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2024.10.31
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摂理観から見た韓国、日本、アメリカの位置づけ

2002年5月21日にアメリカ、ワシントン・タイムズ創刊20周年を迎えて、ワシントンのシェラトン・ナショナル・ホテルで開催された3か国(韓国、日本、アメリカ)の指導者会議の際に真のご父母様が語られたみ言である。


 高名なる韓国・日本・アメリカの3か国の最高指導者、そして紳士淑女の皆様! 皆様がアメリカの首都ワシントンD.C.に来られたことを心から歓迎いたします。

 韓国と日本、そしてアメリカは太平洋圏の国家です。そして韓国と日本は、隣国であるだけでなく、アメリカと同盟関係を結んでいます。ですから、3か国が内外に連結した共同目標をもっています。今私たちは21世紀に入っており、この21世紀は太平洋時代と呼ぱれています。

 言うまでもなく、太平洋時代は韓国・日本・アメリカの3か国によって主導されるでしょう。それだけでなく、世界はこれら国家のモデルに従おうとするでしょう。しかし指導的な立場には、自動的に立ちうるわけではありません。その場には関連諸国の互いの強力な連関性を土台として立ちうるのであり、特別に指導者レベルでの相互連関が絶対的に必要です。それゆえ、皆様がすべて韓国・日本・アメリカの3か国会議を通じて緊迫した当面の問題を論議すると同時に、互いの友誼を固く結ぶことで、新しい21世紀を開拓することのできる基盤を整えてくださるようお願いします。

 3か国の指導者の皆様、私は、この会議に参加するために6千マイルもする遠方からこの場を訪ねてこられた代表たちをはじめとした、すべての参加者たちに儀礼的な挨拶をしようと、壇上に立ったわけではありません。神と一心・一体・一念により生きてきた私の経験によれば、神は歴史と現実の中に生きて働かれるかたです。そのような観点から韓国と日本、そしてアメリカの位置付けを知ることはとても重要なことです。

 神の創造理想は、アダムとエバが、神の真の愛によって真の人として完成し、真の父母となって真の家庭を築くことでした。その真の家庭を始原として、人類は真の社会、国家、世界、天宙へと繁殖しながら、地上天国と天上天国を建設するようになっていました。ところが不幸にも、アダムとエバは未完成の段階で天使長の偽りの愛によって堕落してしまいました。ですから、真の父母になることができず、偽りの父母となったアダムとエバが築いた人類の最初の家庭で、兄のカインが弟のアベルを殺害するという罪悪の実が結ばれました。

 本然の創造目的を回復しようとされる神は、第二のアダムである救世主をこの地に送って摂理なさるようになりました。その摂理のための最初の足場がユダヤ教とイスラエルの国でした。その基台の上にイエス様が救世主として来られました。イエス様は真の父母と真の家庭の理想をイスラエルの国で成し遂げ、全世界に伝播するために来られたのです。しかし、イエス様をメシヤと悟ることができなかったユダヤ教とイスラエルの国から不信されました。

 あげくの果てには、その不信が極みに達し、イエス様は再臨を約束しながら、十字架の道に行ってしまいました。復活したイエス様は、霊的に第二イスラエルであるキリスト教の基盤を世界的に築きました。その世界的なキリスト教の基盤は、第三アダムとして来られる再臨主を迎えるためのものです。

 アメリカは全キリスト教を代表する第二イスラエルの長子国家です。アメリカの建国の祖たちの信仰も、建国の精神も、すべてキリスト教に由来しています。アメリカが短い歴史の中で世界を指導する強盛な国になりえたのは、再臨主として来る第三アダムのみ旨に従うことができるようにするための神の摂理によるものでした。

 第二次世界大戦のとき、アメリカとイギリス、そしてフランスを中心とした連合国が、日本とドイツ、そしてイタリアを中心とした枢軸国に勝ち、キリスト教の基盤を極大化したことや、韓半島にキリスト教を宣教した国がアメリカだった点、そして第三イスラエルである韓国を防衛するためにアメリカが国連の旗の下で16か国の派遣軍と一つになり、犠牲的な支援をした点などは、すべて神の摂理の中で成就したことです。



 世界のキリスト教が責任を果たすことができないことによって、エバ国家になるべきだったイギリスの代わりに日本が選ばれました。事実、神の摂理的な中心であるキリスト教と程遠い天照大神を奉ってきた日本は、特別な恩恵でなければ、絶対に選ばれることができなかったのです。ですから、日本が本来の責任を果たすようにお願いします。

 ところで神が送られた救世主は、どうしてその都度不信に遭ったのでしょうか。堕落で築かれた悪主権の世界であるため、善の実体を歓迎することができなかったのです。それを心配された神は、イスラエル選民とユダヤ教を立て、イエス様を迎えるように準備なさったのであり、また世界的なキリスト教の基盤を築いて再臨主を迎えるよう準備されたのです。ところが第一イスラエルと第二イスラエルの摂理に対する無知と彼ら白身を中心とした考えのために、イエス様が苦難に遭い、再臨主も苦難に遭ったのです。

 メシヤが雲に乗って来るものと理解していたユダヤ教徒たちの前にイエス様が人として現れたので、信じることができなかったのです。 ヨハネによる第二の手紙7節 で、イエス・キリストが肉体で臨んだことを否認する者を反キリストと指摘しているのを見ると、ユダヤ教徒が旧約聖書を誤って解釈してメシヤを殺したという事実を知ることができます。

 そして聖書は両面性をもって預言されているということを知らなければなりません。なぜかというと、堕落した人間は気まぐれで不確かであるからです。神と一つになった人が背を向けてサタンと組んで、神を滅ぼし、サタンと組んでいた人が神の前へ戻ってきて、サタンを滅ぼすというのです。

旧約聖書のイザヤ書9章、11章、60章 の3つの章を見ると、救世主が栄光の主として来ることを述べていますが、 53章 では苦難に遭うことを預言しています。ところが、ユダヤ人たちがイエス様を信じて迎えることができず、 イザヤ書53章 の預言が成就したので、信仰によって成就されるべき預言は延長され、再臨の時に当てはまるようになるという事実を知らなければなりません。

 新約聖書も旧約聖書と同様にメシヤの再臨について、蕩減復帰の原則に従って両面性をもって預言されています。 ヨハネの黙示録1章7節 を見ると、再臨するメシヤは間違いなく雲に乗ってくるとあります。しかし、 テサロニケ人への第一の手紙5章2節 を見ると、 「主の日は盗人が夜くるように来る」 と記されています。再臨主が雲に乗って来るというのに、その日が盗人のように来るということがありうるでしょうか。今日のキリスト教徒は、再臨主が雲に乗って来ることは信じていますが、その日が盗人のように来るということは信じません。

 それゆえ私たちは賢くなければなりません。旧約時代の実情から推察してみても、再臨主が雲に乗って来ることもありうるし、人として来ることもありうるということを私たちは知らなければなりません。ユダヤ民族が待ちこがれたメシヤを神が送られたにもかかわらず、どうして彼らがメシヤを殺したのかを知らなければなりません。

 旧約聖書のマラキ書は新約聖書のヨハネの黙示録に該当します。 マラキ書4章5節以下 を見ると、 「見よ、主の大いなる恐るべき日が来る前に、わたしは預言者エリヤをあなたがたにつかわす。彼は父の心をその子供たちに向けさせ、子供たちの心をその父に向けさせる」 と預言されています。

 エリヤはイエス様が来られる900年前の人物で、火の車に乗って昇天した人です。ユダヤの人々は、火の車に乗っていったエリヤが、そのままの姿で来るものと信じていましたが、エリヤが来たという話もなしにイエス様自らがメシヤであると宣布したのです。ですから、イエス様の弟子たちは人々から ​「あなたがたの先生がメシヤならば、エリヤはどこにいるのか?」​ と質問されて、イエス様にその問題について尋ねた場面が、 マタイによる福音書17章10節 に記録されています。

「弟子たちはイエスにお尋ねして言った、「いったい、律法学者たちは、なぜ、エリヤが先に来るはずだと言っているのですか」。答えて言われた、「確かに、エリヤがきて、万事を元どおりに改めるであろう。しかし、あなたがたに言っておく。エリヤはすでにきたのだ。しかし人々は彼を認めず、自分かってに彼をあしらった」」 とあります。そして 「そのとき、弟子たちは、イエスがバプテスマのヨハネのことを言われたのだと悟った」 と記されているのです。ところが他の者たちは、イエス様が洗礼ヨハネをエリヤと言ったのは、イエス様自らがメシヤを装うためのものだと非難しました。さらに、彼らはイエス様をユダヤ教とイスラエルの国を滅ぼす傀首であると言い、ベルゼプルに憑かれた者と決め付けてしまいました。

 それと共にイスラエル民族が信じていた観点とイエス様を送られた神のみ旨は違いました。この地上に神のみ旨を成し遂げるために送られたメシヤが、ユダヤ教徒が従うことができなかったことによって、死ぬことになった恨めしい歴史があったという事実を知らなければなりません。実際に、神のみ旨はイエス様を通して、ユダヤ教とイスラエルの国を超えてすべての世の中を救うことでした。ところが、地上で待っていた希望と天で成し遂げようとしたみ旨が食い違うようになりました。

 再び来られる主の場合も同じです。キリスト教が再臨主のために準備した基台は、自分たちだけを救うことがすべてでした。しかし、再臨主は、神の願う、世界と万民の救い、さらには創造本然の理想世界の成就のために来られるのです。その理想世界というのは、宗教圏だけの世界ではありません。再臨主は、堕落と関係がなく、宗教が必要のない、真の愛と真の父母の世界を築くために来られるのです。

 創造主である神の根本は真の愛です。真の愛というのは与えてまた与えても記憶しない、「為他的」な愛です。その真の愛で天国を建設しようとする神のみ旨を成就するために、私は生涯を投入して施しながら生きてきました。摂理の中心国家である韓国と日本、そしてアメリカの3か国は、平和の理想世界を築くにおいて、模範となるべき位置にあります。これら国家が天道に従って、世界と全体のために施すとき、神の祝福を受けて、繁栄することができるでしょう。もし自国の利益ばかりを追求するならば、摂理において中心の立場を守ることができず、現在もっているものも失うようになるでしょう。



 第一に、今晩、ワシントン・タイムズの創刊20周年祝賀パーティーを催していますが、どうしてワシントン・タイムズを創刊したかということです。この20年間に途方もない財を投じました。ある政治的な目的があったわけでは絶対にありません。神の摂理において中心国家であるアメリカが、救世の理念をもって世界を指導する立場に立ちうることを希望して創刊しました。アメリカが享受している政治・経済・軍事的な強国としての祝福は、アメリカだけのためのものではありません。「神の下の一つの国」を築く理想が建国のスローガンだったとすれば、今からは「神の下の一つの天宙」を指向しなければなりません。

 第二に、宗教間の対話と和合が、平和世界を健設するにおいて決定的な条件です。あらゆる宗教はそれぞれ信仰の儀式と教理は異なるとしても、善を指向する根本的な教えは同じです。そして、すべての宗教の出発は、人間の霊的な無知を打開するための神の摂理的な一環として、様々な文化圏の背景に従って多様に始まりました。ところが今からは、家庭の理想を通した平和理想世界の実現というモットーを中心として、皆が出会いをなさなければなりません。私が世界平和超宗教超国家連合、超NGOであるワンゴ(WANGO : World Associationof Non-Governmental Organizations)、そしてアメリカで真の家庭運動を主導しているアメリカ聖職者連合などを創設したのも、そのような出会いのための一環です。この40年の間、私が創設した統一教会の予算より10倍以上の経費を超教派超宗教運動に投じてきたのも、そのような神のみ旨を知ったためです。

 第三に、人種間の葛藤を解消し、すべての人種が神の下の兄弟姉妹として一つに結ばれる地球村大家族の世界を指向してきました。五色人種は皆、等しく平等な神の子女たちです。カラーや歴史的な背景に従って優劣をつけることのできる基準はありません。ですから、神を中心とした祝福結婚を通して超人種的に真の家庭の理想を実現するのが、一つの世界を創建していく近道です。それを見抜いた私は、1960年代以降に人種と国境を超越して「交叉結婚」を主導してきました。今後、世界が狭まるにつれて、国際祝福の価値がより一層光り輝くようになるでしょう。

 今この機会に、3か国の関係について摂理的な側面から探ってみようと思います。人類歴史は神の救いの摂理歴史であり、その救いの摂理というのは失ったものを取り戻す復帰摂理です。したがって、エデンの園で堕落したアダムとエバ、そして天使長の関係と、アダムの家庭の最初の結実だったカインとアベルの関係が世界的に拡張されたものが、韓国と日本の関係と、アメリカと世界の関係なのです。6千年の歴史を総蕩減する「終りの日」に繰り広げられる国際関係を、摂理的な次元で理解することができなければなりません。日本は伝統的に女性神である天照大神を祭ってきた国です。ですから、今回の会議に日本からは女性国家の代表として男性指導者たちが参加し、韓国とアメリカからは主に女性たちが参加しました。

 摂理的に、韓国はアダム国家であり、父の国であるため、韓国の女性指導者たちは韓国を代表する私の妹のような立場で、神のみ旨のために精誠を尽くさなければなりません。そしてキリスト教は、来られる主の新婦のような立場にあります。したがって、キリスト教の代表国家であるアメリカの女性たちは、再臨の摂理において新婦の使命を果たさなければなりません。また、日本は堕落したエバの立場を蕩減するために、母の国としての使命を引き受けなければなりません。

 さらには、韓国・日本・アメリカの3か国が中心となって平和世界を建設していくためには、一家族のようにならなけれぱなりません。ですから、その3か国が怨讐の関係だった旧怨を洗い流し、一つになる道は、韓国と日本、日本とアメリカの若者たちが「交叉結婚」をすることです。ですから、お互いの国の人々の間で血縁的な関係が結ばれれば、真の愛を中心として平和世界を建設するにあたってのモデルになることができます。私はそのような神のみ旨を知ったので、韓国と日本、日本とアメリカの若者たちを一つに結ぶ国際的な「交叉結婚」を主導してきたのです。

 先ほどもお話ししましたが、アメリカは第二イスラエル圏の長子国家として天の父母に侍るにおいて、先鋒に立つことができなければならず、世界の兄弟国家を助け、率いてあげるべき使命をもっています。ですから、アメリカの女性たちの使命は大きく貴いということを申し上げます。

 私は今回の会議を通して、皆様が、人類の未来に影響を及ぼしうる広範な主題に関して、より深くて真剣な討議とともに共通した合意点に到達されるようお願いします。併せて、皆様がここワシントンD.C.で3日間共に過ごす期間が、心の深い所から友誼を増進させうる機会となるよう願うものです。

 この集いは、3か国の指導者たちが中心となって21世紀のための新しい基礎を固める契機となるでしょう。ですから、多様な分野で持続的に議論、協力し、連帯を強化させうるよう3か国の新しい協同体が誕生することを期待します。

 紳士淑女の皆様! このような韓国、日本、アメリカを中心とした3か国の連帯のための新しい活動は、世界的な次元の平和と奉仕の文化を創建するという目標を達成するために続けられることでしょう。そして、その目標は必ずや達成されることでしょう。今後、皆様と共に始めるこの会議が、アジアと世界を率いる集いに成長するよう願うものです。皆様に神の加護が共にあることを願ってやみません。




一休さんのような機知(トンチ)ではありません。
奇知=人とは異なる知恵
すなわち神様の知恵
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Last updated  2024.10.31 06:03:35
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