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三月二十四日 聖日礼拝の御言(No.2/3)​

​真のご父母様の御言
三月二十四日 聖日礼拝の御言
二〇〇二年三月二十四日、米国・ニューヨーク州ベルベディア​


このみ言は、2002年3月24日、米国のベルベディア国際修練所で行われた聖日礼拝で、真のお父様が語られたみ言を翻訳、整理したものです。
編集の都合上、一部割愛しました。

(『ファミリー』2002.5月号)



 今から、皆さんは、「天一国」のバスポートを得ようとすれば、心と体が闘っていてはいけません。ですから、「祝福中心家庭」という言葉が必要なのです。分かりますか?
 何中心家庭ですか? 「祝福中心家庭」とは、何ですか? それは、心と体が、完全に一つになっているのです。心身統一です。夜も昼も、いつでも一つにならなければなりません。全員、そのようになっていま すか?
 そこには、自分を中心として主張する概念は、ありません。”絶対服従”です。”自分”という概念は、あ りえません。あなたたちに、「自分」という言葉がありますか?
 父母を中心として、精子と卵子を中心として見てみれば、一つの細胞を中心として、精子と卵子が、一つに合わさっていくのです。母親の卵子と、父親の精子を取り除いてしまえば、“私”という存在はありません。”私”という観念はありません。
 そこにあるのは、“父母”という観念です。父と母の二人を、一つに迎えることによって、芽が出てくるのです。そうして、“私”というものが出てきます。父母がいなければ、芽が出てきません。分かりますね? ”自分”という概念はありません。”自分”という概念はないのです。
 父母が公認し、父母が祝福してあげてこそ、そして愛の因縁に戻っていってこそ、“自分”という概念を持つことができるのです。男性と女性が、愛することのできる場に戻って行って、“本然の父母”と同じ同等な立場に上がっていくことによって、第二世という概念が出てくるのです。
 心と体が、一つになっていませんか、なりましたか?  何ですか? (「なっていません。」) 心と体が一つになったということを、何をもって知ることができますか?  神様のようにならなければなりません。心と体が一つになったのか、なっていないのかを、何をもって区別しなければならないのでしょうか?
 神様も、心と体が闘いますか?  神様も、心と体が闘うのですか?  堕落した人間なので、サタンの血を受けて心と体が・・・・・・。
 心がプラスなのですが、サタンの血筋が、またもう一つのブラスになっているので、プラスとプラスが反発するのです。この一つを完全に切ってしまわなければなりません。 それゆえに、宗教は、「体を打ちなさい。」と言うのです。ですから、“生きんとする者は、……何ですか? (「「死ぬ」です。」)何を中心として生きようというのですか?  体がよく生きようという人は、死ぬのです。死ぬというのです。”死なん”とする人は、生きるのです。

  なぜ、そのようになったのでしょうか?  これは、堕落のためです。血筋が変わったのです。このことを知りません。
​  このような事実を明らかにしたのは、歴史以来、真の父母が、初めてです。
 闘う所には、必ずサタンの影があるというのです。 朝、日が昇りますが、太陽が、地の果ての平面線を下っていけば、暗くなるでしょう?  水平線までは暗くな りません。同じことです。
 皆さんが、世界のどこに行こうと、心と体が闘う立場に立てば、水平線がでこぼこなので、これは、本然の日の光の下にいるべき人なのではなく、堕落以降の種になっているというのです。

 ですから、“汚れたものは、神様がお取りになることができず、サタンだけが取ることができるので、それで地獄が生じる。”と、このように考えなければならないのです。分かりますね?(「はい。」)
 父母を否定する者たちは、「私」と言うことはできません。米国の若者たちは、自分の体が、父母の体の延長であるということを分からずにいます。”父母から受けたものは買いものである。”と考えて、父母を貴く思わなければなりません。
 そうして、父母がそのような子供を種として認めて、 初めて種になるのであって、同じ父母の種であっても、種と同じでないものは、脱落者です。宇宙の法則によって、自動除去されるのです。
 ですから、「父母に孝行しなさい。」とか、「孝行をするな。」と言う必要はありません。堕落していなければ、自然に孝行するようになっているのです。あの世、霊界に行くとしても、(息子が)地獄に行っていれば、父母も、地獄について行かなければならないというのです。しかし、そのようになっていません。すべて分かれてしまいました。
 このようなすべてのことを操縦することができる機関はだれなのかというと、“私”です。“私”なのです。 “堕落したのは、アダムとエバである。堕落は何千年も前のことであるから、自分とは関係ない。”と思うのではありません。それが、“私”を滅ぼしてしまったの です。
 宗教が現れたのは、そのような私を修理するための修理工場に入らなければならないからです。手の 修理、足の修理、頭の修理、さまざまな五臓六腑の部位が、それぞれ異なっているので、さまざまな宗教の系統を、それぞれの要素と要素を合わせて修理するためなのです。
 そうして、「私は、宗教を統一した完全な製品である。心と体の統一であり、上下統一であり、左右統一であり、前後統一である。」と、このように言わなければならないのではないでしょうか? 

 これが、上下と関係しているでしょう? 鼻と、これです。上から下に押してあげるのは、何ですか?  鼻と、それから何ですか?  男性の生殖器です。そうではないですか? それを受けるためのものが、女性です。女性は、器です。女性に種がありますか?  女性が中心ですか?
 この女性たち。米国の女性たち。そのようにしていては、滅びます。これを、すべて引きはがして、直さなければなりません。「私は、絶対に心と体が一つになっている!」一度、言ってみてください。(「私は、絶対に心と体が一つになっている。」)この時間だけですか?  永遠に!「永遠に。」と、言ってみてください。 (「永遠に!」) 神様の属性は、絶対、唯一、不変、永遠です。
 心と体が一つにならなければ、ジグザグです。父と母が、垂直にならなければなりません。しかし、ジグザグです。夫婦が一つにならなければならないのですが、ジグザグなのです。垂直がジグザグであり、水平がジグザグです。いつ、これを合わせるのですか?
 息子、娘は前後関係ですが、これも、すべてジグザグです。すべて一つになっていません。どのようにして、家庭で一つになるのでしょうか?  理想的「祝福中心家庭」は、どのようにできるのかというのです。 分かりましたか、分かりませんか?(「分かりました。」)

 昔、契約の箱がありました。至聖所と聖所です。そのように、心と体が一つにならなければなりません。そこに侵入すれば、雷に打たれたのです。昔は、それを侵せば、その場で殺したのです。ここに入るときには、心と体が一つになっていなければなりません。ですから、悔い改めなければならないのです。
 悔い改めるのは何かというと、水平になっていないことを悔い改めなければならず、垂直になっていないことを悔い改めなければなりません。垂直にならなければならないのですが、垂直が横的になってはいけません。米国は、垂直概念がないでしょう? そのままでは、滅びます。なくなってしまうというのです。
 さらに、垂直だけではいけません。横的基準がなければ、垂直を捜し立てることはできません。それから、 前後関係です。球形を成そうとすれば、三面が同じ角度、同じ位置で等分された、そのようにイコライズされた所で、統一が成されるのです。
 ところが、この者たち。先生が指示すれば、先生の言葉を口実にして、自分勝手に巣を作り、「自分は、このようにする。」と言いながら、すべて失敗しました。 先生が、五十年以上前、若い時に考えていたこと、話していたことはすべて、今でも同じです。分かりますか?(「はい。」)
 心と体が統一されたことを、何で証しするのでしょうか?  神様の属性は、絶対性、唯一性、変わらない不変性、そして永遠性です。神様は、そうであられるというのです。神様は、どのようなおかたでしょうか? その属性を見て、絶対、唯一、不変、永遠なものが、一つの実体としてあられるというのです。

 ですから、どこに行こうと、神様が唯一的存在です。どこに行こうと、すべての存在の前に、唯一的存在である前に、絶対的存在であられるのです。どこに行こうと、夜も昼も変わりません。若い時も、年老いた時も変わりません。永遠なのです。
 そのような神様の属性に比べて、絶対、唯一、不変、永遠性を中心として比較してみるとき、あなたたちが、絶対的な何かを持っていますか?  持っているという人、手を挙げてください。わたしが尋ねてみます。唯一的なものを持っていますか?
 米国のある家庭の女性ならば、その家庭の女性なのであって、米国の女王の代表ではありません。人は、小学校を卒業した人でも、大学を卒業した人でも、人は同じであるというのです。
 しかし、小学校を卒業した人と、中、高等学校を卒業した人と、大学を卒業した人と、大学院を卒業して博士になった人がいれば、博士になった人は、「自分は博士だ。」と言っているのです。それは、何を中心としてですか?  知識です。しかし、知識が絶対的ですか? 違います!

 それを絶対視していては、滅びます。等差をつけて区別することができないので、その国は、秩序を立てることができません。すべてが同じではありません。このように見なければなりません。
 それでは、私に絶対性があるでしょうか?  知識が絶対的ですか?  権力ですか?  大統領を四年間、務めることが、絶対的ですか?  唯一的ですか?  不変的ですか?  永遠ですか?  米国のブッシュ大統領が、四年後に当選することができなければ、滑り落ちて、いなくなってしまいます。

 絶対、唯一、不変、友達の生命としてつくられたものが、何なのでしょうか? それが、何でなければならないのかというのです。知識でもなく、それから権力でもなく、それから何ですか?  お金でもありませ ん。
 おじいさんが、お金持ちになったからといって、孫が、「ああ、おじいさんが、絶対、唯一、不変的財閥であるので、私も絶対、唯一、不変的財閥である。」と言うことができますか?   ​そのように言うことができる素性を持ったものとは、何なのでしょうか?  それが、 愛というものなのです。​
 それでは、それは、どのような愛でしょうか?  今日における個人的な愛や、何らかの団体的な愛であるとか、または米国的な愛、愛国的な愛、国連に加入した百九十か国の、それぞれの国の伝統を中心とした愛など、いろいろな愛がありますが、すべて違います。 何ですか?  それでは、何を中心として、神様において絶対的であり、唯一、不変、永遠なのでしょうか? それは、何ですか?
 神様の絶対性というものは、お金や知識、権力で成されているものではありません。それは、何によってでしょうか? 愛です。どのような愛ですか?  真の愛です。真の愛とは、何でしょうか?  自分を中心とする愛ではありません。このことを知らなければなりません。
 それでは、どのような愛ですか?  自分のための愛は、すべてを滅ぼしてしまいます!  絶対的な神様も、愛が必要ありませんか、それとも必要ですか?  どちらですか?(「必要です。」)絶対的な神様も、愛が必要ありませんか、必要ですか? (「必要です。」)

 それでは、神様第一主義、神様絶対主義、神様唯一主義、神様不变主義、神様永遠主義を中心とした愛でなければなりませんか?
​しかし、そのようにしようとしても、神様は、お独りで残っておられます。神様一人しかいらっしゃらないので、愛は、神様お独りでは成し遂げることができません。​

​ 愛は、相対がいなければ成し遂げることができません。相対が愛をもたらしてくれるようになっているのであって、自分独りで愛を与えたり奪ったりすることはできません。分かりますか?  愛は、必ず相対を通して、主人の資格を得るのです。貴い言葉です。このことによって、歴史的な根本問題の解決が成されます。 しかし、神様が、”自分絶対主義”で、「唯一、不変、 永遠に、わたし(神様)を中心として愛しなさい!  愛しなさい!  愛しなさい!」とおっしゃれば、どのようになるでしょうか?  それが神様であっても、一大事でしょう? 神様が、埋められてしまいます。​
 また、そのようにしたのならば、神様の相対となる人が千人ならば、千人の人が神様の所に行って、一緒にくっついて喜ぶでしょうか?  喜びません。皆が、 神様の愛をすべて占領したい。」と思うのです。全員、そうでしょう?
 全員が喜ぶようにしようとすれば、神様ご自身も、 “わたしのために生きなさい”という愛では、そのよ うにすることはできません。すべて幸福にすることはできません。"すべての万物のために生きる愛”を主張せざるをえないというのです。

 ですから、ほかの人に対して、「わたしのために生き なさい。」と求める(利己的な)愛では、天下を滅ぼしてしまい、一塊になって、水中に沈んでしまうようになるのであって、飛んで行くことはできません。

 しかし、“ために生きようという愛を中心とすれば、どこにでも飛んで行くことができます。水の中に入って行くこともでき、高い天の頂に上がって行くこともできるのです。分かりますね?  そのことをはっきりと知らなければなりません。
 それゆえに、神様も愛が必要でいらっしゃるので、自らが愛の王になり、愛が永遠、唯一、不変であるためには、自分を中心とした愛を主張しては、そこに「理想」という言葉は成立できません。
 そのような愛では、自分独りで喜ぶことはできるかもしれませんが、そこには、相対とともに、全体が喜ぶことができるものがありません。ですから、知恵の王であられる神様は、創造当時に、この問題を根本的に解決せざるをえなかったのです。
 その解決は、自分のための被造世界ではない、ということです。それでは、だれのためでしょうか?  アダムとエバのための被造世界なのです。そうして、神様は、そこに、ために生きる主人をつくっておかれたのです。それがアダムとエバです。 ですから、アダムとエバがために生きることができるように、神様が力を加えて成長するようにされ、ために生きることができる主人の立場を定着させるのが祝福という場です。分かりますか?  祝福です! それは、理論的に合うのです。観念ではありません。
 ですから、神様の真の愛は何かというと、自分のためにあるのではなく、「わたしが、このようにすることによって、大勢の人の前で誇り、称賛される。」というようなものではありません。称賛されて喜べば、それで終わるのです。三百六十度、称賛されて……。 これが、すべて三百六十度でしょう?(板書されながら)これが、八段階です。三百六十度です。三百六十度、称賛されれば、また、称賛されようとしても、されるものがありません。

 それから、三百六十度、すべて称賛されて埋まってしまえば、その次からは、埋めるものがありません。 それで終わるというのです。
 ですから、神様は、投入して忘れられるのです。一 度から三百六十度になり、また忘れてしまい、また始められるのです。一周回ったので、「ああ、一周回った。」 ということを覚えています。忘れていないのです。 (世元)博士も、蕩減期間があるということを知らなければなりません。

 それゆえに、歴史は、変遷とともに、発展とともに転換するのです。それを知らずにいます。蕩減法則が、そうです。歴史的な発展法則を適用し、それから、発展ばかりするのではありません。引っ繰り返して、方向が変わらなければならないのです。そうでしょう?  八段階を、このように行くのですが、転換していく のです。転換できなくてもいけないのであり、転換ばかりしてもいけないのであり、発展ばかりしてもいけません。それは、蕩減歴史を知らないというのです。 皆さんは、蕩減したというのですが、蕩減を知らないではないですか?  いつ蕩減しましたか?
 蘇生、長成、個人時代蕩減、家庭時代蕩減、氏族的、民族的蕩減とは、何ですか? それは、世界史的な、宇宙史的な基準を中心として、個人を否定し、第二個人として出発することができる基準を立てていって 初めて主張できるのであって、それなくして主張するのは間抜けです。
 それでは、“私”というものを捜し出したのですか?  あなたたちは、“私”を捜し出しましたか?  “私”とは、だれですか?  神様の息子です。どのような者が、神様の息子ですか?  神様のように、 に、ために生きなければなりません。それは、何を中心としてでしょうか?  愛を中心としてです。
 神様は、絶対、唯一、不変、永遠であられるので、私も、神様のように絶対的であり、唯一、不变、 永遠の愛を持って暮らすということです。
 それでは、ハドソン川に行って、水をトラック百台分くみ上げたからといって、その水がなくなります か?  その分、ぽかんと穴が開くでしょうか?  ぽかんと穴が開いて、すき間ができますか、できませんか?  水は、水平になる(均衡を保つ)ので、すぐに、そのすき間を埋めてしまいます。

 この北米に肥料工場をつくって、(空気中の窒素を使って)アンモニアを製造しても、それで空気がなくなるのではありません。世界の空気が、その不足分をすべて埋めるのです。
 ですから、“私”が他のために投入しても、それで“私”がなくなってしまうのではありません。この宇宙の力によって、背後のもっと大きな宇宙が、私を中心として、「おお、文総裁が、(他のために生きるこ とによって)与えて穴が大きくなったので、世界の空気よ、集まりなさい。」と言って、台風が吹くようになるのです。
 ところが、サタン世界は、それでは大変なことになるので、壁を作り、軍隊をつくり、「文総裁を片付けてしまわなければならない。」と言って、CIA(米国中 央情報局)、KGB (旧ソ連の国家保安委員会)まで動員しましたが、それでもできなかったというのです。 もっと大きな自然の力が、「うー!」と言って、押し寄せてくるのです。
 さあ、そのようにして、与えて忘れてしまったからといって、損害を被るでしょうか、利益を得るでしょうか?  わたしのポケットがこのくらいなので、このくらい与えて、「ふうっ。」と吹けば、空気が来て、さっと埋めるのです。
 また、もっとこのくらい与えて、これが空けば、自然の力が来て、その空いた部分を埋めてくれるのです。どんどん大きくなります。
 ですから、このようにして滅ぶことがないので、レ バレンド・ムーンは、歴史時代のだれよりも迫害と反対を受けながらも、滅びません。旧ソ連も凌駕することができず、サタンも凌駕することができず、神様も凌駕することができず、レバレンド・ムーンにお願い せざるをえないのです。「ノーメン」ですか、「アーメン」ですか? (「アーメン。」)理解していることは理解しているのですね。(笑い)(「はい。」)
 神様においても、不可避的に、どのようなコンセプト(概念)が先に生じるのかというと、ために生きる愛を天理として立てなければ、この宇宙の相対、ペア・システムが、すべて壊れてしまうのです。 鉱物世界もプラスイオン、マイナスイオンがあり、植物世界も雄しべと雌しべ、動物世界も雄と雌、世界も男性と女性、天と地も、心と体が一つ、ペア・システムです。言ってみてください。ペア・システム。(「ペア・システム。」)

 宇宙は、すべてペア・システムになっているというのです。すべてペアです。目が一つであったときには、 視力が一・二でも、二つの目で一つのものを見てみれば、どれほどはっきり見えるでしょうか?  少しずれても、このようにずれます。
 空気も、このようになれば、病気になります。鼻の穴が詰まれば、風邪を引くでしょう?  言葉も、唇が三ミリだけずれても、話すことができません。
 手も、右手が良いからといって、いくらこのようにても、左手がなければ、音が鳴りますか?  これが、このようになれば……。(拍手される)ですから、相対がいてこそ、音が鳴り、調和が成されます。

 さあ、今からは、心と体が統一されますか、されませんか?  ”統一された”と信じていますが、統一されていますか、されていませんか?

 いつのことであったか、ベルベディアで、お父様が尋ねてみたときに「ああ、統一は問題ありません。」 と言っていたのです。問題がないのではありません。大きな問題です。世界、天地を統一することよりも、もっと難しいのです。
 神様は、そのような一人に出会うことができなかったので、今まで苦労されたのです。そのような怪しげな版図の世の中に、このようなことを知ったレバレンド・ムーンが現れたので、世の中には希望があります。

 UTS(統一神学大学院)を卒業しても、「私は、UTSを卒業した。」と言って、誇ってはいけないというのです。わたしは、天の国の大学院の博士課程を修めたのに、誇ってみることができませんでした。神様も、誇ってみることができなかったのに、誇るのですか?  この者たち。
 さあ、今から最も重要なことは、心と体の統一です。ご飯を食べることよりも貴く、眠ることよりも貴く、 愛することよりも貴いことが、心と体の統一です。分かりますか?
 ご飯を食べることができなくても、これ(心と体の統一)をしなければならず、眠ることができなくても これをしなければならず、愛するすべての家族を失ってしまっても、これをしなければなりません。
 愛することができる世界、天地、神様まで失ってしまっても、これをしておけば、神様は、南極を経て、北極にまで巡り巡られ、外から中に入って来られて、いくら困難なものでも、すべて崩して、自分の所まで訪ねて来られるのです。

 そして、この中央から地球に巡り巡って、天の国の王宮まで入って行くことができるのです。神様について行くことができるというのです。
 既成教会の長老や牧師になったからといって、「統一教会は異端だ。」と言っています。メシヤは、博士の王のような立場であるのに、幼稚園も出ていない者たちが、"文総裁が何だ。偽博士だ。殺してしまえ。天の国の理想圏をすべて破壊したので、これほどの悪党はいない。”と考えているのです。
 この米国が、わたしの怨讐になっています。キリスト教ゆえに、わたしが、この国に来て苦労しているのです。神様がかわいそうなので、わたしが、ここに来て……。
 わたしは、米国人や米国に、一度も世話になっていません。三十四年間になりますが、わたしがお金を持って来て使い、人も米国を協助し、人力、財力、すべてのもの、愛、すべて米国に施しました。ワシントン・タイムズを、監獄に行って、つくりました。共産党も、監獄で屈伏させました。今、サタンまでも、この米国に来て、屈伏させたのです。
 米国が第二イスラエルなので、わたしが、第二イスラエルの頭(かしら)にならなければなりません。わたしは米国人に、米国を愛する人の後に従っては行きません。わたしについて来なさい、というのです。分かりますね?
 それは、米国の男性と女性を再整備するためです。それは、うそですか、事実ですか?  事実ですか、違いますか? (「事実です。」)ここに来た、すべての観客の皆さん。お父様のみ言は、正しいですか、正しくないですか?(「正しいです。」)
 いつ、それを意識して暮らしていますか?  そのようにしていくと、習慣になり、かわいそうな人がいれば、自分の財布の中にあるお金を、すべてはたいて上げ、何もなくなってしまって、しかたなく夕食をもらうようになれば、そのときには、"十倍以上にして、返してあげる。”と、考えるのです。
 それで、門前に行って、「(わたしは、)通りすがりの客である。」と言えば、「夕食を下さい。」と言わなくても、夕食を準備して、「召し上がってから行きなさい。」と言ってくれるのです。それが何のことか、分かりますか?  天が知っています。そのようなことがいくらでもあります。


 あなたたちが、一銭も助けてくれなくても、お金がなくても、わたしは仕事をしています。去年より今年、十倍使えば、”十倍以上やる。”と思い、それでも足らないときは、神様が責任を持ってくださるのです。

 このままでは、米国の人たちは、どのようになるでしょうか? 世話になった人は、負債を返さなければなりません。分かりますか? (「はい。」)負債を負った人は、負債を返さなければならないのです。



​<3/3に続く>​

Family 2002.5 32

 尹(世元)博士も、そうです。教授職をしたからと いって、尹氏内において、まず僕と同じ立場に下りて いくのです。最初は、僕です。そうして、八段階の道理の法則を通して、僕から養子、庶子、子女の立場に上がっていくのです。そのようにしようとすれば、すべてが歓迎しなければなりません。橋を架けなければなりません。はしごを架けなければなりません。それゆえに、個人完成するためには、家庭において試験し、家庭のためにすべてを投入し、その家庭が、すべて自分に従って来るようになるとき、自分は家庭の中心の位置に行くのです。そうすれば、おじいさん も、父母も、そのような自分を先頭に立ててくれるのです。そうですか、そうではありませんか?(「そう です。」)
 それで、そこにおいて、家庭がそのようになれば、氏族、一族を中心として、一番端に行って、家庭から氏族まで愛しながら、水平線をつくらなければなりません。そして、その全体が、一方に偏らずに回っていってこそ、自分の中心の位置と中央とを合わせて、中心の位置に接ぎ木し、ここで、縦横を垂直に合わせた所から上がっていって、発展するのです。
 ですから、はしごを架けて、これが個人から氏族、端から中央まで経ていかなければならないのです。蕩減法が、分かりましたね? (「はい。」)それは、金氏 なら金氏の氏族を復帰しなさい、ということです。




一休さんのような機知(トンチ)ではありません。
奇知=人とは異なる知恵
すなわち神様の知恵
世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。
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