おしゃれ手紙

2014.11.26
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テーマ: 愛しき人へ(901)
カテゴリ: 父の麦わら帽子
おか

私の家の風呂は、風呂桶も、洗い場も、窯も壊れていたのでした。
だから、近所で「もらい湯」をしていたのですが、父さんが直すことにしました。

「山へ行くから準備をしなさい。」と父さんは言います。

さっそく、家中みんなで、行く用意をしました。

車力(しゃりき)と、父さんの呼ぶ、荷車を引っ張って、家から30分ほどのところにある山に着きました。

この山の土は、粘りがあって、窯を作るのに、いいのだそうです。

「さあ、掘ろう。」
父さんは、さっそく、鍬で土を掘り起こします。

これで、壊れている風呂の窯を父さんが直すのです。

しばらくすると父さんは、木の枝を採りにかかります。
父さんの親指とひとさし指を丸めたくらいの太さの木の枝をきります。
この木の枝で、体を洗う場所を直すのです。

土と木を車力(しゃりき)に積み込みました。

「さあ、家に帰って、風呂を直そう。
うちにも風呂が沸かせる。」と父さんが嬉しそうに言いました。

父さんの嬉しそうな顔を見て、みんなも、思わず笑いました。
家に帰ると父さんは、持って帰った土で、風呂のクドを直します。
クドとは、かまどのことで、うちでは皆、クドと呼んでいました。
父さんは、どうやれば、火がよく燃えるクドになるのか知っています。


クドが出来ると、洗い場を作ります。
洗い場になる地面にトタン板を敷きます。
お湯を使う時、地面にしみ込んでしまわないようにです。
トタンに落ちたお湯は、太い竹を割った樋(とい)を伝って流れるのです。

トタン板の少し上に山から切って来た細めの木を並べ体を洗う場所を作ります。


こうして、父さんはクドと洗い場を作りました。
木の風呂桶は、桶屋さんが、修理してくれました。

これからは、寒い夜に風呂をもらいに行かなくてもいいのです。
       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
   「大きな森の小さな家」にはじまって、
   「大草原の小さな家」・・・・と続く
ローラ・インガルス・ワイルダーのお話は大好きです。
で、今日は、ローラ風に書いてみようと思ったけど、はぁ・・・。
これから、仕事が忙しくなるので、今日は、家のこともしなきゃ。
その前に、ゆっくり、お風呂に入ろう。
昨日は、仕事から帰ったのが、遅かったので、お風呂に入る気もしなかったもん。
寒い日のお風呂は、ご馳走。
■2002.11.23に加筆しました。
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Last updated  2014.11.30 11:15:44 コメントを書く
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天地 はるな@ Re:昔語り:父の方言(01/26):追加 ●手にあわん 手ごわい、悪い・・・。 悪…
天地 はるな @ Re[1]:天声人語:消えゆくブログ(06/06) 七詩さんへ 今や主流は、インスタやxの時…
七詩 @ Re:天声人語:消えゆくブログ(06/06) そうですか?消えゆくブログではなく、消…
天地 はるな @ Re:昔語り:父の方言(01/26) ●ほとびる *柔らかくなる。ふやける。 安…

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