長期間の保存が可能とのこと。私はだいたい果物の半分の重さをひとつの目安にしています。(マーマレードの場合)煮沸消毒したビンに詰め冷蔵保存すれば2、3ヶ月は美味しく頂けますよ。 さぁ~て、洗濯物をたたむ手を休めおやつの時間にしましょうか。焼き立てのパンケーキにマーマレードを添えて。おまけ画像はレーズン入りのライ麦パンです。赤ワインに漬けたレーズンを加えて焼いてみました。ライ麦の酸味とドライフルーツの甘味の美味しい出会いです。 皆様はどのように週末を過ごされましたか?Thank you.
May 29, 2006
皆様、こんばんは。本日は、はちみつroll&コーンbreadをお届けしています。フィリングにはちみつ、バター、ピスタチオくるみ、アーモンド等のナッツ類を巻き込んだスウィートなはちみつroll。百の花があれば百のはちみつが生まれると言われているように風味や香り、色にもそれぞれの個性があります。世界中には1千種類を越えるはちみつが存在しているのだそう。ならば...このはちみつrollも千通り以上のお味の変化を楽しめる事になりますね。そしてコーンbread。こちらは少し前にも焼きましたが(12.May参照)成形を変えて再びチャレンジしてみました。どことなくとうもろこしを連想できませんか?思いがけずかわいい焼き上がりににんまりです^^ 満足がいくパンが焼けたなら飲み物や果物と一緒にバスケットに詰めてピクニックに出掛けたい気分になりました。そうだ!!次の休日に女友達を誘ってみよう。緑のグラデーションの中に身をおいて大きく深く深呼吸...晴れるといいのにな。 静かな山小屋の 朝ごはんは 木の葉のいいにおい さやさや風よ*ホルディア ホルディヒヒヤ ホルディクク ホルディヒヒヤ ホルディクク ホルディヒヒヤ ホルディクク ホルディヒヒヤホ 空にはちぎれ雲 スプーンでどうぞ バナナものせましょう アイスクリーム *くりかえす はるかな山々は 真っ赤に染まる 谷間に白い霧 ミルクのようだ *くりかえす 夜です 山小屋の 一番のごちそう パチパチ燃える火と みんなの歌よ **くりかえす my favorite song「山のごちそう」より オーストリア民謡 作詞 阪田寛夫Thank you.
May 24, 2006
私のなかでマンゴーと言えばミャンマー?「とにかく朝食がうまいですよ」ほとんど押しかけ状態で訪れたにもかかわらず当時ミャンマー駐在の知人が快く手配して下さった首都ヤンゴンのホテル。立派な設備もゴージャスなインテリアもはじめから期待などしていません。ただ「おいしい朝食」の言葉に促されるように迎えたヤンゴンの朝。スープで煮込んだおかゆと数種のおかず。油を使った料理が多いとガイドブックにはあったけど結構なボリュームも不思議とすんなり胃に収まりました。 食後にはひとり丸々1個分の瑞々しいマンゴー。そのマンゴーの美味しかったこと!!!ベンガル湾を渡ってくるモンスーンと灼熱の太陽の恵みなのかな。舌の上でとろ~んと完熟した甘味が広がりました。本日はマンゴータルトを焼きました。使用したマンゴーはシロップ漬けのもの。フィリングは果物と好相性のクレームダマンドです。リキュールやサワークリームを加えたりアーモンドプードルの一部をココナツパウダーに代えて変化を楽しむのもいいですね。タルト型に合わせてカットして残った生地も型で抜きサブレにします。(麺棒のがたがたが残ってしまいましたが^^;) 仏教遺跡の町バガンでは親しくなったお土産を売る少年からふくろうのお守りを手渡されました。少年から私への小さなプレゼントだったようです。日照りと洪水と乏しい物のなかで恵まれた私よりもっとずっと満足そうにほほ笑む彼を日々の悩みや不安に頑なになってばかりの情けない我が心を勇めながら時々思い出してみたりしています。 Thank you.
May 22, 2006
フランスはアルザス地方の郷土料理。タルト・フランベを焼きました。ピザに似た風合いもあることからアルザスのピッツァと呼ばれる事もあるのだとか...一次発酵後ガス抜きをし少しの時間休ませた生地を薄く伸ばしオリーブオイルを塗ります。薄切りにして軽くソテーした玉葱とベーコン。(ベーコンは予め湯通ししておきました)それらの粗熱が取れたら卵黄、フロマージュ・ブラン、塩、胡椒、ナツメグと合わせ生地にトッピングしオーブンへ。フランベと言う名の通り高温で焦げるくらいに焼きます。フロマージュ・ブランについて。牛乳に凝乳酵素を加えて固め水分を切っただけのフレッシュなチーズの事。熱処理や熟成もなせれていないためまるでヨーグルトのような味わいがあります。粉糖やはちみつ、ジャムをかけそのまま頂くのが最もシンプルな食べ方。そしておいしい。フロマージュ・ブランを使ったレシピを探していてこのタルト・フランベに巡り会いました。今回は冷蔵庫に少し残っていたサワークリームの消費も兼ねてプラスして焼いてみる事にしました。熱々のタルト・フランベをハフハフ言わせながら夫と共に試食。「おいひぃ~♪♪♪」私的には卵の分量に改良の余地有りとの反省点も残りました。本家本元のタルト・フランベをいつか必ず食べに行こう.....頭の中の夢地図にはアルザスのタルト・フランベとしっかり印されました。夢のまた夢にそれでも胸が高鳴る能天気な午後^^;気まぐれなパン教室に参加してくれたPちゃんから「元気な男の子が誕生しました。幸せなお産でした。」とのうれしい知らせが舞い込みました。Pちゃん、よかったね、おめでとー!!!Thank you.
May 19, 2006
ホームパーティーを開きました。テーマは「ベトナム生春巻きを作る」そもそも友人のS子ちゃんにブログ写真用の生春巻き作りのお手伝いをお願いしたのが事の始まり。共通の友人であるMさんにも声をかけたところ「何だか楽しそう。知人も誘って行きます!」と快諾頂き、最終的には...中国と香港出身の3人のお若いゲストも加わって日本人と中国人でベトナム生春巻きを作ると言うなんともユニークな会に発展しました^^生春巻き作りstart!! 用意した具は海老、豚肉、焼き豚、にら、レタス、もやし、そしてビーフン。香菜、三つ葉、ミントは好みで巻き込んで。ライスペーパーは霧吹きで水を吹き清潔な濡れ布巾に挟んでもどします。この方法は薄く繊細なペーパーも扱い易く破れてしまう等の失敗も最小限に防げるんですよ。ほらね、美しく巻けたでしょ? 春巻きの皮となるライスペーパー。兵士の携帯食として生まれたと本で読みました。持ち運びに、保存に長け水で戻すだけで食べられる手軽さ。「紙のごはん」のその背景には長期にわたり戦火にさらされたベトナムの暮らしがあるのかも知れません。 ブログ登場2度目、S子ちゃんのタイレッドカレー。ココナツミルクとナンプラーの量バランスがお味を微妙に左右するのだそうで「ココナツミルク、多かったかな~?」と心配そうなS子ちゃん。ううん、何度食べてもいつも感嘆してますよー!!Mさんはチヂミを焼いて来て下さいました。にら、人参、いかのげそ入りで美味^^彼女のオリジナルの秘密は小麦粉+片栗粉。モチモチ感の正体はそこにあったのですね。ゴマ油の風味、お酢の酸味が深くてさっぱり自家製たれをつけて美味しく頂きました。デザートは私が担当。バナナとココナツのタルトとロールケーキを。ロールケーキにはいちご、キウィ、マンゴー... そして...器用な手つきで生春巻きを巻き今回のブログ写真に大いに貢献下さった明るく、かわいらしい3人のお客様達。中国と言うお国柄だからでしょうか。食への関心、こだわりの意識も高く食材の臭いを嗅いだり、味見をしたり。パイナップルは塩水にしばらく浸しておくと美味しくなるのだと言っていました。すいかに塩をふるのと同じ感覚なのでしょうね。彼らの発言の中で「今日は夏の食べ物ですね」と言う言葉がありました。そうか...お国ではきっと気候や体調、年齢等に即した食べ物を選んで食事をしているのかなとそんな風に思いを巡らせながらソフィスティケイトされた外見や言動の向こうにまた別の表情を見たような気がしました。さぁ、試食タイム~♪ 大勢で囲むテーブル。生春巻きの様々な食感と複雑な味国境を越えた美味しさが口の中で広がります。なにがそんなにおいしいってベトナムも中国も日本も同じアジアだから安心感?身びいき?そんなのではなくて異文化を認めて、自分にぐっと引き寄せてそこから全てが始まるように思うのです。 そして食べ物の周りには楽しい会話とみんなの笑い声が寄り添うようにありました。謝謝ありがとうございました。
May 15, 2006
とうもろこしを挽いた粉...コーンミールを生地に加えて焼き上げた穀物の自然な甘みが美味しいパン。コーンミールブレッドを焼きました。強力粉とコーンミールの割合は3:1パン生地がやさしい黄色に色づきました。花びらを一枚ずつ千切るようにして頂きます。好き、嫌い、好き、嫌い...好き、嫌い???ん?ん?んん~??サイドディッシュには野菜のオーブン焼きを添えて。エリンギ、まいたけ、アスパラ、ミニトマト、そしてベーコン等を耐熱容器に並べます。削りたてのパルメザンチーズをたっぷり塩、胡椒をしてオリーブオイルをかけたらオーブンへ...シンプルで美味しい一皿です。焼きトマトのその美味しさはかつて旅行したオーストラリアで知りました。B&Bで出される朝食にはスクランブルエッグや目玉焼きと言った卵料理と並んで、でん!と鎮座?した焼きトマトの存在がありました。夏野菜は身体を冷やすと言われます。暑い時期、冷たく冷やしたトマトも美味ですがオーブンやフライパンでグリルしたあったかいトマトもなかなかのものですよ。おまけ画像ある休日のランチ。野菜のオーブン焼きといかとルッコラのパスタ。サラダほうれん草とチキンのクスクス添え。 レストランでは味わうことの出来ない別の意味での至福の時間かしら?arigatou minasan^^
May 12, 2006
こんばんは。 本日のパンはあんロールとモカブレッド。こちらへよくいらして下さる皆さんのサイトでも色々と素敵な成形を目にします。そこで今回は私もチャレンジしてみましたよ。白餡に抹茶を加えたうぐいす餡を巻き込んだうぐいす餡ロールです。成形にはほんの少し手間がかかりますが見た目のかわいらしさだけではなく生地をねじった分、層のように焼き上がるため口当たりがよくおいしいパンです。あまりきれいに成形出来なくて、残念。そしてこちらはモカブレッドです。全体の1/3量の生地にコーヒーとココアを混ぜ切り口がマーブル模様になるよう成形します。どんな模様が出来ているかな。カットするまでドキドキしますね。ちゃんとマーブルになっていました、よかった^^濃いピンク、薄いピンク、白...つつじが満開です。雨にぬれた木々の緑もいっそうその輝きを増し眩しい程の美しさとエネルギーを感じます。ふと、「花鳥風月」の言葉の意味を調べてみると天地自然の美しい風景、また風雅な趣を眺めたり、楽しんだりする心のこととありました。人は年齢を重ねる毎に花を愛で、鳥の声に耳を傾け、風を感じ月を眺めるようになるのだ...と何かの本で読んだ記憶が。だとするとここ数年季節の移り変わりを妙に敏感に感じる私って?!あら、そう言う?ことだったのですね^^;Thank you.
May 10, 2006
夫と私の両親を自宅に招きました。イタリア料理をコースで楽しむ食事会。アンティパストは4品。蛸とじゃがいものマリネ生ハムとルッコラアボガドとむき海老のマリネそして、ペペローニ(カラーピーマン)の詰め物です。カラーピーマンは肉厚で青臭さがなく甘味があるのが特徴。ベーコン、チーズ、ズッキーニ、トマト、松の実、ケイパー、にんにくの香りをつけたパンの小片、色々な物を詰めてみました。 オーブンでこんがりローストしますが冷めても美味しい1品です。プリモピアットはグリーンアスパラのスープを。そして、セコンドピアットにはお魚とお肉の2品を用意しましたよ。以前こちらでもご紹介しました鯛のトルティーノ・・・実はこんな風にして作ります。カリッと焼けたじゃがいもの中にはイタリアンパセリ、EXVオリーブオイル等でマリネした鯛が。 牛肉ロールのトマトソース煮込み薄切りのもも肉にマスタードを塗りきゅうりのピクルスを巻き込んでロールにします。お肉がスプーンですう~っと切れるくらいとろとろに煮込んであります。小さな耳たぶと言う名のパスタ「オレキェティ」を添えて。モチモチした食感のこのパスタ。ブロッコリーとは定番の組み合わせです。デザートは簡単にいちごのアイスクリームを少しだけドレスアップしました。普段は和食が中心の両親です。もの珍しそうにしながらも「おいしい。」の言葉を聞いてひと安心。5月5日の子供の日にほんの少~し親孝行が出来ました^^Thank you.
May 8, 2006
皆様こんばんは。GWをいかがお過ごしでしょうか?昨日、こちらでは最高気温が今年一番となりました。まるで真夏を思わせる暑さに友人から届いたメール「子供達は水遊びに夢中」も納得^^ところが今日は気温もさほど上がらずでこのアップダウンについていく身体も本当に大変です。出勤途中、満開に咲くハナミズキを足を止めて見上げながら「おまえたちはたくましいねぇ」とひとりごちている私でした。さて、本日は朝食用に焼いたはちみつレモンマフィンをお届けしています。はちみつ入りの生地はふんわりやさしい甘さ。。。粉糖にレモン汁を加えたレモンアイシングをたっぷりかけて。さわやかなレモンの香りで食欲のない朝にも(そんな日私にあったっけ?)美味しくいただけますよ。以下、前回のポンデケージョ約10個分の材料です。薄力粉・・・・・・・・・・50gタピオカ粉・・・・・・・・50gベーキングパウダー・・・・2g無塩バター・・・・・・・・80g溶けるタイプのチーズ・・・20g黒ごま・・・・・・・・・・・適宜卵・・・・・・・・・・・・・2個水・・・・・・・・・約100cc作り方はシュー生地を作る時の要領で。200℃で10分、180℃に下げて7分オーブンで焼きます。ありがとうございました。
May 2, 2006
明日からゴールデンウィークが始まりますね。今朝のテレビニュース。早くも海外脱出組の空港での光景を「いいな~」と指をくわえて見ながら私は過去の家族旅行を思い出していました。父が定年退職した年の夏夫と私、父と母、妹家族3名、叔父叔母、総勢9名でハワイ旅行に行きました。ハワイ歴3度目、他の皆よりも多少は旅行慣れをしているそれだけの理由で添乗員役を引き受けた夫と私でしたが。。。。。鍵を部屋の中に置いたままドアを閉めお決まりのインロックは父。部屋用のスリッパを履いたままで食事に出かけようとする母。ファーストフード店でハンバーガーをオーダーする時でさえ全く頼りにならないのだとダンナ様について愚痴る妹。部屋の窓からダイヤモンドヘッドを眺め「この景色を一生忘れないでおこうね。」と柄にもない台詞を言い一同を困惑させる叔父。ホテルの高級ショッピング店で「ディスカウント プリーズ!!」と粘る叔母。こんな愛すべき?家族達にさんざん振り回されたのは言うまでもありません。それでも父や母達に美味しいものを食べさせたい一心でレストランへ予約を入れ有名なステーキハウスへ評判の海鮮中華レストランへ家族ご一行様を引き連れて出かけました。ところが・・・・・帰国後の母のひとこと「ママ、ハワイで食べた日本のおうどんが 一番おいしかったわ」 --; --; 添乗員生活7日間の苦労が報われるどころかどどっ~と疲れが押し寄せたという家族旅行の思い出です。さて、本日のパンです。フローマージュとポンデケージョ。フロマージュはリーンな生地にモツァレラとプロボローネ2種類のチーズをのせて焼きました。ころっと丸いパンがポンデケージョ。こちらにはエダムチーズと黒ゴマをたっぷり。もちもちとした食感の秘密はタピオカ粉なんですよ。皆様も楽しいGWをお過ごし下さいますように。Thank you.
April 28, 2006
週末、トマトとバジルのブルスケッタ、里芋のチーズ焼き、ルッコラと牛肉のたたきサラダ、ボンゴレでイタリアンな夕食にしました。(画像なくてごめんなさい)そしてデザートに簡単なタルトを焼きました。 クロスタータ・ディ・クレーマはイタリアのお菓子。粉(砂糖、B.P、塩少々)の中に室温に戻したバター、卵を入れ指でそぼろ状になるようまとめていきます。半量をタルト型の底に敷き詰め、残りは表面に。クリームのタルトと言う名の通り生地の間にレモン風味のカスタードクリームをたっぷり詰めて焼いています。見た目は地味でも大らかさと温かさはフランスのケーキとまた違った魅力がありますね。まだクリームが生温かい状態でいただくのが好きです。このタイミングがとっても美味なのです^^続いてこちらは、キャラメルのアントルメ。ケーキ教室に参加した時に焼きました。 キャラメル入りのビスキュイとババロアで組み立て。くるみとキャラメリゼしたバナナとパイナップルがお味のアクセントになっています。側面はマカロンで飾りました。キャラメルは苦めが好みの私。ところが、焦げ焦げにならないように慎重に作業し過ぎて何回やっても他の生徒さんの中で一番薄い色。トホホ。。。フランスのケーキはなかなか手ごわい。さて、西日本を中心に広く黄砂が観測された今日。山並みも景色も真白くかすんで見えました。この黄砂、中国大陸の砂漠の砂塵が砂嵐によって上空に巻き上げられ、偏西風にのって飛来。遠く黄土高原、ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠からはるばると・・・そう思いをはせてみると知人の「どこから来たの?と黄砂に言葉があったら聞いてみたいね」の発言にうなずけないわけではありませんが。。。健康被害や農作物への影響、車や建物を汚す等被害も報告されていると耳にします。そう言えば我が家のベランダも窓ガラスもザラザラ。なんだか目も喉も痛い。とても黄砂にロマンを語る心境にはなれません。Thank you.
April 24, 2006
本日はイタリアンのお惣菜です。こちらはカポナータと呼ばれる野菜の炒め煮。このお料理には多くのレシピがありますね。使う野菜も異なれば、ビネガーを使用するしないハーブやオリーブの実、松の実etc.を入れるレシピ・・・今回は赤、黄パプリカ、玉葱、セロリ、ナス、人参、ズッキーニ、トマトの7種類の野菜を使って作りました。アップルビネガーで酸味をドライトマトの粉末で甘味とコクをプラス。冷めてもとても美味しくいただけるのでたっぷり作り置きして朝食にはブルスケッタに、夕食にはパスタにソテーしたお肉やお魚にのせてもGoodですよ。こちらも度々作り置きするパプリカのマリネ。ローストしたパプリカは甘味が増して美味しい。そしてもう一種類はハーブソーセージ。豚挽肉に塩、胡椒、オリーブオイル、ハーブを混ぜ一晩冷蔵庫に入れて寝かせます。ハーブ類はセージ、ローズマリー、タイムがよく合います。今回はセージとナツメグで。小さく丸めて焼いてお弁当に詰めました。これらのハーブには豚肉の臭みを消すだけではなく腐敗を防ぐ作用もあるのですよ。手作りソーセージなら添加物の心配もいりませんね。こちらは今日、大変肌寒い1日でした。午後からは雨もぽつぽつ降り出しました。今、Hayley WestenraのアルバムPureを聴きながら書いています。数年前にリリースされたアルバムなのですが知ったのはつい最近のこと。ニュージーランド出身の彼女。マオリ族の歌も収録されているんですよ。透明感のある歌声は心を平穏に保ってくれるのです。先日1日だけのパン教室に来て下さったMさんがご主人の転勤に伴ってまもなく日本を離れることになりました。「寂しくなります。」としょんぼり言う私に向かい彼女はきっぱり。「新しい発見をしましょう。」と笑顔で返して下さいました。Thank you.
April 21, 2006
その昔、私もぶどう酵母のパンをせっせと焼いている時期がありました。ところが、酵母を採取中にビンが爆発すると言うちょっとした事件がありまして(自分がいけないのですが。)それからはイーストとホシノ酵母でパンを焼いています。今回は久しぶりに自家製酵母をおこしパンを焼いてみることにしました。初めてバナナ酵母に挑戦です。3日目くらいからぷくぷく泡が増え始め4日目にはしゅわしゅわと勢いもついてきて5日目に酵母液を採取。その後3日間粉と酵母液と塩を加え元種を作りました。そして焼き上がったパンがこちらです。 実は帰宅時間と一次発酵のタイミングがなかなかぴたりと合わず冷蔵庫の野菜室に1日冷蔵室に1日生地を休ませていたため一次発酵に丸2日かかったことになります。こんなことで果たしてパンは焼けるのかしら?そう不安になりながらとりあえずごくシンプルにまぁ~るく成形し焼いてみたのです。う~む。自然の力とは素晴らしい!!何とかパンらしく焼けたのですから。一次発酵に長時間かけましたが低温を保っていたせいか酸味は気になりません。けれど時間をかけ過ぎた(一次発酵に)のか焼き色はいまひとつな仕上がりです。手間暇をかけた分パンも愛しくこれが自家製酵母の醍醐味かな・・・と感じつつ今の私にとって酵母のお世話は負担にも感じてしまうのでたまの楽しみにしておきます。こちらは桜も見頃を過ぎ徐々に葉桜へ。蒼空の下、だからあんなに笑うように咲いていたのかな。arigatou.
April 17, 2006
先週に引き続き友人のPちゃんとパン作り。私よりひと回り近く若い彼女。来月に3人目の出産を控えていても元気、元気!!今回彼女はベーグル作りに初挑戦です。私「なるべく1回でカットしてね。生地を傷めないように。」P「ううっ。。。意外と難しい~」 私「中央に置いた手は外へ外へ広げていくのよ。」P「ほんとだー!!うまく伸ばせるわ~!!」パン作りのコツを少しずつ伝えながら楽しく進めていきます。発酵を待っている間にベーグルに挟む具も準備しましょうね。ハム、スモークサーモン、クリームチーズトマト、ルッコラ、サラダ菜海老とアボガドのマリネも作りました。ほ~らね、立派なベーグルが焼きあがりました。少々形が悪くてもどうか大目に見て下さいね。 そしてようやく試食timeにこぎつけました。時計の針はお昼をとうに過ぎています。二人とも急にお腹がグーグー鳴り出してお互い顔を見合わせて思わず苦笑。さぁ、早くいただきましょう♪Pちゃんが美しくお皿に盛り付けてくれましたよ^^にこにこ聞き上手な彼女相手にお話もたっぷりしました。 デザートはミルクプリンです。コーヒーを1/3量まで煮詰めたシロップをかけてホイップクリームとcoffee beanでほんの少しおめかしもしました。ビスコッティを添えて小さなデザートプレートに仕立てます。ビスコッティにはアーモンドホール、ヘーゼルナッツ、松の実が入っています。たくさん焼いてPちゃんの子供達へのお土産に。 自分というものにあまり自信が持てない私。こうして友人とよい関係が築いていける時パン作りを学んでいてほんとに良かったな。。。と、思うのです。パンやお料理は私を表現するひとつの場所としてこれからもじっくり大切に育てていこう。Thank you.
April 14, 2006
1日中雨が降ったり止んだりの今日。窓の外、先週末は黄砂で視界が真っ白で何だか気分も曇りがち。。。さてそんな中フルーツのトルタを焼きました。イタリアの家庭的なお菓子です。 軽く下焼きしたスポンジ生地の上に牛乳、生クリーム、砂糖、コーンスターチで作ったクリームを流して焼きます。スポンジ生地と言っても卵を泡立てる必要もなく材料を混ぜるだけなのでとても楽。シロップ漬けの黄桃と冷凍ラズベリーを使用して思い立った時にすぐに作れるレシピイタリア料理の教室で教えて頂き再現しました。そしてこちらはチョコレートとフランボアーズのアントルメ。 先日、久しぶりにお菓子教室に参加した時に焼いたものの画像です。ダックワーズ・ショコラ、ビスキュイ・キュイエール・ショコラムース・ショコラ・フランボアーズ舌を噛みそうなこの3種を別々に作り組み立てて仕上げた手の込んだお菓子です。教室では先生のデモストレーションの後全ての行程をひとりで行い1台のケーキを仕上げていきます。よって、できの悪い生徒の私は「きゃ~、せんせ~い!!」と何度もhelpをお願いせねばなりません。イタリアの素朴なケーキとフランスの本格的なケーキ。どちらもそれぞれのよさがあり決して甲乙をつけられるものではないのだけれど・・・肩の力を抜いて鼻歌まじりに作れるイタリアのフルーツのトルタに軍配を上げるとしましょうか。この頃の私、寝つきが悪い、疲れ易いシミが増えた、体重も増えた、白髪もチラホラ・・・と気分がめいることが多い。仕事から帰った後短時間でパッパとお菓子を焼き満足して眠る。朝起きて食べてにこにこ。そうしてお菓子作りから不思議なエネルギーをもらっているような気がしています。もっとも。。。簡単なお菓子でさえ焼く気になれない日もあるにはあるのだけれど。。。Thank you.
April 11, 2006
1日だけのパン教室を開きました。生徒さんは友人のMさんとPちゃん。タイ出身のMさんには、以前タイ料理を教わった事もあり今回はお返しに私がパン作りをお教えする事に。好奇心旺盛で、のみこみの早いMさんパン作りは2度目とは思えぬ手慣れた手つきに驚かされました。Pちゃんは少し前に自動パン焼き機を購入したばかり。お菓子、ソーイング手作り大好きの彼女どうやらパン作り熱にも火がついた様子です。来月には3人目のママになる予定。大きなおなかを抱えて来てくれました。そうそう忘れてはならないのは最年少の生徒さん?Pちゃんの長女ハルちゃん5才。ピザパンに具をのせるのをお手伝いしてくれましたね。待っている間もとってもおりこうさんでしたよ。 あたふたと1番緊張していたのはにわか先生のこの私です。オーブンの中で焼き上がっていくパンたちをハルちゃんと一緒に覗き込みながらホッと胸をなでおろす有様でした。パン作りに限らずものを作ること全てにおいて経験と技量は大切な要素です。今回私は教えるという行為から多くの事を学びました。たとえば初心にかえって手捏ねをしたこと。(普段はニーダーを使用)グルテンって?砂糖、塩の役目は?発酵の温度は?湿度管理は?等パンに関する多くのことをです。けれど人と人のつながりの中で生まれた楽しい会話や気遣い、思いやりそういった空気感みたいなものが経験と技量を越えてエッセンスとなりパンにおいしい味付けをしてくれたように思えてなりません。 この機会を与えてくれた友人に心から感謝します。ありがとうね。コープクンカー。
April 8, 2006
4日ぶりの更新、皆様こんにちは。今日はクッキーパンの試作。わ~わ~、試作だなんて何だかプロっぽい響きです。実は今度自宅で1日パン教室を開くことになり1日先生をさせて頂くのでその日のための試作なのです。生徒さんは友人のMさんとPちゃん。いつもブログを見てくれているお二人さん。友人とは言え彼女たちからの期待も大きそう。私自身、きちんとしたものを伝えたい・・・そんな思いもあり準備を進めています。リクエスト等も聞いた上で考えた末クッキーパンともう一種類ピザパン作りを体験してもらうことに決めました。このクッキーパンはブリオッシュ生地にクッキー生地をかけて焼いたメロンパン風のパンです。卵とバターもたっぷり入っておやつに最適なの~♪レシピ作りにパンの試作。人に伝えることを前提にやってみると普段のパン作りも見直す部分が多くそれらをひとつひとつ明確にしていく作業は私にとって大きな収穫でした。友人達がそれぞれの自宅に帰ってこの次は家族や友人のために彼女達自身でパンを焼けるような工夫をあれこれと模索しながらパン作りは大変・・・ではなくてパン作りは楽しいと伝えられたらいいなと今思っています。はてさてどうなることですやら。。。おまけ画像です。甥っ子の好きなシナモンロールを焼きました。お店で買うものより甘さを控えめにし過ぎたかな?物足らなさそうな顔をしながらも「Mちゃん、おいしいよ。」と私に気を使う10歳の彼は大人です!!Thank you.
April 5, 2006
夏のある日ヘルシンキの街角に「かもめ食堂」がオープンしました。店主は小林聡美さん演じるサチエ。道行く人がふらりと入って来て思い思いの時間を過ごせる店になればいいな・・・献立もシンプルでおいしいものをとメインメニューをおにぎりにしました。そして。。。サチエと出会うミドリ(片桐はいり)とマサコ(もたいまさこ)少々訳ありげなこの三人の日本人女性を中心にかもめ食堂へやって来るお客たちとちょっぴりやるせなくふつうのようでふつうでないよなそんな日常が始まります。映画「かもめ食堂」を観て来ました。公開前から心待ちにしていた映画です。実にシンプルでさりげなくそれでいてふんわりあたたかい。かもめ食堂のメインメニュー梅・鮭・おかかのおにぎり映画を観終わったら必ず食べたくなります。日本のソウルフードお・に・ぎ・り私も早々に作って頬張りました^^そして大ぶりのシンプルな器に盛られたシナモンロール。この映画の名脇役はこう言った食べ物の数々なのです。一般に荒削りな温かみのあるスパイシーなシナモンの香りには人を元気づける心理的効果があると言われています。シナモンロールを焼いている時の香りがたまらくいいのはそのせいなのかな。たくさん焼いてコーヒーを入れて戴きました。 自分の真ん中に集中して自分をしっかり見つめながら周囲に溶け込んで生きていく。もしもこの世が明日で終わるなら大好きな人達を集めておいしいものをおなかいっぱい食べたい。おいしいものを楽しく食べることが生きる基本なのでは・・・と素直に思えます。くすりと笑えるところ、しんみりするところあり爽やかな幸福感に満たされる作品でした。Thank you.
March 31, 2006
本日のパンはザワークラフトとソーセージを使ったお惣菜パン。ザワークラフトはドイツ料理の添え物の定番で乳酸発酵させたお漬物のようなもの。千切りキャベツ、塩、ローリエ、赤とうがらしディル又はキャラウェイシードに重石をのせ2、3ヶ月発酵させて作られます。フランスアルザス地方の名物料理シュクルートにも使われこちらはソーセージ、豚肉のローストじゃがいも等と共に白ワインで煮ていただくお料理です。百貨店等でビン入りのものが手に入りますよね。 今回はリーンなパン生地にザワークラフトとソーセージをのせて焼きました。ザワークラフトは軽く炒めて水分を飛ばし塩、胡椒、キャラウェイシードを加えさらに冷ましてから使います。ソーセージはスパイシーなもの粗びきのものがお勧め。発色剤等無添加の商品を選ぶように心がけています。男性陣、ビールやワイン好きな方に喜ばれること請け合いですよ。************あたたかくなったかと思えば、また寒さが戻りといった不安定なお天気が続いていましたがここ数日で一気に春らしく気温もぐんぐん上昇。昨日、園芸店へハーブの苗を見に行きました^^冬の間に枯らしてしまったミントとコモンセージをお買い上げ♪それからあまりのかわいさに一目ぼれしてこのラベンダーを我が家へお迎えしました。(ヨンハさんも好きなラベンダー♪♪♪)撮影後もう少し大き目の鉢に植え替えをしました。その間中フレッシュなやや荒削りな甘い香りを漂わせてくれました。ラベンダーのエッセンシャルオイルは直接肌につけられるので重宝します。私は切り傷も吹き出物にもラベンダーオイルをちょこちょこっとつけておきます。実によく効きます。但しこの場合100%ピュアなものを選んで下さいね。Thank you.
March 27, 2006
皆様こんばんは。今回は旬の春キャベツを使ってレモン風味のロールキャベツを作りました。レモン風味というのが何だか新鮮でしょう?実はこのお料理はイタリアの家庭料理なんですよ。材料はご覧のとおり、こんな感じです。セロリ、ディル(現地ではアントス)レモンの香味と塩、胡椒のみで味付けをします。キャベツのロールの中には挽肉、玉葱、ディルの他に2種類のチーズ私が選んだのはモッツァレラとグリュイエール。それからお米も入っているの。セロリと人参もたっぷり加えてこれでも2人分。。。3日間はロールキャベツ責めです^^;卵黄、レモン、牛乳を煮汁に加えたソースはさっぱりしていながらも深い味わい。レストラン料理の洗練されたおいしさとはひと味違う家庭料理ならではのあたたかさ、美味しさかしら。そしてパン生地にくるみをたっぷり混ぜてくるみとゴルゴンゾーラのフォカッチャを焼きました。ゴルゴンゾーラは3大ブルーチーズの中でもロックフォール等に比べ塩味が薄くクリーミーでやわらかい。口当たりもよいので好きなチーズです。***************タイ北部のチェンマイでテーブルの上の花びんに生けられた花がすっかり色も褪せカラカラのドライフラワーになっていた場末の?ようなお店でとっても美味しい料理を出されたことがあります。夫と夕食を食べるお店を物色中店主と目が合って入ってみたレストラン?「おいしい。この料理、ほんとにおじさんが作ったの?」とまるでやる気のない店主に問いたくなりました。ところが少し離れた所からチラチラと「どぉ~ら、うまいだろ?」と言わんばかり満足げに私達の様子を見ていたその店主。朴訥ながら人のよさそうなお顔が料理の美味しさ以上に忘れられないのです。日本から離れた異国で父に料理をしてもらったかのような家庭的なあたたかさに触れた瞬間でした。でもどうして私達以外にお客さんいなかったのかな。おじさん、テーブルのお花はまめに代えた方がいいですよ^^Thank you.
March 22, 2006
粉の1割をそば粉に代え黒ゴマを練りこんだ生地表面には白ゴマをまぶしたヘルシー志向のパンです。ゴマの香ばしさの中にわずかにそば粉の風味も隠れていてパンの塩味との相性もグッド!!船乗りの結び方から生まれたと言う形もかわいい。そうだ!今日は大好きなお肉もお魚もチーズもお休みにして和風のおかずとワンプレートに盛り付けてみよう!!もずくのスープは昆布と椎茸の精進だし、塩と醤油でお味を整えて針生姜とゴマ油で香味豊かにいただきます。3種野菜のくるみ味噌和えはローストしたくるみをすり鉢ですり白味噌と出し汁で和え衣を作ります。茹でたほうれん草、人参、グリーンアスパラを醤油で軽く下味をつけて和えました。日本人が先祖から受け継いできた食習慣や野菜、海草、また味噌、納豆等の発酵食品が病気の予防に役立つことは明らかになっています。私はそういった食べ物を「身体によいもの」という意識よりむしろおいしいから食べています。食材を選ぶときのちょっとしたこだわり味噌、醤油、塩、みりん等の調味料を昔ながらの製法で自然発酵、天然醸造された本物を選ぶ。また自然と選んできた決め事、季節ごとの旬のものを選べばそれだけでおいしい。日本にも違う国にもその土地特有の食べ物がありその土地の身体に合う食べ物が伝えられています。インドネシアにも納豆の親戚みたいな「テンペ」という食べ物があります。インドネシア人の知人いわく「お金持ちが食べるもの」なのだそう。つまりは・・・テンペを食べる→健康になる→頭がよくなる→お金持ちになれる彼の言わんとする意味も何となくわかる気がしませんか?世の中にあふれる食べ物の中で料理を簡単にする調味料、インスタントやレトルト食品そこには安定した確かなおいしさがあり忙しい人にとってはお助けマン的な存在ではあるけれど・・・(私もたまにお世話になっています)せっかく料理をするのだからそれならば自分の食べるもの、家族に食べさせるものに責任を持ちたいなぁという思いで私はいつもキッチンに立っています。Thank you.
March 20, 2006
皆様こんばんは。昨日、高知市が観測史上2位の早さで桜(ソメイヨシノ)の開花を発表し春の訪れを告げました。私の住む街でもここ数日の冷え込みもゆるみ春本番ももうすぐそこまでと言ったところです。そこで本日は春を感じるイタリア料理を3品ドルチェ(デザート)1品をお届け致します。まずはアンティパストにサルシッチャと野菜のスープを。サルシッチャとはイタリアのソーセージ。今回は豚ミンチ、セージ、塩、赤唐辛子をよく練り冷蔵庫で1晩ねかせたものを肉だんご状に丸めてスープの具にしています。玉ねぎ、白ねぎ、アスパラ、スナックえんどう、たらの芽、人参、パプリカ、ゆり根、ミニトマト等、野菜を豊富に使って味付けは塩、胡椒、EXVオリーブオイルのみ。野菜本来の自然の甘みを楽しみたいから。プリモ・ピアットは春野菜いっぱいのパスタです。にんにくと赤唐辛子で香りをつけたオイルにスープを加えたらとろ~んと乳化させるのがポイント。乳化していないソースは油っぽさが残ってしまいます。春野菜をたっぷり和えて。セコンド・ピアットは鯛のトルティーノ。写真ではおわかりいただけないのですが薄くスライスしたじゃがいもの中ににんにく、赤玉ねぎ、イタリアンパセリ、EXVオリーブオイルでマリネした鯛の切り身が隠れているんですよ。鯛もまた、この時期美味しい旬のお魚ですね。最後にいちごのムースをご用意しました。 ピュレ状にした生のいちごで作ったムースの上にブルーベリークリームをのせて2層仕立てにしました。ブルーベリークリームは冷凍ブルーベリー、赤ワイン、砂糖を煮詰めたもの、マスカルポーネチーズ、軽くあわ立てた生クリームを1対1対1の割合で合わせました。お気に入りリンクに登録させて頂いているsukiyonさんの3月7日のイチゴのムースのレシピから私なりにアレンジしてみましたよ^^甘酸っぱいいちごとブルーベリー口の中に春が一面広がる美味しさなの~♪Thank you.
March 16, 2006
日曜日、友人2人+子供1人が遊びに来てくれました。習い事がきっかけで知り合った友人達。出会いは95年の秋ですから・・・もうずいぶんと長いお付き合いになりました。初めて会ったのも、偶然が重なってのこと考えてみれば不思議なめぐり合わせでお互い今でも「今までにいないタイプの友人」と言うのが口癖???です。さて、今日はどんな会話に花が咲くかな?最近お気に入りのチコリのグラタンと野菜のフォカッチャを作りました。フォカッチャにはグリーンアスパラ、菜の花等をのせて、春らしく♪「おいしそう~♪フォカッチャいただき~♪」とS子ちゃん。 S子ちゃんが作って来てくれたタイレッドカレーは牛肉、たけのこ、ふくろだけ、パプリカ等具だくさん!!辛~い!!でも美味しい!!タイカレーにはパクチーもかかせません。 デザートにはスフレ・オ・ショコラを。オーブンの中でじっくり50分かけ、湯せん焼きしています。だから、しっとりした美味しさなの。sariちゃんの子供は3つもおかわりしてくれました^^ そして、sariちゃんがさくら草を買って来てくれました。今年の私のテーマ「暮らしを楽しむ」にぴったりの手土産でした。かわいい、ピンク色です。そう言えばS子ちゃんもsariちゃんもピンク色の洋服で春~♪ ここ数年は会う機会もめっきりと減ってしまって今回もようやくスケジュールが合ったって感じだものね。S子ちゃんのインド旅行話、sariちゃん親子の親子漫才。3人で久しぶりに大笑いしたね。私のヨンハ話もあきれながらも聞いてくれてありがとね。でもsariちゃんにお願いよ、次回はあのやんちゃ坊主は置いて来てぇ~~~!!!Thank you.
March 13, 2006
クロワッサンとは「三日月」の意味だそう。起源は2説。1683年、オーストリアのウィーンを包囲していたトルコ軍をオーストリア軍が破り、町の人々がトルコ軍の旗にあった三日月をかたどったパンを焼いて食べた・・・という説。もう一つは1686年、ブタペストを包囲したトルコ軍が市の中心部に向かって地下トンネルを掘り始めたときその音にいち早く気付き味方に知らせたパン屋さんがこれを機に三日月をかたどったパンを焼く特権を与えられウィーン、フランスへと伝わった・・・という説です。バターを生地の隅々まで均等に折り込むことで焼成後、層が1枚ずつはがれるように浮き上がります。ぱりっとした外側の食感と内側のしっとり感を一度に味わえるとてもリッチなパンですね。******************気分が落ち着かない日も、沈みがちな日も私はあえてパンを焼くことがあります。バターを折り込んだ後、麺棒で伸ばしてはたたむ伸ばしてはたたむ作業を繰り返すクロワッサン。バターが溶け出てしまわないように冷蔵庫で休ませながら慎重に、丁寧に作業を進めていく。もちろん時間の取れる休日にかぎってのことですけれど。そんなふうにパンと対話をしながらパン作りに集中していると不思議に心がゆるりとしたリズムを刻み始める。自分を元気づける方法をいくつかストックしておく。さぁ、クロワッサンが焼けたらカフェオレを入れてあたたかな窓の傍に腰を下ろしましょう。焼き立てのぱりぱり感を楽しめるのはがんばった自分へのご褒美。残りの生地はこんなふうに工夫して。。。成形時にカットした端の部分はくるくるねじって巻いてアルミケースへ。グラニュー糖をたっぷりふりかけて焼いたらまた違った表情になりました^^Thank you.
March 10, 2006
皆様こんばんは。。。スイスのエンガディン地方の代表的なお菓子エンガディナーを焼きました。パート・シュクレ(クッキーやタルトによく使うサクサクともろいビスケット生地のこと)の間にクルミのヌガーをたっぷり詰めて焼いています。焼成中にフィリングが沸騰して飛び出し生地の表面にひび割れが入ってしまうのを防ぐため5ヶ所ほど空気穴をあけています。とてもリッチなお菓子なので小さめにカットしてコーヒーやアールグレイと一緒にいただきます。今回は洋菓子研究家の加藤千恵さんのレシピを参考に星型で抜いた生地をリースのように飾りつけてみましたよ。この写真でおわかりになりますか?************大好きなパク・ヨンハさんのコンサートに行きました。きりりと男らしかったり、ハッとする程セクシーだったり、茶目っ気たっぷり少年のようだったり・・・様々な表情を見せてくれるヨンハさんです。コンサート開演の直前、会場がす~うっと暗くなりました。息を呑み、しんと静まり返ったほんの数秒の間。。。ブルーのペンライトだけがキラキラゆれて想いを同じくするみなさんと心がひとつになれた一瞬でした。客席のひとりひとりがイメージカラーのブルーのペンライトを揺らしまるでヨンハさんを照らす星☆になって瞬くようでした。それが景色であれ、映画であれ、小説であれ、音楽であれ心の琴線に触れた感動は頭で理解したことよりもっとずっと記憶に残る気がします。ヨンハさんの歌声に酔いしれた美しい夜でした。ヨンハさん、ほゝえみをありがとう。コンサート終了後、会場から駅へ向かう途中で「ヨンハ最高~☆楽しかった~☆☆感動~☆☆☆」と夫へメール。間もなくして「線路へ落っこちないよう気を付けて帰るように!!」と返信がありました^^;Thank you.
March 8, 2006
知人のHさんはハンサムなベルギー出身のだんな様をもち天使のようにかわいい坊やのママです。彼女自身もまたフランス語が堪能で聡明な女性でありながらキュートな容姿と話し方がとっても魅力的な女性なんですよ。そんな彼女から教わったほろ苦さが特徴の野菜チコリを使ったベルギーの家庭料理チコリとハムのグラタンをご紹介致します。チコリはまるで小さな白菜のよう。フランス語で「アンディーブ」英語では「チコリ」原産地はベルギーなのでベルギーチコリとも呼ばれています。材料はこんな感じ♪お買い得品コーナーで105円→32円に値下がりチコリを入手!!Lucky♪♪♪スイスを代表するチーズ、エメンタールとグリュイエール。まずはじめにレモン汁1個分を搾り入れたお湯でチコリをボイル。目やすは竹串がすうっと通るくらい。今回は薄めのチキンブイヨン+レモン汁で茹でました。火通りをよくするために、おしりの硬い部分をほんの少しくりぬき十文字に切り込みを入れておきましょう。茹で汁は捨てずにとっておきます。グラタン皿にバターを塗ります。水気をきったチコリにハムを巻いて並べます。ホワイトソースを作ります。小麦粉とバターでルーを作り、牛乳とチコリの茹で汁で伸ばします。こうすることでチコリの素材の味を生かすあっさりめのソースに仕上がるのです。ナツメグ、塩、胡椒でお味をととのえたらソースの準備完了!!チコリにホワイトソースをかけ、2種類のチーズのすりおろしを散らしその上からパン粉をのせます。さあ、オーブンの中へ。230℃~250℃でこんがり焦げ目がつくまで焼きましょう。ほ~ら、おいしそうに焼けたでしょう?グリーンサラダとコーンミールのフォカッチャと共にワンプレートに盛り付けてみましたよ。本来はナツメグをたっぷり効かせたマッシュポテトを添えます。フォカッチャは生地にコーンミールを練り込みました。ホシノ天然酵母使用です。ほんのり黄色がかわいい。Hさん直伝のレシピで日々の食卓がさらに豊かなものになりました。。。ベルギーってどんなところなのでしょうか。。。その国の食べ物を知ると次は実際に訪れてみたくなる。なんだか、無性に行ってみたくなりました。Hさん、ありがとう^0^Thank you.
March 3, 2006
皆様こんばんは。本日のお菓子はいちじくのパウンドケーキとココチョコです。まずはいちじくのパウンドケーキについて。乾燥いちじくはドライフィグという名称でも売られていますね。今回は白っぽい半乾燥タイプのものを赤ワインで煮詰めた後、フードプロセッサーでピュレ状にして生地に混ぜ入れました。さらに黒っぽいタイプのドライフィグ、アプリコット、レーズンくるみも粗く刻んで入れています。シナモンとそして焼成後すぐのあたたかいうちにたっぷり染み込ませたブランデーの風味が大人向けのティータイムを演出する焼き菓子です。ココチョコとはココナツとチョコレートのこと。ココナツパウダー入りのケーキの中にチョコレートが隠れているんですよ。オリジナルはオーバル型が主流と聞きました。私はハート型でかわいらしく焼いてみました。********今日、知人の方が「もうすぐおひな祭りだから、あなたに。」とケーキを買って届けて下さいました。ひな祭りを祝うにしてはずいぶんひねた年齢の私ですが、その方にしてみれば娘か孫くらいの年になりましょうか。優しい心遣いがとてもうれしかった。。。箱を開けるといちごのショートケーキがにっこり微笑んでまるで私を見上げているようでした*^^*春ももうすぐそこですね。Thank you.
March 1, 2006
ビタミン、ミネラル、たんぱく質を多く含み、食物繊維も豊富なグラハム粉。外殻(ふすま)と胚芽がついたままの小麦の粒を丸ごと粗びきした小麦粉のこと。噛むほどに味わい深く、粗びきならではの歯ごたえが楽しめます。グラハム粉が生地に入るとグルテン組織が分断されやすく生地のつながりも悪くなるため、しっかりと捏ねることがおいしく作るコツのよう。今回は粉の3割をグラハム粉に。ドライいちじくを生地を折り込むようにして包みました。ナチュラル志向のこのパン、美肌効果に期待がもてるかな?********98年の春、うわっ、もうずいぶん前のお話です。女友達と韓国旅行に行きました。目的はもちろん、美肌!美肌!美肌!韓国式エステ!!まずは汗蒸幕(ハンジュンマク)という韓国式サウナに入りその異常な?熱さに耐える、これも美しくなるため。お次は、数種類の薬草風呂に順々につかるのですが足をつけるのさえひいてしまうくらい茶色く濁ったお湯もあり・・・ようやくひと通り入り終えて、お店のおばさんに声をかけるとあともう2廻りしなさい、とおっしゃる。言われた通り2廻りし終える頃には2人共いいあんばいにふやけて、垢すりへGO~!!最後は全身パックよ♪けれど、いくら美肌のためとは言え・・・隣のベッドに素っ裸で横たわり、目と鼻と口以外全身にきゅうりやらヨークルトやらを塗りたくられている友人の見るにしのびない姿に?私はもう笑いをこらえるのに必死でした。1日中、足を棒にして歩いた明洞や東大門市場。友達と色違いで買ったおそろいのリュック。懐かしい韓国旅行。カムサハムニダ。
February 27, 2006
クロテッドクリームとベリー類のジャムを添えて戴くのが定番のscone。紅茶とスコーンの組み合わせもおなじみですね。外側はさっくり、中はしっとりとやさしい風合いのおやつです。スコーンを作る時の私のこだわり・・・全ての材料を手で混ぜ合わせる事と一つずつ手で丸める事。以前は型を使って抜いていたのですが、手で丸める事で少々形は不揃いでも手作りならではの温かみがある事に気付いたから。今回は生地にレーズンを入れて焼きました。クロテッドクリームは生クリームを濃縮したもの。サワークリームとの大きな違いは発酵させていないため酸味がなく濃厚なコクがスコーンの美味しさを際立たせます。一生懸命なパン作りやお菓子作りに疲れたらがんばり過ぎない素朴なスコーンを焼いてみませんか? ***************************トリノオリンピック女子フィギュアスケート。日本代表選手の活躍におそらく皆様も感動されたことでしょう。私個人的には村主選手の情感あふれる演技のファン。メダルにあともう一歩手が届かなくて少し残念な結果でした。こうしたいと思ったことを続けていくことは大切でも結果を出すことは決して容易ではありません。でも継続していくことで、そのものらしさ、その人らしさは造られていく・・・そんなふうに感じました。それにしても時の運までも味方につけた強さ金メダリストの荒川選手の美しい演技に心から拍手を送りたいと思います。Thank you.
February 24, 2006
本日はピッツァの原型とも言われているイタリアのパン、フォカッチャをご紹介致します。ローズマリーオンリー、オリーブの実オンリーのようにシンプルなトッピングの時は、サンドイッチにしたりスープと戴いたりと何通りにも楽しめますね。今回トッピングに選んだものはじゃがいも、グリーンアスパラ、ズッキーニ、プチトマト等の野菜とアンチョビペースト。じゃがいもとアスパラは下茹でしてからのせています。仕上げに塩、胡椒、パプリカ、ガーリックパウダーとEXVオリーブオイルをかけて焼きました。ビールやワインと相性良しでお酒好きの方にも喜ばれますよ・・・とは言え、私自身はほとんど飲めないのですけれど。タイ北部のゴールデントライアングルからチェンライへ戻るためローカルバスにゆられていた夫と私。(約2h)途中、尿意を催し我慢も限界に達した夫がのろのろ走るバスから突如として飛び降りてしまったというハプニングがあります。バス停であってもなくても、地元のお客さんは次々と乗り込んでくるためドアは常に開け放し状態。一体そこがどこなのか?次のバスはいつくるのか?さえもわからないような所での出来事です。運転手さんにお願いしてバスを止めてもらい、夫に続いて私も降車。ところがバスはそのまま走り出してしまい、結局、私達二人は置き去りに。。。ええっ~?うそ~?「も~うっ!!!!!バスに乗る前にビールなんて飲むからでしょー!!」「・・・・・ごめん。」と夫。幸いそこがチェンライの町の入り口付近であることがわかり暑い!足痛い!喉かわいた!と私はさんざん文句を言いながら何とか歩いて戻ることが出来たのですが。今でこそ笑い話としてお話し出来ますがあの時はもう2度と夫にビールを飲ませるものか!と思ったものです。失礼致しました。
February 20, 2006
皆様こんばんは。ベトナム映画「青いパパイヤの香り」をご覧になったことがありますか?裕福な家に奉公人として雇われた少女ムイの成長を通して周囲の人々の生活を描いたトラン・アン・ユン監督の作品です。ムイは同じ奉公人であるおばあさんに子供の頃から料理を仕込まれます。それは単に味付けだけでなく、温かさを保つ工夫や盛り付けの美しさ等。数年後、美しく成長したムイは若い音楽家の家へ奉公に行き彼のために料理を作るようになります。やがてムイが料理に込めた歓び、愛情が伝わり・・・生々しいほどに映し出される食べ物に生きるために食べ、食べるために生きる「食」と「生」がいつも隣り合わせにあることを感じます。「食べ物」は消化吸収されて身体を作るもととなりその身体には心も宿っているのですから。どこを切り取っても絵になるようなゆるりとした映像の美しさが印象に残り、私は好きです。同じ監督の作品「夏至」「シクロ」もしかり。 ***************************さて本日のパンはベトナム風バケットサンド「バインミー」です。約60gにカットして焼いた小さめのフランスパン。側面に切り込みを入れてバター、マヨネーズを塗ります。卵、焼き豚、ベビーリーフ、フリルレタス、イタリアンパセリと甘酢で和えた大根と人参の千切りをはさみました。仕上げにスイートチリソースをかけて完成。(オリジナルはレバペースト、パクチー等もはさみます。)いろいろな味が口の中で出会って、思わず顔がほころんでしまう美味しさですよ。~おまけ画像~双方の父親に感謝チョコマフィンを届けました。お義父さん、パパ、いつまでも元気で長生きして下さいね。Thank you.
February 17, 2006
本日はチョコレートと栗のアントルメをお届け致します。日本ではムースを使用しているケーキで切り分けて戴けるものを一般的にアントルメと呼ぶようです。チョコレートと栗のそれぞれのビスキュイとムースを順々に重ねて組み立てています。ビターなチョコレートとコニャックを効かせたお味的には少し重めの仕上がりになります。濃厚なショコラを心ゆくまで堪能できるお菓子。寒いこの時期ならではの楽しみですね。私は今、韓琉スターのパク・ヨンハさんに恋しています。そのあまりの熱の入れようにあきれ顔の友人達は「ねぇ、○○○は(夫のニックネーム)文句を言わないの?」と本気で心配してくれています。ところが我が夫はコンサートやイベントに私が着ていく洋服を一緒に選んでくれヨンハさんに会いに?行くため駅へ向かう私をベランダから手を振って見送ってくれる人なのです。韓国ドラマの俳優さんのように女心をぐっとわし掴みにする甘~い台詞は言ってはくれませんが妻の楽しむ姿を見て満足し、妻の喜びを自分の喜びにする夫に友人の言葉を借りて言うと「いいだんな様、もらったね~」となるのでしょうか。。。。 黄昏めくれば ページのない闇 どれだけ僕は君の そばにいますか ひとりで背負えば 心は重たい 半分許しながら 歩けたらいい・・・ Woh I will be there for you 愛だけをつかめるように このてのひらを広げてる どこかで挫けそうなとき きっと君を救える 僕がいると 信じていて Park Yong Ha「どれだけ僕はそばにいますか」いつか私がおばあちゃんになっても心がさびついてしまわないようにいつだって恋をしていたい。。。~おまけ画像~恋していますか?愛する人はいますか?St.Valentaine'Day。。。皆様の熱い想いの成就を願って。ありがとうございました。
February 14, 2006
制服姿が凛々しいドアボーイに「こんにちは、マダム」と声をかけられつい深々と頭をさげてしまう。宿泊するのは気後れしてしまうようなホテルでもお茶くらいならこの私にだって楽しめる。贅沢な雰囲気に溶け込んで、しばしマダム気分を味わってみましょうか。背筋をピンとして、足など組んで、くつろぎのポーズを気取って。。。先日のタイ旅行で楽しみにしていた事のひとつ、アフタヌーンティー。チャオプラヤ川沿いのペニンシュラホテルのティールームでタイスウィーツのアフタヌーンティーセットが頂けると聞いていたのです。けれど残念な事に、私が訪れた年末はブッフェスタイルのメニューのみで三段スタンドのお菓子を頂く事は出来ませんでした。それならばとオリエンタルH、フォーシーズンズHも周ってみましたが、どこもだめ。。。カウントダウンパーティーの準備があるからと言うのが理由でした。美味しいお茶やお菓子を頂くのはもちろん、ピシッとプレスされたナフキン、シルバーのカトラリー、心地良い音楽、そして楽しいおしゃべり。まるで時間が止まってしまったような非日常的なひととき。。。あこがれます*^^* ***************************さて、本日はシェル型でマドレーヌを焼きました。マドレーヌには色々なレシピがありますね。ラベンダーなどの少しクセのある蜂蜜を使ったものがオリジナルだとか・・・私は粉の1/4をアーモンドプードルに代え、焦がしバターを加えるレシピが今、一番のお気に入りです。~おまけ画像~こちらはタイ、ホアヒンのソフィテルセントラルリゾートのアフタヌーンティーセットです。丁寧に手入れが施されたお庭を眺めながらオープンエアのカフェで時間が経つのも忘れて。Thank you.
February 10, 2006
皆様今晩は。。。さあ、本日は寒さも風邪も吹き飛ばしてイタリアン3品を作りましたよ。それではさっそくお料理をご紹介致しましょう。ひと皿目は。。。ゆり根とグリーンアスパラのチーズ焼き塩ゆでしたゆり根とアスパラを耐熱容器に並べます。パルミジャーノレッジャーノ、EXVオリーブオイル、塩少々をしてオーブンに入れ7、8分焼きました。Pointは素材を固めにゆでる事、チーズはおろしたてを使う事かしら。手軽に作れるアンティパスト、お試し下さいませ。2皿目は。。。塩豚とりんごのサラダ甘酸っぱいりんごと軽い塩気の豚肉を合わせて、サラダ仕立てにしました。塩、胡椒、EXVオリーブオイル、レモン汁をかけていただきます。豚肩ロース肉(かたまり)は長ねぎ、セロリ各1/2本、皮付きのにんにく1カケ、かぶるくらいの水を強火にかけ、煮立ってきたらあくを取り、ふたをしないで40~50分煮ておきます。熱いうちに表面に粗塩をすり込み、充分冷めたら冷蔵庫に保管。5~6日で食べきります。サンドイッチの具、酢味噌をかけて和風にアレンジしてもグー。添加物の心配もなく安心していただけますね。3皿目は。。。じゃがいものニョッキ2色ソースニョッキはじゃがいもやかぼちゃに小麦粉を加えて作るもうひとつのパスタ料理です。トマト&バジル、チーズ&生クリームのソースで2種類のお味を楽しみます。トマトソースはにんにくの香りを移したオイルに1/4にカットしたミニトマト、刻んだバジルを入れて少し煮詰めます。この時、乳化を促すために中火~強火で煮るとオイルが分離せずとろ~んと美味しいソースになりますよ。今回はドライトマトをプラスして甘味度UP!です。チーズソースにはマスカルポーネ、ゴルゴンゾーラ、プロボローネを。もちろんお好きなチーズの組み合わせでどうぞ。デザートにはいちごのマリネを。レモン汁とグラニュー糖でマリネしただけのいちご。お口の中がさっぱりしますよ。このイタリアンメニュー、下ごしらえさえ済ませておけばうれしいほど簡単なものばかり。ニョッキは意外とボリュームがあるのでおなかがいっぱいになります。カジュアルなおもてなしのメニューとしても女性にも男性にも喜んで頂けると思います^0^今日は。。。大好きなヨンハさんの新しいアルバム発売を記念して乾杯^^;Thank you.
February 8, 2006
これまで大きな病気を一度もしたことがなく、医者にかかると言っても歯科医くらいの元気者の私がめずらしく体調を崩していました。身体の声に耳を傾けること。。。これをを怠ったのが原因です。喉がいがいがする、関節がだるい、そんな身体のサインに気付いていながら身体を休めることをしなかったため、数日で治るはずの風邪を長引かせてしまいました。パン作りにおいても似たようなことを感じる時があります。さて、今回はパン・ド・カンパーニュを焼きました。スライスしたパンにレッドチェダーチーズ、プロボローネチーズ、そしてアボガドをのせてトーストしています。この日は予定を控えての大急ぎのパン作りです。1次発酵の際も、成形発酵の際もパン生地さんは「もう少し大きくなりたいよ~、もう少し待って~」と私にお願いしていました。けれどもその声を無視し、強引に強行突破で焼いたら。。。トホホ。。。クープも出ない、底の方の目が詰まったちょっぴり元気のないパンが焼き上がってしまいました。身体の声を注意深く聞き、食事、睡眠、運動でリズムを整える。気温、湿度、材料他を把握し、パン生地をよく観察する。こんなあたりまえのことをあたりまえにするって大切だけど案外難しいことなんですよ、ね?Thank you.
February 6, 2006
ゲランドのお塩で有名なブルターニュ地方のお菓子ファーブルトン。卵、お砂糖、小麦粉、牛乳を合わせた生地にプラムを並べて焼きます。表面はこんがり焼けて香ばしく、中はふんわり柔らかい生地。バターの風味とプラムの酸味が口の中に広がります。今回はバターでソテーしたりんごとドライプルーン、ドライクランベリーをオレンジの果汁で煮詰めてフィリングに。生地の方へは生クリームとラム酒でコクをプラスして、一人分ずつココット型に流し入れて焼きました。ラム酒に代えてブランデー、オレンジキュラソー等お好みで。りんごの他に洋梨やバナナもお勧めします。温かいままでも又、冷たく冷やしてもおいしく戴けますよ。 ****************************さて本日はアロマセラピーに関するお話です。私の好みはオレンジを始めとする柑橘系の甘くフレッシュなエッセンシャルオイル。最近のお気に入りはスイートオレンジとユーカリプタスのブレンド。専用のバーナーで焚いて香りを楽しみます。ユーカリはアボリジニによってマラリア等あらゆる熱の治療に用いられてきました。これは、風邪、インフルエンザ、気管支炎、肺炎等の呼吸器系感染症に有効なオイルとされているからです。アロマセラピーの講習を受けていた5年程前の私はイランイランの香りが好きでした。フローラル系の強い香り、甘くエキゾチックな香りは好き嫌いの分かれるところです。 ****************************久しぶりに当時の教科書を開いておもしろい発見をしました。イランイランの心理的効果の記述には・・・ こんをつめて働き、責任感が強いためストレスがたまり 自分の感情をコントロールできなくなった人に最適。 なりゆきにまかせて人生を楽しむ事を忘れ、緊張、イライラ、不安 でパニックになってしまう。。。そんな時このオイルを使うと リラックスし、自分の生活を大切にした自分らしい生き方ができる。そしてオレンジには・・・ なかなか目標を達成出来ない人に向く。 様々な壁にぶつかるうちに挫折し、やがてなまけ心に負けて 人生を変えようと努力することを怠ってしまう。 自分を甘やかし、運動不足も高じて肥満体質に。。。 しかしオレンジオイルを使うと停滞していた器官の働きが活発化し、 楽天的で前向きになるにつれ、人生まで変わり始める。う~む。この5年間で私の心境に何らかの変化があったのでしょうか???Thank you.
February 3, 2006
全97件 (97件中 1-50件目)