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昔、イギリスに住んでいたとき、何度か車で旅行した。西の方でトーキーあたりの田舎道を走っているときとても気持ちよく、こういう道を味わい尽くすためにブリティッシュ・ライトウエイトスポーツカーが創造されたのだという感想を持った。綺麗に舗装されているが道幅は広くなく、適度な高度変化と気持ち良い曲率のカーブが続く。木漏れ日がさす林や遠くまで見通せる草原が適度な間隔で現れ、時折遠くに海が見える。当時はまだファミリーカーの他にスポーツカーを持つという状況に無かったが、こういう道を走るのにふさわしいスポーツカーを手に入れたいと思った。 今、ポルシェ・ボクスター(2007年式)に乗って房総半島の内陸部を走っていると、イギリスの田舎道を思い出す。ボクスターはブリティッシュではなくジャーマンだしライトウエイトスポーツというには大きすぎると思うが、五段変速のMTの3速から5速を使ってほとんどブレーキを踏まずに走れるワインディング・ロードはイギリスの田舎道に似ていて、スポーツカー・ドライビングを満喫できる。これでもっと涼しい季節なら屋根をおろしてオープンにでき、もっと気持ちよくなる。 新しいスポーツカーの大半が、高価で巨大でハイパワーになっている。収益率を高めるために超富裕層相手のビジネスにせざるを得ないのはわかるが、こういうスポーツカーはサーキットに持ち込まないと楽しめないように思われる。マツダのロードスターが世界で唯一の普通の人が買って楽しめるスポーツカーとして貴重な存在だが、残念ながらエンジンはただの4気筒だ。ボクスターの水平対向6気筒に比べると快感が乏しい。現行のボクスターは4気筒が標準で、6気筒のモデルは高価すぎる。 せっかくスポーツカーを気持ちよく走らせることのできる環境に住むようになったのだから、今持っているこのボクスターを大事にして走り回ろうと思う。この車を手放したら、もう代わりの車はない。
2024.08.31
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外は暑いので家に閉じこもりがちになる。ドライブにでも行こうとカミさんが言う。どこに行くかだが、思いついたのが養老渓谷にあるピザの店だ。以前笠森観音に行ったとき帰りに寄って食べたらとても美味しかったのを思い出した。片道45分ほどの軽いドライブで着く。カミさんに提案したらそこに行きたいというのででかけた。人工湖のほとりにあり食べながら見る景色も良い。本格的なピザ窯があり外には燃料用の生木の薪が積んである。今回は4種類が組み合わさったピザを一枚、イノシシのソーセージを一皿、カミさんはブルベリーと牛乳のジェラートを頼んだ。ピザは大きいので二人で分けて丁度よい量だ。ここのピザは本格的でとても美味しい。具も吟味してありすばらしいのだが、まずピザの台が単独でも美味しい。小麦粉が特別なのか、生木の薪のおかげなのかわからないが。ソーセージも肉の挽き方が程よい粗さでジビエらしさを際立たせている。ジェラートも少し味見させてもらったが感動的に美味しい。これで二人で4000円くらいだから割安に感じる。 木更津に来てから、外食で感動することが多い。昔は田舎の外食というと期待できないのが常識だったが、ここでは違う。しっかり修行してきた調理人が、都会で開業しても成功しただろうに田舎で店を開いているというケースが多い。一方、何十年も木更津で頑張っている昔ながらの店も多い。 最近では東京で外食すると法外に高く、その割に味や量に不満を持つことがほとんどなので、木更津では毎回感動している。
2024.08.30
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日本の宇宙開発最前線 (扶桑社新書) [ 松浦晋也 ]価格:1,012円(税込、送料無料) (2024/8/26時点)楽天で購入小学生の頃から宇宙開発には興味を持っていた。小学生向きのガガーリンの伝記などを読んだものだ。「ザ・ライトスタッフ」(ジェミニ計画の話)は映画化される前に翻訳で読んだ。アポロ計画も映画(アプロ13号)だけでなく本で勉強した。だが、それ以後のスペースシャトル、国際宇宙ステーションといった話から良い文献に巡り合わず、断片的な知識しか得られなかった。そういう状況の中でこの本が出た。 すぐに木更津市の図書館にリクエストして買ってもらった。まだ三分の二くらいしか読んでいないが、これは買うべき本だと思い、楽天ブックスから購入することにした。紙と電子書籍の両方が出ている(同じ価格)をが、今回は珍しく紙の方を注文した。 著者の松浦晋也氏はずいぶん昔から宇宙関係の記事を専門にするジャーナリストだ。「はやぶさ」関係の著作も多い。日経ビジネス電子版にコラムを持っていて、なかなか面白い。宇宙関係のことに関して、日本ではこの人が一番信頼できるだろう。 現代の宇宙開発ではイーロン・マスクのスペースXは中心的な存在になっている。このスペースXについてはイーロン・マスクの伝記では理解が難しい。おそらく伝記作家が宇宙を知らないのだろう。このスペースXの発展の経緯はこの松浦晋也氏の本で詳しく解説されており、初めて全貌がわかった。いま、第3章「イーロン・マスク、宇宙事業を変革する異端児」の章を読み終わったところだ。
2024.08.26
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カミさんの友人のお宅で少人数のパーティが開かれ私も招待された。お宅は杉並区善福寺で家に駐車場がある。公共交通機関を使ったら2時間以上かかるだろう。当然ポルシェ・ボクスターで行きたい。 大学生のとき運転免許を取り、テニスの練習場に車で行っていたから東京の道路は概ね頭に入っている。東京の建物は頻繁に建て変わるが道路はあまり変わっていない。新しい高速道路が出来て来ているがこれらはまだ頭に入っていない。 最初に考えたルートはアクアラインで川崎に出て環状八号線を青梅街道まで行くというものだが、環状八号線は昔から渋滞が多く走りにくい。Google Mapで検索すると首都高速・中央環状線(C2)を使うルートが推奨される。大井から中央環状線に入り初台で山手通りに降り、中野坂上から青梅街道に入るというものだ。西新宿ジャンクションで首都高速4号に入り高井戸で降りて環状八号線から青梅街道に入るルートもあるが所要時間が長い。前者で行くことに決めた。 中央環状線が出来たことは知っていたが、母の家がある目黒の周辺には出入り口が無いので使ったことはない。入念に下調べ(出口、合流の目標、右に出るのか左に出るのか、等)をして出かけた。所要時間は1時間半くらいと予想される。羽田のあたりで少し渋滞があったがそれ以外はまずまず順調に流れて、予定よりだいぶ早く着いた。早く着いて準備を手伝うかもしれない、と言っておいたので問題はない。 こういう用途にもボクスターは快適だ。電車やバスを何度も乗り換えるより速く、疲労も少ない。二人で乗れば電車より安いかもしれない。 中央環状線はよく考えられた高速道路で、これのおかげで都内の渋滞は緩和されたのではないだろうか。
2024.08.22
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せっかくオープンカーを持っているのにこの暑さでは屋根を開けられない。今朝は早く目がさめてしまいもう眠れそうにないので起きてボクスターを走らせた。5時くらいでまだ気温が低いので屋根を開けた。 朝食までに帰りたいので近場のコースを選ぶ。我が家のそばには「ポルシエ通り」という道がある。ちゃんと木更津市が命名した名前で道路標識にも書かれている。添えられているのは英語ではなくドイツ語で「Porshe strasse」だ。ポルシェ通りに面して「ポルシエ・エクスペリエンス・センター東京」という施設があるからの命名だと思う。このポルシェ通りは適度なアップダウンとカーブがあり、ボクスターだと3速から5速を使って走る気持ちの良いドライブ・コースだ。今朝は初めてこのコースを屋根を開けて走った。スポーツカーをドライブする喜びを満喫できた。
2024.08.11
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二代目のポルシェ・ボクスター(987型)を買ってからもうすぐ一年になる。最初の4ヶ月は関西の狭苦しい道であまり楽しめなかったが、木更津に引っ越してからは大いに楽しんでいる。木更津では車幅の大きさ(180cm)も左ハンドルもあまり気にならない。ボクスターを楽しむために木更津に引っ越したと友人に言ったりするくらいだ。 このボクスターは2007年式だからすでに17年も経っているが45000kmしか走っていないせいか、全く古さを感じない。外観に古びた感じは無いのは元々古臭い外観ということが関係しているかもしれないが、内装も傷んでいないし運転していて異音とか緩い感じとかも無い。新車の匂いはしないが、古い車の匂いも無い。購入した中古車屋が整備に自信がある、と言っていたが、全く何の不具合もない。タイヤは古かったので大好きなミシュランに交換した。 数あるオープン2シータースポーツカーの中でポルシェ・ボクスターを選んだのはもちろん水平対向6気筒2.7Lのエンジンに惹かれたからだが、やはり良いエンジンだ。普段は1500rpm以下の回転数で5速で流せるが、シフトダウンして高回転を使えば普通でない快感が得られる。房総半島の緩やかな曲率と勾配の山道を捕まる心配の無い速度で走っていて気持ちが良い。しきりに「甘い生活:dolce vita」という言葉が浮かんでくる。
2024.07.03
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これまでに暮したのは北九州、東京、千葉市、宝塚市、今回の木更津市ということになるが、地理が一番確かに頭に入っているのは東京だ。北九州に住んだのは子供の頃だから地理は徒歩圏と西鉄の路面電車くらいだから行動範囲が狭い。千葉市、宝塚市は仕事をしていたから、基本的に通勤範囲と音楽関係が中心でいつも同じところを動いていた。その点、東京は大学、大学院というある程度時間が自由になる時期だったし自動車を好きなように乗り回していた。大学への通学もテニスへもよく車で行っていた。だから東京の地理は今でも頭に残っている。建物は変わっても幹線道路は変化が少ない。また、東京を離れても親がいたから知識をアップデートできた。 これからは木更津市を中心とした地理を頭に入れようと思っている。
2024.06.27
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木更津市は自転車が少ない。関西や東京でよく見る買い物自転車や子供を前後に乗せた自転車を木更津市で見ることはかなり稀だ。これまで、車道を逆走したり歩道を突っ走る自転車で怖い思いをしてきたから、木更津は歩いていても車を運転していても楽だ。逆に自分が自転車に乗ると(車道の左側を走る)、場違いな感じがする。 これはやはり住居の問題だろう。木更津では家に2,3台分の駐車スペースがあるのが常識だ。また、住居が安いから経済的な余裕もある。買い物や幼児の送り迎えのために一台車を余分に買うくらいは楽にできる。また、どこに行っても広い駐車場がある。我が家だって客人のための駐車スペースがある。これだと自転車より車という気分になるのは当然だ。
2024.06.20
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今週も関西で仕事だった。今回は3コマだけの授業で早く仕事が終わるので飛行機で帰ってきた。看護学校から三宮駅まで歩き、ポートライナーで神戸空港に着くのに40分くらいだった。これで飛行機の離陸の45分前だ。神戸空港は飛行機の発着便数が少ないローカル空港だから、保安検査場もガラガラだし、待合室も空いている。優先搭乗の搭乗開始が15分前から始まり、窓際が次だ。私は比較的前の方の窓際の席を取ったのですぐに乗り込む。ほぼ満席で大荷物を機内に持ち込む人が多く、全員が着席するまで大変そうだったが定刻までに終わった。先週の新幹線では横幅の極端に大きい男が隣席からはみ出してきて不愉快だったが、今回は普通の体型の女性だったので快適だった。 飛行機は定刻より少し早く離陸し、到着も少し予定より早かった。天気も良く、下の景色がよく見えて楽しかった。神戸空港を西に向かって離陸した後明石海峡大橋の上で右旋回し、六甲山の上から仁川の阪神競馬場のそばを通り武庫川や淀川を越えて東に向かう。伊勢湾もよくわかったし、伊豆半島の南端近くから房総半島の館山湾を通る。このまま木更津上空から羽田かと思ったら違った。房総半島を北上し東京上空に入った。原宿のオリンピックプールや体育館の上から目黒上空を降下しながら進み大井競馬場のそばから羽田に着陸した。 スカイマークは羽田では冷遇されていて第1ターミナルの外れに停止する。運が悪いとゲートではなくバス便になるから今回は運が良かったと思うべきだろう。外に出て木更津駅東口行きのバスに乗る。この便は金田バスターミナルに寄らないからバスからカミさんにメールして木更津駅に迎えに来てもらった。 夕食前に帰り着いた。夜行バスより疲れが少なく料金は夜行バスと新幹線の中間くらいだ。天気が安定しているのなら最も使いたい交通機関なのだが、4コマ授業がある日だと都合の良い便が無い。
2024.06.12
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木更津に来て、六甲山のような道がないのでバイク(スズキのGSX-S125)に乗ってもあまりおもしろくないと思っていた。先月、定期点検とオイル交換にショップに持っていったらタイヤとチェーンと前後のスプロケットを交換することになり、軽自動車税の支払いも重なって10万円ほどの出費になった。それなら気候も良いしもっと乗ることにしようと思った。 関西で乗っていたときからバイクにはスマホのホルダーを付けていない。知っている道を走るなら良いが六甲山の知らない道を走る時はナビが欲しいところだ。それをあえてナビ・アプリをスマホで使うという王道を採用しないのは、言ってみれば「脳トレ」だ。脳内の記憶システムのかなめになる「海馬」は記憶と地図情報の理解という2つの機能に関わっている。新しい場所へのルートを考え記憶するという行為は海馬における神経細胞の新生とその脳回路への組み込みを促す。ロンドンのタクシー運転手を長くやっていると海馬が有意に大きくなるという研究がきっかけになってわかってきた事実だ。 六甲山の新しいルートを走ろうと思ったとき、地図を念入りに見て、家から目的地、目的地から家までのルートを覚える。交差点の名称、目標となりそうな建物などを記憶に書き込む。その予習をしてからバイクでそのルートをたどる。4,5回同じルートを走ると覚える。するとこのルートから派生する新たなルートが開拓できる。そうやって六甲山の様々な道を覚えた。 これからは房総半島で同じようなルートの開拓をやってみようと考えている。
2024.06.08
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仕事のために毎週関西に往復している。5月から6月にかけて8回だけだが、すでに5回が終わった。往路はすべて夜行バスだ。東京駅から神戸三宮駅までのJRバスの3列シートを利用している。3列でも左側のA席とB席の間は狭いので出入りが不便だ。いつも右側のC席を予約している。このバスで一番高い席になるが、それでも8000円だ。毎週利用していると割引になり、最後の予約では7450円だ。あと3回だが、すべて同じバスの同じ席を予約した。このバスは三宮に朝7時に着く。ゆっくりと朝食を取って学校まで歩いて行くが少し早い。天気が良ければ途中のベンチに座って時間待ちをしている。時間のロスが少ないのも気に入っている。 帰路については複数の手段を試している。最初は大阪駅から東京駅への夜行バスを使ったが、仕事が終わってからバスが発車するまでの時間が長い。飲み会があればちょうど良いのだが、そうでないと時間を持て余す。博物館・美術館は閉まるし音楽会も見当たらない。このバスはJRではない。予約の段階で座席指定ができないのが欠点だ。3列シートで左のA席とB席の間の通路はJRほど狭くない。しかし最初に乗ったとき1Cに当たり、これが運転席の直後で足元が狭かった。ここに当たると眠れない。 ここ二回は新幹線を使った。学校から新神戸駅は簡単で近いので便利だ。乗っている時間も短い。スマートフォンで予約しアップルウォッチのSUICAで乗車なので簡単だ。駅弁も淡路屋の取り置きサービスでストレスが無い。品川から木更津行きのバスに乗れば良いので、こちらも便利だ。良いことずくめだが、料金は高い。また、昨日は隣の席に非常に横幅のある人が座っていて、こちらの席にはみだしてくる。これは大きなストレスだ。隣に誰が来るかは運任せだが、昨日のような不運はありうることとして覚悟しなければならない。先週も新幹線だったが、強風と雨のためアクアラインが閉鎖になった。品川駅のバス停で待っていたら閉鎖になった。もちろんバス停に表示はない。自分でスマートフォンで情報を探してわかった。こうなると千葉を回る内房線で帰るしかない。強風のせいかダイヤも乱れていて、バスの予定時間より1時間以上遅く帰り着いた。いろいろ予期しないことがある。
2024.06.05
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ガレージの建て替え工事が終わった。古いガレージは錆びて変形しており強風でいつ壊れても不思議は無い状態だったので一安心だ。新しいガレージはこれまでのものより幅が少し広く長さが少し短い。ポルシェ・ボクスターを入れるのだが、ドアがこれまでより大きく開けられるので乗り降りが楽になった。床に車止めを固定してもらったが、ここにリアタイヤが接触した状態で前後とも10cmくらいの余裕になる。車止めの後ろにフィットの冬タイヤを寝かしておける。こちらもスペースがぎりぎりだが、入ればそれで良い。 洗車道具などを置くための棚とコンセントをつけてもらった。照明をつける気になったときのためだが、狭いのでガレージで何か作業をすることは無いかもしれない。贅沢をしてリモコンで動く電動シャッターにしてもらった。外から開けて車に乗り込み車を出し、リモコンで閉める。これは楽で良い。車を出すときに道路の交通をチェックするための鏡もつけてもらった。 これまでよりボクスターに乗る回数が増えることだろう。
2024.05.30
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旧車がブームのようで、古い車が物によってはものすごい高価格で取引されているらしい。まあ、現在新車で手に入る車に魅力が少なくなっていて相対的に昔の車のほうが面白い、という意見には賛成できる部分もある。しかし、昔の車は嫌なことも多かった。今人気のスカイライン(いわゆるハコスカ)に乗っていたことがある。テニスの友人からタダでもらった2000GTのセダン(GC10)だが、問題が多かった。排気系が錆びて穴が開いていてうるさく、最後には高速道路でマフラーが脱落して車を止めて拾いに戻るハメになったし、ヘッドガスケットが壊れてオイルと冷却水が混ざり、一升瓶に水を入れて持ち運ぶ必要があったし、クラッチは重くハンドルは鈍かった。いくら修理したところで現在の車のレベルには及ばないだろうし、またどこかが壊れるだろう。 日本車は1985年頃から壊れなくなったような気がするが、それより前の車は新車で買っても運が悪ければ路上で立ち往生した。ドイツ車だって1995年頃まではよく壊れた。イギリスで乗っていたフォルクスワーゲン・ポロは二度も救援を呼んだ。ポルシェが丈夫になったのはボクスターが発売され911が水冷になってから後のことらしい。これより前の車を買ったらいつどんな壊れ方をするか予想できないような気がする。また、基本性能が低かった。1979年に新車で買ったトヨタ・スターレットは標準装備がラジアル以前のバイアスタイヤで、雨になると簡単に浮き上がり恐ろしかった。そんな車をトヨタは平気で売っていた時代だったのだ。新車でもそんな状態だった車、しかも多分10年保てば良いくらいの考えで設計された車を、大金を払って買い大金を払って修理するのは私はお断りだ。 どうも他のブームと同じように、誰かブームで得をする人たちが仕掛けてカモを引っ掛けようとしている気配がする。
2024.05.25
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看護学校の仕事のために週に一度神戸に行っている。これで3度行ったがすべて往復とも夜行バスだ。往路はJRバスで東京駅八重洲口から神戸三宮駅行き、復路は神姫交通で大阪駅発東京八重洲バスターミナル行きだ。どちらも三列シートを予約している。木更津駅から東京駅は、往きは運行の正確さを期待して内房線快速、帰りは速さを期待してアクアラインのバスだ。よく眠れたという印象はないが全く眠れなかったわけでもない、くらいの眠りだが、1時間半の授業を4コマこなして、特に体力が保たないとか眠くて困るということもない。これで済めばホテルに泊まる必要もなく費用も安い。 往路は三宮駅に朝7時ごろ着く。ゆっくりと朝食を食べて8時、学校に入れるのは8時半なのでどこかのベンチで時間をつぶしている。復路は時間が余る。授業が終わるのが4時半でバスが出るのは10時だから長い。先週はちょうど飲み会が入ったので良かったが、そうでないと本屋やヨドバシカメラを回っても持て余す。 次回は試しに帰路を新幹線にしてみようかと考えている。
2024.05.23
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車を自分で持つようになって10年以上は買った店で点検整備をやってもらっていた。そういうものだと思っていただけで疑問も持たなかった。その後、職場の同僚が勧めるので独立系の自動車修理工場に任せてみたら同じように整備してもずっと安かったし代車や取りに来てくれたりというサービスも気持ちよかった。以後この工場に任せることにしていた。国産車だけでなくフォルクスワーゲンでも問題なく整備してくれた。 関西に行ってアルファロメオを新車で買い、そこで点検整備を頼んでいたが、非常に印象が悪かった。カミさんもここは嫌だというので困った。自転車で街を走っていたら雑多な車が置いてある自動車修理工場を見つけた。たった一人で全部やっているらしい。この人にアルファロメオの整備をやってくれるかと訊いたらOKだという。ただし同時に持っていたロータス・エリーゼは触りたくないと言われた。アルファロメオを見てもらったらとても説明がわかりやすく的確な印象だ。また費用も安い。仕事も速い。すっかり気に入って、以後彼が私のかかりつけになった。 今回関西から木更津に引っ越すとき、自動車修理工場のあてはまったくなかった。フィットはホンダに出せば良いがポルシェ・ボクスターはどうしよう?関西の行きつけの修理工に相談したら、ボッシュ・カーサービスの工場が木更津にあるから、そこに行ってみたらどうか?と教えてくれた。彼自身ボッシュ・カーサービスに加盟している。 今月ボクスターが期限なので、その店に連絡して車検を頼んだ。ごく真っ当なメカニックで説明もわかりやすい。値段は国産車と全く変わらない。エンジン・オイルが国産車より多い分が割高になっているだけだ。たぶん、関西のメカニックと同じように信頼できそうだ。これだ一安心だ。
2024.05.15
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最近気づいたのだが、木更津市でスポーツカーを見かける頻度は関西より高い。最初に意識したのは、やけにホンダS660に出会うことだが、そう言えばマツダのロードスターも4世代ともによく見る。また、コペンも新旧取り混ぜてよく見る。私は興味がないので(屋根が開かないので)意識に上らないが、トヨタの86(あるいはスバルのBRZ)もたくさん走っているようだ。外国車のスポーツカーはあまり見ないのは関西と同じだ。 これはやはり家に2台分以上の駐車スペースがあるのが当たり前、という土地柄が関係しているのだろう。家族で乗る車の他に通勤などに一人で乗る車を買うことになったのなら、2シーターでも構わない。また、関西圏や東京に比べて住居費が圧倒的に安いから経済的な余裕がある人が多いように思う。ちょっとクルマ趣味がある人なら国産車のスポーツカーを買うのに抵抗は少ないだろう。 みんなが車で動くことを前提にしているから公共交通機関が衰退しているのか、公共交通機関が当てにならないから車で動くようになったのかはわからないが、何しろ車が前提だ。一人一台車を持っている必要がある。 入団した弦楽合奏団の練習も車でなければ行けない公民館で行われる。全員が車を運転して集まるのだ。ヴァイオリンの年配の女性がNC型のマツダ・ロードスターで来ているのを見て嬉しくなった。
2024.05.04
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木更津市に引っ越してからスポーツ自転車には全く乗っていない。スポーツ自転車を初めて買ったのは上の息子が1歳の頃だ。基本的に車で通勤していたのがカミさんが実家に行く(実家でピアノを教えていたから週に何度も行っていた)のに車を使うようになった。公共交通機関は嫌いだから原付バイク(小さなスクーター)を買って通勤していたが、これが壊れる。真冬の帰宅途中でエンジンが止まる。修理に出してもまた止まる。日本製の新車でこれだ。何度目かの修理に持っていったとき、近くの自転車屋に美しい紺色のスポーツ自転車が飾ってあった。これは店主の個人所有だったのだが売ってもらい、通勤に使い始めた。 それからスポーツ自転車の趣味が始まり、大学をやめた7年前まで通勤の半分くらいはスポーツ自転車を使ってきた。30年くらい趣味として親しんできたことになる。 大学をやめてからすぐに教習所に行ってバイクの免許を取りバイクを買った。これから自転車はほとんど乗らなくなった。そして木更津に引っ越してから一度も乗っていない。 日常的に乗っていないと筋力が落ちるし、バイクのほうが楽だし行動範囲も広い。坂を気にしないどころか山坂道こそが楽しい。自転車通勤は生活のリズムに入っていたし運動にもなる。高価なスポーツ自転車だから駐輪所などには置かず、4階にある自分のオフィスまでエレベータで上げ机の脇に置いていた。こういうリズムに入らないとわざわざ自転車に乗る気にならなくなったのだ。 木更津では自転車に乗っている人は少ない。そもそも自転車は都会のものだ。農村で自転車に乗っているのは子供だけだろう。木更津の道路は空いているから自動車はかなりのスピードで走っている。スポーツ自転車は歩道など走らない。車道を走っていたら運転手が慣れていないだろうから怖い。それよりはバイクなりスポーツカーなりに乗っている方が良い。
2024.05.02
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関西にいたころは近くに六甲山がありバイクで走って楽しい道がたくさんあったので、それなりにバイクに乗っていた。木更津はかなり平坦で道も曲がりくねっていない。バイクも淡々と走ることになりそれほど面白くない。バッテリーが上がるのを防ぐために週一回乗るという感じで義務的になっていた。そうやって乗ろうとしたらエンジンがかからない。どうやらバッテリーが上がったらしい。前回バッテリーを交換して2年以上経つから交換した。そろそろ定期点検とオイル交換の時期も来ているのでバイクのショップに持ち込んだ。点検の予約を相談したのだが、そろそろタイヤとチェーン、前後のスプロケットが交換時期だという。 結構な出費なので、バイクを止めて売ってしまう、新車に買い替える、という選択肢も含めて考えたのだが、バイク屋の意見ではまだまだ乗った方が良いでしょうということなので意見に従って部品交換をすることにした。 まず、定期点検とオイル交換をやり、タイヤなどを取り寄せて別の日にそちらの作業をする、ということになり、翌週点検をやってもらった。ついでに曲がっていたクラッチレバーも交換してもらい、乗りやすくなった。
2024.04.29
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道から直角に車が4台駐められる家だが、道路から家を見て一番右は玄関へのアプローチの階段があり短い車でなければ入らない。フィットから重い荷物を降ろすときに使う。右から2番めがフィットの定位置だ。以前私がジャガーXJ6をここに入れたことがある。一番右のスペースとの間に植物の植え込みがあるせいで幅がぎりぎりだ。右から3番目が屋根付きのガレージでポルシェ・ボクスターが入る。前後左右ともあまり余裕がない。建て直して幅が広くなると楽になるかもしれない。 一番左は狭く庭に向かって登るスロープになっている。庭との境に簡素な門があり鍵がかかる。フィットだと長さ方向にはかなりの余裕があるが幅は狭く助手席側にいっぱいに寄せても運転手側のドアがようやく開く。庭屋はここに軽自動車ではないトラックを上手に入れて伐採した木などを積み込んでいた。この用途には便利なのだ。当初、このスロープに電動アシスト付き自転車とバイク(スズキGSX-S125)を置いていたが、隣家の人に「盗まれますよ」と注意されたので(忠告を無視すると人間関係が悪くなるかもしれないことを危惧して)門を通って庭の入口に置くようにした。ここは台所からの出入り口に面していて泥棒よけには良いが狭く、庭なので舗装されていない。雨が降るとぬかるんでバイクが沈む。 4台分あるといっても結構使いにくいのだ。下の息子一家がレンタカー(スズキ・スイフト)でやってきたときは一番右に入れていた。
2024.04.24
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今度の家では無理すれば4台の車が置ける。家が道路から引っ込んでいるスペースに道路に直角に車が入る。屋根付きの車庫が1個あり、そこにポルシェ・ボクスターを入れている。オープンカーを置くのに最適で、この家に住むことにした最大の理由だ。しかし下見に来たとき最初のショックはこの車庫がボロボロだったことだ。側面は真っ赤に錆びており遠くからでもよく目立つほどだ。また全体に歪みがあり前面のシャッターの動きも悪い。中に入ってみると素人仕事の補修の跡がある。壁の錆はかなり進行していてあちこちに穴が開いている。屋根は明らかに後から交換している。母に聞いてみると強風で壊れたことがあり、保険で修理したとのことだ。確かにこの家は強風がしょっちゅう吹く。 今のところちゃんと機能していてボクスターは無事だが、いつ壊れるかわからない。また、出し入れが不自由だから電動リモコンのシャッターにしたい。というわけで車庫を壊して立て直すことを考えた。 入居前に浴室とキッチンのリフォームを頼んだ担当者を呼んで見積もりを出してもらった。この家が建ったのは30年以上前で、当時と今では車の横幅が30cmくらい拡大している。その関係だと思うが同じサイズの出来合いの車庫は無い。少し短くなり幅は広い製品が設置可能だという。将来ボクスターを買い替えることになったとしてもスポーツカーに決まっている。短い方は問題ない。だが、幅が広がるとフィットを駐めているスペース(露天)に食い込む。入らなくはならないが車庫入れがシビアになりドアを開けるのにも気を使うことになる。 リフォーム屋さんと工務店の営業と施工者と現場で相談した結果、フィット側への拡大は10cmということになったので、それで施工してもらうことにした。フィットの反対側には腰の高さくらいの植え込みがある。不便だったらこれを撤去すれば楽に駐車できるようになるから、最終的にはそれで良い。
2024.04.22
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木更津に来て、スポーツカーの使い方が変わった。関西に居た頃はスポーツカーはまず通勤に使っていた。大学の研究者だった7年前までは、通勤手段はスポーツカーと自転車のロードレーサーが半々だった。大学を退職してからは看護学校の仕事が増えた。そのころ二輪の免許を取ってバイクを買ったので、看護学校へはバイクかスポーツカーに代わった。ただ、看護学校の仕事は4月から10月くらいまでの半年だったので、残りの半年はスポーツカーにあまり乗らないようになった。だからこの7年にはスポーツカーをルノー・トゥインゴやi-Mievというスポーツカーでない車に買い替えていた3年間が含まれる。 去年の11月に木更津に越してきた。関西での看護学校の仕事は一校で続けるが、スポーツカーで通うには遠すぎる。また、一日に4コマ詰め込んで通う回数を減らしたので2ヶ月間で終わる。スポーツカーをルーティンで使う用事はなくなった。 一方で木更津での生活では車が快適に使える。道は広く空いている。どこにでも無料の駐車場がある。アクアラインを使えば川崎はすぐご近所だ。東京の大田区あたりだと家から一時間以内だ。千葉市より近い。 公共交通機関は不便なので、ほとんどの用は車を使う。今持っているスポーツカーはポルシェ・ボクスター(2代目987型)で、そこそこ荷物も積めるから、週に一度くらいは買い物に使ったりもする。日帰りのドライブも頻繁に行っている。昨日も「濃溝の滝」まで屋根を開けてカミさんとドライブに行ってきた。高い山が無い千葉県だが、適当なアップダウンと気持ち良いコーナーがあり、スポーツカーのコースとしては理想的だ。
2024.04.11
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ピアニストのマウリツィオ・ポリーニが亡くなった。私も子供の頃彼のショパンのエチュードのLPレコードを聴いて強烈な刺激を受けてファンになった一人だ。東京でソロのリサイタルも聴いた。 彼の死を受けた百田氏のYouTubeで、百田氏は「18歳のポリーニはショパンコンクールに参加するためにミラノの自宅からワルシャワまでスポーツカーを運転して往復した」と述べている。残念ながら何というスポーツカーであったのか百田氏は述べていないし、今、ちょっと検索してみたがわからない。ご存知の方がおいででしたら教えて下さい。 カミさんがこの話を先に知って「ポリーニって金持ちのボンボンだったのね」と感想をもらした。確かに金持ちの息子だったし、だからこそスポーツカーに乗れたのは間違いない。しかし、スポーツカー乗りである私にはその気持がよくわかる。これから大事なコンクールに向かう、というときに乗り換えや雑多な人の人混みが必須な列車や飛行機などを使いたくない。一人で気に入ったスポーツカーに閉じこもって移動するほうが精神を良好に保つのにプラスであることは間違いない。車の中なら大声で歌っても良いので暗譜しているレパートリーの細部を歌って吟味することもできる。私も一人でスポーツカーに乗っているとき、よく独り言を言って思考を整理する。 大学で研究者をやっていたころ、良いアイディアは一人で散歩しているときとスポーツカーで通勤しているときに浮かんだ。普通の車(フィットを運転中ではよろしくない)では不思議と浮かばない。スポーツカーは良い楽器と同じで、こちらの要求に対して気持ち良い反応が返ってくる。それが大事なのだ。18歳のポリーニはそれをよく知っていたに違いない。 それにしても1960年にポリーニが乗っていたのは何だったのだろうか?ミラノといえばアルファロメオだから「アルファロメオ・ジュリエッタ・スパイダー」が思い浮かぶ。スパイダー(簡素で蜘蛛の巣のような幌骨のついたオープンモデル)ではなくスプリント(スチール製の屋根がついたクーペモデル)かもしれない。でも、ポリーニのイメージにはやや合わない。ポルシエ365のような気もする。
2024.03.29
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木更津に引っ越すことを前提に去年ポルシェ・ボクスター(二代目・987型・2007年)だが、週に一度くらいの頻度で乗っている。横浜にある楽器製作の師匠の店に出かけるとか、館山までドライブしたとか、が遠出の部類で、あとは短距離だ。毎日乗っても良いのだが、出し入れがやや億劫なのだ。 この家には屋根付きのガレージがあるが古い。少し歪んでいるし錆びているが、オープンカーを置いておくのには理想的だからここにボクスターを置いている。ボクスターで出かけるには手動で重いシャッターを開け、ボクスターを出して路肩に駐めエンジンを切り(盗難が怖い)、シャッターを閉め、発進という手間がかかる。帰宅時も路肩に駐め、シャッターを開け、車庫入れし、シャッターを閉める。車庫入れも結構大変で、車止めに後輪を触らせてもノーズとシャッターの間に5cmの隙間しかない。ガレージの棚にはそれなりの価値がある自転車が置いてあるからシャッターを開けっ放しでは出られない。 この出し入れの億劫さが無ければもっと頻繁に乗るかもしれない。
2024.01.25
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日本で飛行機の衝突事故が起きた。「メーデー」という航空機事故の番組を見ていると明らかなのだが、航空機事故調査は「誰が事故の原因となるミスをしたのか」を特定することではなく、「二度と同様の原因による事故を起こさないための提言をすること」が目的だ。誰かのミスが直接的な原因であったとしても、その誰かがミスを起こしていしまう原因となる状況があったのなら、その状況を取り除くことが大切なのだ。滑走路上に停止していてはならないタイミングで滑走路に飛行機を侵入させたことが事故の原因であったとしても、そのような誤解を生じさせた状況が問題なのだ。二度とそのような状況を起こさないためにどうすれば良いかを考え、世界に向かって提言を出す。それが事故調査委員会の目的だ。魔女狩りのように特定の個人に事故の責任を押し付けて刑事罰与えたり損害賠償請求を行ったりすると、正直な証言が得られなくなる。だから事故調査委員会への証言を他の目的(たとえば警察が刑事責任を問うようなこと)に使ってはならないとされている。そのために「シカゴ条約」というのがあり、日本もその条約を批准している。 にもかかわらず日本では航空機事故を調査する運輸安全委員会より警察が上位にある。これはシカゴ条約に違反していて大問題なのだが、警察は決してその権限を譲る気はない。国際的な条約がどうあっても警察は悪者を特定して刑事罰を与えようとする。 警察・特捜検事は法律の埒外にあって自分たちこそが正義の味方である。外部からの干渉は一切受け入れない。この考え方は非常に危険で、大日本帝国の軍隊と同じだ。
2024.01.19
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看護学校の解剖見学の仕事のために関西にでかけた。これと11月のバッハを弾く会の予定はずっと以前から定まっていたので、まだ関西に住んでいた頃に交通機関の手配を行った。 どちらも往復夜行バスだ。関西に住む家が無いし用事は日中だけなので、夜出発して朝到着する夜行バスは日程的にちょうど良い。ただ、眠れないと体力的に辛いかもしれない。二年ほど前に一度夜行バスで関西から東京に行ったことがあるが、その時はよく眠れたというほどではないが全く眠れなかったというわけでは無かったという記憶がある。バッハを弾く会も解剖見学の仕事(ご遺体や臓器に触れながら学生に説明する)も体調や頭脳が完璧でなければできないわけではない。夜行バスで一睡もできなかったとしても何とかなる。また、今後同じような用があったとき夜行バスを使うという選択肢を持てるかどうかも知りたい。そういう考えで夜行バスを選んだ。基本的に新幹線は好きでない。 東京・大阪を結ぶ夜行バスはJRを筆頭に多くの便が運行している。4列シートで隣に大柄の肥満した人が来たら悲惨だろうと思い3列シートで検索したらLimon Busというのがヒットした。東京を23:55に出発し大阪に8:20に着く便と大阪を22:00に出発し東京に6:00に着く便がちょうど良い。これに決めて、11月と12月の両方を予約した。クレジットカードで支払ったが、4枚とも料金が違う。4790円から6480円までバラバラだ。休日の前夜発が高いようだ。 東京は八重洲バスターミナルから出る。東京駅の一等地のバス乗り場はJRバスが独占するので他社のバスのために作られたようだ。東京駅構内にほとんど八重洲バスターミナルの案内表示は無い。東京駅八重洲南口を目指していくとなんとかたどりつける。大阪は大阪駅桜橋口のJRバスのバス乗り場にほど近いバス停から出る。私は行きに到着したときに場所を確認しておいたが、知らないと難しそうだ。何しろ徹底的にJRから無視されているのが他社のバスだ。 東京の八重洲バスターミナルはそれなりに時間を過ごせるようになっている。出発時間の10分程度前になると係員が来て列を作らせる。バスが来ると乗務員に自分の名前をフルネームで告げる。すると座席番号が口頭で伝えられて車内に入る。大阪はガード下の吹きさらしのバス停前で待つ。 どういう基準で座席が割り振られるのかわからないが、11月の往路は1Cという席でこれが最悪だった。運転席の直後なので前の座席の下に足をつっこめない。どうやっても足の行き場が無い。事前に知っていれば座席を替えてもらいたいくらいだ。4回利用した中でこの時だけよく眠れなかったが、後で考えてみればこの1Cという座席のせいだっただろう。11月の帰路は3C、12月の往路は4B、12月の帰路は4Aで、どれも普通に眠ることができたし翌日も普通に活動できた。新幹線に比べて疲れるとも思わない。 USB型充電設備付と書いてあったので11月の時はiPhoneとAppleWatchの充電器を持っていったのだが、座席にあるソケットは古いタイプのUSBの差し込み口だ。私の充電器はUSB-Cのコネクターだから使えない。旅行中は特にiPhoneとAppleWatchに依存するから充電切れは恐ろしい。朝食を100Vコンセントの着いているマクドナルドで食べて充電した。バッハの会の時間は両者とも電源を切っておいた。12月の時は古いUSBのコネクターが付いた充電器を持っていき、充電した。最近の製品は付属する充電コネクターがUSB-Cに移行していて、古いタイプのUSBのコネクターの充電ケーブルは使わない。こういう時のために捨てずに保存しておく方が良い。
2023.12.20
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新しい街にやってきて道を覚えて行くのは大変だ。関西に引っ越した23年前も苦労したが、今回も簡単ではない。引っ越してくる前に何度か木更津に来た時は、どこに行くのにもiPhoneのナビ・アプリをセットしていた。これからはこの街のモデルを脳の中に作っていく必要がある。まず中心となるのは国道16号だ。これは以前千葉に住んでいた時に馴染んでいた国道の延長部分だから理解は速い。我が家から国道16号に出る主要な手段が3つあるので、これをマスターする。そして国道16号から、館山道、アクアライン、木更津駅、市役所、クリーンセンター(当分粗大ゴミを持ち込むだろう)などへの道をマスターしていく。 これからは母が住む東京の家に行くことも増えるだろうから、このルートもマスターする。アクアラインと首都高速都心環状線の接続は単純ではない。今はナビに導かれているが、ナビ無しで走れるように記憶する必要がある。アクアラインは強風の日は閉鎖になる。この場合千葉市を通る昔ながらの道を使わなければならない。こちらは以前千葉市民だったから、ほぼ問題はない。
2023.11.20
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新車でフィットを買った10年前にも同じく新車でコペンを買った6年前にもナビの必要性は感じていなかったが、大学を退職してから初めての場所へのドライブが増え、ナビを使うようになった。といってもスマートフォン用のアプリだ。カミさんはiPad miniに格安SIMを入れていて、Google MapやYahoo!カーナビをインストールしている。最初のうちはカミさんが隣に座って見せてくれていたが、それも大変なので車のダッシュボードにホルダーを取り付けた。最初は汎用品を使っていたがいろいろ問題が多いので、DIYで作った。フィットでは理想的な場所にiPad miniや自分のiPhoneを取り付けられる。 コペンを売って買った中古のルノー・トゥインゴにもその後のi-Mievにも前オーナーが装着した立派な専用ナビが装着されていた。どちらの車も遠出には使わなかったのでナビの必要性はほとんど無かったが、時々面白半分に使ってみていた。使った感じはあまり良くない。目的地の入力がスマートフォンの方がはるかに簡単という点が大きい。途中まで打てば候補がでてくるし、以前使った住所だと候補が出る。メールから住所をコピーしてペーストするのも便利だ。ルートの候補は専用ナビだと地図を拡大できないのでよくわからない。ナビの精度はスマートフォンのアプリも専用ナビも同じようなものだ。どちらも時々信じられないほどバカになる。 10年前に買った初代のボクスターにもナビが付いていたが、これはデータが古く新しい高速道路を知らないという大きな欠点があり、あまり使う気になれなかった。 7月に中古で購入した二代目のポルシェ・ボクスターにはナビもバックカメラも無かった。この車は後ろの車両感覚が掴みにくいし絶対的に大きい車なのでバックカメラは欲しかった。それならダッシュボードに液晶画面が必要だ。どうせならiPhoneをつないでナビをやらせよう、と考えた。iPad miniを取り付けるホルダーを考えるのも面倒だ。ということで専用ナビではなく、ディスプレイ・オーディオを注文して納車前に取り付けてもらった。工賃込みで15万円ほどもかかった。 納車後、何度かナビの必要なドライブがあって使ってきた。私のiPhone SE(第2世代)はライトニングで有線接続する。接続する前にナビを起動して案内を始めさせる。ディスプレイ・オーディオを操作してApple Car Playを起動するが車を動かさないと画面は動かない。ここが使っていて引っかかる点だ。出先の駐車場で、どちらの出口から出るのかを迷っているときなど役に立たない。その後解決したがナビの画面に表示される情報が極端に少なかった。画面のボタンを一つ押して解決したが。使用中にiPhoneがかなり熱くなる。 まだ発展途上の機械のようなので、ナビというものはこんなものだろう、と思って付き合っている。出かける前にPCで予習するという習慣は残しておいた方がよさそうだ。
2023.10.31
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スポーツカーを運転した時の気持ちよさこそがスポーツカーを買う理由だが、その気持ちよさの方向性は車によって違う。 ビートやコペンのような軽自動車のスポーツカーは小さいこと幅が狭いことが最大のメリットで、一般道でもコース取りを考えて振り回せるのが気持ちよい。エンジンは660ccだから非力なところはあるが、それは高回転を多用することで何とかなる。 ロータス・エリーゼは軽さと操縦性と低いことが特徴で、山道をいろいろ考えながら走り抜けるのが気持ち良い。乗り込みのが大変といった非実用性も快感だ。私のエリーゼはローバー製のエンジンだったが、特に感銘を受ける点は無かった。 マツダのロードスターはNA6とNB6に乗ったが、屋根が開く二人乗り、という基本がメリットで、他は普通の乗用車と感じた。幌を上げてしまえば特にどうということはない。運転しやすいことは確かだが、それだけではあまり快感には結びつかない。エンジンは大きい方を選べば良かったのだろうが、私が持っていた小さい方だと非力さを感じる場面が多かった。その割にあまり高回転を使う気にもなれなかった。 ポルシェ・ボクスターは大きいこと、特に車幅が最大の欠点だが、それ以外は全域で気持ち良い車だ。私が経験した中ではこれだけが6気筒で、このエンジンと付き合っているだけで気持ち良い。ブレーキもハンドリングも、スポーツカーはどう作れば気持ちよくなるかを熟知した人が設計している。 今回短時間の試乗をしただけなので理解したとは言えないが、スーパーセヴンの気持ちよさは「バカなことをやっている」という点にあるように思った。理屈にあった行動を強制されている人生で、理屈に合わないことをやっているという自覚が快感につながる。
2023.10.21
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スーパーセヴンという車に興味を持ったのは少なくとも35年以上も昔のことだ。本も買ったし雑誌の記事もネットの情報も見つければ必ず読んできた。それでも、今回のオーナーとの会話と実際に助手席に乗り、最後は運転もさせてもらったことで、初めて理解したことは大きい。紙に書ける情報の限界を感じるほど、今回の経験は大きかった。 このオーナーは古いフェアレディもスーパーセヴンも走れるように整備はしているが、ほとんど乗っていない。買った頃はもう少し乗っていたようだが最近では車を維持するためにだけ乗っているような雰囲気だった。私がスーパーセヴンを買っても同じことになるような気がする。私はこれまでスポーツカーを可能な限り実用に使ってきた。大学に勤務していた頃は週の半分以上はスポーツカーで通勤していた(残りは健康のために自転車のロードレーサーで通勤)。今も一人でチェロを持って出かける室内楽の練習はポルシェ・ボクスターを使う。ある程度の金を出して買ったのだから喜びをむさぼり尽くそうと考える。でも、スーパーセヴンだと春秋の絶対に雨が降らない日限定だ。オーナーはそう断言していたが本当だろう。毎日は無理でも週に1,2度は乗っていないと、特にスーパーセヴンのように乗るのに気合が必要な車だと、乗ることが億劫になるだろう。私の場合オートバイに乗るときはプロテクター付きの専用のウエアと専用の靴と手袋とヘルメットを身につけるからそれだけで億劫になりそうになる。スーパーセヴンだともっと億劫だろう。結局時々ガレージに行って眺めたりどこか壊れていないかをチェックするだけの付き合いになりそうだ。 こういう未来像がオーナーとの会話や試乗を通じて明確になった。そして、自分はスポーツカーを持つことで何を実現したかったのか?という最も大事なことが明確になった。できるだけ頻繁に乗り、乗っている間の気持ちよさにふけりたい、ということだ。だから今回ポルシェ・ボクスターを買ったのだった。
2023.10.20
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引っ越しに備えて捨てられるものは捨てている。ずいぶん昔に作ったタミヤのスーパーセヴンのプラモデルがある。1/12で全長20cmほどと大型だ。ずっと透明ケースに入れて大学の自分の机の上に飾っていたので傷んでいない。スーパーセヴンに関する本も数冊ある。1冊はイギリスに居た時に本屋で見つけた英語の本で、途中までだがイギリス時代の暇つぶしに書いた翻訳もある。こういうスーパーセヴン・グッズを持ってスーパーセヴンのオーナー宅にでかけた。拒否されなければ貰ってもらうつもりだ。これらのスーパーセヴン関係の物が家から無くなれば、スーパーセヴンを買いたいという気持ちを吹っ切れるだろう。 オーナーは自宅内ではなく歩いて1分ほどの貸ガレージにスーパーセヴンを置いていた。ずらっと並んだ貸ガレージを3つ借りて、スーパーセヴン、フェアレディ、クラウンを収めている。ガレージの家賃だけでもかなりの出費だ。まずスーパーセヴンを見せてくれた。ケーターハムではなくバーキンだ。ウエーバーのキャブレターが2つ付いている。エンジンを掛けるのには多少の儀式と時間がかかったが、それほど苦労しているようには見えない。段差(3cmほどの高さだが)に注意しながらバックでガレージから出す。帰りは私を助手席に乗せたままガレージに突っ込んだが、排気系のどこかが段差にぶつかって金属音を出した。やはり最低地上高は危険なほど低いのだ。 助手席の外をマフラーが通っているので火傷に注意だ。アクロバット的に体を動かしながら助手席に収まる。何と言っても足元が狭い。両足は奥まで入らない。私を助手席に乗せて走り出す。手慣れた感じで操作しているが、エンジンはミスファイアをしたりしてやや不安定だ。冷えているとこんなものだそうだ。確かに時間とともにエンジンは落ち着いてきた。低さと露出感とでかなり怖い。左手の肘は外に出すしかないのも怖い。その肘のすぐ後ろに後輪があるのも怖い。ロータス・エリーゼも同じくらい低かったが体が車内に収まっていたからこれほど怖くはなかった。オーナーはかなり飛ばす。コーナーを速く回る。私へのサービスだろうか? 途中の広い空き地にスーパーセヴンを停めて、どうぞ運転してください、と言われた。早速運転席に入るが、やはり足元が狭い。どのペダルを踏んでいるのかよくわからない。何度かクラッチを踏む練習をしてから発進したが、3回もエンストをした。クラッチが相当に奥でつながるようだ。しっかりアクセルを煽りながらミートする必要がある。道路を走り始めるが、やはり怖い。ミラーは振動がひどくてよく見えない。首をひねった方が安心だ。左足が窮屈なのであまり変速したくないのだが、エンジンは低回転でもトルクがある。と言うより車重が軽いから負担が少ないのだろう。かなりガソリン臭い。これで排ガス検査に通るのだろうか?ハンドルはクイックだが、ロータス・エリーゼで慣れているから違和感はない。大きく突き出したヘッドライトのお陰で前方の車両感覚はわかりやすい。右肘のすぐ後ろに後輪があるからこちらも位置はよくわかる。2,3キロ運転させてもらったが、怖いし疲れるので早々に代わってもらった。これで気が済んだように思う。これで「スーパーセヴンを運転したことがある」と言えるから十分だ。これからはスーパーセヴンを買いたいと思わずにすむだろう。
2023.10.19
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スーパーセヴンを買ったとしても、乗れる日は年間に何日になるのだろう?その日数に対して高すぎるという判断で今回も購入をあきらめた。そして、さまざまな条件を考慮した結果二代目のポルシェ・ボクスターの中古を購入した。 合奏で知り合った女性と話していたら、彼女の夫はスーパーセヴンを持っているという。その他にもフェアレディ(フェアレディZより前のもの)を保有し続けているという。彼女の息子は全くスポーツカーに興味を示さず最近ではスーパーセヴンのオフ会行くことも少なくなったので車について語り合う相手がいなくて寂しがっているという。それは話を聴きに行かねば、と考え日程の相談をした。この話が出たのはまだ暑い盛りだった。オープンカーの見せっこをするには暑すぎる。ということで涼しくなってきた先週、ボクスターで彼らの家にでかけた。
2023.10.18
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これから引っ越す木更津の家は両親が建てた注文住宅で、クローズドの車庫がある。スーパーセヴンを買える。 大阪にあるスーパーセヴンを扱っている有名店に見に行った。展示車の運転席に座ってみたりした。なかなか魅力的で欲しくなる。しかし、木更津に引っ越してからでなければ買えない。関西で雨ざらしの駐車場に置くと傷みそうだし、関西から木更津まで運転していくのはひどく疲れそうだ。 関東で探すべきだろうと考え、次に関東に行った時千葉市にある有名店に行ってみた。ここにはずらっと各種のエンジンを載せたスーパーセヴンが並んでいた。目移りするほど魅力的だ。だが値段を見ていて熱が冷めてきた。スーパーセヴンという車の内容に対して値段が高すぎる。この金額を出したらもっと内容の濃いスポーツカーが買える。スーパーセヴンは年に何日かの条件が揃った日にだけ乗れる車だ。その日だけのためにこれだけの金額を出すのか?たとえばロータス・エリーゼなら雨の日も真夏でもOKだ。実用車とスーパーセヴンの他に、もう少し実用的なスポーツカーが必要そうだ。
2023.10.17
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スーパーセヴンという原始的なスポーツカーは長い間欲しい車の筆頭だった。実用から遠ざかるほどにスポーツカーとして純粋になる、という考え方があると思うが、スーパーセヴンは最も純粋と行っても良い。 ドアと屋根を付けることは可能だが、脱着に30分近くかかる。雨が降ると屋根を付けていても濡れる。自分の前輪が跳ね上げた水が運転席にかかる。荷物は積めない。乗降は大変。太ると乗れない。身長が高いと乗れない。大きな靴だと運転できない。エンジンによっては気温の変化に敏感。など、実用から程遠い。だから欲しかった。イギリスで暮らしていた時、ケント州にあるケーターハム(イギリス人はケイタラムと発音するようだ)の本社に出かけていき創業者のグレアム・ナーンと話をしたしスーパーセヴンの助手席に乗せてもらってドライブした。 この車を持つには別に実用車が必要だ。二台分の駐車スペースがありスーパーセヴン用のスペースはクローズドの車庫である必要がある。この条件がずっと叶わなかった。父が亡くなったときに貰った遺産で買う一歩手前まで行ったが、今の家にクローズドの車庫を作ることは不可能だし、あまりに運転できる季節が少ない。夏と冬と雨がだめ、ということになると、年間に何日乗れるのだろう?結局あきらめて、このときはロータス・エリーゼを買った。
2023.10.16
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スーパーセヴンという車がある。もともとは1957年に発表されたロータスセヴンに遡る。当時のレーシングカーのような形で屋根もドアもないオープンカーに小さな座席が2つ付いたスポーツカーだ。イギリスの税金制度の裏をかくためにキットの形で売られて、買った人がそのへんに転がっている中古のエンジンやギアボックスを買ってきて組み立てるという原始的な車だ。 ロータスがこの車の製造販売を止めることにしたとき、ロータスにディーラーだったグレアム・ナーンという男がこの車の製造権を買い取り、ケーターハム・スーパーセヴンとして製造販売することになった。1973年の頃だ。ケーターハムはそれなりにこの車を改良した。積むエンジンはなんでも良い。ものすごく軽いからどんなエンジンでも速い。今ではスズキの軽自動車のエンジンを積むモデルもある。 著作権がどういうことになっているのかわからないのだが、同じような車を製造販売していた会社が複数ある。バーキンとかウエストフィールドなど。 今でもケーターハムは新車を作っていて、コアなファンが買っている。
2023.10.14
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7月に買った中古のポルシェ・ボクスター(二代目、987型)にはブリジストンのタイヤが着いてきた。特に問題は感じないが購入した中古車屋から「タイヤは来年の車検あたりには交換した方が良いですよ」と言われていた。調べてみたら2014年製造と古い。これはタイヤをミシュランに交換する正当な理由と言える。 ボクスターのようなミッドシップレイアウトの車は前後でタイヤのサイズが違うのが普通だ。前輪は205/55R17で後輪は235/50R17だ。ミシュランのサイトで調べてみたらPrimacy4と言うコンフォート・タイヤが両方のサイズにある。フィットのタイヤはPrimacy3で、3年前の製品だ。3年で一つ新しくなっているようだ。以前フィットのタイヤを交換してもらったタイヤ屋に電話してみたら、ポルシェは扱っていないと断られた。もう一軒安そうなタイヤ屋を探して電話してみたが、在庫切れだそうだ。 行きつけの自動車修理工場は忙しそうでタイヤ交換などさせるのは申し訳ないのだが、以前冬タイヤを買ったことがあり扱っていることはわかっている。電話してみたら、取次に聞いて折返し電話すると言う。5分後くらいに電話がかかってきて大丈夫です、とのこと。こちらも忙しいのでその4日後(それが今日)に予約した。 一人でやっている工場だからすぐにはできない。預けて一旦帰宅し3時間後にもう一度引き取りに行ってきた。帰ってくるだけだからあまり走っていないが、乗り心地が優しくなり、少し静かになったような気がする。
2023.10.11
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新車を買うと、装着されていたタイヤを当分使うことになる。新車にミシュラン・タイヤが付いてきた経験は一度もない。多くは国産タイヤが付いてくるが、そのタイヤが良いのか悪いのかはわからないことが多い。昔のクロスプライタイヤの時代ではなく、すべてラジアルタイヤだしそれなりに雨の日のグリップもちゃんとしている。乗り心地に不満があっても、タイヤではなく車の性能の問題かもしれない。私の乗り方では走行距離が少ないのでタイヤが摩耗してスリップサインが出るよりも年月が経ったので交換というケースが多い。6年以上新車に装着されていたタイヤと付き合うことが多い。その時期が来て新品のタイヤを買うときはミシュランの製品を買う。すると、やはりその良さがわかる。微振動が明らかに少ないのが最初に気づく長所だ。だが、毎日乗っているといつも感動するわけではない。すぐにそれが当たり前になる。 車の販売店に行って新しいフィットを試乗したりすると、何か微振動を感じる事が多い。そして自分のフィットに戻るとそれが無いのに気づき、ミシュランタイヤの良さを実感することになる。
2023.10.10
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車のタイヤのブランドはミシュランが好きだ。信頼しているし買うたびに良いタイヤを買ったと感じることができる。 最初にミシュランを購入したのは1980年のことで、車はスターレットKP61だった。1979年の暮に新車で購入したスターレットには国産のクロスプライタイヤが付いてきた。これが雨に大変弱く本当に怖い思いをした。愛読していたCarGraphicという自動車雑誌では長期テストというのがあった。その雑誌の会社で車を買い、日常業務に使いながら毎月レポートを書く。これで国産の新車に装着されたクロスプライタイヤを酷評し、私が感じたのと同じようにウエットグリップがあまりにプアであると書いていた。彼らはまともなタイヤを選定する際ミシュランのラジアルタイヤを選び、その性能を激賞していた。これに感化されて(まだ就職したばかりで貧乏だったが)ミシュランのラジアルタイヤに交換した。 これが実に良いタイヤで、以後私はミシュラン信者になった。狙った通り、雨の日の安心感は絶大だった。雨でも特に身構えることなく普通に運転できるようになった。また、タイヤがまんまるという感じで振動が少なく乗り心地が良い。 以後、タイヤを替える状況になりその車のサイズのタイヤがミシュランにあれば必ずミシュランを選んできた。
2023.10.09
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フィットを買ってからもうすぐ10年になる。その前に10年近く乗っていたアルファロメオ156V6からの買い替えで新車で買ったフィット3RSの6MTだ。走行距離は7万キロを越えた。平均燃費は15.5km/Lで良好だと思う。日本車らしく故障は無い。車検とオイル交換だけで済んでいる。一度夏タイヤのセットを車庫から盗まれたことがあって、タイヤとホイールを2度買ったこと、レカロシートを買ったことがエクストラ・コストだ。210万円くらいで買って、その後同じくらいの額の出費(ガソリン代から税金保険整備費等すべてを足して)があったので424万円かかっている。年間42万円、1kmあたり61円くらいという計算になる。 2台保有なので、相棒次第でフィットの使い方は変わる。最初はポルシェ・ボクスター初代だった。この頃は通勤や観光ドライブはボクスター、日常使いと東京往復はフィット(ボクスターは東京の車庫に入らないかもしれない)だった。次の相棒は新しい方のコペン・セロSで燃費は良いし軽自動車で取り回しも楽、ということでフィットの出番は減った。夫婦で楽器を持ってでかける時と東京往復くらい。次は短期間乗ったルノー・トゥインゴで、コペンの時と同じような使い方だった。次のi-Mievは電気で航続距離が短いため近場はこちら、遠ければフィット。今はポルシェ・ボクスター二代目で、フィットの出番が多い。フィットを買って3年は普通に働いていたので東京往復が少なかったが、大学を退職してからは東京に行く回数が増えフィットの走行距離が伸びた。平均燃費は最近の方が良好なのはそのせいだろう。 買って3年ほどで運転席のシートをレカロに替えた。これで長距離ドライブでの疲労がだいぶ減った。それまでは前のアルファロメオに比べると疲れると思っていたが、それ以後は問題なくなった。こうなるとフィットは非常に優秀な実用車だ。経済的で長距離もOK、荷物はいくらでも積める。欠点は車の四隅の位置の感覚が掴みにくいこと、後席の乗り心地が悪いこと、発進時のエンジンの振る舞いに癖があること、6速MTのギア比の設定が使いにくいことくらいだろうか。 あと5年は乗ろうと思っている。
2023.10.06
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イーロン・マスク 上 [ ウォルター・アイザックソン ]価格:2,420円(税込、送料無料) (2023/10/4時点)楽天で購入テスラという電気自動車に興味を持ったのはCarGraphicという雑誌の松任谷正隆氏のコラムからだ。彼が自腹でテスラを買って運転している話がとても面白かった。それがきっかけで電気自動車について調べ、結局i-Mievという電気自動車を中古で買って2年間走らせることになった。その後もテスラとそのオーナーであるイーロン・マスクへの関心は続いていた。テスラの革新的なアイデアは素晴らしいと思い2020年にはテスラの株を少し買ったりした。これはなかなかの値上がりをしているが、イーロン・マスクが何か騒ぎを引き起こすと値下がりしたりする。とうぶん売却はしないだろう。 そのイーロン・マスクの伝記が出るというのを知ったのが9月の初旬で、すぐに図書館にリクエストを出した。まだ発売日より前だったがリクエストは急いだほうが良い。近隣の図書館とのネットワークがあるからリクエストが他の自治体の図書館より遅れると、他の図書館の待ち行列に入ることになる。自分の市の図書館に買ってもらえば買いたての本が早く読める。9月13日が発売日だったが、図書館のHPの私の予約本のリストに載ったのは先週だった。その段階で私の後に3人の待ち行列ができていた。 昨日の夕方図書館から連絡があり、準備ができたという。早速受け取ってきたが、上下巻同時だ。これを2週間で読まなければならない。上巻だけで460ページもあるから早く読まなければならない。 私はその気になれば速読ができる。昨日の夜だけで220ページ読んだ。これなら楽々2週間で読破できるだろう。
2023.10.04
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【10月1日枚数限定!お得なクーポン】マキタ(makita) 充電式空気入れ 本体のみ MP180DZ 自動車 バイク オートバイ 自転車 ボール 浮き輪 電動空気入れ バッテリ・充電器別売 18V価格:10,350円(税込、送料別) (2023/9/30時点)楽天で購入最近はスポーツ自転車にほとんど乗らなくなったが、それでもタイヤのある乗り物が、電動アシスト自転車、オートバイ、自動車2台並んでいる。電動アシスト自転車は最近新品に買い替えたが、これまで付けていた米式のバルブ・アダプターを付けているから、全部米式のバルブだ。 電動アシスト自転車のタイヤの空気は自然に抜けるものらしいので、定期的に空気を入れている。ついでに自動車とオートバイも全部空気をチェックするようにしている。 これが平然とできるのは、このマキタの電動空気入れがあるからだ。これは非常に優れた商品だ。使うバッテリーは18Vで、我が家にはこれが適応する掃除機が2台とインパクトレンチがあり、バッテリーも2個ある。いつもは掃除機に装着してあるバッテリーを外して空気入れに取り付けて車庫に行く。車とオートバイは車体に書いてある空気圧に空気入れをセットして空気を入れる。指定空気圧に達すると自動的に空気入れのポンプが止まる。電動アシスト自転車は英式のバルブが付いてくるが、これはタイヤの空気圧を制御できないので英式のアダプターを付けている。これで4.0くらいに空気入れをセットして使っている。 タイヤは空気圧を適正に保たないと危険だが、億劫で放っておく人が多い。このマキタの空気入れがあれば誰でも簡単に空気を入れることができる。
2023.09.30
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伊吹山に行ってから、だいぶボクスターに馴染んだ気がする。もともと本格的に乗るのは木更津に転居してからで、今の家の周囲の狭い道ではあまり乗らないという予定だった。あまり動かさないのは車に悪いから、週に1度くらいは近所の下道を走っている。左ハンドルなので、右後輪の位置を体感的に掴むのが難しいがだいぶ感じられるようになってきた。シートのセッティングも決まりレカロらしく快適だ。 こうやって馴染んでくると、やはり良い車だ。今回比較したオープン2シータースポーツカーはマツダ・ロードスター、そのRF、アルピーヌ、アルファロメオ4Cなどの中からボクスターを選んだ最大の理由は6気筒エンジンなのだが、それは正解だ。振動が少なくアクセルの踏み加減に忠実だ。10年以上昔の車だが、ポルシェの常で年式による差異が少ない。最初から古臭いデザインだから逆に古く感じない。メーターパネルに出てくる警告(シートベルトなど)が日本語なのがおかしいが、わかりやすくて良い。 あまりネガティブな点はない。ヘッドライトにオートモードが無いのでトンネルのたびに点けたり消したりしなければならないのが面倒というくらいだ。
2023.09.20
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朝起きたら天気が良さそうだったので伊吹山にドライブしようということになった。先日は渋滞で引き返したので今回は朝食を食べたらすぐに出た。それでも名神高速道路の大山崎と竜王付近の渋滞にひっかかった。最近大山崎は渋滞することが多いように思う。京滋バイパスを使うメリットが減るが、今回は京都東の渋滞のほうが酷そうだったので大山崎の渋滞に耐えて京滋バイパスを使った。竜王付近は集中工事で1車線になっている影響だ。 ポルシェ・ボクスターは高速道路を走っていると特に乗り心地が良い。重厚な高級車という感触だ。ただ、排気音がややうるさい。たぶんオリジナルの排気系のままだと思うが。以前乗っていたボクスターでは排気音が大きいと思わなかったが、それは幌を交換したとき形状がやや変わり(純正でない幌を使ったからか)高速道路では風切り音が大きくなっていたので排気音を消していたせいかもしれない。 クラッチ・ペダルはかなり重いので、伊吹山ドライブウェイでは左足が疲れてきた。しかし、渋滞では意外に楽だった。走っているときは低速トルクが細い感触なのだが、渋滞ではアイドリング回転数付近でもぎくしゃくしない。 カーブの多い伊吹山ドライブウェイでは車幅のせいか、こちらが左ハンドルに馴染んでいないせいか、着座位置が低くて遠くまで見通せないせいか、神経を使った。なかなか右後輪の位置を意識できないのだが、帰るころには大分馴染んできた。
2023.09.01
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以前に初代のポルシェ・ボクスターを持っていたことがあり、今回二代目のボクスターを買った。売れたモデルのフル・モデルチェンジはキープ・コンセプトになるのが普通という通例通り見事にキープ・コンセプトだ。そして上質化している。これはかつてマツダのロードスターで経験したこととよく似ている。ロードスターも、初代のNA型が世界的なヒットになった後のNB型はキープ・コンセプトでぐっと上質化していた。質素だった内装がぐっと上等になったところもよく似ている。 ダイハツ・コペンも初代と二代目の双方を所有したことがある。これに関しては二代目が上質化したとは感じなかった。エンジンは初代が4気筒、二代目が3気筒で少し白けるし、乗り心地も初代の方が良かった。これは、初代が売れたモデルとは言い難かったことが影響しているのだろうか。
2023.08.31
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関西にいる間に伊吹山にドライブに行きたいとカミさんが言う。私はポルシェ・ボクスターでドライブできるのならどこにでも行きたい。今朝天気を調べたら良さそうだったので出発した。3時間くらいで着きそうなのでのんびり出たら、あちこちで渋滞している。大変そうなので途中の京都南インターで名神高速道路を出てあきらめて引き返しで来た。近いうちに朝早出をして行ってみよう。 それでもドライブは楽しかった。やはりポルシェ・ボクスターは良い車だ。酷暑でオープンには出来なかったが気持ち良い。右足の動きに直結して動くエンジンはすばらしい。加速も減速も思いのままだ。また、重さが効いているのか、乗り心地も快適だ。ハンドルに対する反応も鋭敏で気持ち良い。 スポーツカーを熟知しているメーカーの製品だ。
2023.08.25
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今回のポルシェ・ボクスターは二代目で、10年前に初代のボクスターを買っており、初代と二代目の両方を経験している。両者はとてもよく似ているが、少しずつ二代目の方が良いと感じる。エンジンのパワーの出方、シートの頑丈さ、スイッチ類の触感などにそれを感じる。全体の剛性感も上だ。どちらも購入時の車齢は15年以上と古いが、初代はほとんど10万キロだったのに対して今回の二代目は4万キロちょっとという違いがあり、これが影響しているかもしれない。初代はポルシェの経営が厳しかった時代の発売で、ボクスターの成功がポルシェの経営を助けたらしい。ポルシェに見え、ポルシェらしい水平対向六気筒エンジンを積みながら値段は大幅に安く、後車軸より後ろにエンジンを積むという異端の911に対して王道のミッドシップでありオープンカーであるというメリットを兼ね備えたのがボクスターだ。並行して企画された911はこれまでの空冷を捨てて水冷になったから、設計陣は多忙だっただろう。また、ボクスターは911より廉価モデルに見える必要もあっただろう。乗っていてそういう感触があった。 二代目ボクスターが企画されたとき、ポルシェの経営は持ち直していたし、ボクスターは911とは別の重要モデルと考えられていたのだろう。安物として作る必要はないという判断になったのだと思う。
2023.08.19
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ポルシェ・ボクスター(二代目:2007年型)を買って1ヶ月ほど経つ。大して乗っていない。車幅が1800mmもあり、我が家の周りの狭い道路を走るのが苦手なこと、さらに運悪く大通りに出る経路の途中で道路工事が始まり遠くまで迂回することになり、そこにまた狭い路地があること、で出かけるのが億劫ということがある。また、以前ボクスター(1998年型の初代)に乗っていた頃は毎日大学に通勤していたから使い道があったが、今はそれも激減していることも大きい。つまりボクスターを使う用が少ないのだ。それは買う前からわかっていた。秋に木更津に転居すれば道も広いしボクスターで行ってみたい場所も多い。木更津に行ってからボクスターを買ったほうが良いことは最初からわかりきっていたことだ。人はいつ死ぬかわからないし、突然大怪我・大病をしてボクスターに乗れなくなることもありうる。やりたいことを待つ必要など全くないと考えて決断した。 週に一度くらいの頻度で早朝ドライブに行っている。朝5時ごろ目が覚めていたら一人で起き出してボクスターを走らせ、朝食までに帰ってくる。せいぜい30kmくらいだ。用があるわけではないので、のんびりと天気が許せば屋根を開けてオートバイで覚えた道を走らせている。 やはり気持ちの良い車だ。こうやって走らせていると幸福感が得られる。スポーツカーはこうでなければ!
2023.08.18
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今回購入したポルシェ・ボクスター2.7L、5MTは2007年型で42000km程度走っている中古車だ。年齢で言うと16年も経っている。しかし、乗った感じは全く古さを感じさせない。シートに傷みは無い。2013年に購入した初代ボクスター2.5L、5MT、1998年型も15年、9万キロ程度で購入したがしっかり・がっしりしていた。これのシートはひび割れや色が剥げたところがあり、自分で軽く修復したが、シートの骨格はしっかりしていた。 2012年のころ、息子が持っていた9年落ちのマツダ・ロードスターNB8型に乗ったことがあるが、これはかなりガタガタのポンコツだったし、ガタピシ言う。サスペンションはおかしいし、マフラーも穴が開いているようだ。革張りのシートはあちこち破れているし骨格も弱っていた。 同じような時期の車だが、新車時の価格は倍というところだ。それで古くなった時の状態にこれだけの大差がつくのはすごいことだと思う。ポルシェ911も空冷の前期あたりまでは盛大に錆びるそうだが、その後大幅に品質が向上し、恐ろしいほどの耐久性を持つに至ったらしい。
2023.08.07
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車を二台保有していると、どちらの車を使うか?という問題が出てくる。先月まではフィットとi-Mievという組み合わせで、これだと近距離はi-Miev、遠いとフィットというシンプルな使い分けだった。i-Mievのランニングコスト(ガソリン代に相当)は感覚的にゼロだから、航続距離(片道で40kmくらい)の範囲だとこちらを使った。フィットとi-Mievでどちらが楽しいという程の違いは無いので、純粋に距離で決めていた。 i-Mievはスポーツカーではないが、私が小遣いで維持する遊び車だ。この系譜はビート、ロードスター、ロータス・エリーゼ、コペン、ボクスターというような車が並ぶ。ファミリーカーとスポーツカーとを保有している場合、スポーツカーがファミリーカーより燃費が良好(スポーツカーが軽自動車の場合はこうなる)だと日常業務もスポーツカーを使う頻度が高くなる。カミさんと近所のスーパーマーケットに行くときもコペンを使うことになる。 スポーツカーが荷物を積むのに適していない(ビートは二人乗ると荷物を置く場所がない。ロータス・エリーゼはエンジンのそばに荷室があるから熱くなる)場合は、燃費が良好でも買い物にスポーツカーを使わない。 スポーツカーがファミリーカーより大食いな場合は日常業務には使いにくい。通勤に使うのもやや気が引ける気分だった。 今回の買い替えでフィットとボクスターだから、燃費はフィットのほうが3倍くらい良好だろう。サイズも大きいし左ハンドルで駐車券が取りにくいこともあって、日常業務には使う気になれない。フィットの出番が増えることになる。
2023.08.04
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パリで演奏活動をしている息子が東京で小さなコンサートをするというので車で上京した。東京の家が工事の関係で車を駐めにくいので、船橋のカミさんの実家に駐車して泊めてもらった。こちらに帰るのが平日の朝なので、遅くなると千葉から東京への朝の渋滞に巻き込まれる。早く出たほうが安全なので、ふたりとも目が覚めた4時に起き出してそのまま出発した。 京葉道路に入るまでの一般道も錦糸町料金所も首都高速道路7号が一車線になる渋滞の名所もすべて渋滞無しで通過した。あっという間に東名高速道路の下り線にまで到達した。 いつもは東京を朝6時半ごろ出るのだが、今回は一時間くらいは早い。入るサービスエリア、パーキングエリアが全部変わる。朝食は足柄で軽く食べ、そこから2時間弱で運転手交代のため長篠設楽原パーキングエリアに入った。新東名高速道路は何度も走っているが、このパーキングエリアに入るのは初めてだ。 トイレの後売店を見ていると、実にユニークだった。長篠の合戦にちなんでと思うが、火縄銃や刀剣の実物大のレプリカを売っている。また信長などの武将が馬に乗って鎧兜を身に着けたフィギュアも売っている。どれも3万円程度で高いといえば高いが、軽いマニアなら買いたくなるのではないか?私も引っ越しを控えていなければ真剣に考えるところだ。どれだけ実物に似せているかわからないが、模型を触って見てわかることは多い。 やはり、入ったことのないパーキングエリアは試して見た方が良い。
2023.08.02
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行きつけの自動車修理工のところで言われたことはないが、ディーラー系の工場でも「どうせ自動車保険で支払われるのだから」と言われたことが何度かある。あなたの懐が痛むわけではないから、金のかかる修理の仕方を選びましょうよ、というわけだ。その方が修理工場の儲けが増えるからだ。この図式は医者や歯医者でも共通するように思う。医療保険の場合自己負担はゼロではないが少ない。それを良いことに医者は過剰な投薬・検査を勧める。念のため、この検査も追加しましょう、飲んで悪くはなりませんから、と言う。 こういうタカリの精神は誠に卑しいと思うが、自分がその立場になったとしたら同じことをするかもしれない。
2023.07.29
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