日本語で話そう

August 13, 2017
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カテゴリ: スイス2017
スイスのハイキング素敵だけど、1つ難点が有る。どんな高い山でも牛や羊やヤギの放し飼い。イギリスのパスも牧場を通らせてもらうが、羊はあっちから逃げるからぶつかることはないが、牛やヤギはどかない。どいてくれないと崖の道落ちるしかないのである。

そこどいて

山羊
山羊 posted by (C)灰色ウサギ



丘の上には小1時間もあれば登れ、憧れの世界が覗けると思ったが、上に登ったらまた小高い丘があり、湖なんてどこにも見えない。

そして大きな牛が行く手を阻む。「もうー」
こっちが言いたい。「もー、やだ」

丘の上を牛に睨まれながら行くと、野原の中にレストランが現れ家族連れが何人も食事をしていた。丘の上の台地は別ルートで電車とバスとロープーウエイで来られるからちょっとした家族連れのリゾートになっている。

10分ほど歩くとタンネン湖が見えて来た。その後ろにはマイリンゲンの裏山ハスリタルの山々が立ちはだかる。山の麓にもう1つの湖があるはず。

メルヒ湖は見えない。しかし、エングシュレンアルプのバス停まで戻らねば。最終バスは4時代だ。



「山のあなたの空遠く、幸い住むと人の言う」
カール・ブッセ

IMG_4148
IMG_4148 posted by (C)灰色ウサギ




バス停に帰り着いて、さっき貰ったポストカードを書いて持っていた切手を貼る。「山のあなた」から先に帰った長女にと黄色いポストに投函した。

IMG_4136
IMG_4136 posted by (C)灰色ウサギ

黄色いラッパのポストバスがやって来た。やっぱり朝とおなじ運転手。バスに乗り込む我ら。運転手さんバスを降りてホテルに向かう。トイレかな。
おや、黄色いポストを覗いて1枚のポストカードを確認して取り出す。


その手にあるのはさっき私が投函した絵葉書。

そうだった、スイスのポストバスはもともと村々を回る黄色い郵便馬車が始まりだった。バスの運転手は郵便配達員を兼ねているのだった。
来る時も所々で降りて何かを確認していたのは郵便を集めていたのか。

私のハガキは彼の運転席の前に揺られてマイリンゲンの駅前の黄色い郵便局に持っていかれたのだった。







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Last updated  August 13, 2017 11:47:01 AM
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