三鷹、聞いたか、吉祥寺、二子玉川 and Shibata

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2024.01.20
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カテゴリ: 時事問題

中国の 2023 GDP 5.2 %成長、当局は「好転」と悲観的な見方を打ち消し
人口は 2 年連続の減少

【北京=石井宏樹】中国国家統計局は 17 日、 2023 年の国内総生産( GDP )成長率が物価変動の影響を除いた実質で 前年比 5.2 %増 だったと発表した。
中国政府が掲げた当初の目標「 5 %前後」を達成した。
同時に発表された 23 年末の人口は前年から 208 万人減の 14 967 万人だった。 2 年連続の減少となり、減少幅が広がった。


消費は回復、不動産投資は約 1 割減

厳格な行動制限を伴う「ゼロコロナ」政策の終了によって消費が回復し、飲食店やスーパーなどの売り上げを示す 社会消費品小売総額は同 7.2 %増 。特に飲食業が同 20.4 %増だった。
電気自動車( EV )生産などがけん引した 工業生産も 4.6 %増加 した。

一方、不況が続く 不動産開発の投資額は同 9.6 %減 で、 2 年連続でマイナスとなった。
中国経済はデフレ懸念がくすぶり、先行きに悲観的な見方が広がるが、統計局の担当者は「中国経済は好転し、就職や物価も安定している」と打ち消した。


若者の失業率は 14.9 %と改善  計算方法を変更

人口は出生数が前年より 54 万人少ない 902 万人 だった。出生数の減少幅は縮小した。一方、死亡数は 69 万人増の 1110 万人
中国の人口は昨年から減少に転じている。

また、昨年 7 月分から取りやめていた若者の失業率の発表を再開し、 16 24 歳の失業率は 14.9 %だった。昨年 6 月は過去最高の 21.3 %だった。今回は学生を含まない計算方法に変更したといい、大幅に減少した。

中国の2023 年GDP は5.2 %成長、当局は「好転」と悲観的な見方を打ち消し 人口は2 年連続の減少 (msn.com)





不動産投資や海外投資の減少が心配されましたが、結果的には5.2%成長と(事実なら)素晴らしい成果です。

消費も生産も、コロナ禍から回復しました。
数日前には、自動車の輸出で世界一になったと報じられていました。

各メディアが、このニュースを取り上げていますがNHKは専門家(丸紅中国)のQ&Aを載せています。

Q. 今回の GDP の結果についてどう評価しているか。

A.2023
年はコロナ禍が終わり、景気が急速に回復するという期待感が高まる中、実際の生産や消費活動の戻りとのかい離から、中国経済への懸念が広がった。
結果的には 5 %程度と予想された成長は達成でき、まずまずの結果だったのではないか。
ただ、中身を見ると、満足いかないものも多く、大きくいうと 経済が二極化している
消費や投資、個人 や企業など、さまざまなところで二極化が進み、 勝ち組が少なく、負け組が多いという課題があらわになった 1 年だったと思う。

Q. ことしの中国経済の見通しは

A.
ことしの経済成長率の見通しは 4 %台後半 とみている。
中国政府が国債の発行量を増やし、公共投資などが刺激されるほか、減税も続くため、需要が刺激されることをプラスとして評価している。

その一方で、サプライチェーンの維持のため、投資し過ぎた部分、例えば、去年ブームになった EV や電池などは急速に生産能力が上がって、競争が激化している。
価格が下落して、とう汰の動きが広がるなどして成長率を引き下げる。
二極化の弱い部分が経済の足を引っ張る ことが考えられ、マイナス材料が多いと思っている。

Q.
世界経済や日本経済への影響は。

A.
海外経済への影響は投資の部分から来るところが大きい。
中国の投資は素材や設備機械の輸入を左右し、特に設備機械で言えば日本や韓国、台湾、ドイツへの影響が大きくなる。
また、中国国内の需要が弱くなってくると、中国の消費者物価が上がりにくくなってくる。
中国国内で売れなくなった商品を低価格で輸出することになると、 デフレの輸出 になりかねない。
中国の商品と競合する商品を作っている会社などは苦しい展開になるところもあるのではないか。

中国 去年のGDP 伸び率 +5.2 目標達成も景気回復力強さ欠く | NHK | 中国





記事で注目されるのは、 人口減少 です。
これまでの人口ボーナスがなくなるので、成長の阻害要因ですね。

人口と失業率についての補足記事です。

中国の23 年GDP は5.2% 増、目標は達成 人口は2 年連続で減少:朝日新聞デジタル (asahi.com)

中国があわせて発表した 23 年末時点の人口は 14 967 万人で、 22 年末より 208 万人少なかった。 61 年ぶりに人口が減った前年に続き、 2 年連続の減少となった。出生数が建国以来での最少を 3 年連続で更新するなど、少子化に歯止めがかからないことが要因だ。国連は昨年、中国の人口がインドに抜かれて 世界 2 に転落したという推計を発表している。 (北京 = 西山明宏)

中国の昨年GDP5・2%増、「コロナ禍」除き1990年に次ぐ低い伸び率… 政府目標は上回る : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)

中国は人口が減少に転じ、00年代前半のような10%台の高成長は見込みにくくなっている。国際通貨基金(IMF)は、24年の中国の成長率は 4・6% にとどまると予測している。

中国国家統計局は同時に、昨年7月分から非公表としてきた16~24歳失業率が、昨年12月は 14・9% だったと発表した。今回から学生を除外して算出し、過去最悪だった昨年6月(21・3%)から大幅に減少したが、 25~29歳の6・1%、30~59歳の3・9% に比べ、厳しい雇用情勢が続いている。





いちばん若い人の失業率14.9%が強調されますが、25歳以上だとそれほどでもないようです。
それにしても減少に転じたとはいえ、毎年1000万人近くの出生者数です。
日本と違って、パワーを感じます。

消費、生産、住宅投資にふれられていますが、公共投資に関してはスルーです。
もう社会インフラは十分?そんなことはないでしょう。





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Last updated  2024.01.20 08:30:27
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