キジョランの葉とともに採ってきたアサギマダラの幼虫の最後の1匹も大きくなって、・・・。
天井に登り、すべて蛹になりました。
1頭だけ羽化しましたが、他のものはまだ判りませんが多くは寄生されているようです。寄生しているのはマダラヤドリバエという蠅です。蠅がキジョランに卵を産んで、幼虫が食草とともにその卵を食べることによって、寄生が成立します。
せっかく蛹まで行っても、だんだんくすんだような色となり、最終的に2~3匹の蠅のウジが粘液様の糸にぶら下がって出て来ます。糸がついている蛹は寄生されて、蛆が出た後の蛹です。
マダラヤドリバエの蛹
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出て来た蛆は下に落ちて、蛹になります。
罰ゲームにあったマダラヤドリバエ幼虫
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(C)ドクターT
寄生された蛹の下には、マダラヤドリバエに罰を与えるために水を貯めて置いておき溺死してもらいました。
マダラヤドリバエがどんな蠅かも見たかったので、しろくま君の空き容器に蠅の蛹を閉じ込めて、飢餓地獄に行ってもらい、蠅の標本も作りました。
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