一ヶ月、ほぼ毎日のように走ってみた。
最初のころは「続けること」が目標だったから、ペースなんて気にせず、ただ気持ちよく汗をかければそれで満足だった。
でも、最近ちょっとだけ欲が出てきた。
「そろそろ、もう少し速く走れるようになってもいいんじゃない?」
ランニングアプリの履歴を見返してみる。
距離は伸びてる。走ること自体もだいぶ楽になった。息も上がりにくくなったし、脚も前ほど重くならない。
体力はついてきている実感は、ちゃんとある。
なのに。
タイムが、ほとんど変わらない。
これ、なんでなんだろう。
いろいろ調べてみると、だいたい同じことが書いてある。
「速くなりたいなら、インターバルトレーニングをしましょう」
出た。インターバル。
あの、めちゃくちゃキツいやつ。
全力で走って、ゼーゼーになって、やっと呼吸が落ち着いた頃にまた全力で走るやつ。
あれを想像しただけで、なんか今日はもういいかって気持ちになる。
だって、いまのランニングは楽しいんだもん。
のんびり走って、景色見て、ちょっと考えごとしたりして。
あの時間が好きで続いてるのに、そこに「苦行」を混ぜるの、ちょっと違くない?って思ってしまう。
でも。
速くなりたいなら、たぶん避けては通れない道なんだろうな、とも思っている。
いまは、体力はついたけど、「スピードを出す身体」にはなってないんだろうな。
楽なペースでしか走ってないから、身体もそれに慣れちゃってる。
人間って、ほんと正直だ。
楽なことだけやってると、楽なままのレベルで落ち着くらしい。
とはいえ、あのキツさを思うと、正直気が重い。
なので、とりあえず結論としてはこうなった。
「毎回やらなくていいから、週に1回だけインターバルやろう」
逃げ道つきの決意。
それくらいなら、なんとかなる気がする。
むしろ、それくらいじゃないと、続かない気がする。
ランニングって、速さを求めるものでもあるけど、
自分のペースを見つけるものでもあると思うから。
きっとこれからは、
楽しく走る日と、ちょっと頑張る日
そのバランスを探していく一ヶ月になるんだろうな。
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